1月1日(金)
謹賀新年
あけましておめでとう御座います。
本年も弊サイトを宜しくお願いいたします。
今年の目標
目標。そうですねえ。
例年目標を掲げても果たせないケースが殆どなんですけども、それでも目指すべきものは必要なので一応宣言します。
- 日常について
- 趣味・嗜好に金を惜しまない
- 自分の為、経済の為
- 年次有給休暇を1〜2日/月程度、計画的に取得する
- 結局昨年も余ったし、本当に意図的に使っていかないと損をする
- サイトについて
- 日記以外のコンテンツを更新
- 落書きは最低週一
- 誤字・脱字・誤変換の撲滅キャンペーンの継続実施
消化しておきたいゲーム
昨年は色々と消化した様な気がしていたのに実際はまだまだ積んでいたので、最低限として以下作品の消化を目指します。
1本/月という気持ちで取り組んでいけば、新作が出たとしても十分クリア出来る数です。
先ずは今月、どれか1つをちゃんと捌ける否かが分かれ道ですかね。
1月2日(土)
雑談:初売り'2016
いつも通り『若狭氏と行く!近況報告合戦 in ヨドバシ初売り』を実施。
特に何かを買う予定は無かったのですが、外付けのHDD(3TB)が1万円だったので何と無く買ってしまいました。
ストレージは余っているものの、今使っている外付けHDD(300GB)が2004年購入の物だったので、買い換えるには良い(遅過ぎる)時期かな、と。
結果的には良い買い物だったんじゃないかなと思います。
ゲーム:『ファイナルファンタジー IX』がWindowsとスマートデバイスで発売
わぁ、これは嬉しい。
エンカウント率が高かったり、サラマンダーがシナリオ上はキマリ以上に空気だったり、読み込みが長かったりしましたけど、王道のシナリオや数々の(マゾい)やり込み要素等々、古き良き国産RPGらしさが詰め込まれた良作でした。
今回は読み込みが改善されているみたいですし、Windows版が出たら欲しいですね。
……とは言え、また蛙を食べまくるのかあ。う〜む。
1月3日(日)
飲酒メモ
- 本日の理由:新年会
- 本日の面々:友人と 合計5名
- 本日の飲酒:カシスオレンジ×2
1月4日(月)
今週の暗殺教室:第170話 次世代の時間
今週の粗筋:
自分の元に辿り着いた生徒達に、殺せんせーは最後の授業を行う。
そんな恩師の誕生日祝いにケーキをプレゼントする中村だったが、殺せんせーがケーキを食べようとしたその時、柳沢と『二代目』が現れるのだった。
宇宙編以降の失速っぷりが甚だしかった本作ですが、今週の殺せんせーの言葉と教えは素晴らしかったですね。本当に素晴らしかった。
「社会を否定してはいけません」
「それは率直に言って時間の無駄です」
「そういう時は」
「「世の中そんなもんだ」」「…と」「悔しい気持ちをなんとかやり過ごして下さい」
(略)
「殺る気を持って」「焦らず腐らず試行錯誤を繰り返せば…」「いつか必ず素晴らしい結果がついてきます」
「君達全員」「それが出来る一流の暗殺者なのだから」
まぁ、内容自体は『攻殻機動隊S.A.C.』で少佐が口にした『社会に不満が有るなら自分が変われ』と同等なんですけど、語り口や諭し方が完全に教師のそれです。
卒業アルバム作りもそうでしたが、あの状況下で尚も生徒の為に授業をする姿勢(しかも本当に教師然とした態度で)が涙を誘います。
これで群狼とかホウジョウがもう少しちゃんとしてより良かったんですけどね。
折角の良い展開なのに、手前が少し雑だったのが惜しいところです。
今週のONE PIECE:第811話 “ROKO”
今週の粗筋:
ジャックの使った『殺戮兵器KORO』をシーザーの能力で中和したサンジ達は、モコモ公国の怪我人達を救いジャックの手下も一蹴する。
だが平和になったと思われたゾウに、ビッグマム海賊団が現れるのだった。
ペコムズもミンク族だったとは盲点でした。
ゾオン系能力者だとばかり思っていましたが、言われてみればその可能性に気付くべきでしたね。
