管理人周り語録:ま行
分類:元祖溜めキャラ
レバー後ろ溜め前で飛び道具『ソニックブーム』、レバー下溜め上で対空技『サマーソルトキック』といった2つの必殺技を有するガイルが、レバーを斜め後ろ下に入れたまま待機し、間合いが遠ければソニックブームを撃ち、飛んできたらサマーソルトキックで打ち落とす、といった後の先に徹する戦法を採る事。もしくは、そうしたガイルを指す言葉。
似た様な性能を持つキャラで、同様の事を行う場合にも『待ちガイル』とされる。
この『待ち』の戦法こそ、初代『SF2』に於いてガイルを最強たらしめた理由の1つと言われており、格闘ゲームブームの初期、概ね同様の戦法で戦えるキャラは強キャラとされ、重量級キャラの天敵とされる事が多かった。
今でこそ同様の戦法の相手と戦っても、切り崩す手段や救済策が用意されている事が多いが、タイトルやキャラの相性によってはどうしようもないケースも存在している。
尚、初代『SF2』では、至近距離で立ち弱パンチを連打するだけで相手を気絶させられる程ガイルの立ち弱パンチは強く、気絶状態の敵に同様の事を繰り返すと再度気絶させる事さえ可能だった。
その余りの性能の良さに、対戦では自重される事も多かったが、これもまたガイルの最強たる所以の1つだったと言えるだろう。
関連
→守護神
分類:比喩
意図的にボケて突っ込み待ちで待機する事。
待ちに徹する様が、前項のガイルに似ている為にそう言われる。
分類:間違い
『SF3』に登場するレミーの屈強K『ターブルロンドに描く愛』の事。
ガイルの足払いを思わせる2回攻撃が特徴。
戦友がこの技名をうろ覚えだった頃、『ロンド(回旋曲)』と『愛』辺りから、『何とかの愛は回る』等と技を出す際に口にしたのが始まりで、技名がしっかり分かった今でもたまに『まわる』と呼ばれている。
当初、『愛は回るの部分は絶対当たってる』とか言い張ってた戦友が可愛い。
それにしてもレミーの技は通常技、必殺技を問わずややこしい名前が付いている為に非常に覚え辛い。
格闘を憎んでいる割には、ノリノリ過ぎないないだろうか。
- 遠距離 弱キック → 夜明けのブリュイ・ド・パ
- ジャンプ強パンチ → 銀と真紅のアルカンシェル
- レバー入力投げ → 眠りを乱すコントゥール
分類:必聴
『GGX』で、エディが回転鋸状になり動き回る際に発するザトーONEのセリフ。
故・塩沢氏らしいイントネーションのボイスで『アモォルファス』に続き、ザトー素敵ボイスランキングに入っている。
何だってあの人の発音はあんなに耳に残るのだろう。
分類:手段
『スーパーマリオワールド』のヨッシーや『ボンバーマン』のルーイなど、サポート動物の事。
サポーターとしての役割を期待しつつも、被ダメージの代理を請け負ってくれる為、いざと言う時の身代わりとして認識されている事に由来する。
要するに『MOTHER 2』のクマの人形や、『ワイルドアームズ』の羊のヌイグルミと同様という事である。
また、ヨッシーやルーイは、キャラの性質を理由に乗り捨てられてしまう、悲しいケースも多い。
主な例:
- 穴に落ちそうになった際の、ヨッシー乗り捨て二段ジャンプ
- キックルーイ欲しさに、緑ルーイ爆死
分類:脅威
管理人の家で、友人らとNEOGEO CD版『KOF'96』を対戦していた際、その日に限って『Mr.BIGが登場すると何故かリセットが掛かる』という現象が多発した為に生まれた言葉。
以降、NEOGEO CDでリセット等の不具合が起きた時は全てこれで統一されていた。
NEOGEO CDは、起動中にCDを外された場合に自動的にリセットが掛かる仕様の為、CDの読み込みに不具合が発生したり、本体に一寸した振動が加わったりしてもリセットが掛かってしまう事が有る。
『Metal Slug』シリーズのボス戦でこれが起きたりすると本当にガッカリするので、NEOGEO CDで遊ぶ際には本体を平らなところに置いて、ケーブル等が当たらない様に離れてプレイするのが基本。
