う〜ん、普通の展開。
劉、敗北→皆、嘆く
劉、敗北→烈、激怒→皆、驚く
劉、敗北→烈、激怒→勇次郎、笑顔→皆、焦る
劉、敗北→烈、激怒→勇次郎、笑顔→劉、再起動→皆、驚く
劉、敗北→烈、激怒→勇次郎、笑顔→劉、再起動→劉、攻撃→勇次郎、蹴り→劉、敗北 II
今週は、やる気満々だった勇次郎が印象的です。
そんなに烈とやりたかったのでしょうか。
皆がどう思っているかは置いておきまして、個人的には劉って烈と互角、或いはそれより上かも、位のイメージは有ったんですよ。幾ら烈とは打岩の出来の差が有ったとは言え、年齢の事もありますし。その劉を、ああもあっさりと仕留めたのだから、勇次郎が烈に興味を抱かな、とか。
あの笑顔っぷりを見ると、結構烈とヤリたくて仕方無い、と云う感じですけども。
さて、議題は劉の顔に。
どうやら、変わり身や幻術と云った線は全部無くなったみたいですが、今後劉はどうなるのでしょう。
普通に考えれば、今週の顔面キックで退場でしょうけど、今後顔を出す時にはどうするのか、と云う下らない話題。可能性が有るのは、『東洋の神秘で顔をはっつけて元通り』、『独歩くらいにはどうにかなる』、『包帯やマスク等で顔を覆ってる』、『もう出てこない』、『実は死んだ』辺りでしょうか。そうなら良いのに、の順で並べているので、最後に行くに連れて厭な予想になっています。
まァ、楽観的ではありますが、顔面を爆破された独歩でさえああなったので、何とかなるんじゃあないかとは思ってます。実際、昨今では皮膚の移植技術も上がってきていますし、ましてやここは世界屈指の蛮勇達の集う地、中国は擂台賽の場ですよ。顔を戻す秘伝の1つや2つ。下手すれば、海皇様が妖術の類で直しちゃうかも知れませんし。何か、あれだけ海王が集まっていると、1人くらい回復に特化したヤツが居てもおかしくない気がしてきましたよ。最大トーナメントで言うトコロの紅葉役。
実は今回の劉は、勇次郎に対する噛ませ犬では無く、その回復役に対する当て馬なのかも知れない。いや、有り得ませんか。
取り敢えず、散々待たせてこれだけの展開では、今一書くに書けず。
来週からは、何事も無かったかの様に第2試合開始ヨロシク、です。
これでまたバキとかアライJrとかが『資格者かどうか』とか言って、瓦割し始めたら怒りますよ。
『こうも、リハーサル通りだとフェアじゃない』は主人公・刃牙の台詞ですが。
私は何度も何度も言いましたし、読者の人々も皆確信を抱いていました。
この大会には分かり易過ぎる噛ませ犬が居ると。
でかい人とか太い人とかタイ人とかは、いつものパターンに乗っ取って噛ませ犬となる、と誰しもが予想していたわけで。特に、『でかい』とか『ムエタイ』とかはそれだけで『負ける記号』なのですから(例外:オリバ、ジャック)。
そんなわけで、『でかい人』こと除 海王、出てきて4、5ページでアライJrに敗北。
最初、アライJrの一撃が決まっているのが見えなくて、でかい人が蹴りを出した次のページ捲った瞬間、『決着!』みたいな事になってるの見てびっくりしました。フォロー無しかよ、みたいな(っつか、金的大好き過ぎ、この漫画)。
まァ、この対決については『なるべくしてなる』対決だったと思うのですが、それにしても『海王』の重さが凄まじい勢いで落下してますよ。いくら見た目に分かる当て馬だったとは言え、仮にもあの烈と同じ名前を関する連中、この強さ設定はどうかしてるのじゃあないでしょうか。それ程までにアライJrが強いのか、はたまた烈が海王の中でも抜きんでて強いのか。或いは、でかい人が圧倒的に弱いのか。
先日の劉の試合にしても、相手があの勇次郎だったとは言え、剰りと言えば剰りな展開でしたし、どうも『海王』に対する認識が間違っていた様な気がする展開が続いております。ひょっとして、地下最大トーナメントに烈しか出なかったのは、他の(些か早計につき略)
後、今週気になったのは、梢江ちゃんとアライJrの邂逅でしょうか(どうでも良い話ですが、バキ世界の人々の抱擁は気合いが入り過ぎてる)。
板垣的展開からすると、アライJrの言う『もしバキと当たったら、無事に済ませる』と云う台詞は、『バキと戦わない』だとか『バキに勝たせる』だとかいった類では無く、『余計な時間を掛けず、一撃で殺しマース』の意だと思うのですが如何でしょうか>板垣先生
そこで重要なのは、『戦ってる暇在ったら休め』みたいな常識的な見解からそう云う行動を取るのか、『生とは苦しみ、死して楽になるが良い』みたいな考えからそうなるのか、と云うところです。前者みたいな事をすると、勇次郎が目を光らせながら飛び込んできて、チョップ→髪掴み→ブン投げ→蜂蜜をぶちまけるが如き(略)となってしまうわけですが(その方が嬉しい)。
しかし、梢江ちゃんとの邂逅に意味が在った(?)のが、少し意外でした。アイツ何しに出てきたのか、と思っていたら、最初に梢江ちゃんと逢っておくことで、(少なくとも梢江ちゃんには)『一般的な人』或いは『話が通じる人』と云う認識を与えてるわけで。そこで何かドラマが作れる可能性が。こう…勇次郎にボコボコにされて、『巨凶・松本』の血に目覚める梢江とか。バキをボコるアライJrを見て、『は、話が違う!』とか。うざ。
ところで、この大会が一般的なトーナメント形式を採ってる場合、2回戦第1試合って…勇次郎vsアライJr?