どうもインペルダウンの覚醒メンバー達やチョッパーの所為で、ミンク族に特別感が無いというか、『喋る動物?ゾオン系でしょ』位の感覚が染みついてしまっていました。
別にインペルダウンの面々は喋らなかったんですけどね。思い込みって怖い。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.73 グッドイブニング
今週の粗筋:
林間学校3日目の夜、クラス対抗の肝試しが開催される。
束の間のイベントに喜ぶ生徒達だったが、そこにヴィラン連合“開闢行動隊”が出現するのだった。
今週、ところどころ絵が簡略化されている……というか雑かも?という思いながら読んでいましたが、最後のページの虎を見て『あ、雑だこれ』という結論に辿り着きました。
〆切間近とかだったのでしょうか。
この漫画も単行本でさり気なく加筆修正が入っていたりするので、単行本での修正に期待。
さて本題。
前回の見開きから更にメンバーを増やしたヴィラン連合が生徒達の前にお目見え。
早速大人1名を倒す大活躍っぷりで、『派手な事をするな』という指示は完全にスルーしている様に見受けられます。
その一方で、荼毘の慎重さを見る限り『勝機が有る』と判断しての行動っぽいというのが恐ろしいところ。
しかもその勝利条件が『程々に痛い目に遭わせて自分達は無事帰投出来れば良い』程度でしょうから始末に負えません。
完全にただの嫌がらせですからね。圧倒的に有利です。
但し、補習授業で連れて行かれた4人はこの肝試し会場にいない、という点で逆転のカードになり得るかも知れません。
実は4人の内の誰かが情報源、というオチも考えられ……ないかな、流石に。
今週のワールドトリガー:第126話 ガロプラ 5
この漫画は敵が出て来なくてもランク戦で十分面白い――と思っていましたが、敵が出て来ると面白さが跳ね上がりますね。
特に今回は大規模進行の時とは違い、様々なキャラクターをランク戦で十分に描いた後なので、基地の中に外にのオールスターっぷりだけでも盛り上がります。
今週だけでもファントムBB……加古さんや二宮さんの登場に、くまちゃん大好き那須さんのくまちゃん大好きっぷり、そして最終防衛ラインのアタッカー上位4名勢揃いですよ。こいつぁ凄ェ。特に最後の4人。
しかし、こなみ先輩が3位というのは納得する反面少し意外でした。
玉狛は規格外のトリガーを使っているという前提から、ランク戦には参加していないとばかり思っていましたからね。
通常トリガー利用で参加しているとか、3位としてのポイントは過去に取ったもので、それを抜いたアタッカーが2人しか居ないとか、そういう事なんでしょうか。
1月5日(火)
ゲーム:PC版『Killer Instinct』はWin10専用で3月に配信
やったーWindows版!と喜ばせて、Windows10専用て。
Windowsで出る事を喜んでおいてアレですけど、別に本作にWindows10への移行を促す程の牽引力なんて無いでしょうに。
こんなのただの嫌がらせじゃあないですか。
と、失礼な事を書きましたが、本作は学生の頃にSFC版を遊んだ際『任天堂がこんなフェイタリティなゲーム許すんだあ』と感嘆しつつ、友人と残虐ファイトを楽しんだ思い出が有る作品です。
格闘ゲームから離れた事もあって、この数年はすっかりタイトル自体失念していましたが、Xbox One版のTrailerを観て『こ……これは!あの時のアレか!』と代名詞ばかりで思い出しました。
それ以来――特にひさ子さんを観てから――Windowsで出たらやりたいなあと思っていたので、今回のニュースには少しガッカリです。
まぁ、Windows10もタブレットで使っている分には悪くないOSですけどね。メインPCに入れるには未だ早い(怖い)気がします。
1月6日(水)
独り言:ジル・バレンタイン本家女優がコスプレでInstagramに降臨!
おお……おお、ジル is my wife.