余談ではあるが、『KOF'96』のMr.BIGのテーマ『Dust man』のアレンジ版は中々格好良いのでお気に入りだったりする。
分類:紙一重
ゲームのプレイ時に、友人やギャラリーを意識して、非常に見栄えの良い行動や、難しい行動等を狙った操作を行う事。
要するにギャラリーウケを狙ったプレイ、或いはプレイスタイルを指す。
基本的には、テクニックの上での話なのだが、『自分が格好良い』と勘違いすると寒い目で見られるので、要注意。
飽くまでも魅せプレイで評価されるのは技術であって、個人では無い。
主な例:
- SF3 3rd → 神龍拳を初段のみガードした後に見せる全段赤BL
- DDR → 髪を掻き乱しながらの軽やかなステップ
- Devil May Cry → シャドウをクリティカルで倒す
類似語に挙げられるのは、ウケ狙い。
わざとダサい行動を行ったり、ギャラリーの反応が良さそうな事をしてみるプレイスタイルの事を指す。
関連
→スタイルチェンジ
→挑発
→Devil May Cry
→ブロッキング
分類:システム
SFCで出ていた『ボンバーマン』シリーズの後半から搭載されたシステムで、対戦時に死んでしまった場合『ミソボン』として画面外に登場し、ステージ枠を彷徨きながら、頑張ってプレイしてる他プレーヤーに爆弾を投げつけて邪魔が出来るというシステム。
早々に死んでしまった場合でも、暇を持て余す事無くゲームに参加する事が出来る。
これがまた傑作なシステムで、他のプレイヤーが設置した爆弾の誘爆を利用したり、意図的にアイテムを吹っ飛ばしてみたりと、様々な嫌がらせが行える。
初心者でも楽しめる他、生き残った側も緊張感を持ってプレイする事が可能。
お陰で対戦が非常に盛り上がるのだが、余り洒落が通じず、勝ち負けに拘る様な人が居る場合には利用しない方が良い。
分類:名台詞
この後に『余の鉄拳制裁を受けよ!』と続く、『SF3 2nd』のユリアンの名台詞。
『SF3 2nd』では、CPU戦で特定の条件を満たしていると因縁の有るキャラが乱入して来る仕様となっており、ユリアンを利用している場合はアレックスが乱入して来る。
アレックスの乱入理由は、『友人のトムを殴った金髪の男との勘違い』。
その結果、彼は全く完全に身に覚えの無いユリアンの怒りを買う事となる。
濡れ衣の時や、意味無く話題を振られた時など、逃れつつ怒りたい時に使用すると良いだろう。
因みに、豪鬼で進んでいると乱入してくるのはショーン。
その際の台詞は「リュウさん!勝負――って、あれ?」。
非常に残念な結末が予想される。
分類:名称
ジャンプ攻撃の段階でガードされているにも関わらず、あたかもヒットしたかの如く、そのままゲージを消費する様な必殺技までの一連の連続技を撃ち込む事。
指に癖が付いていてしまったり、単純にヒット確認が出来ていないと振る舞い易い。
但し、最後まで続ける事で反撃を回避出来る場合や、削り殺せる場合は、無駄では無い為に無駄フルコースとは呼ばれない。
一時期の『KOF』等にあった、鳳凰脚を初めとする『ガードされても技を出しまくる乱舞技』をガードされた場合もこれに該当する。
キムもガードされてるんだから、途中で止めてバックステップの1つもすれば良いのに。『止まらないわ!』と御自分で言ってるマチュア姐さんは仕方無いけれど。
同意語は『無意味フェスティバル』、『ノンストップ狂四郎』、『贅沢三昧』等が挙げられる。
当然、普通にヒットした上で最後まで繋げた場合は『フルコース』と呼ばれる。
分類:ガッチョンガッチョン
PS2ソフト『METAL GEAR SOLID 2』にて、終盤に行われるメタルギアRAYとの連戦の事。
倒しても倒しても画面にワラワラとメタルギアが集まってくる事、そしてメタルギアの動く姿が何か踊ってる様に見える事から『メタルギア祭』と称されている。
画的には冗談の様だが、量産期とは言え前作のラスボスが一気に3体も歩いてきたのを見た時には、『これデモじゃなくて、本当に相手にするの?』と絶望的な気持ちにさせられた。
しかし、所詮は量産型。
