Act 111 『意外と』

 『リメンバー・ザ・裏切り!!
 パールハーバーのつもりですか。
 ちょっと編集大丈夫なんだろうか(頭が)。

 ロメオ再登場!
 …、別に嬉しくも何ともありません。って言うか、最初『誰?』とか思いました。
 実はこいつスタンド使いじゃないよね、あ、無いね、大丈夫だ。
 これでこいつの肩にも★があったりしたら最悪だったんですけど。
 3人の中の1人は実はロメオでした。みたいな。『引力を信じるか?』って。それはそれでドラマが生まれるかも知れませんが、世界が狭すぎるので駄目です。
 まァ、その辺は気にしなくて良いですね、取って付けた様な金持ちっぷり以外にキャラ無さそうです、こいつ。
 きっともう出てきません。
 って言うか出てきても困るし(お互い)。

 エルメェス&エンポリオ再登場!
 『元カレ』。エンポリオが何でそんな言葉知ってんだ。
 『絶対ヘリコだ!』ヘリを見るとナランチャを思い出します。
 で、ヘリコを運転出来るらしいエンポリオ。
 本で読んでた、ってそれだけで大丈夫か?
 まァ、徐倫が乗る以上このヘリコの墜落は決定事項なので誰が運転しても構わないんですけど。
 徐倫は『念のために』とか言ってロメオに攻撃。酷い女です。
 って何時の間に舌を増やしたの?と、突っ込む前に、外せないパーツも増やして運べるんですね、キッス。
 便利じゃないですか。っていうか、舌を増やせるって事は(自主規制)
 念のために書いておくと、舌から声は出ません。

 『DIOの息子達よ!』
 3人の正体判明。
 そんなジョルノと母親違いの兄弟達にバンバン演説してます、神父様。
 奥に居る1人はシルエットだけですし、あれがラストの刺客でしょうね。
 次の刺客はこの牛柄の人。
 っていうか不細工だなあ!髪の毛っていう何かチューブみたいのがぺたぺた頭にくっついてるし。
 ウンガロもそうでしたけど、ホントにDIOの息子ですか?
 面影とかまるで無いですよ。
 ジョルノの時は髪の色がどうとか色々DIOの血筋に対する設定も有った様に思いますが。
 やはり母親のルックスも重要なんでしょうか。

 こうなると奥の1人に希望が持たれます。
 5部で影扱いだった奴、サーレー、プロシュート、リゾットはなかなかイカす連中でしたから。
 それと前者2人は、影がかかってデザインを見せない事で、ちょっとしたトリック(運転手すり替え、乗客に紛れて老化)をやっていたので、きっと何か面白い事をやるんでしょう。
 実は3人目はロメオでした。みたいな。
 ってゲェ、それは厭だ!(そして無い)
 しつこくこんな事を書いていますが、ロメオはもう出ないと思います。

 ところで、此奴らが『DIOの息子』ならウェザーは何なんでしょう。
 この神父様の様子を見てると、ウェザーがDIOの息子であるとは思えませんが。
 やはり承太郎の息子?
 いや、実は仗助の(無い)!
 これでジョセフの隠し子だったら笑いますね。
 老いて益々健在
 波紋入りの(削除)唸る程ヒート!

 煽り文句。
 『ストーンな目が特徴!!
 ストーンオーシャンのストーンじゃなくて、擬音のストーンだろ、それ。かけてるのか。
 ちょっと編集は平気なんだろうか(頭が)。


Act 112 『ロッズ』

 竿(ロッズ)。
 そうかあ、竿。かあ。
 何だか(自主規制)

 『ストーンな目が特徴』なDIOの息子の名は『リキエル』、シルエットだけの彼の名は『ヴェルサス』と判明。
 リキエルは『SONIA RYKIEL』で間違いないと思うんですけど、ヴェルサスは何でしょう。
 ヴェルサーチが近いとは思うので、多分ヴェルサーチかな。綴りは『Versace』ですし。
 そう云えば『ヨーヨーマッ』の本体だった『DアンG』の元ネタ『Dolce&Gabbana』だったらしいです。
 Dolce&Gabbana、D&G、ディーアンジィー。巧いなあ!

