2月1日(日)
映画:LUCY/ルーシー (原題:Lucy)
映画の粗筋:
女子大生のルーシーは、友人に嵌められてマフィアに捕まり、運び屋になる為、体内に新種の麻薬が入った袋を埋め込まれてしまう。
運び屋として扱われる事になったが、ある出来事で体内の袋が裂け麻薬を摂取してしまい、脳の覚醒を招くのだった。
脳へのアクセスが拡張されるに連れ、次々と超常的な能力に目覚めるルーシーだったが、その一方で人間性が失われ続ける上に、マフィアが彼女の命を狙っていたからさぁ大変。
感想。SFだと思ったらイメージ映像作品だったでござる。75/100点。
10%しか使えない脳を100%使える様になったらどうなるか――というテーマの映画ですが、その結論は存外に抽象的であり哲学的でした。
覚醒した能力をどう活かすかでは無く、覚醒した能力で生物・知識とは何か、を哲学的に求めていく映画です。
最初の問、よく訓練された方ならば『北斗神拳が使える』と答える訳ですけど、実際本作も序盤ではそんな感じでした。超人的な怪力や身のこなし、圧倒的な狙撃能力に痛みの制御等々、特殊な力は身体能力の強化に限定されています。
しかし、外国語を一瞬でマスターする、レントゲン写真で病気の症状を見抜く、0歳の頃の記憶を思い出す辺りから知識面・精神面に比重が傾き、やがてはサイコキネシスやらマインドコントロール、電波コントロールに肉体変化等々のトンデモ能力を覚醒するに至っていき、最終的には凄過ぎてイメージ映像でしか語れない領域に達するのです。何を書いているか分からないと思いますけど、実際そうなのだから仕方無い。
要するに完膚無きまでの突っ込み待ち映画な訳です。完全なる待ちガイルなので、突っ込んだら負けます。
逆に突っ込みまくる事で楽しめる……かも知れませんけど、『そりゃねえよ』の一言で終わるボケの連発なのが玉に瑕。
脚本がそんな状況だと、必然的に本作の見所は『スカーレット・ヨハンソンの演技』に終始せざるを得ません。
そのスカーレット・ヨハンソン。
相変わらずの素敵スタイルに加え、序盤の被虐感たっぷりの一般人モードから、中盤の凛々しいアクションモードに、終盤の悟りを開いた賢者モードと、脳の覚醒状況に合わせた演技の使い分けが巧く、実に魅力的な輝きを見せています。
特に(少なめではありましたが)アクション映えがとても良い。知的なお顔でグラマーで動きが良いとなれば、それは1人で映画を引っ張っていく事も可能というものです。
彼女ならば、実写版の草薙素子役が来るのも納得出来ます。本作ラストなんかは正にそれでしたしね。
話が逸れたので戻します。
実は本作は、Trailerを観た時にアクション映画を期待していたので、この結果は少々期待外れでした。
序盤こそ女性版ネオですけど、途中でミュータントに変わって最後はUSBです。何を書いているか分からないと思いますけど、実際そうなのだから仕方無い。
突っ込みたくてウズウズしている人、スカーレット好きならば楽しめるでしょうが、自分の様にSFやアクション、リュック・ベッソンっぽさを求めると失敗するのでご注意下さい。
2月2日(月)
今週の暗殺教室:第125話 完璧の時間
今週の粗筋:
長所を伸ばし『良い生徒』を育てる事を目的に私塾を開いていた浅野理事長は、その努力の甲斐有って優秀で優しい生徒を数多く輩出していた。
しかし、一期生の1人が虐めで自殺してしまったのを契機に、その理想は『強い生徒』を育てる方向へと変わり、やがてそれを体現する為の学校を創り出したのだった。
天才が壊れる良く有るパターンとは言え、重い。重いですね。
昔『幽遊白書』で仙水について『天才は極端から極端に』と表現していましたけど、理事長は完全にそのタイプでした。
完璧を望むが故に、防げたかも知れない過ちを受け止めきれなかったのでしょう。
では彼は完全に壊れたのか、というとそれは少し違うのかも知れません。
自分の弱さと過去を塗り替える為に理想を書き換え、己を痛めつけ、弱者を追いやり、校舎を見せしめの場としたものの、初登場時から今に至るまで彼のつけているネクタイピンが例のアレだからです。
自覚しているのか否かは定かではありませんが、徹底した『合理性』を求めている彼が、癖や習慣だけで同じタイピンを付けているとも思えませんし、何かしら過去への未練が有るのではないでしょうか。
それならば、殺せんせーの手入れによってリスタート出来る可能性も残されていますね。
ところで。
一瞬、今回の一期生3人の残り2人が、殺せんせーの殺した?女性とシロかなーと思ったりしましたが、それは少し安易ですかね。
今週のONE PIECE:第775話 「ルシアンに愛を込めて」
今週の粗筋:
互いに相手の攻撃を避けずに殴り合っていたフランキーとセニョールは、それぞれが体力の限界を迎えつつあった。
そして、最後の大技で体力の尽きたセニョールは、古き日の事を思い出しながらフランキーの攻撃に崩れるのだった。
変態の戦い改め男の戦い、ここに決着。
『生粋の変態』に『偽の変態』が勝てる筈が無かった――とも言えますけど、セニョールの変態ファッションの由来を知ってしまうと涙無しでは語れません。
セニョールの過去について、見方は幾つか有ると思うんです。
好きな女に嘘をつき通した挙げ句に不幸にした最悪の男。
或いは、嘘をついてでも愛を貫いた一途でハードボイルドな男。
今となっては当事者であるルシアンの本音は分かりませんが、個人的な見方では後者なんですよねえ。
この漫画にしては珍しく、美人という訳でも無い女性に惚れている点に『容姿で選んだ訳では無い』本気さが感じられますし、周囲に何を言われようと彼女の為に行動する曇りの無さは尊敬に値します。
つくづく、何故こんな男がドフラミンゴの下について、国民を不幸に陥れる行為に手を貸しているのか不思議でなりません。
見知らぬ老婆にすら気配り出来る彼が、そんな感情を捨ててあんな非道が出来る程の何がドフラミンゴにあるのでしょう。
いつかそれが語られる時が来ると良いのですが。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.28 策策策
今週の粗筋:
高得点を狙う周囲に次々襲われる緑谷チームだったが、それぞれの能力を駆使して何とか逃げ回る。
隙を突いて細かく点数を稼ぐB組を囮に逃げ切ろうとするも、遂に轟チームが眼前に現れるのだった。
峰田君と梅雨ちゃんのズギャアンに笑いました。良いセンスです。
センスと言えば、僅か1話で残り半分まで話を進めつつ、轟と父親の複雑そうな関係性や、B組の暗躍を無理せず折り込む展開の良さも良いですね。
取り分け、例の催眠能力生徒の存在感が不気味です。ここ最近、台詞が全く無い辺りが特に。
2月4日(水)
ゲーム:『クロックタワー』の精神的後継作『NightCry』のゲームプレイムービー公開
実際のゲーム画面が公開されました。が。
主人公のモニカ・フローレス達は、巨大なハサミを持った殺人鬼「シザーウォーカー」に追われることになり、逃げたり、隠れたり、もしくは武器となるものを見つけて反撃したりしながら、生還を目指す。
精神的後継作ですからね。そりゃあシザーマ……シザーウォーカーだって出ますよね。精神的後継作ですからね。
やっぱりあの双子は無かったんだなあ。
飲酒メモ
- 本日の理由:自分のチームの懇親会
- 本日の面々:先輩と部下 合計10名
- 本日の飲酒:カシスオレンジ×2、ビール×1
喫煙者が少なく、服や髪に殆ど匂いが付かなかったので幸せな気持ちです。
2月6日(金)
独り言:ATOK 2015導入
環境再構築時のメモで書いた通り、予約していた『ATOK 2015』が届いたので早速インストールしました。
いつも通り(2009、2012)、今のところパワーアップの実感は無し。半ば義務状態です。
とは言え、折角ならば導入した効果を実感したいので、この一行は最後まで書いてから変換し、文節を区切らず巧く理想的な変換がされるか確認する事にしました。
……という事で、上の一行の変換が一発で決まったので、それだけで結構満足しています。やはり賢い。
最近、職場のPCで強制的にMS-IMEを使わされているのがとんでもないストレスなので、この気の効いた変換っぷりに心が安らぎますね。
MS-IMEを強いられている理由
決して、罰ゲームとかそういう理由では有りません。まぁ、体感的には十分罰ゲームなんですけど。
早い話が、XP→7のアップデートに伴ってシステム担当者以外の管理者権限が剥奪されたのです。
社内で利用しているシステムの一部がIE8に対応していないという理由で、昨年頭までXPを利用せざるを得ない状況に有ったのですが、流石にXPのサポート終了に合わせてシステムが改修され、晴れて社内のPCも7にアップデートされました。
この際、重要なデータはNWに保存した上で、順次社員のPCをキッティング済みのPCと交換するという作業を行い、この新規PCで色々と制限されてしまった、という訳です。
セキュリティ的な事を考えると当然の対応ですけど、これがまた不便の極み。
IMEは勿論、圧縮・解凍ソフトからブラウザのプラグインまで規制されたので生産性がだだ下がりです。
挙げ句にスケジューラー連携の都合で、メーラーまでOutlookに固定ですからね。どさくさに紛れて何て事をしてくれたのか。
2月7日(土)
独り言:日立 世界ふしぎ発見!
