5月1日(金)
独り言:『デスノート』がハリウッド映画化決定!
何か前からそんな事言っていた様な気もしますが、Warner Bros. が映画化の権利を得たそうです。
日本でも実写化出来た様に、元々実写化し易い作品ですし、余程脚本をアレンジし過ぎない限りはまともな作品になるんじゃあないでしょうか。或いは原作よりも面白くなる可能性も有りますよね。実際、オチだけは実写版の方が好きでしたし。
ところで、この記事の中で気になった事が1つ。
北米映画誌『バラエティ』は『デスノート』のハリウッド映画化に対して「ワーナーブラザーズが『デスノート』映画化の権利を得た」「ワーナーブラザーズはスクリーンに“死”をもたらした」と、コメントしている。
スクリーンに“死”を、ってそれ凄く縁起の悪い表現じゃあないですか?
5月2日(土)
映画:Red Cliff Part.2
前半を観て後半を観ない訳にもいきませんよね。という事で観てきました。
感想。今の技術で『三国志』を映像化したかっただけの娯楽映画――と思いきや、実は反戦がテーマの映画でした。75/100点。
流石に大作だけあって、構成や映像的な迫力、演出の良さは見事の一言です。
周瑜や孔明の活躍を描く一方で、曹操の上に立つ者としての器もしっかり描写し、滑稽にも思える心の触れ合いエピソードを挟みつつ、ダイナミックな映像で壮絶な本戦を描き、戦争の凄惨な結末を映し出す。『赤壁の戦い』を映画化するに当たって、やるべき事・やりたかったであろう事を妥協せずにやりきったのだろうな、と思わされました。オリジナルのキャラクター達も勢いで出した訳では無く、それぞれに意味は有ったのだな、と。
ただ、キャラクター紹介を兼ねた前哨戦がメインだったPart.1が、『超人が暴れまくる姿を楽しく観る』軽い映画だったのに対し、本戦の壮絶な戦争描写をメインとした今作は、兵法の駆け引きを楽しみつつも『戦争の行き着く先について(若干)考えさせられる』構成になっている為、映画としてのトーンが幾分か重くなった印象を受けました。
勿論、それは良いとか悪いとは別の話ですし、孔明や周瑜は天候どころか運まで操ってるとしか思えない様な事態が続くので、『超人が凄い事してる』映画なのは変わらないんですけど。
取り敢えず、2部構成の大作映画として、尻窄みする事無くきっちりと最後まで作り込んだ良作であったのは確かです。
ボリュームだけで無く、映像にも気合いが入っているので、三国志を知らなくてもエンターテイメントとして観る分には十分楽しめるでしょう。逆に三国志を知っていると、変に仲の良い周瑜&孔明に違和感を感じるかも知れませんが。
余談
小喬の所為で何かと小物臭が付きまとった曹操ですが、追い詰められて尚高笑いする辺りに『らしさ』が見えて一安心しました。
自分の支配地確認をし始めた時には、何と無くその現実逃避っぷりが理解出来つつも、『この人最後の最後まで駄目っぽい』と思ったものですが。
ゲーム:Windows版『BIOHAZARD 5』の年内発売が正式決定
来ましたねえ。買いますよ。買わない法は無い。
5月3日(日)
映画:Burn after Reading
ブラッド・ピットが観たいという友人に誘われて観ました。
感想。如何にもコーエン兄弟作品らしいブラック・コメディだったけれど、映画としてはまるでガイ・リッチー作品の劣化版。20/100点。
まぁ、何と言うか酷い。『ブラピが好きだ』と言い続けていた友人ですら、観終わった後にフォロー出来なかった位に酷い。
自分と女史を含めて6人しか劇場に居なかった理由が、映画を観ながら心で理解出来ました。
突っ込みに事欠かなかっただけ『DRAGONBALL EVOLUTION』の方がマシだった位です。嗚呼、本当に酷い(3回目)。
コーエン兄弟が書いているだけあって、彼方此方で点として発生する様々な事態や思惑が、最終的に1つの線に繋がって決着に至るという脚本は巧いんです。ただ、巧いのはその構成だけで、物語としては全く面白くないのが非常に痛い。登場キャラクターは個性的でありながら、アホの子役のブラッド・ピット以外は何らかの理由でヒステリックに騒いでいるだけなので今一好感も興味も持てないし、それぞれの関係性や物語に意外性はまるで無く、これといって映像や演出に見所が有る訳でも無い。
強いて言えば、最初から最後まで『何なんだっけ、この事態』という感を貫き通すC.I.A.の官僚っぷりが面白かった位で、後は良かったと思える要素は皆無でした。
ブラッド・ピットやジョージ・クルーニー、もしくはコーエン兄弟作品が物凄く好きだ、という人ならば映像や小ネタで楽しめるかも知れませんが、一般人では余り楽しめない映画です。少なくとも、その定義に於いて一般人である自分には、この映画に何らかの良さを見出す事は敵いませんでした。
5月4日(月)
独り言:関連性が見えない
友人とショッピングモールの手芸店に行った際に、謎の毛糸を見付けました。
ジェームズ・ディーン・レジェンド。
……彼とこの毛糸の間にはどんな繋がりが?