 さて本編。
 誰も何もしてないのにリキエルぐだぐだ
 そんなに神父様の演説が気に入らなかったのか。
 って言うか、いつの間にか『ホワイト・スネイク』が戻ってますね。
 ダイバー・ダウンみたく頭に指がズブズブ。痛くないみたいです。
『フフフ、5本とも入っても痛くないだろう、このスタンドさえあれば初めてでも安(削除)
 気付いたら神父様の体調も落ち着いてるみたいですけど…あの時を進める能力は一体…
 『DIOの事を考えろ』とか言っても、この人達は父親知らないんですから無駄じゃ?
 って言ってる側から落ち着いたリキエル。褒められて成長するタイプ。

 そして発現したスタンド『スカイ・ハイ』!
 っていうかスカイフィッシュ
 遂にUMAまで出て来ちゃいました、ジョジョ。
 ピノキオの次はスカイフィッシュ!
 こんな愉快なマンガそうそうありませんよ。
『ジョジョってどんなマンガ?』
『脱獄した後は、ピノキオとかゴッホとかスカイフィッシュと戦うマンガ』
 誰が信じるんだ、そんな話。

 能力には何か大きな謎が秘められている様です。
 触れられていないのに神父様の歯がポロリ。
 どんな事をすれば、こういう事が可能なのか、と言う事ですね。
 神父様が『何を喰っているか調べろ』と言っていましたから、スカイフィッシュが何かを喰う事で神父様の歯を落としたんでしょうが…さて、何を『喰った』のか。

 更に謎が増えるんですが、徐倫達もぐだぐだ
 ぐだぐだっていうか、徐倫は目から血が出てるし、意外とピンチなんじゃないですか?
 後やっぱりヘリコは墜ちますね。
 脱出の時にプロペラに触れる様な事になればバラバラにされちゃうので脱出には気を付けないと。

 さて、スカイハイの能力の正体は何でしょう。
 スカイフィッシュが何を喰えば、人体に触れさせずに出血を誘える?歯が抜けるのと関係している?
 特に外傷が無く出血するって事は、何らかの病気みたいな状態だとか、身体が弱体化しているからじゃないかと思うんですが、触れずに身体を弱体化させるにはどうすれば出来るんでしょうか。
 『喰ってる』という言葉がなければ、スカイフィッシュが病原体みたいなのをばらまいているとか、そういう予想も出来るんですけど。
 人の呼吸を邪魔して酸素を食べる?
 否、酸素が足りないからと言って歯は抜けないと思いますし…さて…?

 今週の話を読む限り、リキエルも先のウンガロと同じ様に『神父様のお陰でスタンドを手に入れたから、神父様を護るか』って感じのキャラになりそうですね。
 特に『DIOの血統』とかは気にしてないみたいですし。
 いや、★がある以上『ジョースターの血統』かな。

 で、今週の煽り文句。
 『みんながストーン!』
 分からなくもないんですけど。
 ちょっと編集さん眠いんじゃないですか(頭が)。


Act 113 『「速い」敵』

 そりゃスカイフィッシュですから速いですよ。

 ヘリコはきちんと墜落。さよならロメオ、私の初恋。
 で、徐倫達は墜落途中のヘリコから飛び降りましたがなかなかチャレンジャーです。
 パラシュートの無いスカイダイビング。
 普通ならこれだけでも死に至りそうですが。
 まァ、凄い勢いで飛び降りたお陰で、速度が大体一緒になりスカイフィッシュを発見するエルメェス。
 『生物だ!』
 スカイフィッシュは居る方向で。

 リキエル見参!
 って、ヘリコの中に居る徐倫達を狙えるならひょこひょこ出て来るんじゃねえ、この牛野郎!
 と思うんですが、出てくるならそれなりに何か得策があるのかも。
 これでミュー2の時みたく、出て来なきゃ良かったじゃんみたいな事になったら最悪です。
 ウンガロを見習えと言うか。

 っつか、リキエルが凄い勢いで美化されていますよ!
 先々週のラストのコマの時とはダンチですよ。何かチューブっぽかった髪も密度が増えて髪の様に見えますし、顔もキリッとしてます。
 『Hunter×Hunter』のパクノダ級の美化っぷり。落ち着きさえすればいい男。
 気高い覚悟と黄金の様な夢、ジョースターの血統、DIOの血統らしさを見せつけてくれるに違いありません。
 ウンガロがあっさりと再起不能になっただけに期待してしまいます。