今日の『世界で出会ったステキな日本人』は、今一感心の無いテーマだったので――似た様なバラエティが有った気がしますし――スルーするつもりだったのですが、いつもの癖でついつい観てしまいました。
案の定、いつもと比べると(個人的に)パッとしない内容だったものの、特集された方々が最後の統括で『一番大事なものは人』と揃った答えを出していたのが妙に印象的でした。
人。人間とも人材(財)とも言い換えられるその答えは、妥当でもあり理想的でもあります。そこに異論を唱えるつもりはありません。
しかし、良くも悪くも重要なのは『人』なんですよね。
今回登場した面々は、皆それぞれ何かしらの分野で立派な功績を残した『希有』な人達でした。
映画やコミックじゃあないので、別に特異な能力が有った訳ではありません。情熱なり信条なり――周りに狂気の沙汰と言われてもやり遂げる、『強い信念』を持ったただの人です。
だからこそ、その『強い信念』を持った『人』が大事なんですよね。信念が有ったからこそ、この人達は他の人達には出来なかった偉業を成し遂げた。
何が言いたいかと言うと、人は大事だけど信念はもっと大事じゃあないか、という事です。
例えば今回の人達の偉業も、手法や技法は引き継げるかも知れないけれど、果たしてその強い信念を引き継げるものなのでしょうか。
社長が退任した瞬間から経営が悪化するなんてパターンが屡々有りますが、こうした偉業も同じ様なパターンになってしまうんじゃあないか、という不安が有るのです。
全く以て完全に余計なお世話なんでしょうけど、会社勤めが長くなって来ると『次世代に引き継ぐ難しさ』を痛感するので、如何に思想・信条・信念を引き継ぐか、それが気になります。
2月9日(月)
今週の暗殺教室:第126話 生かすの時間
今週の粗筋:
賭けに負けた浅野理事長は潔く敗北を選び、殺せんせーとお互いの理想の教育については一定の理解を示すのだった。
少し淡泊な嫌いも有りますが、取り敢えずは理事長戦もこれで決着。
理事長は表面上は今までと変化無し、内面的には多少柔軟になった位といったところでしょう。
うーむ、随分あっさり仕立てだ。あっさり過ぎて死亡フラグにさえ見える。
それにしても鳥間先生の隙だらけっぷりですよ。
今が大事な局面なのは分かりますけど、この一連の勝負の中ならば殺せんせーの隙を突く暇も有ったでしょうに。
ここで攻めきれない辺り、不思議な力が働いているというか、真剣味が足りませんねえ。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.29 知られてない
今週の粗筋:
轟の攻撃を躱し続ける緑谷達だったが、残り1分の段階で飯田の隠し技によりポイントを奪われてしまう。
一気に0ポイントとなった緑谷は、仲間の為にワン・フォー・オールで轟に挑むのだった。
常闇君の台詞回しが一々中二格好良い感じでしたけど、煽りがそれを超えて来ましたね。
“
ワン・フォー・オール ”!!