やはりジルは初代の衣装に限りますねえ。
『3』のアレは可愛いけれどバイオハザードが発生している町に着ていく服装じゃあないですし(考えようによっては残念な子にも見える)、『REVELATIONS』はウェットスーツですし、『5』はセクシーだけれどイメージがアレですし。
もし次回作が有って且つジルが出るなら、この衣装も選べると良いんですけどねえ。……そもそも出るのかな、次回作。
1月8日(金)
飲酒メモ
- 本日の理由:仕事始め
- 本日の面々:会社の面々 約60名
- 本日の飲酒:ビール×1
1月9日(土)
映画:ホビット 思いがけない冒険 (原作:The Hobbit:An Unexpected Journey)
映画の粗筋:
ある日、ホビット庄の袋小路屋敷に住むビルボ・バキンズの元に、ガンダルフと13名のドワーフ族が押しかけ勝手な宴会を始める。
彼らの目的は『邪竜スマウグ』に奪われた祖国・エレボールの奪還であり、その為にドワーフの王トーリンとビルボを加えた旅に出る事だった。
最初は旅を断ったビルボだったが、ガンダルフに見透かされた冒険心が疼き、彼らと共に旅立つ事を決める。
しかしその行く先にはトーリンの宿敵アゾグが待ち構えていた上、中つ国では少しずつ異変が起き始めていたからさぁ大変。
エクステンデッド・エディションのボックスを買ったので、こういう3連休の機会を待っていました。1日1つ3日で観る……う〜む、贅沢。
さて、感想。冒険感がとても良い。85/100点。
本作は『序章』という事で、今後に向けたキャラクター紹介や世界観の描写等が多量に含まれますが、それでも面白いです。
説明をしないと意味が解らない、でも説明をしていると話が進まない……というのが物語の常ですけど、本作は情報の出し方と話の進め方が非常に巧くリンクしていますし、何より前述の『冒険している』感が頗る気持ち良い。
ニュージーランドの大自然を活かして描かれる圧倒的なスケールの平野に荒野、森に山。
セットとCGで造り込まれたファンタジー全開の裂け谷やゴブリン街。
そして多様な人種に、様々な苦難を与えて来る架空の異形達。
CGが進化した事で『王の帰還』より更に映像がダイナミックで美しくなり、『ファンタジー世界の冒険』描写がとんでもなくパワーアップしています。
やっぱり幾つになっても、架空の世界の冒険というのは面白いものです。
反面、今回は仲間の殆どがドワーフなので、『指輪物語』に比較するとシナリオのスケールは小さく画的なバラエティにも若干欠けます。
当然ドワーフ達はそれぞれビジュアルにも性格にも特徴は有るものの、初見で全員の名前と特徴を一致させるのは結構困難だったりするので、そういった点――華とでも言いましょうか――では『指輪物語』に及ばないのは確かです。
ただ、その分だけ話自体はシンプルですし、骨太な冒険の合間にもホッとする様な日常やコメディが折り込まれているので、作品としての完成度が高いのは間違い有りません。
尚、本作を観るに当たって『指輪物語』を知っておく必要は有りませんが、『序章』にして早くもアングマールの魔王やゴラム、そして『愛しいしと』こと『一つの指輪』も出て来るので、『指輪物語』を知っていればワクワク出来るシーンが増えるのは確実です。
老ビルボやガンダルフは勿論、エルロンドやガラドリエル、サルマン等のキャストが『ロード・オブ・ザ・リング』と共通している点も、劇場版のファンには堪らないですね(因みに魔王のCGデザインも一緒)。
『思いがけない冒険』というサブタイトルでありつつ、物語のテーマが『旅の仲間』だった点も何か感慨深いところです。
余談ですが『ホビット』については『指輪物語』の時と違って原作を読んでいない為、とても新鮮な気持ちで観ています。
仲間達がどうなるのか、気になって気になって楽しみで楽しみで仕方無いです。
1月10日(日)
