2004年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
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スクリーンショット公開。
モーフィアスが余りにもモーフィアスなので笑ってしまいました。凄い、3Dローレンス・フィッシュバーン凄い。
因みに、公式サイトではE3のTrailerが公開されています。
サイズがでかい(90MB超)だけあって、如何にもMATRIXらしいアクションシーンが多くて素敵。特にカンフー特訓のモーフィアスが余りにもモーフィアスなので此処でも笑ってしまいました。凄い、3Dローレンス・フィッシュバーン凄い。
・スーパーマンごっこは出来るのか?
Path of Neoの全容が今一見えて来ない現状で、最も気になっている事の1つは空が飛べるか否かです。
動画を見る限りでは、少なくとも攻撃技として飛ぶ事が出来るのが見て取れるのですが、移動として飛べるかどうかを知りたいのです。MATRIXの世界を物凄い勢いで――時には罪も無い車を巻き込みながら――飛び回ってこそのネオですよ。地べたを走り回るのはナイオビやゴーストに任せておけば良いのです。
後、挑発と弾丸ストップも必須ですね。追い詰められた時に不敵な笑いを見せるのが弁護士ならば、無言で 『掛かって来いポーズ』 を取ってこそ我等が救世主様ですよ。追い込まれて諦めるのはアンダーソン君に任せておけば良いのです。
・詰まり僕達はネオになりたい
要するに、我(々)がPath of Neoに求めているのはMATRIXの、ネオのシミュレートな訳ですね。
並み居る警備員やエージェントを似非カンフーで格好良く薙ぎ倒せるとか、映画のストーリーをゲームで追体験出来るとか――それも勿論大切なんですけど、最も大切なのは我等が操るネオが何処までネオなのか、ネオとして出来るべき事が何処まで出来るのかという事なのです。
例えば棒を引き抜いて武器にすれば、棒コプターで飛べなければいけないし、地面に突いた棒を支点にグルングルン回れなければならない。無論、銃撃は止めれなければならないし、空も飛べなければならない。
ネオが出来る事をネオとして出来るならば、格好良さや爽快感が付いて来るのは必然。即ち、最も優先すべき事はネオのシミュレートであり、それさえ出来ているならば、他も自然と良くなる筈なのです。…多分(←Enter the Matrixのバグの嵐を思い出した)。
・余談
・独り言
最近使っていなかった鞄を押し入れから出したら、賞味期限が2004年のカロリーメイトが入っていたので見なかった事に。
・今週のバキ
流石我等が板垣先生、本気で単純な2話掲載。
『衝撃!感激!!2本立て!!!』 って、無意味に1週間休んで何をそんな。
そして、『巻頭カラー=カラーの刃牙アップ(≒カラー無意味)』 もいい加減。いい加減。
・今週のバキ:第272話 覚悟
Jr.が出て来た時から 『早く死ねば良いのに』 と念じ続けていた身としては、今回の展開は 『遂に我が祈りが!』 と喜んでいる次第ですよ。遂に我が祈りが!
それにしても、板垣先生の振り幅の大きさには本当に驚かされます。2月から10ヶ月間もネチネチとJr.を描き続けた結末が 『殺られずに生きようとしてるから、殺られて当然』 ですからね。
結局Jr.は達人からも独歩からもジャックからも、父からでさえも全く何も学んでいなかった訳で、梢江ちゃんと絡んでいた意味も微塵にも無かった訳で、要約するとこの10ヶ月間無意味。
ご老公ォ
いったい何がどうなっちまったんですかねェ…?
何なんすかねェこれは…?
現実味がねえ まるで誰かのみてる夢の中みたいっすよ
今考えてみればあのドリアンって死刑囚 があっしらの前に現れた時から
何かがおかしくなっちまった気がしやす…
あの時から あっしらは得体の知れない何かに巻き込まれちまったんだきっと…
…いや
バキ自体が…そうだったのかも知れねぇなァ…
無意味だったのはJr.編の10ヶ月どころの騒ぎじゃあねぇですよ説浮上中。
・今週のバキ:第273話 完成
今回の刃牙と勇次郎のやり取りを見て、恐らく誰しもが幼年編の終盤を思い出したのではないでしょうか。
そう…そこの場所、そこに居る人物、そこで持ち出す喩えこそ違えど、勇次郎が刃牙を喰おうと思い立ったあの時と瓜二つだ!
という事なので、来週からは勇次郎と戦う為のスパーリングが始まりますね。烈、独歩、達人辺りを軽くあしらいつつ身体を温める刃牙。やがて夜になるとやって来るヘリコプター。中から出て来るボコボコのオリバ(誰がオーガと並ぶ者だって?)。
そのまま連想していくと、「お義父さんを喜ばせなさい!!!!!!」 と凄い貌で叫ぶ梢江ちゃんとか 「あたしが相手だ!!!」 と勇次郎に殴りかかって行く梢江ちゃんとかベアハッグで殺される梢江ちゃんとかばかり出て来るので止める事にします。なるべくしてなる、それが 「運命」 だ。
・次週の重大発表?
