Act 96 『必要なもの』

 先日、日記でジャンプのネタバレフェスティバルをやったんですが、かなりネタバレの配慮に欠けていたので、独立してやっていこうと思い立ちました。で、何を語ろうかと思った際に、語り甲斐のあるバキとジョジョの二択に思ったんですが、タイミング良くジョジョが新展開だったのでジョジョに決めました。一応日記でも一言コメントは続けて行くつもりですが、此処を見付けた方は此処もさり気なく宜しくお願いします。

 そんなワケで、今週のジョジョ。

 こうやってやる気満々で始めたと思ったら、いきなり扉で『ザ・ニュー神父!!』
 ちょっと待て
 この漫画、何でページを捲った瞬間にハイテンションなんだろう。

 緑色の赤ん坊と融合したらしい神父様。
 見た目が凄いパワーアップ。見た目が、って言うか毛が
 顔中毛だらけ、斜めに毛が横切ったりしてます。そして肩には★。
 何て言うんだろう、その…緑色の赤ん坊+神父様って感じ。や、まぁ、そのままなんだけど。
看守『髪が伸びましたね』
 、っていう次元じゃないだろ。
 取り敢えず、後ろ髪の垂らし具合が格好良いかな。
 ところで、セリフを模写する時は、Story上意図的な意味が無い限り、私なりに漢字変換をさせて貰います。

 で。
 此処までのキーアイテムだった承太郎DISCに残された、DIOのメモが明らかに。

・必要なものは『私のスタンド』である。『ザ・ワールド』。我がスタンドの先にあるものこそが、人間が更に先に進むべき道なのである。
・必要なものは信頼出来る友である。彼は欲望をコントロール出来る人間でなくてはならない。権力欲や名誉欲、金欲・色欲の無い人間で、彼は人の法よりも神の法を尊ぶ人間でなくてはならない。いつかそのような者にこのDIOが出会えるだろうか?
・必要なものは『極罪を犯した36名以上の魂』である。罪人の魂には強い力があるからである。
・必要なものは『14の言葉』である。らせん階段、カブト虫、廃墟の街、イチジクのタルト、カブト虫、ドロローサへの道、カブト虫、特異点、ジョット、天使、紫陽花、カブト虫、特異点、秘密の皇帝。私自身を忘れないように、この言葉を私のスタンドそのものに傷として刻みつけておこう。
・必要なものは『勇気』である。私はスタンドを一度捨て去る『勇気』を持たなければならない。朽ちていく私のスタンドは、36の罪人の魂を集めて吸収。そこから『新しいもの』を生み出すであろう。「生まれたもの」は目醒める。信頼出来る友が発する14の言葉に知性を示して…。『友』は私を信頼し、私は『友』になる。
・最後に必要なものは場所である。北緯28度24分、西経80度36分へ行き…。次の「新月」の時を待て…。それが『天国の時』であろう……。

 必要なもの多いなあ。
 って言うか普通揃わん。

 ちょっと推測していきましょうか。

 『ザ・ワールド』に関しては、緑色の赤ん坊でカバーした事になるんでしょうか。後の『一度捨て去る勇気』と『朽ちていく』のくだりは、緑色の赤ん坊が誕生する時に懲罰棟で、水死体連中を植物化して取り込んで見えますし。
 『信頼出来る友』は神父様だから問題無し。
 次の『14の言葉』ですが、これは荒木先生が映画『AI』のネタを真似ただけっぽく感じるので、特に単語の意味を考える必要は無い様に思います。『カブト虫』がやたら多い事と、他の単語と毛色の違う『イチジクのタルト』が気になりますが。
 必要な場所ですが、Google様で検索してみるとどうやら『ケープカナベラル』らしいです。『ケープカナベラル』と言えば『宇宙センター』ですが…、『天国』=『宇宙』とか………いや、まさか。『マーブルスーパーヒーローズ』の磁界王よろしく、『月に新しい楽園を創る』とかそんなオチじゃ無いと良いんですがね。ああ、やべえ、不吉ですよ、おっかねえ。

 で、そのDISCを観ていた徐倫。
徐倫「ヒマ過ぎるからヘソにピアス開けたわ
 どんな女だ。

 んで、何だかヘタレなエンポリオは置いといて、出てきました新手のスタンド使い。
 エンポリオ曰く、『きっとスタンドを封じ込める能力を持った真の看守』らしいんですが、見た目は何だかへにょへにょな服を着た女性。久しぶりに『ああ、此処は『女子囚監』だったんだ』、とか思わされたり。

 神父様の事も承太郎DISCも気になりますが、来週以降はこの『真の看守』とのバトルですね。

 何て言うか、アレです、5部のディアボロ一戦目(納骨堂戦)の後の気分。ティッツァーノとか出てきた時の。
 ボスに迫ったのに、またやり直しかよ、みたいな。
 あの時は、スクアーロ&ティッツ、カルネ、チョコラータ&セッコと戦った後に、レイクエムのゴタゴタを経て最終バトル(っていうか虐め)に入りましたし、今回もまた色々と敵が出てきそうな予感。
 この期に及んで『天国』を目指す第三者とかが介入してくるとは思えないので、神父様が『水族館の外』にも手札を持っているのでしょうが、さてどうなる事か…


Act 97 『3つまで』

 睫毛を弄りながら自己紹介始める看守(以降ミューミュー)。
 とってもいい人。
 で、徐倫。

徐倫「今後、脱獄なんて…そんな予定は無い…。今する

 沸点の低い娘です。
 いきなりストーン・フリーをかますも、鉄格子に入り込んだ(?)敵スタンド『ジェイル・ハウス・ロック』に防がれてお終い。
 親切に『もう一度』されてるのに、またブン殴る徐倫。アホですか。

 まァ、徐倫はどうでも良いんですけど、アレです。

 祝!グェス再登場!

