12月1日(土)
ゲーム:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
アズラン配信クエストの第1話及びジュレット配信クエストの最終話をやっていました。
アズランの方は第1話なので『どうせいつものマラソン』と高を括って文字通り単独で進行した結果、まさかのボス登場で酷い目(返り討ち)に遭ったのでパーティを組んで再戦し撃破、ジュレットはアズランメンバーのままで突入して特に苦労も無く勝利しました。
何と言えば良いか、別に今後の配信クエストで強烈なボスを望んでいる訳では無いんですけど、もう少し――エンドコンテンツとして、メインクエストのボスと強ボスの中間みたいなボスが出て来ても良い様な気がします。どうも今はコア向けとライト向けの極端から極端という感じがして、その間の為のものが無い様に思えてなりません。
中間向けと言えば、Lv30台向けのコンテンツも不足している感が強いですね。
Lv10〜20台は最初のキーエンブレムを取る楽しみが有る、Lv40〜50は残りのキーエンブレムやラスボス討伐という目的が有る。でもLv30台は、Lv40台までのレベル上げしかやる事が無いんです。
それこそ強ボスの中に各種族最初のボスを加えて、Lv30台向けのエンドコンテンツにすれば良いんじゃあないかなあと思うんですけど、どうでしょうねえ。
12月3日(月)
今週の暗殺教室:第22話 自律の時間
今週の粗筋:
協調の重要性を知り生徒と打ち解けた自立思考固定砲台は、生徒達に『律』と命名されるが、彼女の新機能を余計な事と判断した開発者達により元の姿に戻され、初期化されてしまう。
しかし『協調』が重要である事を悟っていた律は、自身の判断で協調に必要なプログラムをメモリに隠し、『中学生らしい』親への反抗を見せるのだった。
うむ、今のところ律が一等賞。
今週は殺せんせーの言う『親よりも生徒の気持ちを尊重したい』という台詞が、印象的でした。
教育……と言うよりも、子育てに於いてはこれが何よりも重要なんじゃあないでしょうか。
勿論、親はある程度の指針や道程を子供に示してあげる必要が有る訳ですけど、最後の最後に道を選ぶのは子供自身であるべきで、幾ら親とは言え己の気持ちを一個人である子供に押し付けるのはナンセンスというものです。
自分は道に関しては相当自由に選ばせて貰ったので(アニメは害悪、ゲームは30分まで、といったルールには倣わざるを得ませんでしたが、別にこれは道では有りませんしね)、まま自分に合った学校・職場でだらっと人生を謳歌して来ましたけど、世の中を見ると親の勝手で『親が挫折したスポーツをやらされてる』とか『芸能界入りを目標にされてる』とか少なくないですよね。果たして彼らは、親の願いと自分の望む道が一致しているのか、と思う時が有ります。
親の勝手な望みに踊らされた挙げ句、その道で失敗して潰しも効かない様な状況に追い込まれた子供も、決して少なくはないんじゃあないでしょうか。そんなのは親の身勝手――正にナンセンスの極みでしょう。法と道徳に反さないレベルで、やりたい様にやらせれば良いのです。その結果失敗したならばそれは本人の責任、誰を恨む事無く何処でなりとも野垂れれば良し(←相当身勝手)。
今週のONE PIECE:第690話 “SAD”
今週の粗筋:
ウソップが『秘密の部屋』に辿り着いた頃、スモーカーは攻撃を受けるリスクを背負ってまでモクモクの力を使い、ヴェルゴからローの心臓を取り返していた。
ハンデの無くなったローは、ヴェルゴの電伝虫経由でドフラミンゴに宣戦を布告し、ヴェルゴや研究所ごとSAD製造装置を斬り伏せるのだった。
扉絵のお婆さん、何処かで見た事が有る様な。どこででしたっけえ。
ともあれ、これでカリブーも改心するのでしょうか。共に育ったであろう弟ですら見殺しにする性根は、一寸やそっとでは治りそうにありませんが。
それに悪人は善人になると死亡フラグが立つという法則も有ります。この作品なのでまぁ死ぬ事は無いでしょうけど、悲惨な事になる気もしますね。因果応報と言えばそれまででしょうか。
さて、本編では終ぞ見せ場が無かったヴェルゴが陥落。スピーディで大変に望ましい展開です。
結局のところ彼の強さは――本気を出さない状態でもサンジより硬く、スモーカーが心臓を盗むのに徹しきらないといけない程度、という感じなのでそれなりに強いのでしょうが……『武装色が凄いらしい』以外の情報も描写も無いので、今一『怪物』と言わしめる程のイメージは感じませんでした。昔のローをフルボッコにしたみたいですけど、過去のローの力量が分からないので何の物差しにもなりませんしね。
ただ海軍中将という地位を考えると、ドフラミンゴの手駒として重要だったのは間違い有りません。
SADと海軍内の手駒を同時に失ったとなれば、これまで笑っているだけだったドフラミンゴも怒り心頭になったりするのでしょうか。これからどう荒れるのか、楽しみです。
12月7日(金)
ゲーム:とびだせ どうぶつの森
待望の『クラブ444(ししょー)』がオープンしました。
