2023年5月のまとめ

ゲーム：BIOHAZARD RE:4

　大統領の娘を救出に行ったレオンが、すっげぇワルの敵に絡まれる物語。

　ProfessionalでS＋獲得するまで遊びました。
　率直に書くと、『RE:2』や『Dead Space』級の良いリメイクだったと思います。

　

　リメイクとしては物凄く王道且つ順当で、『安心安全の逸品』と呼べる仕上がり。
　基本は原作に忠実で、映像や表現等をアップデートしつつ、キャラや設定は掘り下げ、ゲーム的に不評だった点はしっかり改修するというスタンスです。
　正に『ユーザーがリメイクに望む事』をしっかり丁寧に積み上げてくれている感じですね。これからリメイク作品を出すメーカー各社には是非参考にしていただきたいです。
　古いゲームをリメイクするからと言って、変に奇をてらわなくて良いんですよ。大半のユーザーは別にそういうの欲してないんで。

　

　ゲームとしては、原作や過去作と比較して難易度が高くなっている印象を受けました。
　レオンの動きが緩慢なのに敵の数がかなり多く、頼りの体術も弱体化している為、状況に応じた立ち回りを意識しないとあっさりピンチに陥ります。
　一方でナイフ装備時はパリィで敵の攻撃を防げる等、原作より更にアクション寄りになったので、慣れない内は割と大変です。

　但しQTEが撤廃され、レーザートラップも無くなり、無駄な即死要素が減ったのは嬉しい変更点と言えます。

　

　尚、個人的に感じた本作最大にして唯一の欠点は、何だかとても『酔う』事です。いわゆる3D酔が凄い。
　最終的にはCp6辺りで克服したものの、それまでは15～30分遊んでは休憩し、また15～30分遊んでは休憩する、といった具合に頻繁な休憩を要しました。
　過去作でも『Dead Space』でも全く酔わなかったので、本作の何かが合わないのでしょう。
　調べてみると同じ様な人も多かった様で、これは今後の課題として認識いただきたいところ。

　

　慣れるまで酔う問題以外、問題らしい問題が無く、遊び応えの有る良いリメイクでした。
　どうせなら、RE：0とRE：1も期待したいなあ。