映画:ホビット 竜に奪われた王国 (原作:The Hobbit:The Desolation of Smaug)
映画の粗筋:
中つ国の異変を調べる為、ガンダルフはビルボやトーリン達と別れ『アングマールの魔王』を蘇らせたというネクロマンサーの調査を開始する。
一方のビルボ達は、アゾグや巨大蜘蛛との戦い、森のエルフや弓の達人・バルドとの邂逅を経て、遂にエレボールへと辿り着くのだった。
だが、ビルボは指輪に、トーリンはアーケン石に少しずつ心が蝕まれていた上、スマウグはトーリンの来訪を予想していたからさぁ大変。
感想。世界観も凄いけどアクションシーンが凄い。90/100点。
右を向いても左を向いてもドワーフだらけだった1作目から一転、今回はエルフや人間もメインとして登場します。
そしてそのエルフの中で目立ちまくるのが、若さ故か妙にやんちゃなレゴラス先生ですよ。
エルフ――特にレゴラスと言えば、弓から近接ナイフまで華麗に使いこなす戦闘シーンが見せ場ですけど、今作でもその見せ場が輝きまくっています。
早撃ちや背面攻撃(失礼剣)なんて最早当たり前、今回は川に街にとかなりハイレベルなパルクールが披露されました。
この『川』の戦闘シーンが、本作の見所の1つですね。
詳細はネタバレなので避けますが、川を下るドワーフvsそれを追うオークvsオークを狩るエルフ達の文字通り流れる様な攻防は、ミナス・ティリスとはまたベクトルが異なる、『局地戦の極み』的な迫力と面白さが有りました。
アレに近いのは『マトリックス リローデッド』のハイウェイ戦ですかね。移動しながら戦う為、次から次と状況が変わる中でそれぞれが最適解を導き出していく(導き出さないと倒される)あの緊張感。
兎に角見応えが素晴らしいですし、作り手側の魅せ方の巧さを感じさせられます。
しかし今回は、終わり方が結構とんでもないブツ切り(いわゆるクリフハンガー)なのが気になるところ。
スマウグの迫力とか『心の病』が一寸出始めたトーリンとかネクロマンサーの正体とか、気になる出来事は一杯有ったのですが、これからどうなる!?というところでのエンドロールだった為、昨晩以上に続きが気になって仕方有りません。
いや、きっと『続きが気になる』という点では良い終わり方だったんでしょうけど……リキッドが『まだだ!』と叫んでエンドロールだったら嫌でしょ、というお話。
き、気になる……明日まで待てない……けど今(23時)から3時間観るのもキツい……!
1月11日(月)
映画:ホビット 決戦のゆくえ (原作:The Hobbit:The Battle of the Five Armies)
映画の粗筋:
エレボールより飛び立ったスマウグはバルドによって討たれるが、港町エスガロスは炎に包まれ失われてしまった。
バルド達は避難と再建の為にエレボールに向かうも、トーリンは『竜の病』により黄金への執着心を顕わにし、エレボールへの入り口を閉ざしてしまう。
そして、エレボールに眠る財宝を狙うスランドゥイル達との戦争を決意するが、彼らの元にはアゾグの率いる軍隊が迫っていたからさぁ大変。
何とか今日まで待ちました。
感想。久々に泣きました。90/100点。
正直なところ、最初に袋小路屋敷へ押しかけて来たドワーフ達を観た時は『この人達はモブなんだろうなあ』と思ったんです。
一昨日の表現をもう一度使いますが、主要人物として見るには『華』が無い――余りに小汚く粗暴で適当で礼儀知らずで、トーリン以外は途中でドンドン欠けていくメンバーなのだと予想しました。
ところが冒険を続けていく中でそれぞれがキャラクターを際立たせ、ビルボと『旅の仲間』としての信頼関係を築いていく姿を観ている内にすっかり愛着が湧いてしまったんですね。
この辺は制作側の思い通りと言うか、正に中つ国の人々(そしてビルボ)がドワーフに対して覚えるのと同じ感情を抱かせられていたのでしょう。
