5月1日(月) 読唇術位スティール夫人も出来るし。

今週のDEATH NOTE:休刊につき倉庫編のまとめ

 一寸気が早い様にも思いますが、そろそろ連載も終了しそうなので倉庫編のまとめをば。

 基本的に、倉庫に入る前からライトの負けフラグは全開だった訳ですが(例:『僕は君臨する!キラとして!新世界の神として!』)、それにしたって余りにも呆気の無い、それでいてかなり無茶の有る負けっぷりに色んな意味で笑ったのは記憶に新しい事と思います。
 何せニアが勝利した要因(必要最低条件)を挙げると、

  • ノートが偽物の可能性に気付いた
    …メロの高田誘拐(に伴い、魅上がノートを取りに行った)という偶然に起因
  • ライトがノートをすり替えられる可能性を考えなかった
    …実はライトが馬鹿だった事及び、魅上がライトと同じ焼身自殺を書いた偶然に起因
  • ジェバンニが一晩でやってくれた
    …ジェバンニの異常な能力と、魅上が地方銀行の旧式の貸金庫を使っていた偶然に起因
  • ページの差し替えに気付く程の優秀な魅上が偽ノートに気付かなかった
    …試しもせず、ライトも一切その可能性を考慮しなかった間抜けっぷりに起因
  • 魅上がライトに向かって神とか言った
    …実は魅上も馬鹿だった事に起因
  • ライトが『僕の勝ちだ』宣言をした
    …やっぱりライトも馬鹿だった事に起因
  • デスウォッチを発動したライトを松田が撃った
    …ライトが度が過ぎる馬鹿だった事以上に、背を向けて項垂れていた体勢から、1秒に満たない時間で振り向きつつ右手を正確に射撃してのけた松田の異常な射撃技術に起因

 と、どれも取っても偶然とか相手が馬鹿だったとか誰かが神業の持ち主だったとかそんなのばかりで、我(々)が楽しみにしていた『知略戦』や『裏の読み合い』を一切見せる事が無かった訳ですからね。

 そもそも、お互いに『ノートを取り替える』という策以外に何も用意していなかったのは奇跡の領域です。全く次善策無しだなんて、潔いと言うか割り切ってると言うか、単純に馬鹿じゃないのこの人らと言うか。
 ノートを取り替えられる可能性を考慮しないばかりか、ニアがノートを試していないと思い込んだライトもライトなら、魅上が名前だけ確認して帰る事や切れ端を利用する事、ライトと同様に倉庫に来る前に魅上がノートを試す可能性を一切考えなかったニアもニアです。
 特にニアは、魅上が大胆な行動を取る事、高田が裁きを下していた事=切れ端でも人を殺せる可能性を知っていた筈なのに、魅上やライトがその手段を使う可能性を考えなかったのは迂闊にも程があります。まぁ、『キラはプライドが高い負けず嫌い』と知っていたから『取り替えたから安心と思っていた筈のノートで殺しに来る』と踏んだ、という微妙な憶測も成り立ちはしますけど。

 一方のライトは、2部に入ってから悪化の一途を辿っていた頭の回転が更に低下。
 前述の通り『ノートを取り替えられる可能性』や『(仮にノートを取り替えられなかったとしても)ニアがノートを試した可能性』、『万が一魅上が捕まった場合の次善策』を考えないアホの子っぷりを見せ付けてくれるに止まらず、

  • 相手が苦しむ前から「僕の勝ちだ」宣言
  • SPKと捜査本部の面々に囲まれた中でニアを殺す方法を冷静に考えた結論が、背を向けてデスウォッチ発動

 という、後者に至っては学生のカンニング以下の作戦を決行するにまで至った訳で、全く以て何がどうなっているのかさっぱり分かりません。幾ら何でもそこまで馬鹿では無かったと思うんですけど、過大評価していたんですかね、ひょっとして。もうさっさと泣くなり命乞いするなりして死ねば良いのに。出来ればニアも一緒に。

 閑話休題。
 これらの事から、倉庫編を簡単にまとめると『ライトはかなり馬鹿で運も悪かった、ニアは少し馬鹿だけど運は良かった』という結論になってしまう訳です。勝負をつける為に展開を強引にまとめた、或いはキャラを馬鹿にしたとしか思えない展開で激しくがっかりしております。
 確かに、強いキャラが強いキャラとしての強さを保ったまま負ける、というのは難しい事なのかも知れませんけど(バキの烈 海王とか)、それにしてももう少しやりようが有ったと思うんですがねえ。

 後、ジェバンニは一晩でやってくれたしリドナーはメロを動かしてくれたのに、レスター指揮官はニアを飛行機で運んだだけなのでもっとちゃんと仕事して下さい、と思いました。読唇術なんてやってる場合じゃないですよ、貴方。


5月2日(火) 本当に普通。残念ながら普通。

与太話

 Google先生に『冥土喫茶』と訊ねてみると、『もしかして:メイド喫茶』と普通に返されるイリュージョン。

メイド喫茶

 メイド喫茶というと、『メイドに扮したお姉さん達が「畏まりました、ご主人様」とか言うだけの喫茶店』というイメージが世間一般が思い描く物だと思うのですが、これといってメイドさんに大した感慨を感じない身としては、主観として『鬱陶しい店員が居る喫茶店』というイメージが付随される訳です。要するに、興味が有るとか無いとか以前に、否定的なイメージしか無い。
 ですが。
 絵描き板も見て頂いている方は知っているかと思うのですが、自分のうっかり発言と味之介さんの驚異的な実行力に追い込まれてしまった為、行って来ました。メイド大好きO田氏に先導して頂いて。

 感想。思いの外普通。
 いや、レビューも何も本当にイメージ通りの『メイドさんと話せるだけの喫茶店』だったので、レビューとなると店のインテリアとかメニューとか味とかの話になっちゃいそうです。インスタントじゃなくてちゃんと料理してると感心したとか、カウンターが満席だったとか、所謂オタクっぽいのよりもサラリーマンっぽい人が普通に喫茶店として利用してるのが意外だったとか。覚悟を返して下さいと言わんばかりの普通さです。『だったら今後は普通に行けるんじゃないかい?』と問われると、もう行きたくはありませんけど(除:職場の事務さんと約束してるメイドバー)。

 取り敢えず、今日一番印象的だったO田氏の一言より抜粋。

「俺以外のご主人様は偽ご主人様だよね?」

 だよねじゃねえ。


5月3日(水) 目的さえ有れば人は生きていけるのさ。

独り言

 ゴールデンウィーク?
 金採掘週間とかそういうのの事け?

