6月1日(火) だからMSは。

 職場での利用や、自宅でのメーリングリストの利用には『Becky!』を、ISPのメールアドレスを利用する場合は『OE』を、という妙なメーラの使い方をしているのですが(一応理由も有りますが、長いので省略)、今日もいつも通りメールのチェックをしようとメーラを起動させたところ、何故かOEが起動しない嫌がらせをされたりして、ISPのメールアドレスに対してのメールのチェックが出来ない状態になっていて非常に困った事になりました。
 エラーメッセージが出るならまだしも、単純に起動しない(=反応しない)と言うだけの実に対処に困る反乱っぷり。直そうにも再インストールは面倒ですし、OSの再インストールはもっと面倒なので暫くこのままにしようと思うのですが、それはそれで困るので何か良い方法は有りませんかね?


6月2日(水) これだからMSは。

 昨日のメーラの件なのですが、今朝起動したら元に戻ってました。ちゃんと昨日再起動も試したんですがね。何なんだろう。
 繰り言になりますが、数有る問題の中でも『原因不明の問題』と言うのは取り分け質が悪い。回復もまた原因不明なので、次に同じ様な事態が起こった時にどうすれば良いのか分かりませんからね。次も『気付いたら治っていた』と収まるとは限らない訳ですし。むしろ次は治らない可能性の方が高かったりするのがこの世の常というものです(その「答え」こそが…この世の最強の力(パワー)であるし真理にちがいないッ!)。
 尤もIEとかOEには不具合は付き物ですし、OSにタダで(厳密にはOS代の中に開発費も入っているのでしょうが)くっついてくるソフトに『あーだこーだ』言うのは良くないのかも知れませんし、エンリコがロベルトになったりジョニーがジョニィになったりオリバが片言になったりする世の中なので、深く気にしない方が良いのかなあと思いました。


6月3日(木) 蛮勇HTML。

 噂には聞いていましたが、Wordの作り上げるHTMLは本当に異常。
 既存のHTMLファイルを開いて上書き保存するだけでそこに広がるMSの『世界』。よもや開いて保存するという一連の動作のみで、4KBのファイルを12KBにカスタマイズしてくれるとは思ってもみませんでした。3倍。3倍て(改めて)。

 上記とは一切何の関係も無く『今週のバキ』更新。


6月4日(金) 入ルのだ…ホナウド教に入ルのダ!

 『ONE PIECE』33巻、『HUNTER×HUNTER』20巻、『BLEACH』13巻、『ピューと吹く!ジャガー』7巻購入。1640円。
 イッツァジャンプ祭。

・『ONE PIECE』
 書き込みの度合いが凄くて、逆に読み辛ささえ感じたのは気の所為でしょうか。気の所為か。
 このエピソードは繋ぎみたいな物なのでしょうが、尾田先生が好きな様に暴れてる感じが頗る良いですね。勢いに任せた話を描いてる時のあの人は、新キャラを投入してきた時の板垣先生位生き生きしてるに違いない(不適切な喩え)。
 個人的にはオヤビンの変装がツボで、ゲラゲラ大笑い。ハァーハァー言ってるのもたまらんね。 

・『HUNTER×HUNTER』
 1巻まるまるゴンとキルアの修行のみ。天空闘技場の時といいG.I.編の時といい、この2人が主役の時は修行ネタしか出てこないから困ります(NGL編前半のカイトがやられるまでのスピード感は凄く良かったのに)。四の五の言わずに旅団を出せば良いじゃない、と思う一方で、強さのインフレが気になるのもまた事実。ゴンの念の強さには常に皆がビビッてきた訳でしかもそれがどんどん成長している訳で、詰まる話ジャジャン拳のグーとビックバンパンチの威力の差はどうなの?見た目的に大体一緒に見えるんですけど、って事なのですが、それより富樫先生、パワーの数値化は止めた方が良いと思いました。
 後、ワンピースの後に読むと余りの白さに驚きますね。一応ジャンプ掲載時よりは書き込みが増えていますが、全般的に『修正を放棄してるっぽい感』が高くなって参りました。連載も休止中だし、そろそろ…いや、まさか…

・『BLEACH』
 剣八が良い。実に良い気違いだ。
 「それだけ強くて何故戦いを好きになれねえ!?愉しめよ!死も苦痛も!その為のただの代償の一つだろうが!」
 には感動さえ覚えました。
 某少佐の「殺したり殺されたり死んだり死なせたりしよう」と同じですね。戦う事で何かを得ようなんて気は更々無く、戦う事そのものが目的であると言い切るその狂気。正に旨い料理を食らうが如く。
 『格闘家を戦わせたパワーで衛星軌道上の兵器利用を企むラスボス』とか思い付くチーム戦格闘ゲームのスタッフには見習って貰いたい。って言うか、そんな設定を普通に繰り出してくるのもどうよ、と考えるとそれはそれで狂ってるなと思うのですが。
 取り敢えずルキア女史がちょこちょこ出てるので良いのですが、猫(夜一さん)の出番が少なくて残念でした。兎に角前々から書いていますが、夜一さんが『実はダンディ』とか『実は美少年』とか『実は美女』とかさえ無ければ何でも良いです。

・『ジャガー』
 相変わらずコンスタントに面白い。
 崩れゆくポギー、堕ちゆくポギー、駄目まるポギー、最低ハマー。
 それにしても『あおすじ吾郎』は酷過ぎると思いました(大好き)。


