a 適当。

12月1日(土)

映画:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (原題:原題:Solo:A Star Wars Story)

映画の粗筋:
 ハンは自由を求めて故郷・コレリアからの脱出を図るが、失敗して恋人のキーラが捕まってしまう。
 キーラを救う為、戦場で出会った密輸業者のベケットや奴隷のチューバッカと組んで金を稼ごうとするハンだったが、犯罪組織のボス直々の仕事に失敗し、窮地に立たされる。
 名誉を挽回する為に、ハンはよりリスクの大きな仕事に挑戦するが、それは予想以上に困難な内容だったからさぁ大変。

 感想。可も無く不可も無く、駄作でも無く良作でも無く。70/100点。

 ハン・ソロとチューバッカやランスとの邂逅、ミレニアム・ファルコンの入手、ケッセル・ランを12パーセクの逸話等々が描かれるオリジン作品。
 『最後のジェダイ』で大分ハードルが下がっていたので、オールデンの『彼がハリソン・フォードにはならんやろ感』が拭えない点を除けば、悪い映画では無かったかなと思います。
 単に『悪くは無い』止まりだった、というだけで。

 端的に書くと、余り盛り上がりが無い様に感じました。
 色々な惑星に行ったり、派手に撃ち合ったりもするんですけど、それぞれに見所が無い。

 メインの悪役であるドライデンはただの小悪党で魅力に欠け、今回のドロイド枠のL3-37はデザイン的にも役割的にも中途半端感が否めない。
 ベケットが『自分とハンとチューイの3人で巧くやれている』と言うシーンが有るものの、その3人で仕事をしたのは1回だけ(しかも途中で他のメンバーが離脱した結果3人になっただけ)で、言う程の絆や連携を感じない。
 最後に撃つシーンは、例の『どちらが先に撃ったか』問題に対する1つの回答を兼ねていそうな気配が有りますが、そこに至るまでの話が淡泊なので、悲しさもカタルシスも薄い。
 色々な面白宇宙人や、ファン向けの小ネタ、終盤の意外な展開の連続(特に、以後の時系列に出て来ないキーラの扱い)は良かったんですけどね。全体の味付けを変える程にはパワー不足でした。

 いっそ帝国兵のくだりは丸々削って、その分仲間達とのやり取りに費やしても良かったんじゃないですかねえ。
 そうすると、以後のシナリオでハンが帝国に詳しい理由が分からなくなっちゃうんですけど、それ位はハリウッドの十八番の後付けでどうにでも出来る筈。


12月3日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ184 夢想の世界

今週の粗筋:
 夢の世界に捕らえられたバネッサ達は、糸の運命操作で辛くも攻撃を防ぐが、次第に追い詰められていく。
 だが、サリーの機転により出口を出現させる事に成功するのだった。

 ここに来て有能なサリー。
 こりゃあ暴牛への加入 or DIEだな。

 ところで今回の夢魔法、本人以外も魔法が使えたり、魔法による物理効果を制御出来ない辺り、余り脅威を感じませんね。
 本来的にはエルフが攻撃的な性格では無いからかも知れませんが、ヤミさんとかが相手だったら夢に送り込んでも、普通に斬られて終わっちゃいそう。

今週のONE PIECE:第926話 “囚人採掘場”

今週の粗筋:
 仲間達が鬼退治の準備を進める中、ルフィはキッドと共に奴隷としての仕事をこなし、理不尽な副看守長を吹き飛ばすのだった。

 海牢石の効果って、能力者を普通の人間以下になるまで無力化させる事だと思っていたので、今週の描写は結構衝撃的でした。
 あれを見る限り、海牢石は『能力者からn割の力を奪う』程度であって、しっかり鍛えていれば弱体化してもスマイルの能力者以上の力はキープ出来るっぽいですね。
 えぇ……そんな設定でしたっけぇ?