アニメ:HELLSING OVA

 あらやだ、何時の間にやら2巻の発売日が8月4日に決定してる。
 という事で、早速CMを――リンクから直接観ようとすると何故かMPCが『Failed to render the file』のエラー出すので、GetASFStreamでローカルに落としてから――視聴しました。

 結論。バレンタイン兄弟は良さそう。
 所詮は15秒CMなので僅かにしか観る事が出来ませんでしたが、ヤンの射撃ポーズやルークの高速攻撃等、兄弟揃って原作に無い様な無駄に格好良い動きをしてるっぽくて素敵でした。
 問題なのは、グール兵がどうなるか、ですね。わんさと湧いて出るグール兵をちゃんと動かせるかどうかで今後の期待値がまた変わってきます。幾らグールが多いとは言え、第2次ゼーレヴェ作戦のイギリス蹂躪にくらべればこの程度、苦況ピンチの内にも入りませんからね。此処を乗り越えられないで、どうしてイギリスを死都と出来ようものか。行け行けグール、やれやれグール、次の戦争のために、次の次の戦闘のために。

 話が変わって、ヘルシングの話題が出る度にお約束の如く呟いている単行本8巻についてですが、平野耕太HPのinfoを見る限りではOVAに合わせて8月に出る予定だそうです。8月までは絶対死ねませんね。


5月4日(木) ジャックスさん最高。

DVD:CUBE ZERO

 悪意と絶望と絶望と絶望を描ききった名作『CUBE』の3作目。
 今回は映画やゲームでお馴染みの『1作目の前の物語』という事で、『CUBEの謎が解ける』を売り文句に登場。アレの謎が解けるというならば、2作目で大火傷を負った事も忘れてやるぜッッ!という事で観ました。

 点数は1作目を10点とした上で考えると、7点位(2は2点)。悪くない、って事です。
 正直な事を申し上げると、殆ど期待していなかったんですよ。インパクトの面でも絶望空間での究極状態の描き方という面でも、初代の完成度を今更越せる筈が無いと確信していましたし、2で軍が絡んでいる事を明かしている以上、CUBEその物の謎も大した物では無いと見えていましたし。事実、画的なインパクトも精神面の描写もCUBEの設定も特筆すべき様なところは無く、特に前者2つに関して言えば余りのあっさりっぷりに、とてもCUBEのそれとは思えない程でした。
 じゃあ何に対しての点数なのか、という話ですが、CUBEの『監視者サイドの物語』及び最後の最後で明かされた『初代に繋がるオチ』に「ああ、成る程」と思わされた事に対する評価です。

 今回はCUBEを監視している連中の視点が描かれているのですが、その監視者サイドにもヒエラルキーが有る訳です。上からの指示に従い、唯々CUBEの監視と情報収集を行う主人公とその相棒、何かイレギュラーな事態が発生した時に現れる黒スーツのスペシャリストとそれを従える中間管理職、そして結局姿を見せない謎の黒幕。
 上記で『監視者サイドの物語』を評価すると書いておいてアレですが、単純に物語のみで見れば、そこで繰り広げられた展開は凡庸その物です。が、各キャラの在りようが中々面白く、何より中間管理職・ジャックス氏の気違いっぷりが素晴らい。
 と、此処まで書けば弊サイトをよく知る方ならば分かって頂けると思いますが、要するに気違いジャックスにやられた訳です。単純過ぎて厭になりますね。

 それと、『初代に繋がるオチ』についてですが、これは実際に観て確かめる事をお勧めします。
 個人的には納得する事が出来たのですが、人によっては激しく萎えスタンする可能性も有ります。ただ、納得出来た場合は今度から別の視点で初代を楽しめるんじゃないかと思います。多分。

 といったところで、久しぶりの色々思った事。ネタバレに付き、色を反転しております。

  • CUBEの目的をどう明らかにするのかと思ったら、普通に主人公がヒロイン達に教えるだけというあっさりとした展開にビックリしました。折角だからもう少し勿体ぶっても良かったのに
  • フィン&クイッグリーの裏キーボード解放が格好良過ぎるんですけど、結構無意味ですよね。ビジュアル優先?
  • 無意味と言えばCUBEの罠ですけど、『罠の無いルール』を見付ける事も醍醐味の1つだった筈なのに、『監視サイドがその気になれば全部の部屋で罠起動可能』というのはどうかと思いました。風情が無いったらありゃしない(違)
  • 罠で気になるのは、やはりあの最後の審判(今命名)ですね。神は居るのか、居ないのか。ドッドが言う通り、NOにだけ手垢が付いている状況を見ると、今までYESという返答が戻って来た事は無いのでしょうが、あそこで神を信じた場合の結末が気になります。やはりそれはそれで死ぬのか、それともその時こそ自由を得られるのか?NOと答えるまで電流を流しそうな気もします(絶望)
  • 気になる事は他にも有って、例えばドッド君が飲み込んだアレは結局何だったのか説明が無かったですよね。そんなに重要なら踏み砕けば良かったのに
  • 主人公が捕縛された後のレインズ with 娘も今一状況が不明。妄想と言えなくも無いし、現実と言えなくも無い。現実だとして、CUBEから脱出したレインズは兎も角、娘はどうやって連れ出したんでしょう
  • それと、幾らあのオチに納得したとは言え、名前が違う点だけは腑に落ちません。せめて、実は下の名前がそうだったとかにしてくれないと。まぁ、「ああ!そうなんだ!」と思った時点でこっちの負けなのは認めますけど

 改めて書きますが、初代に有った絶望や恐怖を求めると失敗します。
 飽くまでCUBE世界の設定面が明るみになるだけのお話、と割り切って観た方が良いです。尤も、それにしたって全ての謎が明らかになる訳では無いのが困りものですが。初代より前の話ですから、2のラストで出て来たアレの正体も不明ですし。風呂敷広げるのは勝手ですが、広げたからには閉じて頂きたいものです。


5月5日(金) そろそろE3のTrailer漬けのシーズン。

独り言

 某所で見掛けたFinal Fantasy VI(SFC版)CM
 中学生の頃にTVで観た時もそうでしたが、今観ても鳥肌が立ちました。CMその物もゲームを楽しんだ記憶も色褪せていない証明でしょうか。
 別に今のゲームが悪いとか言うつもりは一切有りませんが、この頃の新作ゲームが出る時のワクワク感は今のそれと比べると何倍も大きかった様に思います。それは単に今と昔とではゲームに対する熱中の度合いが違うという事も有るでしょうし、経済面の問題も関係しているのでしょう。ただ、このCMを観た時に思い出した昔の『ワクワク感』を最近は味わっていないなあ、と思うと何やら少々感慨深く。

 そう言えば、VIGBAでリメイクだとかで、今度のE3で動画も公開予定との事。
 VIについてはSFCの頃と見た目の面では変化が無いでしょうけど、IIIの方が異常に気に掛かります。E3用のページを見る限りでは頗る期待出来そうなんですけど、やはりあの頃のワクワク感と比べると何かが違うんですよね。これもまた成長というやつですか。残念だ。


5月6日(土) あの魅上のやり取りは伝説。

映画:DEATH NOTE

 ライトの部屋にて新しいTrailer公開中。
 どうなるか不安だった松山ケンイチのL含め、レイもナオミも予想以上に良い感じです。現時点でイメージと違うのは鹿賀氏の総一郎役ぐらいなものですが、それを踏まえた上でもTrailerから見えてくる映画そのものの出来は『意外に良さそうだ』と思いました。
 と言うよりも、こうやって改めて鑑みると、原作の第1部が傑作だったという事を再認識させられました。第2部がグダグダのまま終わろうとしている今となっては、『天才vs天才』という煽りも「え、少なくとも片方は馬鹿だよ?」という突っ込み待ちにしか見えないのがアレですけども。本当に勿体ない。

独り言

 友人からの電話に出た瞬間に「あなたが神か?」とか問われて噴き出す事件が2回も発生しました(それぞれ別人)。
 『シークレット・至急扱いで(略)』の時と良い、馬鹿に囲まれて幸せです。


