a 適当。

9月1日(水)

飲酒メモ

本日の理由:ノリと勢い
本日の面々:友人ら2名と
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×2 (許容量)

 本当は友人宅のガレージを改造する予定でしたが、1名が夏風邪でダウンしてしまった為、単に酒を飲んで終わってしまいました。
 今年の夏風邪は本当に強烈なので要注意です。長引く上に熱も出ますし、治ったと思っても油断するとぶり返しやがります。社会人だと無駄に有給を使う羽目になるので、くれぐれも気を付けて下さい。と、体験者は語る。


9月2日(木)

今週の範馬刃牙:第222話 威圧感

今週の粗筋:
地下足袋を履き、忍者と化した柴千春は『何も言わずに喧嘩を買ってくれ』と刃牙に喧嘩を吹っ掛ける。
その頃アメリカでは、烈とスモーキンことジョー・クレーザーの戦いが始まるのだった。

 柴千春の行動が分からなくて困りました。忍者のくだりと合わせて、ピクル編位には無意味そう。

 実は柴千春と刃牙が直接会話するのって、今回が初めてかも知れませんね。最大トーナメントで顔は合わせていますけど、対戦した事も共闘した事も無く、花山が共通の知り合いである事しか繋がりは無い筈です。
 そんな関係で千春が何を思って刃牙に挑んだのかは定かでは有りませんが、先ずは『挑もう』と思い立って即挑んだその行動力に敬意を表します。少なくとも、それだけは目の前に立っている主人公より勝っている訳ですから。

 全く進展しない刃牙とは異なり、今回の様なエピソードが挟まっても順調に進んでいる烈ボクシング編。勿体ぶる事無く、烈vsスモーキンが始まったのは快挙である様にも思えます。
 スモーキンの持ち上げられ方からは、いつもの『それでも烈はもっと強い』ではなく、『苦戦を強いられる烈』という珍しい展開にもなりうる為、このカードは刃牙vs千春よりも見物だと言えるでしょう。ましてスモーキンのモデルは、モハメド・アリを下した事も有るジョー・フレージャー(通称は勿論スモーキン)です。板垣先生が定期的に発病される『ボクサー超強い』病が出て来れば、烈が負ける可能性すら有るかも知れません。

 こんな対戦を描く以上、板垣先生はノリノリである筈です。それにも関わらず、何故このタイミングで柴千春なんでしょう。何か意図が有るのでしょうか。克巳との会話位には無意味そうなんですけど。


9月3日(金)

ゲーム:サガ3 時空の覇者 Shadow or Light

 承前
 『SaGa』シリーズのポータルサイトに現われた謎の新作は『時空の覇者 Sa・Ga3』のリメイクでした、というお話。
 3は3でも『ロマンシング サ・ガ 3』が良かった。『時空の覇者 Sa・Ga3』も好きだけれど、『ロマンシング サ・ガ 3』が良かった!

 と、言っても始まらないので、ここは素直にこのリメイクを喜びましょう。
 『SaGa2 秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』は未購入ですが、同僚からは中々良いリメイクだったと聞いていますし、きっと本作も良い感じになる筈です。ステスロス支援が物凄く派手になったりとか、海に点在するダンジョンを捜し易くなったりとか。
 演出面では、ラグナの合体シーンがリアルになったりすると凄そうですね。グロ的な意味で、何らかの年齢制限が設けられてしまいそうですが。

どうでも良い話

 ボルボック相手に特攻をかけた男の中の男・ディオールですが、EDの彼はディオールであってディオールじゃないですよね、と思ったり思わなかったり。
 あの技術はノヴァ博士の様な得異例を生んでしまいかねないので、可能な限り早めに破壊した方が良いのではないでしょうか。


9月4日(土)

小話:猿の手

「唐突だけど、『猿の手』って知っているかい?『アウターゾーン』という漫画では、『魔神の手』なんて名前で出たりもしたけど」
「さぁ?『アウターゾーン』絡みという事はロクでも無いアイテムっぽいね」
「使い方によるかな。『猿の手』は、リスクと引き替えに3つだけ願いを叶えてくれるんだ」
「等価交換だね」
「ある意味その通り。原作で『猿の手』を手に入れたとある夫妻は、最初にお金が欲しいと願うんだ」
「そのリスクは?」
「息子の死さ。仕事中に息子が工場の機械に巻き込まれて死んでね。慰謝料だったか保険だったか……ともあれ、欲しい金額が手に入る」
「いきなりリスクが壮絶過ぎるんだけど」
「そうだね。で、夫婦は次の願いとして、息子を返せ、と願ったんだ」
「その場合のリスクは?」
「実はこの願い、代償に何かを失う様な事は無かったんだ。ただ、生き返った息子が家に帰って来た時、扉越しに夫婦が厭な予感を感じただけで」
「厭な予感?」
「生前の姿のままで返してくれ、とは祈っていないという事さ」
「機械に挟まれて死んだんだっけ」
「そう」
「成る程。じゃあ、最後の願いは?」
「息子を墓に戻す様に、だとさ。こうして3つの願いは叶い、欲したお金だけは手に入れた、と言う訳だ」
「やっぱりロクでも無いアイテムだね」
「使い方によるさ。『アウターゾーン』で最後にそれを手に入れた人物は、見事に使いこなしたよ」
「へぇ。どんな風に?」
「1つは友人の為に使うんだけれど、2つ目は『世界の未来に希望が有ります様に』。そして最後に『消えて無くなれ、永遠に』って感じだよ」
「ああ……漠然とし過ぎてリスクが生まれないのか」
「そう。でも希望が有るから、世界は確実に良い方向に向かう。これが良い使い方」
「悪魔を騙す人間の話を、一寸美談にした様な感じだね」
「だね。さて、ここで質問。君なら、この『猿の手』をどう使う?」
「う〜ん、そうだな……。1.リスクとか代償とか後悔とかを一切生まずに願いを叶えて欲しい、2.願いを幾つでも叶えて欲しい、3以降は追々願う、かな」
「君は色々台無しだな」