バ、バキと戦う云々言ってる場合じゃあ無いですよ、板垣先生。今度はどんな外法を使ってこの窮地を乗り越える気ですか。1回戦を勝ち残った連中でシャッフルですか。ええ?
それと、今週でかい人が一瞬で逝ってしまい、バキ恒例の『強さエピソード』が見れなくて残念でした。
相手は4000年の歴史を持つ『海王』の名を継ぎし猛者達!シルクロードを渡り、彼のパンクラチオンを壊滅に追いやった蛮勇達の子孫!その強さエピソードともなれば、『象を片手で持ち上げた』だの『万里の長城を半刻で駆け抜けた』だの『死刑囚を抱えて黄河を走って渡った』だの出てきて当然!…だと思ったわけですが。
その辺は来週以降に期待と云う事で(この調子だと来週はバキかドリアンかなあ)。
復活の除 海王。
今度こそ、強さエピソードを見せつけてくれるかと思いきや、結局一撃で沈む除 海王。
君は一体何をしたかったのか。
幾ら噛ませ犬でも、折角『でかい』と云う設定を貰ってるのに、それに関する事を何もしてないじゃあないですか。せめて『私の間合いは、この擂台の半径と一緒だ!』位のハッタリは噛ましてくれいないと。『バキ』と云う稀代のアレげ格闘漫画に出る以上、喩えそれが『どれだけ無駄だとしても』、自慢話(=敗北へのなだらかな(時には急激な)下り坂)が必要不可欠だと云うのに!
対するアライJrの、除 海王を使ってまで自慢話(=敗北へのなだらかな(時には急激な)下り坂)をお膳立てする『バキ』っぷりと言ったら!
あの板垣先生の事!アライJrを保護していると思うかも知れない!!
あの板垣先生の事!『モハメド・アリ最強!』と描くと思うかも知れない!!
だがしかし!我々は知っているはずだ!!
かつて、これ程の扱いを受け!これ程の活躍をし!!これ程のエピソードを見せ!
それで尚、烈に一撃で吹っ飛ばされた『格』兵器のあの男を!!
後に、『末堂・加藤』と同格扱いにされた、(でも死刑囚の1人をボコボコにする意地は見せた)あの男を!!
それは兎も角、こっちはもう十二分にアライJrが『強い』と云う事は知ってるので、もうこう云うエピソード要りませんよ。それこそ、勇次郎の瓦割と同じくらいに無意味でしょうに(言ってる側から)。
まァ、この展開が『無事に終わらせる』発言=『一瞬でバキを殺しマース』行動に繋がっていくのかも知れませんが。2回戦の勇次郎戦を何らかの形で回避出来れば、ですが。
まァ、アライJrとかでかい人とかはどうでもいいとして、その2人の戦いを解説しているのが、よりにもよって『他の海王』だと云うのがウケました。
擂台賽と云う、海外の地でやってるが故の光景。
そうでした、末堂も加藤も本部も居ませんから(っつか、末堂は生きているのか死んでいるのか)、解説屋はこの性格づけさえ分からない人達に頼るしか無いわけで。
で、解説をやってくれた悪いバキ(命名)こと陳 海王。どういうつもりかは知りませんが、何だって彼はこんなにバキに似ているのでしょう。横顔なんて病気バキまんまです。と云うか、一瞬バキが偉そうに喋ってる様に見えました。
意図的なのか、描き分けが出来てないのかは知りませんが、私達は『世界中にばらまいた勇次郎の種』は『範 海王』だと確信してるので、こう云う紛らわしい事されても。これで此奴が巨凶の男なら驚きますが。嘘。
そして、やたらバキに友好的な姿を見せて笑いを誘う、我らが烈 海王。
何だか、彼も一撃で殺される気配がプンプンします(板垣先生の事だし)。
しかも、私が前から書いてる噛ませ犬筆頭の『太い人』とか『タイ人』とかに(板垣先生の事だし)。
でも、そもそも中国武術じゃあないムエタイの人は、全然関係無い人に『お前の立っている場所は既に通過済み』とか言われて蹴り殺される可能性も棄てきれないのですが。
それは兎も角、解説屋と一緒で、バキがこうやって軽く会話出来るのって、よく考えてみると梢江ちゃんと勇次郎と烈だけです。かなり笑える状況。今頃、加藤とか本部の有難味をヒシヒシと感じている事でしょう(板垣先生が)。
でも、何気なく皆と打ち解けてダラダラするのかも。微妙。
そして最後に明らかになった、次の相手『李 海王』。
烈さんが勿体ぶって何を言うのかと思ったら、彼は『毒手使い』だそうです。まんまかよ。