だからこそ、からすが丘で友を見送るシーンから、エレボールでの別れシーンはもうずっと涙ボロボロです。嗚咽まで漏らすんじゃないかという勢いで泣きました。漏らしませんでしたけど。
しかしまぁ、幾ら愛着が湧いたとは言え自分でもここまで泣いたのが不思議で、少しだけ理由を考えました。
現実でもフィクションでも『別れ』が悲しいのは当たり前で、悲しい事に泣くのはある種の当然です。じゃあ今回は悲しいから泣いたのか、と言うと少し違う(勿論悲しさも有りますけど)。
涙する切っ掛けだった台詞を思い返してみると、そこに有るキーワードは『友』なんですね。
最初は『契約』に始まったビルボとドワーフ達に、確かな『友情』が芽生えている事が伝わったからこそ、その友情を抱えた別れに泣けるのです。
何故でしょうね、フィクションで見る限りでは『仲間』よりも『友』の方が位が強い絆である様に感じます。
ともすると異常に安い言葉なんですけど、死線を潜り抜けた仲間が口にした瞬間、強さと重みと気高さを感じると言うか。
……と、泣いた言い訳ばかりしていてもアレなので話題を変えて。
ホビット3部作の最後を飾るこの作品、やはり見所は沢山有ります。
エスガロスで暴れ回るスマウグvsバルドや、まさかのガラドリエル様の参戦、エルロンド&サルマンvsナズグルという超人対決に、待ちに待った大規模合戦等々。
『ロード・オブ・ザ・リング』に向けて様々な出来事が集約していくシナリオも良いですし、それぞれを彩る美麗な映像さや演出の巧さは語るまでも有りません。
中でも個人的に燃えたのは、ナズグル戦と大規模戦争(五軍の合戦)ですね。
ナズグル戦については、ドークゥー戦で大暴れしたヨーダを観た時のそれに似た衝撃を受けました。
何せ、これまでは偉そうなオーラを出すだけだった2人が、アグレッシブに跳ね回るナズグル相手をアグレッシブに薙ぎ払ってましたからね。
ましてサルマン役の故クリストファー・リーは――そう言えば彼はドークゥー役でもありましたっけ――本作撮影時点で90歳位だった筈ですし、それであの動きは度肝を抜かれます。
そこに前後して描かれる、ガラドリエル様の『強いんかいワレ!?』からの『弱いんかいワレ!』と見せかけて『何この奥方メッチャ怖い』の流れも良い意味でびっくりしました。
流石は後に『一つ指輪』の誘惑に勝つ者、ファントム如きに後れを取る筈も無いという事なのでしょう。
五軍の合戦については言わずもがな。
この制作陣による合戦の巧さはアイゼンガルドやヘルム峡谷、ミナス・ティリスで実績が有る通りで、今回も泥臭さと胡散臭さが良い具合に入り交じるファンタジー無双が繰り広げられていました。
グロ要素は少なめながらも血飛沫や敵の首はガンガン飛ぶ所為か、ところどころで息をつける様な要素(主にアルフリド)が入っていたのも印象的です。
恐らく、ファミリーや子供も楽しめる様に、という配慮なのでしょう。
そんなこんなで楽しみが沢山詰まった本作ですが、少し最後が呆気なかった様な気もします。
『ロード・オブ・ザ・リング』のOPに繋がる終わり方自体は掛け値無しに素晴らしいです。
お祭がそうである様に、『旅』の終わりが少し寂しい感じなのも必然でしょう。ただ、それにしても些か淡泊だった感が否めません。
あまり色々描き過ぎると鬱陶しいのでバランス取りが難しいのだとは思いますが、冒険の余韻がもう少し有っても良かったかな、と思うんですよね。
ビルボ自身の感情の整理だとか、周囲の彼に対する評価だとか、或いは『友』とのその後についてとか、その辺もう少しだけ踏み込んで欲しかったかなー、と。
最後に少し難癖を付けてしまったものの、個人的には間違い無く傑作でした。
3作通して観ると相当な長丁場なので、そうそう何回も観れるものでは無いですが、シナリオを把握した今もう一度伏線確認を兼ねながら鑑賞し直したいところです。
1月13日(水)
飲酒メモ
- 本日の理由:会社の慰労会
- 本日の面々:会社の面々 合計約50名
