11月1日(水) 自説は省略。

飲酒メモ

 何と無く飲みましたよ。

本日の理由:流れで何と無く。
本日の面々:S木氏
本日の飲酒:生搾りグレープフルーツサワー×1、カルピスサワー×1 (許容量)

 雑談の中、ふと『神は居るのか』という話題になりました。流れとしては『何かの冗談→神をも畏れぬ愚行!→そもそも無神論者です→日本人は大抵そうですよね→神様を信じても宗教は興味無いとか→そもそも神様って居るのかい?』という感じで。何処の中学生だ。
 兎も角、S木氏は『精神(魂)は有る。故にあの世は在るけれど、神は居ない』という考えを持っているとの事で、少しだけ驚きました。あの世を信じる(願う)人は、同時に神の存在も信じるのが一般的だとばかり思っていましたからね。そういう考え方も有るんだ、と。一寸新鮮でした。

 といったところで、この件に関係する名台詞を。

「そして世界が残酷なのは」「当たり前のことです」
「生の始まりは化学反応にすぎず」「魂は存在せず精神は神経細胞の火花にすぎず」「人間存在はただの記憶情報の影にすぎず」「神のいない無慈悲な世界でたった一人で生きねばならぬとして…なお…」
「なお我は意志の名の元に命じる」「「生きよ」と!!」

 あの教授は基本的に狂ってるのに、名台詞ばかり残すから困ります。


11月2日(木) ハンケチって何か紳士的。

今週の範馬刃牙:第45話 燻り

 普通に殴り合ったら勝機が無い事を認めちゃったゲバルが提案した、握り合ったハンケチを手放したら負けという古の貴族達の決闘ルールの中、ゲバルを馬鹿にする目的で古の貴族達のスパイスの摘み方に因んだ『エレガンス摘み』を披露して自身の余裕っぷりを見せた物の、ドリアン風目潰し→投げのコンボを喰らってハンケチを落としそうになって慌てて鷲掴みにしたら、ゲバルにも素晴らしきニックカラルドにも馬鹿にされてショックを受けたので、今度はハンケチを掌の上に乗せただけにして『掴む=格好悪い』という構図を作り出して再度ゲバルを馬鹿にする筋肉の御方。

 『おいおい摘んだのはオマエだろうがよ』とブチャラティ的な突っ込みが頭を過ぎったり、それじゃあゲバルがハンケチを引っ張ればそれで終わりじゃねえかと思ったり、でもマサルさんとかジャガーさんとかだったらハンケチを引っ張られても気にせずにゲバルを殴り飛ばして『ふぅー、良い汗掻いた』的な笑顔を見せて終わるだろうなと考えたりしましたが、そんな事より親子喧嘩の為の武者修行に来た刃牙が目立たない事が気になりました。終わり。


11月3日(金) 最早『77輝輪の勇者』以外やる事が無い。

ゲーム:ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

 出しました、暴帝の物語・『ディオモード』。
 感想。別にモードじゃねえ。

 本編ですらデモの大半が紙芝居だったので、ポリゴンデモは全く期待していませんでしたが、まさか紙芝居まで無いとは思いませんでした。要するに、操作キャラが全部ディオの『EXTRA BATTLE』という感じ。どういう経緯でそのキャラと戦うのか、勝った結果どうなのか等は一切フォロー無し。やる事は『ステージ選択→バトル→リトライorメニューに戻る』だけ。じゃあ別に『EXTRA BATTLE』で良いじゃないですか。結構やり込まないと出て来ない割に、期待外れな内容だったのでがっかりしました。あれの何処が物語なのやら。

 それに対して、『77輝輪の勇者77 RING KNIGHTS』は存外に楽しかったです。
 使用キャラクタが、ある程度のアクションの揃ってるメンバーに限られている事も有ると思いますが(他モードで使う少年期のジョジョやディオ、浮かせ技の無い連中のつまらなさは異常)、わらわらと群がる雑魚連中を某無双張りにぶっ飛ばしていく爽快感は他のモードには無い楽しさが有りました。ゲームとしては、このモードが一番面白いです。

 そんなこんなで全部のモードが揃ったので、以下、前回書き切れなかった雑感。

  • 『ディオモード』の第2戦、ディオvsいじめっ子×2は、本編の水中ブラフォード戦以上の苦行。
  • 同時に殴れる程攻撃判定の広い技が殆ど無く、且つ向こうも前転(無敵)で移動しまくりやがる中、何とか隙をついて片方を殴っていると、もう片方にダウン攻撃を喰らい、起き上がって反撃を試みても、ダメージを受けなかった片方にダウン攻撃を喰らう、の繰り返し。交互にダウン攻撃を当てるパターン(=運)以外に勝ち目が見えて来ないソリューション。
  • Dante Must Die!なんか目じゃない高難易度――というか苛立つだけの調整に思わず苦笑。テストプレイを放棄したとしか思えないんですけど、どうなんでしょう。実は何か効率的な倒し方が有るんですかね。
  • 一方、『77輝輪の勇者』は前述の通りベネ。
  • 決め手に欠けるスピードワゴンとブラフォード、動きの遅いアダムスさんで若干苦労した物の、全般的には気持ち良くジョジョ無双でした。特に、波紋習得組よりも屍生人サイド。
  • 動きが速く攻撃判定の広いワンチェン、攻撃範囲と攻撃数の多いジャック、タックルだけで場を蹂躙出来るタルカス、攻撃力と攻撃範囲が高いドゥービー、コンボ性能にも広範囲攻撃にも長ける冷凍法ディオと、暴れる事を前提にしたキャラの揃い踏み。
  • 冷凍法ディオに至っては、ニーブラスト(浮かせ技)→無駄無駄→(吹っ飛ぶ前に)絶対零度LV1以上→無駄無駄、の黄金パターンが最強過ぎ。伝説の三騎士を一蹴出来るどころか、『77輝輪の勇者』スタートから終了までコンボを途切れる事無く進めるし。流石は人間を超越した男。
  • 幾ら何でもディオは強過ぎますが、これ位思い切った操作感を持ってる連中を使う方が、爽快感が有って良いです。本編序盤や、『EXTRA BATTLE』の一部は地味過ぎます。
  • タイマンの緊張感を出す為だとしても、CPUの体力が妙に高いので冗長になるだけですし。
  • 後、折角登場させた伝説の三騎士に余り出番が無かったのが寂しいところです。『EXTRA BATTLE』の1つで使えるだけではなく、『77輝輪の勇者』にも出せば良かったのに。
  • 因みに、1番使い易かったのは『イナズマの騎士アイクマン』でした。稲妻突き→電撃稲妻突き→稲妻突きだけでイける驚異の性能。キャラ的には腰振りダンスの素敵な『独眼のカイギネス』が好きでしたけど。
  • って言うか、77RINGをクリアした歴代の勇者達はブラフォード以外は皆タルカスの様な巨漢タイプ、と聞き及んでいたのに、皆ブラフォードタイプなのはこれ如何に。