これを期に、(戦闘終了後)薬か何かを貰って、とっとと治るのを希望します。
何か、バキが細くなって以来、『毒でやばい』→『何かに挑戦』→『梢江ちゃん叫ぶ』→『バキ無事』の展開ばかりで、そろそろ見飽きました。
『バキ』は、稀代のアレげ格闘漫画なんですから、妙な設定とか状況とかやってる暇があったら、とっとと蛮勇エピソードを描いて下さい。『象を片手で持ち上げた』だの『万里の長城を半刻で駆け抜けた』だの『死刑囚を抱えて黄河を走って渡った』だの。
それにしても、この漫画は脇道に逸れないとテキストが書けないなあ。
う〜ん、バキの真意が本当に見えてきません。
彼はその…なんだ、自信が在るのか無いのか、烈の提案に賛成だったのか反対だったのか、先ずはそこら辺を明確にして頂きたい。
『これしかないならやってやるぜ!』的に熱くなってるのかと思ったら、どうも死刑囚編の頃のテンションの低さ(=根暗さ)を引きずってるみたいで、『何となく戦います』的なやる気の無さ。見ていて非常にうざったいです。
勇次郎を倒す事を未だに思ってる割に、海王を『驚異』とか言ってもさあ。
このバキのテンションの低さも、最近の迷走ぶりに拍車を掛けている気がするのですが。
それに引き替え、梢江ちゃんの蛮勇ぶりときたらどうですか。
ぶつぶつ呟いた後に咆吼。
烈に対しての顔面パンチを初めとした拳や蹴りの応酬は、以前の河原に置ける花山戦と比べても何の遜色も御座いません。と云うか、テンションだけは確実に上がっております。
いやいやいやハッハッハ………、貴殿は頑張らなくても良いから(本音)。
よりにもよって『調子こいてんじゃねえよ!!』は無ェと思いました。
各種バキサイトが、こぞってパロディにするのが目に浮かぶ様です。
で、問題は巨凶・松本の血を引く娘を怒らせた烈さんの一言。
『範馬刃牙の目覚めに賭ける』
あァ?
何ですか、あの烈が負けた時の例のアレの事ですか、ひょっとして。
私はてっきり、李 海王が薬でも持っているのかと思ったのですがね。
殺意の波動(違)に目覚めれば、毒が勝手に抜けるとでも?『覚醒して回避せよ』、ってそんなファンタジーじゃあ無いんですから(しかも、最近のバキでは有り得なくも無いので困る)。
ひょっとして烈さんてば、未だにあの範馬パワーで負けた事を根に持っているのでは。
―――とすると、烈の一回戦の相手候補はドリアンから範 海王に移りますよ(頭の中で)。
そして一撃で死ぬ。間違いない!
っつか烈。
克巳もジェットコースターから落ちた末堂とか、顔面爆破の独歩とかの話題に触れずに、シコルスのホテルに行ったりドイルのホテルに行ったりしてましたけど、劉の容態はどうなんですか?
ひょっとしなくても、また放置プレイですか。
死んだか死んでないかだけハッキリして下さい。
それはそれとして、李さん顔変わってないですか?気の所為?
相変わらず兄貴は克巳似だし。って言うか、克巳そのもの。
アシさんとか編集さんは注意夜露死苦。
そして、毒手(薬硬拳)が掠っただけで皮膚が腫れ上がるバキ。
柳の時は、ひとまず喰らった時は変化を見せなかったのに、それ程までに李の毒は強烈なのでしょうか。或いはバキがそれ程までに駄目まっているのか。
李 海王は柳と違い、両手を毒手にしているところを見ると、柳よりはランクが上の毒手使いだと思われるので(中国一ですし)、恐らくは前者でしょう。よーし、そのままバキを殺して頂ければ助かります。
『買った!擂台賽編完!』
『で、誰が俺の代わりをするって?』
これ違う漫画だ。
前2試合は、(勇次郎の瓦割を除けば)2週間ずつで終わっていますが、一応今回のは主人公の試合。毒手の兼ね合いや、李さんの自慢エピソードも入って、3〜5週間は掛かると見て良いでしょう。
まァ、バキが死ぬ事は無いと思うので、この試合でとっとと毒の件に片を付け、もう毒ネタで引っ張るのをどうにかして欲しい、と。死なない癖に、毒でぐーたらぐーたら引っ張られても。
地下トーナメント終わった時の『もうこんなに戦いたい!』の頃のバキに戻って下さい。
(そしてそのために梢江ちゃん辺りが死ぬ必要が在るなら、とっとと死ぬ様に)
タイトル見て、まさか一週で終わらせるつもりかと思って焦りました。
幾ら板垣先生でもまさかそんな。いや、しかしあの板垣先生ならば…まさか!