使うべき時は、今!!!
殆ど能力発動の機会が無かっただけに、名前の意味をスルーしていましたが、これ程緑谷やオールマイトに似付かわしい能力名は有りません。
流石は命を賭けて綺麗事を実践する人達。能力からして一切ブレない。
しかしながら、この騎馬戦でO.F.A.をどう使うのかが分かりません。
うっかり轟君が炎を出す位の気迫が有るのは良いとして、能力そのものは純粋なパワー強化なので、そのパワーではちまきをむしり取ろうとすれば大惨事になりそうな気がします。
O.F.A.ならば轟君が封印している炎を誘い、その隙を突ける……と咄嗟に考えたのしたら大したものですが、そこまで自信を持っているとも思えませんよね。どうする気なんだろう。
2月10日(火)
飲酒メモ
- 本日の理由:来客対応
- 本日の面々:同僚や来客 合計10名
- 本日の飲酒:カシスオレンジ×2
2月11日(水)
映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (原題:Guardians of the Galaxy)
映画の粗筋:
宇宙海賊ラヴェジャーズに浚われた地球の少年ピーター・クイルは、銀河を股に掛けるトレジャー・ハンターとして成長した。
ある日、依頼により『オーブ』と呼ばれる物を盗み出したピーターは、同じくオーブを狙うロナンやラヴェジャーズを敵に回した事で懸賞金を掛けられてしまう。
様々な刺客達と出逢う中、ピーターはオーブを高値で買い取ろうとしている者が居る事を知り、一攫千金の為に呉越同舟のチームを結集するが、オーブには重大な秘密が隠されていたからさぁ大変。
感想。何か悔しいけれど、思っていたより面白かった。90/100点。
最初に悔しいと感じた理由から。
まぁ、結構単純な話で、本作については原作を読んでいなかったので、デザイン面だけ見てファミリー向けのコメディ寄り映画だと思い込んでいたのです。
実際Trailerの類を観ても、どちらかと言うとユーモラスなシーンの選出が多く、狙って作ったB級臭しか感じられません。
それがユーモアは勿論、アクションもSFギミックも舞台背景も良く、笑えて泣けて熱中出来るA級作品だったのだから、悔しいと言うしか無い訳ですよ。ああ悔しい。
という事で、本作は比較的規模の大きなSF大作です。
舞台となる惑星が複数有るので、スペースオペラの醍醐味である様々な異星人や異文化が楽しめる他、アクション面ではド付き合いからドッグファイトまで完備し、複数勢力による大規模な空中戦も有ります。
加えて、マーベルシリーズの1作品なので世界は『アベンジャーズ』と共有されており、SF的な面白ガジェットが色々出て来るのは勿論、コズミック・キューブに並ぶトンデモアイテムや共通の敵が登場する等、見所はかなり多めです。
キャストについても皆それぞれ個性的で、特にCGで描かれたアライグマ・ロケットの可愛らしさと、樹木の亜人(?)グルートの愛嬌が素敵に無敵。
有り体な書き方ですけど、ロケットは完全にCGなのに生き物っぽいんですよね。細かな動きとか毛並みとか。水に濡れたシーンや、寝癖(?)が付くシーンはある意味あざといんですが、狙ってそれをやれるクオリティに驚きました。
そんな彼らを動かす脚本の方はと言うと、利害の一致だけで組んだ『チーム』が失敗と危機を経て『仲間』となり、周囲を巻き込んで巨悪に立ち向かう――という王道を地で行く内容です。
シンプルなだけに、いわゆるどんでん返しや意表を突く様な展開こそ無いものの、その王道を外さずにしっかり貫き通しているのが好印象。更にメンバーが揃った時の台詞回しが一々面白く、監督のセンスを感じました(監督のセンスについては、特典映像の8ビット風映像にも見て取れるのですがそれはまた別の物語)。
……と、書いていて褒める点ばかりになる様な完成された作品なんですよねえ、これ。吹き替えはまた俳優起用で酷いみたいですけど、字幕で観る分には最高でした。
きっとこのまま今年観た映画のベストになるんだろうなあ(予想対抗馬:インターステラー)。
ところで、マーベルシリーズ恒例のエンドロール後の1カット。
これまでの流れから完全にあの父親か娘で締めと思ったら、まさかのハワードで驚きました。やぁ、懐かしい。というか凄い。これこそオチだわ。