 もし、第2部も作る事が有るならば、アクションパートの全般的な見直しが急務でしょうね。後、全デモのポリゴン化。


11月4日(土) ガイアーの顎はグレート巽並。

漫画:マーズ

 今、横山光輝作品が熱い(弊サイト的に)。

 先日も『バビル2世』を一気に読んだ事を書きましたが、今頃になって横山光輝先生の漫画に嵌っています。
 理由は至極簡単で、

1.チャンピオンREDで『ジャイアントロボ 地球が燃え尽きる日』が始まった
2.触発されて『ジャイアントロボ 地球が静止する日』を久しぶりに観て嵌り直した
3.前に嵌った時に手を出していた元ネタ探しツアーを再開した
4.元ネタその物も面白いのでそっちにも嵌った

 と、いうだけの話なんですけど。

 そういった訳で、先ずは今川版ジャイアントロボの骨子になっているバビル2世を先日読んだので、今回はロボット造形やBF団員の元ネタが多いマーズを読んだ次第で御座います。前振り終わり。

粗筋

 ある島で見付かった記憶喪失の少年は、実は地球人が宇宙侵略を始めそうなレベルまで進化したら、ガイアーというロボットと共に地球を破壊する使命を持った地球の監視者でした。
 地球の監視者は他にも6名居て、それぞれ『神体』と呼ばれるロボットを操れば国1つを消し飛ばす位は出来ますが、マーズとガイアーは地球その物を壊す事が出来る程強力です。
 地球の監視者達は、地球人は残忍で凶悪で危険なので、マーズにガイアーを使って地球を破壊しろと命令しますが、記憶を失っているマーズはそれに反対し、地球の監視者達と戦う事にします。しかし、マーズが死んでも神体を全て壊してしまっても、ガイアーは地球ごと爆発してしまうのでさあ大変。

感想

 自分の勝手な都合なんですが、10月さえ過ぎれば落ち着く筈だった仕事が、今現在全くこれっぽっちも落ち着かない所為で、僅か5冊のマーズを読み終わるのに4日位掛かったという経緯が有り、その分仕事の最中とかも『どう締め括るのか』を楽しみにしていたんですよ。『ダイの大冒険』的な『地上から去る』論を持ち出してくるのか、とか、監視者側に寝返って地球を破壊してしまうのか、とか。
 それが、ラスト5ページ位で突然その回答が出されたので驚きました。無論、そこに至るまでの話の流れはちゃんと有りましたけど、マーズ本人の結論の出しっぷりが余りにもキッパリしていると言うか何と言うか。

 元々横山先生の作風は、淡々と事務的に、しかし着実に読者の気を惹きながら話を進める物ですが、マーズではそれが一際強く出ていた感が有ります。静かにあの終局へと導かれ、そしてその終局も静かに語られるというこの感覚。
 下手すると『単に地味』になりかねない空気感をこう巧く描けるからこそ、天才なんでしょうね。

おまけ:今川版ジャイアントロボの元ネタリスト

  • ガイアー → オープニングに出てる光弾を出しまくる怪ロボ(BF団『六神体』の1つ)
  • 神体・ウラヌス → オープニングに出てる吹雪の怪ロボ
  • 神体・シン → イワンの怪ロボ・ウラエヌス
  • 神体・ラー → 大怪球フォーグラー
  • 地球の監視者の1人 → 十傑集の1人、激動たるカワラザキ
  • 地球の監視者の1人 → 十傑集の1人、衝撃のアルベルト
  • 地球の監視者の1人 → BF団エージェントの1人、オロシャのイワン
  • マーズ(腐)を診た医者 → 5人の博士の1人、ドクトル・トランボ

 余談ですが、これを原作にしたアニメ『六神合体ゴッドマーズ』は、その名の通り神体が合体して悪と戦う素敵アニメになっていたと聞きます。アニメ化に伴って設定が変わる、なんてのはよく有る話ですが、そこまで内容を変えるなら、無理に『マーズ』とか付けなくても良かったんじゃないかと思うんですけど、そういう物でも無いんですかねえ。


11月5日(日) カナーリ強ーい。

漫画:地球ナンバーV-7

 まだ横山光輝作品が熱い。

粗筋

 人口の増大した人類は、火星への移住を行い、それぞれ地球と火星とで共存していました。
 しかし、資源の底が尽き火星に頼って暮らす地球に対し、火星には豊富な資源の他に、超能力者が生まれるという特異な現象が起こっており、自分達が地球を支配するべきだ、という意見が出て来ます。地球としてはそれに黙っている訳にはいきませんが、もしも戦争をすれば両者が共に滅んでしまうのは目に見えています。
 そこで、地球は地球に住む超能力者・ディック牧に、地球在住の超能力者を火星人に見せ付けて、火星の暴走を食い止めようと考えましたが、ディック牧はそんなのに付き合うつもりは無くてさあ大変。

感想

 要するに『能力バトル漫画』です。
 1人1能力、という今の少年漫画ではお約束のルールの下、様々な能力者達が自分の能力を駆使して戦うという事を、1970年代からやっていた訳です。更に、『1人1能力』という常識の有る中で、『複数能力持ちが居る』というイレギュラールールまでしっかり完備。やあ、先駆けとは正にこの事だ。
 ただ、この漫画ではそのイレギュラーが主人公及びその親友、という圧倒的に『主人公有利』な状況だったりするんですけど、横山光輝作品で主人公が強いのはいつもの事なので気にしない、気にしない。

 内容としては、ディック牧のインチキっぷりを除けば、至極真っ当且つよく練られた能力バトルが繰り広げられていて、どういう能力をどう使うか、という超能力を主題にした漫画の醍醐味がしっかりと堪能出来ました。話の展開もそつが無く、いつも通りスルスルと次へ次へと読めます。
 ただ個人的に残念だったのが、この漫画のラスト、『異端の者に対する迫害』というテーマの答えが少しお座なりだったかな、という点ですね。あれ以外に締め様が無かったとは思いますが――例えば、どちらかの政府が突然超能力者を認める、という展開になればデウス・エクス・マキナにも程が有るし、かといって戦うという展開になれば破滅しか無いでしょうけど――あんな運に任せる的な行動に、人が付いてくる物なのか疑問が残ります。他に方法が無くても、あの方法は余りにも現実的では有りませんから。
 結局、『多数派が正義』というのが人の世の真理、という事なのかも知れません。現実でも、漫画でも。

