10月1日(月) アヤの能力は新しい血族レベル。

今週の魔人探偵脳噛ネウロ:第127話 はんにん

 あの国の人ことディビッド・ライス、そして内Pの内村こと早坂(兄)再び。

 今週は、ライスのラジオネタや早坂兄弟の悪事ネタなど、常時口元が緩んでしまうネタの連続で立ち読みに大変困りました。
 特に早坂兄弟の馬鹿さ加減が尽くツボ。
 『猫は蹴飛ばす』『老人からは貯蓄を奪う』って、何処の小悪党ですか。お前の考える『社会の裏』とはそんな物なのか、ユキ。

 ところで、かなり猟奇的な殺人事件を起こしていた百舌が、普通に服役しているっぽいのに驚きました。
 自分の欲望の為だけに、複数の女性の首を切った様な犯罪者ですからね、てっきり独房とかそういう類に居るものだとばかり。

 後、総理に『辞めよう』発言をさせる辺り流石は松井先生だと思いました。
 『あべべべべべ』といい、意図的なギリギリアウトを自然にやってのける。そこにシビれる憧れる。


10月2日(火) 微妙。

アニメ:魔人探偵脳噛ネウロ 第1話 しょく

 観ました。
 感想。悪くは無いけれど良くも無い。60/100点。

 アニメでDCS、しかもスネークの中の人に『煮込むこと七日七晩』とか言わせた功績は素晴らしいです。しかし、他が色んな意味で普通過ぎです。率直に言えば、『らしさ』が無い。
 ネウロのキャラクターがアニメとして動いていて、台詞やネタは原作をある程度トレースしているという点においては確かに『アニメ版ネウロ』なんですけど、肝心の『作風』については原作の雰囲気が全く感じられないのです。『アニメらしく小綺麗に纏めてみました』という感覚は伝わって来ますが、この作品に小綺麗さを求めてる様なファンは殆ど居ない訳で、制作側もそれが分かっているからこそ最初にDCSを持って来たと思ったんですけどね。

 それと、話の順序を変えるだけでは無く、細かく設定や展開を変えているっぽいのも違和感を感じました。
 以下、原作からの変更点と所感を箇条書き。

  • 既に弥子が雑誌で取り上げられる程に有名。
    • アヤの事件を解決しているか否かは不明。
    • 事務所は既に奪取済みで、吾代も事務所に常駐中。
  • シュプリームSへは、至郎田からの依頼で向かった。
    • 呼ばれて向かった為、ネウロの謎発生予知の失敗ネタ削除。
  • 弥子は笹塚を知らなかったが、笹塚は弥子を知っていた。
    • 下呂光や弥子父の謎解きを済ませていない可能性が高い?
  • 『若菜』のたこ焼き出番無し。
    • 車の分解も無し。一寸楽しみだったのに。
  • 「食の千年王国を創るのだ!!」が削除。
  • 『魔界の様々な料理』ネタが削除。
  • 「「食べる事はそれ自体が幸せだ」と。そんな事はこの僕でもわかるというのに」削除。
  • エピローグまるまるカット。
  • ネウロと弥子が邂逅を果たした際の問答「貴様は泣くのではなく笑うべきだ」削除。

 何が気になったって、『食』というタイトルを冠しておきながら、この作品のテーマであろう『食』に関する台詞やシーンの数々を削除した事です。
 ネウロの『僕でもわかるというのに』や『美味いか不味いか、多いか少ないか、それだけでいいのだ』は、魔人のネウロと人間の弥子を繋ぐ重要な価値観の筈なのに、それをカットて。全く意味が分かりません。

 そして、2人の邂逅シーンで描かれていた『泣くのではなく笑うべき』を削除したのがもっと意味不明です。
 今後描くつもりなのかも知れませんけど、あの台詞は初めて弥子に会った時に口にした事に意味が有ると思うんですけどね。いや、HAL編をやるつもりが無いのならどうだって良いんですけど。寧ろ、この感じでHAL編をやられても厭なんですけど。

 まだ1話なので全てを判断するには早過ぎますが、現時点では原作への理解や愛が殆ど無い人が制作を手懸けてる様にしか感じられません。
 「松井優征のネウロに敬意を払え」。それが大切だ。


10月3日(水) キラークイーンならそれが可能。

独り言:「私はキラです」バラバラ死体のそばにメモ

 現場には切断された死体の一部、そして『WATASHI HA KIRA DESU.』のメモ。
 これは新世界の神を目指してる『キラ』では無く、モナリザの手を見て興奮する『吉良』吉影の予感。

 吉良吉影ならメモなんか残さないでしょうけど、それはキラも同じって事でさ、勘弁してくれ。


10月4日(木) デタラメ人間の万国人間ビックリショー。

今週の範馬刃牙:第82話 行動

 スネークを越える潜入忍法を駆使する烈に、遂にメダパニまで使い始めた勇次郎。
 もう此処まで来ると強いとかどうとかの次元では無いですね。

 何より、戦う為に真夜中の米軍基地に潜入する事を『夜這い』と表現する辺り、戦いとセックスを同じに考える板垣脳の持ち主だなあと思いました。
 彼らは筋肉(or 殴り合い)至上主義の割に、闘争欲を何かと結び付けて鑑みようとしますよね。『戦いたいから此処まで来た』、それだけで良いじゃあないか。一々小っ恥ずかしい喩えを持ち出すんじゃあないッッ。


10月5日(金) ding!