 尚、光月家の招集に集いそうな侍達が、イロモノデザインだけでなく、中々良い面構えの人達も居たので安心しました。
 アシュラもアレで後々の見せ場では格好良く見えたりするんですかねえ。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.208 第4セット決着

今週の粗筋:
 最終セットに望む緑谷だったが、突如O.F.A.が暴走するのだった。

 堀越先生、もしかしてクラス対抗戦に飽きちゃったの?と思ってしまう位、あっさりと決着。
 しかしまぁ、端的にカッチャンの成長を描きつつ、砂藤君やB組メンバーにも相応の見せ場を用意した、という点で、綺麗にまとまった感が有りますね。
 取蔭さんの期待外れっぷりだけはアレですが。エロいデザインしか印象に残らないじゃあないか。

今週の鬼滅の刃:第137話 不滅

 無残様は、『残念な美人』に通じる何かが有る気がします。
 設定上も描写上も劇中最強クラスなのは確実で、現時点で主人公サイドの誰かが勝てる気配も全く無いのに、それでも絶望感よりポンコツ感が上回るという謎の仕様。
 今回も、煽りに来たのに煽り返されたばかりか、癒やし効果をモロに受けてデバフ耐性が無い事を露呈するという無残っぷり。
 挙げ句『お前の病は頭にまで回るのか』とか。子供の悪口か。

 さておき、紡ぐ者vs断ち切る者の舌戦は、相応に見応えが有りました。
 ほぼ全て会話だけのエピソードなのに、それを面白いと感じさせる構成が巧いですね。
 しかし、ラストの柱達のシーンに悲鳴嶼さんが居ないのが気になるところ。
 やはりアレか、死亡フラグか。炭治郎達が到着した時には首だけになってるパターンなのか。


12月8日(土)

映画:ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (原題:原題:Solo:A Star Wars Story)

映画の粗筋:
 1996年12月、謎のウイルスにより人類の99%が死滅し、生き残った人類はウイルスの及ばない地下で暮らしていた。
 2035年、科学者達はワクチンを作る為、タイムマシンで過去に囚人を送り、特赦を条件に純粋なウイルスを持ち帰らせる計画を立てる。
 斯くして選ばれた囚人ジェームズ・コールは、過去へと送り込まれるが、誰も彼の言う事を信じないからさぁ大変。

 昔観たかも知れないし観ていないかも知れない映画をちゃんと観ようシリーズ。
 感想。色々解釈出来る作品は結構好き。80/100点。

 ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが出ていた、というキャスティングしか記憶に無く、覚えているシーンが1コマたりとも無い勢いだったので、恐らく観てはいなかったのでしょう。
 仮に観ていたとして、あのブラッド・ピットを完全に忘れるって何かの病気を疑うレベル。

 という事で。
 本作は、滅びの未来を救う為に頑張れば頑張る程、その影響で規定通りの未来が近付いて来るという、タイムトラベル系の基本の様なSF作品でした。
 主人公は元より、視聴者も前提条件として受け入れていた『事実』が、1つまた1つと崩れていく物語構成の巧さがポイント。

 但し、序盤は全く話が進まなくて疲れるというか、丁寧に説明する事を放棄して暴れるだけの主人公にヤキモキしながら、ブラッド・ピット渾身の精神病演技を楽しむだけの映画と化してます。
 いえ、後々の展開を考えると、主人公の言動がアレなのも必要だったのでしょうが、ブラッド・ピットが凄過ぎて、他要素はどうでも良くなるんですよね。
 それ程、ブラッド・ピットの演技が迫真というかヤバいというか、思わず『元々こういう人なんじゃあないか』と疑う領域です。
 このモードなら『セブン』のジョン・ドゥも手玉に出来た可能性が微粒子レベルでうんたらかんたら。

 終盤、『ホテルのくだりが強引過ぎる』とか『片方の留守電しか信じない理由が分からないの』とか『何でホセは銃持っとんねん』とか『あの状況で何事も無く搭乗出来る筈無いだろ』とか『恋愛要素必要だった?』とか、雑な展開の連続になるのが気になったものの、それ以外は概ね満足です。
 あ、Blu-rayの映像品質がやたら悪かったのも気になりましたが、それは映画そのものには責任が無いので問わない方向で。