そりゃ勇次郎が負ける筈無いので、『もうすぐ最終回!』 とかじゃないですか?(刃牙死亡で)
・3100NV、その後
承前。
その後特に問題無く動いてます…と書きたかったのですが、やたらとフリーズしやがるので困っています。
具体的な症状は、
- いつも通りブラウジングしていると、突然ページを開くのが遅くなる
- 遅くなるというか、むしろ開かない
- この場合、モデム側に起こっている事象は
- ランプを見るとADSL、PPPが共に消灯している → リンクダウンかモデム再起動の所為か不明
- ランプは点灯しているが、反応が無い → 管理画面が開けない → pingも100% loss
- いずれの場合も、時間経過で元通り
といった感じで、非常に迷惑な状態です。
そんなに屡々起こる訳では無いのですが、600MNの頃と比べると遙かに安定性が下がったのは否めません。
何か設定(フィルタ系?)で高負荷でも掛かっているのか単純に固有の問題なのか気になります。NTTに訊いてみようかしら。
・飲酒メモ
今日は大いに飲んで来ましたよ。
本日の理由:同僚のY口女史の送別会。
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ × 1、カシスオレンジ × 6 (致死量超過)
1次会で帰るつもりが、K野女史の誘惑に勝てずに2次会にも参加してしまい、7杯という未知の領域に。
1次会と2次会の間に40分程度の空きが有ったので、その間に最初に飲んだ分の酔いを飛ばす事が出来ましたが、やはり下戸が無理するものじゃあ無いですね。帰宅してから眠るまで3分と掛からなかったですよ。
それにしても、1次会の店にしても2次会の店にしても、デザートを持って来る前から 『次の予約が有るから後30分以内で出て行け』 と言って来る気合いの入りっぷりには驚きました。お前等の血は何色だ。
・独り言
承前。
6時過ぎに起きてから業務の始まる9時頃まで、2日酔いに悩まされました。
やはり朝から出勤する必要の有る日の前日に飲むのは良くない様です(当然)。
・独り言 2nd GIG
Windowsのエラー音や警告音(Chord.wav、Ding.wav)が多少うざったかったり、音が遅れて聞こえて来るよ現象がうざかったりしたので、思い切ってその辺を全部外してみたところ、予想以上に寂しくなってしまいました。慣れって恐ろしい。
・今週のDEATH NOTE : Page.85 当選
こ、こいつ本当に清楚・高田を出しやがった!
という事で、HOW TO READ vol.3でチラッと言及が有った時以来、まことしやかに囁かれ続けていた清楚の再登場に一部盛り上がる方も居られる事でしょうが、弊サイトでは当然そんな流れは無視してニアの指人形の話題で盛り上がりたい次第です。要約すると、あのL人形の不細工っぷりは明らかに異常。
そもそもL自体が美形かというとそこは結構微妙なんですが、あの人形の貌は幾ら何でも酷過ぎです。確かにL以外の何者でも無いんですけど、アレからは何か底知れない悪意を感じますね(ニアの)。貴殿は本当にLを尊敬していたのですか?という。
キラ人形も相当危険な面構えをしていましたが、あれは似せている訳では無いのでそういう物は感じませんでした。重要なのは、その似せているかどうかという点なのでしょう。
詰まりL人形の酷さというのは微妙に原形を留めている点に有り、それ故に 『分かっててやった』 感を感じるんですよね。友人や偉人、マスコットキャラ等の顔を悪意を添えたデフォルメ化して描くあの感覚。
模木さんはやたら普通に模木さんだったのに、何だってLはあんな。
・今週のHUNTER×HUNTER : 休載
まさか最近の休載が全部コレの…!
ところで、富樫じゃなくて冨樫です。
・独り言
通勤・帰宅時に愛用していたSONYのイヤフォンが壊れ、右側がたまにしか聞こえないという気持ち悪い事態に陥っていたのにも関わらず、中々買い物に行く暇が得られず歯痒い思いをしていた此処半月ですが、漸く買い換える事が出来ました(一呼吸)。
しかし、半月という期間は長過ぎた。
長く具合の悪い環境下にいた所為で 『兎に角右側も聞こえる様にさえなれば良い』 という思考に達し、適当に選んだ1000円そこそこのイヤフォンを買ってみたところ、その余りの音質の悪さに驚愕。高音は出ないし低音は潰れるし、一瞬プレイヤー側の設定を弄ってしまったかと思いました。damm!