6月5日(土) 因果律の虜。

 『新世紀エヴァンゲリオン』9巻購入。570円。
 此処に来てアニメとは完全に別物になりましたね。いや、大分前から違う内容でしたけど。
 この調子で劇場版とは違うラストを迎えてくれれば良いのですが、アニメ後半(及び劇場版終盤)に見られた精神病ライクな描写が殆ど無い事を考えると少しは期待しても良いのでしょうか。よもや漫画という媒体で件の実写パートを挿れるとも思えませんし。

 そう言えば実写パートで思い出しましたが、普通にハリウッドで実写映画化をする様ですね、この作品。
 以前、何処かで実写化に当たってのイメージイラストを見て戦慄を覚えた気がします。気だけじゃあ無いのですが。
 激動のプロモーター、スティーブン・スティール氏の演説より拝借。

 「実写化というのは…いいかよく聞けッ!」
 「真の『実写化』とはッ!原作の事を忘れ!忠実に再現する事に無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!」
 「実写化に成功なんか存在しないッ!存在するのはネタだけだッ!」
 「この『エヴァンゲリオン実写化』は予想通りのネタ映画に終わるだろうッ!!」

 中には『キューティーハニー』の様な怪物も存在するのですが、あれの監督がエヴァの監督と言うのもまた因果を感じます。


6月6日(日) 世間話。

 何だか大麻の人がちょっと面s(以下略)。


6月7日(月) individual eleven。

 『攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG』の11話、12話を観ました。
 と言う訳で、今日は11話『草迷宮』と12話『名も無き者へ』の話。

 11話は折り紙で鶴を折る動きにビックリの話。
 単純に作画が凄い事になってるのですが、中でも鶴を折る一連の流れには気合いと言うか根性と言うか努力と言うか友情と言うか愛と言うかリポビタンDと言うか、兎に角凄い物を感じました。あー、手を巧く描ける様になりたい。
 12話は『個別の11人』に近付きつつ更に謎が増えて大興奮だったりするんですが、久しぶりにボーマに出番が有ってそれが良し。バトー、トグサ、イシカワに比べてボーマやパズ達は出番と台詞が少な過ぎなのでどうにか調整して頂きたいところ。
 台詞と言えば5話の時から気になっていたのですが、クゼが口を開かずに喋るのには何か意味でも有るのでしょうか。他のメンバーと会話してたところを見ると、アレで声は出てるっぽいし。と思えば、しっかり口を開ける時も有るし。さて…?


6月8日(火) ケツイ。

 昨晩の話なのですが、いつも通り布団に潜って眠ろうとしたところ、『現れた』んですよ。あの厭な羽音を立てて襲来する夏の風物詩。血を吸う代わりに痒くなる麻酔を注入してくれる憎い奴。蚊。英語で言うところのザ・蚊。微塵にも英語じゃあないのですが。
 奴等、何が腹立つって、『眠りに入る』瞬間辺りに近付いて来るんですよ。寝てるのか起きてるのか分からない位の最高の状態の時になると、あの音で眠りを妨げてくる。仕留めてやる!と身構えてると一切来やしないという絶妙な活動が実に頭に来る。
 でも、昨晩はその腹立たしさよりも眠気の方が数段上だったので、気にしないで眠ったんですよ。それがもう見事な、それはそれは見事な程に完全な判断ミスでした。勿体ぶる様な事でも無いので結論から言いますが、一晩で『12箇所』も刺されたんですよ。12箇所!昨年は1シーズン通して2箇所しか刺されなかった私が。って言うか、幾ら何でも一晩で12箇所は多過ぎ。どれだけ蚊に奉仕すれば気が済むのか、みたいな。

 そんな訳で、相当頭に来たので、買って参りました。仕事帰りにコンビニで。その名も『アースノーマット』。
 成る程、確かに寝ながらにして貴殿らを仕留めるのには難しいらしい。だが!だが我ら人間には文明の利器という名の武器が有るのだ、この蚊共が!と言う精神を胸に、今晩はゆっくり眠ろうかと思います。そして眠りながらも、じわりじわりと文明の利器で苦しめてやろうかと存じます。
 根暗の復讐が。今。


6月9日(水) どちらがより面倒か。

 ここ数日、結構見過ごせないレベルでリンクダウンが多発していて、『さっさとBフレッツにしてしまえ』という神の声を感じる日々を過ごしております。それ程速度を重要視している訳でもありませんが、こうもリンクダウンが続くとこれはこれで非常に煩わしい。
 以前から回線が不安定になる事は少なからず有りましたが(収容局から4.5Kmも離れていますし)、数日に1回とか一週間に数回とか、それ位のものだったのが、それが此処に来て突然日に数回ダウンする様になったお陰で、たまの休みに友人らとお絵描きチャット等を愉しんでいる最中にもブツブツ切れて、その都度面倒な思いをしております&させてしまっています。
 やっぱりこれは『光にすれ』という神の御意志なのかと思う訳ですが、工事の事とか終端装置を置く場所の事とかを考えるとどうしても面倒で手を出し辛く思うここ数日如何お過ごしですか?