5月5日(火)
ゲーム:SIREN:New Translation
友人宅で遊んで参りましたよ。
初代に初めて触れたほぼ1年後に、というのも何かの運命ですかね。
感想。恐いけれど、初代よりはホラーとしてもゲームとしても万人向けになったかも。75/100点。
タイトルをNew Translation(=新訳)としている通り、基本は初代のリビルド作品という体です。
舞台となるのは『とある呪い』を受けた羽生蛇村で、登場人物の殆どが初代に登場した人物の誰かとほぼ同じ役割を持ち、同じ様な運命を辿ります。リンクナビゲーターが無くなった事で一本道になったシナリオも、概ね初代を準えていて、赤い水やサイレンの正体が分からないままだったりする(!)物の、イベントを観ていると『あ、このネタはアレか』と思えるシーンが散見されました。
但しゲームの観点では、主人公陣が外国人となった為かハードの表現力が上がった為か、アクション的に派手になっていたり、ジャックした視界を画面分割で表示する事で楽に移動出来たりと、大分遊び易くなっています。その分、初代で猛威を奮った強烈な難易度と、それに伴う恐怖が薄まった様に感じられました(個人的には丁度良い)。
しかし、シナリオがどうあれ、操作性がどうあれ、やはり恐い物は恐い。
日本の廃村で、微妙な生活感を漂わせ蠢く屍人達や、その屍人が進化する事で見せるグロテクスな風貌は、精神的にも生理的にもゾワゾワと来る物が有ります。その辺は、丁寧に作り込まれた土着的な描写や設定、如何にも日本的な不安感の煽り方の巧さに起因しているのでしょう。
その一方で、ツチノコとかハニュウダカブト、恋の三角海域SOSといった、微妙にゲームに絡んだ馬鹿な小ネタを挟んで来るセンス(褒め言葉)を持ち合わせている辺り、非常に残念と言わざるを得ません。いや、良い意味で。
ただ、相変わらずゲームをクリアするだけでは疎か、アーカイブ(資料)を全て集めても尚多くの謎が残る仕様が歯痒いと言うか、本当の意味で残念です。
考える余地が有ると言う点では良いのですが、せめて赤い水の正体や、屍人の進化の要因(海送り・海還りは有ったのか否か)位は明かして欲しかったなあと思います。
前述の通り、ゲームとしてはシリーズ中最も簡単だと思いますので、シリーズに興味が有る人は先ずはこの作品を遊んでみると良いかも知れません。旧作の難易度が相対的に上がる可能性も有りますけど。
5月6日(水)
PC:予想外の仕様
承前。
どうも『フレッツ・ウイルスクリア』が自動アップデートに失敗していると思ったら、先日の一件でWeb Caster V110の設定が変わっていた様です。
という事で、復旧までの道程メモ。
- フレッツ・ウイルスクリアのアップデートが失敗していたので、手動で実施したところエラーコード:EVB0201(フレッツ・スクウェア接続失敗)が発生。
- V110のPPPoEランプを見てみたら緑(=シングルセッション)だったので、フレッツ・スクウェアの通信が切れているだけだろうと思い、設定画面からセッション2の『接続』をクリックするも、セッション2に設定が入っていないエラーが発生。
- PPPoE設定を確認したところ、セッション2が『接続しない』のラジオボタンにチェックが入っていた為、『接続先2』に設定し直し、再度『接続』を実行し、PPPoEランプがオレンジ(=マルチセッション)になったのを確認。
- ルータの設定が終わり、再度アップデートを実行するも、またEVB0201が発生。
結論。1度フレッツ・スクウェアをブラウジングしたのが良いっぽい。
というか、ファームウェアをアップデートしただけで、セッション2の設定が無効化される仕様はどうなんですか、というお話なんですが。あの時に確認しておかなかった己の所為?
5月7日(木)
今週の範馬刃牙:第158話 矜持
最大トーナメントでの烈海王戦や、ブラックペンタゴンに於けるオリバ戦で見せた範馬刃牙の究極奥義、『対戦相手の弱体化現象』が早速発動。
烈の中国拳法をあれだけ受け、克巳に音速拳を散々叩き込まれ、ジャックに全力で殴られまくって尚ぴんぴんしていたピクルが、上段の回し蹴りでまさかのダウン。挙げ句の果てには刃牙も周囲も『文化としての闘い』と言っちゃって、この戦いで刃牙が喰われる心配は無い的な伏線まで張り始める始末ですよ。
加えて、普段ならばこの辺で突如現われたペイン博士が、『絞め技か……。確かに普通の人間では決まってしまうだろうな』とか言い出して、ピクルの反撃を演出する筈なのに、今回に限っては完全スルーですよ。それどころか居もしない。おかしい、これはおかしい。これを茶番と呼ばずに何と呼ぶ。
そしてその茶番に拍車を掛ける様に、今更『殺す気か』とか『キマっちまうぞ』とか言ってしまう光成の爺様も大概にしていただきたい。
一番ピクルのタフネスを知っている貴殿が、何故にそんな迂闊な事を言えるのかと。烈が最後に放ったカウンターヒットの崩拳より、今回の刃牙の攻撃の方が強いとでも言うのですか。まったくもう。ぷんぷん。
ああ、茶番と言えば、最後のシーンを見た時に、末堂vsドリアンを思い出しました。
あの時ですら死人が出なかったのに、今更これを『決死の』と言われましても。ねえ。
5月8日(金)
飲酒メモ
本日の理由:クライアントのお歴々が来た為
本日の面々:勤務先のお歴々&クライアントのお歴々
本日の飲酒:ビール×2 (許容量)
立食形式だと、何かしら飲物の入ったコップを持ていない限り、次々ビールを注がれるのがアレです。
今回は途中から烏龍茶が出て来たので大変助かりました。
独り言:NVIDIAが2010年第1四半期で2億ドルの赤字
ぁ痛ッ。
5月9日(土)
独り言:ねんがんのSH-04Aをてにいれたぞ!