余談:ラストの解釈について

 ネタバレ解禁。
 あの終わり方については、ざっと

  1. 何も歴史は変わらない。ニアミスしていたという『事実』が描かれただけ
    • 我々は『運命の奴隷』である
  2. 『保険』として介入していた科学者が歴史を変える
    • 彼は目覚める事で何かを変える事が出来る『眠れる奴隷』である
  3. 科学者が黒幕で、歴史をそう変えた
    • 世界はどういうものかではなく、どうあるべきかで語らねばならない
  4. 全ては少年の『妄想』だった
    • 良かった、病気で苦しんでいるヤツは居なかったのか

 という4種類の解釈が出来ますかね。
 それまでの展開を踏まえると、個人的には1.かなと思うのですが、一般的にはどれが優勢なのかな。


12月10日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ185 夢幻の邂逅

今週の粗筋:
 すぐに出口を封じるエルフだったが、サリーの更なる機転によりドロシーを呼び出す。
 夢魔法の衝突により夢の空間は崩壊し、現実世界へと戻るのだった。

 本物のドロシー団長、良いキャラじゃあないか。

 サリーが有能過ぎると言うか、夢魔法がザル過ぎる。
 術者に不利益であろうとも『連想したモノが出て来る世界』って、使い勝手が悪いどころの騒ぎじゃあない気がします。
 映画『インセプション』でも、『“象の事を考えるな”と言われたら、象の事を考える』という台詞が有りましたけど、『象さん!』と言えば象さんが出て来ちゃうって事ですよね。

 するとアレですか、頑張れば『レディ・プレイヤー1』ごっこも出来ちゃう?
 何だ、文字通り夢のある魔法じゃあないか。というより、本来はそういう使い方をする魔法だったのかな。

今週のONE PIECE:第927話 “禿のおトコ”

今週の粗筋:
 サンジに部下を蹴り倒された事を知った狂死郎は、クイーンの部下を使う様に指示し、自身はオロチの元へ向かう。
 オロチは、ワノ国一の太夫・狂死郎を呼び出しており、その席にはロビンも同席するのだった。

 四皇に捕まったというのに、『ルフィならどうにかするだろ』と信じている一味が頼もしいと言うか脳天気と言うか。
 ビッグ・マムの時だって、ジンベエが来なければピンチだったんですけど、そういう運的な要素も含めて大丈夫と判断しているのかな。

 と言うか、改めて考えるとルフィの捕まる率の高さは明らかに異常。
 vsバギーで小さい牢屋に入れられたのに始まり、vsアーロンの海中、ローグタウンの処刑台、リトルガーデンの下敷き、vsクロコダイルのカジノ、クジャ・vsシーザー・vsビッグ・マムでの牢屋、と相当な数です。
 一味も誰かしら捕まる事が多いですし、これは最早『宴』と同様の様式美と考えるべきなんでしょうね。

 ところで、シルエットで登場したオロチが八岐大蛇っぽいデザインでしたが、ホールデムを含めたスマイル組の例を考えると、正体はかなりのガッカリデザインなんじゃあないかと予想します。
 早速小物感を醸し出していますし、カイドウや大看板達も居るので、スパンダム程度の扱いに落ち着く予感。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.209 第5セットスタート

今週の粗筋:
 O.F.A.が正常に使える事を確認した緑谷は、チームと共にB組との最終ターンに挑む。
 一方、収監されているA.F.O.は、『弟の声』を感じ取るのだった。

 カッチャンが会話出来な過ぎて笑う。
 色々通り越して面白い領域なんですけど、本人は笑いを取りたくてやっている訳でも無し、何でこのキャラが人気なのか自分には分かりませんわ。
 負けてヘコむ取蔭さんは、蝶屋敷の伊之助(ゴメンネ弱クッテ)みたいで好感度が上がりましたけども。

