Devil May Cry
発売元 CAPCOM
発売日 2001年8月23日
ジャンル Stylish Hard Action


Let's Lock Baby?

 

 Devil May Cry(以降本作と表記)は、リアルタイムレンダリングされた3D空間をところ狭しと暴れ回る、アクション性と爽快感、そして格好良さを重視した3Dアクションゲームです。

 プレーヤーは、伝説の魔剣士と呼ばれた魔族『スパーダ』と人間の女性『エヴァ』の間に生まれた、『Dante』(以降ダンテと表記)を操り、かつてスパーダの封印した『魔界』の復活を阻止するために、古城の佇むマレット島を舞台に大暴れする事になります。

 一応この様なストーリーは在るものの、biohazardの様にシナリオパートは殆ど無く、本作は『アクションの爽快感を徹底的に楽しむ』という前提の元に作られているため、ストーリー云々はさておき、兎に角『格好良く』大暴れする事がその醍醐味なのです。

 つまり、先ず最初に感想も兼ねて結論を言いますが、本作は『ストーリーはあって無い様なモノだけど、兎に角操作を楽しむゲーム』という事を理解して置いて下さい。

 

 

A Sword ? Haha . . . Time to Go to Work Guys !

 

 さて、このゲームを楽しむタメに一役買っているのが、主人公ダンテのスタイリッシュさと爽快感です。

 どんな時でもクールで皮肉を忘れないダンテの獲物は、群れる敵をズバズバ斬り裂く両刃の大剣に、弾数無しで撃ちまくれる二挺拳銃『エボニー』&『アイボリー』。

 伝説の『魔剣士』の息子なのにも関わらず、この剣と『銃』というスタイルが、重要なダンテのポイントなのです。

 

 真紅のコートを靡かせて、彼独特の剣技で大胆に、しかし確実に敵を斬り裂き、二丁の拳銃から絶え間なく銃弾を撃ち込む。

 半分魔族の血があるお陰で備わっている人外の身体能力・特殊能力を活かし、ある時は壁を蹴り上げ空を翔び、ある時は雷や炎を自在に操り見た目も鮮やかに戦うその姿は、魔族と戦ってる事を楽しんでいる様にさえ見えてきます。

 神谷ディレクターが目指していた通り、或いは小説版で表現されていた様に、『頭の中にはブレイクビーツが流れ、まるで踊っている様に戦う』自己陶酔全開の格好良さ。もう最高でしょう?<バカ

 そんな奴が古城がベースのステージを舞台に、飛んだり跳ねたり斬ったり撃ったりするんです。もう最高でしょう?<馬鹿

 

 勿論、武器は大剣と二挺拳銃だけではありません。

 話を進める事で、拳と蹴りを主体に戦えるイフリートという武器(魔人)や、片手でポンプアクションを行うショットガン、破壊力抜群のグレネードガン、壁や天井で反射するだけでなく、貫通機能まで備えたレーザーガン・Nightmareβなどを入手する事が可能です。

 それらを駆使し、ダイナミック且つスタイリッシュに戦ってこそ、本作の良さが見えてくるハズです。

 

 

I was Getting Tired of Playing Your Childish Game ?

 

 本作のアクションで、最も重要な事の一つにコンボ(注1)が存在しています。

注1…一度敵にダメージを与えてから、
一定時間内に次の攻撃を当てる事。
コンビネーションの略だとか?
連続攻撃、連続技の意。

 何故コンボが重要なのか?

 それは格闘ゲーム等と同じで、こちらが連続で、且つ一方的に攻撃する事で大ダメージを敵に与える事が『勝つ事』に重要だから、と理由も勿論あります。

 それに加え本作では、『コンボシステム』と云うシステムが搭載されていて、コンボを繋げていく事で『評価』が上がり、好評価を維持したまま敵を倒す事でより多くのアイテムを得る事が出来るという特典もあります。

 つまり、効率よくコンボを決めた方が、ゲームを進める上で有利になるのです。

 

 ただ連続攻撃し、ただ敵を葬るためなら単純な操作―――それこそ適当に剣を振り回し、銃を撃ちまくるだけでもどうにでもなります(難易度Normalなら)。そのため、それは『作業』にすらなりえます。

 ですが、このゲームは『Stylish Hard Action』なんです。如何に『格好良く』闘うかがとても重要な『ポイント』なのです。

 何より、華麗にコンボを決める方が『格好良い』でしょう?

 

 例えば、コンボを繋げる上で重要な『ハイタイム』と云う技があります。

 これは、大剣を下から上に振り上げて敵を浮かせる技なのですが、これには『コンボ持続時間』を延長させる効果と、動けない相手に『追撃』出来る効果と二つの効果があります。

 これがどう云う事か、アクションゲーム好きや格闘ゲーム好きの方が気付かれる思うのですが、つまりハイタイムを決める事で『コンボの自由度』が大きく増すのです。

 打ち上げた敵を二挺拳銃で蜂の巣にするのも有りですし、落下してくるところを連続で斬りつけつつ、再び打ち上げるのも良いでしょう。

 また、敵が上がっている間に、自分の背面から迫ってきた敵を一閃、振り向き様に落下してきた敵を斬り裂く、なんて映画のワンシーンの様な事をする事も可能です。

 勿論、この3つの例を組み合わせる事も出来るだけで無く、『ハイタイムジャンプ』という、相手を打ち上げたのと同時に自分もジャンプし、空中で追撃を決める事も出来るのです。

 

 これだけの効果を持つ便利な技だから、『決めにくいのか?』というとそうでも無く、地上で剣攻撃のコンボを入れている最中に簡単に織り交ぜる事が出来るので、袈裟斬り→払い斬りというコンビネーション後に相手を打ち上げるのも、袈裟斬りから直接行くのも、袈裟斬り→払い斬り→連続付き→ハイタイム→追撃といった事も出来るのです。

 これだけでかなりの『可能性』を感じないでしょうか?

