ファルガイア旅日記 Advanced 3rd


3月31日(日)

 此処数日忙しくてPS2で遊んでる暇が在りませんでしたとも。
 少なくとも一昨日は自分に原因が在ったのですが。

 取り敢えず、まだ2周目に踏み込んだわけでも無いので、もうネタが無いんですよね。
 気が付いた小ネタとか書いても良いですけどここはそういうコーナーじゃないですし。
 まァ設定上気になった事でも書きましょうか。

 今回ラストダンジョンのナイトメアキャッスルで、ベアトリーチェ前を護っていた連中を覚えてるでしょうか。
 『守護神<ガーディアン>の対存在』、『7つにして1つの砦』、つまり7人(?)の厄災<ディザスター>達です。

 ワイルドアームズ2ndをやっている方なら名前と見た目で気付いたと思いますが、厄災<ディザスター>は、前作の焔の厄災<ほのおのやくさい>の復刻廉価版って感じの連中ですね。
 こんなところにもファンサービス、ってところでしょうか。
 ただ、このファンサービスはかなり過ぎた代物―――と言うか、折角の前作の設定を捨てちゃってて非常に格好悪い。

 焔の厄災のデザイン、あの頭の翼こそが焔の厄災の存在の所以だったんですよ。

 ムァ・ガルトを覚えていらっしゃるでしょうか。
 炎のガーディアンで、4枚の翼を持つ鳥、所謂不死鳥<フェニックス>の様なデザイン守護神<ガーディアン>です。
 この時点で、『アレ?』と思った方は余程鋭いか、余程マニアですな。
 そうですね、ムァ・ガルトの翼というのは本来6枚在るものなんです。

 では残りの2枚は何処に行ったのか?
 それが、焔の厄災の誕生に関係しているのです。

 ムァ・ガルトから落ちた2枚の翼、『炎』の内面に存在する『破壊』の意思。
 そこから、言わば『破壊の守護神<ガーディアン>』として、焔の厄災が誕生したというわけです。
 彼の頭にある翼は、元々ムァ・ガルトの物だったのです。
 ゲーム中や攻略本でキッチリと語られている事では無いんですが、焔の厄災にはこういう存在の理由が明らかになる設定が在ったんですよ。

 それだけに、同じデザインの量産型がワサワサと出てきた今回は、ユーザーサービスと割り切るか、厄災<ディザスター>のデザインなんだと割り切るか、単純にショックと受け取るか、一部設定オタク(つまり私)には迷いどころになるわけです。


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