おまけ:今川版ジャイアントロボの元ネタリスト

  • ディック牧 → 九大天王の1人、ディック牧
  • カナーリの牢獄 → 未公開エピソード『大作暗殺計画 カナーリの牢獄 編』

 ずっと『カリーナ』だと思っていたのに、『カナーリ』だったんですね。書いてみて初めて気付きました。と言うか、カリーナと一発で片仮名に変換できたので、何処かでカリーナと書いてしまったかも知れません。探すのが面倒なので探しませんけど。カリーナ・アンの時かも知れないし。
 して、カナーリの語感はやっぱり『かなり』?『カナーリの連中を使え』とか、そういう意味ですか、横山先生。


11月6日(月) やっぱり殺し放題の忠長。

漫画:闇の土鬼

 まだまだ横山光輝作品が熱い。

粗筋

 シグルイで大人気の我らが駿河大納言・徳川忠長が健在の時代、ある怪僧が、百姓が間引きの為に赤子を土に埋め、クワによる攻撃を加えているのを発見し、その赤子を引き取る事にしました。
 実はその怪僧・大谷主水は、家康の時代に作られた暗殺組織・血風党に所属していた凄腕の武芸者でしたが、時代の移り変わりと共にただの殺人大好き集団になった血風党を抜け、逃亡中の身だったのです。彼は、引き取った赤子を土鬼と名付け、血風党の誇る裏の武芸を教え育てました。しかしある時、土鬼が子供を救う為に裏の武芸を衆目の場で使ってしまった為、大谷主水の居場所が血風党にばれて殺されてしまいます。
 育ての親・大谷主水の復讐の為に土鬼は旅に出ましたが、土鬼には間引きされかけた時の後遺症で、片腕が不定期に痺れるという持病が有ってさあ大変。

感想

 単純な復讐譚かと思いきや、実は時代の流れに翻弄される暗殺組織の在り方や、『裏の武芸』もテーマだったりするお話。

 やはり横山光輝作品なので派手さは有りませんけど、七節棍を初めとした武器の扱い方や、霞つぶて等の技の渋さ、段階を踏んで成長していく主人公の姿や、素敵サディスト将軍・徳川忠長や柳生十兵衛等の実在する人物を絡めてのストーリー展開等々、数有る横山光輝作品の中でも屈指の名作だと思います。
 特に、復讐を望んだ土鬼と、返り討ちを予定していた血風党の総帥・無明斎が、共に『裏の武芸の完成』という1つの目的を見出すという流れが熱過ぎます。最後の土鬼vs十兵衛の行なんか、展開として熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜです。全く以て土鬼も無明斎も生き様が格好良過ぎる。

 本当に今更何を、という話ですが、この『闇の土鬼』はかなり強烈にツボに入りました。何でこの歳になるまで手に取らなかったのやら。
 という事で、今年読んだ漫画のベストに決定。

おまけ:今川版ジャイアントロボの元ネタリスト

  • 土鬼 → 十傑集の1人、直系の怒鬼
  • 血風党 → 怒鬼の私兵集団、血風連
  • 無明斎 → 九大天王の1人、無明・幻妖斎

 ところで、土鬼の持病と、ペット(?)の稲妻が途中から全く出て来なくなったんですけど、どうなったんでしょう。持病は克服したとして、稲妻は行方不明?


11月7日(火) バビル2世は面白いです。バビル2世は。

漫画:その名は101ワンゼロワン

 もう一寸だけ横山光輝作品が熱い。

粗筋

 『バビル2世』にて、バビル2世がヨミを倒して数年後が舞台。
 バビル2世は、自分の血を他人に輸血すると、怪我や病気を治す力が有る事を知り、血の提供を行っていましたが、実はその血には『超能力や超常の力を付加する』効果が有り、CIAはバビル2世を騙して超能力者を作る実験をしていました。
 それを知ったバビル2世は、自分の血が原因で生まれた超能力者達を斃す決心をしますが、3つのしもべは封印された彼には仲間がおらずさあ大変。

感想

 諸々の事情で、『バビル2世』の最終巻とは別に描かれたバビル2世の最終章。ヨミとの北極での最終決戦は無かった事になっていて、ビールス編でヨミと決着がついたもの、という設定になっています。
 大きな特徴はバベルの塔も3つのしもべも五十嵐局長達も出て来ない点と、バビル2世の内面描写等が増えている点。そのお陰で、大分『バビル2世』とは作風が違う様に感じられます。
 感想は、一言で言えば『普通』。単にバビル2世が1人で頑張ってるだけですし、ヨミの絡ませ方も取って付けた様な感じでしたし、正直『バビル2世』の蛇足的な内容だとしか思えませんでした。最後の最後まで宿敵不在という点も、今一感に拍車を掛けていたのかも知れません。
 そんな訳で、個人的な評価は余り高く有りません。やはり完結した作品に対し、続編を作るというのは難しい物なのだな、と実感しました。

おまけ:今川版ジャイアントロボの元ネタリスト

バビル2世編

  • バビル2世 → BF団首領、少年王・ビッグファイア
  • 3つのしもべ(ロデム、ロプロス、ポセイドン) → 3つの護衛団(アキレス、ガルーダ、ネプチューン)
  • バベルの塔 → バベルの塔(BF団本拠地)
  • ヨミ → 国際警察機構最高責任者、黄帝・ライセ
  • 五十嵐局長 → 九大天王の1人、静かなる中条
  • 陳 → 十傑集の1人、眩惑のセルバンテス
  • ダック → 草間博士
  • バラン → BF団の人造人間、バラン
  • シムレ → 5人の博士の1人、シムレ教授
  • ダンカン → 5人の博士の1人、Dr.ダンカン
  • ビールス編のヨミの部下 → 十傑集の1人、素晴らしきヒィッツカラルド
  • V号 → 『地球が燃え尽きる日』のグレタ・ガルポ、マリア・カラス、マレーネ・ディートリッヒ

その名は101編

  • 王 銀鈴 → 銀鈴
  • ドミノ → 未公開エピソード『ドミノ作戦 編』

 『バビル2世』における善悪を敢えて逆にしているのが面白いですよね。今川監督の事だから、この逆転現象にも意味を持たせていそうですし。
 何れにせよ、その全容が語られる日が来るのは当分先になりそうですけど(『先』ならまだ良い)。

