ファルガイア旅日記 Advanced 3rd
3月27日(水)
ここ数日、読んでくれている人の置いてきっぷりが尋常じゃ無いですね。
昨晩そんな事を指摘されました。
やり過ぎでしょうか。でも反省しません(最悪)。
さて、今回はアオリッチ探しに適当な事やっていただけなので、考察の方を書きたいと思います。
前回(3/22)、自分自身が生み出した厭な推測で放っておきっ放しにしていた夢魔・ベアトリーチェに関してです。
取り敢えず、あれ以来『私がマザーとなる』というセリフを思い出すとあの時の結論しか出なくなるので、このセリフは無かった事にして話を進めたいと思うのですが、どうでしょうか。
では、進めます。
今回は、思い切りベアトリーチェ(以降彼女と呼称)を思い切り贔屓して―――OPの寂しげな顔が本来の姿であり、彼女をまるで悲劇のヒロインの様な扱いにして考えてみる事にしました。
そうすると、それはそれで朧気に彼女の思考が見えてくる様な気がしましたので。
気だけですが。
前回も書いた事ですが、彼女はその名前がシナリオに登場する前からゲームに姿を見せています。
気付いた方、見つけた方も居るかと思いますが、彼女はゲーム中、様々な街にその姿を見せているのです。
しかし飽くまで姿を見せているだけで、近付こうとすると消える、そんな感じでした。
と、此処で『彼女は何故街に居た』のか、そして『彼女は何を見ていたのか』という話題になるワケです。
ワケです、って最初の『彼女をまるで悲劇の―――』と言う前置きで気付かれた方がいらっしゃると思うんですが、私が(今日の思考で)思うに、きっと彼女は『寂しかった』んです。
自分は電脳空間にしか存在出来ない存在であり、誰とも触れ合えなかったし、広い世界に出る事も出来なかった。
本当は擬似的にでも人と接触出来るのに、自分は夢魔であり、自分は魔族であるという負い目が彼女を歪めさせ、まるで自閉症の様に自分を追い込ませて、自ら外部との接触を断った。
それでもファルガイアには憧れていて、純粋に欲しい、羨ましいと思う気持ち、でも接する事の出来ない自分に出来る事は『眺める事』だけだったワケで、やがて溜まりに溜まった欲望が歪み…
でも、たまに見せる哀しい少女の一面が、ファルガイアを自由に駆け回る渡り鳥への憧れ、世界を渡り歩く彼等を見て、冒険する事の楽しさに憧れを感じていた本来の彼女だったんですね。
例えるのならば、外で遊ぶ男の子達に興味を持つ、病気がちの少女。
いつも窓から遊ぶ子供を眺める少女です。
そのまま病気で逝っちゃったりすると、友達が欲しいという歪んだ欲望が夜な夜な屋敷の窓辺に幽霊を見せ、子供を浚っては『友達………離さない』となるわけです<明かな脱線
きっと、ベアトリーチェは純粋だったんです。
純粋だった故に、歪んでいく自らを正せなかっ(削除)
ってうわぁ、気持ち悪い、気持ち悪い、痛い、寒い、痛い。痛い痛い痛い。
すいません、白状します、後半心にも無い事書いていました。
彼女はマザーです、純粋に創造主になりたかっただけの小者です。ええそうです、そうに違いない(帰結)。