我がSH902iに昨年の11月に発生したのと全く同じ故障が再発。
今回も、幾ら再起動を試してもカードの抜き差しをしても治らなかったので、何と無く購入の機会を逃し続けていたSH-04Aを購入して来ました。
その金額約6万えーん。うわぁ、高い!馬鹿じゃあないの。まぁ買った物は仕様が無いですけど。
小一時間弄くり回してみた感想ですが、やっぱりQWERTYキーボードが堪らんですね。両手持ちが必然となってしまいますが、文章が大変打ち易くて素晴らしいです。キーボードを使わない場合のタッチパネルもレスポンスは存外に良好で、選択しているのか実行したのか分かり難いという点以外には不満が有りません。
しかし機種を買い換えた時の運命というか、各機能の開き方や閉じ方を指が覚えるまでは、『何か巧く使いこなせない』煩わしさと戦う羽目になりそうです。単に慣れの問題なんですけど、それが億劫で携帯の機種を買い換える事が少なかったりもするので(今回の携帯は3代目)。買い換えた側からガンガン使いこなしている人々は凄いと思います。本気で。
5月10日(日)
独り言:0本!!と断言されても
承前。
暇潰し用のiアプリを充実させようと、2つしか登録していないマイメニューの内の1つである『ナムコ・ゲームス』を開いてみたところ、『SH04Aで遊べるアプリが0本!!』と表示されて笑いました。いやいやいや、笑えんよ、全然笑えん。これでは『リッジレーサー』も『塊魂くん』も遊べぬではないか。そんなに遊ばんけどさ。
Google先生に訊いてみた限りでは、PROシリーズに対応しているアプリ自体まだまだ少ないみたいですね。搭載OSがWindows Mobileじゃないし、概ね既存の物は走るだろうと思い込んでいたのですが、一寸甘い考えだった様です。これはさり気無くショックが大きい。iアプリ程簡易でな暇潰しは無いというのに。
取り敢えず『ナムコ・ゲームス』は即行で解約しました。対応ゲームが増えたらその時にまた。
独り言:iswebの契約更新を失念
契約期限が切れた旨が記載されたメールが届くまで、すっかり更新の時期だった事を忘れていた為、一時的に弊サイトがアクセス出来ない状態になっていました。
決裁を済ませたので復活しましたが、何気無くアクセスした際にエラーが出たのでちょっぴり驚きました(しかもその時は、サーバの問題だと思っていた)。最近うっかりが多いなあ。
5月11日(月)
今週のONE PIECE:第541話 “未だかつてナッシブル”
ノリに乗ってますね、尾田先生。ノリと勢いが半端では有りません。最後の『色んな意味で止まらない』というのも、尾田先生のノリノリっぷりを指しているとしか思えない位です。
これだけ勢いが有るのだから、ぶっちゃけ監守長は出さなくても良かったんじゃあないですかね。ぽっと出のオッサンがロギア系と良い勝負が出来るとでも言うのかい?『雨の』っていう二つ名にヒントでも有るのかい?
話は変わりますけど、NEWカマーの人達はTVアニメ的に大丈夫なのか非常に気になります。
ボン・クレーの時ですら『オカマ拳法』が『バレエ拳法』に、背中の『おかま道』は『盆暮れ』に差し替えられていたというのに。
此処まで開き直られると、却ってセーフだったりするんですかね。おかまでは無く『カマー』だからセーフだとか?
5月12日(火)
ゲーム:『SaGa2』が良い感じ
何故これを『クロノ・トリガー』でやってくれなかったのか……!と、言いたい気持ちで一杯です。何故これを『クロノ・トリガー』でやってくれなかったのか。
どうにもSaGaシリーズと言うと初代の神様ネタが目立ちますけど、GBの3作品はどれも普通に名作ですよね。当時ならではの『淡泊だけど濃い』造りがとても良い。
リメイクするに当たっては、あの感覚を再度創り出す事が出来るかどうかがポイントとなるでしょう。『FINAL FANTASY IV』をやった限りでは、その辺は存外に巧くクリアしてきそうですけど。
これが巧く行く様なら、残りの2作品もリメイクして欲しい物ですね。ポリゴンでぐねぐね動くラグナ(とそれを爆撃するステスロス)とか是非見てみたい。
5月13日(水)
独り言:まさかのCPU
承前。
業務用PCのOSが落ちる現象について、ExcelとPowerPoint起動時にばかり発生していたので、てっきりOfficeに原因が有るのだとばかり思っていましたが、単にCPU負荷が高くなると落ちるだけ、というハードの問題だった事が発覚しました。単に、というには結構アレな話ですけど。
気付いた切っ掛けは、IISの共有ファイルサーバ上に有る余計なファイル(約18万ファイル)の削除を実施しようとしたところ、『削除の準備をしています』表記中にプッツリと電源が切れた事です。Excelで計算処理を行った時に起きる症状と全く同じだったので、『CPU負荷=電源断』だと心で理解出来ました。
業務上はCPUに負担を掛ける様な作業が殆ど無いという事が、原因解明への見えない壁となっていた様です。
原因さえ分かれば対処も出来る――という事で、余っていた同型の端末とHDDだけ交換して解決しました。
いやはや、Excelを駄目な子扱いして疑ったのは申し訳なかったなあ。
the other case
会議で使う資料を上書き保存した時に発生した出来事。
こ……この駄目な子め……!!