これで1日に1個リアクションが貰える他、夜はライブで楽しめる様になります。
村も段々と充実して来て楽しい限り。
最近は、帰宅→10分程度『どうぶつの森』→1時間程度『DQ10』→布団の中で1時間位『どうぶつの森』というのがルーチン状態になっています。
『ASSASSIN'S CREED III』のマルチプレイもやりたいんですけど、流石にそこまでは時間が無いので年末年始休暇の際にでもやるつもりです。多分。
12月8日(土)
映画:ダークナイト ライジング (原題:The Dark Knight Rises)
映画の粗筋:
ジョーカーとの戦いから8年、ハービー・デントの罪をバットマンが被る事で生まれた『デント法』の下、ゴッサムには仮初めの平和が訪れていた。
ブルース・ウェインは心身共に疲弊し、次世代のエネルギー開発に着手しながらも自宅で隠遁生活を過ごしていたが、盗人のセリーナ・カイルが現われ、彼の指紋を盗まれてしまう。
事件を予感したブルースは独自の調査を開始し、彼女の背後でウェイン産業の乗っ取りを企むジョン・ダゲットと、彼が雇った『ベイン』と呼ばれる傭兵の存在を知る。
ベインが自分と同じ『影の同盟』の一員だった事を知り、彼を止める為に再びバットマンとしての活動を再開するブルースだったが、ベインとの一騎打ちに敗北してしまったからさぁ大変。
感想。やはり1つの映画としては前作に及ばないものの、3部作の完結としては文句無しに素晴らしい出来。90/100点。
先ずは、本作のメインヴィランであるところのベインさんが素晴らしい。
映画公開前のスチール写真で見た時は、『何このレスラー』とか『ベインはもっとでかくないとダメだろ』とか思っていたのですが、いざ動く所を見るとこれがまた中々の迫力です。何あの筋肉。『インセプション』の時のイームスからは想像も出来ない鍛えっぷりじゃあないですか。サムおじさんに抜擢されるのも頷けます。
脚本の上でも、火薬と立ち回りで人の醜さを証明しようとした(そして成功した)ジョーカーの『狂気』とはまた異質の――『強くて賢い』という単純であるが故に揺るがない強さを持ち、悪党達のカリスマとして様々な策を練る一方で、バットマンは純粋に筋力だけで叩きのめすという万能っぷりがたまりません。
これまではスケアクロウもラーズ・アル・グールもジョーカーも、作戦や精神的にバットマンをいなす事はあっても、正面から戦えばあっさり負けていましたからねえ。策で上を行き、更に力でも上を行くベインは正に絶望の象徴と言えるでしょう。
そう、正に絶望。兎にも角にもこのシリーズは絶望を魅せるのが巧いんですよね。
それは本シリーズのヴィラン達が、他の作品なら助かるであろうキャラクターを容赦無くSATUGAIし、遠慮も妥協もせず『世界が無くなっても構わない』位の意気込みで悪事を働く事に起因している訳ですが、それに立ち向かう駒が殆ど無いという状況にもまた要因が有ったと思います。バットマンを応援しているのは子供達と一部の人格者、そして熱狂的なファンだけに限られ、民衆や警察は水の如く低きに流れて腐り果てている。バットマンはゴッサムが腐っている事を知っているけれど、その腐敗を指摘し証明しようとする面々と対峙しなければならないので、幾ら勝利してもゴッサムを変える事は出来ないし、ゴッサムから理解される事も有りませんでした。
本作に於いても、『デント殺し』の汚名を背負ったバットマンに対する風当たりは強く、警察がベインよりバットマン逮捕を優先したりする無能っぷりを披露する有様で、四面楚歌の状況に変わりは有りません。
が、そこは流石のシリーズ完結作。偽りとは言え一時の『平和』を経た警官が遂に傍観者としての役割を捨てるシーンを観た時、『ビギンズ』と『ダークナイト』が本作のこの瞬間の為に有ったのだと鳥肌が立ちました。
ゴッサムに突き付けられたシリーズ最大級の絶望と、それに立ち向かう『人々』。その描写は、これまで丁寧に積み上げられて来た物語の結末として最高の仕上がりになったと言えるでしょう。
どうしても『ダークナイト』と比較がちですが、シリーズの締めの作品という観点では本作は紛れも無い傑作です。ここまで綺麗に仕上がるものかと感嘆します。
制作サイドに取っても『ダークナイト』は巨大な壁だったでしょうけど、よくぞここまでの作品を創り上げたものです。そこにシビれて憧れます。素晴らしい作品を、有り難うございました。
12月10日(月)
今週の暗殺教室:第23話 湿気の時間
今週の粗筋:
前原の付き合っているC組の土屋がビッチだった上に、前原がE組という事を思い出した瞬間前原に屈辱的な事を言ったので、殺せんせーとE組生徒達は報復を決意しましたとさ。
うん……?
話としては面白いですし、如何にもビッチ然とした土屋の醜さをしっかり描ける松井先生は流石ですねー、と思うんですけど。
生徒が殺せんせーと手を組み始めるのは流石にどうなんでしょう。そこは殺せんせー暗殺に集中しないと。或いは来週作戦を実行しつつ、殺せんせー暗殺もするのでしょうか?
う〜ん?