9月5日(日)

映画:サブウェイ123 激突 (原題:The Taking of Pelham 1 2 3)

映画の粗筋:
N.Y.地下鉄の運行司令室に勤務する主人公ウォルター・ガーバーは、賄賂を受け取った容疑で運輸室長から降格され、司令員として働いていた。
ある日、『ペラム123号』が緊急停止した事に気付いた彼が該当車両に無線連絡をしたところ、車両をハイジャックしたライダーと名乗る男に『1時間以内に現金で1,000万ドルを持って来ないと、1分経過する毎に人質を1人ずつ殺す』と要求される。その上、警察に案件を引き継ごうにも『ガーバー以外とは話したくない』と言われ、交渉役を続けざるを得なくなったからさぁ大変。

 感想。リメイクや続編は今一な物が多い、というジンクスを打ち破ったオッサン山盛り映画。70/100点。

 原作となった『サブウェイ・パニック』や、過去の映画化作品との違いは挙げていくとキリが無いので省略しますが、大雑把に書くと、主人公と敵役のライダーだけに焦点を絞り、現代的な要素を組み込んでスポード感溢れるクライムアクションに仕上げられているのがポイントです。
 これといって特殊な身体能力も発砲経験も持たない、いわゆるアメリカン・ヒーローからは懸け離れた一般市民の代表の様な男でありながら、賄賂を受け取ったかも知れないという影を持つ主人公と、飄々とした振る舞いで己の激情を抑えながらも、苛立つ様な事が有れば容赦無く人質を殺すハイジャックの首謀者・ライダー。2人のこの設定・性質を最大限に使った会話の駆け引きは、PVの様なハイテンポな映像の演出と合わせて、見事な緊張感を生む事に成功しています。取り分け、主人公の行動理念が変わる契機ともなる、ライダーがガーバーに疑惑の真実を語る様に迫るシーケンスの熱さはかなりのものでした。

 人質と時間制限、そして会話の駆け引きで全編に渡って緊張感が漂っている中で、時折シリアスな笑いが入る点も見逃せません。
 急いで犯人に届ける必要が有る現金を、何故かパトカーで運ぼうとするN.Y.警察や(劇中でも何でヘリコにしなかったのか突っ込まれる始末)、最後の1回だけで十分なのに3回も事故ってみる現金輸送チーム、今時ネズミの所為で作戦に失敗する人質救出チーム等々、『そりゃ無ェよ』的な要素が散見されます。犯人の脱出経路も『そりゃ無ェよ』感が満載ですし。

 最後の直接対決の物足りなさだけは難点ですが、それを除けば見応えの有る良い映画でした。
 前述の通り、駆け引きに焦点を絞り、余計なキャラ設定やお決まりの巻き込まれヒロインを持ち込まなかった点も高く評価したいです。面倒な設定が無いからこそ話に入り込めるし、青臭い連載要素が無いからこそガーバーの奥さんが口にした短い約束が胸を打つのでしょう。過去作に比べ、ライダー以外の犯人達がお座なりなのはテンポとのトレードオフという事で許容出来るレベルですしね。


9月6日(月)

独り言:久し振りに遊ぶ旧作の面白さは異常

 承前
 『Minstrel Song』レベルの『ロマンシング サ・ガ 3』リメイクという夢があっさりと絶たれたので、大人しく『ロマンシング サ・ガ 3』を楽しむ事にしました。
 ああ、ゲーム自体はヨドバシカメラで1,580円だったのに、NTT出版の攻略本2冊の方が高くて複雑な気持ちになったあの日の事が、まるで去年の事の様に思い出されます。あれは確か高校1年生の頃だったなあ。懐かしい。

 『ロマサガ』シリーズと言えば、自由に進めて良いフリーシナリオや細かなイベントに於けるフォローの放棄(例:私が町長です)、進行度次第で終わってしまうイベントやヒントの少なさ等、ゲーム開始からクリアまでのストーリーをプレイヤーに委ねるスタイルが売りでしたが、今になって思うと一般的なJRPGより洋ゲーに近い考え方だったのかも知れませんね。所定のルールが定められた箱庭にポイッと放置して、大まかなシナリオは提示しながらも『イベントは自分で見付ければ?』という感覚は、『Oblivion』のそれに近い様に思えます。バグの多さもそれっぽいですが、それはまた別のお話。


9月7日(火)

夢メモ:きっと痛い

 対象人物の目玉を奪い、自分の右眼孔に入れる事でその人物になる事が出来るという、相変わらずの無茶な夢を観ました。
 自分はその能力を使った潜入を生業としている何らかのエージェント的な人間らしく、何らかの基地的な場所に潜入している、という内容です。また、目玉を奪われた人間は死ぬ事、奪った目玉はそのままにしておくと数分としない内にしなしなになってしまうというルールが有ったのを覚えています。
 夢の中では、それがいつもの出来事というノリで潜入していたのですが、ふと同僚と思しき女性に『目玉入れるのって痛くないの?』と言われ、『そりゃ痛いに決まってるっしょ』と思った瞬間に目が覚めました。
 毎度の事ながら、何の影響でどういう意味を持つ夢なのか完膚無きまでに不明です。夢診断ってあれきっと役に立ちませんぜ、各々方。


9月8日(水)

小話:そう言えばそんな人も居ましたねと言う世界

「そう言えば、『スティール・ボール・ラン』にマイク・Oって居たの覚えています?」
「ああ、『世界』の人?」
「その世界の人です。彼の口癖について一寸考えていた世界なんですよ」
「こうやって実際に聞くと鬱陶しい世界だねえ」
「そうなんですがね。いや、彼のあの口調、英語版とかだとどうなるのか不思議な世界で」
「……in the world?」
「ですよね!それしかないですよね。酷くうざくないですか in the world」
「うわぁ、これはうざい in the world」
「でも語呂は良いと思う訳で in the world」
「いや、大分うざい in the world」