 大真面目にどうだって良い話ですが――大真面目だけどどうでも良い、か。フフ、我ながら奇妙な事を言う…!――『バビル2世』で、謎の飛行物体に対してヨミが口にした『むむっ そうだとするといよいよロプロスくさいな』という台詞が、最近やたらと気に入っています。『ロプロスくさいな』って、あのヨミが言う台詞とは全く思えませんよね。

 これに近い面白さを有している台詞は、『北斗の拳』でレイがアミバに対して言った『北斗神拳の正統伝承者をおまえごときのニセ神拳で本当に倒せるものか!!』が有るんですけど(その『ニセ神拳』て略し方はどうなんだ)、悪の親玉であるヨミ様が言っている、という点で『ロプロスくさい』の方が面白さが上です。何だってそんなに俗っぽいんですか、ヨミ様。


11月8日(水) 旧が見当たらない。

漫画:新・仮面の忍者赤影

 横山光輝作品が熱いシリーズ、一先ずこれにて終了。

粗筋

 戦国時代、各地で起こる農民の一揆の裏には、金目教という宗教が見え隠れしていました。
 事態を重く見た織田信長は、豊臣秀吉を通して調査及び討伐を影の一族に依頼。時同じくして影の一族の頭領となった源之助は、頭領の証である赤い仮面をつけ赤影と名乗り、白影、青影と共に調査を開始しましたが、金目教は甲賀の忍者軍団・霞谷衆だったからさあ大変。

感想

 横山先生お得意の忍者物の1つ。
 得意としているだけあって、忍術を使っての騙し合いや駆け引き等は絶妙で、この能力の使い方の巧さが先日の『V-7』や『バビル2世』といった超能力漫画の骨格となっていったのだろうな、と思わされます。

 この作品も有名なので、取り立てて今更書く様な事は余り無いんですけど、この作品には他の横山作品には見られないユーモアが鏤められているのが気になりました。コミカルに表情を変える青影然り、青影と白影の漫才めいたやり取り然り、赤影vsかげろう霞丸の前哨戦然り。中でも霞丸戦の『小さい分身を気にしてると手裏剣が飛んで来て困るから小さい分身を無視してみる赤影』の行が、地味に面白いです。小さい分身の攻撃の痛がりっぷりとか、その後のキレっぷりとか。
 そんな面白さも有した作品なだけに、やけにあっさりとした、それでいてご都合主義全開な終わり方が残念でした。確かに手裏剣も矢も幻術も効かないなんて設定の大蛇が赤影についた時点でパワーバランスが崩壊したも同然ですが、それでも甲賀の忍群も結構残っていた訳ですから、それなりの忍者対決は出来たのではないでしょうか。何も全部大蛇でごり押ししなくても。

 因みに、そんな無茶苦茶な大蛇は出て来ますが、特撮版の様な宇宙人だの怪獣だのは出ません。念の為。

おまけ:今川版ジャイアントロボの元ネタリスト

  • 赤影 → 十傑集の1人、マスク・ザ・レッド
  • 幻妖斎 → 九大天王の1人、無明・幻妖斎
  • 金目像 → マスク・ザ・レッドの操るビッグゴールド

 手元にはまだ『伊賀の影丸』と『水滸伝』が手付かずで有るんですが、それらは『鉄人28号』が揃った頃にでも、また横山光輝作品が熱い!とか言ってやる予定です。多分。


11月9日(木) 血か、やっぱり血を持ち出すのか。

今週の範馬刃牙:第46話 ジルベルトスタイル

 やっとまともな事を口にしたと思ったら、ニックカラルドを抱き枕にする蛮行に出る主人公。

「いいのかな…」
「彼氏は闘ったままなのに…」
「彼女は男に寝取られている」
「かけがえのない二人の関係なかを引き裂く悪魔ッッ」

「やっ やったッ!!」
「さすが刃牙!」
「おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!」

 もう『範馬刃牙』からバキに入った人から見ると、バキという漫画は格闘が主題のギャグ漫画としか見えないんじゃあないかと思う様な展開が続く最近の範馬刃牙です(文法エラー)。
 例えば今週の展開にしても、弊サイトとしては『誰もが冗談で予想していたネタを真顔でやりやがるから困る』という意見が先んじる訳ですが、ギャグ漫画として見ている人からすれば『やっぱりこう来た!』と腹を抱えて笑う訳ですよね。だってギャグ漫画だったらこうあって然るべき展開ですし。あんなに弄り易い素材が有って、それを放っておくのは芸人根性に欠けるとでも言うか。でも、これはギャグ漫画じゃあ無いし、板垣先生は芸人じゃあ無いので。

 これで来週怒り狂った筋肉の御方が純をジャガッタして、そのまま刃牙との勝負に入れば嬉しいんですけど、それはそれでギャグ漫画ですね。これ、どう収める気なんでしょう。

今週の鉄鍋のジャン!R 頂上作戦:第1醤 地獄からの帰還

 カカカカカカカカーッッ。
 いつも通りチャンピオンを立ち読みしようとしたら、鉄鍋のジャンが復活してて笑いました。何このテロリズム。

 しかも初っ端からジャン節全開と言うか、全く全然何も変わっていないと言うか、色んな意味で駄目まってて最高ですよね。あからさまにエリザベート・バートリを元ネタにしたキャラ出してやがったり。犬すら普通に調理したこの料理漫画にエリザベートを出すという行為の意味するところを考えると、軽い戦慄すら覚えます。やあ、変わらないという事は良い事だ。

 ジャイアントロボと言いこれと言い、最近の秋田書店は一体どうしたんでしょう。何か一寸した局所事象変異でも起きているんでしょうか。余りにも一定方向に特化したベクトルに向かっているのである意味心配です。


11月10日(金) 計算すれば良いじゃない。

小話

「お菓子で、ポテトチップスとか煎餅とか有るじゃないですか」
「有りますね」
「あれらの袋には栄養素が書いていますよね。エネルギーとか、たんぱく質とか」
「書いていますね」
「あれって、たまに『100gあたり』とか書いてるのが有るんですけど、あれの意味が分からないんですよ。こっちは袋で買ってるんだから、100gどうこうなんて知った事じゃ無くて、1袋あたりどうなってるのか書けよ、と」
「ああ、そう…」