 さて、エンポリオに改めて『ウイルス説』は否定されてしまったので、やっぱり何かを『喰ってる』んでしょう。
 何かを喰って歯を抜いたり、出血させたり、目がストーンとしたり手が膨らんだり。
 こういった事が起こる以上、どうにかして体内に異常でも発生させていると思うんですが、今のところこれ以上の情報はありませんし、来週以降のバトルを見てみないと分かりませんね。
 とか言って、来週の頭でいきなりネタ晴らしされる可能性もあるのでおっかないんですけど。
 これで『別に喰ってるってのは神父の推測でしょ?実は食べ物なんて関係無ェよ』みたいな展開になったりしたら枕を濡らしちゃいそうです。
 触れない様に体内に入ってた、とか。触れてるのに気付いてないだけ、とか。

 思うんですが、幾ら柔らかくても目に見えない程の早さで動いてるなら、体当たりするだけで相当なダメージを与える事は出来ないんでしょうか。
 出来そうな気がするんですけどねえ。


Act 114 『あった』

 先週の心配は取り越し苦労の様で、やはりスカイフィッシュのキモは『何を食べているのか』という点にある様ですね。
 相変わらず謎である点は変わりませんが、此処まで引っ張って食べ物に関係無ければアレでした。アレの意味は各自各々考えて下さい。

 でもリキエル。
 予想に反して『出てこないとダメだった』挙げ句に、徐倫達にばれて酷い目に。
 何て言うか、ホントにDIOの息子なんでしょうか、っていう駄目っぷり。またぐだぐだになってるし。
 『右!?』『左!?』『エルメェス!?』『徐倫!?』『バイクが』『呼吸が』『瞼が!!』
 まるでミュー2の『ジェイル・ハウス・ザ・ロック』で『感電ループ』してたエンポリオの様な体たらく。
 何でジョルノと此奴らはこんなに違うんだろう。まだ残ってるヴェルサスに期待かな。って、リキエルまだ健在だよ!

 やれば出来る子リキエル、褒めれば出来る子リキエル、落ち着けば出来る子リキエル!
 一気に形勢逆転。
 エルメェスはやられ役、エンポリオは小便小僧にジョブチェンジ
 やっぱり筋肉や内臓、即ち体内に対するダメージを与える能力みたいですが、今回飛んできた石を逸らす芸当もやってのけていますし、何か物理的な力も関わっているのかも知れません。
 それと、エルメェスは実は男じゃないのか、ってくらい口が悪いです。いや、口調だけなら徐倫もそうなんですけど、なんかエルメェスはむさ苦しい、というか『男度』が高い。
 どうでも良い話ですが。

 格好良いリキエルの演説。
 アポロの話から始まって、
 『俺は熱した鉄の様な憎しみとともにお前らを始末するだろうッ!!』
 と、凛々しい雄叫び!
 何だか、あんなにグダグダだった駄目な子が、一転してヴァニラ・アイスの様相を呈してきましたよ。
 これで痛みを越えた執念を見せつければ、神父様にもDIOの様な『カリスマ!』の称号が。

 と、思わせてペッシの二の轍を践んでみたりしてね。
 『堕ちたな、ゲスの心に!』
 もう一回くらいパニくって、そこをオラオララッシュでボコボコに。
 っていうか、此奴らは『無駄無駄無駄』って言わないんですね。DIOの息子なのに。


Act 115 『物知りエンポリオ』

 強いですリキエル、ガリガリ調子に乗ってますリキエル。
 『よーし徐倫、おまえの所へ行くぞ。もっと近付くからな
 変態か。
 用の無いエルメェスは一蹴、益々増長中です。

 で、先週小便漏らしたエンポリオがスカイフィッシュの謎を解きました。
 『ロッズは『体温』を喰っている生き物なんだッ』
 体温!!
 そりゃ分からないワケですよ。
 成る程、体温を食べるから神父様の歯が抜けたりエンポリオが小便漏らしたり、エルメェスの指がもげたり腐ったり徐倫が脚を挫いたり、エルメェスが不細工になったりするんですね。
 って云うかエルメェスの顔が凄い事になってますよ!
 FFが電気椅子喰らったとき以来の爆裂顔。
 普通女の子にこんな事しません。やはりエルメェスは男で(削除)
 大好評連載中のブラック何とかの小綺麗な姉ちゃん達にも見習って欲しいやられっぷりですな。
 幾ら何でもこれはやり過ぎだと思うんですが。