5月14日(木)
今週の範馬刃牙:第159話 ダイビング
板垣先生版『餓狼伝』で、姫川が松尾象山に吹っ掛けた辺りから屡々見受けられる、複数の短い思考が同時に錯綜する演出が、良い意味で面白くて好きです。如何にもな漫画の表現でありながら、ある意味凄くリアルなんですよね。
例えば今回の『ジッちゃん』『花山さん』『烈さん』の文字が交差してる描写も、多分人間ならああだと思うんですよ。不意に見知った3人の姿を見たら、誰の名前が最初に出るでも無く、3人の名前が同時に浮かぶよね、と。ライトに対する感想なんかもそうで、ライトが近いと感じる事と汚れが目立つ事に気付く事は、多分脳内で同時に進行するんです。本当にあんな感じ。
この表現は、音声を同時に出力する事で再現出来るアニメやドラマ、文字を自由に配置する事で描画出来る漫画の特権ですよね。テキストではかなり難しいだけに、何だか良いなあと思ってしまいます。
本編自体は『落ッ下ッ!範馬刃牙落下ッッ!』位しか言う事の無い有様でしたが、刃牙というキャラクターを考えると、今回のダメージがどれ位深刻な物になるのか今一イメージが湧きません。
普通の人間ならば大打撃どころか良くて致命傷、即死するのが当然というダメージなのは明かです。でも刃牙は、独房の分厚い壁を打ち破る程の怪力を持ったオリバ先生に、遠心力が上乗せされている状態で床に叩き付けられたにも関わらず、ほぼ後遺症を見せずに動き回ったという実績が有ります。位置エネルギーは確かに今回の方が上ですけど、衝撃で見るとあの時の方が上だった様に思えてなりません。
でも、これで実はもう死んでいました、とかだったら板垣先生は神になれますよね。色んな意味で。
5月15日(金)
ゲーム:『世界ふしぎ発見!DS 伝説のヒトシ君人形を探せ!』が8月6日に発売
これを……これを『世界ふしぎ発見!』だと認めろと言うのか……ッ!
ゲーム:ナイスポーズでプロテイン泥棒を捕まえる?『マッスル行進曲』PVを公開
いやいや、これはまた随分酷いセンスですね(褒め言葉)。これが800円で提供されるのだから、我が国はまだまだ見捨てた物では無い。
これが売れるかどうかはさておき、Wiiウェアはこの程度にフリーダムな作品をガンガン出しまくるべきだと思います。カオスの中にこそ、真の
5月16日(土)
PC:『HandBrake』が便利
DVDを買って来ると、いつでも観れる様に先ずはISOイメージにしてしまう――というのが癖なんですけど、流石にHDDの容量がヤバイ感じになって来たので、容量削減の為にISOイメージを動画ファイルに変換する事にしました。
そこで、何か良い変換ソフトはないかとGoogle先生に訊いて出て来たのが、今日紹介するこの商品、『HandBrake』。このソフトは、簡単設定でちょちょいとDVDやISOイメージからH.264の動画ファイルが作成出来る優れものなんだ。海外のソフトだけれど、有志の方が日本語化もしてるから安心さぁ。これは凄いね、マイク!
と、通販番組のテンションで書いてみましたが、本当に設定が手軽な上、2-Passや多重の音声トラック埋め込み、キューを使った複数ファイルの順次変換の登録も出来るので大変便利です。
しかも最初からiPodやPSP、PS3用のプリセットまで準備されているという親切っぷり。これでフリーだと言うのだから、お手軽と言うしかないよね、スティーブ!
因みに、映画のエンコードに当たっては、
- フォーマット :MP4
- コーデック :.H264
- トリミング :自動
- ワイド化 :Strict
- フィルタ :None
- 2-Pass :有効
- 平均ビットレート:1200kbps
という設定で行っていますが、概ね120分程度で1.2GB前後のファイルとして生成されてます(CPUはAthlon 64 X2 6000+)。
ISOイメージが大体4.5GBなので、1つ辺り約3.3GB減ですよ。ああ、何て、何て残り容量に優しいんだ。
5月17日(日)
小話:バックアップは定期的に
「例えば……、PCが起動しなくなったとしよう。電源は入るが、OSを読み込まない」
「この時、僕ならば復旧の為に尽力する。PCには大切なデータが入っているからリカバリしたくないし、買い換えたくも無い」
「システムファイル破損程度なら上書きでどうにかならないか――そうでない場合は別ドライブにOSを入れてみてはどうか……、兎に角、試せる事は色々有る」
「最悪、HDDを抜き出してデータだけ抽出すれば良い」
「だがそれは、僕が多少PCの知識を持っているから出来る事だ。PCに疎い人には難しい話だと思う」
「単にdllファイルが1つ壊れただけだったとしても、そのPCを復旧不可能と見なして捨ててしまう人だって、世の中には居るだろう」
「その人に取っては、dll破損はデータの消失とイコールだ。でも、それは僕や……僕よりPCに詳しい人に取ってはイコールでは無い」
「何故なら、単にそれを読み取る方法が分からないだけの話だからだ。データが消えた訳じゃあ無い」
「しかしこの事実は、読み取れるか否かが、消失したか否かとイコールだという事も指している」
「そこで1つ疑問が生まれる」
「僕のこの精神や思考、記憶でさえも、突き詰めれば0と1だ」
「死とは何だろう?」
「肉体の消滅は死と言える。でも、脳が残っている場合、死とは何で判断する?」
「思考や記憶を読み取れない事が死か?ならば、読み取れる方法さえ有れば、それは死では無いのか?」
「何を言っているのか分からない、って顔をしているね。僕も何を言っているのか分からない」
「ただ、誰かが壊れた、と判断したPCを治せた時に時折思うんだ。死という判断も、同じ位曖昧なんじゃないか、と」
「復元する方法を知らないから、それで終わりにしているだけで、本当は復元する方法も有るんじゃないかって」
「人が思考と記憶で個を確立しているならば、それを復元したり読み取る事が出来れば、死を回避出来ると思わないか?」
「ある教授が言ってたっけ。今の技術ではアメーバ1匹創る事もできないし……プログラムした人工知能ではチェスに勝つので精一杯だ」
「そんな状況じゃあ、夢のまた夢だとは思うし」
「先ずは『まいにちいっしょ』が起動しなくなったPS3をどう治せば良いのか、というのが先決なんだけど……」
独り言:『まいにちいっしょ』が起動しない
起動しようとすると、画面が黒くなったままウンともスンとも言わない、という事象が発生中です。
PS3のキラーコンテンツなのに……これはどうした事か……!!
