a 適当：2005年9月

9月1日（木）　後は奇声と奇行だ。

・今週のバキ：第265話人体

　グラップラー諸君は人体舐め過ぎ。幾ら何でもそんな回復が有ってたまるか、この健康優良児どもが。
　と、日本各地で数万単位のシンクロニシティが起きているものかと存じますが、もう治ってしまった物はどうしようも無いのでその事実を受け止める事から始めなければなりません。化学反応がスパークして裏返るより余程マシだと言い聞かせましょう（自分に）。
　だってほら、グラップラーの方々の人智の越えっぷりは今に始まった事じゃあ無い訳ですし。
　ただ、今回のJr.の復活を見ながら――今更になって書く事でも無いのですが――板垣世界で生きていく為にはある種のリアルシャドー能力が必要不可欠だという事を思い知りました。
　刃牙の見せた『思い込み』の前提条件となる、『治ったという実証例が有るから治る』と言い切り思い込むだけの脳力、前例さえ有ればその延長線や斜め上を行く効果・効力・結果を得る事が出来るという特殊能力。これこそ板垣世界に満ち溢れている道理であり力（パワー）なのだ、と。
　要は、よく皆でこの漫画に突っ込む『いや、それ説明になってねえよ』の根底に流れる部分ですね。この突っ込みは、漫画上で説明されている医者の語りや経験談、前例等を引き合いに出しながらの『故に○○する事は可能ッッ！』みたいな筋肉説明への突っ込みな訳ですが、板垣世界に生きる者達に取ってはそれが当然なので全く意味を成さないのです。
　詰まる話、板垣先生自体が相当のリアルシャドーの使い手という定説に帰結するのですが、彼の人のトンデモ説明を期待しているのが我（々）なので何だかんだ言って見事に需要と供給が釣り合っていると言えますね。だって道理を通して無理を引っ込めるグラップラーなんかに興味無いですし。板垣漫画に出て来る常識人に魅力を感じないというのはそこに依存しているので、そうして考えるとJr.は見事にグラップラーの仲間入りしたなと思っているところですよ。
　尤も、トンデモ説明のみを常に期待していると勘違いされても困るので、そこはちゃんと格闘漫画して頂かないと困るのですが。

9月2日（金）　今まで映画化されなかったのが不思議。

・映画版 DOOM

　新トレーラー公開。
　最初『DOOM』が映画化されると聞いた時に頭に浮かんだ通りの映像。制作サイドの理解度の高さを褒めちぎりたいところです。
　ゲームの映画化は制作サイドがそのゲームをどれ程愛し、どれ程理解しているかで決まります。そういった意味で、大筋のシナリオを含めた設定やデザインを引き継ぎ、且つFPS視点の移動まで盛り込んだこの作品の出来が悪い訳が無い。リロードしながら狭い通路を進み行くシーケンスなんか、愛と理解が無いと出来ないですよね。
　という訳で、弊サイト管理人は本編を観る前から映画版を良作として推していきます。
　『DOOM 3』に見られたホラー要素も入っていれば、もっとこれは最高にディ・モールトいいんだがなああ。

参照リンク … 4Gamer：DOOM 3 レビュー、impress：DOOM 3 レビュー

9月3日（土）　もう少し涼しくなったら大掃除しよう。

・呪いじゃあ

　『龍が如く』に触発されて『シェンムー』を再プレイしてみようとDCを引っ張り出してみたら、さっぱりゲームを読み込んでくれずに驚愕、驚嘆、驚倒。時折ゲームを読み込んでブートしても、ゲーム中に突然DISCを入れて下さいメッセージが出てリセットされる始末ですよ。うわあ。
　これじゃあ安心して『ストIII W』を愉しむ事も出来ないじゃあないですか。もう1年半はやっていませんけど。

・仕様が無いので

　TV周りの埃の吸引・拭き取り掃除に休日を費やしていました。
　部屋の掃除をしていると、昔何かの漫画で見た『指定の物体を吸引する石』が有れば便利なのになあとよく思います。それを掲げて『部屋の埃全部』とか言えばすぐに掃除が終わるなあ、と。だって駄目人間だもの（自分）。

9月4日（日）　セイセイセイ。

・独り言

　窓の外から、小学生達がレイザーラモン住谷を真似する声が聞こえてくる日曜日。の朝7時。
　この国はすっかり駄目になってしまいました（（C）ビートたけし）。
　「ゲーイゲイゲイゲーイゲイ」って、彼らがゲイの意味を知っているのかどうか気になりつつ、親御さんも大変だなあと気になりつつ。

9月5日（月）　親父が一杯。

・今週のDEATH NOTE：Page.77 利用

　祝・チキンどころかウジ虫以下の鼠男ことジョージ=サイラス副大統領、3週連続登場。
　これはもうサブレギュラーと言っても相違ないですよね。良いぞ、どうでも良い願いが徐々に、しかし確実に神に届いている。
　あの副大統領の素晴らしさは、ジョースター家が持つ黄金の精神でもDIOが持つ邪悪の意志でも無い、脆弱で矮小で、しかしそれ故に人間らしいと言える脆い精神であり、そしてそれを全力で体現したあの顔であります。省略すると、あのへっぽこ貌最高。
　あそこまで全コマに死相を漂わせるキャラはなかなか居ませんよ。捨てキャラ臭とはまた違う、圧倒的駄目オーラ空間はまさに歯車的雑魚貌の小宇宙。自分でも何書いているんだか分かりません。
　そして副大統領とは正反対に、物凄い勢いで人間力を増幅させた面構えになって行く我らが出目川。人は精神の有り様で貌が幾らでも変わるのだという事を副大統領と別の角度から見せているのが実に素晴らしい。出目川が格好良いという事実は、副大統領が格好悪いという事実と全く同じ理由なのですよ。嗚呼、これ如何に。蛸に。
　でも出目川は出目川で死相が見えるし、ニアにゲスとか言われているし世界的には副大統領と余り変わらないなあと思いました。