5月7日(日) 主に2002年前後にエンコしたの。

不具合メモ:ファイル?MPC

 HDDに溜め込んでいた昔のMP3ファイルを聴こうとMPCで開いてみたところ、一部で正常に再生出来なくなる事象を確認。
 具体的には、

  • 何時までも再生されない
  • MPCが不正落ちする
  • 再生時間が1:30前後に固定され、4秒位まで再生されると0秒に戻る

 といった具合。

 一旦MPCを落とし、タスクマネージャ等でプロセスを終了してから再度試してもNG。特定の曲以外は普通に再生出来る為MPCに問題無しと判断し、ファイルその物が悪いのかとWMPで再生してみるところ、特に問題無く再生出来てしまい手詰まりな状態に。
 そこで改めてMPCで開いてみたら、今度は何故か正常に再生し始めてしまったからさあ大変。しかも、今度は何度再生しても全く問題無し。『原因が分からないけど解決した』問題程タチの悪い物は無い、というのは弊サイトの識見であります。
 とは言え、結論から言うと結局理由も解決法も見付かりませんでした。たまたまこの問題が起きていた時に別のプロセスとかち合ったのかも知れないし、やはり何かファイルが壊れているのかも知れません。何れにせよ、このまま放っておくのも恐いのでその内エンコードし直します。


5月8日(月) コント in 倉庫編、遂に完結。

今週のDEATH NOTE:Page.107 幕

 先週までのあらすじ。

ライト:
「こ…」「こんな…事が」
「これは…何かの…」「…間違いだ…」
「こんな…ヒドイ事が…」
「神の様に新世界を創りたいと願う…この夜神 ライトの人生に…」「こんなヒドイ事が…あっていいはずがない…」
(だが…こんな時…忘れはいけないのは…)
(こんなヒドイ時にこそ…最悪の時にこそ!『チャンス』というものは訪れるという過去からの教訓だ…「追いつめられた時」こそ…冷静に物事に対処し『チャンス』をものにするのだ…)
(この夜神 月 いつだってそうやって来たのだ…)
(今まで乗り越えられなかった物事トラブルなど…)
「一度だってないのだ!」

 今週のあらすじ。
 乗り越えられませんでした。

Page.107 幕:一応突っ込んでおきますか

 ネタバレに付き、色を反転しております。

  • 井出:「心臓麻痺」か… ヤツの最期は「心臓麻痺」…
    相沢:でもこれでいいんだ… あいつは法律では決して裁く事はできない これが一番いいんだ
    ニア:ぼくは…Lとメロと… 別に仲よしじゃあなかったけど Lとメロはあいつに殺された ぼくは「裁いて」ほしかった… あいつを誰かが「裁いて」ほしかった
  • という事で、夜神 月、何の捻りも無く心臓麻痺。ご愁傷様です。
  • こっちは突然願いが2つも叶ったので大はしゃぎですがね。やっとライトが涙と命乞いを。
  • と書きつつ、予想以上に駄目な体たらくに少しだけ複雑な心境なのも事実ですが。
  • 結局はライトも自分の命が一番大事だったのか、と。何て矮小な神だ。
  • 本当に新世界の神を目指したならば、此処でニアに『ノート無しで犯罪者から人々を護るのが、キラを捕まえる人間の義務』と言い残す位に己の正義――『犯罪者の居ない理想の世界を目指す』――を貫かないと。それが貴方。
  • ところで「死にたくない」は兎も角、「逝きたくない」って普通言うもんですかね?今際の台詞としては珍しい叫びだと思いました。天才は分からないなあ。
  • って言うか、ライトがどうとかよりも死後の世界のオチが酷過ぎます。もうこれしか楽しみが無かったのに、『そもそも天国も地獄もありません』て。読み切り版で『どうだった?死後の世界は』なんて言葉が有っただけに、このオチは予測出来ませんでした。
  • 今頃『してやったり』って感じなんでしょうね。いや、分かりませんけど。

 といった今週の出来事を踏まえた上で、来週のあらすじ(予想)。

ニア:
「死神リューク、最早このノートは不要です。持ち帰って下さい」
リューク:
「良いけど?だけどその前に、全員所有権を持って捨てて、ってやってくれよ」
ニア:
「分かりました」
(全員所有権を放棄)
松田:
はッ!ライト君ッ!
相沢:
ば、馬鹿な、心臓麻痺ッ!?」
ニア:
彼がキラだったのには間違い有りませんが…しかし…心臓麻痺という事は、別の…?」
魅上:
わ、私では無い…私では…
ニア:
まさか…夜神 月ですらも…操られて…?」
相沢:
「おのれ、キラめ!よーし、俺達の戦いはこれからだ!!」

今まで応援有り難う御座いました!
大場つぐみ先生の次回作にご期待下さい!

今週のHUNTER×HUNTERFFか?MOTHERか?何やってんだ?

読者:
 「冨樫!」
 「何してる 連載しろ 描け!」「載せろーっ!!」
 「HUNTER×HUNTERを…おまえの役目だ 何してる!!」
編集:
 「載せれるか…こんな状態で…原稿も無し…」
 「あいつなんか漫画家じゃない」
 「なんだこのザマは 何故私をこんな目に遭わせる あいつは漫画家なんかじゃない」
 「クズだ」
読者:
 「と…冨樫 冨樫はどうした!?」
 「冨樫 描け!HUNTER×HUNTERを描けーっ」
編集:
 「冨樫義博は大阪TVを観てます」
読者:
 「TV?」
 「こんな時に何やってる冨樫の馬鹿が」
 「冨樫ー冨樫はどうしたー」
 「載せろー描けーっ」
編集:
 「冨樫義博はゲームしてますよ」
読者:
 「ゲーム!?」
 「だ…誰か誰か…」
 「誰か…HUNTER×HUNTERを描け…」

無念、読者!!


5月9日(火) もうFFの新タイトルには昔程の集客力も魅力も無いと思う。

E3 2006

 今年も到来しました、コンシューマ野郎も洋ゲー野郎も大はしゃぎの祭典、E3
 それ程ゲームを買う訳でも無い癖に、何故か知りたくなるのが人のサガ。新作ゲームの情報やらTrailerやらがざくざく手に入ってしまうシーズンなので、必然的にその話題が多くなりそうな気がします。
 情報収集は『Impress』と『4Gamer』と『ITmedia』で行う予定。結局はいつもの巡回サイトというソリューション。

E3 2006Play Station 3発表

 20GB版が62,790円、60GB版がオープンプライス。
 幾ら『ブルーレイとHDDが使える家電としても』とか言われても、万人受けは見込めない金額設定ですね。発売から暫くの間は、ヘビーユーザと物好きしか手を出さないのではないでしょうか。どうせまた初期ロットは問題満載でしょうし。
 個人的には買うとしても発売から最低半年、出来れば1年は待ってからでないと恐くて手が出せません。同じ様に『1年見守る』と書いたPSPは、高いし欲しいゲームが無いしで、結局1年半経った今でも見守ったままですけど。