6月10日(木) ミストファイナー。

 誰が言った言葉…だったか…『予想を裏切り、期待を裏切らない』。
 …え?
 くそ…だが…この世がくれた真実もある…。
 烈はあの勇次郎に…「我が中国連合軍の」…「全勝」なんて約束を…声高に叫んでいた…。
 間違いない…それは明らかな真実だ…。

 『今週のバキ』更新。


6月11日(金) ロドリゲス。

 『パンパン、ここジャパンパン』が頭から離れないので誰か助けて下さい。


6月12日(土) 疑問に終止符を。

 随分前から…具体的には高校の頃からの疑問で、それに対して『何で?』って思っているのは自分だけかも知れなくて、或いは他の誰かも思っているのかも知れないけど、そんなの気にしているのすら自分だけかも知れないから、機会さえ有れば何時か何処かで確認してみたいと思っていたので確認します、バスとか地下鉄の中高年のオバチャンの事。
 取り立てて書かなければならない位気になっている訳でも無ければ面白い事でも無く、本当に些細な、そして単純な事なんですけども、何故あの人達は目的地に着くと我先に、それも降りようとしている人間の脇を無理矢理にでも通り抜けて出て行こうとするのかが理解出来ない。それも、乗る時に急いでいた人程、座る事に全力だった人程、降りる事が全てだと言わんばかりに降りて行こうとする。別にそんな必死にならなくたってもう暫く止まっている訳だし、何も一緒に降りようって人間を押しのけてまで降りようとしなくても良いのに。急いでいるのかと思いきや、降りるなり眠っちまいそうな鈍い動きになるところを見ると、明らかに『降りる事』を急いでいるとしか思えない。何故?

 といった事を知人に言ったら、
「急いで降りないと黄泉の国まで連れて行かれると思ってる」
 と夢見がちな返答が返ってきたので、それ以上話すのを止めました。


6月13日(日) 全てを忘れ。

 朝起きてから夜眠るまで、一日中腹痛に悩まされていました。
 ところで、私は腹痛時は大抵冷や汗を掻くのですが、更に酷くなってくると強烈な眠気も襲って来るんですよ。これは頭痛も一緒で―――頭痛持ちの為に頭痛には馴れているのですが、時折耐えきれない程の頭痛が来ると、やはり眠くなる。
 眠って現実逃避してしまえ、と言う脳の判断なのかな?とか思うのですが、これって他の方も一緒なんでしょうか。今日職場で確認した限りだと、どうも自分だけっぽくて気になります。


6月14日(月) 皮膚の支配。

 Mr.荒木、ウェルカムバァック!ウィー、ミスドユー!
 2ヶ月の時を経て、遂に再開しましたよスティール・ボール・ランが。
 これ程喜ばしい事は無いですね。一週間を生きる活力の1つとして『バキ』こと『板垣分』が必要な様に、我々には『スティール・ボール・ラン』こと『荒木分』は必要不可欠。人間の身体の大半は水とアミノ酸で出来ていると言う噂ですが、実は水とアミノ酸と荒木分の3つが揃う事こそ重要だという説さえ存在する位なのです。今考えた説ですが(荒木分仮説とでも名付けておこう)。
 そんな当サイトは、『見に来る人はリアルタイムでSBRを読んでる』という事を前提条件にして(反論不可)、第1STAGEの時と同じく、この日記にて感想等を書いていきたく思う訳で御座います。後で単行本でまとめ読みたいといったお客様は、各自月曜の日記を飛ばす等してネタバレ回避して下さい。
 そんなこんなで、スティール・ボール・ランの第12話の話。

 今週の1つ目の見所は、1stStage上位23名の名簿でしょうね。
 気になったのは、7位のF.V.シュトロハイム、9位・10位・11位のプンプーン兄弟(?)、13位のキャラバン・サライ、そして19位のノリスケ・ヒガシカタでしょうか。名前のインパクトだけで言えば、12位のゼニヤッタ・モンダッタがぶっちぎりで気になりますが。
 シュトロハイムと言えば「ドイツの科学力は世界一ィィィ!」の彼を思い出さずには居られませんし、ヒガシカタは『クレイジー・D』のあの人を連想させます。アブドゥルさんがそうだった様に、唯のファンサービスの可能性も大きいのですが、個人的にはジャイロやディエゴの様に物語に絡んできて欲しいところ。
 後、先生がイケメンやドット・ハーンを覚えていた様でホッとしたのですが、イケメンの登場は明らかに異常。ディエゴがジャイロを抜いた時、「魔法にしか見えない」なんてアナウンスが入ってましたが、今回のイケメンの順位はディエゴどころの騒ぎじゃないと思います。文字通り、魔法を使ったとしか思えない。何処から湧いて出てきたんだ。

 そして、イケメンと同じ位唐突に湧いて出たもう1つの見所、明かな『悪意』の存在。
 何て言うか…その…下品なんですが…フフ…興奮…しちゃいましてね。
 いや、こう来なければ。岩陰に辿り着くまでの勿体ぶった、しかし確実に緊迫感を高めるあの展開。あの『吉良吉影』の『存在』を彷彿とさせます。人間としての吉良吉影ではなく、謎の快楽殺人者としての吉良吉影。生き方が極めて正常であるが故に、静かな住宅街に潜み、誰よりもまっとうな生活を送っているが故に際立つ絶対的な狂気。
 今更改めて語る事でもありませんが、こうした『荒木的サスペンス』の緊迫感は素敵過ぎます。これだから我々には荒木分が必要なんだ。と、本気で思いますね。
 水とアミノ酸と荒木分。これ、期末テストに出るのでよく覚えて下さい。そんなテスト出すとこ教えて下さい。


6月15日(火) 8500円。

 午後からの出社だった為、TVを付けたら放送していた通販番組を流したまま、午前中ノンビリと部屋の掃除をしていたのですが、通販番組お得意の『このお値段が何とn円で〜』と言う台詞を『このお姉たんが何とn円で〜』と聞き間違えてしまい、もの凄い勢いで振り返ってもの凄い勢いで自己嫌悪に陥ったりしていました。いい歳して何やってるのやら。


6月16日(水) 『エンドレス・ワルツ』ッ…!