早速毒を喰らって汗ダラダラのバキ。主人公で無ければとっくに死んでます。
と云うか、この漫画に置ける汗は、肉体的疲労に伴う物で無い限り、『負ける時のサイン』です。主人公で無ければ5回分は負けてる汗ですよ。よーし、負けろ、バキ。
で、何を考えたのか、毒を喰らって膨らんだ部分から口で毒を抽出してみるワケなんですが、それはとてつもなく危険な行為だと思うわけですよ。しばしば、蛇に噛まれた時も同様の解毒方を試みようとする描写が在ったりしますが、そんな事をしようものなら口の中の傷口等から感染して、より危険な状況に陥る事だって少なくありません。
まして、我らがバキ君は散々歯を折られて差し歯をしている節があり、口の中の毒の受け入れ態勢が一般人のそれよりも整っていると言えます。自ら毒を喰らうは愚の骨頂!!
それと先生、『待っててくれたのかい?優しいんだな』のやり取りは加藤vsドリアンのままです。
どう考えても尋常じゃあない肌のバキを見ながら、漸く『間違いない、既に冒されている』と再認識する李 海王(また顔が細長くなった)の思考能力に関しても突っ込みたいところではありますが、幼少の頃勇次郎に『0.1秒で1回死ねる』と教わってるバキが、正々堂々と隙丸出しで毒を吸い出している様もどうかと思いました。ホント馬鹿な。
そして、その馬鹿の馬鹿オヤジ・範馬 勇次郎が範 海王の脇に降臨。
何ですか、その並びは。そこまであからさまな事しなくても。
ここらで社交辞令でも始めてくれるのでしょうか。
『ご無沙汰だったな、オーガ』
『遅いじゃないか、アンチェイン』
…ところで、ビスケット・オリバ大先生は何をしてるのだろう。
話が逸れたところを無理矢理修正して、勇次郎に負けるとも劣らない―――むしろ、別の意味に置いては圧倒的に上回る超・暴力を携えた婦女子、梢江ちゃんもしっかりと登場。
『見届けるしかないの?』
とかモノローグが入っていますが、素直にそうして頂ければ幸いです。
ジャック戦の時の様に戦闘中断を計画されても困りますし、脱がれたらもっと困るので。
何だろう、勇次郎にストレートかます江珠といい、死体にマシンガンぶっ放すジェーンといい、範馬の人に近付く婦女子はアレな人ばかりですな。や、梢江ちゃんは以前は(比較的)普通の娘だったと思うのですが、いつの間にか…ええ、気付いたら『こんなんなっちゃった』ですし。
ええ、昔はヤクザに石投げたり、ガングロ中国人に暴行を加えたりする様な娘じゃあ無かったんですよ、ええ、ええ。アニメ版では比較的可愛かったんですよ。ホントに(おかんは美人だったし)。
まァ、初体験にして『身体の見せっこしよう』とぬかす小娘ですから、もう何が起きたっておかしくないんですけど!
2コマ位しか出てない梢江ちゃんネタはコレ位にしておいて(そして、その梢江ちゃんの後ろに居た、数週間後には一撃で沈むであろう烈先生も置いといて)、ジャックよろしくいつの間にか合気(柔)を拾得していたバキ。
段々ゆでたまご先生のキャラみたいな顔になってきた李さんに『体験したかった』とか余裕ぶっこかれていますが、この調子でまた紐切りとか出したら笑えますね。既に最終ラウンド気分で。
目の神経紐切ってる暇が在ったら、頸動脈を切ってしまえ、みたいな。
『コリコリ弾力のある頸動脈に触っているどころか、切ったぞU李ィィィィッ!』
だから漫画違うってば。たわけ。
そんな事言ってる間に、バキボコボコ。
勇次郎は『すぐ決着つくぜ〜(にこり)』とか言っておりますが、この状態からどう反撃するのかが気になるところです。一発喰らっただけで皮膚が膨らんでしまう様な一撃を散々身体に浴びてますからねえ。
突然巨凶の血に目覚めて、天蓮華(懐かしい!)とかし始めないと良いのですが?さて。
先週の休載は急用が出来た所為で、別に落としたわけじゃあ無いそうです。
何もエクスクラメーションマークを付けてまで叫ぶ様な事じゃあ無いですよ、板垣先生。
―――といったところで、2週間ぶりの今週のバキです。
って、ジョジョの時も思ったけど読んでる人居るんですかね、これ。
弊HPはジョジョとバキとGガンダムは通過済みの方を想定おりますが、繰り言なので以下略。
さて、『細る』という謎の言葉から始まって『毒が裏返る』という謎の言葉で終わった今週。
読み終わった後に『裏返るって何だ!』と叫びたくなったのですが後に回すとしまして。
私(達)は、バキが死なない事を知っています。
私(達)は、バキが(悪い意味で)期待を裏切る事を知っています。
私(達)は、バキが理不尽な力(範馬力<はんまぢから>)を持っている事を知っています。
知っています、承知していますよ。
烈さんと戦ってた時だって、モノローグで『ま…』と来たから『負ける!?』と思ったら、『参ったね』の台詞と共に妄想力の素晴らしさを発揮して、逆に烈さんをボコボコにしたのを見てきています。
それだと言うのに。それだと言うのに。
結論から言いましょうか、上記の事を理解していた上で今週のアレを見て
『やった!バキ終わったかも』
と思ってしまったのですよ。
あんな壮大な転がり方&血の飛ばし方は、普通死ぬ時位にしか見せない演出でしょう?