9月9日(木)

今週の範馬刃牙:第223話 闘う理由

今週の粗筋:
不意を突いた攻撃を見舞う柴千春に、刃牙は反射的に高速カウンターを喰らわせる。
『何故、唐突にこんな事をしたのか』と疑問を抱く刃牙に対し、柴千春が思い出していたのは刃牙と戦う様に指示した花山の事だった。
一方、スモーキンに予想外の苦戦を強いられていた烈は、不用意な攻撃に対して強烈なカウンターを喰らってしまってさぁ大変。

 花山さんのヤクザっぷりがマジパネッス。
 それなりの理由は有るのでしょうが、柴千春に『理由なんて要らないっしょ』と殴り込みに行かせる様は、無茶振りを通り越して鉄砲玉としての訓練にしか見えません。流石ホンマモンのヤクザは違うわ。藤木組系花山組の組長は違うわ。
 突然喧嘩を売って来る様に指示された上、5mも吹き飛ばされた柴千春が何だか哀れです。

 いつもは吹き飛ばす側の烈も、スモーキン相手に困っている様ですが、正直ラストのカウンター以外は苦戦している理由が分かりません。
 こないだまで、スモーキンの凄さは『煙の様な動き』だと言われていましたけど、何だか打撃に押されていますし。防御しても身体に響く攻撃に対し『内臓に奥深く消え残るダメージ』とか『鋭利な刃物』と相反する喩えを持ち出している理由も不明です。刃物なら内臓じゃなくて防御してる手足へのダメージじゃあないのかい、烈さんよう。防御がキツイなら、いつもの様に受け止めずにいなせば良いんじゃあねーの、烈さんよう。

 思うに、これまで烈は防御に回った事が殆ど無いのでボクサースモーキンの攻撃が凄いと感じているのではないでしょうか。煙の様な動きであるが故に、攻撃を受けざるを得ず、それで初めてボクサーの攻撃の凄さを知った、と。そうじゃあないと、突然喧嘩を買う様に挑発された上、一撃で制されたワーレフが何だか哀れです。


9月10日(金)

独り言:香川旅行

 うどんが好きなので、夏期休暇を利用して友人と香川に来ました。と、N10Jbで記載中。

 流石にうどんの国と言われるだけあって、うどんの店がやたら多く目に入ります。仙台は牛タンの店がひしめいている訳では無いと言うのに(何でも仙台基準)。
 しかしこれだけ多いと、どの店に入れば良いのか悩みますね。こんな事なら調べてくれば良かった。
 取り敢えず今日・明日の食事は全部うどんにする覚悟ですが、友人が「えっ」とか言っているので変えるかも知れません。いいじゃない、うどん。


9月11日(土)

独り言:続・香川旅行

 食べました、うどん。5食位。安いし旨いし余は満足じゃ。

 本場の『讃岐うどん』というのを初めて食べたのですが、ホンマモンは総じて我(々)が思い描く『うどん』とは異なるのですね。出汁の風味の強さ然り、麺の食感然り、食べ易さ然り。茹でたうどんにポン酢の類をかけて『あ、これ讃岐っぽくね?』とかやっていたのが恥ずかしい。とても恥ずかしい。
 週末である所為か、いわゆる有名な店の殆どが混んでいるのが辛いところでしたけど、食べたい物を食べる事が出来たので満足しています。

 これから、新幹線で雑談したり『奪われた刻印』で遊んだりしながら帰ります。

余談

 以前、TVで『讃岐うどんがトゥルトゥルなのは嘘。本当はコシとか超弱い』みたいな事を言っていた気がするのですが、今回食べた物は全部トゥルトゥルだったりモッチモチだったりしました。
 それが非常に美味しかった訳ですけど、実際TVで言っていた事が正しいのでしょうか。今食べた様なのは観光客用の偽物で、そんな物を食ってうどん美味しいとは片腹痛しみたいな感じなのでしょうか。まぁ、美味しかったら何でも良いんですけど。


9月12日(日)

ゲーム:悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印

 承前。Normalで一通りクリアしました。
 感想。『蒼月の十字架』と比べるとボリューム不足だけれど、探索型ドラキュラとしては及第の面白さ。75/100点。

 今更書く様な話でも有りませんが、探索型ドラキュラ自体がアクションゲームのフォーマットとして非常に優れている為、この仕様に倣ってゲームを創る限りは、操作性や構成、探索の面白さといった基本をしっかりと押さえていれば駄作になる事は殆ど有りません。本作はそうした基本を踏まえた上で、良くも悪くも探索型のお約束だった『悪魔城の往復』を減らす為に複数のMAPを用意したり、サブクエストを充実させて遊びの幅を広げたりといったこれまでとは一寸異なる要素も加えられているので、探索型としての面白さを担保しつつ本作独特の面白さを有しています。
 またDSの前2作とは異なり、難易度が大分高いのも特徴的で好印象です。ボスが強いのは言わずもがな、雑魚も特徴や耐性を考慮しないと苦戦する事が屡々ありますし、寄り道MAPに至ってはラスボスよりも強烈な雑魚がひしめいていたりするので、最近忘れがちだった腕を磨く楽しさあ感じられました。
 何より、主人公のシャノアがとても良いですね。セクシーで。

 ただ、唯一感じた難点は、前述のボリューム不足でも、一本道のMAPが幾つか有る事でも、ランダム宝箱でも、遂にジェノサイドカッターを使い始めたドラキュラ伯爵でも無く、技名が独特で覚えにくいという事です。
 例を挙げると、