 スカイフィッシュの謎を解いただけでは無く、次々と解説するエンポリオにリキエルがポツリ。
 『小僧…お前物知り博士か?』
 結構可愛いです、リキエル。
 何か、本当なら悪友達と馬鹿な日々を過ごしていても良い感じのキャラです。
 そんなお調子者のリキエルですが案外利口サン。
 今までの攻撃は本命への布石発言。
 一撃必殺の超技を狙うみたいです。

 それに対して徐倫炎上
 無茶しやがんなあ、っていうか何ですかその我慢比べみたいな発想は。
 実際根性比べですしね、これ。
 リキエルは慌てないで、徐倫から間合いを取りつつ攻撃すれば勝てるのでそうしてください。

 さて、おしっこチビってマイナス評価だったエンポリオが大活躍(ズボンは血尿まみれ)。
 徐倫を『お姉ちゃん』と呼ぶのに、エルメェスは呼び捨て
 犬と同じで、自分より上の存在なのか下の存在なのか嗅ぎ分けてるみたいです。
 『エルメェスの兄貴はなあ…下手に仲良くなると下着投げつけてくるからなあ…!』
 野心家エンポリオ。
 勿論嘘です。
 って言うか、エルメェスは兄貴じゃなくて姉御ですよ(そこじゃなくて)。

 展開予想ですが、回復役の居ない今、このまま徐倫が燃え続けると焼け死んでしまうので、このまま短期決戦になるんでしょう。
 来週の最後のコマ辺りでオラオララッシュって感じじゃないでしょうか。
 まさか此処にヴェルサスが介入して来るとも思えませんし。
 回復役が居ないと言えば、もげたエルメェスの指はどうすんでしょ。縫うのか(ストーン・フリーで)?


Act 116 『アポロ11号』

 来ました、スカイフィッシュの解説図。
 『猫草(ストレイ・キャット)』の時にも思いましたが、何だかこう云うの妙に気合いが入ってるんでスよねえ。
 読んでて面白いから良いんですが。
 って、あの腕のアクセサリ(?)がスタンド像だったんだ!?
 何アレ実体型?一般人に見えても支障が無さそうな感じですね。
 スタンド像と言えば、ウンガロの『ボヘミアン・ラプソディ』はスタンド像の無いタイプでしたね。
 いや、全然関係無いんですが。

 本編に戻りまして。
 リキエルも炎上
 えぇ〜!?何やってんの!?
 座り込んだままびっくりしてるエンポリオと不細工なままのエルメェスと私。
 『お前の弱点が皮膚を焼く俺自身の感覚で分かるはずッ!』
 いや、そんな無茶しなくても分かるでしょうに。
 で、実際焼かなくても気付く人は気付くようなトコロが弱点だったし。
 残像殺法(違)炸裂させただけ良かったのか。

 でもスカイフィッシュを口から侵入させるとは大胆な作戦。
 スカイフィッシュ、別名ロッズ。竿。
 口に竿を(自主規制)
 最近馬鹿なネタが多くてすいません。

 そんなこんなで折角自分に火を付けてまで徐倫の視界を奪ったのに、徐倫が★の感覚でリキエルの位置が分かる事に気付いて反撃。
 予想通りリキエルボコボコ!
 その…ボコボコなんですか、ええと、★サーチ?
 DIOがジョセフ達を感じたり、ウェザーが徐倫の位置を感じたりするソレだと思うんですが、意識を集中させないと分からないもんなのですか?
 つまりは、わざわざ燃えるヒモで視界を封じる必要が在ったのか否か、って事なんです。
 覚悟でパワーアップ?まるで念能力。

 最後でボコられたリキエル。
 でも今回のリキエルは結構格好熱い。
 『俺は「アポロ11号」なんだァーッ
 こないだ口にしていた『精神の成長』論がここでまた甦る。
 何て言うか、主人公サイドみたいな成長の仕方を見せてますよ。ペッシの様な。
 加えて、ヴァニラ・アイスとまでは行かないまでも苦痛を意に介さない強固な意志。
 『こいつ打たれ弱いぜー』とか言って石を投げつけてたエルメェスにも見習って欲しい物です。このゲスが。