今週のONE PIECE:第691話 “死の国の王”
今週の粗筋:
遂に本性を剥き出しにし、公然と部下をモルモット扱いし始めたシーザーは、シノクニを吸収しその圧倒的な力を振るい始める。
だが平然と部下を殺すシーザーに不快を顕わにしたルフィは、ギア3rdと武装色による攻撃を繰り出すのだった。
『ルフィは』『シーザーを許さない!!!!』と宣言するウソップの格好良さ。
良いですねえ。ルフィが真面目なだけでも良いのですが、彼を信じるウソップの言動にこそ少年漫画の王道を感じます。
それと、今週は扉の若かりし頃の海兵勢揃いの絵が凄いですね。
概ね誰が誰だか分かるというか――尾田先生は本当にモブに関しても色々設定しているんだなあ、と末恐ろしくなります。
常日頃から展開を早めて欲しいと思っていますけど、本当は現時点でもかなり展開を早めているつもりなのでしょうねえ。
12月11日(火)
ゲーム:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
アズラン配信クエスト『人形たちのラグナロク』をクリアしました。
ボスまでは想像通りでしたけど、オーディンの正体やまさかの展開には笑いました。
いや、それ『Fin』ていうか『BAD END』だろ、と。単純に『めでたしめでたし』じゃないのは、ある意味大変ドラクエらしいんですけどね。
後味が悪い程では無いけれど、めでたくもない。こういう感じもドラクエには必要だと思っています。
1つ位は『プックル(ゲレゲレ)の村』位の苛立つクエストが有っても良いかも知れませんね。
12月12日(水)
ゲーム:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
シーズン配信クエスト『星に願いを!聖なる夜の大祭典』をやって来ました。
いやはや、ゲームの中でもクリスマスですねえ。そしてそれが過ぎれば一瞬で正月モードですか。
年の瀬が押し詰まって来た感が有ります。もう2012年も終わり……う〜ん、1年が早くて困る。
12月13日(木)
ゲーム:とびだせ どうぶつの森
10日に博物館の2階が、そして先程間欠泉がそれぞれ完成。
公共事業で間欠泉を噴出させる謎の技術に全弊サイトが震撼。あのはにわ……恐ろしい子。
12月14日(金)
飲酒メモ
- 本日の理由:送別会
- 本日の面々:上司や同僚約20名
- 本日の飲酒:ビール×1 (許容量)
特に行く当ては無いけれど退職はしたい。そんな社会人は多いに違いない。勿論、自分もそうです。
12月15日(土)
ゲーム:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
せっせと地味なレベル上げの末、漸くパラディンのLvを50まで上げる事が出来たので、パラディン配信クエスト『真のパラディンとは』をやって来ました。
因みにレベル上げは槍パラディン4人で、オルセコ高地でチクチクと獣突きの繰り返し。1日1時間を1週間繰り返して40→50です。ああ、地味。
オーグリードを沈める程のドラゴンが相手、というので相当気合いを入れていったのですが、存外に拍子抜けでした。
全体に被ダメ150程度のスタン付き攻撃や炎系のブレス攻撃、物理か魔法かどちらか無効になる等々、些か面倒な要素も有りましたけど、これで大陸を沈める程強いというのは誇張もいいところですぞ、ストロング団長。
しかし先日『後味が悪い程では無いけれど、めでたくもない』イベントをドラクエらしいと書きましたが、今回も正にそんな感じでした。
むしろパラディンの信念なんか貫かない方が良いんじゃあないかなあと思ったりもしたんですが、まぁ彼に免じて美談だったという事にしておきます。それに何より、このクエストで得られる『ふしぎなおどり』がディ・モールト良かったですしね!
ふしぎなおどりは思っていた以上に不思議な踊りでした。
余談
現在のレベルは以下の様な感じです。
- 盗賊:Lv55
- メイン職。武闘家と合わせてタイガークローを取得済み。
- スキルポイントが10位余っているので、何に使うか検討中。
- 武闘家:Lv54
- 気合いの『HP+40』目当て45まで上げた後、酒場で毎晩1万前後稼いでくれるので勝手にレベルが上がる。
- パラディン:Lv50
- 博愛の『HP+30』狙いで40まで上げ、その後ふしぎなおどりが欲しくて50まで獣突き。
- 戦士:Lv45
- 勇敢の『HP+30』の為に、Aボタンをぽちぽち押す退屈な日々を過ごす。
- 今なら斧PTで効率も良くなったかな。
- 魔法使い:Lv28
- 取り敢えず『ぶきみなひかり』取得の為にレベル上げ。今後50を目指す予定。
- 僧侶:Lv26
- 取り敢えず『MP+10』の為にレベル上げ。魔法使いの後に50を目指す予定。
- 旅芸人:Lv23
- 『素早さ+30』の為にレベルを上げたものの、現状素早さの値が殆ど捨てステータス状態なのでにんともかんとも。
- 今後盾の為にレベル上げ予定。
- レンジャー:Lv1
- 『てなづける』が特定のレベル上げに有利らしいけれど、現状は手付かず。
1日に1時間前後しか遊ばない身でも、新しい配信クエスト等が無い日はレベル上げかレアアイテム(orモンスター)狩り位しかする事が無いのが現状なので、バージョン1.2で予定されている『繰り返しダンジョン攻略』が楽しみです。
ただ、この繰り返しダンジョン……温過ぎてもアレですし、パッシブ前提過ぎてもアレなので、数種類用意する等の対策は必要かなあと感じています。実装予定の今月下旬まで後少しですが、どうなる事やら。
12月16日(日)
ゲーム:とびだせ どうぶつの森
漸く我が村にも交番が出来ました。
交番は『引き取りの無い落とし物』という体でたまに家具が無料で貰える大変有り難い施設だったりします。
村民の思い付きでしか公共事業として取り組めない為、建てられるか否かは完全に運らしいのですが、早い段階に建てる事が出来て良かったです。
12月17日(月)
今週の暗殺教室:第24話 仕返しの時間
今週の粗筋:
暗殺の訓練で培った能力を活かし、渚達は見事ビッチへの仕返しを果たすのだった。
普通に仕返しして終わりおった!
まぁ最後のオチ(アイコン含む)にはクスッとしましたが……う〜ん?