 このコンボシステムの存在が、アクション面を『極める』という楽しさに繋がっていく事になるのです。

 これが、アクション面を『極める』面白さの一つなのです。

 

 更に、このアクション面の良さを手助けしているのが、段数無限の銃となかなかタフな敵キャラ達です。

 前者の『段数無限の銃』というのは、『残弾を気にして戦う』なんていうみみっちい事をしない『大胆な戦い』を楽しむために必要、なんて事は語るまでも無い事なので掘り下げて書くつもりはありませんが、後者の『タフな敵キャラ』と云うのが実に重要な『ポイント』です。

 実は正確に言えば、『極端にダメージの小さい二挺拳銃』が『ポイント』なのですが。

 

 これだけ聞くと『何言ってるの?敵なんて弱い方が良いじゃん』と思われる方も居るでしょう。

 しかし、『ダメージが小さい』=『倒しづらい』では無く、『ダメージが小さい』=『撃ちまくれる』という構図を思い浮かべて欲しいのです。私の言いたい事が伝わったでしょうか?

 勿論、現れた敵を一瞬で消し去っていくのも一つの爽快感です。

 しかし、このゲームの場合はその爽快感はダンテの腕力や重火器(つまり、剣や拳法、グレネード)等に任せて、二挺拳銃には別の爽快感、即ち『撃ち込みまくる爽快感』を用意したのです。

 二挺拳銃エボニー&アイボリーに依る、絶え間ない銃の連射。ここで敵があっけなくバラバラになってしまってはコンボの楽しみも、銃を撃つ楽しみも半減だと思わないでしょうか?

 銃の威力が弱いからこそ、『何発も』敵に撃ち込む爽快感があるのです。

 勿論、これは人の好みにも依るでしょうけど、私はこのダメージ設定には凄く共感しました。

 

 

 さて、ここまでは、戦いに関する爽快感だけ書いてきましたが、本作はそれ以外の面でも『爽快感』に対する色々な拘りがあります。

 勿論、『レスポンスが良い』、『デモを飛ばせる』、『カメラワークが切り替わった時も進行方法を押したままにしておくと操作方向が変わらない』、『メニュー画面の武器選択もなるべく操作キーを動かさないで出来る様な配慮』などといった、システム面に関する常識的な課題はクリアしています。

 操作面に関しても、前述の壁蹴りや二段ジャンプ、空中浮遊や突進技に依る移動、といった『動き全般』に関する爽快感もなかなかの物です。

 特に、壁蹴りアクションはフィールドの攻略のみだけで無く、戦闘面でも敵から逃げたり、逆に追い詰めるのに利用出来たりと、扱う場面次第では映画さながらのアクションを展開する事が可能です。

 

 また、『一つ一つ古城の仕掛けを解いて進む』と云うbiohazardの様な一面を持ちながら、それを『ミッション制』のシステムで分けているのも非常に評価すべき事の一つです。

 biohazardは『兎に角行ける場所に全部行き、アイテムやスイッチ等の謎解きに必要なフラグ(条件)を立てつつ、行ったり来たりする』という物ですが、本作の場合は『○○を持って、△△に向かえ』という指示に従って行動をするため、無暗に同じ場所を行き来したり、どのアイテムを何処に使うのか、と言った煩わしさから解放されているのです。

 加えて、そのミッションで行く必要の無い場所は扉自体が(魔力などで)消えていたりと、迷う事無く進む事が出来る様に配慮されています。

 このシステムのお陰で余計なストレスを感じずにサクサクと話が進める事が出来、このゲームの趣旨からするとピッタリと合ったシステムだと言えるでしょう。

 爽快感を謳っている以上、biohazardの様な謎解きは無意味どころか、逆効果なのは目に見えてますから。

 

 

You Puny Pathetic Thing . . . I will Step on you Like an Ant !

 

 さて、ここまでベタ褒めしてはいますが、勿論何一つ問題が無いわけではありません。

 一部カメラワークに難のある箇所があったり、アクションが苦手な人にはかなり難易度の敷居が高かったり、ストーリーに関して言えば殆ど無いも同然だったりします

 まァ、私はストーリーに関してはダンテのキャラのお陰で帳消しに出来ると(個人的に)思いますが、『話』を重要視する方に取っては不満があるのではないでしょうか。

 

 難易度は、Easy、Normal、Hard、Dante Must Die!と4種類ありますが、最後のDante Must Die!は『やり込もう』と言う意思が無ければかなりクリアは難しいと思います(と云うか、Normalでも辛いという人も居るらしいです)。

 クリア後のご褒美の事を考えるととても魅力的なのですが、敵の体力、攻撃力、防御力が3倍で、挙げ句に敵の配置も格段にアップされてるってのはかなりアレです。

 他の難易度を何周かして無敵アイテム(一周で4、5個手に入るはず)を集めて、それから挑みでもしないと『無理』と云う人が殆どかも知れません。私の場合は、ちょっとHardモードを何周かして体を慣らしてから挑んで、なんとかギリギリでクリアした感じです。

 因みに、一度Hard以上をクリアしたらNormalでプレイしてみる事をお勧めします。ビックリする位自分が上達しているのが分かりますから(ホントに)。

 

 と、少々話題が逸れてますが、取り敢えずこの程度の問題は在りますよ、と言う事です。

 気にならない人は気にならないし、気になる人は気になってしまうかも知れません。

 特に難易度に関しては、アクションに自信が無い人には厳しいと思います。っていうか、アクションに自信が無いなら本作には手を出さない方が良いと思うんですけど。

 まァ、ここまで読んで頂いている方なら察して頂ける通り、私は殆ど上記の問題は気になりませんでした。

 

 

 兎にも角にも、ただ敵を倒すのではなく、自分なりに格好良いアクションを組み合わせて戦う『爽快感』。斬って撃つだけでは無く、壁蹴りや二段ジャンプなどのアクションを駆使し、時には『環境』さえも利用して暴れる『面白さ』。 より華麗に戦い、より高みを目指して駆ける『格好良さ』。

 正に本作は『アクションゲーム』のトップレベルの作品だと言えるでしょう。

 

 

 

―――“Stylish”に戦うために―――

 

 

 ここからは、Devil May Cryを所持していて、且つ一度はクリアしている方向けに、私なりの敵攻略でも書いてみようかと思います。

 普通にクリア出来れば問題無いと云う方、興味の無い方は読み飛ばして下さい。

 補足しておくと、私のレベルは『Dante Must Die!を(運にも依るけど)一応アンタッチャブル無しでクリア出来る程度』です。

 

 

Can't Let a Single one of those Suckers live.