  • 突剣:コンフォデレ
  • 弓 :サギッタ
  • 鎌 :ファルクス
  • 盾 :スクトゥム
  • 火 :イグニス
  • 翼 :ウォラーレ

 という具合ですが、イグニス以外はパッと見で何だか良く分からず、ゲーム終盤になっても殆ど覚えられない有様でした。
 敢えてこれまでとは異なる表記にする事で、ベルモンド家やモリス家等のヴァンパイアキラーを持つ血族とは異なる者達が戦っている、という表現をしているのでしょうが、全く馴染みの無い単語ばかりだと直感的に選択出来なくて困ります。いえ、覚えられないのは己の所為なんですけども。

 因みに、BGMはいつも通り名曲揃いでした。中でも悪魔城の序盤で流れる『黄昏の聖痕』と、寄り道MAPで流れる『悪魔城伝説』以来の『RIDDLE』と来たら、格好良い事この上無い。
 次の新作は3Dな上に『小島PRODUCTIONS』だという事で、当然ゲーム性はがらりと変わるでしょうし、謎のメッセージ性とかが付いてしまわないかという不安を感じていますが、BGMは間違い無く良い筈、と思い込んでいます。
 過去の名曲も何曲か出してくれれば良いのですが、どうなんでしょうね。DLCとかだったらガッカリするだろうなあ。

余談

 レディーレ(磁力を伴う剣を投げる)はキルクルス(磁場を発生させて磁石に付く移動技)との併用が前提なのでしょうが、ウォラーレの代替以外の巧い使い方が見出せません。剣の軌道を考えると、イニレ・ラピドゥス(足が速くなる)を上回る高速移動が出来そうですけど、雑魚に突っ込んでしまう事が多いので一寸微妙です。
 あれを華麗に使いこなせればシャノアさんのスタイリッシュさがぐんと上がりそうなのに、暴発して良く分からない方向にぶっ飛びまくって間抜けさがぐんと上がる日々。う〜ん、難しい(技名を覚えるのも)。


9月13日(月)

ゲーム:『DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY』発表

 前作は未プレイですが、ゲームとして面白いだけでは無く、それぞれ原作への愛が込められた良い作品だったと聞いています。ゴルベーザ兄さんの『いいですとも!』や、エクスデスの『カメェェェッー!』が声つきで入っていたり、ティーダが皇帝に対して『ウボァーって、何なんスか?』と言ってしまったり、ネタの回収までしっかり行っていたとか。何て素晴らしい。

 そんな素晴らしい作品の続編である故に、色々な事を期待してしまいますね。『5』のギルガメッシュ参戦とか、『12』からはウサ耳姐さん出演とか。
 思い付く限り、作品別に希望を書いてみます。

  • 初代:マトーヤ    ※アルティミシア姐さんとの掛け合いに期待
  • 2  :ミンウ     ※今こそアルテマの出番
  • 3  :ドーガ&ウネ  ※ニコイチキャラで
  • 4  :ルビカンテ   ※正々堂々と戦う事を好む炎使いなんてアクションに持ってこい
  • 5  :ギルガメッシュ ※言わずもがな
  • 6  :エドガー    ※回転のこぎりでR-18演出
  • 7  :宝条      ※薬品を使ったトリッキーな攻撃が面白い筈
  • 8  :サイファー   ※スコールと動きが被りそうだけど
  • 9  :スタイナー   ※コメディ要素を押さえた正統派キャラ
  • 10 :ユウナレスカ  ※魔法でボーン、触手でドーン
  • 12 :フラン     ※セクシー分

 『7』はイン&ヤンでトラウマ再び、というのも良いと思うのですが、流石に雑魚を出すのは無理ですよね。そういうのが有りなら、『6』でダダルマーさんを出すとか面白そうなんですけど。ネタ的な意味で。
 『13』は未プレイなので省略。ライトニングさんが出るのは確実なんでしょうね。

最近の悪党は悪党じゃない(ネタバレの嵐)

 ユウナレスカを善か悪かで語るならば結果として悪になるんでしょうけど、戦争もしくは親父さんの被害者だという見方も出来るのがアレなところです。端から見れば嫌がらせでしかないスピラの呪われた螺旋を紡いでいるのは、彼女なりにスピラを護る為であった訳ですし、護ろうという気持ちその物には悪意など無かった筈ですから。

 こうして考えると、最近のこのシリーズに出て来るキーパーソンには純粋な悪党が結構少ないなぁ、と改めて思わされます。
 『12』のヴェインは『オキューリア打倒=人間の独立』が、『9』のガーランドは『テラを護る=生命の循環の正常化』が目的でした。『8』のアルティミシア姐さんは魔女への偏見が元で(滅茶苦茶)捻くれただけで、『7』のセフィロスはジェノバ・プロジェクトの被害者に過ぎません。誰も彼も不可抗力で狂わされた、もしくは相応の正義を持っていたメンバーばかりです。

 この状況を踏まえると、カオスや暗闇の雲、エクスデスに永遠の闇といった『人類(ないし世界)の敵』は分かり易くて良いですね。悪い奴だからよ!ブッ飛ばしたら良いんだろ?って感じで。

漫画:『メタリカメタルカ』打ち切り

 それはそれは綺麗な『俺達の戦いはこれからだ』でございます。

 まぁ、予想はしていましたけどね。予想はしていましたけどね。
 スペクタクルに欠けているとは思っていましたけど、まだこれからだと思うんですよねえ。プチ『HUNTER×HUNTER』感が漂っているとは思っていましたけど、別ベクトルで面白くなっていきそうだと思うんですよねえ。『週刊少年ジャンプ』はもう少し根気良く新作を伸ばしても良いと思うんですよねえ。あぁ、残念。何だかとても残念。王道でとても良かったのになあ。


9月14日(火)

ゲーム:Web上でゲームを作って共有できる『ニコゲー』サービス開始

 公式サイトはこちら
 いやぁ、これ凄くないですか?凄くないですか?ただでさえあそこには才能の無駄遣いに長けた偉人が揃っているというのに。これは凄い作品が出て来そうだと思いませんか?これは大変に素敵ですよね。


9月15日(水)

ゲーム:『DmC Devil May Cry』を発表

 え……、この格好悪いの誰?ダン……テ?