 ミューミューの能力に捕らわれて、気が付いたら自分の(水族館の)部屋に戻っていた徐倫の前に、湿地帯の一件以来にグェスの姿が!何かクロスワードパズルとかやってます。これは可愛い
 それに対して徐倫は『寄こせ欲張り!』とか馬鹿みたいに怒ってるし。本当に承太郎の娘なんだろうか。
 って言うか、あのファッションセンスでその下着は何だ

 で、気が付くと体中に楽書きだらけの徐倫。
 敵の能力は、『新しい事は3つまでしか覚えられない。4つめを覚えると最初の新しい3つ目を忘れる』と云う能力。
 それに対抗するために、覚えた事を身体に書いてたみたいです。
 あー成る程、メメント。

 やっぱりグェスはグェスで、昔より大分可愛いデザインになってるケド、ミューミューの事を『雌豚』呼ばわり。
 ミューミューの特徴を細かく教えてしまう所為で記憶が4に到着、また徐倫は『あれ?』みたいな。
 新しい事覚えれないの知ってるなら助けてやれよ、グェス…。

 って言うか、これはかなりヤバイスタンドなんじゃないでしょうか。
 新しい事が覚えられない以上、何時まで経ってもこのループの繰り返しです。
 何処かでこのループを断ち切る事をしないといけない、でもループしている事さえ覚えてないから断ち切りようが無い。
 徐倫単体では脱出不能、成る程確かにエンポリオの言う通り『スタンドを封じ込める』能力であると言えます。スタンド、っていうか対象の人生そのものを封じてる気がしますが。
 系統的には、『デス13』や『ヘブンズ・ドアー』、『アトム・ハート・ファーザー』の様な部類の、ハマれば逆転が困難な一方的攻撃型のスタンド、という事になるでしょうか。
 これらでの対決でもそうだった様に、ハマりから抜けるためには、対象者以外にもう1人くらい別角度から援護出来る人間が必要だと思います。花京院だとか、仗助の様な。
 今回の場合、徐倫が何時までもループをしているなら、それを援護したり、そのパターンを変える手助けをする人物が出て来るんじゃないでしょうか。
 今週の話を観ている限り、グェスは腫れ物を見る様な目で徐倫を見てるだけなので、グェスがその人物になる可能性は低いかな。
 となると、先週さっさと逃げ出した(と思う)エンポリオ。
 彼しか居ないと思うのですが、どうでしょうか。

 さて、その恐怖のスタンド使い『ミューミュー』の元ネタは多分『MIUMIU』。第6部はブランド名が続くなあ。


Act 98 『これだけ』

 大笑いのコントの回。

 久しぶりに黒人のでかいおばさんが出てきてますけど、徐倫がゴキブリ喰ってますけど、そんな事よりエンポリオ。

エンポリオ『お姉ちゃんに会いに行かないと!』 (1)

電気バチィッ! (2)

エンポリオ『水をこぼして漏電してるんだった(3)。コンセントを抜かないと(4)』
↓リセット
エンポリオ『お姉ちゃんに会わないと』 (1)

電気バチィッ! (2)

 馬鹿か

 逃げた癖にしっかりとミューミューの能力喰らってたのがウケます。
 しかもミューミュー自信もそれに気付いてないのがまた笑いを誘う。
 この能力喰らったワケじゃないから分かりませんが、普通これだけダメージを受けていたら『お姉ちゃんに会わないと』よりも『自分が死にそうだ』ってのを本能的に感じるじゃないですかね。いや、真面目に

エンポリオ『死にそうだ』 (1)

エンポリオ『水をこぼして漏電してるんだった(2)。コンセントを抜かないと(3)』

 で終わるんじゃないですか、ひとまずこのループ。

 っていうか、終わってくれないと先週の私の予想外れるし。
 徐倫を助けるも何も、エンポリオの方が先に死にます。

 それよりも、何気なく今週も出てるグェスの方が怪しいですね。実はグェスが協力してくれるのか?
 でもこんなところでグェスの借りを作った日には、『ベッドは私が下!』とかまた言われそうですが。
 そしたらオラオラですか〜?
 あ、ミュー2倒したら脱獄するから関係無いか。