生徒達の能力及び、彼らが暗殺教室を通して『弱者を簡単にさげすむ事は無い』人物に成長している、という事を描いたエピソードだったんでしょうけど、流石に今回は馴れ合いが過ぎる気がします。
最後の最後で生徒達がトリガーが引けない、という展開は良いんですけど、今の時点でこれはどうなんでしょうね。暗殺者もしくは生徒として成長したというより、生徒達の殺せんせー化が進んでいるだけという気がしてなりません。
松井先生の事なので、こうした違和感を与える事も計算済みでしょうし、これからの展開に不安を抱いている訳では有りませんが……。
今週のONE PIECE:第692話 “ドレスローザから来た刺客”
今週の粗筋:
グルグルの実の能力でパンクハザードに到着したドンキホーテ海賊団のベビー5とバッファローは、ルフィの怒りの一撃で吹き飛ばされたシーザーを発見する。
シーザー発見の報告に高笑いをするドフラミンゴだったが、ベビー5達の前にフランキー将軍も姿を見せるのだった。
頼まれたら断れない女・ベビー5。もう彼方此方で弄られまくる事必至と言うか……また難儀なキャラを出した物です。
それで殺し屋って、『殺さないで』と頼まれた時はどうするんでしょう。やはり断れない優先順位が有って、ドフラミンゴの指示が最上位とかなんでしょうか。
ともあれ、この性格ならば遂にサンジも相思相愛になれるチャンスです。やったねサンジ、いけいけサンジ。どうでも良いけど。
それにしてもドフラミンゴは、シーザーを失っても痛くも痒くも無い位の人物だろうと思ったら、シーザー発見で『天はこっちに味方した』とか大袈裟な事を思ってしまう辺り、底が見えた様な気がします。天運も神も信じない大総統閣下を見習えと。ああいうのを大物と言うのです。
12月19日(水)
アニメ:ジョジョの奇妙な冒険 第11話『ゲームの達人』
漸くお披露目された第二部のOP、実に、実に良いですね。
第一部OPの歌詞を変えて来るのだろうと思っていましたが、完全に新規で来るとは。しかもそれがまたここまで『第二部らしい』とは。
正直な所、最初は第一部の熱血路線系を予想(期待)していたので、最初10数秒位は『えっ、何これ』という感じだったんですけど、サビからの盛り上がりを観た後に改めて最初から見直して評価が激変しました。
第一部がジョナサンとディオらしさを持っていたのに対し、この第二部もしっかりジョセフとシーザーらしさを持っているんですよね。中でも、
闇を欺いて 刹那を躱して 刃すり抜け 奴らの隙を付け
というくだりなんてジョセフ全開ですし、
血脈に刻まれた因縁に 浮き上がる消えない誇りの絆 握りしめて
なんてシーザーとジョセフの関係性を極めて端的に顕わした良い句だと思います。
余りにも第一部と方向性が違うので、アレが好きだった人には違和感が凄いんでしょうけど、アレはアレとしてコレはコレで大変に格好良くて好きです。
これは今後もしも第三部が創られるとしたら――創っていただきたいですが――それもそれで期待出来そうですね。ああ、創ってくれないかなあ。
12月20日(木)
独り言:こうして我(々)は簡単に掌の上で踊る
何に踊らされるって、『DQ10』の次期大型アップデート『世告げの姫と魔法の迷宮の情報』の事なんですけどね。
レベル上げ位しかやる事が無いので若干飽きて来たところだったんですが、これでまたすっかりテンションアップですよ。
本音を書くと新職については『またレベル上げ対象が増えるのか』といううんざり感も覚えるんですけど(物理系職のパッシブ目的のレベル上げはAボタン連打オンラインと化す為、フレンドが居ない時は恐ろしく不毛な気分を味わいます)、様々な新システムやクエスト、インスタンスダンジョンの実装は大歓迎です。やる事が有るのは良い事だ!
レベル上げと言えば、『ぶきみなひかり』を取って以来放置していた魔法使いに着手し始めました。
楽だ楽だと聞いていましたけど、本当に魔法使いは楽で良いですね。全体攻撃で複数の敵をさっさと狩れるので、レベルが凄い勢いで上がります。
ここで楽をすると残っている旅芸人で苦労する未来が見えますが……まぁその時はその時ですね。
12月22日(土)
映画:バイオハザードV リトリビューション (原題:Resident Evil:Retribution)
映画の粗筋:
アルカディアを急襲したアンブレラ社に捕まったアリスは、アンブレラ社の施設で目を覚ました。
洗脳されたジルによる拷問が続く中、第三者のハッキングでセキュリティシステムが停止した隙にアリスは監禁されていた部屋から脱出し、ウェスカーの派遣したエイダ・ウォンと邂逅を果たす。
エイダとウェスカーから、現在のアンブレラがAI『レッドクイーン』の支配の下で全生命の抹殺を目的としている事を伝えられ、協力して施設からの脱出を目指す事となったが、施設は案の定クリーチャーだらけだったからさぁ大変。
感想。ミラとかシエンナとかシエンナとかシエンナのアクションを楽しむ映画。75/100点。
これまでも大概『アクションを見れば良い映画』という感じでしたけど、本作は更にそんな感じです。
バリーやレオン、エイダの登場や、過去シリーズに出て来たキーマン達の再登場といった盛り上がり要素は有りますし、特にバリーは原作好きにはたまらない演出も有ったりするのですが、シナリオとしては前作から殆ど進んでおらず、映像として90分通してミラとシエンナのアクションを追っかけるだけの映画でした。