5月18日(月)
今週のONE PIECE:第542話 “やがて語られるもう一つの事件”
ここでまさかの七武海の追加投入。
もう尾田先生は何処まで盛り上げれば気が済むというのでしょうね。こっちは見事に踊らされまくりです。
ただ今回の展開で立場が良く分からなくなったのは監守長。
マゼラン、ハンニャバル、シリュウ、サディちゃんの4人でルフィ達との一対一パターンに入ると思いきや、七武海の迎撃なんてやらせた暁には単なる噛ませ犬として終わるんじゃあないでしょうか。いや、これでいい勝負されても困るんですけど。
そして、今週のタイトルはまた意味深ですね。
『もう一つの』と言われる以上、これとは違う『もう一つの』事件も有ると言う事です。流れ的に、それは恐らく『海軍&七武海 vs 白ヒゲ』の戦争だろうと思うのですが、それはそれで語られる事件になるという事は、ルフィ達は(少なくとも戦争には)間に合わない事が確定した事になります。
まさか『バナロ島の決闘』に対する『もう一つの事件』って事では無いでしょうしね。う〜ん、そうか、戦争は始まるのか。
しかしこの作品は、アラバスタの時然り、たまにこうした叙事詩的な言い回しが出て来ますね。
何れ麦わら海賊団の冒険が一つの伝説になる、という事を示唆しているのでしょうが、物語の壮大さを感じさる良い表現だと思います。
冗長化している節も確かに有りますが、こうした細かな演出が、この漫画のそれを許容させているのでしょう。少なくとも個人的にはそう感じます。
5月19日(火)
今月のSTEEL BALL RUN:#48 デラウェア河へ 2
ああ、その手が有ったか。
と思わず感心してしまう様な、ルール無用の残虐ファイトを繰り出して来た大統領。
異なる世界の同一存在が重なる事で、その存在の消滅が引き起こるならば、消したい対象を隣の世界から連れて来れば、それで済むという事ですね。これはヤバイ、本当にヤバイ能力だ。
今回、ルーシーが『大統領は悪か否か』と自問自答するシーンが有りましたが、これは確かに少々複雑な命題だと思います。
最初に断言出来るのは、大統領自身は間違い無く悪だという事です。これまでの行動を見ている限り、彼はこの漫画で言うところの『吐き気を催す悪』に当て嵌まる事をガンガンやっています。「悪」とはてめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつの事だ!!ましてや部下をーっ!きさまがやったのはそれだ!あ〜〜〜〜ん。
但し、大統領のやろうとしている事が『悪』かと問われると、それは議論の余地が有ると思うのです。
詰まりは、アメリカ合衆国が平和と敬愛に満ち溢れた国になるというならば、それはそれで構わないんじゃないの?というお話。
傲慢であったが為に負った怪我を治したいだけのジョニィと、尊敬による『真の力』を手に入れる事で国を導こうとする大統領ならば、誰でも大統領を善とするでしょう。フェルディナンド博士が言った通り、ジョニィは余りにもちっぽけでレベルが低い。
そもそも彼の国が独善的に頂点に立つ――なんて史実とそんなに変わ(以下削除)
最後に、大統領の口にしたジョジョキャラ特有の自身の『価値観』独白の台詞を抜粋。
「男が女にひかれる基準だが…」「あるいは女が男にひかれる基準だが…」「「愛」だとか「愛してない」だとか「好き」だとか「嫌い」だとかそんなんじゃあない…………」「「吉」であるかどうかだ」「自分にとってその男が…あるいは女が「吉」であるかどうかなのだ」
『愛する』だとか『好きだ』とかは、惹かれた後に付随する物だと思うので、半分は賛成です。
ただ惹かれる基準は、容姿かも知れないし性格かも知れないし相性かも知れないんじゃあないかな。『吉』である事に越した事は有りませんけど、君は愛しい人物が死神だとしたら、共に居る事を悔やむとでも言うのかい?
5月20日(水)
今月のジャイアントロボ:第33話 カナーリの牢獄編14・父子の絆
今川監督の代名詞『あの事件の真実』パターンが、『地球の燃え尽きる日』にも遂に登場。
そりゃあそうですよね、今川作品に出て来る父親(科学者)が息子(被害者)に全てを伝えている筈が無い。『地球の静止する日』のフォーグラー博士も、『鉄人28号』の金田博士も、『Gガンダム』のカッシュ博士も、凄まじく危険な物を造る割に、その意図や目的を明確に伝えたり残したりしないから、後に大惨事が起こるのです。彼らに欠けているのはモラルでは無く、ドキュメントの作成能力だ。
という事で、この漫画に於ける草間博士が発明したジャイアントロボのアンチ・エネルギーシステム、或いはそれに付随する『草間の乱』の裏にも、何らかの真意が有る事が明言されましたが、残念ながら今回は話が入り組んでいる所為でお預け。
アンチ・エネルギーシステムの仕様から推測する限りでは、『何らかのエネルギーを抑えるのが目的だった』と考えるのが妥当そうな気がしますね。それが『草間の乱』で世界が被った被害よりも大きなエネルギー――それこそ、地球が燃え尽きる程のエネルギーだった、と仮定すれば、やむを得ずあんな物を開発した理由として何と無く納得出来ます。
もしかしたらカナーリも、そのエネルギーに対する防御案の1つという想定が最初にあったのかも知れませんね。今となってはジャイアントロボ以上に危険な存在となっていますけど。
5月21日(木)
今週の範馬刃牙:第160話 祈り
相手は侮辱するけど、自分が侮辱される事は絶対に許さない主人公・範馬刃牙。
今のところ奇襲以外の攻撃は決めてない上、単なる落下ダメージで瀕死になった主人公・範馬刃牙。
それに対するは、誇りの為に戦っていたと思わせて、実はかけがいの無い壊れ易い玩具と遊んでる位にしか思っていなかった原人・ピクル。
もう何がしたいんだか全然分からないッッ。