 徐倫の最後のセリフからすると、巧く行けば来週リキエルの口から神父様の言う『天国』の事とか、★の事とかが出てくるかも知れませんね。
 それとも、此処で一発根性を見せて超至近距離での撃ち合いになるか。
 オラオララッシュvs体温を食べるスカイフィッシュ。
ジョルノ『女性は男性に比べて脂肪が多い分、体温が高い!』
 結局リキエル敗北。


Act 117 『偶然と計算』

 徐倫ってメソメソしてましたっけ?
 看守に自慰見られたときは悔しがってましたが、これと言ってメソメソしていた記憶は無いんですが?

 リキエルが根性を見せましたね。
 まさにヴァニラ・アイス。不死じゃないからあそこまでは張り切ってないけど。
 女の子相手に何ムキになってるの?という説もありますが、どう考えても、構図的にも徐倫がリキエルを虐めてる様にしか見えないのでアリでしょう。 馬乗りバルカンパンチの徐倫。
 先週『聞き出そう』とか言ってたのに、思いっきり顔面にオラオラ入れまくってますけど。
 死ぬよ、普通。
 この辺の容赦の無さが空条家、って感じです。

 その後の徐倫とリキエルのやり取りですが、ちょっと驚くべきポイントが多いですね。
 滅茶苦茶ボコボコにされてるのに、結構淡々と喋ってるところとか(違います)。

・神父は『偶然』を必要としている。

 これはリキエルの言う通り、神父様は強い『運命』を求めているみたいです。しかし何故かは分からない。
 今更徐倫を味方にしようと思ってるとは思いませんし、単純に徐倫が持っている『強い偶然』を自分のために働かせようと思っているんでしょうか。
 ひょっとしたら、この『運命』の力というのが天国に関係するのかも知れません。

・ウェザーが神父様の弟

 ビックリの展開!!
 肌の色違うJAN!とか、ウェザーも育つと毛が凄い事に!?とか、そういうネタは置いておきまして。
 神父様が弟の記憶を抜いておいたのは何故か、って事ですよ。
 何か神父様に取って都合の悪い記憶を持っていてそれが邪魔だったのか、何か神父様が知りたかった謎(へそくりの場所)が欲しかったのか。
 前者だとしたら殺せば済む話―――と思いますが、一応神父様は『神父』ですからね。記憶を抜くだけで勘弁したのかも知れない。

 ひょっとしたら、このエピソードが『ホワイト・スネイク』の秘密に関わるんじゃないでしょうか。
 以前書きましたが、スタンドは本体の思考や性格なんかが体現されている事が多いのですが、未だ『ホワイト・スネイク』のそれに関係するエピソードはありません。
 きっと、ウェザーの記憶と『ホワイト・スネイク』の能力には何か関係があるのでは?
 後で神父様とウェザーが対面した時に、神父様の方から語り出しそうですね。

・エルメェスが殺る気満々。

 『スカイ・ハイ』の効果が切れて顔が戻ったエルメェスの兄貴。姉御。
 そう云えば何で徐倫に付いてきたんだと思ってたら、
 『姉を殺したスポーツ・マックスは神父を手伝っていた。だから神父は殺す』
 神父様関係無ェ!
 凄まじい恨みですね。
 別にスポーツ・マックスは水族館に入ってから神父様の手伝いをしただけで、姉殺しには何の関係も無いんですが。
 この調子で行くと、スポーツ・マックスの親兄弟までも気に入らないんでしょうね。

 エンポリオは正義感、っていうかきっと徐倫が好きなので付いてきてるんでしょう。
 保護者が居ないとやってけそうにないし。
 もしも徐倫が死んだら即エルメェスを『お姉ちゃん』扱い。野心家エンポリオ。嘘ですが。

 取り敢えずこれでリキエル編も終わりでしょうから、いよいよ次は最後の1人『ヴェルサス』との戦いですね。
 新月の時まではまだ時間が在りますから、何らかの形で閑話休題的なエピソードも入るかも知れませんが。
 スージー・Q東京に来る、的な(ゲェ)。