って言うか、あんな壮大なダウン見たら取り敢えず銅鑼鳴らすだろ審判も!
………でも、そもそも『それ』が間違い―――その前提そのものが間違っていたわけで。
この漫画は普通じゃないもの。命賭けてるもの。
思い起こせば、何時だってこの漫画はこんなに素敵な演出を見せてきたじゃない。
地割れに落ちた烈とか、隕石が当たったオリバとか。
捨て置きましょう。
兎に角、そんな『バキ』の常識を理解していたはずなのに、淡い期待をしてしまったのはヘタレ海王、『李 海王』その人の所為です。
『もう止めなさい』的な顔をしてるのかと思ったら、『もうやべえ』的なツラだったわけで。
先週の余裕も何処吹く風、早速汗を掻いて負け犬ムードです。と言うか、負け犬。そもそも顔が負け犬。
もう期待していないので来週のラスト辺りで豪快に負けて、バキと友達になって下さい。
そして劉 海王にやってもらうはずだった解説&説明をお願いします。
更に出来る事ならば、なるべく梢江ちゃんをフレームアウトさせる様な立ち振る舞いを。
って、梢江ちゃん。
相も変わらず『凄い女』全開の梢江ちゃん。
何が凄いって、あの凄まじい泣き顔!
じゃあ無くて、勇次郎に笑みを浮かばせる程の『女』!
『い〜い女見付けやがった!』
勇次郎さんが嬉しそうです。
これは最早、世界の首脳陣にすら誇れる立派なステイタスです。
自己アピール欄に『範馬 勇次郎に褒められました』と書くだけで、他は空白でも通りそうです。
何処で通るかは分かりませんが。
そんな彼女の涙がきっかけだったのか、涙は只の偶然か。
遂にバキが毒を乗り越え始めました。
肌から余計なスクリーントーンが消えるバキを見ながら、李さん汗ダラダラ。
烈も驚きながら『毒が裏返った!』と一言。
『パニくるな…烈ポリオ。慌てなくたって良いわ…』
『殴られて毒を喰らうって言うんなら…もう一撃』
『敢えて打たせて更に毒を喰らえば良い』
何が『喰らえば良い』だ、馬鹿!
これをC-MOON理論と言うわけですが。
だから、ならば時を止めてる最中に時を止めると時は動き出すのですか、どうですか!?は某氏の言。
毎度の事ながら漫画が違うっつー話ですよ。
兎に角、漸くバキに復活の兆しが見えて参りました。
来週辺りスッキリした身体を動かして李さんに反撃、再来週辺りでこのエピソードは終わる事でしょう。
で、ヘタレバキは『治った以上関係無い』とか言って擂台賽から離れると。
或いは『い〜い女』梢江ちゃんが、『治った以上関係無い』とか言い出して以下略。
まぁバキと梢江ちゃんは居ても居なくても良いので、そろそろオリバ大先生の登場を期待して待っています。
ドリアンでも良いんですけど、この擂台賽は突然の開幕以来殆どのキャラが放置プレイ状態なので、バキの毒エピソードが終わったらその辺の補完をして欲しいものです。
日記でも書いた事ですが、とあるインテリ気取りの女好きプログラムが口にした言葉が在ります。
『あらゆる物には二面性が在り、この世界は因果律という約束に縛られている。干渉と反応、原因と結果。我々は因果律の犠牲者だ』
板垣先生的には、毒手にも二面性が在った様です。
勇次郎が嬉しそうな勇次郎スマイルで語る2つの毒手。
即ち、中国で創られ日本に伝わった陰手!中国でその後も開発の続いた陽手!
ある『厳しい条件下』では、異なる毒手は毒が薬となる事が在るッ!