 

・先ずはおさらい

 

 本作のコンボシステムは、上から順に

 Stylish、Absolute、Bravo、Cool、Dull

 と、S〜Dの頭文字に対応したランクが存在しています。

 一番下のDullなんかは狙わなくても、グレネードを当てたり、剣を装備してのジャンプ斬り(兜割り)なんかを決めればそれだけで出ます。表示されても何の得はありません。出たからって格好良いわけではありません。むしろ(意味的にも)馬鹿にされてると思って下さい。

 目指すのは勿論『Stylish』なんですが、ガムシャラでも繋げてさえいればStylishになりますので、基本的にこのテキストでは『Stylishを目指す戦い方』よりも、『Stylishに見える戦い方』を優先して書いていきたいと思います。

 

 とは言え、基本が大事なのも確か。本作に置ける『コンボ』のシステムもおさらいしておきましょう。

 

 本作では、一度攻撃を当ててから『1.5秒』以内に次の攻撃を当てる事で『コンボ』として成立します。

 この『1.5秒』が重要なポイントで、攻撃を加えるならばこの間に、また、例えStylishに至る前に敵を倒してしまったとしても、即座に次の敵に殴りかかれば『コンボ』は持続する事を覚えておいて下さい。

 そのため、効率よく戦うために、敵を一カ所に集めて同時に斬りつけたり、一体を倒してもすぐ別の敵に攻撃出来る様にしておく戦いの前の『準備』もポイントとなります。

 但し、この『1.5秒』以内にただ攻撃しまくれば良いのか、と云えばそうとも限らず、効率良く評価を上げるためには様々な技を繰り出す必要があります。

 例えば、連続刺突に依る10ヒット(注2)や、ハイタイムで敵を10回打ち上げ続けるより、袈裟斬り→払い斬り→ハイタイム→袈裟斬り→払い斬り→連続刺突→刺突フィニッシュキャンセルスティンガーの方が、評価も攻撃力も、そして見た目も抜群にアップすると云う事です(但し、攻撃力が高過ぎると敵がすぐ死んでしまう問題もあるので、そこを考える必要がありますが)。

 注2…連続刺突だけでもAbsoluteまでイけますが、
隙の大きさと単純さがアレです。

 二挺拳銃(エボニー&アイボリーorルーチェ&オンブラー)は連射が効くため、簡単に評価を上げれる様に感じますが、基本的に二挺拳銃のみ『コンボ』として『カウントされません』。

 楽して好評価は貰えないと云う事ですが、例外的にデビルトリガー発動時や、ハイタイムで浮かせた敵に対してのみ『コンボ』として『カウントされる』事は覚えておきましょう。

 

 そして、コンボを繋げる上で重要なのは、前述の『ハイタイム』です。

 ハイタイムを決めると、『敵が浮いている間』分だけ、『コンボ』の持続時間が延長される上、二挺拳銃でもコンボの評価対象になるので、敵が散らばっている場合、または一体に攻撃している最中に背後に立たれたりした場合は、ハイタイムで敵を浮かせて(出来れば銃でも撃ちながら)移動をし、最適なポジションを取る事などが可能になります。

 この、一体を斬る→ハイタイムで浮かせ、銃を撃ち込みつつ移動→別の敵を斬る、という一連の行動が出来る様になれば、自然とコンボの評価も上がり、戦い方も巧くなっていくハズです。

 

・小技も重要

 

 意外と忘れがちな事ですが、ダンテは大抵の敵を足蹴にする事が出来ます。

 戦闘中、ジャンプ攻撃や、ポジション取り、攻撃の回避に壁蹴りやエアハイク等のジャンプアクションを行うと思いますが、敵を踏みつけてジャンプする事も、案外色々な事に使えます。

 ゲーム中、敵を踏みつける必要があるのはシークレットミッションで2回あるのみなので、剰り念頭に無いと思うのですが、この敵を踏みつけは『地面に着地する』のと同じ効果があるため、ジャンプ→エアハイク→敵踏みつけ→ジャンプ→エアハイク→繰り返し、の様な行動が取れるのです。

 勿論敵に突っ込んでいくワケですから、ちょっとした危険も伴いますが、馴れれば簡単ですし、ポジション取りや、ちょっとした移動手段、攻撃の手段にもなりますので覚えていて損はありません。

 

 他に、スティンガーには周囲の敵を吹き飛ばす効果がある事、通常敵に突っ込む攻撃(ジャンプキック、ヴォルテックス)はR2で、方向修正をしないで放てる事、Nightmareβはデビルトリガー発動時にはタメ撃ちにゲージを消費しない事、装備したままパンチを繰り出すと攻撃力が上がる事等が挙げられます。

 また、ラウンドトリップで剣を飛ばした場合、通常の素手攻撃か銃攻撃しか行えませんが、R3ボタンを押してイフリート化する事で、ラウンドトリップを残したまま、イフリートの攻撃が行える事も覚えておきましょう。

 

 

If I Kill each one that Comes , Eventually I Should Hit the Jackpot Sooner or Later.

 

・ザコを制す

 

 この項では、ザコの対処法とかを書いていこうと思いますが、基本的に『アストラル(orイフリート)+二挺拳銃(orショットガン)』を前提として書きます。何故ならば、(個人的に)そのダンテが一番格好良いからです。

 ジャンプ撃ちが出来ないだけでなく、爆風で周囲に適当にダメージを与えるグレネードなんて格好良くも何とも無いですし、溜めて撃つだけで勝手にStylishになるNightmareβなんて問題外です。

 ショットガンも省きたいのですが、片手で行うポンプアクションが格好良い事、敵を踏みつけてのコンボ(後述)が面白いので。

 勝つだけならグレネード撃って転がってれば良いんですよ(暴言)。

 

 

・マリオネット & ブラッディマリー

 

 最初から最後まであちこちで見掛ける事の出来る、あの人形達です。

 一応名前が別々ですが、剰り違いはありません。赤い服のがブラッディマリーですけど、基本的にマリオネットの中に紛れ込んでいるので、マリオネットと一緒に斬っちゃってると思うので、特に意識する事は無いと思います。

 というか、集団で出てくるとどうしても混戦状態になるので、一々区別出来ないんですけども。

 