2月14日(土)
ゲーム:ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
オリジナル版をクリアしていますが、勿論買いました。名作はいつ遊んでも名作なのです。
が、問題続きで仕事が山積していて遊ぶ暇無し。積みゲーばかり増えていく……。
2月16日(月)
今週の暗殺教室:第127話 演劇の時間
今週の粗筋:
相変わらず不利な条件の中で行われた演劇発表会をそつなくこなすE組。
しかし浅野理事長だけは、次に起こる『大きな嵐』を予想するのだった。
待遇は変わらなくても、何と無く認められる様になったE組。
理事長の言う様に、すっかり殺せんせーによって学校自体が変わった様です。
しかし、こういう日常回は楽しいけれど、またシロが出張って来たのがアレですね。
また、こう、アレでしょう。特に魅力の無い敵を出して10週間位掛かっちゃうアレでしょう。そろそろ話の核心に迫っても良いんじゃあないですかね、彼が出て来るならば。
今週のONE PIECE:第776話 “コロシアムの英雄”
今週の粗筋:
ヒラヒラの実の能力で有利に立ち回るディアマンテだったが、キュロスの怒りの一撃に敗れるのだった。
登場時点では憎めない感じの馬鹿キャラだったのに、すっかり下衆と化したディアマンテ。
多様な顔芸で誌面を彩ってはくれましたが、父としても剣闘士としても一流のキュロスとは比べるべくもない男でしたね。
そんなキュロスの放った一言が重い。兎に角重い。
「ドレスローザに降り注いだ悲劇の数に比べれば!!!」「こんなもの痛みですらない!!!」
家族を殺されるだけでも辛いのに、その家族に忘れ去られたまま奪われるなんて絶望としか言えません。
きっと同じ様な思いをした国民は他にも大勢居るのでしょう。やっている事の凄惨さはアラバスタの比じゃあありませんね、本当に。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.30 騎馬戦決着
今週の粗筋:
それぞれが能力の限りを尽くし、轟チーム、爆豪チーム、心操チーム、そして緑谷チームが最終種目への進出を図る。
だが最終種目の開始前、轟が緑谷に、オールマイトがエンデヴァーに対話を持ち掛けるのだった。
デクの覚悟に応じていぶし銀の光る常闇君ですよ(文法エラー)。
軽く中二病を拗らせた喋りが売りかと思わせて、彼も予想以上の強キャラですね。
でも……というかやはりというか、ここで紛れ込んで来た心操君。
対象を操るだけでは無く、その間の記憶も奪っている様に見受けられます。これは想定以上に厄介です。
但し、無制限に操れるならば最初から轟君やデクを操れば良い話なので、発動には何かしら条件が有るのでしょう。
その条件が攻略の鍵となるのでしょうが、彼だけが敵という訳でも無いですし、最終種目もかなりの混戦が想定されますね。
2月17日(火)
アニメ:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
承前。
前はOPの話題に終始してEDについて書きそびれてしまいましたけど、選曲も暗喩の多いイラストも凄まじく良い出来ですよね。
特にパット・メセニー・グループの『Last Train Home』。
切ない様でいて爽やかでもあるメロディーが、『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』の旅の風景を想起させます。
やはり、第3部は『宿命の決着』が前提に有りつつも、承太郎達の『旅』の物語でもあるので、こういう曲が本当に良く似合う。
この曲を聞きながらあのイラストを観た後、再度第3部の締めを見ると自然と涙が出てしまいますね。
ポルナレフ:「つらいことがたくさんあったが…」「でも楽しかったよ」「みんながいたからこの旅は楽しかった」
ジョセフ :「そうだな……」「楽しかった…心からそう思う」
ED効果なのか、歳を取っただけなのか――学生の頃、第3部は何度も読み返しましたけど、このシーンで泣いたのは初めてです。
戻って来ないもの、失ったものが多過ぎた上に大き過ぎた旅だったけれど、それでも本当に楽しかったのだろうなあ。
何で1ヶ月遅れでEDの話題なのか