独り言:EverQuestが映画化

 実写ハリウッド・クオリティでtrainが発生している様を想像して笑いました。
 /shoutで『トレイーン!』とか叫んでる若い冒険者とか。うわ、観てえ。


10月6日(土) ジンギスカンはお約束。

旅行:函館

 函館に行って来ました。
 理由については、『最近プライベートで厭な事が有った』及び『ノエイン最高』とだけ言っておきましょう。

  • 1泊2日で予定を組んだので、移動はリッチに飛行機で。
    • どうせ最近は給料の使い道なんか殆ど無いし。
  • 函館についてからは、取り敢えず函館山に。
    • あ、『ノエイン』で観た光景だ。とか思う。
      • 直後、病気だな、とか思う。
    • 空飛ぶ大仏が出て来ないかな、と期待したものの、当然現れず。
      • やっぱりアレは夏じゃないと駄目なのか(違う)。
  • 頭に『弥生坂』というキーワードが残っていたので、弥生坂にも足を運ぶ。
    • 登って振り向くと、綺麗な光景。
    • ミホは此処をどう探してカラスを見付けるつもりだったんだろう。
  • 当然、金森赤レンガ倉庫も見る。
    • あ、『ノエイン』で観た光景だ。とか思う。
      • 直後、病気だな、とか思う。
  • ふとお土産を買う必要性に気付き、何が良いか電話でH女史に相談し、『じゃがポックルが良いらしい』という回答を貰う。
  • 夜は特段北海道らしい物は食さず、普通にラーメンを食べ、持っていったノートPCで適当にブラウジングして就寝。
  • 翌日、『じゃがポックルは品切れになり易い』という情報をすっかり忘れて適当にぶらぶらしていた為、じゃがポックルを買いそびれる。
    • 仕様が無いので、ジンギスカンキャラメルとビールキャラメル、他幾つかの小物を購入して済ませる事に。

 滞在期間が短かった所為か、宙を舞って喧嘩する様な人々を見る事は出来ませんでしたが、滞在している間は色々忘れて楽しむ事が出来ました。
 たまには仕事の絡まない旅行も良いかも知れません。


10月7日(日) 狼リンクの勇ましさも良いけど、この可愛さもまた良い。

ゲーム:大神

 承前
 購入してから半年、漸く開封して遊び始めました。
 所感。これは確かに綺麗。そして面白い。後、アマテラスが可愛い過ぎ。

 数時間触ってみた感覚としては、ゼルダフォーマットの出来の良いアクションRPGという感じですね。
 そのダンジョンで手に入れた能力+前のダンジョンまでで手に入れた能力を駆使して、謎解きをしながら進んでいくスタイルは正にゼルダのそれです。主人公自身は意思表示を見せず、プレイヤーの導き手となる存在が会話や調査を代行する辺りも、最近のナビィ導入後のゼルダと同じ方式ですし。
 違いは、フィールド上でシンボルエンカウントが有る事位でしょうか。お陰ですぐに馴れる事が出来ました。

 ゲーム自体は、戦闘の難易度が甘かったりヒントが過剰気味に出る辺り、ライト層向けに作った感が強い反面、神谷作品らしいアクションを楽しむ醍醐味がしっかりと有る点で好感が持てます。どんな敵相手でも『馴れれば(=見切れば)巧く立ち回れる』という『Devil May Cry』に通じる面白さも有りますし(敵のモデルやモーションの使い回しが多いのもDMCチック)。
 面白いと言われて買っておきながらナンですが、こんなに面白いとは思っていませんでした。

 当面は、これを1、2時間遊んでから眠るという生活が続きそうです。


10月8日(月) すいり

今週のHUNTER×HUNTER:No.261 突入 1

 遂に、そして漸く『HUNTER×HUNTER』再臨。嬉しい事です、喜ばしい事です。
 1年半にも渡って休んでいた割に、特に書き込みがパワーアップしていない辺り、お変わりが無い様で何よりです。それでこそ冨樫先生、それでこそ『HUNTER×HUNTER』。

 しかし、堂々と『10週連続掲載』=『10週やったらまた休む(or 10週で終える)』宣言をしてる事よりも、この後に及んであんな端役に出番を与えている事に驚きました。
 面白い展開になりそうなのは心で理解出来るのですが、如何せん1年半待った上での10週限定連載なので、余計な要素を挟まずに護衛軍との対決を見たいというのが本音なのです。これでまたダーツの兄妹の時みたいに、余計な戦いで数週間分消費されてしまったら、されてしまったら。

今週の魔人探偵脳噛ネウロ:第128話 けいさつ

 128って数字、良いですよね。いちにっぱ。ネウロ無関係ですけど。

 頭の悪い思い付きはさておき、今回はタイトル通り警察メンバーの日常エピソード。
 シックスの手に依るロシアンルーレットの幅が、着々と広がっている感じが伝わって来ます。特に石垣と等々力。と言うか等々力。

『これでも』『そこそこ漫画を読む』
『テコ入れもいくつか見てきた』『そういう者にだけ働く勘がある』
『その勘が言っている』
『等々力はここで』『死ぬ』

 何の根拠も無い直感が告げる結論なんですけど、多分彼女は死にます。
 幾つかの危機を乗り越えて皆に馴染んだ頃かも知れないし、1ヶ月後位かも知れないけれど、どっちにしても死ぬと思います。