11月11日(土) どーん!。

漫画:『魔人探偵脳噛ネウロドラマCD

 普段はドラマCDなんて聴く事は無いんですけど、DCSの開祖・至郎田正影が出演しているとの事で聴きました。
 感想。ちゃんとネウロでした。70/100点。

 最初に書いておくと、声優さんには詳しくないので『概ね違和感無し』という印象以外には、声がどうのこうのという話題は書くつもりは有りません。ネウロ役の子安武人氏位は知っていますけどね。あれでしょ、ルーク・バレンタイン。若しくは『太陽の法』の神様(通称:子安スペシャル)。

 さておき、内容についてですが、まぁいつも通りネウロでした。当たり前ですが、絵が無い変わりに声の出るネウロ。
 ただ、この当たり前の事を当たり前にこなすのって偉く難しい事だと思うんですよ。だって漫画とCDという、明らかに種が異なる媒介で同じ物を表現しなければいけない訳ですからね。それをサックリとこなしているのは評価に値すると思います。
 何と言うか、一々細かいところで巧いんですよね。トリックにしても、娯楽漫画然とした大雑把な物で有りながら、しっかりとCDという媒体を活かした物にしていたりだとか、某MMR的な『な、なんだって〜!』の小ネタを入れる余裕が有ったりだとか。この手の脚本に作り馴れた人が手懸けたんですかね。

 因みに、皆の大好きな至郎田シェフが作っていたのは、見た目も味も香りも普通だけど、不思議と癖になる『ドーピング・ホワイト・シチュー』でした。どーん!服役中にドーピングて。どーん!


11月12日(日) 新人歓迎会に是非。

漫画:ジョジョの奇妙な冒険

 ア、アバ茶が我が家に!

アバ茶。

 一瞬我が目を疑ってしまった余りにも余りな偶然。
 プッチ神父が求める『偶然』とは…この事なのかッッ!?(A.違う)


11月13日(月) 大人猫の素っ気ない態度は飽きなのか達観なのか。

独り言

 オンラインでもオフラインでも、『PS3買った?』が挨拶の様に彼方此方で聞こえる訳ですが、弊サイトは前々から書いている通り『現時点では興味無し』のスタンスを維持しておりますので、購入はしていません。仮に興味が有ったとして、それが並ばないと買えない代物だと言うのならば、買いはしないでしょう。それは、欲しい欲しいと書いて来た『Wii』も同様です。
 欲しいには欲しいんですけどね、並んでまで手に入れるべき物か、と問われると答えは『NO』です。買えば楽しめる事も、手に入れれば嵌る事も分かるんですけど、目先の『並ぶ時間と手間』が惜しくて仕方ないんですよ。『無くても困らない』セオリーが働いている事も有るんでしょうが、単に面倒なんですよね。

 学生の時分はゲームの為ならば平気で並んだ物ですが――何でしょうね、陳腐な言い方をすると『情熱が無くなった』とでも言うんでしょうか。
 そんな物臭な考えをする己を鑑みながら、ふと考える事が有ります。よく目(耳)にする『若い頃程の情熱は無い』とか『あの頃は熱かった』といった現象は、老化がもたらす事なのか、成長がもたらす事なのか、と。
 と言う事で、今日の独り言の本題は『PS3』でも『Wii』でも無く、こっち。

 俗に言う『情熱が無くなる』という現象は、『飽き』とは似て非なる物だと考えています。
 先ず『飽き』という感情は、予め本能に擦り込まれた生物としての当然の現象なんだと思うんですよ。だから、対象が食べ物であれ玩具であれ異性であれ、赤ちゃんでも大人でも飽きるという症状は必ず発生する。年齢も経験も関係無い訳です。
 それに対して『情熱が無くなる』のはどうかと言うと、普通、子供には起きない現象なんですよね。それを口にする人や、そういう状態にある人は必ずと言って良い程そこそこの年齢に達している人です。
 無論、『情熱』という概念を子供が理解していないだけ、という事も有りますが、子供は触る物全てが新鮮で、全てに無限の可能性を感じるのに対し、大人は触る物の殆どに対して『己の経験から導き出される』限界を見出してしまう習性が有ります。どんなに新鮮な物が眼前に有っても、ある程度の当たりをつけてしまう訳ですね。それはある種の達観とも言えます。

 では、その種の達観に辿り着いた理由は何処に有るのか。それで何時も悩むのです。
 成長の過程で、様々な壁にぶつかったり、現実を知ったりする事で『物事の限界』を知り、それ故に子供の様に『可能性』を信じる事が出来なくなるのか、それとも肉体がある一定のレベルに達すると後は緩やかに老いていく様に、経験とは全く関係無く、物事に興味を抱かなくなる物なのか。
 これは結構重要な違いなんじゃあないかと思うんですよ。
 何がどう重要なのかははっきりと分からないですし、別にこの話にオチとかは無いんですけど。


11月14日(火) ららららららららー。

アニメ:ギャグマンガ日和2

 『終わってから改めて感想を書く』とか書いて1ヶ月近く放置しちゃってましたね。
 終わったので改めて感想を書きます。
 感想。前程じゃあ無いけど、面白い。

 相変わらず、5分間という短い時間にネタと気合いと役者魂が詰め込めるだけ詰め込まれていて、テンポの良さもノリも勢いも破壊力も健在でした。ではその上で何が『前程じゃあ無い』かと言うと、これはもう好みとか私感の問題で、単純に『面白ッ!』と思うネタが前作の方が多かった、というだけの話です。後、若干動画等のクオリティが前作より低い様な…気がしたり、プレスコで撮った台詞の繋ぎ合わせの勢い強過ぎる様な…気がしたり。気がしてばっかりでアレですが。

 それでも、『来ないよ!家庭教師』や『ソードマスターヤマト』辺りは相当面白かったです。特に前も書いた様に『ソードマスターヤマト』の原作を越える端折りっぷりにはかなり笑いました。あんなの録画して一時停止でもしないと何が起きてるんだか分からないじゃないですか。もうやってられないんだぜ!

 因みに、DVD上巻の初回限定版にはクマ吉君の座布団が付くそうです。変態という名の紳士にはお奨めなんだぜ。


11月15日(水) 『戦国忍法秘録』なんて始まったばかりなのに。

独り言

 『ゲッターロボ』とか『魔界転生』とか『魔獣戦線』でお馴染みの漫画家・石川賢先生が本日お亡くなりに。
 最初に訃報を見たのが某サイトの掲示板でだったので、一寸したネタかと思っていたのですが、その後に本当の事だと分かった時には少し驚きました。
 漫画を読んだだけで勝手なイメージを抱くのはどうかと思うんですけど、石川先生が亡くなるなんて全く想像出来なかったんですよね。何せ、大宇宙と同化から成る方じゃないですか、石川先生(漫画を読んだだけの勝手なイメージ)。仮に誰かに討たれたとしても、『魔界転生により地獄より推参』とか言って蘇って来そうと言うか。大体、連載中のどうするんですか。
 本当につくづく、惜しい人を亡くしたものです。

石川先生を知らない人に捧げる10の言葉

  1. ムオ!
  2. くわ!
  3. グワオ
  4. グオオオオオ
  5. ぎゃああああ
  6. バオオオオオ
  7. ギギギ
  8. この宇宙には巨大なエネルギーがあるのを信じるか
  9. 答えが出るとしても永劫の時を待たねばならん
  10. 俺達の戦いはこれからだ!