9月6日（火）　VIVA、気違いの祭典。

・魔人探偵脳噛ネウロ

　近所のコンビニ・本屋で全滅――売り切れだったのかそもそも入荷していなかったのは分かりませんが、兎に角売ってなかったのは事実だった――『ネウロ』の単行本を、仕事の休憩時間中に漸く購入。1巻、2巻で合計820円。
　最初に一言書くと、実に素晴らしい作品だと思います。何と言うか、兎に角異常。常と異なると書いて異常。
　キャラ造形、デザイン、構図、科白廻し、ネタ作り…それら漫画に必要な要素を独特のセンスで濃縮するだけ濃縮して、壁に思いっきり叩き付けたまま3日間放置した様な異常さを感じました。
　これは言わずともがな褒め言葉なのですが、此処まで素敵に異常だと短命そうな芳香がするのが現実ですね。万人向けとは口が裂けても言えない。作中に出て来る歌姫の歌が如く、特定の脳を持つ人間にしか響かなそうな要素ばっかりだ（尤もあの歌姫の歌は、特定の脳を持たない人間にも届きはしたがね）。
　といったところで、そんな特定の脳を持っていそうな弊サイト・管理人はこの作品が大好きです。
　推理物の癖に読者に推理させる気が微塵にも無いところとか、食の千年王国の説明が一切無いところとか、犯人の自供がやたら簡素なところとか、突っ込み処は山程有りますがそんな事はどうだって良くて、兎角作品全体に流れる異常性及び『悪意』の描写に首っ丈。
　特に後者の悪意の具現化――殺人の瞬間の回想などで、犯人の悪意が象徴としてデザインに反映されるという描写は新鮮な技法だと思います。心を貌に顕したりするのは屡々見掛けますが、あそこまで悪意を全身で表現する犯人や回想シーンはそうそう無いですよ。そりゃあそれを主食にする魔界住人だって出て来ますやね。
　話が収拾付かなくなる前にまとめると、弊サイトでは今後も『ネウロ』を応援して行きたいと所存です。今のジャンプに足りないのは明らかにこの『ネウロ』が持つ『異常分』なのだから。

・余談

　今日行った本屋でも『エクセル・サーガ』が売っていなかったので、『BLEACH』は意図的に購入回避。漫画は2冊以上同時にじゃないと買いたくないので、『エクセル・サーガ』を見付けた時の為に取っておきたいからです。
　そんな個人的な嗜好は捨て置くとして、『エクセル・サーガ』売ってなさ過ぎ。本当に発禁にでもなったのかと騒ぎたい位です。何だってブラックメンはこんなくだらない陰謀ばかり張り巡らせるんですかね（言い掛かり）。

9月7日（水）　忘れる事は簡単じゃ喃。

・独り言

　弊サイトの落書き板で使っている『しぃペインター』ですが、4代目落書き板として設置した2003年10月以来、1度もバージョンアップしていない事に気付いたのでバージョンアップしてみました。
　しかし2年も放置していると、色々忘れていていけませんね。アップロードしたファイルの方にだけ注意して、ディレクトリ自身にバーミッションの設定が要る事を忘れていたので、キャンバスが表示されない状態になった時に理由が分からずあたふたしてしまいました。うわあ情けねえ。
　自宅や会社でCGIを弄っているとは言え、結局何れも自分のPCで動かしているのが良くないですね。手持ちのPCで動かすとバーミッションの設定なんかしないですし（特に会社の方）。加えて最近通常業務に負けてCGI弄ってるゆとりも無いので鈍るばっかりです。全く以てやれやれだ。

9月8日（木）　おっと会話が成り立たないアホがひとり登場～。

・今週のバキ：第266話挑戦者

　もう我（々）は勇次郎が出鱈目に強い事は存分に理解しているつもりなので、勇次郎の『こんなに強いだぞ話』を繰り出して来るのはいい加減止めて頂きたいのですが如何ですか。より率直に書くと『はいはい、勇次郎が強いのは知ってます、もうこの手の小ネタはウンザリだ』。
　何が板垣先生をそうさせて居るのか分からなくなる事なんてしょっちゅうですが、こと勇次郎に関しては本当に理解出来ない。今更あの親馬鹿の強さを疑る読者なんか1人も居ないし、そういう状況にしておきながら、それでも尚勇次郎の強さ・ヤバさをくどっくど描き続けるその執拗さの原動力は何なんでしょうね。
　しかし、昔と比べると勇次郎も随分丸くなったなあとは思います。かつては食欲や性欲と同じ位の殺傷本能を持ち、息子にして『たとえ1日でも人を殺傷せずにはいられない』とまで言われたあの勇次郎が、SPを失神させるだけで我慢している訳ですから。以前の彼ならば、頭を掴んだら揺らすどころか首の骨をへし折っていたのは確実ですし、デコピンを顎に決めた日には確実に骨を砕いていた筈なんですけどね。あの頃からすれば、大人になったと言うか本当に丸くなったものです。
　アライ（父）の方は、残念ながらあのナイススマイルは今回無し。その代わり、質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知らないマヌケと化していました。荒木作品だとぼろくそに言われるので注意した方が良いなあと思ったとか思わなかったとか。

9月9日（金）　うん、普通。

・飲酒メモ

　仕事帰りにO氏、K氏と共に飲んで来ました。

本日の理由：業務がそこそこ早く終わり（22時40分頃）、且つテンションもそれ程低くなかったので。
本日の飲酒：カルピスサワー × 3 （臨界点）

　そろそろ普段の焼き鳥屋に飽きた事も有り、違う焼鳥屋に入ってみたところ、1串辺りの金額が概ね100円増で少々驚愕。その代わり1串ずつ頼める、メニューが多い、鶏もも肉が美味しい等の利点が有ったので良しとします。梅じそつくねはいつもの店のが美味しかったですけど。
　タクシーで帰ると7000円掛かるというO氏が終電で間に合う様に23時30分頃に帰った後、自分も24時頃には帰る予定だったのですが、K氏と色々話している内に結局2時過ぎまで飲んでる羽目になってしまいました。いや…時刻だけ見るとアレですけど、時間にすると3時間ですから。普通です、普通。