 実際のプレイ結果はさておき、過去Trailerだけでここまで不安になった『DMC』は有りません。
 ダンテのデザインが壊滅的に格好悪い上に、『煙草無しで格好良い男』をガン無視した喫煙シーンが有るアレっぷりにアレがアレで何だかアレです。要するに一寸した混乱と絶望が入り交じり、『それでも遊べば面白い筈だ』という安易な希望を脳内シュマゴラスが粉々に破壊しようとしている状況にあります。どうなんですかこれ、どうするんですかこれ。
 いや、それでも、それでも遊べば面白い筈なんだ……。


9月16日(木)

今週の範馬刃牙:第224話 無数の傷

今週の粗筋:
カウンターを喰らいながらも起き上がった柴千春に対し、『怪我をさせないのはここまでだ』と伝える刃牙。
歴然とした実力差を自覚しながらも、柴千春は刃牙の言葉を無視して再び挑んだからさぁ大変。

 盛り上がっている最中の烈ボクシング編をまさかの完全スルー。う〜む分からん、益々以て分からなくなってしまったぞ、アルベルト。

 この柴千春というキャラクターは、板垣先生のお気に入りなのかも知れませんね。最大トーナメントでの番狂わせ含め、これまでもちょくちょく出番が有りましたし。
 思えば彼は『暴走族のリーダー』という特性上、花山との関係性や喧嘩上等というキャラクター性を持てるだけでなく、一般人以上バケモノ未満という適度な強さを保てるので、漫画的に扱い易いポジションに居るのは確かです。更に精神力で肉体をカバーするという独自の格闘スタイルや、背中のキングギドラといった濃い要素を持っているのもポイントでしょう。
 でも、このタイミングで出て来なくても良いんじゃあないですかねえ。烈とスモーキン戦の方が重要じゃあないですかねえ。

 ときに、先週は『柴さん』とか言ってた刃牙が、今週になって『千春さん』と言い出す一貫性の無さが気になりました。
 殴り合う事で殴って親近感でも湧いたのでしょうか。番長同士が河原で喧嘩した後に和解する様に。


9月17日(金)

独り言:『龍が如く』最新作は無数に溢れるゾンビと戦うアクションADV

 あれ、これってこういうゲームでしたっけ。
 確かヤクザ的な人達が『シェンムー』的な感じでアクロス的に市街地征服を目指して暴れ回る様なゲームじゃあありませんでしたっけ。
 一瞬エイプリルフールの様な嘘ネタなのかと思ったのですが、記事を読む限りでは本当……なんですよね、これ。本シリーズをやった事が一度も無いので、元々こういう土壌が有った可能性も捨て切れませんが、もしも今までに何の前触れや伏線も無くこういう状態にしたのだとしたら、制作者が良い意味で馬鹿だとしか言い様が有りません。『BIOHAZARD』で『次の敵は尸魂界ソウル・ソサエティ』とか言い出す位の超展開と言えるでしょう。

 端から見る上では、こういう吹っ飛び方は嫌いでは無いと言うかむしろ好きなんですが、『BIOHAZARD』で『次の敵は十尾』とか本気でやられたら多分怒ると思うので、『龍が如く』シリーズ好きの人にこれがどう映っているのか確認してみたいです。本シリーズでは十分許容出来る世界観なんですかねえ。


9月18日(土)

映画:60セカンズ (原題:Gone in Sixty Seconds)

映画の粗筋:
かつて高級車窃盗のプロとして名を馳せた主人公・メンフィスは、犯罪から足を洗うと共に地元を離れ、子供達にカートレースを教示する平穏な日々を過ごしていた。
しかし、以前のメンフィスに憧れ高級車泥棒を繰り返していた弟のキップが、犯罪組織に依頼された仕事に失敗して命を狙われている事を知り、メンフィスは組織のボス・カリートリーと取引をする。それはキップの命と引き替えに、キップが盗む筈だった50台の高級車を4日以内に集めるというものだった。
弟の為に昔の仲間達を集め、再び窃盗の道に進むメンフィス。だが、メンフィス逮捕に執念を燃やすキャッスルベック刑事が現われた上に、集める50台の中に『盗むと必ず失敗する』ジンクスの有る車まで含まれていたからさぁ大変。

 感想。元の『バニシング in 60』とは全く別物。でもエンターテイメントとしては十分に及第。70/100点。

 中盤までは鮮やかな犯罪の手際を楽しみ、中盤以降は凄まじく気合いの入ったカーアクションを眺める、というエンターテイメントの典型の様な映画です。テーマがテーマだけに話運びも軽快な上に、ある種のお洒落さも伴っているので観ていて退屈しませんし、見終わった後に何も残らない爽快感が有ります。高級車も数多く出て来るので、車好きにはそういった要素もたまらないのでしょう。多分。
 感覚的には『オーシャンズ11』を観た時のそれに近いです。仲良し犯罪者グループが知恵と技術を駆使して犯罪をするのを楽しむ、と言うあの感覚ですね。無論、キャストで比較すると『オーシャンズ11』に勝てる道理は有りませんが、前述の通りカーアクションが規模・迫力共に凄いという明確な見所が有るので、『オーシャンズ11』とは別の魅力を有しています(キャストと言えば、別にアンジェリーナ・ジョリーは居なくても良かったんじゃね?という感も有りますけど、それはまた別の話)。