 スタンド使いから格下げ。


6月17日(木) Blog以外でもRSS使う処は多い昨今ですが。

 自分の契約しているISPで『RSS Reader機能』を始めた模様。
 Blogサイト開設の支援を始めているISPも有りますし、いよいよ以てRSSが一般に浸透してきた様に感じますね。ちょっと前まではそこかしこでBlogサイトが開設される一方で、『Blogって何?』みたいな状況が進んでいたと言うのに。
 きっと今後は、更にそこかしこでBlogサイトが開設されて何だかよく分からない事になるのでしょう。一般化するにつれて何だかよく分からなくなるのはPCに関する事の常なので。

 後、大分前からよく分からない事になってる『今週のバキ』更新。


6月18日(金) 童女が邪魔。

 来週『XenoSaga Episode2』が出るので、復習の意味で前作の2週目を開始。
 やはり2年は長いですね。予想以上に内容を覚えていない。『こんな奴居たっけ』とかそういうレベルです。
 しかし『RPGの必然性を感じない』という点に置いては2年前と全く同じ感想。ダンジョンや戦闘の必要性がまるで感じない。唯々3Dデモを流し続けるなら、『Final Fantasy 7 ADVENT CHILDREN』の様に映像作品にした方が良いんじゃあないでしょうか。

 それと、2年も間隔が空くと『制作サイドは伏線の類を覚えているのか』とか『途中で話の展開を替えたりしてしまわないか』とか、そういう不安が湧いてしまいます。今後続編を観ながら『何処までが予定通りで何処までが思い付きの展開なのか』とか考えてしまいそうと言うか。もう被害妄想の域ですね。某『予想を裏切り期待を裏切らない』漫画の影響だと思うのですが。
 遂にマーグリスと対面したと思ったら、KOS-MOSが一撃(お腹ビーム)でジャガッタして終了とか。…それはそれで。


6月19日(土) グレープフルーツ系で攻める。

 来月1日から、職場の環境がガラッと変わるので懇親会―――と言うか飲み会に行って参りました。
 明日も元気に9時出社なのが玉に瑕。


6月20日(日) 極まる程の駄目さ加減。

 USB接続のモデム程困ったモデムは無い。


6月21日(月) プロシュート兄貴ィ!

 『スティール・ボール・ラン』第13話の話。

 1stStageではその存在意義を問われた、というか「荒木先生忘れたんじゃないの?」とさえ囁かれた『イケメン』ことマウンテン・ティムに出番が!というか2nd入ってから服装が変わり過ぎなんですけど。荒木先生忘れたんじゃないの?
 このイケメンに『アナスイ』の系譜を感じるのは気の所為でしょうか。荒木的美形、馬が会釈、保安官褒めまくり、投げ縄の餌履き、洞察力。持ち上げるだけ持ち上げているところに、何故かその後の転落人生を予想してしまいます。アナスイだって最初はエンポリオが煽りまくりでFFが警戒しまくりで触れたら終わり的な能力使いまくりで圧倒的な感じがしてたと言うのに。そもそも最初は女だったのに。気付いたら驚き役(兼噛ませ犬)だからなあ。大丈夫ですかねえ。

 で、そのイケメン(の帽子)を徹底的にこき下ろす我らがジャイロ。明らか過ぎる突っ込み待ちですね。「いやいや、その帽子の方が変だから」と言われたくて仕方無いとしか思えませんね(荒木先生が)。何か『飄々』、というよりも『お調子者』という感が強くなってきた感じが。とは言え、いざレースが始まった際の『荒木力(≒人間力)』全開っぷりが素敵過ぎ。

 さて、今回の焦点はイケメンの意外なキャラと、ミセス・ロビンスンですか。
 普通に考えると、随分あっさり正体を晒したもんだなあと思うのですが、そこは荒木マジック。奴じゃない可能性から、今後の展開の布石でしかない可能性まで、考えようと思えば幾らでも可能性は出てきそうです。
 ただ、個人的には『奴ではない』、或いは『未だ絡んでこない』方が嬉しいですね。無論、今後『能力者』が出てくる布石という使い方も良いかも知れませんが、やはり『謎』の『異常者』にこそ荒木力が注がれる気がする。『謎』、それはDIOの『ザ・ワールド』の能力であり、吉良吉影の素性であり、ディアボロの正体であり、それこそ荒木先生の世界なのです。荒木作品は謎をミステリとして物語の核として昇華させるからこそ素晴らしい。
 尤も、本当に謎が謎のまま終わる事も有るので(例:仗助を救った高校生)、それはどうかと思うのですが。


6月22日(火) KOS-MOSは更に。

 俺のシオンは『天の車』の核を2分で殴り殺す。

 不穏な挨拶でこんにちは。
 さっくりクリアしました『XenoSaga Episode1』2週目。
 睡眠時間を犠牲にしたお陰で、凄まじい勢いで仕事に影響が出ました。具体的には、出社30分以内に10人を越える同僚に「顔色悪い」「疲れてる?」「具合でも悪いの?」と言われる程あからさまに顔に出た程です。よもやゲームで徹夜とは言えまいよ。