馴れてしまえば大して難しくも無く、事故さえ無ければほぼパーフェクトで撃退可能で、逆に倒しても倒しても奥からせわせわしくやってくるRAYの間抜けな姿や、倒される度に渋々帰って行く哀愁漂う背中を見る余裕も出来たりする。
何せ、このメタルギア祭のRAYは、画面に入らない限り攻撃は仕掛けてこず、プルプルしているだけなのである。
つまりフィールドには常に3機居るが、前哨戦終了後の乱戦モードに入ったら常に1機を背中に置くようにすれば、実質相手にするのは2機で済み、可能な限り奥に居る1機も視界の外に追い出す様に行動していれば、眼前の1機のみを相手に戦う事が可能。
チャフを定期的に使う事を忘れなければ、更に簡単に倒せる。
死角からは攻撃しないとは、メタルギアRAYのAIは結構武士道精神に溢れているらしい。
分類:比喩
3Dアクションゲーム『Devil May Cry2』の事。
スタイリッシュさを謳うゲームでありながら、キーレスポンスやキャラの挙動がやたらともっさりしている事からこの名で呼ばれている。
空中で銃を使った時の不自然な浮遊感が特に顕著だが、操作する際に一々妙な重さを感じるのが特徴。
『DMC2』はプロデューサーを初めとしたスタッフ交代に端を発しているのか、前述の様な挙動の問題のみならず、
- 銃が強く、連射しているだけでクリア出来る
- シークレット・ミッション全てがただ敵を殲滅するだけ
- ボスの体力が異様に多く、ボス戦での作業感が強い
- デモも説明も少なく、ストーリーの流れや意味が分からない
- ダンテが寡黙でクールなキャラにされている
- 『涙を流せる悪魔は人間と同じ』がテーマなのに、雑魚敵が『悪魔の涙の結晶』を落とす
- DISC2枚組だが、実は意味が無い
- 特定の手順を踏むと、片方のDISCでもう片方の内容が遊べる
- バグが多い
といった問題を抱えている為、ファンからは無かった事にされている。
加えて『Most Disappointing Game(失望したゲーム)』賞まで受賞するに至り、これを反省したのか、以降のシリーズでは口八丁のダンテが復活し、綿密な調整が行われた『DMC3』や『DMC4』といった良作が生み出された。
以上、悪い点ばかり目立つゲームではあるが、キャラクターの造形やアクション、ステージの雰囲気といったビジュアル的な画面映えやBGMは素晴らしく、『DMC3SE』以降に引き継がれる事になる『Bloody Palace』モードなど、評価出来る要素も多々有る。
『DMC』シリーズでは無いと考えれば、それなりに作り込まれたアクションゲームだったが、『DMC』の名を冠するには役者不足だった。
尚、前述の通り『DMC3』以降はダサ格好良いダンテが復活しているが、アニメならばイケるぜ!とでも判断されたのか、アニメ版のダンテはクールでシニカルなキャラ設定にされていた。
何故素直にゲーム版と同じ設定にしないのかは謎。
関連
→スタイルチェンジ
→Dante Must Die!
→Devil May Cry
→魅せプレイ
分類:大惨事
RPG『Final Fantasy』シリーズに出てくるモンスター。
巨大な口を中心に、触手がわさわさと生えた気色の悪い姿を持ち、様々なステータス異常を同時に引き起こす『臭い息』を使う事で有名。
『FF2』で登場して以降、シリーズを追う事に巨大化していき、『FF9』では遂に空まで飛び始めた。
また、下準備せずに出会ってしまったら、すかさず逃げるか先手必勝で倒すしか無い、という常套手段を嘲笑うかの如く、『FF10』では戦闘開始と共に臭い息を放つモルボル・グレート、モルボル・ワーストが登場。
開幕臭い息でパーティ全員が混乱やバーサク等の操作不能状況に陥り、モルボルの前で暴れ続けるパーティを見詰めるしか出来ない、といった地獄絵図を多くのユーザに見せ付けた。
尚、『FF12』ではそれまでとは一転して小さな姿となって登場しているが、やはり臭い息の脅威をまとっている。
関連
→開始○○
→キスティスは臭い。