流石にアクションの見栄えは良いですし、何よりシエンナが好きなので個人的には大いに楽しめたんですけど、1つの映画としてこれはどうなんだろう、という気がしないでも有りません。……まぁ、このシリーズのファンは最初からアクションと原作要素以外は余り望んでいない気もするので、やはりこれで良いと言えば良いんですかね。
あ。いつも通りNG集は独特の面白編集で愉快な仕上がりになっていました。映画自体には余り関係無いですが。
独り言:落書き
元々絵が巧い訳でも無いのに、仕事や『DQ10』、『どうぶつの森』の所為ですっかり落書きすらしなくなり、『あれ、このままだと年賀絵も描けなくなくなくない?』とか思ったので、3ヶ月ぶり位にペンタブレットを握りました。
案の定、描き方は忘却の彼方。
駄目だ駄目だ、下手でも何でも兎に角描きまくらないと。という事で、当面は定期的に落書きして晒していきます。
12月23日(日)
映画:アベンジャーズ (原題:Marvel's The Avengers)
映画の粗筋:
かつてヒドラが用いた『コズミック・キューブ』を研究していた『S.H.I.E.L.D.』の元に、宇宙人の軍勢『チタウリ』と手を組んだロキが現われ、セルヴィグ博士とホークアイ(クリント・バートン)を洗脳しキューブを持ち去ってしまう。
世界の危機を察したフューリーはアベンジャーズ計画を発動、ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)とフィル・コールソンを動かし、アイアンマン(トニー・スターク)、ハルク(ブルース・バナー)、キャプテン・アメリカ(スティーヴ・ロジャース)を召集する。
途中ソーも合流し、ロキの野望阻止に向けた活動を始めようとするも、主義も主張も異なる彼らには協調性など望むべくも無く、逆に仲間割れまで始めてしまったからさぁ大変。
感想。娯楽大作として一つの到達点に至った傑作。90/100点。
本作を一言で言えば、ディ・モールト素敵なお祭り騒ぎですね。一言じゃあないですけど。
これだけアクの強いヒーロー達を揃えながらも、不自然さを感じさせない絶妙な話運びで彼ら一人一人に魅せ場を与える演出の巧さ、そしてそれを支える圧倒的な迫力の映像。演出が映像を!映像が演出をひき立てるッ!
「ハーモニー」っつーんですかあ〜「娯楽の調和」っつーんですかあ〜っ。たとえるならベルモンド一族とヴェルナンデス一族のコンビ!Xに対するi!大場つぐみの原作に対する小畑健の「DEATH NOTE」!位の感じです。……却って分からない、これ。
まぁ、正直なところ物語自体は大分アレなんですけど、そのアレさを補って余り有る強烈なパワーが本作には有るんですよね。技を超えるのは純粋なパワーだけと言わんばかりに、最初から最後まで力業で押しまくる。そしてそれが派手で痛快で心地良い。
ED後の一幕を含め、思わず声を出して笑える程ユーモラスなシーンも鏤められていていますし、正に娯楽作品の王様みたいな映画でした。
しかし、制作サイドは何か恨みでも有るんじゃあないかと言わんばかりに、ロキの扱いが酷いですね。
主人公達と比べて魅力が無いのは間違い有りませんけど、あのびったんびったんは反則でしょう。ギャグかと。まぁあんまり過ぎて逆に好感を持ちましたけどね。
12月24日(月)
今週の暗殺教室:第25話 LRの時間
今週の粗筋:
かつては自身も凄腕の暗殺者であり、今は育てた後身の斡旋で財を成す『殺し屋屋』ロヴロ。
E組を見た彼は、弟子のイリーナが殺せんせー暗殺とは相性が悪いと判断し、別の適した仕事をする様に強制するが、割って入った殺せんせーはイリーナこそ必要な暗殺者だと宣言するのだった。
暗殺ターゲットが自ら太鼓判を押す暗殺者って、『この人になら殺される心配無いのでこの人が良いです』的な言い種に聞こえるんですけど、気の所為でしょうか。
さて、すっかりただのギャグキャラと化していたビッチ先生のテコ入れエピソードが入りました。
ぶっちゃけたところ、ロヴロが言う通りビッチ先生の売りは『暗殺者と知られずに近付き暗殺を成し遂げる』点に有る筈なので、正体が割れた時点でその脅威度は生徒と大して変わらない様に思えます。
殺せんせーがビッチ先生を推すのは、以前鳥間が口にした様に『E組に溶け込む』点に於いて優れているからなんでしょうけど、溶け込む余り暗殺が疎かになっている現状は本末転倒です。律と同じく『生徒と連携出来ないと授業中の暗殺が難しい』というロジックで乗り切るつもりなのでしょうか。う〜ん、ロヴロの正論をどう崩すか見物です。
今週のONE PIECE:第693話 “死んでくれ”
今週の粗筋:
フランキー将軍がベビー5達に問答無用の攻撃を仕掛けていた頃、目を覚ましたモネはパンクハザードを滅ぼした兵器の起爆スイッチ前に辿り着いていた。
『万全を期したい』というドフラミンゴの思いを汲み取っていた彼女は、指示されるまでも無く己の死を前提としたスイッチを押す覚悟を決めるのだった。
これはやっぱりシーザーの持っている心臓はモネのもの、というオチでしょうね。
ルフィ達を閉じ込めたあの時に心臓を握り締めていればトリックに気付いたでしょうに、シーザーもつくづく残念な男だ。
ロー達の所為で少しずつ株を落とし始めたドフラミンゴの方は、今週のモネを見る限りそのカリスマだけは本物の様です。或いは、単に恐怖がそうさせているだけなのかも知れませんが。
どちらにせよ、現時点でドフラミンゴについて分かっている事は少なく――世界中で行われる様々な『悪事』に絡んでいる事だけは確かですけど、それで何がしたいのかは一切不明です。