Act 118 『おもしろい』

 野心家エンポリオ、エルメェスにも媚びを売り始めました。
 背中にがっしりしがみついて子供らしさをアピール。
 しっかりと徐倫にも『僕も中に行く』とか可愛らしさを見せる事も忘れてません。
 でも此処からは別行動みたいですね。
 それが吉と出るか凶と出るか。
 何か救急車越しにウェザーも来てますけど、★サーチはどうも不調で気付かない模様。
 リキエルの場所は分かったのに。近過ぎると駄目なのか。

 遂に登場最後の1人ヴェルサス!
 身長・体重・服・靴のサイズ・血圧が神父と一致する不思議な存在!
 っていうか、あからさまに神父の身代わりにされるんじゃあないのか、此奴。
 そんな匂いがプンプンします。
 ご飯を食べさせて上げたりして、最後は身代わりに。分かり易いアメとムチ。
 いや、そこはジョジョですから、何かすっごい不思議な使われ方をするんだと思います、この設定。
 サッカーボールだと思ったらノトーリアス・B・I・Gだったよ!みたいな。
 未だにアレ意味不明ですし。

 で、そのヴェルサス。まだ本人にもスタンド能力が分からないみたいです。
 だったらリキエルの時みたく頭に指突っ込んで無理矢理DISCを読めば良いのに、神父様の問題発言。
『仕方がない。それはそれで構わないかも知れないな…』
 放置プレイですか。
 心無しかヴェルサスが神父様を睨んでいる様な気がするのですが。
 尚も続く、神父様の余裕なんだか眠いんだか分からないセリフ。
『能力が見えないのならそれはそれで仕方ない。『なるようにしかならない』という力には無理に逆らったりするな…。『天国へ行く』という事はそれさえも味方にすると言う事だからだ』
 何だか、考える事を放棄しちゃったような言い種です。
 挙げ句の果てに
『もしかしたら徐倫は此処を見逃すかも知れないしな…』
 悟りでも開いたんでしょうか。
 ちょっと見ない間に大分落ち着きましたねえ、神父様。
 落ち着いたって言うか、『なるようになるし』って、何かその辺のやる気が無い学生みたいな事言ってます。
 ヴェルサスはやる気満々っぽい、というか此奴もリキエルみたく神父様のために頑張りたがってるのに空回り。
 でも、このくだりは名言の嵐って気が!
 色んなトコロで使い易そうです、メモメモ。

 とか思っていたら、ヴェルサスの能力発現。
 何だかホラーテイスト満点なんですが。
 『ボヘミアン・ラプソディ』でメルヘンを、『スカイ・ハイ』でミステリーを、そしてヴェルサスがサスペンスを!
 昼ドラ3人衆、何でDIOの息子なのに無駄無駄をしないんだ。
 ヴェルサスくらい無駄無駄をして下さい。
 神父様がやってもビックリするので。

 今週の煽り。
 『胸騒ぎのホスピタル!!』
 久々に来ました、ジョジョ編集の暴走。
 胸騒ぎっていうか、既に騒動起きてる辺りがたまりませんね。
 ちょっと編集は平気なんでしょうか(頭が)。


Act 119 『穴』

 幾ら単行本でタイトルが変わるからと言ってこのタイトルはどうかと。

 のっけから徐倫爆弾発言。
 『再起不能か場合に依っては殺害もやむを得ないと思っているッ』
 神父様ピンチ!
 徐倫は殺意まで持ち始めてたみたいです。
 記憶を操るだけの神父なんか殺せる!ってさ。
 逞しく育ったねえ、って云うか凄い事言ってやがんな〜。殺すの殺さないのってええおい。
 まァ、(話的にも)殺さないと決着なんかつかないと思いますが。

 ここまで来て改心する神父様。
神父『悪かった、徐倫。天国には死んでから行くものだ』
徐倫『気付いてくれたのね』
 DIOの血統とジョースターの血統の子供誕生!
 青紫色の赤ん坊!!
 うわ、厭過ぎる。却下。

 穴に降りるくだりはマサルさんみたいで素敵でした。
 『これ持ってって〜』『ああ。ってもう降りとる〜!?(がびーん)』みたいな。
 徐倫がボケでエルメェスが突っ込み。
 結構良い感じじゃないですか。