E3 2006Final Fantasy XIII

 12が発売して3ヶ月も経っていない内から、13発表。しかもTrailer付き。
 随分と気が早いと言うか、拙走が無いと言うか。
 ユウナとアーシェを足して2で割った様なヒロイン(?)が大暴れしているTrailerを観た限りでは、素直に『綺麗!』とは思いましたけど、『面白そうか?』と問われるとかなり微妙。
 1分そこそこの動画で面白さを伝えろ、と言われても難しいのかも知れませんが、それがFinal Fantasy任天堂の差ですね。そもそも任天堂のゲームの方が面白いから仕様が無いとか、FFは面白さじゃなくて映像美を伝えたいだけなんだという考え方も有りますけど、ゲームの宣伝で内容よりも見た目を先行している時点で根本的に違うのです。飽くまで個人的な見解で恐縮ですけど、こっちが期待しているのは『凄い映像の凡作』では無く『ちゃんと遊べる傑作』なので、その辺も踏まえて頂きたいところです。
 要は面白ければ何だって良いんですよ。面白くなければ幾ら映像が良くてもただの地雷。重要なのはそこだ。

独り言

 13発表という事で、微妙に期待していた12の続編の可能性が0に近付いたかな、とほんの少しだけ落胆しています。
 12は、インターナショナル版とかを出して多少の補完を行って来る…というのは現実味の有る予想なんですけど、それだけでは補えきれない程残念な脚本だったのは記憶に新しいと思います。願わくば8諸共最初から再構築して欲しい位ですが、流石にそれは不可能でしょうから、10-2の様な続編を出して欲しかったのです。10-2は完成した物語だった10の続編として出したから蛇足だったのであって(内容的にもアレでしたけど)、色々置いてけぼりで終わっている12で出せば意味が有る筈…有る筈なんですよ。それを言っている訳でして(以下16KB位続く)


5月10日(水) 良いじゃない、ヌンチャク。

E3 2006任天堂 E3 特設サイト

 何はともあれ、Wiiコンセプトビデオが大変素敵。
 ゲームが面白そうと言うか、ヌンチャクコントローラが良い意味で期待を裏切る出来っぽいと言うか、『遊んでます』という感じが全開で伝わって来ます。昨日のFFに求めていたのは正にこれ。
 確かに単純なハードとしてのスペックや可能性についてはPS3の方が上かも知れませんが、ゲーム機として見ればWiiの方が圧倒的に良さそうです。私見では9:1でWiiの勝利。ウィー。

 もう『面白さ』が単純明快過ぎるんですよね。『このマシンはこんな綺麗な映像が動かせます』とか『こんな事まで出来ます』とかいう『如何に凄いか』という情報では無くて、純粋に『こう遊べますよ』という『如何に面白いか』で魅せて来る。感歎するという意味では『凄い』も『面白い』も一緒ですけど、ゲーム機に求めるのは後者です。
 流石は任天堂、としか言えません。ビデオの中で銃と刀を振り回していた彼の様に、部屋で自己陶酔する変な人を増産する結果となったとしても、誰も攻めはしないでしょう。多分。

 といった訳で――ゼルダの発売も決定していますし――Wiiは結構早い段階で買うと思います。そして腕を痙る。


5月11日(木) やっぱりセカンは微妙。

今週の範馬刃牙:第22話 挑戦権

 って刃牙出てるの1コマかよ!(三村さん風に)


5月12日(金) どうせMGS4も完全版とか出すのでしょうね。

E3 2006Splinter Cell:Double Agent

 『今度のサムおじさんは二重スパイだ』の巻。
 って言うか、溺愛していた娘さんが亡くなっていたり大佐が捕まっていたり前途多難過ぎます、サムおじさん。

 4Gamerの記事を読みながら感じたのは『似た物を創っていると発想も似るのだろうか?』という事で、『(略)こうした白昼のシーンやオープンスペースが前作以上に多く登場するらしい』という行に、Metal Gear Solid 4の『隠れる場所は無い』を思い出しました。
 別にパクった?とかそういう事じゃあ無いんですよ。軍事基地、潜水艦、ジャングル、地下道、豪邸、研究所と双方様々な潜入任務が有りましたけど、何れも闇や影に紛れてという面では常に共通していましたからね。新しい試みが同じ所に行き着くのは当然の事なのだと思います。潜入を主軸としたゲームでありながら、遮蔽物の無い場所で、しかも昼間にどうすれば良いのか?それが双方共に潜入を愉しむ上での主軸となるのでしょう。
 SC:DAについては、分岐するシナリオも面白そうな気配がしますが(毎回テロリスト側に付きそうな予感)。

E3 2006KOJIMA PRODUCTIONS E3 特設サイト

 15分にも渡る『Metal Gear Solid 4』の新Trailer(100MB)及び、PSP用の新作『Metal Gear Solid:Portable Ops』のTrailerが公開開始。
 MGS4に関しては、FF13一緒で『映像が凄い』のは実感として伝わって来ますけど、肝心のゲームとしてどうなのかは一切伝わって来ない物でした。ただ続編物である――詰まり『懐かしの各キャラやその台詞、シナリオに興味をそそられる』といったアドバンテージが有るのは大きいですね。スネークの物語がどう完結するのか、そんな楽しみが有るだけで期待感が大分違います。
 Trailerは全面的にスネークの最期を押し出していて、自決に依る終焉を想起させる映像も有りましたけど、彼の最期があのシーンという事は無いのでは、と思っています。老衰にせよ戦死にせよ彼が遠くない内に死ぬのは道理ですが、今まで散々Trailerでユーザを騙して来た小島監督が、予告通りの終わらせ方をする筈が無いのです。まァ、そう思わせてそのまま終わらせるというのも、予想を裏切るという意味では小島監督っぽいですけど。

 MGS:POは、無線通信で遊べるとか、仲間を増やせるとかそういうフューチャーは取り敢えず置いておいて、携帯ゲーム機でアクションのMGSが出来るというのが良さそうです。それにMGS4と同じく続編物という位置付けの為、シナリオも気になりますし。
 しかし何よりも一番気になったのは、いつものテーマが流れる辺りから突然現れたアナゴさんの中の人の雄叫びですね。あの声で「お前は今までどれだけ失って来た!?そこまでして護ぉるべき国とは!一体何でぁスネェィク!」とか言われると、それだけで、嗚呼、それだけで。
 でもPSPで発売、というのが最大にして唯一の難点。他に絶対的なキラータイトルが無い現状でPSPを買うのは合理性に欠けます。DSで出てくれると助かるんですけど、それは望めないでしょうね。CAPCOMがさっさとPSPDevil May Cryを出せば済む話なのに、あそこは何をしてるんだ。

余談

 KOJIMA PRODUCTIONSの動画についてですが、何故か自分の環境(Donut RAPT)では特設サイトから直接Trailerを観る事が出来なかった為、一度phpのページをダウンローダでDL→動画のURLを拾ってファイルをDLという面倒な手順を踏む羽目に遭いました。しかもMGS4の方はMPCで開けなかったので、WMPで観なければいけなかったというおまけ付き。尤も、どの道ローカルに保存したかったので、大して手間だとは思っていないんですけどね。むしろ、FLASHに組み込まないでくれたので助かったとさえ思っています。MGSのTrailerはそれ自体良いのが多いですから。