10月9日(火) 何だこれ。

アニメ:魔人探偵脳噛ネウロ 第2話 コミュニティ

 今回はアニメオリジナルの話でした――が、予想を遙かに上回る出来の悪さに吃驚しました。
 一々何がどう駄目かを書き綴るのも億劫になる位、何もかもが酷い。ベクトルは違うけれど『CUBE 2』並に酷い。
 喩えるならば『ぼくのかんがえた殺人事件をネウロのキャラを使ってお披露目』といった三文芝居。しかも、『ネウロとしてどうか』の域を越えて『作品としてどうか』の域で酷い。
 これが俗に言う『黒歴史』なんですかね。


10月10日(水) 『ロックマンDASH 3』とか出せば良い。

独り言:PS3値下げ

 60GB版を54,980円に、20GBを44,980円に、そしてPS2互換を省いた40GBを39,980円に。
 年末商戦を前に遂にやりやがりましたね。5000円の値下げ&謎の廉価版の発売。
 40GB版の発売は英断。他2つについては微妙。

 最初からこの値段とバリエーションで出せば良かったのに、と思わないでもありませんが、動くPS2を所有しているならば、40GB版は十分に許容される金額ですよね。決して安くは無いけれど、次世代機の金額として考えれば決して高過ぎではない額。これなら窓にトタンが貼られても不思議じゃあありません。いや、不思議ですけど。

因みに

 『モンスターハンター 3』はWiiで発売決定。
 逆風の強さに笑いました。何もこのタイミングで発表しなくても。

 相変わらずCAPCOMは切替が早いですね。良くも悪くも。


10月11日(木) 烈の潜入忍法はコントの域。

今週の範馬刃牙:第83話 大統領命令

 勇次郎のメダパニの正体が判明。
 そのプロセスは以下の通り。

  1. 逃げたら殺される。
  2. 向かって行っても殺される。
  3. だから自分達で殺傷し合う事にしました。

 ハハ、何とファンタスティックな。

 やっぱり『道を譲る』、『取り敢えず様子を見る』とかの選択肢も『殺される』に帰結されるんでしょうか。
 間違えたら即死亡という辺り、勇次郎と遭遇した時の判断は並のADVを遙かに上回る難易度を持っていそうです。

 ですが『間違えたら死亡』というのは、大分彼が大人しくなった証拠でも有ります。
 最大トーナメントが行われる前の勇次郎と来たら、食欲・性欲・睡眠欲に並ぶ殺人欲に突き動かされるがまま、ボクシングのジムに殴り込んで鼻をもいだり耳を千切ったりと大暴れしていましたからね。あの頃に比べれば、選択肢を与えているだけまだマシです。理不尽なのは同じですけどね。


10月12日(金) 短編。

夢メモ:銀杏並木の怪

 銀杏並木の通りの歩道を自転車で進んでいたら、突如車道に鼻のもげた象が物凄い勢いで滑り込んで来て、切れた鼻先から泥水を飛ばしまくる…という夢を見ました。
 特に物語性は有りません。ただそれだけの夢です。
 何故かその象を指差して笑い転げる金髪の少女が2人居たのは覚えていますが、何だか不気味だったのでメモしておきます。


10月13日(土) 伊良子vs魔神モード虎眼の緊張感は異常。

アニメ:シグルイ

 第1部、最後まで観ました。
 感想。ナレが少な過ぎる物の、斬り結ぶ緊張感や、血や臓物への挑戦は凄い。70/100点。

 ナレの件を除けば、『よく頑張った』という作品でした。
 作画や演出についてもそうですし、何より『アニメじゃ難しいのでは?』と思っていた残虐表現を、腸のみならず、うどん玉まで気持ち悪い位に再現する気合いが凄い。あんなの余程原作を愛しているか、余程おかしいかじゃないと出来ませんよね。多分あれを作った人はその前者でも後者でも無くて両方ではないでしょうか(褒め言葉)。

 この調子でいくと、2、3年後には第2部が作られそうな気がしますが、その際には是非ナレーションも原作に忠実にやって頂きたいです。大暴れ牛股を完全再現するだけでも十分評価出来そうですけど。


10月14日(日) 寝耳にウォーター。

独り言:悪夢と化した耳の雑音、原因はダニ

 漫画だったか小説だったかは覚えていないのですが、子供の頃に『耳の中に入った水をそのままにした結果、耳の中で植物が育ち、その根や茎が伸びて大変な事になる』といった内容のホラー作品を読んだ事が有ります。
 それが結構なトラウマで、今でも耳に水が入ると、単に不快というだけでは無く『早く出さないと危険』という強迫観念に囚われてしまいます。自然乾燥なんてとんでも無い、その間に草が生えたらどうすんの、と。
 そう簡単に生える筈が無いんですけどね。種入れてませんし。ただ、そう理解していても中々克服出来ないのがトラウマというもので。

 で、これを書いているのは、正に今この瞬間、左耳の水が抜けないからです。
 片足トントンを試し、高速首振りを試し、こより吸収作戦を試してもさっぱり抜けない。頭頂部を叩くと、耳の奥で鈍く響くあの感じがずっと残っているのです。
 呼び水はやりたくないし、どうした物か。


10月15日(月) ジンだとソードマスターエンド。

独り言:耳スッキリ

 承前
 結局、頭を何度も肩に向けて振る事で水を抜く事が出来ました。結局最後は勢いですね。

今週のHUNTER×HUNTER:No.262 突入 2

 引き込む展開が上手ですね、悔しい位に。
 『突入』というタイトルに反して全く突入してないんですけど、それでも引き込まれます。

 今回のポイントは、目立つ気満々っぽい狼よりも、怪鳥から飛び降りた2人の方でしょうね。
 1人はネテロ会長で確定だとして、もう1人の知人とやらは誰なのか。妄想し甲斐の有る命題です。
 今パッと思い浮かぶのは、