観る暇が無くて、昨晩と今晩で一気に4話観たのですが、その際にハマってしまいました。
尤も、4話の内1話のEDは別曲でしたが、まぁアレはアレで有りですよね。スタッフの愛を感じます。
余談
第3部と言ったら旅だよね、という感じの事を前に書いた様な気がして過去の日記を見ていたら(参考)、第3部アニメが始まったのが10ヶ月前だった事を思い出して驚愕しました。
ほぼ1年じゃあないですか。やばい、1年がとんでもなく早い。
2月19日(木)
今週の刃牙道:第49話 水準
克巳は知らなくても当然かも知れませんけど、本部以蔵は元々強キャラな訳ですよ。強くて当たり前です。
そりゃあ誕生日にスモウレスラーにやられて以降、主立った活動が解説役位なものでしたから、克巳目線でも読者目線でもネタキャラとしての認識も有るでしょう。
しかし、間借りなりにも『武を志すなら一度や二度は耳にする』程の『伝説』的な人物であり、殺傷本能全開だった頃の勇次郎をして『ご馳走』扱いされた上で『よくぞそこまで積み上げた』と言わしめた男です。もう一度書きます。強くて当たり前です。
という事で、往年の独歩に並んで好きなキャラなので、今回の死亡フラグっぷりには厭な予感ばかりを感じていたのですが、これでいつもの解説側に回ってくれるならば安心出来ます。
ピクル編の様に、既存キャラの無駄な株下げ程残念な展開は有りませんからね。強キャラは強キャラのままで良いじゃあないですか。
2月20日(金)
飲酒メモ
- 本日の理由:息抜き
- 本日の面々:同僚 合計3名
- 本日の飲酒:カシスオレンジ×2
2月21日(土)
独り言:NortonのIEクラッシュ不具合の顛末を見て
ウイルス対策ソフトのトラブルでは、前に別のソフトが似た様な事をやらかして色々な会社が大打撃を受けた事が有りましたっけ。
ブラウザに影響が無い例では、数ヶ月前に月額版の認証サーバーだけがダウンして対策ソフトがアクティブにならないなんて事も有りましたね。
確か後者の事例は、丁度Windowsアップデートの日と重なった為、Windowsアップデートに問題が有るんじゃあないかと騒がれた記憶も有ります。
今回の不具合も、NortonとIEを利用している場合のみ発生するとは言え、『ブラウザがクラッシュする』という一見ブラウザかOS側に問題が有りそうな事象なのが厄介なところです。
それだけに、事象の発生が昼過ぎで公式アナウンスが夕方、という反応の遅さがいただけません。
バグや不具合そのものは『起てしまうもの』だと割り切れますけど、せめて情報だけは早く出して欲しいです。IEがクラッシュなんて事態になれば、先ずIEやWindowsを疑った切り分けをしちゃいますし。
ただ、今回はユーザーによるTwitter等での障害コメントは結構早めから流れていた様です。
前述の某対策ソフトの月額版問題もソフト側の公式アナウンスは遅れたものの、月額版を提供しているISP側Twitterがいち早くコメントを出したりしていました。
こうした事例から鑑みると、身に覚えの無いネットワーク系の不具合が発生した際には、最初に――問題の発生していないスマートデバイス等で――情報収集をしてみる、というのは有効な手なのでしょう。
本当はTwitterのトレンドワードを収集するサービス等を利用してコメントの傾向を収集・分析し、自動的に『何かおかしいかも?』を発見・通知する仕組みが普及すれば良いんでしょうけどね。要は、通販サイトの『○○がお勧めです』の拡大版。それこそが暮らしに生きるビッグデータ活用方法でしょう。
散々情報を集めているGoogle先生ならば、そろそろブルーム社の真似事も出来るんじゃあないでしょうか。流石にベルウェザーは無理だとしても。
2月23日(月)
今週の暗殺教室:第128話 嵐の時間
今週の粗筋:
演劇発表会で使った小物を片付ける為、茅野は渚を誘って小屋の掃除を始める。
その手伝いに来た殺せんせーに対し、茅野は隠し持っていた『刃』を見せるのだった。
前から怪しかった茅野さんが、遂にその正体を見せました。
理事長だけが『嵐』を予測出来たのは、理事長室の『カエデ』を壊したのが彼女だったのを知っていたからでしょう。
しかし、この嵐の為に今まで周到に用意された仕掛けよりも気になったのは、松井先生の巻末コメント。