でも以前のイヤフォンは4000円で2年保たせたので、今回は最低でも半年は使い続ける予定です。何が有ろうと金額分は働いて貰わなあきまへんな(似非関西弁)。
11月9日(水) 『ONE PIECE』 細か過ぎ。
・ジャンプの日
『BLEACH』 18、19巻、『ONE PIECE』 39巻、『ネウロ』 3巻購入。
『エクセル・サーガ』 14巻は余りにも見付からないので諦めました。
・『BLEACH』 18、19巻
中身は、『処刑されるルキアの元に一護格好良く登場』 〜 『驚愕する雛森の背後にギン厭らしく登場』 まで。
基本的に各々の戦いを描いているだけなので、2巻も同時に買ったのに話が殆ど進んでませんでした。何か話が動いたかというと、一先ずルキアが助けられたという事と、中央四十六室とかいう爺様方が死んでいましたという事だけで、相変わらず黒幕等々は不明。何その 『NARUTO』。
そんなこんなで余り見所の無い2冊でしたが、当初一護を 『貴様』 呼ばわりしていた白哉が、ある部分から 『
感情の変化と言えば、夜一さんに惚れ過ぎて何だかアレな事になっていた砕蜂ですか。
普段から 『女の子同士が仲良しなのは良い事だ』 と言って憚らない弊サイトですが、あの2人は正直微妙でした。
何が微妙って夜一さんは黒猫であの口調だったから可愛かったのであって 『正体が実は美女』 ってのが未だ気に入らないのです(←言い掛かり)。じゃあ何かい、砕蜂は蜂に化けられるとでも言うのかい?(←言い掛かり)
でも 『尊敬 → 崇拝 → 何かもうベタ惚れ → 逆ギレ → やっぱりベタ惚れ』 の流れ(砕蜂そのものでは無く)は良いですね。実に良い。
・『ONE PIECE』 39巻
中身は、『そげキング・テーマソング公開』 〜 『ルフィに作戦を説明する意味なんか有りません』 まで。
ゾロの強さがギャグの域に達して来た…と言うか、強い事そのものがギャグになっている事実。アラバスタ編で鉄を斬れる様になった以上、海列車の1両や2両斬れて当然かも知れませんが、ああもスッパリ行かれると本当に 『えええええ』 となりますね。最早剣やノコギリ如きじゃあガード不能なのは火を見るよりも明らかなので、vs人で負ける要素が見付かりません(鉄塊も鉄の強度である以上、斬られて然り)。悪魔の実無しで最強はゾロか?
しかしゾロと同じ位驚いたのが、CP9の更なるメンバー達です。ただでさえ話が拡がり過ぎて面倒になっているのに、此処に来て3人も増やすとは何事ですか。しかもまた濃いメンバーばかりですし。終わらせる気は有るのかい?それともT・ボーン大佐の様に一蹴かい?
・『魔人探偵 脳噛ネウロ』 3巻
遂に出て来ましたね、今後の展開に絡みそうな敵役。
オムニバス形式の少年漫画お馴染みの、連載が長くなりそうになると出て来る因縁の相手。
個人的な予想では、魔界の住人(ネウロの顔見知り)がそういった敵となるだろうと思っていたので、それが人間だったというのは良い意味で期待を裏切られた感じです。まァ、インチキ臭さの度合いは限り無く魔界の住人に近い訳ですが。
残念なのは、Xはあのネウロの相手にしては変態度と言うかサイコ度と言うか要するに気違い度が足りないという事です。
殺した人間を生前と同じ重さの箱にする、と言うのは確かにサイコですが、その動機もそのパーソナルも余りにも普通過ぎる。箱にするなら箱にするで、もっと箱に対するフェティシズムなエピソードなり演出なりを描かないと。もっと観察する様を、もっと隅々を知ろうとしている様を描かないと。
それと3巻はXのエピソードの所為で、いつもの変態とかサイコとか気違いとか変態でサイコな気違いとかが出て来なかったのも残念です。ネウロの本懐は悪意の描写だというのに、それが無いなんて。モニター投げとか 『孔雀色の絵の具』 みたいなネウロの悪意だけは物足りないのですよ。もっと悪意を。悪意モア。
・今週のバキ : 第274話 戦士
余りにも普通に 『もうすぐ最終回!』 が来ましたね。リハーサル通りでフェアじゃないッッ!
とは言え最も大切なのは、『最終回』 と 『完結』 は違うという事です。板垣先生も巻末コメントにこう記しています。
刃牙誕生14年、最終章近し。
『完結』 間近なのか、『完結が描かれる物語』 が間近なのか、非常に曖昧な表現ですよね。と言うか、どう考えても後者です。だってたった数発の攻防で1週間を潰す板垣先生ですよ?後2週間の猶予で前者の場合だったら 『俺達の戦いはこれからだ!』 ラストか、『そしてx年後』 ラストしか思い浮かびませんもの。板垣先生の次の作品にご期待下さい!
そういう訳で、取り敢えず梢江ちゃん云々を後2週間で片付けて、来月からは 『刃牙伝』 とか 『範馬』 とかそういった類の連載が開始される物と思われます。そして外伝で 『アライJr. ―
・また来たバイデザイン
42型プラズマTVが20万円!
永延TVを買い換えると宣言し続けて早2年、これか、これが良いのか!?
だが…1週間通してTVを観る時間が3時間有るか無いか位の人間に42型が必要なのだろうか?(エンドレス・ワルツ)
・独り言
ほぼ常時起動している自宅PCに一時の安息を、と思い電源を落として就寝したところ、突然起動して激しく焦った深夜4時前後。
最近電源を落とした事が無かったのですっかり忘れていましたが、BIOSで 『Wake On Lan』 が有効になっていたらしく、何らかのパケットを受信して起動したのが理由だった事が判明したのですが、驚いて起きた寝起きの頭ではそんな事を考えられる筈も無く、普通にPCを終了させて2時間後にまた同じ様に起こされるという失態を繰り返したりする羽目になりました。
確かWOLは切っていた様な気がするんですけどねえ。さて…?