  • ジン
  • ビスケ
  • キルアの曾祖父(ヨーダ似のあれ)

 といったメンバーでしょうか。
 『古い知人』という事なので、相応な歳のメンバーで考えてみましたが、心源流繋がりでウィングだったりしたら燃えるかも知れません。

今週の魔人探偵脳噛ネウロ:第129話 むし

 早速沢尻エリカネタを仕込む芸の細かい松井先生。
 アニメ版に足りないのは、こうした毒気です。

僕達及び彼等が見落としていた事 ―魔人探偵脳噛ネウロ

 今週号より。

『ネウロは…』『少し』『焦っているように見える』
『こいつは確信しているんだ』『いずれ起こるであろう「シックス」との餌場争いに』『膨大な力を費やさねばならない事を』

 どうせ魔力を使って決着を着ける気ならば、こないだの茶会で魔帝7ツ兵器をぶち込めば良かったのに。


10月16日(火) 中々良い変貌。

アニメ:魔人探偵脳噛ネウロ 第3話 どく

 第1話では雑誌で特集を組まれ、シュプリームSから依頼が来る程有名だったのに、第2話では弥子と吾代がビラ配りを行う程の閑古鳥。かと思えば、唐突のアカネ登場に際し「これからは死体の髪の毛も借りたい程忙しくなりそうだ」とネウロが言う様な状況になっていたり、今一アニメ版における探偵事務所の知名度が見えてきません。その辺の整合性は気にしたら負けなんでしょうかね。

 前回に引き続いてアニメオリジナルの第3話。
 やはり原作には及ぶべくも無く、わざわざ設定の改変を行ってまで作る意味が有ったのか理解に苦しむところでは有りますが、犯人の弾けっぷりには大分『らしさ』が有ったので前回よりは良かったです。捜査一課のお荷物にして実力も人気も無い恥ずべき身内、『昆虫』こと石垣筍の駄目人間っぷりもよく出ていましたし。

 ただ、ここで『銃が効かない』ネタをやったという事は、コアラ抜刀斎…じゃなくて、事務所入手のエピソードをやらないつもりなのか?と考えてしまいます。
 今のところ吾代に関する説明が何も無いので、まさか丸々カットする事は無いと思いますが、運良く瞬きしたので助かりました、というくだりは無くなりそうです。説得力の皆無さが好きなネタだったのになあ。


10月17日(水) 元祖二挺拳銃。

ゲーム:ようこそ!鳩が飛ぶバレットタイム・ワールドへ「John Woo Presents Stranglehold」

 今更此処で書く様な事も無いんですけど、この画面写真を見て噴いたので思わず。
 お前の様な怪しい捜査官が居るものか、と。突っ込み待ちにも程が有る(褒め言葉)。

 記事の通り、ジョン・ウーの良さはお約束の良さです。
 しかもそのお約束は、一般に於けるお約束では無く、ジョン・ウーに於けるお約束。石川賢先生の作品が進化の可能性と宇宙戦争を経て『俺達の戦いはこれからだ』に至るのと同じで、ジョン・ウーにはジョン・ウーのテンプレートが有る。
 この記事を読んでいる限り、この作品は鬱陶しい位にそのテンプレートを再現してくれている様なので、鳩を見るとジョン・ウーを思い出すタイプの人間はこれをやって笑うべきだと思いました。と言うか、そういうタイプの人間がこのゲームを買うんでしょうけど。


10月18日(木) 此処で寂とは意外。

今週の範馬刃牙:第84話 同窓

 独歩の登場シーンの壮絶さに、コンビニで噴き出しそうになりました。
 板垣先生の天然ギャグは掛け値無しに凄いと思います。絶対天才。

 そして続々と現れるグラップラー達にいよいよ興奮して来ましたよ。
 昴昇、独歩、達人、ジャックに克巳、そして寂と、一筋縄ではいかない面々じゃあないですか。いや、克巳は微妙ですけど、これだけのメンバーが揃うと否が応でも盛り上がります。しかも今回はチーム戦とかでは無く、たった1人の男を巡っての争奪戦。今まで有りそうで無かった『乱闘』が遂に見られるかも知れないのです。
 バキは常に1vs1、もしくは1vs多の戦いばかりが描かれていて、複数の人間が入り交じって戦った事が無いですからね。それをこのメンバーでやるかも知れないなんて凄過ぎます。どうなるんだろう、どうなるんだろう。
 A.勇次郎が出て来て台無し。
 いや、それだけは、それだけは。

ゲーム:Street Fighter IV

 スト4ですよ、皆さん。
 突然公開されたイメージ映像に期待の感情を禁じ得ません。何これ、何これ、凄くない?何か凄くない?
 と、態とらしくはしゃいでみるエクスペリメント。

 イメージ映像の凄さに痺れたのは本当ですが、それは映像の凄さに感歎したのであって、あの映像を観るだけだと『もしかして3Dになるの?』という疑念が湧き上がって少し不安です。
 ストリートファイターのナンバリングタイトルは2D格闘の最高峰であって欲しい、という勝手な事を考えているので、喩え実際の画面が2Dであっても、キャラが3Dだったりしたら一寸ショックを受けそうです。勝手に受ければ良いんでしょうけど。