 今までのTrailerで一番良かったは『MGS2:SUBSTANCE』の物です。普通に『MGS2』を購入した身としては、追加要素を盛り込んで発売された『SUBSTANCE』は忌々しい商品でしたけど、Trailerはメインテーマに併せた構成も台詞のチョイスも良くて気に入っています。
 このシリーズは、良い意味で映画的なシナリオも見所ですから、Trailerも映画的で良いんですよね。MGS2も終盤のグダグダ(説教モード)を除けば、結構楽しかったですし。あの小一時間の説教さえ無ければもっと良かったのに。


5月13日(土) 全てはそこに集約。

E3 2006Final Fantasy III

 遂にプレイアブル出典がされた、念願のFF3のリメイク。
 完全3Dになった事は随分前から知っていた事なので良いとして、気になったのは『4人の主人公は全て外見が異なり、同じ武器で攻撃したときも異なるモーションが用意されている(By.Impress)』という点について。
 此処で重要なのは、『おいおい、全キャラ全ジョブでデザインもモーションも別なら凄過ぎじゃない?』という事では無く、『ひょっとしてキャラに個性とか設定とか付いちゃうの?』という事です。
 今のゲーム事情を見ると、使用キャラに対する細かな設定等が重要視される風潮にありますが、FF3ではそれをやって欲しく無いというのが本音です。今更ベラベラ喋るDQ3の勇者なんて見たくないでしょう?

 それは置いといて、多分これは買うと思います。色々言っても初の3リメイクですし。
 仕事をする様になった此処数年はすっかりゲームへの興味が減り、買う数も減っていましたけど(一昨年が2本、去年は5本)、今回のE3のラインナップを見る限りでは今年から来年にかけては色々買いそうな予感です。…業務量次第ですけど。


5月14日(日) 休日出勤したのに仕事が4分で片付いてガッカリ(本文無関係)。

独り言

 自室にエアコンが有るんですが――と言っても、夏に除湿機能を利用する程度なので年に3ヶ月程度しか動かしていないんですけど――室外機の音が五月蠅い為、ご近所への配慮を考えると中々使えないという困った状況にあった此処数年。
 そんな折、『5月はエアコン掃除が大幅値下げ』というキャンペーンが近所の電気屋で有ったので、エアコンの掃除がてら室外機の様子も診て貰う為に、業者の方を呼んでみました。

 結果。『仕様です』。
 何かメーカのコールセンター辺りに言われそうな回答だったのですが、利用しているクラスのエアコンの室外機では適正の範囲内の騒音しか出していないとの事でした。が、『五月蠅いのは事実だけれど、ベランダに振動が伝わって共振している分はこの家にしか影響が無く、周囲の隣家にはこの屋内で聞いている程大きな音は聞こえていないから気にしなくて良いと思う』と付け足しが有って少しだけ安心。…本当ですか、それ。


5月15日(月) 最後のあの人はミサ?それとも?

今週のDEATH NOTE:Page.108 完

 え?
 何この清々しいまでの投げっ放しジャーマン。

Page.108 完:ネタバレにつき文字色は反転

 ライトの計画通り、良くも悪くもキラは新世界の神となりましたエンド。
 神とは崇める象徴であり、実際に奇跡を起こす者では無い、とでも言いたいのでしょうか。有り触れた話です。

 と言うか、そんな事よりも夜神家もリュークもその後のフォローが一切無いという事実に全米が震撼。
 いやいや、大黒柱(公務員)も長男(公務員)も失った夜神家を放置するのもアレですけど、全ての元凶であるリュークについて一切触れないで終わりというのは如何な物なのでしょうか。
 普通に帰ってお終いですか?何の遺恨も残さず?そんな馬鹿な。
 彼がライトを殺した事で、気紛れでノートを落とした事に対する決着をつけたとは言えますが、それにしてもサッパリし過ぎています。松田もライトが好きだったなら、ニアじゃなくてライトを変えたリュークに文句を付けるべきでしょうに。

 ただ、井出と松田のやり取りは少し巧いなと思いました。

井出:…松田考えすぎだ… いや… おまえの推理は推理じゃなく…
松田:推理じゃなく?
井出:願望なんだよ
松田:願望?
井出:そうだ…願望だ
松田:…
井出:ライト君はキラだが… おまえ ライト君を好きだったろう?
松田:願望か…そうかも知れません…

 何でライトがああしなかったのかとか、魅上があの時にああしない筈が無いとか、それはライトの勝利を願う故に生まれた願望に過ぎないんですよね。このやり取りと、その直前に松田が口にしていたニアの勝利に対する推理は、ライト派――と言うかキラ派の読者の代弁及び救済であり、それに対する井出の言葉が作者の回答なのではないかと、そう思う訳です。ま、どうだって良いんですけど(←最低)。
 結局の所は第2部が『モニタ越しに仲間内で陰口を言い合っていただけ』だった事実は変わらないし、ジェバンニの一晩イリュージョンに代表される倉庫コントも取り返しは付かないですからね。そう、第2部が駄作だったという事実はもう覆らないのです。
あーあ。

 それにしても、こんな終わり方が最初から考えていた終わり方だったならば、最初から『デスノートという殺人ノートを主題にしたオムニバスの、キラという犯人が出て来る1エピソード』として、単行本1、2冊程度の内容にしてしまっても十分収まる内容だったんじゃないかと思います。わざわざ2部に分けてまで長くやる必要が有ったんですかね?


5月16日(火) 39度なら動かないと言うか動けない。

休み

 実は此処数日ずっと咳と腹痛が止まらなかったのですが、本日遂に38度の発熱に至ったので欠勤しました。
 37度台がセーフティライン、38度に達したら無理はしない、というのが自分ルール。そこまでいったら寝て過ごすに限ります。ZZZ。


5月17日(水) 40度なら動けないと言うか純粋にやばい。

休み

 昨日と以下同文。
 但し、18時過ぎから37度台に戻ったので、明日からは普通に稼働します。多分。


5月18日(木) そう言えばオリバ大先生も書文に鼓膜破られましたっけね。

今週の範馬刃牙:第23話 2セカン

 う、撃ちよったー!
 何か刃牙達が体育館に居ないと思ったら、このネタの為だったのですね。もし見物していたら、セカン帰宅と同時に射殺だった訳ですか。…惜し(削除)

 と言うか、セカンは今一良く分かりません。
 「彼のあのバカげた生活振り――実のところ誰も認めちゃいない」って、別にこっちも囚人連中が認めてるなんて思ってないですよ?その後の刃牙の突っ込みも何時に無く的確ですし、何か今一言ってる事がどうでも良いし、やってる事もどうでも良い感じです。現状、何処をどう見てもオリバに勝てる要素が見付からないと言うか、むしろ範 海王やアライJr.さえダブって見える程の口だけキャラにしか見えません。
 新人の元力士一人を倒し、『で、どうしたよ?』と。オリバ大先生は登場するや否や、オリバのオリバを全開でショットガンに耐え抜き日本刀をへし折り、パンチ一発でアンソニー・ホプキンスをビルから突き落とした、というのに、君はそれだけかよ、と。
 土台あの筋肉の化身を超えるなんてのは無理な話なので、アライJr.の様なグダグダを繰り広げた挙げ句の瞬殺劇を披露される位なら、素早く退場して頂きたいと思いました。逆に、これでオリバとそこそこの勝負をされても困りますし。一応アンチェインはオーガと並ぶ者な訳ですから。ガイアとは違うんですから、ガイアとは。多分。