9月10日（土）　右左。

・独り言

　自宅サーバのレイアウトやCGI、セキュリティ等の変更の為に引き隠っていた1日。
　前々からサーバ用の適当なPCが欲しいという事は書いておりましたが、こうやって既存のPCで色々弄っていれば弄っている程、サーバ用のPCを買った際に移すのが面倒だなあとか不届きな事を思ってしまいます。いっそ今のをサーバ用にして、メインの物を新しく組もうかと考えたりもしちゃいます。実際にそうするかは別として。

・買い換えると言えば

　バイ・デザインの液晶TVまた値下げ。
　約13万円で30型。ぐらぐら来ています。来まくりやがってます（（C）石橋貴明）。
　問題なのは性能ですね。ネットでレビューの類を探しても大して見付からないので、そこが気になる。これで性能さえ良ければ――否、並の性能が有るのならば衝動買いハリケーンが吹き荒びそうなのですが。
　悩んだり調べたりしている時点で衝動買いじゃあ無いJANとか、そういう冷ややかな突っ込みは聞こえません。

9月11日（日）　民主…。

・選挙

　他人にケチを付ける時は己に負い目無き時に。
　という基本に倣い、政治にケチを付ける際に負い目を感じない為に投票して来ました。尤も、政治にケチを付ける機会なんか殆ど有りませんがね。思っても言いませんし（無駄だから嫌いなんだ、無駄無駄…）。

・それにしても

　自民が圧勝過ぎです（22時30分現在）。
　圧勝するのは良いんですけど、皆ちゃんと理解して自民に投票しているのかが気になる。別に自民が悪いとかでは無く、投票とは理解と賛同であるという事を認識しているのだろうか、と。
　それと、どうせ誰が立ってもこの国は変わらないとは思いますが、1つ箇所に票が、力が偏り過ぎるのは余り巧くないんじゃあないかとも考える訳です。何事もバランスが崩れて良い事は無いだろうと言うか。浅はかですかね。

9月12日（月）　軍儀はどうなってるんだろう。

・今週のDEATH NOTE：Page.78 予測

　残念！副大統領、4週連続登場ならず。
　でも良い感じにニアが鬱陶しくなって来ました。徹底的に迂遠な、しかし露骨な物言いでまとわりつくこの不快感。やはり初代Lの因子はメロでは無く、確実にニアに引き継がれてる。しかも確実に質が悪くなって。嗚呼、素晴らしい、素晴らしいったらありゃしない。漸く知能戦に以降しそうな気配。

・今週のHUNTER×HUNTER：No.252 6-9

　ノブのヘタレ度は論外。
　いや、護衛軍がヤバイ事を理解して頂くのは良いのですが、戦う前からそんなだとこの東ゴルトー編がいつ終わるかさっぱり分からないじゃあないですか。王が改心するとかで全面対決を防がない限り直接対決は必然なのに、此処まで戦力差が有っては話がさっぱり終わりません。ゴン達と会長だけで殲滅しろってか。
　それとパームの能力の片鱗が説明されていますが、この他に有るであろうビスケを見付けた能力の正体が気になります。一度見たものしか追えないのであれば、ビスケを見付ける事は不可能ですが、もしもその対象の過去も見れるというのならば面白い。
　面白いと言えば、この能力自体もパームのストーカー的な思考をそのまま顕してるのが良いですね。対象の動向を追える能力程、ストーカー向きな能力は無いでしょうし。ただ、これで強化系というのが胡散臭い限りですけど。

9月13日（火）　レバガチャで回復を。

・独り言

　折角仕事が早く（19時頃）終わったので、珍しく小説の更新作業をしていたらブレーカーが落ちて萎えスタンしたそうですよ。しかもブレーカー落ちの原因不明。何でこういう時に限ってctrl ＋ Sをしていないのだろう。いつもは10分に1回は押すのになあ。

・そう言えば

　萎えスタンする事を『ピヨる』という事が多々有るのですが、同僚のY氏が『ひよる』という言い回しをするのが気になる最近です。気になると言っても、疎ましいという意味では無く、斬新に感じるとでも言えば良いのか。
　何かピヨるよりも、弱々しい感じは伝わってきますよね。ひよる。そう感じませんか？…ふぅ、ひよひよ。

9月14日（水）　良いアクション作品だ。

・FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN

　わざわざY女史が買っておいてくれたので、買わずして観る事が出来ました（←来月発売だと思ってた）。
　結論から言うと、アクション好きならば取り敢えず1回は観て損は無い作品だと思います。凄く良い意味で。
　この作品、基本的には全編に渡ってバトルしっ放しなだけなのですが、そのバトルの映像が本当に凄まじく、そして素晴らしい。CGだという事をフルに活用しているので、やんちゃっぷりに制限がまるで無い。
　アクションシーンに出て来るほぼ全てのキャラが『MATRIX』のネオ以上の身体能力を持っている、と書けばそれでも伝わるかと思いますが、兎にも角にもスピード、カメラワーク、BGM、SE等々、全ての演出要素がド派手の一言。ネオとスミスのタイマンでさえあんな事になったのに、あの2人以上の動きをする連中が同時に3人以上動き回る訳ですから、その迫力たるや壮絶としか言い様が有りません。
　褒めっ放しになってしまいますが、フィクション作品、空想世界におけるアクションシーンのある種の到達点――と書いても強ち過言では無いと思っています。今後、この作品のアクションシーンは様々な映像作品に影響を与えていくのは必至じゃあないかと。
　勿論、子役の喋りが苦手な事とか、ティファのうざったさが尋常じゃあ無い事とか、詰め込み過ぎだという事とか、気になった点というのも多々有りますが、細かい部分は捨て置いて娯楽としてアクションを愉しむのに十分過ぎる内容なので、未見の人には同様の見方をお勧めしたい今日この頃です。後、至るシーンにFF 7のBGMも使われているので、そういうのが好きな人にも。