10月19日(金) 正解はドリームウィーバー。

飲酒メモ

 国外に住む、という人生計画の元で会社を辞めたS女史が、『スマン、ありゃ嘘だった』と爽やかに国内に戻って来ていたので、飲みに行って来ました。
 大分意訳していますが、大体そんな感じです。

本日の理由:S女史を囲う会
本日の面々:H氏、H女史、S女史 (あの出オチプレゼントを寄こした面々)
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×3 (許容量)

 職場の同僚が『Dreamweaver』を『ドリームズ・ウエーバー』と謎の呼び方をしてしまったばかりに、そしてその響きの良さに皆が嵌ってしまったばかりに、中盤から最後まで単語の最後に『ウエーバー』と付ける流れが出来てしまって大変でした。何も知らない店員さんに『梅ウエーバー』とか『生ウエーバー』とか言ったって通じる筈無いですし。まぁ、最初の一文字のお陰で通じたんですけどね(どっちだ)。


10月20日(土) 略して無い。

今月のSTEEL BALL RUN:#31 6度目のゴール

 今まで描かれなかったレースの苦労が語られつつ、1st.STAGEを思い出させる、ポコロコを交えてのゴール前デッドヒート。
 ゴール前の戦いは何回見ても面白い物ですね。スタンドバトルとは違う疾走感と緊張感が有る。

 しかし、相変わらず中途半端な幸運が気になるポコロコです。
 幸運なのには違いないんですけど、何処までの結果を見て幸運としているのか分からないのが怖い。
 1st.STAGEの時も、彼はスタンドの指示通りに動いておきながら、サンタアナの風を利用したジャイロに負けました。しかしジャイロの降格という結果によって、最終的には順位が繰り上がる幸運に恵まれています。
 あの戦いは、何処までが幸運だったのか。それが凄く重要な事だと思うのです。
 今回も彼はジャイロに後れを取りましたが、最終的に勝利するという結末さえ得られれば、今回の敗北を不運とする事は有りません。極端な話、このレースで負けたとしても、帰路で購入した宝くじで億万長者になる幸運も有り得る訳です。
 『どの結果をして幸運とするのか』。幸運の命題ですね。

今月の銃夢 Last Order:PHASE;71 想定外の連鎖

 今月もノリノリの木星系連邦から、どれだけノッているか一発で分かる素敵な台詞を拝借。

『ウハハハハハ』
『見たか我が国の科学力を〜』
『絶対勝利民族浄化光線砲…略して木星ユピテルビーム!!』
『それを可能にしたのは体内のワームホール炉心を通じはるか彼方の母星から供給される無尽蔵もといえるエネルギヤ!!』
『そしてこの軍事機密を知った者には死あるのみッ』

 一辺の曇りも無い馬鹿ですね。
 これだけの事を言える人材が消失しただなんて、我(々)の損失は果てしなく大きい。


10月21日(日) 読み込みがもう少なければ尚良かった。

ゲーム:大神

 承前
 クリアしました。寝る前に1、2時間と言いつつ、時には朝までやってそのまま出勤したりしましたけど。
 感想。噂に違わぬ良作。個性的な登場人物達、笑って熱くなれて泣けるシナリオ、水墨画調の画面、全てが良い。90/100点。

 この『大神』という作品は、唯々『良作』という一言に尽きる作品でした。
 否が応でも目に入るあの流麗な画面の素晴らしさだけでは無く、アクションとしてキャラクターを動かす楽しみが有り、アドベンチャーとしてシナリオを追う楽しさが有り、ゲームとして熱中出来る寄り道要素が豊富に有る。
 『水墨画』や『筆を使った神業』といった目を引くアイディアだけで完結させず、『楽しむ為の作品』として完成されている事に何よりも感歎しました。これを良作と言わずに、何を良作と言うのかと。

 因みに、泣けると噂のラスボス戦演出ですが、当然の様に泣きました。ええ、最弱の涙腺の持ち主ですから。
 一頻り泣いてから戦っていましたね。『絶対に負けられない』とか思いながら。我ながら自身の単純さが嫌になりましたが、『あの展開とBGMで何も感じない方が異常』とか自己を正当化させて乗り切っていました。ええ、自己正当化は駄目人間の必須能力ですから。