・遂に
職場の業務用端末にも 『ATOK』 のインストールを行使。
弊サイトは 『ATOK』 が好き過ぎる、というのは散々申し上げている通りですが、今まで業務用端末へのインストールを我慢していたのは、職場で使うもう1台のPC――業務上最も重要な情報を扱う故に権限を制限され、設定を弄る事の許されない端末へのインストールが出来ない為、もしも業務用端末にのみ 『ATOK』 を入れるとなると、操作の違う2つのソフトを同時に使わねばならない(=面倒)、という事に起因していました。
その状況は現在も変わってないのですが、それでも尚インストールを強行したのは 『IME+ワードパッド』 のコンビネーションの悪さが余りにも、上記の様な事情をも帳消しにする位余りにも許し難い状態だったからです。
要するにあの変換ですね。既に記入済みの文字でも、重ねてスペースキーを押すと変換モードに移行するアレが、本当に気持ち悪くて仕方無い。htmlファイル等を編集するのにワードパッドを使い、既に書いた文章を修正等する際に、先ずスペースキーで文字を消す癖の有る身としては、あの機能がどうしても我慢出来ませんでした。或いは何処かに設定が有ったのかも知れませんが、見付ける事が出来なかった以上、慣れ親しんだ 『ATOK』 を入れたくなる心理は当たり前だと思いませんか。思いますよね。思え。
・『ATOK』 と言えば
自宅の方で 『ATOK 2005』 を入れたら、『ATOK 16』 で入っていた文章表現辞典の単体起動が無くなっていてショックでした。
Ctrl+Tab の推測変換で出て来るんですが、一覧で色々見れるのが便利で良かったのに。残念無念。
・独り言
『TRICK』 観損ねた。うわ。
・今週のDEATH NOTE : Page.86 日本
ニアは勘が鋭過ぎて面白味に欠ける訳で、
流石二番手だっただけの事は有るというか、微妙に微妙な理屈で解を導いていく
・今週のHUNTER×HUNTER : 第256話 2-1
軍儀で得た経験を活かしてゴン達の作戦を見破る、という流れが組み上がって来た様な来ない様な。
何時の間にやら軍儀勝負では無くて軍儀雑談をし始めている王とチャンピオンを見ていると、ゴン達の作戦実行時に 『どう考える?』 → 『恐らく注意を惹き付けたい罠…わだすなら此処で本命を狙います』 → 『余もそう考えておった』 とか語る様子が浮かんで来ます。そして 『作戦失敗!』 的な煽り文句で次号へ続く。
ところで、未だキャラがよく分からなかったユピーに、暴走しがちな他2人の観察要因的な役目が与えられたのが微笑ましい限りです。あのゴツさで一番普通なユピー。きっと粗暴で野蛮だけど普段は至って普通のユピー。
護衛軍3人の元ネタになった絵本のキャラで考えると、ユピーは弱虫であって然るべきなんですが果たして実態や如何に。
・夢メモ
近年、犯罪が多様化・複雑化している様に、ジャイアンとスネ夫に依るのび太虐めもまた、多様且つ複雑な手段の物へと変貌を遂げていた。
かつてはただ殴り、ただ言葉に依る虐めのみを行っていた2人だったが、ドラえもんの報復を恐れる2人は何時しか口封じを覚える様になる。ジャイアンは単純な暴力の肉体的破壊を覚え込ませる事で復讐する意志を殺し、スネ夫はその財力を以て周囲の大人達を買収し、のび太を孤立させる事に成功した。のび太を取り囲む世界は今、冷たい暗黒と化したのだ。
この陰惨な状況を憂えた神が、のび太を救う為に考えたのは世界をリセットする事だった。
ジャイアンとスネ夫を消してしまう事は簡単だったが、のび太を育てる為にあの2人は必要不可欠なのだ。
あの2人を活かしつつ、且つのび太を守る為には、あの2人の経験を奪いさる必要が有った。それしか方法が無かった。
結果、2人の虐めが当初の物に戻る事で、のび太が――否、のび太だけでは無く運命その物が同じ道を歩む事になるとしても、それは仕様の無い事だ。
こうして神の決断により、世界はリセットされる事になった。
歴史が元に戻り、再びジャイアンとスネ夫の虐めは普通のそれへと戻っていった。
皆の声が変わってしまうと言う副作用も有ったが、その事実に気付く者は誰も居なかった。
という夢を見ました。
・因みに
新しいドラえもんですが、10秒くらいしか見た事が有りません。
たまたまTVを付けた際に新のび太と新のびママが会話していたのですが、その凄まじい違和感に一瞬でチャンネルを変えてしまいました。
なので他メンバーの喋りは一切知りません。きっと観たところで、やはり違和感を感じてチャンネルを変えてしまいそうな気がします。慣れって恐ろしい。
11月16日(水) 『ATOK』 を見習え、『ATOK』 を。
・独り言
今月に入って3回目の休日。
16日にもなって3日しか休んでないって絶対おかしくないですか?気の所為ですか?オッサンですか?シャアですか?