殴られたでも蹴られたでも無く、したり顔で『そんな程度でいいんだよ……強さ比べなんて』とか言ってた直後の落下だけで瀕死になった刃牙も刃牙ですけど、侮辱されて戦った筈のピクルが、あっさりと刃牙を玩具認定している一貫性の無さは如何な物かと思います。結局、板垣先生はピクルをどうしたいのでしょう。矜持を以て戦わせたなら、今週のあのシーンは刃牙を殴らせるべきでしょうに。
そしてアレですか、この瀕死の刃牙がこれからどうにかしてザ・野生ことピクルを倒す訳ですか?いやいやいや、それはジョークにしても笑えない。エスプリが効き過ぎてる。
5月22日(金)
独り言:ドコモの『N-06A』『N-08A』、不具合で販売停止
ひゃあああ、折角の『ホームU』対応の汎用機種が、何て事だ。
予てより、独り言として『ホームU』の可能性について何度か書いて来ましたが、どうにもこうにもこのサービスには勢い――と言うか、波が感じられないですね。
対応機種は少ないし(今回の事で事実上1機種のみ)、その対応機種にはワンセグが無いし(N-06A含む)、無線LANルータの対応シールは余り見掛けないし、マーケティングも巧いとは言えないし(周囲で知っているdocomoユーザ皆無)、何と言うか残念なオーラが凄まじい。サービス自体は良いと思うし、これが普及する事で伴うであろうメリットも多いのに、貧乏神にでも取り憑かれたかの様です。
嗚呼、このまま『プッシュトーク』の様に消え行く運命なのかな……。
あれも結局具体的にはどんなサービスなのか全く分からなかったな……。
5月23日(土)
映画:地球が静止する日
VFX全開の映画ならば、PCよりもREGZA様で観た方が良いだろう――という事で、MP4ファイルへのエンコードも済ませていましたが、しっかりとDVDで視聴しました。
感想。地球は滅ぶと人間も滅ぶが、人間が滅ぶと地球は助かるのはなぜかわかるか?それは人間が!「尊敬」 という概念を知らないアホ頭だからだ!65/100点。
1951年公開の映画のリメイクというだけあって、映像こそド派手ですがプロットはかなり古典的です。
地球を救う為に、人間を説得に来た宇宙人。自分達を守る為に、宇宙人を攻撃する人間。地球も人間も救う為に、宇宙人を説得しようとする人間。
この構図で誰もが思い描く様な事件や摩擦が起き、誰もが思い描く様な経緯を経て、誰もが思い描く様な結末を辿ります。
良く言えば非常に分かり易いけれど、厳しく言えば淡泊過ぎる。
環境問題に対するテーマ性が強い作品の筈なのに、観終わった後に何も残らないのです。
キアヌ扮する宇宙人・クラトゥが、感情を表に出さない人物として描かれている事や、主人公周辺の人間関係等が今一希薄でフォロー不足だった事も手伝い、全体的にさっぱりとしていると言うか、決して詰まらなくは無いけれど、これだ!というポイントも無いと言うか。
人間の文明による産物だけが滅びていくシーケンスが映像的に面白かっただけに、もう一寸脚本にも起伏が欲しかったところです。
そしてヘレンさん。時々で良いからグラニエの事、思い出してみて下さい。
5月24日(日)
飲酒メモ
本日の理由:何と無く
本日の面々:友人と
本日の飲酒:ギュギュッと搾ったグレープフルーツ×3 (許容量)
日曜日は『鋼の錬金術師』や『うたばん』を観つつ酒を飲むのが恒例になりつつあります。
ところで『鋼の錬金術師』は、CM入る時の掛け声が少しずつ楽しみになって来ました。
どうしようも無い位酷い時とか有りましたよね。『フルゥ(↓)メトォ(↓)アルケ(↑)ミスッ(↓)』て。どうしてそんな事に。
5月25日(月)
今週のONE PIECE:第543話 “麦わらと黒ひげ”
予想通り大した実力は持たなかったけれど、予想外に頑張る副署長・ハンニャバル。
今週の彼の台詞を一部抜粋。
「何を…貴様らシャバで悪名上げただけの………“海賊”に“謀反人”………!!!」 「何が兄貴を助けるだ!!社会のゴミが綺麗事ぬかすな!!!」 「貴様らが海へ出て存在するだけで…!!!庶民は愛する者を失う恐怖で」「夜も眠れない!!!」
「か弱き人々にご安心頂く為に凶悪な犯罪者達を閉じ込めておくここは地獄の大砦!!!」 「それが破れちゃこの世は恐怖のドン底じゃろうがィ!!!出さんと言ったら一歩も出さん!!!」
名台詞では無いけれど、今まであんなだった彼が言うから重みが有ると言うか、彼は彼なりに正義を貫いているのだなと見直しました。
黒ひげに言わせれば『くだらない』ハンニャバルの言葉も、か弱き人々に取っては寄る辺となる信念ですよね。正義や悪の価値観は人や時代で異なる、というのも道理ではありますが、庶民にしてみれば『脱走を企てる犯罪者=悪』と『犯罪者を閉じ込める者=正義』という構図は変えようがありません。その構図の中で己の任を全うしようとするハンニャバルを、どうして否定する事が出来ましょう。
仮にマゼランを見て改心しただけだったとしても、あれだけのメンツを前に啖呵を切るのは男の中の男じゃないと無理ですよね。敵が3億越えのルーキーだの七武海だの革命家だの……恐過ぎる。
噛ませ犬になるかと思っていたシリュウの方は、今週の展開を見る限りだと一寸微妙ですね。
噛ませ犬とは、噛まれるからこそ意味が有り、その噛まれっぷりにこそ価値が有る。にも関わらず、それがまるっとカットされているとはこれ如何に。
回想で描かれるのか、それともそもそも戦っていないのか……。
5月26日(火)
独り言:頭痛が酷い
今日はシーズンに1回は襲って来る、極端に痛い頭痛に苦しむ1日でした。
頭痛持ちなので頭痛には慣れているんですけど、これは本当に辛い。普段は良く効くバッサリンでも歯が立たないですし。
しかしただ痛い痛い言っていても始まらないので、同僚らと頭痛談義に花を咲かせていたところ(痛いのに)、1人から『処方箋を持っていないと買えない凄い薬を持っている』という話に。
何でもその薬は、鼻に容器を入れてシュッとやる事で脳の血管に影響を与え、頭痛を和らげるらしいのですが、鼻から入れた液体が喉にも垂れて来て、それがヤバイ位不味いんだとか。
……それって、不味さで頭痛を忘れるだけじゃあ……?