 まとまって出てくるので、集団を誘導してまとめた後、同時に斬りつけたり打ち上げたりしながら壊して回るのがセオリーです。

 スティンガーなどで別々の方向に飛ばして一体一体確実に始末するのも手堅いですけど、コンボ評価も上がりませんし、一々行ったり来たり効率が悪いのでお勧め出来ません。何より格好悪いです、そんなダンテ。

 敵の攻撃が怖い場合、(これは全ての敵との戦闘に言える事ですが)戦闘中は常にR1ボタンを押し続ける様に心懸けましょう。

 バッサバッサと敵を斬りながら、危険を感じたらすぐにスティックを背面、或いは両脇に入れてジャンプボタンを押せば、バックステップや側転で敵の攻撃をかわす事が出来ます。

 バックステップや側転は、一部攻撃動作をキャンセルして行う事が出来るので、何時でも入力出来る様に心懸けていれば、ダメージを受ける危険をかなり回避する事が可能です。

 例えば、マリオネットの類は攻撃をガードする事がありますが、この後には高確立で反撃を行ってきます。この時、攻撃した時のR1ボタンを押したまま、直後に回避行動を取れば、攻撃をサラッとかわす事が可能です。

 そうすると、ダメージを受けないだけでもなく、見た目にも格好良いハズです。

 攻撃する事は何よりも大切ですが、退き際を悟る事、格好良くかわす事も大事です。

 

 で、此奴らですが、相手を練習台、或いはカモと思って戦いましょう。

 ただ、調子ぶっこき過ぎてると、たまに高速移動で突っ込んできたり、腕を広げて回転アタックしてみたり、雄叫びを上げて金縛りにしてくる等の嫌がらせを受けるので油断は禁物ですが、基本的には動きが鈍く、剰り攻撃もしてこないので、色々な連続技を試すのに向いています。

 アストラルで戦う時は、袈裟斬り→払い斬り→ハイタイム等の基本的な攻撃を行ったり、集団にラウンドトリップを投げ、1人でウロウロしてるヤツに殴りかかっていったり、色々な事をして遊びましょう。

 集団に囲まれた場合、ショットガンやスティンガーを使うのが一番楽ですが、折角なのでハイタイムジャンプで抜けてみましょう。

 具体的には、『適当な一匹をハイタイムジャンプで打ち上げる→ショットガンを一発撃つ→エアハイクして、吹き飛んだ相手を踏みつける→ショットガンを撃つ→踏みつける→ジャンプやエアハイクで集団の外側へ移動する』、と云った感じです。

 マリオネットの類は、空中でショットガンで撃たれると、基本的に『上に』吹き飛ぶため、こっちもジャンプしていれば、撃ってそれを昇る、という面白い事が可能です。

 二挺拳銃でも代用は可能ですが、二挺拳銃の連射ではその場に留めるのが精一杯なので多少難易度が上がります。簡単に何度も足蹴にしたい時はショットガンを使うと便利です(踏むタイミングになれてきたら、二挺拳銃に挑戦しましょう)。

 

 では、此処で『浮かせた場合』の遊び方を。

 アストラルでハイタイムジャンプをした場合は、先の連続技で相手を足蹴にするのが楽しいですが、ゲージに余裕が在ればデビルトリガーを発動してみるのも面白いです。

 単純にハイタイムジャンプ→エアレイドというのもお手軽で簡単ですが、『ハイタイムジャンプ→二挺拳銃連射→ヴォルテックス→解除→二挺拳銃連射→ヴォルテックス→繰り返し』が、派手で評価点も高く、攻撃力も高いのでお勧めです。

 やる事は銃連射、ヴォルテックス、解除だけで、操作の面倒くささ(エアレイドが暴発したりする)さえ克服すれば、敵の体力が上がるDante Must Die!で重宝するはずです(つまり、Normalではヴォルテックスで敵が即死しちゃうので注意)。

 イフリートの場合は、ハイタイムの代わりにアッパーを使う事になりますが、先のジャンプショット踏み踏みは流用出来ます。

 また、『落下してくる敵にローリングブレイズ→銃連射→ローリングブレイズ→繰り返し』や、『落下してくる敵に→キック13→キック13→繰り返し』を使えば、マリオネットを地面に落とす事無く虐める事が可能です。キック13後に低空ローリングブレイズ→銃連射を組み込む事も可能です。

 これもショットガンを使う事で難易度を下げる事が出来ますが、相手の高さが低いと後ろへ吹き飛ばしてしまうため、やはりタイミングが重要になります。

 ポイントは、デビルトリガー中のキック13は連続攻撃になってしまうので、キック13を使う時はデビルトリガーを発動させない事。もしもデビルトリガー発動時は、キック13の代わりにメテオをタメ無しで使うのも有りですが、この場合落としちゃうので急いで追撃を行いましょう。

 

 話は戻って、マリオネット戦ですが、『クルクル』とか『ガシャッ』と云った音が聞こえた場合、直後に時間差のナイフ投げか、仲間を巻き込んでのショットガンが在るので、タイミングを計って回避行動を取るのを忘れない様に。

 所詮はザコなんですけど、Dante Must Die!で、デビルトリガーを発動されると、通常時のこちらの攻撃で仰け反らなくなる挙げ句、攻撃力が馬鹿みたいな事になるので(回転アタックは、運が悪いと即死します)、もしデビルトリガーを発動されたら速やかにこちらもデビルトリガーを発動し、それ以降は周囲に気を配りながら戦う事が大切です。

 

 

・フェティッシュ

 

 何だかアレな名前をしていますが、マリオネットの上位悪魔です。

 違いは、各ステータスがマリオネットよりも高い事、両手に持った燃える車輪を投げつけてくる事(車輪は一定距離地面を走った後、フェティッシュに戻る)、ガードを多用し、ガード後には必ず炎を吹くと云う事でしょうか。

 マリオネット戦で得た経験を活かせば何とかなる相手ですが、攻撃力が高いので油断しては行けません。

 特に、両腕を広げてのグルグルアタックは、斬った程度では止まらずに突っ込んできて、全段ヒットするとNormalでも体力を4割以上、Dante Must Die!では即死します。

