勇次郎のピクルルーム侵入シーンに大笑い。
殴ったり蹴ったりして壊せば良いのに、『顔を押しつけて、壁が壊れるまでただ直進する』ってそんな馬鹿な。しかも壁が透明だから、向こう側に馬鹿面が丸見え(効果音:ムリ…ムリ… ムリ〜…ッ ムッチャアアアア…ッッ)。
誇張表現無しで、ゲラッゲラ笑いました。前代未聞ってこういう時に使う言葉なんですね。
そのインパクトが余りに強烈だったので忘れそうになっていましたが、板垣先生は、こっちが思っていた以上に『克巳は駄目』と考えていた事にも失笑しました。
以下、勇次郎のお小言より抜粋。
「だから相手にもされんのだ――俺にも刃牙にも父親にも」
「何一つプランも立たぬままやれば何とかなるだろうと」
「敗北を予感しながらも」「父親を前にうっかり虚勢を張ってしまう」
「しかも瞬殺を免れたなら――」「加勢も期待できると」
この勇次郎の言葉に対する克巳へのナレーションが『何もかも見抜かれあまりにも的確に指摘された若き空手家』ですからね。
愚地克巳という人物は、勇次郎が言う通り『勢いだけでどうにかしようとしているけど、その勢いすら他頼り』な人間という事です。うわあ、酷い。
『若き』空手家なので、今後成長する可能性も有るんでしょうけど、少なくとも現時点ではガヤの雑魚でしか無いなんて、空手界のリーサルウェポンも地に堕ちた物です。
こっちもこっちで散々雑魚扱いしていましたが、靴ひもを顔に投げ付けられても何一つ言い返せない有様を見ると、何だか同情さえしてしまいます。花山に勝った時はあんなに輝いていたのに、何故こんな事に。