・メモ：ネタバレ含みますので、各自回避して下さい。

　やはり件の若社長が健在だったという事実は嬉しい限りでしたが、ガハハとキャハハが居なかったのが残念。『もっとビッグでヒュージでラージな』の台詞は個人的にFF 7名台詞の1つだったのになあ。で、何の説明も無く生きてるツォンには驚愕。死んだものだと認識していたのに。そっくりさん？
　さて置き、認識違いと言えばセフィロス。
　これはもう本当に『認識違い』としか言い様が無いのですが、どうも自分が思っていたセフィロス像…というよりもセフィロスの扱い方と、制作サイドが考えている扱い方には大きな喰い違いが有った様です。
　簡潔に言えば、セフィロスが絶対悪になっている事、或いは絶対悪となった事に対して驚きました。
　今まで思っていたセフィロスという人物は――物語の冒頭でも語られていましたが――自分の生い立ちに対する絶望と誤認識から復讐心を募らせていった『ジェノバの被害者』であり、本来はその呪縛から救わねばならぬ人物の1人であると思っていたのです。彼という存在そのものが、ジェノバのもたらした悲劇でしかなく、悪となったのは彼の個に問題が有った訳では無い、と。
　実際、ニブルヘイムでジェノバを知る前の彼からは、今の様なあからさまな悪役的発想・言動は見受けられず、むしろ先輩然とした態度でザックスやクラウドに接する優しさや思いやりでさえ有った訳です。『自分は両親を知らない』と漏らす彼が、『大切なもの』を理解しきれない事は有るにせよ、それを奪う事を愉しみにするという発想になど行き着く筈が無いとばかり思っていました。
　しかしこのACで蘇った彼は、本当にただの悪役としてのみ描かれていた。
　星への復讐ばかりか、スターシップファルガイア的発想で星を船にしてジェノバの真似事をしたいと口走ってみたり、チョコラータ的発想で絶望を見せてくれと呟いてみたり、姉を失った雪代縁的発想で大切なものを奪いたいと言い放ってみたり、どう考えても人間的にどうよ？的なキャラとなっていた。
　この差違に驚いた訳です。完結にまとめると、

ありのまま今思った事を話すぜ！
『おれは奴の事を被害者だと思ったらいつのまにか犯人になっていた』
な…何を言っているのかわかねーと思うがおれも何が起きたのかわからなかった…。

　と、こんな感じ。
　制作サイドから見たセフィロスがそういう存在だと言うのならば、受け手側もそれに従うまでですが、個人的にずっと違和感を感じていた事なので一応ここにメモしておきます。

9月15日（木）　梢江ちゃんの騙され易さは何だ。

・今週のバキ：第267話テキトー

　振り幅？振り幅ってやつですか、これ？（きょろきょろしながら）
　此処までJr.を持ち上げられちゃうと、我（々）の胸中に巨大な不安とそれと同程度の期待が湧き上がるのは当然の話ですね。我（々）は、板垣先生がキャラを持ち上げまくる時は決まってロクな結果が無い事を経験を通して理解していますので。
　詰まりは、勇次郎が大ゴマで『狂獣』と呼んだ春成が1週間で脳震盪起こしたりとか、名前の怪しさレベルが天井知らずだった範　海王が2週間で地面に這い蹲ってたりとか、板垣先生の振り幅は攻めの消力（シャオリー）位尋常じゃあないのです（ところで、範がやられた後に意味深に（マヌケ貌で）それを見ていた李があれっきり出て来ない事についての弁明は無いんでしょうか。煽りだって『敗北を目にした李　海王は！？』とか書いていたのに。板垣先生の投げっ放しジャーマンは豪快過ぎるから参る）。
　という事で、Jr.は負けます。『範馬は負けない』という板垣ルールからも導き出せる解ですが、板垣漫画流・振り幅の法則からもこの結果は動きません。振り幅を最大限に利用するなら、Jr.が1週間ないし2週間位で負ける必要が有るので、刃牙が試合開始直後に巨凶の血を発動させてJr.の頸椎をへし折る位やれば丁度良いと思います。
　いやはや、死刑囚編から憎まれ役が続いた刃牙も、更なる憎まれ役であるJr.を瞬殺すれば必然的に人気が上がるでしょうし、Jr.の瞬殺は良い事尽くしですや。

9月16日（金）　お口の中が滅茶苦茶祭じゃあ。

・ジンギスカンキャラメル

　会議の為に北海道から来たパートナー会社の方々より、定番の『白い恋人』と一緒に『ジンギスカンキャラメル』なるお土産を頂きました。
　後者の『ジンギスカンキャラメル』は『不味い』事で有名らしいのですが、本当に不味くて驚きました。そりゃあ不味いと謳ってるのだから不味くて当たり前なんですけど、まさか口の中に10秒と入れていらないレベルだなんて想定外です。
　当初、同僚達が果敢に挑戦していっては物の数秒で返り討ちに合っている様を見て、『いやいや、皆でリアクション良過ぎ』とか冷ややかに突っ込んでいたのですが、実際に食べてみると同じリアクションをする――では無く、同じリアクションになるからあら不思議。
　取り敢えず口に入れる前の香りは、キャラメルのそれなんですよ。それで一寸安心して口に入れると、その瞬間に口内に広がる獣臭。ジンギスカンかどうかは分からないけど、兎に角色々肉とか野菜を炒めた様な生臭さが口の中一杯に充満し、でも歯応えというか舌応えはキャラメルで、それ以上考える事も耐える事が出来ずに、ティッシュに包んでゴミ箱にそぉい！
　不味さも此処まで来ると立派と言うか、肉料理をキャラメルにしようと思い立ったその発想に感服しましたね。何でスナック菓子とかにしなかったのか、最初から不味さを謳い文句にするつもりだったのか論文にまとめて頂きたい。読みませんけど。
　しかしながら、この不味さは罰ゲームには最適だと思います。激辛饅頭なんて目じゃあ無いのでね…（ゴゴゴゴゴゴゴ…）。