 車輪投げもグルグルアタックも予備動作があるので、落ち着いていれば避けるのは用意ですが、車輪は本体に戻る時にうっかり喰らったり、相当離れていても突っ込んでくるグルグルアタックにビックリしたりするので、キッチリと動作を見極めましょう。

 たまに画面外からグルグルアタックが来てもっとビックリする事も在るかと思いますが、取り敢えずジャンプするなり、側転するなり避ける様に努力して下さい。慌てて斬りつけたりすると、ボコボコにされます。

 ガード後の炎は、ガードされたのを確認してから迷わずに回避行動を取れば余裕でかわす事が出来ますが、炎の範囲を見極めないと、避けた先で燃やされたりするので、広いところではバックステップから後方ジャンプ、狭いところではエアハイクで素早く敵の左右に回り込む様に移動しつつ、距離を取るのが大切です。

 

 まァ、動きの基本はマリオネットなので、攻撃する事に関してはそれ程書く事もありません。

 マリオネットの中に紛れ込んでて、こっちの攻撃を弾いたりされると厄介なので、集団の中にいるときはハイタイムなどで虐め抜きましょう。

 Dante Must Die!でデビルトリガーを発動するとやっぱりスーパーアーマーなので、こっちもデビルトリガーを発動してボコボコにするなり、ゲージが無ければ遠距離攻撃に気を付けながら銃を撃つのがベターです。ちょっと格好悪いですけど、デビルトリガー発動中のフェティッシュは結構ヤバイので、無茶は禁物です。

 マリオネットよりは体力があるので、普段はコンボを練習するには丁度良い相手だ、と認識して置いて下さい。

 

 

・シン・シザーズ & シン・サイズ

 

 出てきた時と死んだ時の笑い声の五月蠅い、ふよふよ浮いてる黒い連中です。

 シザーズがハサミ、サイズが鎌。

 基本的に3〜4体で現れ、ダンテを囲む用に浮遊し、何となく攻撃をしてきます。

 シザーズはハサミを振り回した後、突いてくるか挟んでくるだけで、サイズの方は動きが鈍い割に妙にホーミング精度の高い鎌投げを行ってきますが、両方とも適当に逃げ回っていれば滅多に当たりません。

 連中は壁をすり抜ける事が出来るので、壁から突き出てきたハサミとかに事故でぶつかる程度です。

 

 こいつらを相手にする時に覚えておく事は、相手の攻撃判定はハサミ(或いは鎌)にしか存在せず、こちらの攻撃は仮面にしか効きません。ハサミ(或いは鎌)を武器で攻撃すると、弾く事は出来ますがダメージを与える事は出来ないので、注意が必要です。

 また、体力が低いため、こいつら相手にStylishは狙えないので、見た目で如何に格好良く戦うか、がポイントになります。

 

 仮面が弱点であるため、ジャンプして適当に位置を合わせたら、兜割りやジャンプキック、至近距離でのショットガンを撃てば一瞬でカタが付きますが、それでは今一です。

 そこで、格好良いダンテを目指すために、アストラル+二挺拳銃を使って、シークレットミッションの様に『クリティカルヒット』を目指しましょう(至近距離のショットガンもクリティカルですが、ただ撃つだけではかなりアレです)。

 二挺拳銃でクリティカルを狙うためには、銃口から相手の仮面まで何の障害も無い状態で、且つ的確に仮面の中央付近を狙わなければなりません。それを行うには、必然的にシンの至近距離で銃を使う必要があります。

 そこで出てくるのが、先の『武器を攻撃すると弾く事は出来る』、です。

 

 シザーズが相手の場合は、地上で敵が近付いてくるのを待ち、振りかざしてきた瞬間に『ロックしないで』袈裟斬りを一回です。ロックすると、攻撃が仮面の方に向いてしまうので、手動で相手の正面に立ち、ハサミを見据えなければなりません。

 ―――とは言え、これは大して難しくはありません。ハサミを前に出してきたら、それを一回斬ればいいだけです。

 ハサミに攻撃を受けたシザーズはビックリしたのか、ハサミを弾かれて懐に隙を生じさせたまま、そっぽを向きます。

 弾いた瞬間、今度はロックをしてシザーズのそっぽを向いた方に2〜3歩移動した後、一発撃ち込めばクリティカルヒットです。

 失敗すると、適当に破片が飛び散って『Dull』とか表示されて馬鹿にされます。馴れれば簡単に出来ますが、最初は結構小馬鹿にされると思うので、身体がタイミングを覚えるまで何度も挑戦しましょう。

 

 問題はサイズの方です。

 此奴らはシザーズとは違い、攻撃時に『投げてくる』獲物を弾かなければいけないので、近付いて攻撃してくるのを待っていればいい、というワケではありません。

 先ずは、なるべくステージと敵の状況を把握出来る広いところに誘い出し、敵が鎌を投げるのを待ちます。

 敵の鎌がダンテの目の前まで来たら、やはり最初は『ロックせず』袈裟斬りを鎌に当てます。袈裟斬りが当たると鎌はサイズに戻っていき、それを受け止めたサイズはビックリしたのか、やっぱりそっぽを向いてしまいます。

 ハサミを追いかける様にそのサイズに近寄って、そっぽを向いてる方に2、3歩、そして一発撃てばOKです。

 これはシザーズよりもタイミングや距離が難しく、挙げ句に複数に同時に鎌を投げられる事も多いので、先ずはターゲット以外を殺した後、1vs1でゆっくり練習すれば良いと思います。

 クリティカルヒットが成功した場合、ハサミ(鎌)→仮面への攻撃がコンボとして成立する他、大きなレッドオーブを6つ落とすのでお得です。

 

 一応こいつらもDante Must Die!ではデビルトリガーを発動させますが、如何せん体力が少なく、すぐに殺せてしまうため滅多に見る機会は無いと思います。

 発動するとやたらダンテに近付いてくる様になりますが、クリティカルヒットは健在なので、同様に対処しましょう。

 余裕の無い時は、エアハイクからの兜割りや、ショットガンを連射すれば造作も無く勝てます。

 針のある廊下などで出現するとき以外は、殆ど問題になる様な相手では無いので、軽い気持ちで戦いましょう。

 

 

・デス・シザーズ

 