 そして、何だかんだで弟が大好きなA.F.O.。
 『声』とは何でしょうね。こないだの特異点に通じる何かでしょうけど、O.F.A.に変化が起こる前触れでしょうか。
 次の試合、O.F.A.、物間のO.F.A.コピーからの骨折、反省した心操君等々、色々と要素が多くて濃い内容になりそうな予感。

今週の鬼滅の刃:第138話 急転

 あの無残様に『腹黒』とか言われるお館様。
 無残様に鬼にでもされてしまうかと思いきや、文字通り発想も覚悟もぶっ飛んでます。
 奥様とお子様の事を思うと、流石にその判断はどうのか、と思わなくもないですが、そもそも数多の隊士達を死地へと送っている訳ですし、今に始まった覚悟では無いと考えるべきなんでしょうね。
 『ゴールデンカムイ』で、花沢中将が鯉登少将に送った『息子が前線で死んで愚かな父の面目を保ってくれた』という感情に近いのかも知れませんけども。

 そして話は急転直下、命懸けの大捕物へ。
 さぁどうなる、悲鳴嶼さん。


12月14日(金)

飲酒メモ

  • 本日の理由:息抜き
  • 本日の面々:部下2名と 合計3名
  • 本日の飲酒:ピーチサワー×2


12月15日(土)

映画:オーシャンズ8 (原題:Ocean's Eight)

映画の粗筋:
 ダニー・オーシャンの妹・デビーは、5年8ヶ月に渡る服役中に1億ドル以上の宝石を盗む計画を立てていた。
 出所後、相棒のルーと共に仲間を集め、世界一のファッションの祭典メットガラを狙うデビーだったが、彼女の狙いは宝石だけではなかったからさぁ大変。

 感想。初代には及ばないけれど悪くは無い。75/100点。

 設定上は『オーシャンズ11』の続編ですが、実質的にはメンバー全員を女性に一新したリブート作品です。
 保釈された主人公が、相棒のガラドリエルと一緒に技能持ちの仲間をスカウトして回り、綿密な計画&お洒落演出で華麗にお宝を盗み出して大団円、という内容。

 変に独自性や尖った挑戦に手を出さず、シリーズのテンプレートを堅実に守った展開・演出で構成されている為、余計な不快感を感じずに済むものの、新鮮味も有りません。
 華麗な計画を華麗に実行、皆で大金持ち!なので、意外性や絶体絶命の危機とは殆ど縁が無く、そもそも5年8ヶ月と12日練った計画自体、唸る程の内容では無いです(個人的には、序盤の化粧品ゲットのくだりの方が感心した)。

 要は、いつも通り『キャストが(カメオ出演も含めて)凄ェ』とか『VOGUEとかCartierが全面協力って凄ェ』とかいう方向で楽しむ映画なんだと思います。
 何も考えず、ただ『お洒落!』『豪華!』と言いながら観る分にはとても面白い。でもそれ以上を求めてはいけない。


12月16日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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12月17日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ186 鑑の中の瞳

今週の粗筋:
 バネッサ達が隔離された直後、現実世界ではエルフ化したゴーシュが暴牛と敵対するのだった。

 チャーミーが居なくなったお陰で、すっかり忘れていたヘンリーのオートドレインがヤバい事に。
 いっそヘンリーがエルフに近付けば良いんじゃないかと思うのですが、それはそれとして。

 夢魔法は攻撃用としては穴だらけでしたけど、回避全振りのバネッサ、感知系のラック、回復係のチャーミー、頭脳担当のサリーと、有能なメンバーを一斉に隔離した点では有用でしたね。
 空閑さん家のお父さんも、『弱い駒が強い駒の働きを止めれば、戦果としては充分』と言っていました。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.210 ワン・フォー・オールの夢