 取り敢えず、その2週目で色々思い出したり色々気付いたりしたお陰で、今の今まで忘れていたゼノ熱が数度上がった気分です。熱のMAXを10とすると、大体6前後。何だかよく分からないので比較対象を設けますが、ジャック金槌が切り裂きドイルに啖呵を切った時の板垣熱が5で、『攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG』の新作を観る時のゴーダ熱が7、SBR連載再開時の荒木熱が10といった感じです。詰まり、『ジャックが再登場するより興奮する』位なのですが、やはりよく分からないので熱云々については省きます。


6月23日(水) 2年か。

 明日から『ゼノ連休取ります』とか言って3連休貰ってきたので、その間は前作をやった時の様にY嬢(祝!先月末退院)宅にてどっぷりゼノって来ます。ああ、懐かしいなあ、あの終わり方にポカーンとした後にTVに殴る蹴るの暴行を加えた2年前。

 話は変わりますが、最近これのグレープフルーツにハマっています。渋さが頗る心地良い。
 フルーツジュースは―――特に100%系のフルーツジュースは、渋くないとお話になりません。勿論、リンゴやパインの様な例外も有りますが、甘いオレンジジュースは以ての外。渋めのオレンジ&グレープフルーツの美味しさは人類の宝だと思う(突飛)。
 ただ、子供の頃ファンタオレンジが大好きだったので、好みは人それぞれだし時にも依るなあと思いました。


6月24日(木) 「半年も待ってくれるかどうか」は自虐?

 前作では『デモばかり』『フィールドが無い』『ダンジョンが少ない』等の一般的なRPGには無い特徴で我々を魅了してくれた『XenoSaga』ですが、今作ではそれに加えて『店が無い』『装備が無い』『必殺技が無い』『イベントが少ない』『デモも少ない』と更なる高みへと我々を導いてくれました。素晴らしいですね、実に素晴らしい。この調子で是非とも次回作では戦闘を排除して頂きたい。

 ところで、私の認識が間違っている可能性も捨てきれないので確認したいのですが、ええと…前作から、2年…経ってますよね?約2年3ヶ月。これは合ってると思うのですが。半年の間違いじゃあ無いですよね?
 半年でこれだ、と言うのであれば『許す』どころか歓迎さえするでしょうが。2年でこれは無ェ(断言)。
 正直に書きますが、ビックリする位『アレな出来』で心底驚いています。余りの酷さにnamcoで局所事象変異でも発生したのかと疑った程です。此処数年ゲーム誌の類を買わないので分からないのですが、開発チームでメンバー替えが有ったとか開発費を削減されたとか何か有ったのでしょうか。
 ずっとプレイしてくれていたY嬢がアンケート葉書に『酷すぎる』と書いていましたが、正にその一言に尽きますね。想定を遙かに上回るアレっぷりのお陰でなかなか言葉が出てきません。
 少々落ち着く為に、何が駄目だったのかリストアップしてみます(ネタバレは文字色反転にしてあります)。

・ダンジョンが怠過ぎ。前作同様、幅の広い一本道を行ったり来たりするだけ。それだけならまだしも、何だか小賢しいトラップが鏤められて無意味に時間を消費させられる造りに進化。お陰でプレイタイムが無駄に伸びる一方です。
・戦闘が怠過ぎ。先ず必殺技が無いのは異常。前作の好きなタイミングで○ボタンの必殺技を出せるのが面白かったんじゃあないのか。『ハイテンポ』を謳っておきながらそれを削除してどうする(浮かせたり転ばせたりして追撃しまくるのは良い)。そして、敵のHPが無意味に多いので、これまた無意味に時間を消費させられて苛々。
・BGMが良くない。これは嗜好も関係するでしょうが、『良いな』と思う曲がまるで有りませんでした。確認していませんが、今までと違う人が担当したと思うのですが。これは非常に遺憾。
・デモが少ない。ゼノサーガの癖に何事でしょうね。状況に対しての説明が余りに不足していたり、結構重要なキャラの会話(例:ヴィルヘルム)を声無しでやってのけたり、2枚目の冒頭はシオンの語りだけで進んでみたりXenogearsかよ)。前作ではデモがプレイタイムの殆どを埋めた為、『観るRPG』なんて言われましたが、今回は全体的として長いダンジョンと怠い戦闘がプレイタイムの大多数を持って行くので『観る』事すら出来ない。やっぱりデモが多ければ多い程お金も時間も掛かるという事でしょうか?
・で、そういった理由で特定のアクの強いキャラ以外は、まるで印象が残らないです。KOS-MOSすら何をやっていたのか良く分からず、ネピリムも二言三言しか喋らないし、ヴィルヘルムに至っては以下略。リヒャルト?誰それ。
・そして話が短い。それだけ長いダンジョンとグダグダの戦闘を経ても、クリアタイムが18時間って…EEEEEEE!?って言うか、前作と今作を足して『Episode1』じゃあないの?くらいの内容。何だそれ。

 うわー、褒める場所無ェ。
 よもや終わり方にケチ付けて暴れる前に、ゲームその物に暴れる羽目になろうとは思いもしませんでした。
 これでまた2年?流石に今度は暴徒が出る気がします。愛を以てしても庇いきれる内容じゃあ無いのでね。