11月の内から 『2006』 というのも気の早い話ではありますが、商品名にどうこう言ってもアレなので兎に角導入。
2005と比べて設定画面がグラフィカルになって全体的に見易くなったとか、常駐アイコンが変わってちょっと違和感を感じるとか、細かい話題は幾つか有るんですけど、細かくない事を1つ述べさせて頂くと、『パーソナルファイヤーウォールの設定位引き継げよこの野郎』。
インストールの段階で設定の引き継ぎに関する項目や操作が一切無かったので分かってはいましたが、設定画面を開いて以前の設定が全て消えているのを見た時のガッカリと言うかウンザリと言うかガッカリ且つウンザリした時の気分と来たら愚痴につき以下略。
FWの設定は面倒だから嫌いなんですよ。一々ネットワークに関係するアプリケーション毎に例外設定を組み込む必要が有るので、使っている物が多いとそれだけ設定数が増える。しかもVBは送信と受信の許可、不許可を別々に設定しなければいけないので、1つのソフトの同じポートの送受信拒否でも2つ設定を作らなければならないので大変不便です。仕方無いので設定しましたけど。
しかしVBって企業でも使ってる事が多い筈ですし、場合に依っては自分のPC環境の比では無い膨大な設定が成されている事も有ると思うのですが、そういったケースでは一々手作業で設定し直しをするのは面倒どころの騒ぎじゃあ無いですよね。その辺りはどう考えているんでしょう。
・今週のバキ : 第275話 挑戦資格
本当は順番に 『生きてた(無事だった)んですね!』 コメントを書こうと思ったのですが、最後のコマの 『何言ってんだこのオッサン』 的な感情全開の刃牙の貌が愉快過ぎて作戦失敗。本気でゲラッゲラ笑いました。何だアレ。
あのコマの素晴らしさは、無論あの表情その物の素晴らしさである訳ですが、そこに至るまでの流れや間も併せるとまた素晴らしさが増すんですよね。あの瞬間までは笑顔で語らっていたのに、たった一言言った瞬間にアレですよ。正にギャグ漫画の間じゃあないですか。板垣漫画を敬愛して止まない我(々)に我慢出来る筈が無い。出来てたまるか。
・刃牙の貌だけを語るのもアレなので
我(々)が今週最も気を惹かれた事と言えば、神心会のデンジャラス・ライオンこと加藤さんがご無事だった事が真っ先に挙げられるのですが、じゃあジェットコースター・ダイブこと末堂さんはどうしたの?という疑問が形許り。よもや本当に死んだとは言うまいね?
それにしても、顔面疵だらけのグラップラーの多い事多い事。
独歩ちゃんと花山、加藤と昴昇、そして猪狩寛二(フルネーム)。花山先生以外は登場当時は疵なんか1つ有るか無いかだったのに、気付いたら皆凄い事になってますね。グラップラーに歴史有りとでも言うか、編集が勝手に名付けていた 『超戦士たちの一大格闘叙事詩』 というのも強ち誇大表現では無いのかも知れません。言い過ぎました。
・と言うか
『次回最終回』 とやたらと煽っているのが気に掛かります。
何ですか、『ついに完結』 とか 『圧倒的なクライマックス』 とか 『最強求める格闘道、ゴールへ』 とか、来週で普通に終わりそうな宣伝文句の数々。この調子で物語が終わる筈無いじゃあないですか。
ま、まさか本当に 『俺達の戦いはこれからだ!』 エンディn(縁起が悪いので削除)
11月18日(金) 眼孔から脳までああ届くものなんですかね。
・今月のバキ外伝
外伝について。
がいでん ぐわい― 0 【外伝】
(1)正史からもれた伝記や逸話。
「義士 ―」
(2)正統的な注釈とは異なる注釈。
「温疫論の一書は、傷寒論の―ともいふべし/北窓瑣談」
三省堂提供 「大辞林 第二版」 より
大辞林の説明からすると、疵顔は確かにバキの外伝ですね。バキでは語られる事の無かった 『逸話』 が描かれてる。
『花山が海底に引っ掛けた釣り針を外しに潜ったらホホジロに襲われたので返り討ちにしました』。正に 『逸話』 そのもの。理想の世界です。ただしこれはバキじゃ。花山の拳と未だ見ぬ気違い――それを見ずとも構わんと言うにはこの管理人――若すぎる!!!
という訳で、鮫倒しの称号なんか、今度出て来る気違い用に取って置けば良かったのになあ、と思いました。
11月19日(土) Dio、1st.Stageでは正攻法のみで勝負してたのになあ。
・今月のSTEEL BALL RUN : #8 湖を越えろ
来ましたね、ゴール前デッドヒート。
途中ジャイロとジョニィのいざこざを混ぜたりしつつも、そこから後半パートへの加速とスピード感は正に荒木漫画の真骨頂。Dio、砂男、ポコロコという強烈な面々と刺し合った1st.Stageのラストに比べれば多少劣りはしますが、それでもあのスピーディに二転三転する攻防と最後のどんでん返しは流石の一言です。もうテンションが上がる上がる。
やはり 『SBR』 はスタンドバトルよりもレースバトルの方が抜群に面白いですね。あの猛烈なスピード感に乗せる事で、細かな突っ込みポイントや疑問をスッ飛ばして爽快感に浸る事が出来ますし、何より単純に熱い。『あれ、Dioさん恐竜化で読みが強くなってる割にジョニィには気付かなかったの?』 なんて事は無視ですよ、無視。ドット・ハーン?誰です、それ。
・気高く飢えよ
それにしても、中盤の突然の絵柄の変わりっぷりには驚きました。
今までも毎話1、2コマ程度は、演出としてああいう半リアル系の絵が混ざる事は有りましたが、今回はそれが4Pも続いたので 『あれ、今後はこの路線で行くの?』 と思ってしまいましたよ。
別にどっちが 『良い』 とか 『悪い』 とか言う訳では無いんですけど、個人的な好みで言うならばあの絵柄は演出として何コマか有る程度で良いと思っているので、現状――というか今月をボーダーラインにして貰いたい次第です。まさか、このまま徐々に浸透させていく気かしら?
