ファルガイア旅日記 Advanced 3rd
3月24日(日)
平均レベル80を超える渡り鳥、火炎に対する絶対防御!
奴にカウンターや他アルカナ攻撃が残されているとは言え、今回はその威力が十分なものかどうかも怪しい。
なのに、この悪寒!この不安!!この恐怖!!!
ラギュ・オ・ラギュラは私の人智を超えている!!
渡り鳥が負けるとは思えない、だが…だがしかし……!!
信じるのだ!
例えラギュ・オ・ラギュラがどの様な攻撃を繰り出そうと、渡り鳥が倒れるはずなど無い。
倒れるはずなど無いのだ!
『10000000000000℃を超える火炎を避けたところで、
吹き荒ぶ嵐に体の自由を奪われ、押し寄せる水圧と絶対零度の刃でその身を砕かれる』
『百獣王ラギュ・オ・ラギュラは超難易度の隠しボス!
そして!!
今回のラギュ・オ・ラギュラは隙を生じぬ二段構え!!』
がはぁッ!!!
ABYSSの地下100階まで潜り、ラギュ・オ・ラギュラを倒したのは良いんですが、あの野郎パゥワーアップして復活しました。
信じられますか、今度のラギュ・オ・ラギュラは前代未聞の二段構えです。
倒したと思ったら、出入り口で復活して再・登・場っ!!
何て事ですか!
1回倒して余裕ブッこいてたらこの様ですよ。
いつも通り火炎対策だけしてたら、2回目は全属性操りやがります、このゼットン!
迂闊と言えば迂闊でした、正体不明の技に踏み込むのは剰りに軽率、剰りに愚か。
セーブ出来ず、後戻り出来ない(正確には出来る)ダンジョンをもう一度やり直しですか。
ええい、今度は下準備を誤らずに行きますとも。ええ。
あーあ、馬鹿しましたねえ。