 シナリオに対する突っ込みとか感想はまた後日。
 3連休も要らなかったなあ。


6月25日(金) イェオーシュア、神は救い也。

 承前
 『XenoSaga Episode2』の話。続き。

 駄目な部分というのを挙げていくとキリが無くて、良い部分を挙げるとすれば『前作より絵柄(?)が好み』『ジン・ウズキが居る』『ジンvsマーグリスの殺陣が格好良い』『クリア後に隠しダンジョンが有る』位なものです。
 最後に挙げた『クリア後の楽しみ』というのは好評価ですね。前作では『クリアデータは読み込めない』という酷い罠が張られていましたが、今回はクリアデータを読み込んで、クリア後イベントを発動出来ますから。尤も、その隠しダンジョンの敵はHPが軒並み凄い事になってて苛々するのですが。何も無いよりマシか。

 それにしても、昨日も触れましたが今回のシナリオはどうかし過ぎです。脳内補完を要するというか―――彼方此方を端折ったとしか思えない唐突な展開が続き、その中身も淡泊にサラッと流れていく物が多過ぎる。昨日も使った『印象に残らない』という言葉がつくづく適切かなと考えますが。
 説明も前触れも無く『移民船団』なんて言葉が出てきたり、前作で何か『軍』に厭な思い出を匂わせていたマシューズ船長が何の反応も見せずに軍(連邦)と協力してみたり、あれだけジンと居る事に拒絶反応を見せていたシオンが、ジンがエルザに乗る事になっても何の反応も無かったり、A.G.W.S.が何処にいったのか一言も説明無いままE.S.が気付いたらエルザの格納庫に有ったり。気が回らなかったとしたら呆れるだけですが、意図的だとしたらA級戦犯にも等しい愚行です。

 で、何かこの感覚、何処かで味わった気がするなあと思っていたんですよ。この失望感というか虚しさとかいうか、『自分の好きだった作品の続編がこれ…なんだ』という感覚。
 ずっと考えていたのですが、ついさっき思い出しました。『Devil May Cry 2』だ。全く同じなんですよ。『説明もフォローも無い展開』『キャラの魅力が激減』『もっさりしてる』『でもクリア後のおまけは良い』。新手の嫌がらせ?
 ただ、DMC2はBGMが良かった事に対し、Ep2はBGMが最強に駄目まってるのもアレなのですが。
 作品の内容からして、似合うのは間違いなく前作の様な荘厳な管弦楽曲であって、何だって今回シンセ系のBGMでまとめたのか理解に苦しみます。どう考えても軽過ぎる。そして場面と合わな過ぎる。切迫したシーンさえもシンセで軽く済ませるその監修能力が微塵にも理解出来ない。前作のBGMそのまま使った方が良いし安く済んだと思うのですが。ボス戦用のBGMだけ追加して。

 話は変わりますが、ちょっと目を離した隙にY嬢が中古の『くにおくんの時代劇だよ全員集合!!』を買ってきてて大笑い。
 幾ら何でも切り替えが早過ぎる。


6月26日(土) ブラックエルカイザー。

 粗筋
 『XenoSaga Episode2』の余りのアレさ加減に、『Devil May Cry 2』の系譜を見た管理人はある事を覚悟する。それは、もしも『DMC3』が詰まらなかったらEp3も詰まらないに違いない、という馬鹿馬鹿しいこじつけだった…!