 牛の頭蓋骨を持ったシン・シザーズの上位悪魔で、低い声で笑います(無関係)。

 此奴との戦闘では、此奴の張った狭い結界内でのタイマン勝負が強いられます。1vs1とはガッツがあって良いですね。

 

 基本的にはシン・シザーズと一緒で、攻撃判定はハサミにのみ存在し、弱点は頭部ですが、一撃必殺のクリティカルヒットは存在しません。

 戦う際は、ハサミの攻撃に気を付けつつ、仮面に兜割りかジャンプキックを与えていく事になります。地味ですね。

 何かを狙って戦わなければ格好良くありません。

 では、自慢の角でもへし折ってやりましょう。

 

 此奴はクリティカルヒットが無い代わり、頭部にある角を折る事が出来ます。折る事に成功すれば、大ダメージを与える事が出来るので狙う価値があります。その具体的な折り方ですが、正面から頭部を斬った場合は5回、背面から斬った場合は1回で折る事が可能です。

 さて、私の言いたい事は伝わったでしょうか。

 格好良く戦うために『背面から斬りましょう』。

 

 デス・シザーズはシン・シリーズの様に空中に浮いているため回転軸が中心にあり、常にこちらを見ているため、普通に戦ってはなかなか背中は取れないと思います。背中の傷は剣士の恥です。

 その上、シン・シザーズとは違い意図的にこちらの攻撃を弾くべくハサミを振り回す事もあり、なかなか厄介です。

 そこで重要なのが、ハサミ弾き、ジャンプ、敵踏みです。

 まァ、文字通りなんですが、先ずは地上で待って降りてくるのを待ちましょう。

 降りてきてハサミを振りかざしたら、それを弾いてジャンプ。エアハイクや壁蹴り、敵踏みを行って敵を飛び越して下さい。飛び越したら、すぐにロックして兜割り。空中でダンテがクルッと振り向き、良いのを一発叩き込むはずです。

 タイミングさえ合えば、角を折られた敵は真っ赤になって怒るはずです。ついでに唸ります。

 

 ここで敵の攻撃の番です。

 角を折られるなどして、致命傷を受けたデス・シザーズが真っ赤になって怒っている時は『無敵状態』で、こちらの攻撃は一切通用しません。素直に逃げに徹するのが吉です(逆に、相手が真っ赤になってない時は積極的に攻めるべし)。

 普通にハサミを振り回している分には、飛んだり撥ねたりしてかわす事が出来ますし、袈裟斬りなどを当てて弾く事も出来ます。ちょっと大きいシン・シザーズを相手にしてるつもりで翻弄しましょう。

 問題は回転ドリルアタックです。チョイ・ボンゲみたいな。

 画面外に消えた後、笑い声と回転音と共に突っ込んでくる突進技ですが、これは剣で弾けない上、どこからともなく来るのでかなり危険です。結界の縁をダッシュで走り回っているだけでも避ける事が出来なくもありませんが、結構運が必要です。

 確実に避けるために、一番楽なのは側転を使う事です。

 先程書いた事、『戦闘中はR1を心懸ける』を忘れていなければ、敵が画面外に消えてもダンテは見逃す事無く銃口を敵に向けているはずです。

 銃口の向きが変わると、敵の笑い声と回転音が聞こえてきますが、『方向が変わって一拍置いてから』側転を行えば、敵の一撃をかわす事が出来ます。

 ここでもしダメージを喰らってしまったら、そのタイミングを覚えて下さい。デス・シザーズは銃口の向きが変わってから出現までのタイミングが毎回一緒です。小賢しい事はしない、マジでガッツがある野郎ですね。

 このドリル攻撃は3回ないし4回連続で行いますが、タイミングさえ覚えていれば全て避けきる事が出来ます。攻撃が終わってひょっこりと戻ってきたら、また攻撃を始めましょう。

 

 攻める時の注意点ですが、角を2本折ると以降怒りり易くなり、ハサミを弾いただけでも真っ赤になったりするので、一旦背後から角を折った後は、正面から攻めるのが常套手段になると思います。

 Dante Must Die!では出現回数も増え、デビルトリガーも発動しますが、攻撃力が上がる他はこれと言って代わり映えするわけでもないので、落ち着いて戦えば怖い相手ではありません。

 

 因みに銃攻撃は殆ど効果が在りませんが、イフリートのメテオLv2を限界まで溜めて、頭部に決めれば大ダメージを期待できますし、上手く行けば一撃で沈んでくれます。

 此奴を一撃で決めるのもなかなか格好良いので、余裕があれば狙ってみるのも良いかも知れません。

 狙う時のコツは、なるべく離れて溜める事。一度結界の隅まで移動しデス・シザーズを誘き寄せてから、逆方向に移動して溜めを始めれば巧く行きます。

 

 

・デス・サイズ

 

 名前から察して取れる通り、シン・サイズの上位悪魔です。やっぱり鎌と仮面に判定があります。

 此奴も1vs1で勝負を挑んでくる一見ガッツのある野郎ですが、手に持ってる鎌の他、最初から地面に鎌を3本刺して『下準備』してる姑息な野郎なので注意が必要です。

 

 デス・シザーズとは違い結界を張る事はしませんが、その辺に数個、踏むか数秒経過すると竜巻が発生する魔法陣を引く嫌がらせを行ってきます。

 竜巻に触れると上空高く舞上げられますが、別にそれに依るダメージはありません。但し、そこを狙ってデス・サイズが寄ってくるのでそれに対しては気を付ける必要があります。

 しかし、そこが攻撃のチャンス。鎌を弾きつつ攻撃を当てる空中での攻防が基本戦術になります。アストラルを装備して兜割りをするのが常套手段ですが、イフリートを装備してジャンプキックを行えば、自動的に敵の位置をサーチしてくれるので簡単に攻撃を決める事が出来ます。お手軽ですね。

 地上で戦う場合は、デス・サイズが降りてくるのを待ち、間合いに入ったら即座に袈裟斬りを当てるか、飛び越すつもりでジャンプしてジャンプ攻撃です。相手が逃げたら、無理に追わずに待ちましょう。

 竜巻で画面を上下上下に行ったり来たりするので、見た目上は目まぐるしいしいんですけど、実際はかなり地味な戦いを強いられます。此奴にはクリティカルヒットも存在しないので、剰り格好良く戦えません。