 以下、いつもの色々思った事等々。
 若干ネタバレ気味かも知れないので、気になる方は飛ばして下さい。

  • OPデモが終わって5分位で、アマテラスの可愛さにやられました。
    • ボアッとしてる時の何も考えてなさそうな表情が見せる愛くるしさは異常。
      • アマテラス以外にも、雀とか猪とか猫とか可愛い動物満載でしたけどね。
        • 最初の餌やりシーンを観た時は思わず噴きました。何あの幸せ空間。
    • 普段あんなにボアッとしているのに、魂的には高貴で美しい女性というミステリー。
      • その姿も見れるかと思ったのに最後まで見れずに残念。
    • 最初にゲームを始めた時、OPデモとして飛ばせないヤマタノオロチの伝説が有る事を知らずに、タイトル前に流れるヤマタノオロチの伝説をしっかりと観て後で後悔する羽目になりました。
      • これぞザナルカンドトリック。
  • 桜花を女性に使うとアマテラスが撫でられる事に気付いて以降、女性を見掛ける度に桜花で癒される日々。
    • ボイン姐ことツヅラオも、桜花を使うと撫でてくれてたっけたなあ。
      • 『ツヅラオ』で変換するとちゃんと『九尾』になるんですね。今初めて知りました。
      • ボイン姐…。
  • マスクを付けるだけで仲間意識を抱く天邪鬼連中も可愛い奴らめ、と思ったり思わなかったり。
    • マスクは当然猫の顔を描いてみました。
      • 墨に限りが有ったので、一つ目になってしまいましたけど(不気味)。
  • ラスボス戦で泣いたのは前述の通りですが、実は疾風丸イベントの最後でも目頭が熱くなりました。
    • 『敵ながら天晴れ』としか言えない、余りにも見事な散り際に思わずほろり。
      • これが戦う事で得られる友情なんだなと、勝手に思ったとか思わなかったとか。
  • 敵では、埴輪戦士初登場時の演出で大笑い。
    • そこまで妖怪や鬼で統一されていたのに、『え、何コレ宇宙人?』みたいな。
      • 丁度あの頃、『過去の文明には謎が多い』的な話が出ていたので、まさか最終的には宇宙人(しかも見た目が埴輪)との戦いになるのか、と勘違いしたり。
        • 後々、それが強ち外れでも無かった事を知る訳ですが。
  • EDの最後の一喝まで、ずっと物語の構成の意味に気付きませんでした。あそこで初めて『ああ、そういう事だったのか』と。
    • 最後の最後まで楽しませてくれるじゃあないか、チクショウめ(褒め言葉)。

 余談ですが、強くてニューゲームが有るみたいなので、隙有らば2周目を始めてみようかなと思います。
 良いゲームは何回遊んでも良い物だ。


10月22日(月) 『うらぎり君』で20P位の読み切り希望。

今週のHUNTER×HUNTER:No.263 突入 3

 遂に現れたネテロ会長とその知人、そしてそれに対峙するユピーとプフ。同時に突入を開始するゴン達。
 あのシンプルな絵で此処までの緊迫感と盛り上がりを表現してしまうのだから、1年半休んでも尚切られないのも道理です。
 カウントダウンから龍の見開きの流れなんて天才的としか言えません。何でこの人1年半も休んでたんだ。いや、何で1年半休んでこんなに面白いんだ。

今週の魔人探偵脳噛ネウロ:第130話 マニア

 『忠実!!うらぎり君』が愉快過ぎ。あの作風で30巻て。
 あれでどう泣けると言うのでしょう。『地球を裏切ったオチで泣いた』ってどういう状況だ?

 そんな『うらぎり君』好きな石垣の鬱陶しさというか無能っぷりが、雨の日のロイ・マスタングより酷い。
 今回の流れからして、来週か再来週辺りに笹塚の言う『アテにするだけムダ』だけれど『バカにはバカで学ぶ所はある』という展開に繋がる事になるのでしょうが、やはり100回の内1回学ぶところの有るバカよりも、100回の内99回役に立つ部下の方が仕事をしていく上では重要です。
 大体、被害者からレアのトレカを盗もうとしたり、殺人事件が起きているのに漫画の談義で盛り上がるというのは、倫理的に問題大有りでしょう。
 『普段は役に立たない凡人だけど、実は射撃の腕前が神懸かり的』だった松田然り、警察の引き立て役的キャラクターというのは、殺人事件を軽く考えていたり、空気を読めなかったりというのが必須条件なんですかね。


10月23日(火) リアルタイム黒歴史。

アニメ:魔人探偵脳噛ネウロ 第4話 いぬ

 このネウロを作ったのは誰だあっ!!(海原雄山のあの構図で)

 4話はタイトルを見て分かる通りのヒステリア編でしたが、凄い出来でした。勿論悪い意味で。
 以下、箇条書き。

  • 笹塚と笛吹・筑紫の関係や過去の描写が丸々削除。
    • そもそも、笛吹・筑紫の出番が皆無。
      • 会議室で出て来ただけで、弥子達とすら会ってない有様。
  • 笹塚が弥子を現場から遠ざける様子まるで無し。
    • 射撃技術が卓越している説明も一切無し。
      • 何故ならばXを出す前にこの話をやってしまったから。
  • Xを出して無い割に、ヒステリア宅のPCモニタに『HAL』マークが映っていた悪夢。
    • HAL編をやる気満々な制作陣のおこがましさに全米が震撼。
      • そのレベルに達していないので、是非止めて下さい。
    • ヒステリアも実は電子ドラッグでぶっちゃけていた、一見その発想も悪く無い。
      • でもそれはヒステリアが『芯』の通った『真の犯罪者』じゃないって事になる訳で。
        • そんな事も理解出来ないでHAL編を作れる道理が無いので、是非止めて下さい。
  • 必殺のエピローグ全カット再び。
    • 実は皆ぶっちゃけている、というヒステリア編のテーマの意味を棒に。
      • 笹塚はぶっちゃけとは正反対、という裏テーマも勿論カット。だってX出てないし。
  • 顎でアンテナ?何それ。
  • 陳ヤマト?誰それ。

 こいつは酷え。ゲロ以下の臭いが以下略。

 1話にして既に感じていた『ネウロへの理解力の欠落』が此処に来て確定しましたね。何が重要で、何が不要かを絶対に理解していない。
 笹塚達のエピソードを没にしてまでX登場前にこのヒステリア編を始め、どうでも良いオリジナルエピソードを2回挟んでまで1話にまとめ、犯罪者の芯を取り除いてまで電子ドラッグの伏線を張った意味。これについて、納得出来るだけの説明や展開を用意出来るものなら用意してみて頂きたいものです。