9月17日（土）　ノブはヘタレなので。

・今週のDEATH NOTE：Page.79 白々

　SPKは解散し、地下の組織になる――みたいな話が出ていた割に、何時まで経っても同じ施設・同じメンバーで捜査を進めているのは何なんでしょう。解散に関してはニアが副大統領に言わせただけなので、施設を明け渡す必要が無いのは分かりますが、キラに反対する人間とやらは一切集まっていない様に見受けられます。
　その割には、レスターの『こっちの兵も使って』という言葉からすると、SPKにはお抱えの兵隊さん達も居そうな感じがするし、現状SPKという組織がどの様な立場、状態にあるのか今一見えてきません。早く滅べば良いのになあ。

・今週のHUNTER×HUNTER：No.253 6－10

　ライオン丸、遂に戦闘開始。って言うか、後6日が10週間（除：休載）も掛かり、しかも終わる様子一切無しですよ奥さん。
　今週は触れられていませんが、ライオン丸は他に狼とザリガニと連んでいた筈なので、来週以降乱入してくる可能性はかなり高いですし、こりゃあ王と相見えるのは本当に来年になるんじゃあないかと、厭な推測しか出来ません。もう東ゴルトーに入ってから1年経つと言うのに、未だ半分も過ぎていないなんてあんまりだ。
　さておき、やはりネーミングセンスが素敵な念能力『TUBE（イナムラ）』についてですが、これは普通に考えると敢えてハンターにトドメを刺さずに『これは貸しだぜ』とでも言ったか、満身創痍だったハンターに塩を送ったか、或いは他の蟻が民草を襲っているのを制して貸しを要求したのか、そんな感じでレンタルした能力でしょうね。使い慣れているところを見るとそれだけ貸しを作りまくったと思われますが、それは同時にハンターが借りを認めまくっているという事で、この念能力の持ち主はかなりヘタレだった予感。
　モラウにもあの手この手で貸しを要求して来そうな気がする一方で、猫ちゃん達の信頼を得たいなら殺すのを最優先させる気もしつつ、どのタイミングで狼＆ザリガニが絡んで来るのかと、モラウが不利な状況にちょっとドキドキです。出来ればモラウには死なないで欲しいところですよ。

9月18日（日）　リセットできるならもっといい。

・Xenosaga Episode 3：ツァラトゥストラはかく語りき

　何でニーチェですか。と突っ込む前に、『ファイナルエピソード』ってどういう事ですか。と突っ込みたい今日この頃如何お過ごしでしょうか。
　ソースが何だったか覚えていないし、捜すつもりも全く有りませんが、ゼノサーガってエピソード4か5位まで出す、って話じゃあありませんでしたっけ。その上で『シオンとKOS-MOSの話は3位で終わる予定』とか言っていた様な記憶が有るのですが、ただの勘違いでしょうか。勘違いじゃあ無いとすれば、EP2の惨劇の結果がこの事実なのでしょうか。ええい、どっちだ、どっちなんだ。別にどっちだって良いがね（台無し）。
　惨劇と言えば、シオンの格好があからさまにアホの子みたいになっているのも気になったり気にならなかったり。チャットで銃の人も仰っていましたが、暑い時用の服なんだか寒い時の為の服なんだか微塵にも分からないし。ええい、どっちだ、どっちなんだ。別にどっちだって良いがね（台無し再び）。
　取り敢えずまとめ。必殺技の復帰やゾーンの廃止を見るとEP2全否定って感じで笑えました。そうそう、そうやって厭な過去は消し去っていくが良い。だけど…、嫌な記憶ほど、結び目がしっかりした鯉のぼりのようにハタハタとついてくる。ちゃんと悪夢を蹴り飛ばしてから制作している事を祈ります。

9月19日（月）　Go、ジョニィ、Go！

・今月のSTEEL BALL RUN：#6 ディエゴ・ブランドー 3

　世界が何周してもDioの父がゲスなのは変わらず。
　しかしこの世界のDioは、かつてスピードワゴンが言った『生まれついての悪』では無く、環境で人格が構成された悪ですね。今のDio荒木漫画的な『人間力』が非常に高い母親に恵まれ、そしてその偉大な母親の愛を受けて育った故に、その母親を奪った世界が許せない復讐の悪鬼。目的の為に手段を選ばないという行動そのものは悪ですが、被害者として育った彼をどうして『ゲロ以下のにおい』のする悪党と言えましょうか。彼は恐竜となったけれど、ただの悪党などでは断じて無い！…、恐竜か…。
　それにしても、荒木先生の書く『立派な大人像』は相変わらず素晴らしい。両手に火傷を負いながらも、「どんなに貧しくても気高さだけは忘れてはいけない」と我が子に諭す母親。何て誇り高く、そして一途で立派な親なんだ。荒木先生はDIOの父親やジョルノの母の再婚相手の父親など、底辺な大人を描くのも巧いと思いますが、こういう哲学を持った大人を描くのは更に巧いと思わされますね。いや、気違い描くのはもっと巧いと思いますけど。
　話は変わってくだらない突っ込みが1つ。
　確かこの恐竜どもは動いている物しか認識出来ないという話だったと思うのですが、何故にDioは動いていない眼球を発見する事が出来たのでしょうか。砂が流れていたからなのか、聖なるエネルギーを目では無く心で感じる事が出来たからなのか。動かなければ見付からない、で引っ張ってきただけにそれが非常に気になりました。
　後、恐竜化が進むジャイロは、『ボヘミアン・ラプソディ』で狼と化したMr.ヘタレことアナスイに似てるなあと思いました。うわ、何て不吉でいて不穏当な発想！うわ。