 さて、もう書く様な事も無いし、後は映画の時に恒例の色々思った事で締めようかと思います。
 ネタバレにつき、色は反転してあります。

一昨日もチラッと書いた事ですが、作中のイベントや終わり方を観ていると、Ep1でやる筈で『収まりきらなかった内容だけ』で構成されている様な気がして仕方有りません。一作で完結する話では無いのでそう思うのかも知れませんが。
・シオン。前作よりモデリングが好き。後、一文字替えるとシタン。
・ジン。相も変わらない怪しさが素敵過ぎます。プロト・オメガを見て「まさか、既に完成していたとは!」とか言ってみる、その『色々知ってます』っぷりがたまらないEp2の8割は彼と言っても過言じゃああるまいよ。
・カナン。意味不明度の高さでは他の追随を許さない謎キャラ。OPデモ以外ロクに喋る機会が無く、生身の戦闘に参加しない所為で印象が薄過ぎる。見所になるかと思われていたミルチア紛争のデータ内容も、結局はジンが全部喋っちゃうという大胆な犯行を行った為に一切台詞無し。ケイオスの様に真実を知っているでも無く、アンドリュー中佐の様に一貫した生き様を見せるでも無く、何の為に出てきたのか本当に分からない。もしEp3で普通に脇役になってても違和感が無いだろうなあ
・モモ。パンチラが無くなった点は凄い勢いで評価したい。何の説明も無く武器が変わってた事実はどうでも良いです。と言うかモモ自体どうでも良いので。Y資料の話も終わったし、もう要らないだろこのキャラと思っていた故、EDで『完全なY資料』なんて話が出てきた時に多少のガッカリ感を覚えました仕様が無いので、Ep3では一人称に自分の名を使う設定の見直しを推奨します
・ジギー。ユリ・ミズラヒと大人の恋愛突入で隅に置けない130歳。大嘘ですが。今回これといって出番が無いな、と思っていたのですが、プロト・オメガでの「ボォイジャァァアアア!!」と壁をぶち破る時の裏声で魅了されました。成る程、彼もあの外套の連中と関係が有った訳ですか。息子を殺されて、でもその仇を取る事も出来ずに失望して自殺した、といった感じですかね。モモの護送という任務以外でも、しっかりと話に関わっている以上、Ep3以降でも活躍の場が有りそうで安心しました
・Jr.。今回の主人公。随分あっさりとアルベドとの関係が語られたので驚きました。そして、幾ら何でも『赤龍モード』という響きは格好悪過ぎ。後、EDで持ち出していたアイフル犬はどうかと
・ガイナン。ディミトリって前回も名前は出てましたけど、ガイナンの身体に潜んでたって唐突過ぎやしませんかね。それならそれで前作に伏線の1つも張っておけば良かったろうに。『唯一、ウ・ドゥに反応しないU.R.T.V.』という理由は、そのディミトリに有るのか、或いは赤龍に関係しているのか。どちらにせよ、大して出番が無かった所為で消化不良気味
・ケイオス。頭のちょんまげ(?)が行方不明に。というのはどうでも良くて、何故シオンにジンと知り合いだった事を隠していたのか説明が全く無かったのか謎。ジンがエルザに乗る事になった時にでも何か有るのかと思いきや何も無いし。軽く伏線の消化を行われていったJr.と違い、ヴィルヘルムと顔馴染みだったり、宇宙空間に生身で立っていたり、益々謎が増えるばかり。あそこでヴィルヘルムの口にした『イェオーシュア』が本名なのでしょうか。ヨシュア?また随分大体な。しかし、だとすると彼こそが
・KOS-MOS。ビックリする位出番が無いので、印象が殆ど残っていません。美人になったとは思いました。
・U-TIC機関。突然出てきた『移民船団』や『教皇』の唐突さは置いておく事にして、やはり『ハインライン』ですかね。マーグリスの『総帥にしか従わない』と『我ら異端審問官の主は貴方では無い』に対して教皇の言った『ハインラインか?』のやり取りから察するに、総帥=ハインラインなのでしょうね。個人的にはヴィルヘルムだと思っているのですが
・って言うか教皇。突然出てきて普通に死ぬその意味不明さはカナン級。「ある下賤な男を思い出す」とか言っておきながら、その説明が無いまま死なれても。そして『目標は世界征服』とかそんな事言われても。あの感じだと『オルムス』もハインラインの物っぽいですね。となると、結局彼の立場って何だったんだろう、という話。移民船団の代表という名のスケープゴートでしょうか
・教皇に限らず、今回のU-TIC機関の面々は説明不足なキャラが多いですね。2回目にして「お前らは見飽きた」とか言い出すリヒャルト、二重人格っぽいけど何の説明も無い女性(名前忘れた)、E.S.を駆る事が出来るペレグリー
・説明不足、というか描写不足でしょうか。これは似て全く異なる物ですが、双方不足して良い事なんてまるでない。Ep2は、展開の面では説明不足が多く、キャラの面では描写不足が多いという、フィクションとして致命的な欠陥を持ってると思う。
・で、接触小委員会に至ってはユリ・ミズラヒしか出てない有様ですし。
・そのユリ・ミズラヒ。全般的に描写不足のキャラが多い中で、モモに対する接し方が変わっていく描写が有ったのは幸運ですね。リセットボタンを押すのに躊躇う辺りから良い感じに。あれで、もう少しモモ蘇生のシーンの演出とBGMが良ければ泣いたっぽい(最弱涙腺)。もっとこう、サクラの最後でもフラッシュバックさせて、悲壮なBGMも流さないと
・そんな描写不足とは無縁な気違い、アルベド。前作程の狂いっぷり(例:赤が白)こそ有りませんでしたが、子供の頃から既に気違いモード全開なのには惚れ惚れしましたね(役者の演技が良過ぎ)。局所事象変異内でも良い異常さを発揮してましたが、最後に『良い奴』っぽいキャラになったのが少々残念。まァ、不死であるが故に死を解放と思うのも無理は無く、元は望んでウ・ドゥに接触した訳でも無いから「誰の死にも怯えずに済む」とか言うのも無理は無く。有るがな。ただ、あのシーンもユリ・ミズラヒのモモ蘇生シーン同様、演出とBGM次第では泣けたっぽいです。「俺はお前もニグレドも大嫌いなんだ」。ああいうのに弱いのですよ
・やっと決着が付いたと思ったら、スタッフロール後のアルベド復活。教皇が『テスタメント』と呼んだあの外套の連中は、死から蘇った者達なのでしょうか。青のバージル、赤のケビン、そして白のアルベド。黒のボイジャーは未だ説明が無いので何とも言えないのですが。全員、E.S.を持ってるっぽいのも気に掛かります。アニムス?
・そして、同じ場所に立つヴィルヘルム。彼自身も何かE.S.を持っている様に見受けられましたが、彼もまた不死者なんですかね。ケイオス同様、年齢とかそういった時の概念は超越していそうですが。前作同様、余りに出番が無い為に何とも言えないですね。今回は『運命の羅針盤』すら出てきませんでしたし。無関係ですが、あの気怠い喋り方は好きです。辻綾先生みたいで
・前作ラストに彼が口にしたアベルの箱船。何か、もっとこう…個人的には概念的なものとしてその名詞がついているのかと思っていたのですが、本当に船だったので驚きました。って、船とも違う気がしますが。出現の仕方にグノーシスと共通するものを感じましたが、何か関係が有るんでしょうかね。あの中央に搭載(投影?)された惑星も気になりますし。あれがロスト・エルサレム
・やはり、全ての目的はロスト・エルサレムに有ると見て間違い無さげですね。恐らくは地球。『天の車』もその観測が目的だったと思うのですが、結局『ネピリムの歌声』と同じく説明が見送りだったので何とも。そもそも、今回はシオンの過去が一切語られてないですからね。両親の身に何が起きたのか、何故病院からネピリムの歌声が見えたのか、フェブとは何処で出逢ったのか等々