今週の粗筋:
 最終セットに望む緑谷だったが、突如O.F.A.が暴走するのだった。

 先ずは滞り無く暴走イベント発生。
 次はこの状態をコピーした物間が致命傷を受ければシナリオ通りだ。

 暴走自体は想定の範囲内ですけど、グラントリノが志村さんから聞いたという『今はその時じゃない』が気になります。
 これは、夢で言われた『特異点は〜』の対になる言葉なんですかね。
 志村さんの時はA.F.O.を倒す程の力が無かった(=その時ではない)が、今は足りている(=その時)という事?
 それとも、初代には何か別の思惑が有った?
 さぁさぁ盛り上がって参りました。


12月22日(土)

映画:ミッション:インポッシブル/フォールアウト (原題:Mission:Impossible - Fallout)

映画の粗筋:
 イーサンは盗まれたプルトニウムの回収作戦に参加していたが、彼の判断ミスで作戦は失敗に終わった。
 彼の行動を疑問視するC.I.A.は、次の作戦にエージェントのオーガスト・ウォーカーを同行させる事を決定する。
 だが、プルトニウムの手掛かりであったジョン・ラークを誤って殺してしまった上、事件の裏には『シンジケート』とソロモン・レーンが関わっていたからさぁ大変。

 感想。安心と信頼のミッション:インポッシブル。80/100点。

 毎度お馴染み、実績の割には全く信頼されていない男イーサン・ハントが、世界を救う為にテロリストと戦う物語。
 今回は生身でビルからビルにジャンプしたり、エレベーターの下にぶら下がったり、ヘリコにもぶら下がったりします、
 流石にドバイのビルとか飛行機ハグには劣るけれど、相変わらずの無茶っぷり。最早お約束なんでしょうね、これ。

 映画自体も良い意味でお約束の集合体みたいな作りで、新鮮味や特徴は無いんですけど、その分安定感が有ります。
 アクションに次ぐアクション、程良く差し込まれる謎、大きな破綻の無い物語構成、毎度趣向の異なる『実現不可能なミッション』概要。
 登場するガジェットが少ないのが残念でしたが、その分『I.M.F.はいい大人がマスク(偽造した顔)を付けている集団』という評価を巧く使っていたり、ルーサーとベンジーといったお馴染みメンバーが活躍していたり、シリーズ物ならではの良さを欠かさず活かしたいた様に思います。
 それでいて、観終わった後には何も残らないという、ハリウッド・アクションのお手本の様な作品なので、週末に観るのに最適です。

 流石にヘリコでヘリコに体当たりして、イーサンも敵も普通に生き残る展開だけはどうかと思ったんですけどね。
 『ランペイジ』でドウェインがもっと凄い生き残り方をしてたのを思い出したのでスルーしておきます。


12月23日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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12月24日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ187 天地の間の攻防

今週の粗筋:
 エルフ化ゴーシュの攻撃に苦戦するアスタだったが、ヘンリー達が駆け付けるのだった。

 ゴーシュの魔法については概ね分かっているだけに、消化試合を見ている様な気分。
 まだセフィラ組が一杯居るので、彼らが再生怪人の様に『面倒だからまとめてドーン』とか残念な処理をされない様に、暴牛メンバー戦位はとっとと片付けて欲しいですね。
 どうせ『戻って来い』系の呼びかけはユノでもやるんでしょうから。

今週のONE PIECE:第928話 “花魁小紫登場”

今週の粗筋:
 カイドウ打倒に向け、ルフィとキッドが張り合っている頃、希代の美女にして悪女の花魁・小紫はオロチの居城へ到着するのだった。

 え、サブタイトルで『登場』を使う様な感じなんですか、小紫。

 今回の老人達の回想を見る限り、小紫は相当な悪党に見受けられますが、ナミ・ビビ・ロビン・ハンコック・ヴァイオレット・プリンと、『初見は悪党だけど実は訳有りの(or根は優しい)美女』というのは本作のパターンですし、今回もそうなんでしょうね。
 お金も自分の為に使ったというより、復興とかおこぼれ町の為に必要だったとか、そんなパターン。
 これで日和でもなく、且つ本当に金に汚いだけのキャラというオチだったら新鮮で良いんですけどねえ。
 ところで、小紫はアン・ハサウェイ似な気がします。何と無く。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.211 受け継ぐモノ