って、その『厳しい条件』をさっさと語って下さい。
まあ大体、皆が何となく思っていた通りで。
後はそこにどれ程のバキ的トンデモ説明が付くのかがポイント。
『隠し味として涙の成分が加わってどうのこうの』位まで飛んで頂かないと。
梢江汁<こずえじる>とかさえ出てこなければ何でも良いので、出来るだけ吹っ飛んで下さい。
中途半端にはせずに、『ああ、バキだ』と思える様な。
どうでも良いのですが、陰手って何か淫猥な以下略。
と言うか、烈も裏返り現象を知っていたなら最初からバキと梢江ちゃんに言っておけば良いじゃあないか。
『たまには毒手が薬になって治る事が在るから、戦ってみて』
の一言さえ在れば、梢江ちゃんに暴行を受けずに済んだのに。
かつては烈も、劉に色々(ドリアンの事で)迂遠な嫌がらせされていましたから、その報復でしょうか。
この漫画に出てくる人々って、皆持って回った喋り方とか行動をしますね。だが、それが良い。わけですが。
それは兎も角、『やったぞ梢江さん!』に噴き出しそうになりました。
しかも喜んでる烈の顔が、ほとばしる程不細工。
『うわぁー、この人笑顔の資料少ねーなー』というピヨ彦の言葉を思い出しました。法の死角!
そして相変わらず克巳顔―――を越えて克巳の範 海王。
彼も彼で、勇次郎の隣で壮大な間抜けヅラを披露してくれています。
普通ならば『新キャラでいきなりそれは無いだろう!』と言いたくなるのですが、どうも私(達)はこの顔のこの表情には見慣れている感が在るので、大して違和感は無いですね。むしろ、ある意味相応しさすら感じる。
チャンピオンを手に取った時に、予め『勇次郎の隣に居るのは範 海王だ』と意識しておかないと、『克巳が何で居るの』と錯覚してしまうのはどうにかならないのでしょうか。まァ、今更突然顔が変わっても驚くでしょうけど。
そんなこんなで、梢江ちゃんの涙を軽く飲み込み、回し蹴りと共に復活した我らがバキ。
最大トーナメントで梢江ちゃんがバキのお小水を飲んでいたのを思い出したりしつつ、梢江ちゃんの涙は本当に魅力が無ェなあ!量が多過ぎるとか顔がアレとかそう言うのを抜きしても魅力が無い!何だこのヒロインは!
そんな『い〜い女』を物にしたバキの『身体が軽くなった』発言。これでテンションが上がるかどうかが問題です。
考えてみれば、死刑囚編でバキのテンションが上がったのは、梢江ちゃんの部屋に窓を割って乱入した時と、梢江ちゃんを捜して走り回った時と、柳スキーを虐めてた時だけですし!しっかりしろ、主人公。
一方の汗ダラダラ李 海王。
擂台賽開始前から、兄(範 海王)との確執を見せていた李 海王。
先週から続いて負け犬ムード満開ですけど、此奴も未だ『過去』や兄に拘る理由、そして『武勇伝』が語られていません。この調子だと語られる事も無さそうで不安です。
単に烈の言う『中国一の毒手の使い手』で済まされてしまったのでしょうか。
『これで終わりと思うな。中国一と言われる所以…見せてくれる!』とか呟きながら、新たな技を披露して欲しいところですが、何か『両手もと毒手』である事にそれが集約されそうで怖いのですが。詰まり『もう彼は凡人である』と言う結論。
勇次郎に『すぐ決着つくぜ〜』と言われている位ですし、その結論は来週にも証明されそうです。
個人的には、客か範 海王辺りが『李の毒手はシロナガスクジラすら一撃で葬っている!』位の事を言ってくれるのを期待していたですが、期待外れも良いところだ。
次の選手は、出来るだけ強烈なハッタリを持っていますように。
先週、私は毒の裏返りを見た上でこう書きました。
『どれ程のバキ的トンデモ説明が付くのか』
期待して待っただけの事はあります。
『脳内麻薬』『恋人の涙』『化学反応』『スパーク』
予想以上ですね。
一体何人の人間がこれらの単語を『解毒の原因として浮かび上がるキーワード』と思うのか。
端的に言うと、有り得ないっつー話。
きっと解毒の説明はこれで終わりなんだ、と思うとゾクゾクきますね。
しかも、李さんも『〜か何かが』って曖昧な事言ってるのが素敵過ぎる。
これで済ませるつもりなのか、と思うとブルブルきますね。
素晴らしいなあ、板垣節全開。
好きな物筋肉を伴う蛮勇、嫌いな物筋肉を伴わない解説。
取り敢えず毒が治ったバキ。
何気無く中国語を多少聞き取れているらしい事が判明。
まァ、確かに天下の海王様がわざわざ日本語で喋ってくれてるとは思いませんでしたが、あの世界の言語形態はちょっとややこしいですからね。
言葉が横並びの時は祖国語を喋っているのでしょうが、それに対する返事が縦だったりするし。