 せめて、竜巻に上げられた時は確実に攻撃を決める様にしましょう。相手の鎌をよく見て攻撃すれば難しくないハズです。

 同様に、よく見ていれば地上で戦う場合も相手の鎌を弾いてガッカリさせる事も出来るので、それを狙うのも良いでしょう。

 ですが、どうもこのデス・サイズは何だかいつの間にか勝ってる、って事が多いと思うので…ホント。

 

 相手の攻撃に関してですが、普段は竜巻に上げられた時の鎌の一閃にさえ気を付ければ特に問題はありません。

 ただ、幾らかダメージを与えた状態で長期戦になると、予め地面に刺していた3本の鎌を操り、合計4つの鎌を扱う様になります。これが少々厄介です。

 特に、鎌を連続で投げつけてきた時、幾つかの鎌は時間差を持って本体に戻っていくのですが、その時間差が結構分かり辛く、画面外から急に戻ってこられると対処に困ります。こちらが空中に居て、身動きが取れない事も多いですから。

 此奴が相手の時に限らず、Dante Must Die!では特に実感すると思いますが、敵の攻撃をエアハイクで適当に避けるのはなるべく避けた方が身のためです。

 それは、エアハイク後は敵を踏むか着地するまで、攻撃以外を行えず、着地点に攻撃を重ねられるとどうしようもないからです。Dante Must Die!ではザコの一撃でも4、5発程度で再起不能にされる危険があるので、そんなくだらない一撃を貰っている様ではお話になりません。

 デス・サイズの鎌攻撃の様な、避けるのに苦労する技はなるべく使わせずに倒すのも格好良く戦う秘訣です。勿論、かわせるのならばかわした方が格好良いですけど。

 まァ、デス・サイズの本気モードを見る事は滅多に無いと思うので、気負う必要はありません(但し、Dante Must Die!ではしょっちゅう発動するのでかなり危険です。その上、デビルトリガーを発動すると鎌弾きを無効化したりするのでタチが悪い)。

 

 手軽に倒したい場合は、アストラルでデビルトリガーを発動させ、エアレイドの雷攻撃を決めるか、ヴォルテックスで自動サーチを行っていればアッサリ片が付きます。ゴリ押しみたいで格好悪いですけど。

 因みに、相手の身体がこちらを向いている時に銃を撃つと、鎌を胸元で回転させて弾を弾くため(格好良い)効果がありません。デス・シザーズ、デス・サイズの2種相手の時は飛び道具は考えない方が良いでしょう。

 

 

・サルガッソー

 

 海底や、ナイトメアの悪夢空間に出てくる頭蓋骨です。

 近付かない限り攻撃をしてきませんが、ステージに居るのを全部倒さないと次に進めない、という罠と敵の中間みたいな存在です。

 

 これについては、格好良く戦いようも無いと云うか、ちょっと斬ってスティンガーを当てたり至近距離でショットガンを撃てればすぐ砕けちゃいます。

 剰り考えず、『何だかちょっかいを出してくるマップの一種』、と考えてサクサク壊しましょう。

 一応頭を踏む事は出来ますが、別に何にもなりません。海底にいるヤツを全部誘き寄せて、ポンポン足蹴にすると楽しいかも知れません。流石にそんな暇な事やった事無いですけど。

 一応Dante Must Die!ではデビルトリガーを発動させますが、やっぱりあっさり砕けちゃいます。

 余程逃げ周りでもしない限り、此奴らのデビルトリガーを拝見する機会は無いのではないでしょうか。

 

 ナイトメアの悪夢空間で、出現ギリギリの所で挑発を行って不足してるDTゲージを回復させる、という小技に使えますが、面倒ですしすぐに壊しちゃいましょう。

 一番でっかいサルガッソーにデビルトリガーを発動させた場合、こちらもデビルトリガーを発動して銃を連射すればAbsoluteくらいは狙えるかも知れません。

 

 

・ベルゼバブ

 

 蠅です。

 攻略もなにも、ただ本気でウザイだけなので、ショットガンで一匹一匹一撃で仕留めながら歩いて回るのが吉です。

 この時くらい、歩きながら片手でショットガンを操るダンテの姿に見取れましょう。飛び出す薬莢も格好良いですし、片手でポンプアクションをする仕草も最高です。

 

 剣(或いは拳)と、二挺拳銃で戦いたい場合は、なるべくステージが見渡せる視点で戦うのがポイントです。

 普通に戦っては相手がすぐに昇天してしまうので、敢えて共食いをさせてパワーアップさせれば耐久力が上がってくれるので、やり易いかと思います。

 個人的には、ウザイだけなのでショットガンで掃討して回るのをお勧めしますが。

 蠅にクセにDante Must Die!ではデビルトリガーも使いますが、やはりショットガンを使えば赤子の手を捻る様に楽に殺せます。存分に捻って下さい、赤子の手を。

 

 

・シャドウ

 

 獅子の姿をした影です。

 デモを伴って登場する場合は、大抵デモ終了直後に攻撃してくるので、デモの終わりからR1ボタンを押し続け、デモが切れたらすぐに回避行動を行うクセを付けておいて下さい。

 

 此奴との対峙の際は、銃での戦いが主軸になります。剣や拳で攻撃すると、カウンターで回避の困難な光の矢を放ってくるからです。間合いを計りながら銃で攻撃を加え、コアを露出させたら剣で攻撃を加える、と言うのが基本的な流れです。

 では、効率良く、そして格好良く戦うために此奴の攻撃パターンを覚えましょう。

 

 此奴は移動の際は、身体を影の様に平たくして突っ込んでくるか、獣の姿を維持したままトテトテ歩くかの2種類を用います。

 前者の場合、地面から上空に伸びる影の槍を何本も突き出す技を行ってきます。これは回避行動よりも常に走り回りながら連続ジャンプで逃げると比較的楽にかわし切る事が出来ます。ステージの隅に追い詰められない様にだけ気を付ければOKです。

 後者の場合、ダンテとの間合いを考えながら、唐突に走ってきて噛み付きを行ったり、ジャンプした後に鋸状に姿を変えて突っ込んできたりします。また、顔を針の様に尖らせて伸ばしたりもします。どれも、攻撃前に予備動作があるのでR1ボタンさえ放していなければ、回避行動で余裕でかわす事が出来ます。