10月24日(水) どちらかというと駄目。

今月のジャイアントロボ:第14話 白昼の残月編8・幻術V.S.幻術

 ゲス野郎こと九紋竜・史進、胸に秘めた熱い想いを涙ながらに語るの巻。

「九大天王!!」「――多くの英雄・好漢が相集うこの梁山泊で…」「尊厳と強さによって威敬の念を一身に集める存在!!」「そして俺はあんたにあこがれた…」
「あんたに追いついてあんたにそっくりになりたかったのさ!!」「だがそのためにはあんたが邪魔だとわかった」「あんたが居る以上…」「あんたになりかわることは出来ない超えることも出来ない」
「だからあんたを殺す必要があったのさ!!」

 いや、その理屈はおかしい。(ドラえもんのあの構図で)

 結局、この世界の九紋竜・史進はとんでもないゲス野郎でした、というお話。
 驚くべきゲスですね。マンモーニのペッシなんか目では有りません。『尊厳と強さによって威敬の念を一身に集める存在』を目指しておきながら、『超える事が出来ないから殺す』という回答に帰結する辺り、大変残念と言わざるを得ません。九大天王の資格まるで無し。だってそれ、悪党の発想だもの。

 何かと踊る位しか能の無い愉快なる中条や韓信元帥といい、この梁山泊は力とか技だけでは無く、精神的な鍛錬も行った方が良いと思います。
 頼りになるのが、悪戯でライバルの身体の半分をメカにする様なお爺ちゃんだけだなんて、組織として終わっています。そのお爺ちゃんも、役立たーズの無駄に破壊力の高いパンチを喰らってあの有様ですし。大丈夫なのか、国際警察連合。


10月25日(木) 板垣先生の放尿に対する執念は何なのか。

今週の範馬刃牙:第85話 恋心

 ピクルを前に猛るグラップラー達、ピクルの寝顔を見て生唾を飲むグラップラー達、そんなグラップラー達に放尿するピクル、そんなピクルに挨拶する勇次郎。
 黒鬼が来たぞ、黒鬼が来たぞ!!こいつは素敵だ、全部台無しだ。

 という事で、空気を読まない事山の如しの男・勇次郎が、いつも通り空気を読まずに参上。
 どうせまた小言→大暴れパターンに持ち込むつもりでしょうが、今回揃っているメンバーは一応は主要キャラの面々です。もしかしたら勇次郎を倒す為の共闘が見れるかも知れません。そう考えると俄然やる気が湧いてきますね。
 克巳と昴昇辺りはサックリと負けそうですけど、烈、独歩、ジャックはきっと良い勝負を見せてくれる筈です。寂は…どうでしょう、護身開眼が関の山か。

 ところで板垣先生、刃牙は?


10月26日(金) 『Fire in the hole!』は普通に言う。

独り言:FPS症候群

 勤務先の新人公募に記載されていた『一人称で考え、行動出来る人物』という条件を見て、「Real鯖に居る間は常に一人称」と言ってのけたK村氏は結構深刻なFPS症候群の患者だなと思いました。


10月27日(土) 「あばよ」で締めるのがまた憎い。

アニメ:旋風の用心棒

 あの黒沢監督の映画『用心棒』を現代風にリメイクしたアニメ。
 『最後まで観れば絶対に良さが分かる』とO太氏に勧められて最後まで鑑賞しました。
 感想。最後まで観て良さが分かった。80/100点。

 正直な所、序盤は『本当に面白くなるのか』と思いながら、そして中盤は殆ど惰性状態で観ていました。
 折り返しとなる13話で、『鱗』なる人物が登場してから物語が加速的に面白くなるのですが、そこまでの準備期間(=潜伏期間(=燻り期間))が長いのが難点です。最後まで観た今となっては、序盤で色々舞台準備していた事が理解出来るのですが、本当に唯々準備に専念している所為で、話がパッとしないし盛り上がらない。
 頭の回転が早くて喧嘩も強い、しかし何が目的か分からない主人公の1人勝ちショーを淡々と描かれ続けても、乗り切れないのは道理でしょう。いぶし銀的なキャラが多いのは確かに魅力なんですが、主人公以外に主役級のキャラが居ない、というのは微妙過ぎます。

 しかし、物語の準備の殆どが整ったと同時に出て来る鱗が出て来てからが面白い。
 主人公と同レベルの思考回路と行動力を持った所謂『ライバルキャラ』でありながら、フィクション的な狂気を孕んだ素敵気違いですからね。『次に何をしでかすのか』という惹き付けが凄い。彼が出て来てからが本番、と言っても過言では無いと思う程です。

 と、こう書くと鱗だけが素敵なアニメみたいに見えてしまいそうです――事実、鱗の狂気は特筆に値します――が、実際は脚本も素晴らしいです。
 舞台となる田舎町『鬼無宿』を仕切る政治家・田野倉と、彼と抗争関係にあるヤクザ組織・銀建設、そしてその双方と繋がりを持つ女将が経営するホテル・荒鬼館。これらの勢力にある時は荷担し、ある時は敵対しながら、鬼無宿に関係した自身の謎を追う主人公。15年前に鬼無宿で起きた事件とは何だったのか、何故田野倉と銀建設は争っているのか、主人公の探している真実は何なのか、そして『真犯人』は誰だったのか。
 サスペンス仕立ての物語をハードボイルドな作風で描ききっているので、派手さは無くても、終盤の謎が解けていく時のカタルシスが少年漫画のそれとは違う渋みが有って良いです。特に最終話の展開はかなり衝撃的で、そこで『最後まで観れば絶対に良さが分かる』の意味が心で理解出来ました。成る程、巧い。