 難を言えば、『サブウェイ123 激突』と同じくラストの直接対決が微妙過ぎた点と、お洒落に特化する余り時間制限が生む筈の緊張感がまるで無かったという点でしょうか。
 特に後者については、『時間が無い』を連呼する割には各キャラに焦っている様子や急いでいる様な演出が全く無い為、どの様に時間が無いのか、間に合うのか間に合わないのかが体感的に分からないのです。物語の終盤、カリートリーが時間について告げて初めて『え、そうだったんだ?』となるのは如何な物かと。

 ただ『弟の為に車を盗む主人公』vs『主人公を追う刑事』vs『極悪非道な犯罪組織のボス』という分かり易い構図だけで成り立つ映画なので、ぼけらっと楽しむ分には手頃で良い作品です。予想以上でも予想以下でも無いけれど、それが良い事も有る訳で。


9月19日(日)

今月のSTEEL BALL RUN:#63 LESSON 5 4

今月の粗筋:
大統領の持ち掛けた取引に対し、『漆黒の意志』を持った瞳を向ける事で否定を示すジョニィ。
しかし、敵意を向けられたままの大統領は、決してジョニィ達に報復はしないという約束、そして己の行動は全ては『愛国心』によるもので『私利私欲』では無いという意志を淡々と告げる。
拭いきれない胡散臭さが有りながらも、何処か真に迫る大統領の言葉に、最初は『信じさせてみろ』と言っていたジョニィも『自分よりは正しい道を歩んでいるかも』と思い始めたからさぁ大変。

 このシリーズにしては珍しく、今回はジョニィと大統領の会話だけでした。
 これだけ長時間話せている時点で、無限の回転は止まっているんじゃあないかと思えるのですが、それは言わないお約束なんですかね。

 本題。
 普通に考えれば、このタイミングで持ち出す取引なんて信じられるものじゃあ無いんですけど、それでも『本気かも』と思わせる話術は中々のものです。アメリカ合衆国大統領にまで登り詰めた手腕は伊達では有りませんね。
 ただ、彼の言い種は詐欺師のそれとも良く似ています。流れを順に見ていくと、重大な決断を前提にした上で、『愛国心』と『私利私欲』という分かり易い二元論を持ち出して思考を誘導し、ジョニィ達の治療という自分の未来には痛手の無いカードを差し出す事で己を信じさせ、過去を語るというお涙頂戴話で感情を傾ける、という具合に人を騙す基本を一通りやっている訳ですから。
 しかしそれで尚『正しい道を歩んでいる』可能性を感じるのは、彼の行動は実際に父から授かった愛国心に起因しており、『遺体』の前で誓った約束は破っていないという実績が有るからです。随分前からこの日記でも疑問にしていましたが、『己の傲慢が理由で失った下半身の自由を取り戻したいジョニィに比べれば、多少性格がアレでも『アメリカを豊かな国にする』という意志を持つ大統領の方が、多くの人に取っては『善』と映る事でしょう。国を背負って立つ大統領は、歩くトラウマ状態のジョニィには眩しい存在にもなり得るのです。

 ジョニィの出す答え、そしてジャイロがどうなるのか。来月こそいよいよ決着ですかね。


9月20日(月)

独り言:お部屋を清潔に

 それなりに掃除はしているのに埃が中々消えて無くならないので、以前から購入を検討していた空気清浄機『KC-Y65』を買って来ました。18,550円也。

 使い始めてすぐに効果が出る様な物でも無いので、現段階では良いとも悪いとも言えませんが、部屋の端で埃を巻き上げてみたりすると即座にハウスダストのランプが反応したりするので、何だか効果は有りそうな気がしています。加湿機能も有るので、これからの季節にはそれだけでも重宝しそうですし、取り敢えず良い買い物をしたと信じる事にします。


9月21日(火)

独り言:『カセットに息を吹きかける行為』は故障の原因 By.マリオ25周年CM

 そ、そんな今更。
 選ばれし者だと思って育てていたらシスの暗黒卿になってしまったでござるって位大変でござる。

 ファミコンのカセットにふーっとやるのは、いわば朝起きたら歯磨きするのと同じ程度に当然の事として、広く認知されていた事だと思います。それを今になって否定されるのは――今になってやる事は先ず無いでしょうが――何だか微妙な気分になりますね。歯磨きは歯を磨り減らすからやめましょう、という程度に。

余談

 TVCMではカセットを縦に持ってふっ!とやっていましたが、横に持ってふーっ!とやっていた記憶が有ります。地域とかによって異なるのでしょうか。


9月22日(水)

独り言:『スーパーストリートファイターIV』のプロデューサーインタビューで激震

 引用させていただくと。

4Gamer:
ちょっとアーケード版から離れてしまうんですが、PC版はどうなったんでしょうか。
小野氏:
PC版については、実はいろいろなところでコメントとかツイートを出してるんですけどね。無印ストIVのPC版については、とても成績が良くて、PCゲームとしては、全世界でものすごく売れたんですね。でもそれと同時に、不正コピーもナンバーワンという不名誉な称号をいただいてしまって。
(省略)
4Gamer:
ということは、PC版は望み薄ということでしょうか。

小野氏:
残念ながら今のところは予定はないですね。何故ほかのタイトルはPC版が出ているのに、スパIVだけ駄目なのかというと、前作があまりにも売れすぎて、あまりにもコピーされすぎたから。なのでよっぽど素晴らしいプロテクトとかソリューションが出てきたら、状況は変わってくるかと。じゃあSteamとかだけでもいいからやってくれよって言われると思うんですけど、今度はSteamで買えない人にとって不公平感がある。

 じゃあ『Steam』だけでも良いからやってくれよ。

 これは衝撃です、これは大変にショックです。
 前作で突然『Steam』版の販売を国内だけ止めた事に軽くイラッとしたりしましたけど、今回はその比じゃあ有りません。何でコピーの所為でちゃんと買う側に影響出とんねんと。こっちは数年ぶりに格闘ゲームをやって楽しんどんねんと。いや、実は未だ『SUPER STREET FIGHTER IV』はやった事が無いんですが。何せほら、Windows版待ちでしたからね。