 後、やたら親切な長老(?)が実は本物のセカンだった、とかなら面白いのにと思いました。


5月19日(金) Dioは意外と真面目に正々堂々勝負してる気が。

今月のSTEEL BALL RUN:#14 緑色の小さな墓標 2

 この漫画の此処数ヶ月の面白さは異常。
 余りに面白過ぎるので、実はマヌーサとか鏡花水月といった類の幻術(ホワイト・スネイクのドロドロ?何です、それ?)を喰らってるんじゃないかとか、実は面白いのは今この瞬間だけでページを捲っていく内にガッカリするんじゃないかとか、実は来月になったら突然テンションが下がるんじゃないかとか、逆にそんな不安が過ぎってしまう訳ですが、幸いにも今のところは杞憂で済んでいるので純粋に面白いです(文法エラー)。

 先ず、今回もキャラの魅せ方が実に良い。
 最近大活躍のスティール夫人然り、メキメキとキャラが立ち始めたブラックモア然り。
 ブラックモアに関しては、当初「スイませェん」の口癖位しかキャラが無かったのに、此処に来てヴァニラを想起させる狂信的忠誠キャラに変貌ですからね。確かに、前回も「そいつがもしメモを食べて食べて情報を消そうとしたなら 胃を切り開いてもとり戻してみせます」と並ならない忠誠心を見せていましたが、口癖の所為か何処か胡散臭いところが有った様に感じていたのです。実際今月の序盤の展開を見た時には『やっぱりなー』とか思ったのですが、その直後にあの覚悟ですよ。自分の運命に対する怒りや後悔を忠誠心へと変えるその覚悟は、正しく気高く飢えた者の証。リンゴォに続き、敵ながら天晴れ過ぎる男です。

 一方のジャイロサイドで展開している、久しぶりのレース勝負も相変わらず面白い。
 レースその物の駆け引きも素敵ですが、何よりジャイロの『生長』っぷりが良いですね。強敵だった男から得た経験を勝利に活かすなんてのは、演出的にも最高過ぎる少年漫画の王道じゃあないですか。流石は『納得』という自分の理念を経て『男の世界』に入門した男、一味違う。
 無論、『でもジョニィもDioも、ジャイロが接近した事は気付く筈だよね?』とかそんな冷静な突っ込みも入れたくない訳じゃあないですが、それを些細な事と言って捨てるだけの迫力とテンションが確かに有るのです。

 といったところで、今月の名台詞。

◇ブラックモア
・あの「お方」を思わずひとり占めしようとしたこの卑しき欲望とわたしの弱い心への「罰」!
 やはりあの「お方」の「御遺体」はいずれ世界の中心となるこの国の大統領が回収すべきもの!
 この寿命が尽きるまでッ! うおぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉ 全身全霊をつくりましょうッ!!

◇ジャイロ
・「ミス待ち」なんてのはレベルが下だッ!
・『厳しい道を行く』か…厳しいな… ただし… オレとヴァルキリーだけのラインを行く その道にはとどこおるものは何もなく…なめらかに回転するかのような… オレとヴァルキリーだけが… 『なじむ道』
・オレたちだけの「気持ちのいい道」だ! リンゴォの話だとその先には「光」がある筈だ… 「光」を探せ! 「光」の中へ

 ジャイロの言う『気持ちのいい道』セオリーは、純粋に良い言葉だと思います。
 数々の選択――この場合はDioのミス待ちという選択――も有る中で、敢えて他の選択は無視して自分だけの道を行く。そこが厳しい道だろうが、それが自分の選んだ納得出来る道ならば、やがてそれは光へと至る気持ちの良い道となる。
 漫画としては、この行はリンゴォとの戦いで『生長』したジャイロを描いたシーケンスになる訳ですが…現実的にも色々と考えさせられる言葉です。中々選べない物ですからね、厳しさの先に有る『気持ちのいい道』は。


5月20日(土) 間抜けな話。

雑談

 様々な事情により、267枚の画像(元はBMPファイル)からなるPDFファイルから、その267枚全てを画像ファイルとして抽出しなければならない事態に巻き込まれて大変な目に遭いました。
 その様々な事情については語ると長くなるので、友人であるところの某コックが会社で使うデジカメ画像の元ファイルの入ったフラッシュメモリを紛失しやがった事に起因する、とだけ書いておきます。ってそれだけで十分でしょうけど。

 兎に角そんな訳で手助けを求められたので手助けする事になったのですが、普段からPDFなんてとんと使わないので手段が浮かばずに大弱り。要はPDF→画像の変換ツールさえ見付ければ、という話なんですが、中々良いのが見付からない。見付かってもシェアだったり使えなかったりで肩透かしばかり。
 ただ、何とか最終的には解決出来たので、以下自分も同じ事に陥った時様にメモを残しておきます。

  • 結論から書くと、解決に至ったソフトは『Photoshop』です。
  • 同じAdobe製品という事もあり、『Photoshop』でPDFが開ける事は前から確認出来ていました。
  • 従って、『Photoshop』でPDFを開いてJpegで保存すれば良い、というのは最初から最終手段として考えていたのです。
  • ただそれをしなかったのは、汎用プラグインではPDFを1ページずつしか開けない為、267回ファイルを開いてページを指定して複製を保存する、という手間を掛けたくなかったからです。
  • でもそれが大きなミステイク(セッツァー)。
  • 確かに、ファイル→開くでPDFを指定すると1ページずつしか開けないのですが、そこばかり気にしていて他の可能性を一切考えてませんでした。
  • よく見ると、ファイルメニューの中に『自動処理』という何か如何にもお誂え向きな項目を発見。その中を見ると、『複数ページPDFからPSDへの変換』というこっちの希望をそのまま書いた様なのが有るじゃあないですか。
  • という事で、此処まで来れば話は簡単。自動処理でPDFを指定して、解像度は取り敢えず144dpiにしてPSDへ一括変換。
  • 後は普段から画像処理に愛用している『OPTPiX webDesigner』の『一括処理』でPSDをJpegに変換して作業完了。めでたし、めでたし。