9月20日（火）　勇次郎だったらゲームオーバー。

・今月のバキ外伝疵顔（スカーフェイス）：第9撃本当の拳

　ってうぉぉぉぉ、レックスが相手じゃないんかい！
　と、推定15万人のシンクロニシティ突っ込みでこんにちは。家から徒歩2分のファミリーマートで、何回も何回も読み落としが無いかページを確認しまくっていた管理人です。邪ッ。
　いやいや、驚いた驚いた。よもやレックス戦これで終わりとは思いもしませんでした。この程度の独活の大木相手に本気で拳握られても困るとは思っていましたが、引っ張るだけ引っ張った結果がこれだと肩透かし感が物凄いですね。騙されると覚悟していても騙されるとムカツクと言うか、まるで詐欺にでも遭った様な気分です。正に振り幅、前振りが大きければ大きい程破壊力はでかいものだ。
　ガッカリしていても始まらないのでポジティブに物事を考えると、花山が本気を出すべき本当の相手――即ちハイレベルな気違いが未だ出て来る、という事を喜ぶべきなんでしょうね。無論それに伴って、新幹線を脱線させただの神心会の黒帯を殴り飛ばしただの以上のトンデモエピソードも大いに繰り広げられる筈なので、その事を楽しみにするべきなのです。だって、そうしないと、そうしないと…！
　レックスについては、出してこのままでは余りに勿体ないので、本当の敵の噛ませ犬にされるに32768ペリカ。そして花山が無言で怒るに65535エクストル。

9月21日（水）　Vos voy a romper a pedazos（オッパイのペラペラソース）。

・biohazard 4

　別に理由が有った訳でも無いのですが、買って数時間遊んだまま放置プレイしてた『biohazard 4』を最初からやり直してクリアしました。
　クリア時点の総死亡回数は14、クリアタイムは13時間。よもやバイオでこんなに死ぬ事になろうとは。
　数字だけ見ると1時間に1回以上死んでるという計算になりますが、実際は苦手とする場所で30分に3、4回死ぬのを繰り返した結果の数字です。プレイした事がある人向けに書くと、クラウザーのナイフデモとその直後のレーザートラップ、ED直前の脱出デモで10回は死んでいます（特にレーザー。ボタン押しじゃ無くて、普通に2番目の隙間が抜けられなかった）。
　プレイしていない人向けに書くと、『biohazard 4』はデモの最中に、敵の攻撃や状況に合わせて突然『L＋R』とか『A＋B』とか出るのですが、此処で押し間違えたり反応が遅れたりすると即死します。即死。なのでうっかりデモに魅入っていたり、気を抜いていたりするとあっさり死亡。この後者のパターンで死にまくった我がレオンです。
　尤も買った直後に書いた通り、コンティニューが大前提の作りなので死にまくっても直ぐにやり直せるので気は楽でしたけども。『何度でも、死ねばいい』はメーカ側の謳い文句でしたっけ？
　そんなこんなで、散々放置していた癖に、いざやり始めてみるとアホの子の様にずっと遊んでた最近です（最近『寝る前に1枚。』の更新が滞っていたのはその所為）。クリアしたらしたで、何かミニゲームの類が色々出てきたので未だ未だこれで遊ぶ予定。Tenemos que ironos。

・Devil May Cry 3：Special Edition

　『biohazard 4』公式HPへリンクを張ろうとしたら発見。
　バージルが使える様になり、ついでにベリーハードモードが追加との事。
　ベリーハードってDante Must Die！とどっちが難しいんでしょう。全部の敵が無条件でD.T.発動とかだったら手に負えませんねえ。
　まあそんな事よりも、うおおおおお！きさまッ、CAPCOM。どこまでもくさりきってやがるッ！
　と思いました。
　そんな使えなかったのが不思議みたいなキャラを使える様にした程度で幾らふんだくろうという魂胆ですか。こういう『BIOHAZARD』とか『MGS』みたいな差分売りする真似はして欲しくなかったですよ。その『売れれば良かろうなのだ』みたいな態度が気に入らない！実売価格5000円前後だったら大目に見ようじゃあないか！（←屑）
　いえ、DMC3は半年以上熱中させて頂きましたのでね、新モードが追加されてそれを見過ごす筈が無いじゃあないですか。だって駄目人間だもの。
　それと謎の新モードは、各スタイルのカスタマイズが出来るモードと予想。これで壁を走ってアルテミス姐さんで狙い撃ちしてワープしてダンスマカブルの最悪ダンテが遂に。…どう指を動かせば良いのやら。

9月22日（木）　うかうかトイレにも行けない。

・アクシデントばっかり

　職場で使っている業務用端末の1つが、目を離すとシャットダウンする様になってしまいました。
　普通に業務に使っている分には問題無く、取り敢えず触っている間は挙動に不審な点など見受けられないのですが、席を離れて戻って来ると電源が落ちている謎の症状。5分や10分離れているだけならば大丈夫っぽいのですが、それ以上離れると確実に落ちています。
　一番疑わしかった電源周りの設定（スタンバイモード等）は全部OFFになっており、ウイルス感染も確認出来ず。常駐ソフトも必要最低限の物のみにしても、目を離しているとやっぱりダウン。OS標準の管理ツールのイベントビューアを見ても特にエラーログは無し。理由が全然見えてきません。
　この症状が起こる様になった前後で変わった事と言えば、前日にCドライブに有ったメールデータ（3GB）をDドライブに移した事と、業務上の都合でスクリーンセーバーの5分起動設定を外せなくされた事のみ。放っておくと電源が落ちる、という事からすると後者の方が影響有りそうですが、別にスクリーンセーバー起動＝シャットダウンという訳でも無いので、関連性が無さそうと言えば無さそうなのです。
　業務中に実施するとなると面倒だからリカバリはしたくないし、何か別の方法を考えないと。

9月23日（金）　生の始まりは化学反応にすぎず。

・病院でふと

　ONE PIECEのヒルルクが残した言葉はつくづく名言だと思いました。

「人はいつ死ぬと思う…？」
「心臓を銃で撃ち抜かれた時…　…違う」
「不治の病に犯された時…　…違う」
「猛毒キノコのスープを飲んだ時…　違う！！！」
「…人に」
「忘れられた時さ…！！！」

　死後の世界など無いこの現実世界で、自分が生きたという証を、誰かの記憶として残す事は出来るものだろうか？
　この手の話題は、仕事とは別の意味でネガティブな気分になるから厭ですね。