・独り言
テニスをプレイする人の事をテニスプレイヤーと言う様に、放置プレイする人の事は放置プレイヤーと言うのですか?言うとすれば、放置する側が放置プレイヤーですか?放置される側が放置プレイヤーですか?それとも実は放置ャーですか?
11月21日(月) 去年のコピペで済ます適当加減。
・今週のDEATH NOTE : Page.87 明日
最後の煽り文句に大笑い。
月 の手練手管に高田陥落寸前!!
何の漫画ですか。手練手管て。
今週は月の手筈通りに事が進み、特にメロやニアサイドの動向が描かれた訳でも無いので非常に退屈な回だったのですが、最後のこれだけで十分ですね。単行本掲載時にも載せて頂きたい位です。
とは言え、それだけで終わるのもアレなので、一応1つだけ気になった事を。
今回、魅上は新たに 『無駄に生きてる人は殺すよ』 論を持ち出して来た訳ですが、先の魅上のエピソードからすると、少々飛躍し過ぎな気がします。月が 『早過ぎる』 と言っている事から、何れ月も同じ事を言うつもりだったのかも知れませんが、それでは 『悪の居ない、真面目で心の優しい人間だけの新世界』 とは少しずれているのではないでしょうか?真面目=社会貢献ですか?
しかし 『能力が有るけど無駄な事してる人』 と言うと、真っ先に出て来るのが月な訳ですよ。嗚呼、残念無念の夜神月。Lとしても殺され、無駄人としても殺される。そして食べ〜られる〜。
・今週のHUNTER×HUNTER : 休載
病気で来年まで休載ですって!ギャア。
…本当に病気なのかい?
・6周年
あ、今日でこのHP開設して6周年になりました。
6年。いやあ、長かった様な短かった様な。
という事で、6年間もお付き合い頂き有り難う御座います。7周年目指して適当に頑張ります。いや、ホント適当に。
・鋼の錬金術師 第12巻
中身は 『ブラッドレイ vs リン』 〜 『ブチ切れグラトニーとエンヴィー再来』 まで。
前巻と比べるとそれ程話に進展が見られず、唯のバトル漫画と化していたのでアレなんですが、不覚にもカバー裏の小豆ネタ(2コマ目)で大笑いしました。
『鋼の錬金術師』 単行本の真髄はカバー裏とおまけ4コマ、というのは最早定説ですね。真っ先に見てしまうと、死亡キャラが召されているのでネタバレになってしまうのが玉に瑕ですが(除:泣き黒子の人)。
・それはいつも突然に
数日前の話になるのですが、いつも通り適当に仕事をしていたところ、上司に呼び出され、
「しょー君。業務命令な。23日から3泊4日で東京に行って来て。と言うか行け」
と言われ、今日から3泊4日で東京に出張する羽目になったところの弊サイト管理人で御座います。
職場でもこの日記上でも再三極度の東京嫌いを口にしている身ですが、『業務命令』 には勝てませんのでねえ。
と、言うのは唯の口実で、実は 『東京が厭なら大阪と広島ね』 と言われ、西まで行く面倒を考えた結果東京行きを決めたところの弊サイト管理人で御座いますよ。不本意なのには違いませんが。
という事で、同僚のU氏と課長から昇格したS部長と共に東京に向かったところの以下略。
・因みに
どうも東北新幹線で流れる 『次の到着駅をアナウンスする時のBGM』 が嫌い…と言うか、あのBGMが鳴る度に東京を想起させるので苦手なのですが、妙に頭に残るのでmp3ファイルでないものかgoogle先生に訊いてみたところあっさり発見。
聴けば聴く程頭に残るこの曲。嫌いなんだか好きなんだか分からなくなって来ました。
・飲酒メモ
本格的に仕事をするのは明日からなので、本日は取り敢えず宿泊地(入谷)近辺をぶらぶら。
色々歩き回った上で 『ひもの屋』 という店で夕飯を済ませる事に。
本日の理由:野郎3人で出張してるのに、夕飯が酒無しで済むもんかよ。
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ × 2 (許容範囲内)
そう言えば、金目鯛を頼んだところ、
「今日はお勧めの品として、スーパー金目鯛が有りますよ」
と言われ、そのスーパーなネーミングに心ときめいたのですが、値段が2500と非常にスーパーだったので遠慮してしまいました。
スーパー金目鯛。今になってどんなものだったのか頼めば良かった、と少しだけ後悔しています。スーパー金目鯛。…スーパー金目…(←女々しい)。
・今週のバキ : 最終話 地球規模