 結局、答えは最初から自分のところに揃っていた、というオチ。

「それ言ったら話終わっちゃうだろ この眼鏡フェチが」
「へナップ もうごめんなさい ホントもう言いません」

 日記で書くと一瞬なんですけど、この答えに行き着くまでに実際は2時間もの時間を費やしてます。本当に「思い込む」という事は何よりも「恐ろしい」事だ。


5月21日(日) 未だ諦めた訳じゃない。

雑談

 『PS3』降臨をHELLSING風に書いてみるエクスペリメント。

EU「SCE…!!」
EU「SCEだ」
EU「SCEだ!!」
久夛良木「その通り我らは天下のSONYの代行人である!!」「これよりハード裁判の判決を行う!!」
久夛良木「被告!!「任天堂」!!」「被告!!「化け物Wii」!!」
久夛良木「判決は」「死刑!!」「死刑だ!!」「死刑死刑死刑死刑死刑死刑!!」
久夛良木「おまえたちは哀れだ」「だが許せぬ!!」
久夛良木「実を結ばぬワンダースワンの様に死ね!!」「ドリームキャストの様に舞い 3DOの様に死ね!!」
久夛良木「FFを出せ!!」「MGSを出せ!!」
久夛良木「我らの敵を」「根絶やしにせよ!!」
久夛良木「目標!!「独占」!!」「販売開始」
久夛良木「買え買え買え買え」「買え!!」「いいぞッ好調だ!!」
久夛良木「これが我々の力だ!!」「目で見よ!!」「これがSONYの力だ!!」「金蔓どもめ!」
久夛良木「はははは見ろッあの哀れな連中を!!」「買った客だけが良い客だ!!」
岩田「ゲーム機でスペック優先はあたりまえだ それどこか賞讃されてしかるべき だ」「特にユーザ相手ならな」「だが!だがな!!」
岩田「だがこいつは違う」「気に入らぬ」
岩田「久夛良木おまえは酔っている酔いしれている」「映像と技術とブランドに だ」
岩田「俺達ハードメーカはただの製造元のはずだ 俺はただの開発者だ ゲームを遊ばせるただの手だ」
岩田「久夛良木おまえは今ゲームに司える事をやめた ハードの力に司えている!! ええ?そうだろう?久夛良木SCE社長よ?」

 敢えて少佐の『高スペックが大好きだ』を避けてマクスウェルにしたのにこんな事になるなんて(←書いておいて)。

 値段が発表されて以来、ネット上では否定的な意見を多く見掛けますが(ゲーム誌は買わないので不明)、実際6万円超えはやり過ぎですね。『高級なレストランで掛かった代金と、社員食堂での代金を比べるのはナンセンス』とか言われても、じゃあ貴殿のそれは高級レストランなのかい?と思いますし。
 実は6万円でも赤字設定という話ですけど、ユーザとしては『本当にそれだけの機能を持たせないと駄目だったのか』という疑問は残ります。確かにFFMGSも凄いけれど、この双方に並ぶだけのゲームを開発・発売出来るメーカは他に有るの?とか。

 ただ、個人的にはこの馬鹿みたいな高スペックに期待している事が1つだけあって、それは何かと言うと、過去『そんなにしないと駄目だったのか』と同じ事を思ったゲーム『シェンムー』の復活であります。
 70億という莫大な予算を投下しておきながら、現在は凍結されてしまったあのシリーズを今こそ復活させる時ではないかと。PS3のスペックを存分に発揮出来るゲームはこれしかないんじゃないかと思うのです。
 PS3の描画能力、容量で蘇るバーチャル横須賀(とお婆ちゃんと500円のお小遣い)。考えるだけで、もう、もう。


5月22日(月) 改めて考えると小畑クオリティは神懸かり。

今週のHUNTER×HUNTER:休載

 大丈夫…信じてる…
 ただ…描き溜めしてるだけ…なんですよね?
 本当は修正とかしてて…遊んでる訳じゃ…無い…んですよね?
 復活…する時には綺麗な原稿を載せて…驚かせるつもり…なんです…よね?
 ただ…驚かせる為に…貴方はそうして…
 でも先生…
 そんな事…そんな事しなくても…
 貴方が…!
 貴方がただ毎週描いてくれればそれで…それで…
 貴方が毎週載せてくれればそれだけで…それだけで良かったのに…!

雑談

 此処で『DEATH NOTE』終了に伴って余裕の出来た小畑先生を投入ですよ。
 というネタを彼方此方で見掛けますが、HUNTER×HUNTERには合わないと思うので却下です。そもそもそんな事有り得ないとか、そういう冷ややかな突っ込みは捨て置いて。
 さておき、冨樫先生はどうしちゃったんでしょうね。ゲームに嵌ってるにしては長過ぎますし、病気だったら作者取材とか都合では無く素直にそう書くでしょうし。…次から次にゲームを買っているならば、長過ぎるというのは当てはまりませんが、いや…やりかねないか…。


5月23日(火) 紹介で『罰ゲームにピッタリ!!』てどうかと思う。

雑談

 久しぶりに行った『なか卯』で、『涙がでる辛さ』と銘打たれた『山わさびうどん』なる季節メニューが出ていたので――ざる系では付いてくる山葵全てを入れても未だ不満という程の山葵好きであるこの管理人がそんな素敵な物を放って置く筈が無く――早速頼んでみた次第であります。
 感想。普通。
 辛くないとは言いませんが、涙という言葉には縁の遠い辛さ。辛さを期待して口にしたので、その微妙っぷりにガッカリとしてしまいました。うどん自体はつるつるしてて良いゆで具合でしたし、決して不味いメニューでは無かったんですけど。売りだった辛さが今一だったので残念。

 味と言えば、『なか卯』は全然関係無いんですけど、牛乳です、牛乳(本当に無関係)。
 此処数年全く牛乳を飲んでいなかったのですっかりその味を忘れてしまい、飲む時に同じ乳製品のヨーグルトを何と無く連想してしまった為、予想とは違う味が口の中に広がった当然の事実に思わず驚いてしまいました。
 物を食べる時というのは、どうしても脳も視覚情報から味を連想している訳で、それが現実と違うと口の中でというか頭の中でというか、兎に角物凄い違和感を生じさせるんですよね。プリンだと思ったら茶碗蒸しだったショック。
 今までそんな脳内と現実の味の違いで驚いた事が無かったので、今回の牛乳の一件は少しショックでした。単純に味そのもので驚いた、というのは有りますけどね。昨年ジンギスカンキャラメルとか。


5月24日(水) 説明書をよく読めという話。

独り言

 ATOKを使い始めて早10年――今日初めて、F2で変換すると氏名に特化した変換が出来る事を知りました。
 そう、変換されない同僚の名字をATOK.com登録しようとしたところ、『既に登録されています』というメッセージが出た時に…『ATOKに登録済み人名の変換方法』を見た時に…。
 善意のつもりで初めての登録に挑戦した筈が、ただの迷惑野郎に早変わり。しかし、しかしこれで1つ成長したと言えない事もありますまい。

余談

 昔の話になりますが、ATOKを――初めて買ったPCに入っていたのがATOKなので、ATOK歴がそのままPC歴なのですが――使い始めて数日の頃、F7キーでカタカナ変換出来る事を知らず、カタカナで文字を打ちたい時は一旦カナモードにして打ってからまた元に戻す、とかやってました。当時所属していた創作サークルの仲間や同級生だった若狭の旦那に指摘されて知ったんですよ、F7キーの機能。あの頃は拡張子どころかディレクトリの意味さえ知らなかったものです。嗚呼、懐かしき哉、DOSゲーを起動する度に『メモリ不足』が表示されて、狂った様にconfig.sysを弄り続けた日々。

『EMM386.exe?dos=high,umb?何の事です?』
『神だ やっと神と…』


5月25日(木) 刃牙 vs オリバは何ヶ月後よ。

今週の範馬刃牙:第24話 掟

 やっぱりセカンのモデルはゲバラでした。まんまですね、先生。

 しかしさり気なく長老も無茶言いやがるもんですね。
 海賊家業で金品強奪してる少年に対し、「ここでハナシが終わるなら希代の不良少年ゲバル君でカタがつくのだが」って、カタなんか全然つきません。海賊行為を不良の一言で済ますってどういう事ですか。ブラックペンタゴンに入れられているだけあって、一見優しそうでもやはり何処か吹っ飛んでます。