 ご冥福をお祈り申し上げます。


11月16日(木) 今週のアレでまたカーナビが70mズレますね。

今週の範馬刃牙:第47話 破壊

 タイトルからして凄惨な終局を予想させられた今週。
 覚悟して読み始めたにも関わらず、不覚にも1ページ目からして笑ってしまいました。『なにやっとんじぁアアアアアアアッ』って、貴方こそ何をやっているんですか。と思ったら、ニックカラルドも同じ事言ってるし。

 いや、先週にしろ今週にしろ、圧倒的なボケに対する的確な突っ込みが行われているのは嬉しい限りなんですけど、分かってるなら最初からするなよ、と言いたい。筋肉の御方でもゲバルでも無く、板垣先生が。
 カマキリバトルを勇次郎にあっさり『実物の仔犬にも劣る』と切って捨てさせたり、ゲバルのパフォーマンスを『演出に過ぎない』とマウスに言わせたり、読者が思ってる事をきちんとキャラに代弁させているのは良いんですけど、この『茶番→突っ込み→本番』のパターンはもう良いんじゃあないでしょうか。アライJr.の時にもう十分見ましたから、そのパターン。

 結局、今回のゲバルにしたってアライJr.の時とほぼ一緒ですよね。よく分からないまま、取り敢えず色んな角度からの強さ(?)を描写するだけ描写して、それで飽きたらぶん投げるみたいな。
 此処まで綺麗にぶん投げられると、それはそれで面白いんですけど、やっぱりこの面白いはギャグ漫画としての面白いなので、この次に控えているであろう刃牙vs筋肉の御方で、挽回して欲しいものです。
 ゲバル?もう板垣先生の眼中に無いでしょう、きっと。


11月17日(金) しかし歳取らないな、この神様は。

独り言

 @JOJO記事で知りました、『ジョジョ体操 with 荒木先生』。
 感想。凄ぇ。

 @JOJOでも書かれていましたが、『荒木先生が祝賀パーティでジョジョ立ちを披露』と文字で書けば単にそれだけの事ですけど、そんな単純な話では無いのです。我(々)の様な信者に言わせてしまえば、『神が降臨して奇跡を起こした』様な話なのです。様な話、と言うか、それ以外の何物でも無いのです。世が世だったら聖書の一節に書かれる様な事象なのですよ。分かりますか?分かりませんか、そうですか。


11月18日(土) 光のあれは超バシュタール現象とでも名付けようか。

今月のバキ外伝 疵顔スカーフェイス:第nnn撃 タイトル

 まさかまさかのマスター国松登場。
 迷走状態にあった死刑囚編に登場するなり、その圧倒的な存在感で我(々)を大いに盛り上げてくれながらも、『国松が柳及び技を語る→柳が技を放つ→(セックスして強まった)刃牙があっさりそれを破る→国松が柳及び技を語る→(繰り返し)』というアホみたいな展開の中でフィードアウトしていった、あのマスター国松がまさか外伝に出て来るなんて!(説明的文章)

 個人的には彼の再登場を非常に喜ばしく思っています。
 前述の通り、バキに登場した時におけつ彼の人間力描写というのはかなりの物で、数週間しか出ていない且つ戦闘も行っていないにも関わらず、かなりの存在感が有ったんですよね。所謂『板垣漫画的な魅力』に恵まれていたという感じで。
 それ故に、彼の出番があっさりとした物だった事を残念に思っていたので、この再登場は嬉しくて仕方有りません。尤も、今回も現場に居る訳では無いので、解説だけして終わってしまう可能性も高いんですけど。

今月のジャイアントロボ:第3話 誕生編3・戦え!ジャイアントロボ

 もう眩惑オチでも良いんで、と言うか眩惑オチにして下さい。と、願わずにはいられない狂気的な急展開に、我が目を疑った今月のジャイアントロボ。
 九大天王含め、OVA版における国際警察機構の重要メンバーがあっさり退場って何事ですか。これで事実上、国際警察連盟壊滅じゃあないですか。もうライセ位しか残ってないじゃあないですか。何ですか、このBF団完全勝利へのシナリオ。面白過ぎるじゃないか。

 さておき、漫画版のジャイアントロボの表情変化の豊富さにも驚きました。口は開くし、目付きも変わるし、殴られるとちゃんと口からオイル(らしき液体)を吐き出しますし。草間博士は一体何がやりたかったのやら。


11月19日(日) 満喫。

独り言

 今日から、大阪と名古屋に出張に行って来ます。
 余談ですが、今回は毎度の『数日前に突然出張命令』パターンでは無く、1ヶ月前から予告された上での出張です。やはり前以て言って頂いていると、準備が楽で助かります、精神的にも。

仕事:大阪出張1日目

 今日から出張と言っても、実際行う業務は明日からで今日は単純な移動日でした。詰まり、大阪満喫し放題という訳です。
 そこで、このしょーは考えたッッ。大阪と言えば何か、と!
 結論。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの入り口のアレ。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 行って参りましたよ、USJことユニバーサル・スタジオ・ジャパン
 大阪に着き、ホテルに荷物を置いてから、同僚や上司達と直行しました。

ジョーズ(クリスマス仕様)

OZの皆様。

17時30分から点灯のクリスマスツリー。

USJのゲート。

 滞在時間は14時から20時頃までの約6時間。
 空模様が芳しくなく、時折強い雨が降ったりしましたが、その影響か人がそれ程多く無く、『バック・トゥ・ザ・フューチャー:ザ・ライド』、『バックドラフト』、『ジュラシック・パーク:ザ・ライド』、『スパイダーマン:ザ・ライド』、『ターミネーター 2:3-D』といったアトラクションを楽しむ事が出来ました。

 何故かどのアトラクションでも水や水滴を掛けられたのがアレでしたけど、どのアトラクションも『ただ今○○分待ち』と書かれている待ち時間の半分以下の待ちで済んだ為、非常に好感が持てました。15分待ちと書かれて30分待たされると苛々としますが、90分待ちと書かれて30分で済むと物凄く得した気分になる物ですね。