ここからが「暗殺教室」です。
どうかよろしくお願いします。
何でしょう、この湧き上がる期待感。
やってくれるですのか、松井先生。またやってくれるのですか。
やはり『ネウロ』が好きだった読者としては、大衆向けとした本作の良さを理解しつつも、常に『ネウロ』的な悪意なり急展開なりに期待をし続けていた訳です。
だから、死神、渚君の母親、理事長といった各エピソードに対しても、『少年漫画だしこれ位で良いよね』と思いながら、やはり物足りなさを感じていました。
が。茅野さんの覚醒と共にこのコメントですからね。これは期待します。期待してしまいます。
別に死人が出て欲しいというのでは無く、普通の漫画じゃあやらない何かをやって欲しい。それでこそだ。
ともあれ、最早日常には戻れない暗殺教室、この後どうなるのかとんでも無く楽しみです。
今週のONE PIECE:第777話 “ゾロVSピーカ”
今週の粗筋:
戦局を読み、王を潰す為にゾロを端まで追い込んだディアマンテは、巨人の姿のままで王の大地へと向かっていく。
斬撃もジャンプも届かず、連絡手段も持たないゾロは、空を飛んでブッた斬る事を決意するのだった。
ゾロが空を飛ぶとな。
- 実は月歩を習得している
- 斬撃に乗る事が出来る
- エリザベロー2世のキングパンチで吹っ飛ばして貰う
1.はサンジと被るので却下。サンジの特徴が1つ無くなっちゃいますし。
なので2.か3.ですが、画的に見たいのは2.で、話的にスッキリしそうなのは3.ですね。エリザベローとの絡みも有りましたし。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.31 全てを持って生まれた男の子
今週の粗筋:
轟は緑谷に対し、No.2ヒーローのエンデヴァーが、オールマイトに勝つ為に個性婚で自分を作り出した事を語る。
そんな父を否定する為に、炎の力を使わずにNo.1を目指す事を宣言する轟に対し、緑谷は自分を助けてくれた皆の為に轟に勝つと返すのだった。
轟君が凄惨な過去を語る裏で、A組女子全員にチアガールをさせるという見事な働きを見せた峰田君。愛すべきアホだ。
さて、轟君について。
左目の火傷は能力によるものかと思いましたけど、実際はかなり酷い理由でしたね。
父を恨むのは当然として、これなら母親を恨んでもおかしくなさそうですが、それでも『母をそこまで追い込んだ父』が許せないのでしょうか。
『記憶の中の母』という表現からすると、母は既に他界している可能性も有りますけど、轟君が真に救われる為には母の能力で勝つのではなく、母に認めて貰う事が大事なのかも知れませんね。
2月25日(水)
飲酒メモ
- 本日の理由:息抜き
- 本日の面々:部下2名と
- 本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×1、カシスオレンジ×1
2月28日(土)
夢メモ:893系
30分位の昼寝中に見ました。
- 自分は、893的な組織の2代目親分的な設定
- そう演じている様にも、そういう漫画を読んでいる様にも感じられる不思議な感覚
- 場所は高層マンションか高層ビルの大浴場で、部下と一緒に風呂に入りつつ2本位有る巨大な柱に祈祷か願掛けをしていた
- 浴場は薄暗いものの、窓の外には摩天楼が広がっていたので、多分立地は凄く良い
- 3代目を決める段取り中、3代目候補のライバルが暴れ出して大騒ぎに発展
- 3代目候補にそのライバルを殺す様に伝え、隣の部屋?から色々武器を持って来させる
- が、何故か『ライバルは殺すけど、その前に親分を引き継ぐ為に2代目に死んで貰う必要が有る』とか言われ、『良いよー』と答えてしまう自分
- 場面がサウナに移って、殺しの達人的な人物に手首をサクッと斬られる
意味不明なのはいつも通りですけど、何か新パターンな感じの夢でした。
ごちゃ混ぜっぷりが半端ないというか、演じているのか読んでいるのか分からない独特の感覚が。
2004年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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