我(々)とて、かつての刃牙はあからさまに地上最強を目指してた事について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、烈 海王の服のセンス(花柄のチャイナドレス)について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、本部の髭を描き忘れてる事について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、刃牙の心の病(リアルシャドー)が他人に見える事について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、勇次郎がタンザニアに居る理由について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、Jr.と梢江ちゃんのその後が一切描かれていない事について語りたい訳では無いのです。
我(々)とて、予想通り来週から新連載が始まる事について語りたい訳では無いのです。
しかし、しかし彼がそうさせてくれないのです。
見て分かる…ッ!明かな待ちガイル…ッ!突っ込み待ち…ッ!向かえば…確実な地獄……ッ!!(ざわざわ)
何故に彼は、あの方は、あの御方は、板垣大先生は、こうも見え透いたボケをやってのけるのでしょう。
それを知りたいッ!その 「答え」 こそが板垣の最強の
まァ要するに、こんなに投げ遣りな最終回初めて観ました。
・ところで
巻末コメントより。
御愛読感謝!また逢おう
……………来週あたり。
この健康優良野郎。
・飲酒メモ
飲みたくなくても飲まねばならないこの世の中。
本日の理由:本社のお偉方と合流して強制的に飲み会へ。
本日の飲酒:カシスオレンジ × 1、カシスグレープフルーツ × 2 (臨界点)
お偉方が複数居る飲み会の不快感と来たら、それはもう。
・飲酒メモ
S部長が生け贄として連れて行かれたお陰で、2日連続でお偉方が居る飲みの場に軟禁される危機を脱する事に成功。
有り難う、有り難うS部長。
それはそれとして、同僚のU氏とは 『牛角』 で飲んで来ました。
本日の理由:野郎2人で出張してるのに、夕飯が酒無しで済むもんかよ。
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ × 3 (臨界点)
出張に来てから毎日飲みに行く所為で財布の中がカラッカラです、先生。
・出張まとめ
出張内容は書いたところで仕様が無いので省きますが、極めて実りの多かった3日間でした。
違う立場で仕事をし、視点で物事を見ている方々の意見の数々はどれも新鮮で、そしてどれも興味深い。お陰で多くの可能性と武器を得る事が出来ました。これから報告書をまとめる手間は有りますが、その報告書を以て出来る事を考えると胸が躍ります。嗚呼、仕事でこんな高揚感が得られるなんて、何て不思議な気分。
・余談
この時期の風呂は肩まで浸かって小一時間ボーッとしているのが大好きなので、ホテルのユニットバスが厭で仕方有りませんでした。ゆったり出来ない風呂に何の意味が有ると言うのでしょう。あれでどう命の洗濯をしろと言うのかッッ!と、マニアックにケチを付けたくなる次第ですよ。どうだい、間違っているかい?
承前。
『
・如何に板垣で如何に獏か
先ず最初に制作サイドを褒めたいのは、これを作った人達は作品とその著者達を良く理解しているという事です。
例えばこのゲームのシステムについてですが、肉体ゲージと精神ゲージという2種類のゲージが有り、肉体ゲージを奪うだけでは勝利する事は出来ず、精神ゲージを奪う――即ち、相手の精神を折った時に初めて勝利する事が出来ます。逆しまに言えば、幾ら身体をバキバキに折られようが、心さえ折れなければ立ち上がる事が出来るという事です(参照)。何て少年漫画的且つ板垣的!
勿論、肉体ゲージが少なければ立ち上がったところでフラフラで、その状態で殴られると精神ゲージの減りも早まるのですが、精神的にも追い詰められると他の格闘ゲームで言うところの 『奥義』 が使える様になり、一発逆転が狙っていけます。その上、基本的に喧嘩大好き人間達のカーニバルなので、殴られながら殴り返す事が出来るという素敵仕様も搭載しているので、堤にボコられながら 『おまえがそんな貌するからッッ』『おまえがそんなことするからッ』『見せてやるッッ』 とかやる事が出来て大変板垣的で宜しいのです。これぞ板垣システム!
因みに、投げ技は直接精神ゲージを奪うので、プロレスラー(投げキャラ)が驚異なのも板垣的且つ餓狼伝的です。堤にボコられながら、『凄ェ…』『凄ェけどよ…』『プロレスってのは――』『ここから!!!』 とかやる事が出来ます。うっひゃほー!