 と、ねちねち書いてみましたが、詰まるところ他の作品は結局Windowsで出すのだから『Steam』で出せば良いじゃない、という話です。
 そもそも、『SUPER STREET FIGHTER IV』がまともに動くPCを持っていて、『Steam』が使えない環境ってそうそう無いと思います。強いて言えば、クレジットカードが必要だと言う事位ですかね。
 やれやれまったく酷い話です。


9月23日(木)

今週の範馬刃牙:第225話 グローブ

今週の粗筋:
柴千春が倒れたのを確認し、その場を離れようとする刃牙。だが、失神したかに見えた柴千春の脳裏には、花山の不可解な言葉が駆け巡っているのだった。
一方、柴千春と同じ様にカウンターを受け倒れていた烈海王は、朦朧とした意識の中でスモーキンの攻撃力の正体に辿り着く。しかし、正体が分かったところで肉体のダメージは回復しないからさぁ大変。

 烈海王曰く、『ボクサーはグローブを武器化したから強い』だそうで。
 確かにあの丸さを考えれば『鋭さ』は無くなって然りですが、重さが有る分だけ『破壊力』が増す、という理屈は正しいのでしょうね。それが烈の言う様にピクルや刃牙の一撃を超える程かと言うと、それには一寸疑問も有りますけども。幾らグローブの重さが加算されているとしても、元になる破壊力の次元が違いそうですし。

 柴千春の方は、わざわざもう一度回想を出してくる位ですから、ここからもう1アクション有りそうです。
 勝てない相手でも挑む、という事がテーマなのかと思いましたけど、他に何か有るのかも知れません。


9月24日(金)

不具合メモ:『フレッツ・ウイルスクリア』が駄目過ぎる

 Ver.5にアップデートしろ、というポップアップが煩わしかったのでバージョンアップを実施したのですが、『いつも通りだしオートマで良いか』とスタンダードなセットアップを選んだ事が運の尽きでした。
 以下、いつものメモ。

  • アップデートと再起動終了後、『Becky!』を起動させたらWindows FireWallから接続可否を確認するポップアップが出る現象が発生。
    • フレッツ・ウイルスクリア』は何をやっているの?とメイン画面を見たところ、パーソナルファイヤーウォールが入っていない事が発覚。
      • スタートからインストールして下さい、という説明不足な表示だけ有って軽くイラッ。
  • 追加インストールでパーソナルファイヤーウォールを導入。
    • メイン画面にパーソナルファイヤーウォールが出て来てめでたしめでたし。
      • と思いきや、案の定これまでの設定は全部消えててかなりイラッ。
        • 覚えている限りの設定を行って今度こそ設定完了。

 たまたま知人に『フレッツ・ウイルスクリア』提供側の関係者が居たので『何の嫌がらせなの?』と訊いてみたところ、『これまでパーソナルファイヤーウォールの導入で不具合が発生するケースが有ったから、選択しないと入れない仕様にしたらしい』という回答を頂きました。いやはや……じゃあパーソナルファイヤーウォールの仕様を直すべきじゃあないのかね。

 相変わらず自動アップデートの際にウィンドウフォーカスを持って行きやがりますし、今回の事で見切りを付けました。と、いう事で近い内に乗り換えます。『Norton』先生辺りに。


9月25日(土)

映画:マックス・ペイン (原題:Max Payne)

映画の粗筋:
ニューヨーク市警の殺人課に所属していたマックス・ペインは、3年前に妻子を殺した犯人を追う為、未解決事件課にその身を移し独りで捜査を続けていた。
事件を追う中で、何者かの陰謀によりロシア人女性ナターシャと元相棒アイレックスの殺人容疑を掛けられた彼は、妻が勤務していた製薬会社の元上司B・Bや、ナターシャの姉・モナの協力を受けて、事件の背後に『翼の刺青』と謎の麻薬『ヴァルキア』が関わっている事を突き止める。しかし、『ヴァルキア』の背後にはマックスの予想を超える巨悪が居たからさぁ大変。

 その昔ハマッた洋ゲーの映画化作品。すっかり観るのを忘れていました。
 感想。それなりに巧くゲームを映像化している――けれど、そこまで。70/100点。

 ゲーム原作の映画化としてはかなり頑張っていますが、元々『妻子の復讐の為に戦うハードボイルド刑事』という題材自体が物語のテンプレート状態なので、良くも悪くもそのテンプレートの型に収まっています。
 あのゲームの素晴らしさは、当時では群を抜いていた映像や映画『the Matrix』に着想を得たバレットタイム、ゲームでありながら映画のテンプレートを巧く使う事で『映画の様なゲームを創った』という点に有るので、こうして映画になってみると在り来りな復讐劇でしかないんですよね。復讐を盛り上げる新たな要素や仕掛けを入れようにも、原作がある以上は大幅な変更が出来ないという枷が有りますし。
 そうなって来ると、今度は『如何にしてゲームの要素を映画で表現するか』という逆転が生まれる訳ですが、これはどんなに上手にやったところでゲームをやった人間にしか伝わらないので、ゲームをやった事が無い人には評価して貰えないという問題が生じます。ポスターの小ネタとか見せ場のバレットタイムに喜ぶのはゲームファンだけでしょう。

 しかし、『復讐の為に罪の無い警備員とかまで殺しまくる刑事』のテンプレートはしっかり全うしているので、その分はしっかりと楽しめます。
 また、CGによる『ヴァルキア』副作用の表現も中々の物で、特にマックスが『ヴァルキア』を飲んだ時の演出は色々勢い余って『あれ、これ黙示録的な何かだっけ』と思わせるだけのパワーが有ります。良い意味で馬鹿とでも言えば良いのか。