- 本日の飲酒:ビール×1
1月14日(木)
小話:トレンドマイクロのパスワード管理ツールにパスワードを盗まれ遠隔操作される脆弱性
「“クラウドでパスワードを管理する”という考え方自体が既に気色悪いけれど、まぁ案の定と言うか何と言うか」
「そもそも会社がアレですし」
「まー、会社がどうこう言うより……」
「誰かに委ねて良いものじゃあないですからね」
「とは言えローカルで管理したところでハッキングされたら終わりな訳で、そもそもパスワード管理をデジタルでやるという発想が駄目なのかも知れない」
「でもアナログにノートとか付箋なんて論外でしょう」
「あのモリアーティ教授ですら手帳を盗まれて詰んだしね」
「やっぱり覚えるのが一番ですかね?」
「やっぱり覚えるのが一番なんだろうねえ」
飲酒メモ
- 本日の理由:来客対応
- 本日の面々:同僚及び来客 合計約30名
- 本日の飲酒:シャンパン×1
1月15日(金)
飲酒メモ
- 本日の理由:来客対応
- 本日の面々:同僚及び来客 合計13名
- 本日の飲酒:ビール×1
新年早々この飲み会ラッシュ。
来週も3回も有りますし、かなりしんどいです。
1月18日(月)
今週の暗殺教室:第171話 ラスボスの時間
今週の粗筋:
殺せんせーを超える為に『2代目』は全てを捨てた、と告げる柳沢に茅野は怒りを見せる。
だが柳沢もまた、殺せんせーへの復習を果たす為に自身を改造していたのだった。
シロはこれまでも『目的の為に手段を選ばない』を地で行っていましたが、中の人がアレだっただけに小物オーラが全開だったんですよね。
自然、評価も『頭でっかちの小物』止まりで、何なら『2代目に殺される噛ませ犬』程度の役に収まるんじゃないかとさえ思っていました。
ところが今回のエピソードで『手段を選ばない』の対象に自分自身も入っている事が分かり、一気に悪役の魅力が増した気がします。
目的の為に形振りを構わない――暗殺に向けて綿密な計画を練り、それが通じない時は正面から戦って勝ち抜こうとするその姿は、奇しくもE組以上に暗殺教室を体現していると言えましょう。
彼らは『悪役』であり、E組に取っては忌むべき存在です。
しかし『命懸けで対象を暗殺しようとする暗殺者』でもある彼らに対し、E組は何を思うのでしょうか。
ただの卑怯者?それとも逆恨みを拗らせた小悪党?
それも事実ですが、それでも尚目的の為に命を賭けるその姿を、何かしら成長の糧として欲しいものです。
今週のONE PIECE:第812話 “カポネ・“ギャング”ベッジ”
今週の粗筋:
サンジ達が故郷を救った事を知ったペコムズは、シーザーだけで手打ちにしたいと提案するが、その態度に月光したベッジに撃たれてしまう。
そしてベッジが『シロシロの実』で作った城に連行されたサンジは、そこでビッグマムの三十五女との結婚を言い渡されるのだった。
案外良い奴だったペコムズさん。
カリブーを『油断したロギアは雑魚』とか煽っていた割に、折角の盾を油断で使えなかった辺り何かアレですけど、まぁ因果応報って事でさ、勘弁してくれ。
そんな事より今週は、サンジが『ヴィンスモーク家の三男』という新事実でしょうね。
酒の肴みたいな名前ですが、ヴィンスモーク・サンジという響きは悪くない。
もしかして『サンジ』の名も三男である事に由来していて、兄達も名前に数字が入っているのかも。
さておき、敢えてビッグマムが娘と結婚させようという事は、この『ヴィンスモーク家』は相当名の知れた血統の可能性が有ります。
流石に天竜人という事も(ドフラミンゴでやったばかりですし)無いでしょうが、一山幾らの貴族では無い筈です。
彼の故郷である『北の海』では王族なのかも知れません。
でも蓋を開けてみたら『デュバルの手配所に三十五女が惚れていただけ』という馬鹿馬鹿しいオチも有り得ますけどね。