 心残りは、雨が強いタイミングに当たった所為で、デロリアンを撮る事が出来なかった事です。もしも次に行く事が有るならば、押さえておきたいです。 

飲酒メモ

 出張には付きもので。
 宿泊客は1割引というホテルの飲み屋で飲みました。

本日の理由:出張に来て飲まない訳が無い。
本日の面々:S部長代理、Iサブチーフ、K田氏、M女史
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×1 (許容量)

 折角の大阪なので、どて煮とたこ焼きを食べました(ありがち)。


11月20日(月) それとも普通に朝から食すのか。

出張:大阪2日目

 昨晩飲んだ店で朝のバイキングが行われたのですが、バイキングの最後に普通に昨晩食べたたこ焼きが並んでいて軽くショックを受けました。

  • 6個で600円だったのに、何で(宿泊客)無料のバイキングに並んでやがる!
  • って言うか、朝からたこ焼きて。

 旅行等で利用する宿泊客が大半を占める様なホテルだったので、恐らく『他県の人が抱く大阪のイメージ』を敢えて出したんだろうなあ、と思ったり思わなかったり。
 それでも、流石にお好み焼きや鍋料理の類は有りませんでした。

飲酒メモ

 出張ですから。

本日の理由:出張に来て飲まない訳が無い。
本日の面々:H水部長、S部長代理、Iサブチーフ、K田氏、M女史、その他関西のスタッフさん達8名位
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×3 (許容量)

 牡蠣フライの美味しい店でしたが、大阪には別に関係無いなと思いました。


11月21日(火) 白味噌なら良いという事でも無く。

独り言

 今日でこのサイトを開設して7周年で御座います。
 これからも変わらずやっていく予定ですので、今後とも宜しくお願い致します。

出張:大阪3日目、名古屋1日目

 この季節の所為か、ホテルの空調の所為か、S部長代理とパートナー会社のM藤氏が、揃って鼻血を出す麗らかな朝。何事ですか、そのシンクロニシティ。

 ところで、今日は新大阪から名古屋に向かわねばならなかったのですが、新大阪に向かう前の大阪駅の構内で30分位迷子になったり、やっとホームについたと思ったら人身事故でJRが止まってて歩く事も出来ない程混雑していたりという散々な目に遭いました。大阪駅――というか、あの辺は複雑過ぎると思いませんか。思いませんか、そうですか。

飲酒メモ

 ホテルの近くに、『世界の山ちゃん』という名の有名な店が有るらしい、というM女史の情報に従って行って来ました。要するに飲み屋ですけど。

本日の理由:出張に来て飲まない訳が無い。
本日の面々:H水部長、S部長代理、Iサブチーフ、K田氏、M女史
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×2 (許容量)

 この店で、手羽先、海老ふりゃー、みそカツ、どて煮と所謂名古屋的な物を大体食べる事が出来ました。どて煮は大阪でも食べましたけど。
 他に『赤味噌ラガー』なる、名称に一寸した危険性を感じるビールも有ったのですが、その一寸した危険性を危惧して結局誰も飲めず終いでした。いや、だって、赤味噌って。


11月22日(水) 今時あからさま過ぎ。

出張:名古屋2日目

 パートナー会社のS木氏(172、3cm、大柄)とM藤氏(180cm、筋肉質)から、集合場所に来る途中に『セルシオに乗った不良に絡まれた』と、朝から愉快な土産話を提供されました。
 曰く『普通に鞄引いて歩道を歩いていただけなのに、車道に止まっていたセルシオから突然怒声が聞こえて来て、何が起こったのか周囲を見渡していたら「お前等だよ、お前等!何無視してんだコラ!」と言われたから、そのまま無視して来た』との事。

「いやあ、突然でしたからねえ。何もしてないのに」
「本当に何もしてないんですか?セルシオに魅入ったとか」
「いいえ。本当に何もしてないですよ。朝日が眩しくて目を細めてた位で」
「ああ、それだ」

飲酒メモ

 ホテルの近くに、『風来坊』という名の有名な店が有るらしい、というM女史の情報に従って行って来ました。要するに飲み屋ですけど。

本日の理由:出張に来て飲まない訳が無い。
本日の面々:S部長代理、Iサブチーフ、K田氏、M女史
本日の飲酒:レモンサワー×1 (許容量)

 昨晩に手羽先を結構食べた事も有って、席に着くなり店員のおばちゃんに勧められた『ビール5人前と手羽先5人前で決まり?』を断って、手羽先を3人前だけ頼んだのですが、それに余程問題が有ったらしく、以降店員さんに冷たくされるという仕打ちを喰らいました。未だ飲んでる最中にお茶を出されたり。何て恐ろしい店だ。


11月23日(木) そしてまたカーナビが70mズレる。

出張:名古屋3日目

 今日は移動日。と言う事で、中部国際空港セントレアで色々と土産を買ったり物見遊山をしたりして、まったりと帰って来ました。
 飲食代やら土産やらで散財してしまいましたが、交通費や宿泊費は会社持ちですし、結構楽しんで来た、というのが総合的な感想です。最近は延々会社に閉じ込められていましたし、良い息抜きになりました。

今週の範馬刃牙:第48話 暴風

 素晴らしきニックカラルドは、柔らかくって暖かくってスッゲェいい香り。
 と、刃牙少年が語っていましたが、彼の嗅覚は信用しても良いのか微妙なのが玉に瑕。

 それは兎も角、復活しやがりましたね、純・ゲバル。
 アライJr.の時とは違うという事なんでしょう。これはこれで良いんですけど、『遂に刃牙vsオリバか』と盛り上がって来たところだったので、これはこれで邪魔と言うか、一寸鬱陶しく感じたのも事実だったり。『怖気づいたのかな…?ン?』とかは、もうウザさの頂点。
 それと、結局ゲバルのスイッチが血化粧だと言うならば、あの『勇気の壷』も要らなかった様に思うんですが、どうなんでしょうね。


11月24日(金) 本当に一々ド迫力。

今月のSTEEL BALL RUN:#20 黄金の回転へ!