世界政府との繋がりを持ち、人身売買やスマイルによる『事業』に成功している割に、自分から仕掛ける素振りは見受けられない。『豪傑達の時代が来る』等の発言に代表される『次の時代』を見据えた言葉から、その『新時代』に向けた準備をしている様にも思えるものの、ロー曰く『2年は特に何もしていなかった』らしく、自分から時を動かそうとしている気配が感じられない。当然何か大きな野望が有るんでしょうけど、その目的が見えない所為で、今一彼の良さが見えて来ません。
部下達からの『若』や『若様』という呼ばれ方や、『ドンキホーテ海賊団』というファミリーネームを冠した組織名からすると、ドンキホーテ一族の存在が有る事が窺えますけど、もしかして先代も未だ存命だったりするんですかねえ。
12月26日(水)
ゲーム:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
大型アップデート『世告げの姫と魔法の迷宮』が実装されたので、早速追加された『魔法の迷宮』(インスタンスダンジョン)や新規クエストを楽しんできました。
魔法の迷宮は、迷宮というには些か単純――というか一本道なので迷宮らしさは皆無だったんですけど、Lv50台で行けば1周で約10,000前後の経験値が入るので、気軽な稼ぎ場として良さげに感じました。
ランダムマッチングの精度もそれなりに高そうで、フレンドがオフラインの時の暇潰しとしても十分に楽しめそうです。
また、PVでも使われていたボス曲として流れるドラクエ4の戦闘曲も懐かしくディ・モールト良い。今からでも雑魚戦をこれにしてくれないかなあと思う程です。
因みに、迷宮クリアのご褒美(1日1回のみ)である『ふくびきけん』を利用した結果は、薬草×1と魔法の聖水×1でした。……う〜ん。
取り敢えず一通り試してみて感じたのは、予想より迷宮が面白かった事と、物理職の不遇さが全く改善されていない事への衝撃です。
特に後者は……何と言うか、まぁ酷い。
迷宮ボスは全般的に防御力が低めなので物理職にもそれなりの出番が有ったものの、問題となっていたであろう各地のLv50以降で挑む様な雑魚は相変わらず硬いままで、Lv55戦士の特殊攻撃で60〜80ダメージが限界、一方の魔法使いのメラミが200以上という今まで通りの有様でした。
そもそも、LV55キャップ解放クエストのターゲットモンスターがそんな感じの防御力ですからねえ。
戦士や武闘家が50前後のダメージで頑張る傍ら、背後の魔法使いがバンバン200超えダメージを与えると言う――その上、敵は『魔力覚醒』で魔法を強化して攻撃して来る辺り、もう皮肉としか思えません。
自分がメインで使っている盗賊は、未だ盗むやピオリムが有るのでマシですが、このままだと今まで以上に戦士の立場が弱くなっていきそうです。これ、また苦情が出るんじゃあないのかなあ。
12月27日(木)
飲酒メモ
- 本日の理由:送別会
- 本日の面々:同僚や上司約20名
- 本日の飲酒:ビール×1 (許容量)
12月28日(金)
飲酒メモ
- 本日の理由:仕事納め
- 本日の面々:同僚や上司約100名
- 本日の飲酒:ビール×1 (許容量)
やっと年内の仕事が終わりました。
と言っても1週間後にはまた来年の仕事が始まるだけなんですが――まぁ年末年始休みが有るだけマシというものです。
ああ、でも、それでも半月位一気に休みたいなあ。
12月29日(土)
映画:るろうに剣心 新京都編 後編 光の囀
映画の粗筋:
志々雄が軍艦による東京砲撃を企んでいる事を察知した斎藤一は、京都に現われた相良左之助と共に大阪に向かい志々雄と相対する。
一方、京都を護る為に残った神谷薫と明神弥彦は、巻町操ら御庭番衆に協力して善戦を続けていたが、圧倒的な巨躯を誇る不二が現われ全滅寸前にまで追い込まれてしまうのだった。
志々雄と戦っていた斎藤も、志々雄の部下・悠久山安慈と対峙していた左之助もまた苦戦する中、頼みの剣心は京都から手こぎ船で大阪に向かっていたからさぁ大変。
前編で大分絶望していたのに、流れで観る事になってしまいました。
感想。これは酷い。12点。
相変わらず作画は非常に綺麗です。音楽も良い。加えて、煉獄で繰り広げられる斎藤vs志々雄のチャンバラについては原作よりも数段格好良かったと断言出来ますし、煉獄が最終決戦の場というアレンジ自体は非常に良かったと思います。
が、如何せんそれ以外がアレなんです。何もかもがアレ。凄いアレ。
今回もやはり45分なので、端折られ方が凄い事は語るに及ばずというものです。凄いと言うか酷い。
結構なネタバレを含めつつ、原作を知っている人向けに例を書くと、宗次郎が剣心と斬り合いを始めてから負けを認めるまでが1分です。しかも天翔龍閃が無いので『剣心の剣で心を揺り動かされたから宗次郎の負け』というポカンとする様な理由で決着が付きます。宗次郎の暴走や慟哭といったイベントは勿論有りません。その上、負けを認める事と志々雄の部下をやめる事は無関係らしく、決着後も普通に志々雄の部下として活動したりするので、剣心と戦った意味がまるで分かりません。
ついでに書くと、方治、鎌足、蝙也、夷腕坊、才鎚は居ない事になりました。鎌足とか蝙也は未だしも、方治……。
意味が分からないと言えば、誰がどう見ても明らかに、そして直接的に剣心が志々雄真実を殺害せしめるという衝撃(笑撃?)の展開も待っています。
原作でも『間接的な殺害』には枚挙に暇が無い剣心でしたけど、それでも直接相手を殺す様な事は絶対にしなかった――だからこそ『不殺』だったのに、何と言うか、その、極普通にそれが当たり前の事である様に志々雄を殺し、しかもその事に全く言及もフォローも無いという超展開が繰り広げられるので、一瞬同人作品でも観ているんじゃあないかという錯覚に陥りました。せめてフォロー位入れれば良いのに、まさかの完全スルー。しかも殺害方法がモヒカン的に世紀末。