 この流れだと、革命に成功したゲバルを疎ましく思ったボッシュがオリバを召還、オリバが筋肉でゲバルを捕獲――という風に繋がって行くんでしょうけど、気になるのはゲバル軍団ですね。少なくとも回想では結構な数のメンバーが居そうですが、ブラックペンタゴンに居る様な気配が無い。ゲバル以外はオリバ大先生が砕いてしまったのでしょうか。ゲバルも砕けば良かったn(削除)
 だとすると、実はゲバルはオリバを倒すのは個人的復讐も兼ねている、という事なのかも知れません。が、別に板垣先生がオリバがハンターだって事を忘れててゲバル逮捕にオリバが絡んでいない、とかやり始めるかも知れないので何とも言えませんけど。此処に捕まってる主人の大半はオリバが捕まえた犯罪者、って設定ちゃんと覚えてるかどうかが鍵ですよ、ええ。


5月26日(金) ファムケを出せ、ファムケを。

X-Men 3:The Last Stand

 7分という結構長めのTrailer公開開始。
 長いだけあって3の根底に流れるシナリオの部分が大分語られていますが、戦闘のシーケンスは殆どと言っていい程無く、映像的な見所は隠し球として取ってます、という感じ。フェニックスの登場シーンは殆ど無し。無論毎回Trailerに嫌われるリーダのシーンも冒頭のみでいつも通りの扱い。残念無念。

 出来は良さそうなんですけど、少し心配なのは登場キャラの多さですね。あれだけの人数になると、ちゃんと各キャラを描ききれるのかと。人数的には前作が丁度良かったと思うのと同時に、限界だったとも思うのです。
 続編物という利点を最大限利用して継続メンバーの描写を減らすとかしないと、名前付きのキャラですらも『その他大勢』扱いになってしまうのではないかと。だってジャガーノートが前作のコロッサス程度の扱いだったら悲しいじゃあないですか(ガンビットに至っては、名前しか出ませんでしたが)。

 それにしても相変わらずイアン・マッケランの存在感はTrailerでも凄い。
 悪のカリスマには熟成した魅力も必要なのだと証明しまくり。彼位で無ければ、ピカード艦長とは渡り合えませんやね(違)。


5月27日(土) 夢から醒めた様に。

独り言

 昔さ〜突然どうでも良くなる事が有るって事を書いたけどさ〜、『ニューマリオ』の発売に伴って『DS Lite』も相当な数入荷したみたいでさ〜、DVD漁りにヨドバシさんに行ったら『DS Lite』が全色並んでたんだけどさ〜、実際手に取った時に何か『落書きする暇すら無いのに買ってどうするの』とか思っちゃってさ〜、その瞬間物凄い勢いで冷めちゃったんだよね〜。無い物強請りって言うかさ〜、売ってないから欲しかっただけで、いざ売ってると別に今すぐ欲しいという物でも無かった事に気付いてさ〜。『欧州で出るブラックモデルなら欲しいかも』とか考えちゃってさ〜。まァ兎に角、欲しい欲しい言ってたけど、スマン、ありゃ嘘だった。

雑談

 そんな訳で、突然どうでも良くなったので『DS Lite』は後回しになりました。
 こういう心理を何と言うのでしょうね。実際は全く欲しくないという事では無く、やっぱり『ニューマリオ』は凄くやりたいんですよ。でも、『DS Lite』を手に取ってみた時、自分の中で(日常的にも)余りウェイトを占めない代物に思えたと言うか、前述の通り絵を描く余裕も殆ど無い状態で買うのは無駄遣いに思えたと言うか、何れにせよ開始前終了してしまったのです。本当に何なんでしょう、この心理。冗談抜きでただの無い物強請り?

 それはさて置き、品薄状態が解決の方向に向かっているのは良い事だと思いました。
 また気が変わったとしてもすぐに買える訳ですし、親が子の為に定価以上の価格で買わされる、という有り得ない可能性も減る訳ですから。このまま安定供給して貰えればディ・モールト良いんだがなあ。

余談

 因みに今日は『チャーリーとチョコレート工場』と『Mr.&Mrs.スミス』を買いました。視聴・感想は後程。


5月28日(日) JISノート(JIS企画準拠)。

小話

「閃いた!」
「…何を?」
デスノートに次ぐ、新たなノートシリーズ!」
「…、既に突っ込みたい気分で一杯だけど…一応聞こう。何?」
「聞いて驚け、その名も『ディスノート』!!」
「…このノート」
「このノート」


5月29日(月) ムーンフェイスはやっぱりずっと横顔のまま動くのか?とか。

武装錬金.com

 ぶそーれんきんどっとこむー!?
 ドラマCDに続いてアニメ化決定て、じゃあ何本誌の方打ち切っとんねん。アレで和月凹んでんねんぞ。と、偽関西弁風にこんにちは。アニメ化決定だそうで、和月先生おめでとう御座います。
 往々にして偉人や芸術というのは死した後に評価される事も少なくない訳で、それに比べれば死ぬ前に評価されたんだから良かったじゃあないですか、とネガティブなんだかポジティブなんだか分からない言葉を掛けておきつつ、個人的にはほんのちょっぴり不愉快です。

 武装錬金については、今までも散々『普通』だとか『微妙に物足りない』だとか書いてきましたが、別に駄目な作品とは思っていた訳では無く、寧ろもっと時間を掛けて和月先生が描きたい事を描いていればそれなりの良作になると思っていたんですよ。打ち切りが確定になった所為で端折られた要素や伏線も多いですしね(パピヨンの人喰い衝動の低下ネタとか、千歳のトラウマネタとか)。
 それを台無しにしておきながら、単行本の売り上げは良かったからアニメ化してみるか――って、今更そんな、ねぇ?とか思ったり思わなかったり。ま、一読者の自分には関係無い話と言えば関係無い話なのでどうでも良いんですけど。
 しかしながら、アニメで動くパピヨンやムーンフェイスには興味が有ります。時間さえ合う(深夜枠放送)ならば観てみたいです。


5月30日(火) 間違い探し。

小話

ラパンラパン、小さくたって一人前〜」
コパンでしょ?」

続・小話

「おっれーはショーッパッンだっぞー『ショッパン〜だっぞー(裏声)』」
ルパンでしょ?」

続々・小話

「フフ…これが北斗神拳真の伝承者トキの証だ!!」
「その男の名はアミバ」


5月31日(水) らーららららららー。

アニメ:ギャグマンガ日和

 1年前に放映されていたアニメ版(5分×12話=1時間)を、今頃になって漸く観ました。
 感想。面白い。

 何を置いても、1話の尺を5分にしたのが正解でしたね。
 短い時間に詰め込んだからこそ、あの漫画の持つ不条理且つシュールなネタをテンポ良く動画で再現出来たのだと思います。テンポこそが、ギャグ漫画をアニメ化する際に最も重要でいて、失敗し易い要素ですし(稲中はトラウマ)。
 そして、声優さん達の熱演も素晴らしい。公式ページプレスコで聴いて頂ければ分かると思いますが、皆のノリノリっぷりもテンポの良さに一役買ってます。特にOPテーマを歌ったりしているうえだゆうじ氏のはしゃぎっぷりは頗る素敵。
 12話しか無いのが本当に勿体ないのですが、続編も作成中らしいので非常に楽しみです。


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