こういった事が出来るシステムにしたのは、偏に作品への理解と愛と執念と馬鹿センスが有ったからだと思います。お陰で我(々)は、作品への理解と愛と執念と馬鹿センスに充ち満ちたゲームではしゃぐ事が出来る訳です。感謝(鬼の貌を出しながら)。
・キャラについて
公式サイトの紹介を見ての通り、板垣的造形を見事に3Dにしています。
特に松尾象山の
といったところで、触り馴れた各キャラについて一言ずつ。
- 丹波文七
良くも悪くも普通に丹波。虎王が素敵に無敵。声がロロノア・ゾロ。 - 松尾象山
近距離でも遠距離でも容赦無く叩き放題。正拳連打のドンドンドン!って感じが板垣的空手家全開で凄く良い。 - グレート巽
プロレスラーなので、殴られるの覚悟で近付いてポイポイ投げまくりで勝ちまくり。でもvs CPUサクラの難易度はDante Must Die!。 - 神山徹
寸止め機能搭載!しかも寸止めは決めると相手を硬直さえた挙げ句に精神ゲージを奪い放題という極悪仕様。何この特別扱い。 - 久我重明
腹!顔!と急所一筋数十年なので、肉体ゲージはガンガン奪えるのですが中々精神が奪えません。個人的にはもっと執拗に、且つ徹底的に殴り続けるイメージだったのですが。 - 泣き虫サクラ
リーチが長い挙げ句に投げが強いという最悪の気違い。各種掛け声や勝利ポーズ等、色んな意味でつくづくサクラ。試合開始時に 『エクセレント!』 と言ってくれるので、そのままドシドシ歩いて行くとサクラっぷりが存分に発揮出来て良いと思います。此奴造ってる時楽しかったんだろうなあ。
スペシャルゲストこと範馬 勇次郎は未だ出していません。
出し方は分かったので、その内挑戦予定。
・総評
ゲームとして見ると傑作にはなり得ませんが、板垣ゲームとして見れば間違い無く傑作です。
キャラチョイス、動き、台詞、システム、その全てが板垣っているので、作品を存分に理解した人間が複数居るところでこれを起動させるとそれはそれは素晴らしい空間を作り上げる事が出来る事でしょう。
ただ、作品を全く知らないと楽しさが9割程落ちるので要注意です。
・今週のDEATH NOTE : Page.88 会話
魅上のキラ崇拝の凄まじさが炸裂していましたね。
電話で感謝や謝罪の言葉を発する際、実際に顔を合わせている訳では無いのに頭を下げるというのは良く有る事ですが、胸に手を当てて崇拝の度合いを示す魅上には驚かされました。
加えて、キラを真っ正面から 『神』 と呼び敬愛するその盲信っぷり。胸に手を当てる無意識レベルの仕草と併せ、彼の
後、今まで 『眉無し』 という特徴しか無かった井出さんが、『恋愛知らずキャラ』 として確立した事に祝福を。
・DVD消化週間:オーシャンズ12
1作目を超える2作目を造るのは難しい、のジンクスを全開で体現した大作。点数を付けるなら60〜70点位。
終盤のネタ晴らし部分以外に、前作に有った痛快なまでのテンポの良さが殆ど感じられないのが問題だったのだと思います。確かに作品自体はかなりハイスピードで進んでいますけど、『単純に展開が早い』 という事と 『テンポが良い』 という事は違うのです。
ただ、馬鹿映画と言えば見事に馬鹿映画でしたね(これは褒め言葉)。ジュリア・ロバーツの似てるネタなんて、映画としてやっては行けないネタでしょうよ。アレを思い付いた挙げ句に実行してしまった制作サイドの馬鹿っぷりには敬服します。あのホテルに入っていくシーンと、終盤のナイトフォックスの 「貴女は似ていない」 の台詞は笑えました。そっくりですよ、そっくりですよ。
しかし見所はその馬鹿ネタでは無く、ナイトフォックスのレーザー避けのシーケンスだと思っています。
あのシーケンスは、ヴァンサン・カッセルのダンス的なアクションにしても演出にしても痛快且つクール。この映画の見せ場は間違い無くあれで決まりですね。余りに格好良いので、一通り見終わった後にあのシーンだけ2回も観てしまった位です。
という訳で、1人ギャラ幾らよ?的な大物ばかり集めたこの映画の中で、1番美味しいところを持って行ったのはジョージ・クルーニーでもブラッド・ピットでも無く、あのダンスを踊りきったカッセルだと思います。或いはブルース・ウィリス(違)。
11月30日(水) 一度城を壊してまた入る件が微塵にも理解出来ない。
・DVD消化週間:ハウルの動く城
世間の評価は知りませんが、個人的には60点位。
映像を別にして、楽しむべきポイント、楽しいと思うポイントを見付ける事が出来ませんでした。
そもそも、ソフィー(声優を使うべき)のハウル(キムタクは違和感無し)への感情が 『好き』 から 『愛』 に変わった瞬間、或いはその過程が分かりません。冒頭の空中散歩の時点で既に愛してしまっていたのですか?唯の恋心で、前触れもなく目の前の女が 『愛してる』 って言う事だってあるって事ですか?…まァ、前触れもなく粉粉になるほど蹴られる事もあるしな。
一番意外だったのは、美輪明宏が声を充てていた 『荒野の魔女』 の扱いがあんな事になっていた事です。
Trailerの類を観た時のイメージだと、彼女が所謂 『敵』 として執拗に絡んで来る物だと思っていたので、中盤以降のキョトーンとした感じで落ち着いてしまっている様には驚きました。え、もう出番終わり?みたいな(後半はちょっと盛り返していましたけど)。階段の件にしてもソフィーに馬鹿にされた恨みを何処かで晴らすだろうと思っていたのになあ。
結局、物語はサリマンが言う様に済し崩し的にハッピーエンドで終わりましたが、『確かに映画1本分の尺は終わったな』 と何だか釈然としないままスタッフロールを眺めていました。う〜ん。