 因みに、作画は話によって大分差が有り、明らかに外注全開だったりする話も有ったりしますが、鱗登場の13話と最終話に関しては動画・内容含めて神懸かり的な出来でした。
 全話あの出来だったらもっと高く評価していただろうなあ。


10月28日(日) ランダムだからなのか。

独り言:UNIQLOCKが凄く気になる

 多分多くの人に取って『今更?』という話題なんでしょうけど、今更見ました。
 嵌る、というのも何か違うのですが、これは一度見始めると何故か永延見続けてしまう不思議な魅力が有りますね。『UNIQLO』のTVCMは、あの独特のテンションと雰囲気が馴染めないので嫌いなんですけど、これは無意味に5分以上眺めてしまいました。中毒…とも違う、非常に奇妙な気分です。

 折角なのでBlogパーツを貼ろうと思いましたが、重くなりそうなのでやめました。
 まだ見た事が無くて興味の有る方は上のリンクから見てみて下さい。どうにも奇妙な気分になれます。


10月29日(月) 夢なんで。

今週のHUNTER×HUNTER:No.264 突入 4

 初登場から今に至るまで、常に好々爺としての顔を貫いて来たネテロ会長が、ピトーを前にして明らかに獣が牙をむく行為を原点とした笑顔を。
 「そりゃ悪手だろ、蟻んコ」の台詞と相成って恐ろしいったら頼もしいったら。何その悪人面と悪人台詞。

 戦いをメインにした少年漫画に於いて、所謂『師匠クラスの年配キャラ』が桁外れに強いというのは一種のテンプレート状態に有ります。
 しかし、『年配が強いテンプレート』が『美形が強いテンプレート』よりも燃えるのは、悟りへの憧れを伴う強さへの説得力が有る事だけではなく、美形が強いテンプレートはその内に『美形は死なないテンプレート』を内包しているのに対し、年配は『世代交代テンプレート』や『乗り越えるべき壁テンプレート』を内包しているが為に、強さと共に死ぬ可能性も付きまとっている所にも有ると思います(美形キャラへの捻くれもゼロでは有りませんけど、それはまた別の物語)。
 結局、死んだら話が終わる少年漫画では、蘇生が当然の世界で無い限りは主人公が死ぬ事は殆ど無いので、どんなに主人公が追い詰められても逆転する絵が思い描かれるんですよね。しかし、その師匠や恩人となると、最終的な逆転は主人公が行えば良いだけなので、退場する可能性は大いに有る。
 圧倒的に強いのに、勝利が予定調和では無い。それが良い、それが面白い。

 かつて天国を目指した神父様は『未来を覚悟出来る事が幸福』という結論を導き出していましたが、気違いキャラから天然キャラを経て燃えキャラへと至った未来人が口にした『未来は分からないから面白い』の方を個人的には推します。
 ところでこれ何の話でしたっけ。

今週の魔人探偵脳噛ネウロ:第131話 ゆめ

 「いや…」「夢なんで」のコマが、絵、台詞、間共に秀逸過ぎるプレゼンテーション。

 笑いを堪えるのに一苦労しました。と言うか笑いました。
 余りに尾を引く面白さだったので、思わず『研ぎ澄まされた冷凍ピザ』の違和感を見落としそうになった位です。
 冷凍ピザを研ぎ澄まして凶器にするなんて狂気、一般人じゃあ絶対に思い浮かびませんよね。何でそんなのを見落としそうになったのやら。


10月30日(火) もう手遅れなんだ。

アニメ:魔人探偵脳噛ネウロ 第5話 じむしょ

 案の定コアラ抜刀斎は出番無し。
 しかしヒステリア編とは違い、無難に原作のアニメ化がなされていた点で好感が持てました。
 覆面闇討ちネタは無くても、まばたきキャッチもやっていましたし、社長の名言『全てに満足できる仕事なんてねーんだよ』も有りましたし。やれば出来るじゃあないか。

 と安心しかけたところで、次回予告で噛み切り美容師編が流れていて衝撃。
 ネウロが人間の可能性を感じる前且つネウロと弥子の距離が全く縮まっていない現状で、どのツラ下げて『日付』ネタをやるんですか、と。
 日付ネタをやらないなら良いんですけど、『笑うべきだ』を省いた割にHALのマークを出す制作陣なので油断は出来ません。


10月31日(水) 中々見つからないけれど。

不具合メモ:何かの拍子にKANAロックが掛かると大変

 どういう操作、タイミングで発祥するのか分からないのですが、稀に『気付いたらKANAロックが掛かっている』事象が発生する事が有ります。
 これが一度起きると大変で、何回入力モードを元に戻しても、ウィンドウを切り替えた時やデスクトップ画面を出した表紙にKANAロックが再度掛って鬱陶しい事この上無い。再起動すれば平気なのですが、再起動は面倒でしたくないですしね(我が儘)。

 一応、皆のGoogle先生にも訊いてみましたが、KANAロックをキーボード操作で戻す操作方法が見つかる位で、根本的な解決方法は見つかりませんでした。
 こんな情報は出て来ましたが、利用しているのは『ATOK』だから関係無いですしね。
 今までも、恐らくこれからもカナ入力をする事はきっと無いので、カナ入力を制限する様な常駐ソフトを探した方が早いのかも知れません。


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