 先週能力が発現したばかりなのに、もう能力の正体を掴んだらしいヴェルサス。
 康一君なんか自分の能力を知るのにあんなに苦労したのに。
 っていうか、スタンド能力はどういう原理で自分で理解出来るんでしょう。
 やっぱり感覚か?
 だとしたら康一君は何で?って感じですけど、彼の場合はちょっとイレギュラー的な覚醒の仕方をしましたからね、ソレが原因かも。
 だって普通『バイツァ・ダスト』なんて仕組みが分からないもの。自分で。

 話が逸れましたが、久しぶりに人型のスタンド像。
 『ムーディー・ブルース』を彷彿とさせるのっぺりした顔に手すりみたいのが2個。
 『切断シテ来ルヨ』
 何か可愛い口調だし。

 どうでも良いんですけど、荒木先生は此奴の腕にあるみたいな模様―――ベルギーワッフルみたいなあの菱形のが一杯交差してる模様が好きですね。
 ミスタの服装とか『キング・クリムゾン』とか、アナスイもそうですし。
 何か少し見慣れちゃったかな、という感じもします。

 ヴェルサスのスタンド、像が有りますけど、別にそのスタンドが直接攻撃するだけ、というワケでも無く何か特殊な能力がある模様。
 問題はこの飛行機だと思うんですけど、さて…?
 状況から考えれば、過去の飛行機を再現する能力なんでしょうけど、再現してどうするか、という問題が残ります。
 まさか閉じ込めるだけ、とは考えづらいので、この飛行機を落とすのでしょうね。
 すると、先週のラストにあった様に、この飛行機は墜落している飛行機を再現、という感じなのか。

 今回は結構情報が揃っているので推測し易いですね。
 とか言いつつ、これで全然関係無かったらウケルんですけど。
 実はこれ、玩具の飛行機を本物の様にしてるだけ、みたいな。
 先週の子供の演出は関係無しで。
 いや〜、分からんよ、有り得るよ!


Act 120 『記憶するのは』

 スポーツ・マックス再登場!!
 誰も呼んでないよ!

 ヴェルサスのスタンド『アンダー・ワールド』の正体が判明。
 何かエンポリオ+スポーツ・マックス÷2って感じ。
 大体のトコロ予想通りって言うか、そのまんま、っていうか、ふ〜ん。
 何か、『ゲェ!何て能力だ!!』って程でも無いなあ。
 『ボヘミアン・ラプソディ』とか『スカイ・ハイ』とか馬鹿みたいに強烈な個性を持ったスタンドの後にコレでは少し地味な気も。

 となると、何処まで記憶を戻せるのか、ってトコロが焦点ですかね。
 これで記憶の範囲が何万年レベルなら、いきなり恐竜とか召還可能ですよ。
 そうなれば結構凄い事になるんじゃないでしょうか。
 病院での恐竜とのバトル。ミニジェラシック・パーク。
 廊下を彷徨いているウェザー・アナスイ組の前にラプトルが。
 何か色々駆け回ったりしてやっとの思いで倒すと、20頭くらいゾロゾロと。
 早く本体(ヴェルサス)を叩かないとピンチだ!
 そんな展開。
 無いですね、そうですね。

 神父様は相変わらず落ち着いてるって言うか、脳天気。
 ヴェルサスが怪我してるってのに、顔色1つ変えずに『大丈夫か?』とか言ってるし。
 『スタンド能力に目醒めたばかりの君と違って、空条徐倫は刑務所での経験で鍛え上げられている…。ちょっとした百戦錬磨ってやつだ』
 え、それちょっとなの?百戦錬磨なの?
 『もう2度と此処に入って来ようなどとは、暫くは思わないはずだからな』
 このセリフも微妙に変です。
 もう2度と入らないと、暫くは思わない。
 んじゃ暫く経ったら入ろうと思うんじゃないか
 『もう2度と』か『暫くは』が邪魔ですよこれ。

 で、スポーツ・マックスは説明だけして死亡。
 何しに来てん(説明しに)。

 フライト・アテンダントさんが凄い事になってるケド、あの、その何だ。
 美人ですね(ポッ)。
 丁寧な口調なのに、『私のお腹』とか言ってるのがポイント高いです。
 『お腹』ですよ、あの口調なのに『腹部』じゃなくて『お腹』。
 可愛いじゃないですか。
 こう言うところで素を見せてしまう人は嫌いじゃありません。
 もう死んでるのが惜しいなあ。

 何だって徐倫サイドは徐倫とエルメェスなんだろう。


ジョジョテキストメニューへ