 『LESSON4』…敬意を払え。

 普通に部族内でも『砂男』と書いて『サンドマン』とルビが振られていた様な気がする――というか、間違い無く砂男でサンドマンだったんですけどそれはもう『ああ、そんなのあったね(笑)』で済ませる事にして、今回も絵・構図・間の何れもが神懸かっていましたね。
 2人の対峙から決着までの流れの格好良さと美しさと来たら、並大抵の漫画家に辿り着ける境地じゃあ有りません。流石にリンゴォやブラックモアに見られた熱さには欠けましたが、それでも動の躍動感も静の緊迫感も相当に素晴らしかったです。

 話の上では、ヒガシカタの生存にホッとする反面、すっぱりとサンドマンを切って捨てる潔さに少々複雑な気分です。この調子で行くと、ポコロコも悲惨な事になるんじゃないかという気が。
 尤も、ポコロコは『幸運』がウリのキャラですし、ジャイロやジョニィ達がそれぞれ『優勝以外の勝利』を手に入れる中、どさくさに紛れて『優勝』を手にする、という幸運展開になる可能性も有りますけど。


11月25日(土) サイトーvs少佐のオケ曲は必須でしょうに。

音楽:攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society オリジナル・サウンド・トラック

 先のS.S.S.のサントラ。
 OP曲の『player』とED曲の『date of rebirth』、そして聖庶民救済センター突入時のBGM『replica』を主目的、それと今まで未収録だったBGMの収録を2番目の目的として入手。
 結果。後者の目的は果たせませんでしたが、主目的には満足。

 ええ、確かに主目的には満足です。
 が、個人的に欲しかった未収録曲が入っていないという仕様には少なからずショックを受けました。確かに今まで未収録だった曲は何曲か入っていましたけど、その何れもが目的とはしていなかった曲なのです。これがショックで無いなら、何がショックか。変異アルタードショック?(ショック違い)
 という訳で、このO.S.T.には満足しておりますが、更なるO.S.T.を望みます。未収録曲の為に。次の次の未収録の為に。


11月26日(日) 実験の楽しさは実用性とは別問題。

独り言

 先日の出張の際に、USJで購入したターミネータークマをクマ好きのY女史(未だ埼玉出張中)に送りつけてみたところ、下記の様なリアクションが戻って来ました。

(省略)
でもこのターミネーターは全く私を護る気配もスカイネットに連れてく気配もないんだけど、壊れてる?

 『そもそも護られる様な状況なのか』とか『スカイネットに連れて行かれたら破壊工作手伝うのか』とか、色々思うところは有る訳ですが、きっちりとターミネーターネタで返されたので、何か負けた様な気分です。やりよる喃。

独り言 Part.2

 PS3でWindowsXPが動くファクト

 発売以来――ゲーム機としてはどうか分かりませんが――機器の仕様その物について高く評価されているPS3ですが、Linuxをインストールした上でWindowsXPをエミュレートするという強引な事が出来るみたいで、システム的な仕様も面白い事になっている様です。
 そもそも、システムメニューに『他のシステムをインストールする』なんて項目が有るらしいですからね、強ち『PS3はゲーム機では無い』と言っていたSCEの発言も嘘では無かったのかも知れません。だとすると、販売戦略に問題が有ったという事なんでしょうけど、それはEUにはどちらでも良い話なので捨て置く事にして。

 動画を観る限りでは、(当然の事ながら)かなり動きが遅い様で『一応は動く』としか言えないレベルでしたけど、これはQEMUが使えるという実証になる訳で、夢はかなり広がりますよね。メモリが256とか、そういう問題も捨て置く事にすれば。


11月27日(月) こころの目で見る ブラボー、おお…ブラボーDS。

ゲーム:こころに染みる 毛筆で書く 相田みつをDS

 DSもう何でも有りですね。

 このタイトルを見て、前述の一言を言いたくなるのは、単に相田みつを氏の良さが分からないからなのか、筆文字を書く事に趣を置くなら別に相田みつを氏じゃなくても良いじゃないと思うからなのか、何れにせよDSはゲーム機の需要と供給の間口をやたら広げたのだなあと再認識しました。
 何せ『相田みつをDS』ですよ。別に『The 毛筆』でも良いのに、わざわざ相田みつをDS。だってDSだもの、とでも言いたいのか(言い掛かり)。

 此処で始まる妄想タイム。

  • こころに響く ジャイアンの歌DS (音量調整不可)
  • こころを盗む カリオストロの城DS (ベタ)
  • こころを鬼にする キャプテン・ブラボーDS (任務の為なら部下殺し)
  • こころを解き放て 救世主DS (The problem is Choice.)
  • こころが震える 波紋法DS (燃え尽きるほどヒート)
  • こころで理解する 暗殺チームDS (「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!)

 DSはもう何でも有りですね。 


11月28日(火) 1年越しの回答を。

小話

 承前

「英語ではプレイする人の事をプレイヤーと言いますね」
「うん」
「という事は、放置プレイをする人は放置プレイヤーで間違いが有りませんね」
「無いね」
「しかし此処で疑問が生じる。果たして、放置する側がプレイヤーなのか、放置された側がプレイヤーなのか」
「それは、放置した方がプレイヤーですよ」
「じゃあ放置された側の呼び名は?」
「M」


11月29日(水) また散財の種。

不具合メモ:チップセットファン

 承前

 突然CPUファンが轟音を発する様になったので、職場の先輩に頂いたファンと取り替えた、なんて事をやって1ヶ月も経ってない内に、今度はチップセットのファンが唸りを上げる様になって怒り心頭、怒髪天を衝く。
 季節も季節なので、普通に外して放置する事にしました。

当時はAGP8xが主流だったなあ。
外したファン。

 いい加減この自作機も組んで随分立つので、そろそろガタが来ている可能性は否ませんね。
 となると、『Vistaが落ち着きを見せた辺りで組み直す』というのは、激しい喜びも深い絶望も要らない平穏なPCライフには必要不可欠なのかも知れません。誠に遺憾ながら。


11月30日(木) そして運転手扱いの大統領。

今週の範馬刃牙:第49話 鉄

 やっと始まった筋肉の王様vs海賊大統領の真剣勝負。
 最初からこの展開だったら満足だったのに、前哨戦のハンケチ対決の所為で微妙に納得出来ない気分です。ゲバルに対してアライJr.認定が降りてるというか、「中途半端にはするなよ」「今更良い勝負をされても その なんだ」「困る」という思いが。
 オリバ先生もオリバ先生で、ゲバル如き薄っぺらな藁の家相手に何時以来かも分からない様な『本気』を出しているのが気掛かりです。これでゲバルが普通に起き上がって来たら、その瞬間我(々)の脳裏には『ゲバルも屠れない=アンチェインがオーガと並ぶというのは洒落』という公式を思い浮かべてしまいますから。
 そうで無くても、女1人に縛られてる事が発覚した時点で、アンチェインだなんてとてもとても…、な気分ですけど。


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