シコルスは最初『試合』の意味を語る程日本語に精通していたのに、気付いたらカタカナ喋りになっていたりするし(オリバも、ドイル捕獲後急にカタカナに)。
漫画の言語形態なんて言い始めるとキリが無いのですけどね。
ONE PIECEの尾田先生は『漫画は夢を描いてるので言語とか気にしない』みたいな事言っていましたし。
話を戻して、体が軽くなって天井まで跳躍出来そうな気分のバキです。
血管を浮き立たせてヤル気満々なのが実に良い。
久しぶりに、『格闘するぞ』って感じが出てきたのが心の底から嬉しいです。
『難しい事よく分からないけど、身体がヤッちゃえって』
ちょっと間違うとちょっと間違いそうな台詞ですがそれは捨て置いて。
毒の無い李など、満足に打岩さえ出来ぬ張 洋王も同じ。
特徴の無い不細工ヅラと、ダッシュモーションの格好悪さの異常さは張どころの騒ぎでは無いのですが。
動きは全て先を読まれ攻撃のモーションに入った直後に『ピタッ』と止められ。
手刀は真っ正面から叩き折られて。
指を気にしてる間にアッパーカット炸裂で、煽り文句は『李を完全粉砕!!』。
………って李さん粉砕された―――!!早ッ!と言うか、これもある意味予定調和。
勇次郎も『すぐ決着が付くって言ったでしょ』と勇次郎スマイル全開。克巳顔は相変わらず情けないツラ披露。
何だか海王って強いのか弱いのか微妙になって参りました(ドリアンの時からだけど)。
一方で、先週遂に彼の蛮勇に『さん付け』させた超雌蛮勇梢江ちゃんは今回台詞無し。
折角バキが大暴れしているんだから喜べば良いのにそんな描写無しで、今回はバトル描写に力を注いだみたいです。良いですね、実に良い。
今回のバキのテンションが続いてくれれば盛り上がります。私が。
そんなこんなで『完全粉砕』の煽りが付いてしまった李さんはどうなのか、と云う事。
除 海王も『打倒!打倒ーッ!』なんてアナウンサーが叫んでいたけど次の週には起き上がった事ですし(そして一撃で終了)、李も未だダウンしていない可能性も無きにしも非ずなのですが。このままダウンすると兄貴との確執(?)の伏線を描いた意味も無いですし。
せめて『兄貴の前では!』みたいな事を言って立ち上がって貰わないと(その後一撃で沈むとしても)。
いや、イイや、後が控えているので、最近のH×Hみたいにページを捲ったら死んでた位にして下さい。
で、来週『作者取材で休載』ってどういう事!
何か最近休載が多い気がするのですが。絶対気の所為じゃ無い!
扉絵でタイトルを見た時、一瞬大打撃でも受ける回なのかと思ってしまいました。
と、実はそんな事よりも、扉絵のバキが勇次郎過ぎるのに驚いたのですが。
少し見方を変えると、調子に乗ってる時の加藤に見えるのが失笑を誘います。
さて、先々週同様『完全粉砕!』と言う煽り文句で始まる今週。
結局あの全力アッパーで李は失神しちゃってたみたいです。
間借りなりにも『海王』の名を持ちながら…不甲斐ないにも程があります。
私(達)の中に有る『海王』のイメージは勿論『烈』師父で、私(達)の中に有る『海王』の強さのイメージは、自ら頸骨を外して致命打を回避する位の能力は持っている筈なのです。
まぁ、劉が勇次郎にあっさりと負けた辺りから―――相手が勇次郎だから、と言うにしても、その次の除を見た辺りから『海王』の名前についての疑問は始まっていた訳ですけど。
って言うか、タイの海王が出てきた時点で『え?』とか思い始めている訳ですが。ムエタイて。
海王達へのケチは置いておきまして、復活の主人公・バキ。
『理由は何であれ、動機はどうであれ』
『俺が今こうして立っているのは、貴方のお陰です』
既に意識の無い李に心で語りかけるその仕草!いや、仕草というよりもその敬意の表し方!
遂に…遂に『グラップラー時代』のバキに戻って来ました!
そうですそうです、バキと言えばこれです。
倒した相手、戦った相手との戦闘終了後の絆!
死刑囚編以来バキに欠けていたのは、テンションと『これ』ですよ(まァ、死刑囚編では敵サイドに根っからの『格闘家』が居ない所為で心の底からの交流が出来なかった、と言う事もあるのでしょうが)。
やっと、体調的にも内面的にも昔のバキに戻ってくれそうな予感。
もし障害が在るとするならば、『ざまーみろ』発言をし始めた『い〜い女』梢江・松本。
お願いだからバキ復活の邪魔をしないで欲しい物です。
復活の階段を登り始めたバキの前に差し出されたのは烈の手料理(数人分)。
バキ曰く
『来ると思ってたよ。アンタさ、ほんっ…と優しいのな』
烈さん真っ赤!