9月24日（土）　そして上書き保存。

・0点

　間違って書きかけのテキストを消した（エディタ上で文字列を）。

9月25日（日）　買っておけば良かったか。

・フレッツ・セーフティ問題

　別に利用していないので何の関係も無いと思っていたのですが、友人のO田氏が2ヶ月前にYahoo！Auctionで買ったばかりだったらしく、朝の7時から「ぃやった！得した気分！！」と謎の自慢話をされました。『効果有るか無いか分からないし正直微妙』とか言っていた様に覚えていますが、さて…？
　しかしNTT。
　普通に考えて、メモリオーバーという事態に1ヶ月前にならないと気付かないなんて事は無いと思うのですが、実際は何時この事に気付いたのでしょう。このサービスが始まった時、『ルータに定義ファイルを蓄積する』という仕組みが明かされた時から、メモリの容量について気にするユーザは多かった筈で、制作サイドもその事を気にしない訳が無い。『販売開始当初の予測をはるかに上回るインターネットウイルスの急激な増加』との事ですが、最初はどういった根拠でどれ位の間更新し続ける事を想定していたのか、何時か必ず来るメモリオーバーを何ヶ月後と計算していたのか、それが若干気になりました。

・でも流石はNTT

　22ヶ月間無料で後継機種をレンタル出来るというのは大きいですね。もしもX400Vをレンタル出来れば、22ヶ月間VoIP機器のレンタル料は要らないという素敵な事になる訳で（発想が悪い）。
　VoIPの話を除いても、LANポートが1つで最大スループットも12MbpsしかないX200と比べれば、X300もX310もX400Vもルータとしての機能は優れているので、再設定の手間こそ有れ得られる物は多いと思います。当然の責任とは言え、赤字覚悟のその行動ッ！ぼくは敬意を表するッ！
　とは言え…、その『再設定の手間』はどう解決する…？NTT？

9月26日（月）　そう言えば玉葱頭の永沢君は火事の時に玩具を抱えて逃げたっけ。

・今週のDEATH NOTE：Page.80 掃除

　1ページ目の出目川がやたら良い笑顔を見せている事について語り合いたいところですが、自分が楽しければいい自己中（By ニア） in ニューヨークで指示を送っているテメェの言語は何語ですか？という事について語り合いたい（嘘八百）。
　DEATH NOTE世界の言語に関しては、間違い無く漫画世界のスタンダード、即ち『世界標準語』で話しているとみて良いでしょう。月（ライト）だけならまだしも、松田や出目川が英語堪能とは思い難いですし、ニアや故デイビット・ホープ大統領が日本語で話していたとも思えませんし。じゃあそれで良いJAN、って話題なのですが、問題なのは日本語は日本語、英語は英語で個別に存在するという事です。
　先ずはリュークの落としたシドウのノート。あれにはリュークが言う様に『人間界で一番ポピュラーな英語』で使い方が書いてあり、Lがキラに宣戦布告する際に噛ませ犬にされたリンド・L・テイラーの喋りは、ヨシオ・アンダーソンが『日本語同時通訳』を行っていた。この2点だけでも、日本語と英語が別個存在し、使い分けられているのは明かです。当たり前の話ですけど。
　では何故、何故に皆は現在喋り合う事が出来るのか？皆が今口にしているのは何語なのか？嗚呼、嗚呼謎は深まるばかりだ！
　と、広げるだけ広げてまとめる気は一切無い話題は捨て置いて（！）、今回の出目川の頑張りっぷりで気付いた事が1つ。
　今回出目川の取っていた行動は、どう控え目に考えてもテロ行為の教唆であり、逮捕或いは出頭命令が出てもおかしく無い『犯罪』だった筈です。しかし、彼の処罰に対する言及が一切無かった事から『出目川＝キラの代弁者』という認識が世界単位で拡がり、彼に逆らう事はアメリカの言う『キラを追わない』に該当する事になっている、と見て取れます。最近の月の馬鹿っぷりのお陰でニアがキラを追い詰める事が出来た反面、キラ社会は確実に完成されつつ有るんだなあ、と変に感心したりしました。

9月27日（火）　本当に発禁ですか、何ですか。

・エクセル・サーガ

　仕事の休憩時間に本屋を歩いて渡るも、今日も14巻が発見出来ず。
　かれこれ2ヶ月以上捜しているのに見付からないってのは尋常じゃあ無い嫌がらせですよね（被害妄想）。物捜しが絶望的に苦手とは言え、かなり本気で一冊一冊目を通し、YKのロゴが付いた背表紙を見掛けたらその場所を徹底的に洗っているというのに関わらず、全く見付からない。下手するとヘルシングすら無い本屋まで有る始末ですよ。ええい、誰だ、誰の陰謀なんだ。
　流石にそろそろAmazon様に頼もうかな…と思い始めた昨今です。

・ところでAmazon様

　自分に対する『DVDのおすすめ』が『ポンキッキーズ21 30周年記念ガチャピンチャレンジシリーズ』なのはどういう了見ですか。確かにネタ系DVDは良く買っていますけど、それ以上に映画を買っているでしょうよ。余りに唐突なので噴き出してしまいました。

9月28日（水）　半日痛みの余韻が残った9月28日水曜日。

・ロクでも無い朝

　強烈な腓返りに襲われる朝から始まった9月28日水曜日。
　今までも寝覚めに脹ら脛が吊りそうになった経験は何度か有りましたが、今朝のは強烈且つ猛烈な痛みを伴い、まるで内側から筋肉が裏返る様な錯覚に襲わる凄まじい代物でした。余りの痛さに思わず悲鳴を上げそうになった程です。こんなのが泳いでる最中に起きたらそりゃ溺れますわ。
　しかし何故に突然こんな事になったのかと調べてみたサイトで得た情報に依れば、体温の低下や体内の水分不足で起こる事が多い模様。ああ、思い当たる節が1つ。
　幾度か日記で書いていますが、夏期になると持病の『足の裏が熱い病』に罹って寝付けなくなる事が多く、それ故に夏期は足に扇風機を向けて眠る様にしています。と、此処まで書けば察して頂けるかと思いますが、昨晩はたまたまこの持病が発病してしまった為に扇風機を足に向けて回しっ放しで眠ってしまっておりました。
　夏ならばいざ知らず、この朝の冷え込む時期にそんな事をやれば、体温が下がるのは当然。その上寝ていればそれだけで発汗して体内の水分が消費されるのだから、腓返りを引き起こすのに十分な環境を自ら整えていた事になります。これぞ本当の因果応報、自業自得。damm！