 結局このゲーム、最後までやらないとシナリオについては評価出来ないんですよね。
 どれだけ待たせて、どれだけ進むのか、それも評価対象では有るのですが(その点に置いては、2年待たせて前作よりも内容の薄いEp2を高く評価する事は出来ない)。


6月27日(日) 遠い世界。

 鳥黐に絡まった忍者に、職場の相方と洗剤やポテトチップスを投げつけまくる夢を見ました。
 場所は学校の様な忍者屋敷―――と言うか、忍者屋敷の様な仕掛けの有る学校の様な場所で、何故か忍者に追われていたので逃げ回っていたのですが、逃げ込んだ部屋にあった鳥黐に忍者が捕まったので、ここぞとばかりに手元に有る物を投げつけまくっていました。
 こういう夢こそ、夢診断とやらを受けてみたいのですが。どういう答えが返ってくるのやら。


6月28日(月) チョヤッ?

 『スティール・ボール・ラン』第14話の話。

 レオーネ・アバッキオ+リゾット・ネエロ÷2=ミセス・ロビンスン。
 半分冗談で半分本気(マジ)。1ページ目の笑みは明らかにアバッキオだし、2ページ目のバストアップはリゾットそのもの。と言うか、変態そのもの。服にしたって機能美どうこうとかそれ以前の問題だと思いますが、上から下まで怪しくないところが一箇所として無いのは素敵過ぎます。荒木度全開とでも言うか。ジョニィ風に言うところの「お前何やってるんだその化粧―――ッ!服はともかく理由(わけ)を言え―――ッ!!」(泣きながら)。
 大体、砂漠でその格好は有り得ない。それはジャイロやジョニィもそうなんですが。

 で、2ndSTAGE以降ジャガー度が上がってきたジャイロ。「多分」とか「きっと」のくだりはジャガーとピヨ彦の会話を連想しますね。「きっとォォ!?(がびーん)」みたいな。はっ!荒木絵でジャガーをやったらとんでもない事になる!
 「ジョセフ!貴様は血を吸って殺すと宣告しよう!」「望むところだ!」「望むのー!?(がびーん)」という勢い。荒木絵で。
 勿論ハマー役はアナスイですね。登場以後の滑り落ちる様な人生はハマーのそれと合致する。と、なると高菜さんは徐倫。「なーに変なポーズして『祝福しろ』とか言ってんだこの野豚がー!!気持ち悪いんだよーッ!!」「ひぃ―――ッ!!」
 …とか思い付いたのですが、何かもう誰かやっていそうなので止めます。

 話を戻してミセス・ロビンスン。
 予想していたより随分大人しい気違いで少々残念。もっとアクティブに動くタイプに見えたのですが。遠くからチクチクでは無く、近付いて一気にBOMB!みたいな。と言うか、チョヤッが無いところでのあの虫の利用方法が全く分かりません。目隠しにでも使うんですかね。流石にアレだけで一位を目指すのは無理っぽいんじゃあ。
 それにしても、1話で終わるには少々勿体ない。彼が犯人じゃあ無かったのは嬉しいのですが、もう少し引っ張って貰っても良かったかも。2ndSTAGEをどれくらいの期間連載するつもりか分かりませんが、ここで彼を一蹴してもまだまだネタは有る、と信じても良いのでしょうか。それが少し気掛かりです。

 そして例の欠けた蹄鉄。
 何かジャイロかジョニィの馬の蹄鉄が似た様に欠けてて、イケメンにターゲッティングされそうな予感が。2人のどちらかを犯人として捕まえたところに真犯人が現れて(或いは犯行が起きて)、「濡れ衣被されたままにしとっくてのもよォ―――俺のプライドが許さねえぜェ―――!」とか言ってジャイロも共闘、といった具合で。
 まァ、普通にジョニィ辺りが襲われてジャイロ怒る、という今回と同じ展開になる可能性も低くはないでしょうがね。


6月29日(火) 焦点がずれてる。

「誰かが言った言葉で、『賢者は聞き、愚者は語る』というのが有るんだ」
「ソロモンですね。それが?」
「それが真理か否かの是非は論ずるだけ無駄だから、その言葉を真理だと仮定して良い?」
「…構いませんけど」
「それを本に置き換えると、『賢者は読み、愚者は書く』になると思わない?」
「思いません」


6月30日(水) お役所。

 今日で職場の現行チームが解散の為、皆で揃って解散会。
 私は相方と共に元のチームに戻るだけなのでこれといって問題は無いのですが、皆は彼方此方に分散する事になるので不安や疑念に満ち満ちている事だろうと思います。私自身『問題無い』とは言えど、それは飽くまで『戻る事』自体に対しての言葉であって、今回の一連の解散劇に対しては不満しかありませんし。
 一部のアレな上層部の『メンツ』だけで引き起こされたこの解散劇、このまま終わらせるって事だけは出来ないな。


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