三十五女がデュバルの絵に惚れる→名前を基にサンジの素性調査→ヴィンスモークという家庭の三男だと分かった、程度の。
その方がサンジらしいと言えばサンジらしいですし。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.74 狼煙
今週の粗筋:
ヴィラン襲撃の報を受け現場へ向かおうとした相澤だったが、荼毘の不意打ちを喰らってしまう。
一方、洸汰を救いに行った緑谷は、そこで洸汰の両親・ウォーターホースの仇と相見えるのだった。
相変わらず1話辺りの中身が濃いですねえ。
さり気なくボブをDISりつつ真面目に怒る虎さん格好良いとか、漸くB組が目立ちそうとか、何だか悲惨なギャグキャラになってきた物間とか、初の緑谷単独のヴィラン戦とか。
結構頻繁に場面が変わるのに、ぐずぐず感が無いのはこのテンポの良さによるところが大きいでしょうか。
カメラが多くても、それぞれで起きている事を勿体振らずに映してくれるので、『あっちはどうなってるんだろ?』とか気にせずに済みますし。
この辺りは、『ONE PIECE』とか『BLEACH』に見習って欲しいところです。
特に後者は1回場面が切り替わると、そこの出来事が終わるまで他が放置ですしねえ。それどころか、その場に倒れている筈の人も数年放置ですからねえ。まぁ、アレはそれが味なんですけども。
今週のBLEACH:658. Fatak Matters Are Cold
味方の窮地にアメリカンコミック・ヒーローのようにジャジャーンと登場して『待ってました!』と間一髪助けてくれるのはBLEACHのお家芸ですけど、日番谷さんの氷が現実は非情である的に効果が無いのもBLEACHのお家芸。
という事で、折角ピンチに颯爽と駆け付けてくれたのに、それが日番谷さんであるが故に登場が既に負けフラグとしか見えません。
もう噛ませ犬としての歴史と貫禄が違いますからね。クインシーの制服が似合ってるのも、何周か回ってネタにしか見えないという謎の面白さ。
と言うか、いい加減平子隊長に見せ場を作って欲しいんですけども。
次々キャラを投入するのは良いんですけど、出した意味が無いキャラが多過ぎます。
日番谷さんはもう良いでしょう。や、これで圧勝するなら良いんですけど、どうせまた氷割られて終わりでしょうし、だったらもっと目立ってない人達に救いの手を差し伸べていただけないでしょうか。
1月19日(火)
飲酒メモ
- 本日の理由:新人歓迎会
- 本日の面々:自分のチームのメンバー 合計13名
- 本日の飲酒:ビール×1
1月20日(水)
飲酒メモ
- 本日の理由:懇親会
- 本日の面々:同僚や業務提携しているメンバー 合計約20名
- 本日の飲酒:シャンパン×1
1月21日(木)
飲酒メモ
- 本日の理由:壮行会
- 本日の面々:会社の面々 合計約30名
- 本日の飲酒:ビール×1
1月25日(月)
今週の暗殺教室:第172話 生徒の時間
今週の粗筋:
二代目と柳沢の一方的な攻めが続く中、殺せんせーは経験を武器に少しずつ二人に対応し始める。
だが柳沢は、二代目に生徒達を狙わせる事で殺せんせーの隙を生み出すのだった。
あー。本気で殺る気ならば、積極的に生徒を狙っていくべきですよねえ。
今までのパターンなら生徒を狙う=殺せんせー&生徒達からの反撃フラグでしたけど、流石に二代目&柳沢タッグがあんな事になった以上、生徒達に反撃される心配も無いでしょう。
どの道、二代目と柳沢が殺せんせーを否定するには生徒達のSATUGAIは避けては通れないですし。
その点で、今回の二代目達は圧倒的に有利な状況にあります。
二代目達の目線で言えば、これまでの生徒達は殺せんせー暗殺の為の手段、または道具に過ぎず、その生死自体は結構どうでも良かった筈です。
しかし今回は、生徒達の殺害が手段であると同時に『目的』であるので、効率的な立ち回り(目的1.生徒達の殺害を狙っていれば、目的2.殺せんせー暗殺も達成)が出来ます。