9月29日（木）　K.O.すら無い、って初耳ですけど。

・今週のバキ：第268話大変な勇気

　え、何これ、未だ振り幅広げるんですか？と言いたくなる様な勿体の付けっぷり。
　刃牙の登場をこんなに引っ張ったのは、最大トーナメント編の『刃牙 vs 烈』戦以来ですかね。あの時は『妄想世界の烈とリハーサルしてました（病的発言）』オチで登場が遅れた訳ですが、今回は単に刃牙の登場そのものを引っ張っている感じがします。Jr.の緊張感を煽る為の演出なのか、ただの振り幅なのかは来週以降にならないと判断出来ませんが、個人的には後者だと睨んでおりますよ。
　見える見える、振り幅が描く地平線の向こうに板垣先生の待ちガイルっぷりが見える！

散々引っ張って結局刃牙が出て来ない
散々引っ張って出て来るのが夜叉猿Jr.
散々引っ張って出て来るのがアナコンダ
散々引っ張って出て来るのが本部 has a 日本刀
散々引っ張って出て来るのが兄の仇討ちに来た李　海王
刃牙が出て来るけどやる気が無い
刃牙が出て来るけどJr.相手に恐怖を感じている
刃牙が出て来るけど梢江ちゃんとSAGAってる
刃牙が出て来るけどまた毒手で細ってる
刃牙が飛び出して来て一撃でJr.を殺す
刃牙が飛び出して来て色々攻撃を繰り出すけどJr.無傷
刃牙が飛び出して来て色々攻撃を繰り出すけどJr.無傷で「ダメージはあったかね」と始まる
刃牙が飛び出して来て色々攻撃を繰り出すけどJr.無傷で反撃して刃牙即死
刃牙が飛び出して来た瞬間にJr.の一撃が決まって刃牙死亡
刃牙が飛び出して来た瞬間にJr.の一撃が決まって刃牙死亡するけど、3Rマッチにされる
一方その頃刃牙は勇次郎と向き合っていました
一方その頃オリバは楊　海王を飾っていました
一方その頃末堂は三途の川を泳いでいました

　それにしても皆で勇気勇気って、Jr.の負けを前提に物事を言い過ぎてて笑いました。
　幾らJr.嫌いの身とは言え、ああも無謀な人扱いされていると可哀想な人に見えて来るじゃあないですか。勿論可哀想だとは微塵にも思いませんがね。

9月30日（金）　是非あの俳優に主演男優賞を。

・セクハラ研修～社内ストーカー編～

　企業というのは従業員に対し年に2回セクハラ研修をしなくてはいけない、という事で今年1回目のセクハラ研修を受けました。…後3ヶ月の間にもう1回？去年も2回なんて受けたっけ？
　回数は置いておく事にして、今回の内容。社内ストーカー編。
　もう名前だけで十分に内容が心で理解出来ると思うのですが、その理解出来た通りの内容です。
　幾つかの資料と、『真面目だが内向的なリーマン（独身・33歳）が、明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）に惚れて、屈折した愛情表現というか気持ち悪い奇行を繰り返す様になる』というビデオの視聴を通して、セクハラの定義やら何やらを学ぶ会。
　特筆すべきは、このビデオに出て来る真面目だが内向的なリーマン（独身・33歳）の気持ち悪さと、セクハラを遙かに逸脱した犯罪（ストーカー）行為の数々です。思い出せるのをざっと挙げるだけでも

職場の従業員データから明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の電話番号や住所、趣味等の個人情報をゲットする
PCが無いと言ってる明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の家に押しかけ、余ってるPCを設置して帰る
その際にトイレの装飾をチェックし、次の日に『僕ならガーベラよりバラを飾る』等のメールを送りつける
毎日明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の帰宅の時間を見計らって電話を掛ける
会議室に明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）を呼び出して1対1になろうとする
貴方とはただの上司と部下です！と叱咤されるも、『君の言った事気にしてないから大丈夫』とかメールを送りつける
オルゴールを送りつけ、自分はその曲が大好きだから君もきっと好きになる、と電話を掛ける
明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の盗撮写真と監視している旨を添えた手紙を送りつける
明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の告発で上司に怒られてマジ切れ貌を見せる
逆恨みして、ゴミを漁ったり『人生をめちゃくちゃにしてやる！』等の嫌がらせ電話をする
明朗活発で可愛い同僚の娘（独身・24歳）の家に押しかけて…

　こんなのセクハラじゃないですて。ただの犯罪ですて。
　一応話の節々で『Check Point！』なる物が出てきて、『上司は部下の態度の変化に気付きましょう』とか『セクハラ相談窓口を作っておきましょう』みたいなセクハラの話題が出て来るのですが、真面目だが内向的で気持ち悪いリーマン（独身・33歳）役の俳優の名演技と内容の所為で犯罪抑止ビデオにしか見えませんでした。で、『セクハラ良くない！』みたいな話をする訳ですが、現実感が今一ですよ、姐さん。
　後、劇中ストーカーについて語られる時に『自己中心的で支配欲が強い為、普通の話は通じません』とか『自尊心が強いので、否定的な発言をするのは止めましょう』とか『嫌われると破壊行動に走るので注意が必要です』とか、他人事の様に説明しているのが笑えました。当然の事なんですが、真顔で『普通の話は通じません』とか言われても、どう対処すれば良いですか。
　きっと各企業でもこの手のセクハラ研修ビデオが使われているのでしょうが、今回の様な素敵ビデオがまだ山の様に有るんだろうなあ、とか思ってしまいました。別の意味で『ただの犯罪だろ、それ！』的なギリギリセクハラビデオとか（無い）。