因みに
『使いますか?』とご厚意を受けましたが、丁重にお断りいたしました。
だって数時間は食事や飲物に影響出る位不味いらしいですし。そもそも脳の血管に影響って、なにそれこわい。
5月27日(水)
飲酒メモ
本日の理由:流れで
本日の面々:友人らと
本日の飲酒:カシスオレンジ×2 (許容量)
昨日より緩和しているとは言え、頭痛の酷い時に酒は飲む物では有りませんね。飲んでる時は平気でも、後で倍加して襲って来る。
小話:∞アイデアコンテスト
「
「マジッスか。じゃあ∞おっぱいで決まりじゃないッスか」
「いや、それどう無限か分からないです」
「マジッスか。じゃあ女性向けに∞ち○ことかどうッスか」
「いや、それもどう無限か分からないし、その手の店で普通に売ってると思います」
「あ、動いたりする奴か」
「動いたりする奴です」
何が困るって
上記会話がノンフィクションだという事。
5月28日(木)
今週の範馬刃牙:第161話 安全物
最大トーナメントの烈戦で、耳を捻っただけで「しゃきーんッ」とか言って出してましたよね。いえ、脳内麻薬の話なんですけど。
肉体の緊急事態でのみ発動、ってあの耳捻りは緊急事態級のダメージだったって事ですか?マジで?
花山先生の「見るに耐えねェ…」は言い得て妙で、本当に見るに耐えません。
ピクルは誇りを守るどころか、遊んで欲しい一心でまさかの接待モード発動ですし、刃牙はアドレナリン分泌で遂に猛攻をしかけるかと思いきや、まさかの投身自殺ですよ。いっそ死んでしまえば良いのに。
これまでのピクル戦は、小学生が『どんなこうげきにもたえる』とか書いたのをそのまま採用しちゃった様なピクルのステータスこそ酷かった物の、拳法を最後まで貫いた烈、天才として開花した克巳、ピクルに恐怖心を与えたジャックと、戦う側にはそれなりの見せ場が有っただけに、この刃牙の奇行が悪い意味で目立ちます。いっそ死んでしまえば良いのに。
5月29日(金)
独り言:PS3と連係する携帯電話「Aino」発表
PSPに携帯電話の機能付ければ良いんじゃないの?とも思いつつ、何だか凄い事になってきたなあと一頻り感心。
携帯電話の機種交換を3、4年に1回位しかやらない身としては、もう携帯電話と携帯ゲーム機は統合しても構わないんじゃないの、と思ったりします。iPhoneがそうである様に、iアプリとかBREWの様な、ゲームを動かす為の一定の規格や言語、ライブラリを今のハードメーカーが用意して、それが正常に走るハードを各社が独自性を持たせた上で造れば良いじゃない、みたいな。色んな意味で難しいのは分かるんですけど。
メール回答:同じ穴のムジナ
メールフォームからの質問に回答します。
名前:通りすがり
本文:凌辱系エロゲーが販売禁止になるそうですがどうですか。
系統に関わらず、エロゲー自体をやらないので、弊サイトとしては全く微塵にも影響を受けません。
これで性犯罪が増える様な国でも無いでしょうし、むしろゲームの影響を受けるユーザが減る分、犯罪が発生する確率が減らせるんじゃあないかとすら思います。
とは言え、表現の自由に対する問題と言うか、ゲームを目の仇にする風潮はいただけません。
どういう経緯でこうなったのかは存じませんが、これが容認され罷り通るという事は、洋ゲーに代表される様な暴力表現の有るゲームに対しても口出しされる可能性が有るという事ですよね。それは困る。これで今更新作『GTA』は人を殺せません、とか言われても納得出来る筈が無いじゃあないですか。
貴殿らはアレか、『猟奇殺人犯の7割がそれを食べた1週間以内に犯罪を犯している』という統計が証明されたら、パンを販売中止にするとでも言うのか(詭弁)。
5月30日(土)
映画:天使と悪魔
原作の端折りっぷりに失望した『The Da Vinci Code』に懲りずに観て来ました。
感想。やっぱり原作のカット&改変は健在。でも今回は単に要素を削って原作を準えただけの『The Da Vinci Code』とは異なり、大胆に要素を組み替える事で物語その物を再構築していた為、映画として巧くまとまっていました。80/100点。
大まかなプロットは原作通りなので、基本的な感想は原作を読んだ時と同じです。
それはもう『王道的なアクション系サスペンス』で、内部に黒幕が居るっぽいという疑念の中で、枢機卿の予告殺人を行うテロリストとの追いかけっこがテンポ良く描かれています。そしてこの『テンポ良く』がポイントで、スピード感を重視する為に文字によって語れていた情報(≒うんちく)は可能な限り減らし、その代わりに重厚な映像と、コーラス付きの荘厳なBGMで盛り上げるだけ盛り上げる、といった映画ならではの要素で作品の味付けが調整されていました。
特にBGMが本当に素晴らしい。せわしないカメラワークからもスピード感は伝わって来るのですが、要所要所で流れる激しいコーラスには、否が応でも観ている側に緊張感と興奮を湧き上がらせる魅力が有ります。これこそ映像作品の醍醐味、文字では決して表現出来ない格好良さですよね。勿論、システィーナ礼拝堂を始めとした映像美にも視覚的な迫力が有りましたけど。
気になったのは、前述の原作のカットについてですね。