 さて、こちらが攻撃を行うチャンスは後者の時です。平べったくなって居る時は攻撃しても無駄ですから、立体化している時にガスガス銃を撃ちまくりましょう。お勧めは勿論二挺拳銃です。

 基本的にR1ボタンを押したまま、銃を連射しつつ、攻撃が来たら紙一重で避けるのを繰り返します。ダッシュで逃げ回るのは美しくないので、攻撃を受ける瞬間にかわすのが格好良さのポイントですよ。その方がギリギリまで銃弾も浴びせる事が出来ますし。

 

 それと、顔を伸ばす槍攻撃。これが、シャドウ戦に置ける格好良さの明暗を分ける事になります。

 この槍攻撃はかなりダメージが大きく、普段は絶対に喰らいたくない技ですが、実は『乗る』事が可能です。

 顔を伸ばした槍に見事乗る事が出来れば、シャドウはビックリして暫くの間動きが止まってしまいます。後は槍の上で頭の無い本体にガンガン銃を撃ち込むだけです。この攻撃が巧くイけば数発でコアを出してくれます。

 やり方は簡単で、シャドウが獣姿でテクテク歩いている時、こちらもジャンプしたりせず一定の間合いを保ったまま、攻撃をせずに相手を見据えていきましょう。

 すると、業を煮やしたシャドウの顔に黒い気が収束されます。これが、槍攻撃の合図です。

 合図を見たら、ジャキン!という音が聞こえた瞬間、或いはそれより少し前くらいに垂直ジャンプをすればOKです。足下をかすめていった槍の上に乗る事が出来るので、後はビックリしてるシャドウに思いっきり銃弾を撃ち込みましょう。

 攻略の上で効果的であり、その上見た目も格好良いので狙って行くしかありません。ってか、敵を小馬鹿にしてこそのダンテです。

 『見せびらかす程のうなじかよ』とか言いながらガンガン撃ちましょう。勝利は目前です。

 

 シャドウはコアに一定以上のダメージを受けると赤くなり、以降自爆してしまうまで、ダンテを自爆に巻き込むために兎に角突っ込んできます。軽くかわしながら、自爆を待ちましょう。問題無く勝利です。

 

 但し、問題は付き合う回数の増えるHard以降。

 2匹が同時に現れるケースが増え、馴れない内は片方の相手にしてるともう片方の攻撃を見切れない、と云ったケースが増えてきます。

 更に最悪なのがDante Must Die!でのデビルトリガー発動。

 攻撃力が上がるのは当たり前で、更にワケが分からない程機敏さが増し、近付くだけでカウンターの光の矢を出してくる有様です。何とか1匹を殴っていると、別の1匹が回転鋸で突っ込んできて、体力の5割が無くなってしまう様な悲惨な状況になりかねません。

 先ずは、Normalで『3匹の猛獣』を1、2回程度のダメージで切り抜ける事が出きる程、シャドウに馴れておくのが大切です。狭い通路などで2匹を相手にする時、何の経験も無く戦うのは自殺行為です。

 

 腕に自信が無ければ、Nightmareβの溜め撃ちを使うと便利です。これならば、Dante Must Die!でも労せずしてシャドウを仕留めれます。

 また、格好悪いのですが、複数を相手にする時、1秒でも早く相手を仕留めるためにワザと赤くなった相手に捕まるのも手です。普通、赤くなった敵に捕まると地面に叩き付けられた後、自爆に巻き込まれてしまいますが、捕まった直後にデビルトリガーを発動させれば、叩き付けのダメージを無効化してさっさと相手を自爆させる事が出来ます。

 とっとと頭数を減らしておけば、その分だけ対処が楽になるので試してみるのも悪くないでしょう。

 

 

・サイクロプス

 

 中位のサイズの蜘蛛です。

 正直、格好良い戦い方が未だ見つけれません。

 無意味にガードが堅く、その割に行ってくる攻撃手段も少ないので相手をしていて面白くない敵です。

 踏み潰しを行ってきた際、垂直ジャンプでかわせば兜割りを当てる事が出来ますが、その後乗れるわけでも無いので今一です。

 必ず2匹1セットで出現するので、シークレットミッションの様に同士討ちさせるのもオツかも知れませんが…

 

 まァ、グレネードを使うのが一番楽なんですが、イフリートでメテオやインフェルノを使うのもお手軽です(投げやり)。

 

 

・ブレイド

 

 盾と仮面を装備した、ちょっと攻撃的に進化したトカゲです。

 機敏で戦闘的なマリオネットだと思いましょう。つまり、普通に戦える相手、という認識で。

 

 こいつらはマリオネットの様にテクテクと歩きながら間合いを計る事はせず、前屈姿勢で軽く飛び跳ねながら、狙いを定めて一気に突進してくる戦法を行います。その突進時に攻撃判定を持っている他、振り払う腕や尻尾に攻撃判定があり、あと稀に爪を飛ばしてきたりもします。

 結構機敏に動き回るため、マリオネットを相手にしているときの様に一匹を浮かせていたぶっていたりすると、唐突に画面外から突っ込んできて、思わぬダメージを受けてしまう事が多いので注意が禁物です。

 故に、こいつらを複数相手にしながら位置取りを行う場合は、ロックしたまま歩くよりも側転で行う方が安全だと言えます(基本的に、コンボからハイタイムに繋げた辺りで回避行動を取ると、丁度他のブレイドの突進を避ける事が出来、見た目に格好良いと思います)。

 

 

・フロスト

 

 こーり。

 

 

・ノーバディ

 

 うひょっひょ。

 

 

In The Name of my Father , I will Kill Mundus !

 

・ボスを仕留める

 

 ボスとの戦い。

 

 

・ファントム

 

 筋肉以外にも詰まってるのか?

 

 

・グリフォン

 

 消えな鳥頭。

 

 

・ネロ・アンジェロ

 

 掃き溜めには勿体無いな。

 

 

・ナイトメア

 

 滅茶苦茶。

 

 

・ムンドゥス

 

 俺の息子に宜しくな。

 

 

It Looks like We Have a Winner . Jackpot !

 

 締め。


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