何だかんだ言って、バキは烈をお節介焼きじゃあ無くて、優しい人間だと思っていた様です。
願わくば梢江ちゃんもそう思っていてくれれば良いのですが。
泣き喚いて吠えながら暴行を加え、結果的に『さん付け』させるに至ったい〜い女ですからねえ。
ところで、擂台賽前に劉と食卓を囲ってた時の料理って、実は烈が自ら………(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
しかし最後に持ってきた謎のツボに入った謎の食物(?)が気に掛かります。よもやジャックの吐いたアレじゃ…。
兎角、益々『良い人』化した事で、益々噛ませ犬と化した後に一撃で召される運命が近付いたっぽい気はします。
そんな微笑ましい会食(?)が行われていた一方で、勇次郎と郭 海皇の邂逅と云う超修羅場が!
郭 海皇が勇次郎に放った言葉は、
『弱いのう…君は』
と云う爆弾発言!!
さて、何事でしょうかこの事態は。
来週ページを捲ると郭 海皇の死体が描かれてて、1試合楽して消化しようと云うつもりでしょうか(違う)。
あの勇次郎に対して、『弱い』!
この言葉の真意が来週のキモとなる事は明白ですが(って事は未だドリアン&オリバは出番無しか)、いきなり『弱い』と言われた勇次郎が黙っているとは思えません。取り敢えずいつも通り、スクリーントーン張りまくりの笑顔を見せた直後に、踵落としをぶっ放しそうな気がします。
予想としては、郭 海皇は『親馬鹿過ぎ』と云った類の事を言っているのでは?と思うのですが、それにしても勇次郎の機嫌を損ねるのは自殺行為ではないかと。
或いは、100年前の擂台賽で優勝してる程の実力者、本当に勇次郎よりも強いのかも知れませんが。
決着は付かないにしても、独歩以来に勇次郎とそれなりに戦ってみせるとか。
それはそれで結構楽しみです。先日のアライJrも闘うと見せかけて有耶無耶にして終えてしまいましたし。
さぁさぁ、来週の『楽しみ』度が上がってきました!
そう云えば、先週の休載は『気分転換にラスベガスに行ってきたから』との事。
流石は数々の万有の総元締め。スケールが違います。
そりゃあ『超暴力』が有る位ですから、『超回復』が有ったっておかしくは無いですがね。
おかしいっての。
この調子で行くと、梢江さんが暴れる回は『超蛮勇ッッ!!』になるのでしょうか。
ならねっての。
さて、『ッッ!!』が続いておりますが。
今週はバキが『水10kg+砂糖4kg』を飲み込む、と言う馬鹿みたいな事をやってました。
有り得ねっての。
って同じパターンで突っ込むのも飽きてきたのですが、板垣先生が突っ込みを誘発する様な事ばかりやってるのが問題なのです。
『体内でスパーク』の後は、『細胞が復讐を誓っていた』と来たもんだから。
言いたい事は山程有るのに、何でしょうね、この気分は。
あの説明!あの構図!!あの勢い!!!
間違い無ェよ〜〜、今!板垣先生は間違い無くノリと勢いに乗ってるぜェェェェ〜、と。
況や『死刑囚編』以前のノリ!
『最大トーナメント』の時の勢い!!
間違い無いぜェェェ〜〜、先生はノリノリだ!と思うのですよ。
そうです、無茶っぷりが段々昔の気持ち良い感じの『板垣的無茶苦茶』に戻ってきた感じがして実に良いです。
これで後は、バキの覇気も完全復活すればディ・モールト!ディ・モールト!良いんだがなァ〜!!
で、グダグダとバキの復活予告の事を書きたい気持ちも有るのですが、それよりも。
書きたくて仕様が無い事が有るのは分かっていると思うのですが。
バキ好きの皆さん同様、最後のページを見た瞬間に大笑いした管理人が此処に居る訳ですが。
予定調和っぷりが除 海王の時の比では無いのですが―――思いっきり書きたい気持ちを抑えて先ずは勇次郎の事。
郭 海皇が勇次郎に言った『弱い』の真意。
それは、『自分の本能のままに行動し過ぎ』という意味だったみたいです。
飢え、渇き、衝動に弱く、抑える術を持たない勇次郎は『弱い!』と。
本能・衝動を抑えてこそ『武』であると。
…今更そんな事勇次郎さんに言っても。
そもそも勇次郎は『武』がどうこうじゃあ無くて、もう何と言うか、単純に『暴力』ですから。
技とか読みとか関係無く、殴り壊したいだけの人ですからねえ。
言う相手を間違っているというか、勘違い甚だしい郭 海皇が遂に擂台に。
そして対戦相手は遂に出てきました『サムワン 海王』!!
って此処で出てるくか!
やっちゃいました板垣。
よりにもよって郭 海皇vsサムワン 海王は無いですって。
噛ませ犬候補ナンバー1が、よりにもよってかつての擂台賽の優勝者との対戦決定。
凄いなあ、正に『予定調和』の体現者!
って言うか、噛ませ犬の癖に何だあの笑み。
最後のコマを見た時の可笑しさと言ったらただ事じゃあありません。
そんな訳で、来週のタイトルは『所詮ムエタイッッ!!』の予定です。