今週の粗筋:
 緑谷の溢れ出た力は具現化し、本人の意志すら寄せ付けず周囲に襲い掛かる。
 抑えられない力に絶望する緑谷だったが、お茶子は彼を掴み心操を呼ぶのだった。

 物間君がコピーして大怪我!……なんて言ってられない規模でマジ暴走するO.F.A.。
 影の中にうっすら見えた目は、先代の1人でしょうか。
 今回の暴走エネルギーは、今までのO.F.A.とは明らかに形状が異なる事から、もしかしてO.F.A.を受け継いだ先代の誰かが本来持っていた個性なのかも知れません。
 実はO.F.A.はエネルギーだけではなく、先代達の個性も内包して、それが目覚めたと。

 全く話が変わりますが、お茶子がしっかりヒロインしていたのは良かったと思います。
 最近は、色んな方面の性癖を刺激する女性キャラが次々出て来たお陰で、すっかり影が薄くなっていましたからね。
 デザイン的にはプレーン感が有りますけど、性格とか立位置的には好きです。お茶子。


12月27日(木)

飲酒メモ

  • 本日の理由:仕事納め
  • 本日の面々:会社の面々 合計約200名
  • 本日の飲酒:ビール×2

 本当の仕事納めは明日ですが、会社の都合で納会だけは今日実施。


12月29日(土)

映画:ジュラシック・ワールド/炎の王国 (原題:Jurassic World: Fallen Kingdom)

映画の粗筋:
 ジェラシック・ワールド事件から3年、恐竜達は人の居なくなったイスラ・ヌブラル島で自由に生きていたが、火山の活性化により絶滅の危機に晒されていた。
 そんな中、恐竜保護単体を立ち上げていたクレアと、ラプトルのブルーに思い入れの有るオーウェンは、ロックウッド財団の経営者イーライ・ミルズの依頼により、恐竜救出作戦に参加する。
 だが、クレア達を待ち受けていたのは凶暴な恐竜と火山の噴火、そして彼女らの知らない別の仕事だったからさぁ大変。

 感想、何だかスケールが大幅にダウン。75/100点、

 ブライス・ダラス・ハワードがエロスいシーン0なのに何だかエロスい映画。
 ……じゃなくて。

 前作の反省からか、今回は殆ど勿体ぶらず結構早い段階でトラブルが発生するお陰で、『最初からクライマックス』感が有って良いです。
 島について早々発覚する『敵』の存在、襲い来る恐竜、恐竜すら飲み込む噴火の破壊力等々による絶体絶命の連続。
 更には、前作のインドミナスとラプトルを組み合わせたインドラプトルの存在まで明かされ、否が応でも盛り上がります。
 だがbutしかし。
 蓋を開けてみると『最初からクライマックス』ではなく『最初だけがクライマックス』というオチでした。

 島を脱出するまでは面白いんですけど、その後はコンテナの中と屋敷の中だけで物語が完結しちゃう為、登場する恐竜も必然的に小〜中型ばかりになるガッカリ仕様なんですよね。
 隔離された世界の外の物語――という事で、『ロストワールド』の様に街中全体での追いかけっこを期待していたのに、現実は初代終盤のビジターセンター内の攻防の焼き直しが繰り広げられるという。
 期待のインドラプトルも、一寸大きいラプトル程度の扱いで明らかにインドミナスより弱体化していますし、暗い屋敷の中をキャーキャー逃げ隠れする様は、恐竜映画というよりゾンビ映画と言った方がしっくり来る勢いです。