大まかな相違点は別途記載しますが、準メインキャラだったコーラーが出なかったり、カメルレンゴの生い立ちが語られなかったりした為、原作に有った宗教vs科学・伝統vs現実という構図(テーマ)は大分薄れた様に感じられました。
エンターテイメント性を優先した結果この脚本にしたのか、色々な方面に配慮した結果こうせざるを得なかったのかは分かりませんが、映画として分かり易くまとまった一方で、話の深みは確実に減っています。言わば物語の根幹となる部分を削った訳ですからね。それでも尚作品として完成させた事は感歎に値しますが、どうにも惜しい。
そんなこんなで、原作カットという点で惜しいと思う点も有りましたが、全体的には巧く纏め上げられた面白い映画だったと思います。
原作未読の人ならばすんなりと楽しめるでしょうし、原作を読んでいる人でも『ああ、こう変えたのか』と楽しむ事が出来るんじゃあないでしょうか。全てが原作通りじゃないと駄目な人には、お勧め出来ませんけども。
原作との相違点
以下、ネタバレも若干含まれるので、ネタバレを回避したい方は読み飛ばして明日の日記へどうぞ。
- 映画の公開順に合わせ、『The Da Vinci Code』の後の話になっている。
- アレの後なので、ラングドンがカトリックに嫌われているというネタがちらほら。
- ヴィットリアが最初からCERNに居る。
- 反物質の盗難と殺人の第一発見者もヴィットリア。
- 反物質の制作者も、父からパートナーに変更。
- ヨーガが得意という設定は省略。
- ラングドンが直接アメリカからヴァチカンに飛ぶ。
- ラングドンを呼んだのはコーラーからオリヴェッティに変更。
- オリヴェッティはスイス衛兵隊隊長から警部に変更されると同時に、物分かりの良い協力的な人物像に。
- ラングドンがCERNに行かない事で、コーラーは存在その物が削除。
- CERNでの空気抵抗ネタも無い為、後半のダイビングのシーケンスも削除。
- オリヴェッティの分からず屋要素とコーラーの役柄は、オリジナルのスイス衛兵隊隊長・リヒターに継承。
- カメルメンゴの名前がカルロ・ヴェントレスカからパトリック・マッケンナに変更。
- モルターティもシュトラウスに改名。
- カメルメンゴの生い立ちが完全に削除された為、それに起因するドラマもカット。
- ハサシンは『多くの宗教と繋がり持つ暗殺者』で、スーツを着た白人男性に変更。
- サディストで女好きという設定が無くなり、ヴィットリアの誘拐もしない。
- マスコミに情報のリークを行わない為、グリックとマクリの中継コンビも未登場。
- ラングドンとの直接対決は、彼自身が語る理由により実現しない。
- 個人的な見た目の印象は、リアル・アンデルセン。
- ナヴォーナ広場での去り際にキメポーズを見せるお茶目っぷりを披露。良いキャラだ、彼。
- 4人の枢機卿の運命が必ずしも原作とは一致しない。
- ヴィットリアがラングドンに恋心を抱く様子は一切無し。
- そう言えばソフィーもそうでしたっけね。
ラングドンが直接ヴァチカンに行った時には、コーラーさんどうするの?と本気で心配しました。
まさかまるまる削るとは、本当に大胆な判断をした物です。
5月31日(日)
独り言:Windows版『biohazard 4』で気付いた事
Windows版『BIOHAZARD 5』が待ちきれず、1年前に購入してそのままだったWindows版『biohazard 4』をインストールして遊んでいました。
一昔前のゲームである上、PS2版がベースなのでGC版より更に画面が寂しい物の、元が良いゲームなので今やってもかなり面白いです。『BIOHAZARD 5』で散々『MERCENARIES』をやっていた所為か、昔やった時よりもさくさくと進めて、この頃からこんなに作り込まれていたのかと今更ながらビックリ(と言うか、昔は体術やナイフを駆使するという概念を持っていなかった)。
ただ想定外だったのは、デモシーン等のボタン入力が『□+×』とか『L1+R1』と分かり易く出るコンシューマ版に比べ、Windows版は『3+1』とか『5+7』とかパッドの番号で表示されるという事です(上のアクションコマンド参照)。Windowsの仕様を考えれば当然の事なんですけど、これに反応しきれずクラウザーとの邂逅時には無駄に死にまくってしまいました。このままでは『BIOHAZARD 5』でも同じ事が起こる訳ですよね。うわ、困る。
どのボタンがどのナンバーか覚えれば良いだけなんでしょうが、なまじデュアルショックを使っているだけに、中々数字が身体に染み込みません。何処かに□とか×とかに表示を変えれるソフトウェアはないものですかね。
とは言え
Windows版『Devil May Cry 4』は、360のボタン配置にゲームパッドを割り当てるという仕様で、ゲーム上は360のボタン表示がされていたので、同じMT Framework開発の『BIOHAZARD 5』も同等の仕様になるんじゃあないかな、と楽観視しています。
でもそれは『BIOHAZARD 5』の話であって、根本的な解決には結び付かないんですけどね。
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