最早『地の利を得たぞ!』状態です。
唯一課題が有るとすれば、これがフィクションだという事でしょうね。
ほら、フィクションだと追い詰め過ぎると却って覚醒しちゃいますから。程々が良い。
今週のONE PIECE:第813話 “お茶会の招待状”
今週の粗筋:
ビッグマムの招待状を断ろうとするサンジだったが、ベッジの部下である怪銃・ヴィトの耳打ちに何かを悟る。
そして一瞬の隙を突いてナミ達だけ逃し、自らは『必ず戻る』という書き置きだけを残してベッジと共に行くのだった。
今週もサンジの謎は解けず。
但し、
- サンジの親族は、サンジとビッグマムの娘の結婚を決めるだけの力が有る
- 手配書を『生け捕りのみ』と出来る権限も有る
- ヴィンスモーク家の出身は、ベッジから見ると育ちが良くない
という点だけは分かりました。
ベッジの『育ちが悪い』という台詞やサンジの『隠し事をしていない』という言葉だけを切り取ると、どうも『ヴィンスモーク』は胸を張れる様な家系では無さそうです。
しかしその一方で、四皇の親族との結婚や手配書への根回しが出来る辺り、その権力は相当高い様に思えます。
一般に胸は張れないが、進行形で世界への影響力が有る家系――裏社会の顔役とかそんな感じですかね。
今週の僕のヒーローアカデミア:No.75 賭せ!ヒーロー
今週の粗筋:
眼前のヴィランと戦うしかないと判断した緑谷は、初めて単騎の戦いに身を投じる。
ヴィランの圧倒的な力に翻弄されながらも、洸汰を守る為に100%のO.F.A.を繰り出すのだった。
冒頭の『腕』は障子君の触手ですよね−。そうじゃないと、その、何だ。困る。
本題。
悪党として良い感じに悪い言動を繰り返すヴィランに対し、デクも良い感じに熱いヒーローを貫いていますが、その熱さの裏にやっぱりある種の怖さが見え隠れしています。
いえね、後先考えずに勢いで無茶する……という流れは様々なヒーロー達が通って来た道ですけど、そこはやっぱり『勢い』でやってる訳ですよ。
それがデクの場合、勢いは切っ掛けに過ぎず、あくまでも『それをすればどうなるか』を把握した上で尚その無茶(基本的に自己犠牲)を選ぶ辺りが少し怖い。
狂気、とまでは言いませんけど、ゴンとはまた別の意味で一寸ネジが外れていませすよね。
この世界に於けるヒーローの代名詞・オールマイトは、かつてヒーローを『命を賭して綺麗事を実践するお仕事』と言いました。
今回のデクの行動は――彼自身がその言葉を引用した様に――『ヒーロー』を実践したに過ぎませんが、傍目に見れば格好良さと異常性が紙一重です。
確かに自己犠牲のヒーローは尊いし熱いし格好良い。
でも、単に『自己犠牲格好良い』という流れにしたくないからこそ、リカバリーガールの『褒めてはいけない』とか峰田君の『怖い』といったデクへの突っ込みも有った筈です。
そんな突っ込みも有る中で、要所要所で必ず無茶をして来たデク。今後はどうなっていくのでしょう。
何かヴィラン連合に狙われている(?)カッチャン含め、真っ直ぐなヒーローになれるのか気になります。
1月29日(金)
ゲーム:一人称ホラー『Visage』がキックスタート
いわゆる『P.T』ライクなホラーゲームがまた1つ。
このゲーム自体も中々怖そうで期待大ですが、『体験版』でここまでの影響を残した『P.T』の凄さを改めて感じますね。
一人称ホラーは以前から有りますけど、それでも尚『P.T風』という1つのフォーマットが確立された感が有ります。
プレイヤーの目線では、この新しいフォーマットの作品を幾つも遊べるのは嬉しい限りですが、そうであるがこそオリジナルの完成が永遠に無いのが残念でなりません。
必殺の『精神的続編』とかで、タイトルを変えて復活してくれないものでしょうか。
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