 せめて物語が面白ければ……なんですが、それも突っ込みどころ満載で、全体的に微妙な出来だったと言わざるを得ません。
 映像は良いし、島の脱出までは本当に面白かっただけに兎に角残念。
 噴火から逃げる恐竜達とか島に残った首長竜とかブライスとかブライスとかブライスとかは良かったのに、何でこんな事に。


12月30日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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12月31日(月)

雑談:2018年を振り返る

 昨年に続き、仕事の内容は濃くなる一方、そしてストレスも溜まる一方の1年でした。
 特に上期は毎月札幌へ、下期は毎月東京への出張が有り、大分せわしない日々を過ごした印象が有ります。
 過ぎてしまえば、『大変は大変だったけど面白い事も有ったな』……と思わないでもないんですけど、お陰でゲームも映画も殆ど消化出来なかったのは残念。

 さて、それでは大晦日恒例の自分ランキングのコーナーにいきます。
 『今年自分が触れたもの』が対象なので、今年に発売(公開)されたか否かは問わないリストです。

2018年の自分ランキング:ゲーム編

 実質、この2作品しか遊んでいないので(DQ10は細々続けていますけど)、必然的にこんな感じに。
 来年は色々遊びたいなあ。

2018年の自分ランキング:漫画編

  • 1位:ワールドトリガー
  • 2位:鬼滅の刃
  • 3位:ゴールデンカムイ
  • 4位:それでも町は廻っている

 今年の漫画は何を置いても、『ワールドトリガー』の連載再開が外せませんね。
 新刊の販売に伴ってまた1巻から読み直しましたけど、何度読んでも本当に面白い。
 集団戦・頭脳戦をここまでしっかりと、且つ大きな破綻を無く魅せる少年漫画はそうそう有りません。
 連載再開後のB級ランク戦Rond7も相変わらず見応えが有りますし、19巻の『痛み止めを貫通する上質な首の痛み』を見る限り、独特の言葉選びも健在そうで一安心。
 今後は、無理の無い範囲で続けて頂ければそれでもう、もう。

 『鬼滅の刃』は、妓夫太郎編唯一の課題だった『冗長な展開』が改善されたのが良いですね。
 ボス戦が続いている所為で、『日本一慈しい鬼退治』部分が薄れているのが少し寂しいところではあります。
 果たして無残様の重ねた罪にも抱擁なんて出来るのかな。

 3位に置いた『ゴールデンカムイ』は、アニメ第2期の出来の良さによる印象補正と、先週の『再会』、そしてウラジオストク編のインパクトが大きかったです。
 特にウラジオストク編。
 キロランケ目線でのウイルクやマリアの人となりや、彼らの目的を描写するエピソード――と思っていたので、最後の最後にぶち込まれたネタに正直魂消ました。
 あの結末を前提に見ると、稲妻強盗(これだけは第2期で省いて欲しくなかった)のエピローグも、見え方が変わってきます。
 この漫画の主要人物は、誰も彼も、何かを失っているのですねえ。鯉登少尉以外。

 4位は、何かの折に『木曜のフルット』を読んでいる事を部下に言った際、『同じ作者の面白い漫画』として勧められ、目論見通りハマってしまった漫画です。
 一見、ほのぼのした所謂『日常系』に見せかけて、その実異常なまでに時系列や個々人の言動が相当細かく作り込まれているという、如何にも自分好みな逸品。
 針原さんの知らない紺先輩のトラウマのくだりとか、ゲーム機を無くして回収するまでの展開とか凄い好き。

2018年の自分ランキング:映画編

 今年観た映画は、日記に書いた作品が36本、書いていない作品が12本で合計48本の映画を観ました。
 月に4作品のペースですけど、昨年が68本だったので年間で20本減っています。う〜む、もう少し観たかった。