四乃森さん家の蒼紫さんも一撃小突いただけで改心する始末で、皆で葵屋に戻った後は特にエピローグも無いまま物語が終わるので、観ている側は完全に置いてきぼりです。最早理解しろという方が無理なレベル。
京都編の新訳だ、と言えば聞こえは良いかも知れませんが、結果として出来上がったのは金の掛かった同人作品(しかも3流)という感じですね。ここまで酷いとむしろ清々しささえ感じます。
これならいっそ宗次郎も省いて『不殺』のキーワードも取り除けば、『るろうに剣心』を知らない層に対するOVAとして通ったかも知れません。でもそれだったら普通のオリジナルアニメでも創ってろ、という話なんですが。
飲酒メモ
- 本日の理由:忘年会
- 本日の面々:友人ら8名と
- 本日の飲酒:カシスオレンジ×2 (許容量)
これで今年の飲酒もお祭も恐らくラスト。余り実感が湧きませんが、もう2012年も終わるんですねえ……。
12月30日(日)
独り言:寒いぜ寒いぜ寒くて死ぬぜ
いわゆる着る毛布である『Newデラックススランケット』なる商品を購入しました。
これがまぁ、本当に温かくて素晴らしい。
着る毛布の類は、引きこもり度合いが更に上がりそうと言う意味で『買ったら終わり』と思っていたものの、部屋の寒さに耐えきれず買ってしまいました。
自分が購入したものは、内側のポケットに足を入れるので歩き回れるタイプでは無いのですが、袖を通して足をポケットに入れた完全防御態勢に入ると凄まじく温かいです。これまでの寒さが嘘の様で、文字通り毛布に包まれている様な心地になります。
こうした商品の感想で見受けられる『毛が落ちる』現象も無く、実に快適です。久し振りに心の底から良い!と思える買い物が出来ました。
案の定、部屋からはより出たくなくなりましたけど、温いから良いや、これで。
12月31日(月)
雑談:2012年を振り返る
今年は、残業と出張と『ドラゴンクエストX』の1年でした。
と言っても過言では無い程、兎に角残業や出張、『ドラゴンクエストX』のレベル上げばかりやっていた様な気がします。
自分自身はまぁ通して健康を保てたので良いんですけど……職場での相次ぐ病やトラブルには、ほとほと参りました。何度『もー無理デース』と言おうと考えた事か。言えば良かった。
例年以上にゲーム――というか、『DQ10』と『どうぶつの森』に時間を割いていたのは、この現実逃避の側面も有ったのだと思います。何だか他人事みたいな書き方ですけども。自分で自分を分析するのって何かアレですね。
閑話休題。
ここからは、いつもの自分ランキングです。
例に倣って『今年自分が触れたもの』が対象なので、2012年に発売(公開)された物とは限りません。
2012年の自分ランキング:ゲーム編
- 1位:とびだせ どうぶつの森 ※感想
- 2位:ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族
- 3位:ASSASSIN'S CREED III ※感想
- 3位:BIOHAZARD REVELATIONS ※感想
まさか自分が手を出すとは想像もしていなかった2タイトルが、半ば日常に組み込まれる程面白かったという点で1位と2位にしています。
特に『どうぶつの森』については、友人・同僚らから『絶対にタイプが違う』と言われ続けながらも、ガッチリとのめり込んでしまい、既にプレイ時間が100時間を超える有様です。
このシリーズについては、定期的に新作を出すよりも定期的に新イベントや新しい島を追加したDLCを追加していって欲しいなあと思っています。
まぁ、そうなればなったで『任天堂が金に走ってる』みたいな風潮になりそうで厭なんですけど……。でも折角育てた村や住人との関係を捨てて次回作に移るのも、と気が引けます。
あ、こんな気持ち悪い事を書く程度に『どうぶつの森』に嵌まっている訳です。
村人の引っ越しも全員阻止しているので新しい村人が来ない始末。来年は少しずつ見送るかな……。
2012年の自分ランキング:漫画編
- 1位:嘘喰い
- 2位:テラフォーマーズ
- 3位:ジョジョリオン
- 4位:HUNTER×HUNTER
- 5位:暗殺教室
- 次点:キングダム
面白いと思っている作品に限って感想を書いていない事への矛盾を感じていますが――『嘘喰い』と、ヤングジャンプに移ってから読み始めた『テラフォーマーズ』の面白さが頭一つ出ていた感が有ります。
特に嘘喰いは、お屋形様無双よりも、『一般人』として登場しながらも怪物を相手にどんどん成長を遂げていく大船の頼もしさが少年漫画の主人公ライクで楽しめました。成長過程にあるタフなオッサンだなんて、ポジションとして美味し過ぎるでしょう。そりゃあお屋形様も笑顔を見せますわ。
上記ランキングに載せていない中では、いよいよ完結編という事で寂しさを感じている『BLEACH』の中二病全開っぷりも毎週楽しんでいますが、同じジャンプ内で微妙な展開を続けている『ONE PIECE』にはやきもきしています。
ローが出て来る回は概ね面白いものの、やはり全体として歩みの遅さが目立つんですよね。勿論『BLEACH』の薄さ故に遅い状況とは正反対の、描くべき要素が多いから遅いという現状なんですけど、もう少し色々削っても良い様な気がします。具体的には、別に全ての島でメンバー全員に見せ場を用意しなくても良いんじゃあないですかねえ。ビッグフット兄弟とかも、アレ要らなかった気が……。