 という事で、ゲームをやった人や、ゲームをやった事が無い人でも『復讐の相手が結構でかいけどそんなの気にしない刑事』テンプレートが好きな人は、取り敢えず観てみるとテンプレート分は楽しめると思います。ただ、このテンプレートや粗筋で大体真相が分かる様な人は、その予想を超える事は無いので、その事だけは念頭に置いた方が良いかも知れません。


9月26日(日)

映画:劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝

映画の粗筋:
『蘇れば世界を崩壊させる』と言われる『魍魎』の魂が封印から解放された。この事を察知した綱手は、『魍魎』の肉体の解放を阻止し、再び封印する為に鬼の国の巫女『紫苑』の護衛をナルト、サクラ、ネジ、リーからなるチームに委ねる。
『魍魎』の復活を目論む者達の妨害を受けつつも、紫苑の元に辿り着いたナルト達だったが、彼女には『魍魎』を封印する力の他に『死を予知する能力』を有しており、ナルトの死を予知してしまったからさぁ大変。

 動く『NARUTO』を観るのは、アニメ版の第2話を観て以来です。
 感想。初めてナルトを格好良いと思いました。80/100点。

 諸事情により友人と観たのですが、これがまた予想以上に面白くて驚きました。
 序盤と終盤に全く違う意味で同じ言葉を持って来る『これが映画だ!』と言わんばかりの脚本然り、アニメーションに特化したキャラクターデザインをフルに活かす派手なアクション然り、終盤にナルトが見せるこれ以上無い程の『少年漫画的主人公』っぽさ然り。
 中でもクライマックスに魅せるナルトの見得の切りっぷりには本当に参りました。少年漫画に於ける展開としては果てしなく当然の事なんですけど、その当然のど真ん中を全力で突き抜ける勢いが大変素晴らしいです。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でシンジ君が『来い!!』と言った時の様に感嘆の声を上げそうになりました。まぁ、上げませんけども。

 漫画を読んでいる限りでは若干煩わしさを感じる事も有りますが、自分に素直で思う事には一直線、という主人公はこういう時にはとても気持ちが良い物ですね。漫画の方もサスケサスケ言うのを止めれば、きっと良くなるに違いない。


9月27日(月)

独り言:いつ以来か分からない事

 今週の藍染さんが珍しくまともな事を言っていましたね。
 一部ネタバレなので、明日の日記に飛ぶ方はこちらをクリックして下さい。

浦原:
「世界とは」「そういうモノなんスよ」
藍染:
「それは敗者の理論だ!!」「勝者とは常に」「世界がどういうものかでは無く どう在るべきかについて語らなければならない!!!!」

 それは組織も同じだろうか……!(ドルトンさん風に)

 確かに、対象が何であれ『そういうモノだ』と諦めてしまったらそこまでですね。それが不条理な事ならば尚更で、不条理を享受する事は緩やかに死んでいく事に等しい。
 どう有るべきかについて語ればこそ、それを目指し進化する事が出来るのは世の理でしょう。アーカードや烈海王が言う様に、諦めが人を殺し、諦めを踏破した時人は壁を超えるのです。

 ときに藍染さんの行動理念については、何と無く誰かに会う事だとか復讐だとかなのだろうと思っていたのですが、今回の話を聞いた上で改めて考えると、『銃夢』に於けるノヴァ博士の様な『自由の為に』戦って来たのかも知れませんね。それもある種の復讐と言えなくも有りませんけど、自尊心を満足させる事だけが目的では無かった様で何よりです。

僕達私達の未来予想

 次かその次辺りのシリーズで、一護辺りが『藍染のやろうとしていた事……今なら理解出来る』とか言い出すに違いない。


9月28日(火)

小話:機械鎧オートメイルはよく考えると結構恐い

機械鎧オートメイルはご存知ですか?」
「ああ……『鋼の錬金術師』の義手だっけ」
「そんな感じです」
「あれってば、神経接続するから指の一本まで自由に動かせて便利だよね」
「そう思っていたんですけど、よく考えてみると結構恐いんですよ」
「神経接続時に痛い、ってやつ?」
「それもですけど、あの金属部分と肉体との接合部がどうなっているのかと思ったら『うわぁ』という気分に」
「どういう事?」
「いえね、人体と言うのは自然と傷口を直す力が働く訳ですよ。そうすると、その力が働く部分とあの金属の接合点はメンテとか含めてどうなっているのかなって」
「うわぁ」
「うわぁ」


9月29日(水)

独り言:ニンテンドー3DSで『ロックマン DASH3』発売

 歓喜の余り声を失いました。うひゃーおー。

 ニンテンドー3DSは25,000円という事で、携帯ゲーム機にしては一寸高い様な気もしますが、『ゼルダ』が出来てこれも出来るならばむしろ安い位だと言えます。立体視に対する期待も勿論有りますけど、そんな事はどうでも良い位『ゼルダ』とこれが有ればそれで良い。後は『ロマンシング サ・ガ 3』のリメイクさえ出ればパーフェクトですね。


9月30日(木)

今週の範馬刃牙:第226話 最高峰

今週の粗筋:
帰宅する刃牙の前に再び現われる柴千春。
『これは刃牙に取っての喧嘩の練習だ』と言う彼を一蹴し、『弱い相手では練習にならない』と告げる刃牙だったが、その弱さを含めて花山に『お前が良い』と言われていた柴千春は三度立ち上がり、刃牙に一撃を見舞ったからさぁ大変。

 やはりこれは『勝てない相手へ挑む為の練習』という感じっぽいですね。
 一時はやる気を見せていた刃牙ですが、先日の勇次郎とのやり取りを見る限りでは大分腰が引けている様ですし、柴千春の根性を見せ付けてその性根をたたき直そうとしているのでしょう。流石は友達思いの花山さん、ノープランじゃあないみたいで安心です。その為に余り刃牙に関係の無い柴千春が犠牲になっているのは酷い話ですが、それはそれという事で。


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