 しかし、エンポリオが以前言っていたと思うんですが、この刑務所には結構な数のスタンド使いが居る模様。
 徐倫がミュー2をオラオラで再起不能にしたら、皆でワラワラ逃げ出したりはしないんでしょうか。
 それとも、やはりエンポリオが言っていた様に、一生逃げ続けたり武装した警官隊と戦う人生は御免だから此処で大人しくしているのかな。


Act 99 『追ってるのは…』

 シックスセンスのネタバレから始まる今週。
 徐倫ってば最高潮に馬鹿です。
 記憶出来ないとかどうとか抜きに、駄目だろ。

 余談ですが私はシックスセンスのオチに途中で気付いたんですが、最後まで気付かなかった人の割合ってどれ位なんだろう。アンブレイカブルの最後のオチには微塵にも気付きませんでしたが、あんな感じなのかな。

 っつか徐倫。徐倫よ。
 いきなり全身をヒモ化させて看守の背後にくっついてるケド、そんな真似出来るんだったらさっさとやってれば良いじゃないか。
 鉄格子の間をスルッと行くのなんか簡単じゃないかよ、とか思うのですが。それに、幾らヒモ化しても徐倫の『重さ』ってものがあるでしょうに、看守も気付け。

 それと、今回ミュー2の言っていた
『お前は「3つ」までしか記憶出来ないわけだから…例えば「4人の看守」が通路を走っていたとしたなら!お前に覚えられる看守の数は…「3人」までだ…、つまり『4人目の看守』は…!!お前の脳は記憶として受けつけていない!!』
 ってもの凄い『詭弁』に聞こえるんですけど。

 いや、成る程確かに3つが限界なら3人までしか頭に入らないのは分かります。
 ですが、『光景』として1つなら4つの物体は目に入るだろうし…1つ1つの物体をそれぞれ別認識するにしても、『4つ目を覚えると1つ目を忘れる』のだから、4人目は視界に入って1人目を忘れる、の繰り返しだと思うんですけど。
 つまりは、1人目認識、2人目認識、3人目認識、4人目認識、1人目忘れて、1人目認識、2人目忘れて、2人目認識、3人目忘れて…みたいな。
 ミュー2の言っている事は、『3つ覚えたらそれが限界』という能力でなければ成立しない気がするのですが。

 まァ、ジョジョでこんな事を突っ込んでいても始まらないので、突っ込み放題突っ込んで放置プレイですけど。

 それとやっと看守姿になったミュー2。
 エンポリオのパソコンにデータが―――って25歳!?嘘言え!

 取り敢えず来週は徐倫&エンポリオの大ボケ組vsミュー2。
 記憶を封じるミュー2のスタンドがどんな攻撃をするのか楽しみですが、ボケたままの2人がどうやってミュー2を倒すのかも楽しみです。

アナスイ『2人の脳を直結!覚えれる事が6つに!!』
 駄目予想。


Act 100 『同時に!』

 いきなり徐倫も感電。
 このまま2人で感電ループしてしまうと第6部も終わってしまうところでした。

 ガトーショコラ。
 何でそんなものがエンポリオのトコロに有るんですかね。
 やはりガトーショコラの幽霊?
 意外と良い暮らししてるじゃないのさ。

エンポリオ『僕はお姉ちゃんに会いに行くんだった!すぐに行かなくちゃ!急ぐんだ!僕は徐倫おねえちゃんに伝えなくてはならない事があるッ!』
徐倫『そう…気をつけてねエンポリオ』

 え!?徐倫マジボケ!?
 これ別にミュー2の能力関係無いと思うんですけど。

 どうでも良いですけど、戦ってない時の徐倫はそれなりに可愛いと思います。
 これで叫んだりしなかったりかなり好きなんですが、どうしてもこの娘さんはすぐに叫ぶんですよ。大ゴマで。
 今回もエンポリオが撃たれて

徐倫『てめ―――は絶対に許さねえ―――ッッ

 ジョースターの血統にしても怒り過ぎだと思うんですが。

 今までの徐倫の叫び。

なんだってぇぇぇぇ―――
『待てェェェェェ―――ッ』
『どこへ行くッ!待つんだァ!きさまああああああああ
『なんだとおおおおおおおお』
『こんな事があああああああ!』
『離しやがれェェェェェ看守きさまあああああああああ
おああああああああああああああああああああ

 素敵ですね。

 そして被弾したエンポリオ。何だか死ぬ気満々のセリフを口にしていますが、これで死んだら何しに出てきたのか分からないのでまだ死なないでしょう。
 別に心臓に当たってるワケでも無いみたいですし。
 とか思わせておいて、こういう単純なところで死者が出るのがジョジョだから油断ならねえです。

 戻って徐倫ですが、ミュー2の銃攻撃を『1つのもの』として認識する事で捌くのに成功。
 やっぱり、映像を1つとして捕らえる事が出来ればオブジェクトに記憶の数を費やさずに済むみたいです。
 尤も、問題は『エンポリオの報いを』『ミュー2が敵』『銃』として3つ認識しているので、これ以上何かが起きるとヤバイと思うんですが。

 でミュー2。楽しみにしていた割に攻撃手段が『銃』ってのにはちょっとガッカリしました。
 まァ確かに効率的ではありますが…


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