2012年の自分ランキング:映画編
- 1位:アベンジャーズ (原題:Marvel's The Avengers) ※感想
- 2位:ダークナイト ライジング (原題:The Dark Knight Rises) ※感想
- 3位:シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム (原題:Sherlock Holmes:A Game of Shadows) ※感想
今年は、優秀な続編ものが多数揃いました。
上記以外でも『ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル』はエンターテイメント作品として一級品でしたし、『タイタンの逆襲』も爺無双だけは印象的でした。……ああ、『だけは』という言い方では『バイオハザードV リトリビューション』もシエンナだけは素敵でしたっけ。
中には『るろうに剣心 新京都編』とかいう、そびえ立つアレの山みたいな酷い作品にも遭遇してしまった訳ですが――今回上位に挙げた3作品は3作品とも自分が抱いていた期待に応えるだけの質と量を兼ね揃えた素晴らしい作品であり、今年は当たり年だったと思っています。
取り分け『アベンジャーズ』のハリウッド全開っぷりと、『ダークナイト ライジング』の綺麗な締め方は、ある種の頂点に至っているでしょう。前者については続編の話も出ている様なので(というか、あのEDで続編無しは酷い)、続編にも期待したいところです。
2012年の印象に残った台詞編
「オレが会長になったら」「協会を…私物化するからな!!」
「最初にお前等全員に出す命令は」「ゴンを助けるため」「すぐに動け!!!だ!!!」
「オレはなァ〜…こんな事してる場合じゃねーんだよ」「…」「ま…」「オレが行ったところでゴンのため何もしれやれねーんだがよ」
「あいつは…ゴンは今」「死にかけてる…」
「仲間なのに…友達なのに…それを…」「知ったのはつい最近だ……!!」
「あいつは…オレが…自分のため」「勉強して…酒飲んで…部屋替えて…」「ズリセンこいて女連れ込んでネットしてる間中ずっと…」
「誰かのために」「戦ってた…!!」
「前会長と…」「仲間達といっしょに」
「その中の一人は…ゴンを助けるため」「まだ命懸けで戦ってる最中だ」
「オレは…ゴンに声を掛ける事しか出来なかった…」「声を掛け続けることしか出来ねェ……!!」
「だから…会長になったら」「お前らにも声を掛け続ける!!」
「頼む!!」「ゴンを助けてくれ!!」「とにかく考えろ!!」「思いついたら動け!!」
「オレに出来る事があるなら言え!!」「何でもやる!!!」
「くそ…何か言わなくていいことまで言っちまった」「ズリセンは忘れてくれ…!……以上!!」
… By.レオリオ・パラディナイト (HUNTER×HUNTER)
「オレはいつも現在オレが必要としているものを追っている」「実はその先にある「本当にほしいもの」なんてどうでもいいくらいにな」
(略)
「念願かなって王墓の中に足を踏み入れた時」「オレが一番嬉しかったのは」
「ずっと願ってた王墓の「真実」を目の当たりにした事じゃなく」「いっしょに中へ入った連中と顔を見合わせて握手した瞬間だった」
「そいつらは今も無償で役員をしながらオレに生きた情報をくれる」「この連中と比べたら王墓の「真実」はただのおまけさ」
「大切なものは」「ほしいものより先に来た」
… By.ジン・フリークス (HUNTER×HUNTER)
『嘘喰いとの約束が理由ではなく』『私は』『零でいたい』『零に惹きつけられて来る』
『最強の会員と』『頂点が見たい』
(略)
『私にとってそれを求める事が』『完璧な立会人』 『お屋形様』
『どうか私を』
『零で』『いさせて下さい』
… By.夜行妃古壱 (嘘喰い)
「だ…誰も」「好き好んで困難や無謀に飛び込んでるわけじゃない」「だが」「ただそこから逃げ続けたら人はどうなってしまう?」
「人生でいずれ来るかもしれない困難…」「本当の困難に立ち向かえず」「負けてしまうんじゃないか…?」
「俺は今この瞬間から逃げず」「人生の糧としてみせる」
… By.大船額人 (嘘喰い)
「人は己の望むように生き方を選択している」「日々報われないと」「不幸だと呪いつつも」「人は結局の所己の生きたいように生きている」
… By.アイデアルのボス (嘘喰い)
「火を絶やすでないぞォ」
… By.麃公 (キングダム)
『嘘喰い』の登場人物は、『ジョジョ』のボス格の様に人生哲学を語る事が多いですね。
そして概ね的を射ていると言うか、真理を突いているから困ります。アイデアルのボスの言い種なんかが正にソレで、言われるとチクリと感じる部分の多い真理です。紅蓮の錬金術師も『自ら進んだ道で何を今更被害者ぶるのか』と言っていましたけど、確かに人は詰まるところは『己の望む様に生き方を選択している』ケースが大半なんでしょうね。当然、特定の環境に於いては選択の余地が無い事も有るでしょうが、選択出来る環境では自分が望む選択を選んでいる筈です。
そうだと分かっていても、きっと我(々)は来年も日々が報われないと呪いながら、それでも変えるのが面倒でそれを享受する人生を過ごすのでしょう。うわあ、何て悲惨。変えないと。多少でも。
デウス・エクス・マキナ
やっぱり綺麗に終わらないでデウス・エクス・マキナのお世話になります。
2012年も1年間有り難う御座いました。それでは、良いお年を。
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