 今年の映画は、『期待していた続編が今一だった』パターンが散見されたなあという印象です。
 敵の頭が悪過ぎて困惑した『ジョン・ウィック:チャプター2』に、シリーズ完全無視の脚本に唖然とした『バイオハザード:ヴェンデッタ』。
 イェーガーも怪獣も魅力が減った『パシフィック・リム:アップライジング』と、気付いたらお化け屋敷と化していた『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。
 そして、逆に『素晴らしい』と言いたくなる程、全て間違っていた『最後のジェダイ』。

 『最後のジェダイ』以外は、それぞれ良い所・見所も有ったんですけど、前作が良かっただけにガッカリ感が強かったです。
 何作かは更なる次回作も出る筈なので、そこでどうにか挽回して欲しいと思います。

 尚、こうした不幸な作品に遭遇した一方で、『レディ・プレイヤー1』という傑作や、『ニンジャバットマン』という馬鹿の極みに出逢えたのは幸いでした。
 取り分け『レディ・プレイヤー1』や『インフィニティ・ウォー』は、自分の過去だったりやオタク文化の過去の積み重ねが有っての今!という集大成感が本当に堪らない。これらをリアルタイムで観れた事は幸せという他有りません。
 『ジャスティス・リーグ』も、思っていたより普通に面白い映画で良かった。MCUもDCEUも今後が楽しみです。

2018年の印象に残った台詞編

「ああドーナツ!!うましドーナツ!!」「あ〜〜〜〜ん❤」「穴までうましドーナツ」
「寝転んで食うドーナツ!!禁断・背徳そして――ドーナツ!!」「至福とはこの一時の事 うましドーナツ!!」

 … By.シャーロット・カタクリ (ONE PIECE)

「びっくりした」「何であいつ急にお前のいいとこ全部言ったんだ」

 … By.モンキー・D・ルフィ (ONE PIECE)

「鬼殺隊である以上当然のほほんと地味に生きている一般人も守るが」「派手にぶっちゃけると俺お前らのが大事だから死ぬなよと」

 … By.宇随天元 (鬼滅の刃)

「嘘だよ」
「本当はそんなこと思ってないよ」「全部嘘だよ」
「仲良くしよう」「この世でたった二人の兄妹なんだから」
「君たちのしたことは誰も許してくれない」「殺してきたたくさんの人に恨まれて憎まれて罵倒される」
「味方してくれる人なんていない」「だからせめて二人だけは」
「お互いを罵り合ったら駄目だ」

 … By.竈門炭治郎 (鬼滅の刃)

「私には何の天罰も下っていない」「何百何千という人間を殺しても私は許されている」「この千年神も仏も見たことがない」

 … By.鬼舞辻無惨 (鬼滅の刃)

「残念でした!!!オマエはオレ達と国を救うんです〜!!!」

 … By.アスタ (ブラッククローバー)

「どっこいしょ」
「背広が汚れたぜ」

 … By.牛山辰馬 (ゴールデンカムイ)

「鶴見篤四郎」

 … By.鶴見篤四郎 (ゴールデンカムイ)

『キョキョキョ!働くのデス!!』
『お仕事を紹介しますから働きまショウ!』
『働かずに食うメシはうまいノカッ!?』

 … By.労魔デスワーク (ドラゴンクエスト10)

「すばらしい」「全て間違っている」

 … By.ルーク・スカイウォーカー (スター・ウォーズ/最後のジェダイ)

 色々有りましたけど、作品の全てを見事に一言で表したという意味で、『最後のジェダイ』の『全て間違っている』程インパクトの大きい言葉は無いですね。
 この台詞だけは、知名度・汎用性・煽り性能の三拍子揃った、凄い台詞なんですけど、如何せん映画が全てを間違えている。

 因みに、『DQ10』の労魔デスワークの台詞は、遊び人クエストのラスボス戦でラスボスから言われる技名(?)の一部です。
 プレイヤーが無職だったら結構メンタルに来るんじゃあないかな、と思いながら遊んでいました。MMOであのネタは結構攻めてる。

デウス・エクス・マキナ

 2018年も誠に有り難う御座いました。
 良いお年を。


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