10月1日(金) 子役のああ言う喋りが苛々してたまらない。

 映画『イノセンス』を観ました(正確には2日のAM4時頃)。

 何とも感想を述べ辛い映画ですね。
 いつぞやジブリが『押井監督作品は観る人を選ぶと言いますが、イノセンスはそんな事無いと思います』みたいな、観る前からそりゃ有り得ねぇだろ的な失言をしていましたが、予想通り『観る人を選びまくり映画』なのである意味安心しました。
 大体、いつも通りの『メインテーマを流して街の情憬垂れ流し』『有名著書の引用乱発』『犬に凝りまくり』『小物(置物、ポスター等)にキャラの日常の造形を入れる』『同じシーンを繰り返す』等の押井監督を構成する要素をいつも通りに詰め込んでるのに、突然万人向けになる訳が無いじゃあないですか。ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくる訳では無いのですよ?そもそも『押井守』という言葉自体がもう人を選ぶ代名詞な(以下略)。ところで押井監督、益々犬っぽく…と言うか、浮世離れした風貌(削除)

 CGをもう完全にCGとして割り切って、セルっぽく見せる努力を放棄しているところとかは凄く好きですけどね。じゃあ完全3Dでやれば良いじゃないかみたいな。尤も、そのCGも確かに凄いのに『ただ凄い』だけで1つの作品の中でCGへの感嘆も飽和してしまう感じが何とも。或いは元々CGへの感嘆自体、今日日最初っから飽和しているのかも知れませんけど。

 そんなこんなで、感想を述べるなら『押井守でしたね』というところです。面白かったかどうかは自分でも今一。彼の人の作品の場合、繰り返し観なければ得られない物も多いですし―――そういった意味でも、やはり疑う余地無く押井作品ですね。
 取り敢えず、小綺麗になったイシカワに大笑いしました。


10月2日(土) 陸自のアームスーツ格好悪い。

 『攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG』の19話、20話を観ました。
 と言う訳で、今日は19話『相対の連鎖』と20話『北端の混迷』の話。

 漸く話が主軸に戻ってヒートアップ。敢えて言おう、『さぁさぁ、盛り上がって参りました』!
 2話とも核心を描きながらアクションパートも多く、何よりBGMが素敵過ぎる(この期に及んで新曲をガンガン投入してくる根性も素敵極まる)。S.A.C.はコンスタントに高クオリティを保ちながら、終盤になると更にたたみ掛けてくるから困るんですよ。前回も村井ワクチンの辺りから加速的に濃くなっていきましたからね。

 さて、いよいよ周囲のキャラ達によって分析され始めたクゼ。もう邪推も何も無く、彼が彼である事は確定という事で。やはりキーワードは折り紙。気に掛かるのは、少佐が彼に触れる事で彼に気付いた様に、触られた彼は少佐に気付いたのか否かという事でしょうか。特に気付いていない様にも見えますが、S.A.C.は変なところで変な罠を撒いていたりするので油断出来ない。
 そして、今回の話でクゼの目的がはっきりと分かったのに対し、未だ全く立の内を見せてこないブラックストマック・ゴーダさんの動きが気に掛かります。今までバラ撒かれているヒント―――彼の経歴、放射能除去、官房長官との関係、個別の11人に依る難民蜂起、核準備、日米安保、これ等を辿っていけば朧気に見えてきますが…?まァ、相変わらず悪く見える反面、死相も色濃く見える人間ではありますね。クゼに殺されるのか、クゼを殺して殺されるのか、爆発に巻き込まれるのか、電脳を焼かれるのか。兎に角まともな最期は迎えなそうな感じです。英雄もまた然り。英雄の最期は死を持って締め括られる、ってね。

 それにしても20話の終わり方は異常。
 トグサが撃たれて終わりどころじゃあない引き方じゃないですか。あれで一ヶ月待てと言われても。


10月3日(日) ヌードパッチじゃあ我慢出来ないらしい。

 『Singles』のTrailer公開

 技術とは常に人の欲望と共に有り、実現出来る物ならばそれが何であれ実現させてしまう物である。
 余りの馬鹿さに鼻で笑ってしまいました。『Simpeople』を観た(やった)時に誰しもが思った事を全力でやってしまっている、というだけでも十分に称賛に値すると思います。発想としては本当にそれなんでしょうね。『シムピーポー?面白いけど本番が無いじゃない。じゃあ有るの創れば良いじゃない』的な。『無い物は創ってしまえ』という発想の大切さなど論じ始めればキリがありませんが、何て言うんでしょう、この場合は『素晴らしいけれど馬鹿』と言われても仕様が無い気がします。


10月4日(月) 廊下に冬の匂い。

  突然気温が10℃以上下がったお陰で部屋も廊下も予想外の寒さになり、慌てて遠赤外線ストーブを導入。とは言え、まだ付けると直ぐ熱くなり、消すとすぐ寒くなる中途半端な季節なので困っているのですが。


10月5日(火) 尺沢の鯢。

 職場の方と、ストIII3rdで対戦。
 「俺と対戦すると対人戦恐怖症になるよ」みたいな事を仰っていたので、勘を取り戻すべく前の晩からトレーニングモードをしたりしながら身構えていたのですが、終わってみれば勝率89%と快勝状態。やはり我が敵は薄くて高くてエロスい本が大好きなエロス先輩(勝率40%)と、遠い地に派兵された戦友(勝率5%未満)の2人。
 そう言えば、先日久しぶりにエロス先輩に会ったのですが、只でさえ痩せていたのが更に4Kg痩せたらしく、益々『不健康なチンピラ度』が上がっていました。もしあんなのが夜の住宅街を徘徊してたら事情聴取じゃ済まないですね。即連行です、連行。


10月6日(水) 業務執行中病進行中。

 承前。気温が下がった事について。

 やはり、一気に10℃も下がられると身体がついていかないもので、職場の相方が休むわ彼方此方から鼻水や咳が聞こえるわ自身も熱が出て来るわ同僚の方が自転車で事故るわで大変な事に。最後は気温とは無関係ですが。
 問題なのは、時期に有る。いえ、『この時期いつもそうJAN』という感も有りますが、丁度今職場で大きな環境変化が起きようとしている真っ最中で、いよいよ今週末にその仕上げ(且つ始まり)が有るという時期なので、タイミングが悪過ぎる。それを見越して、『大事の前の小事』と割り切って今日休みを取った彼の判断は正しかったなと思います。お陰で出なくて良い会議に出る羽目になりましけど(どう償わせようか考え中)。


10月7日(木) 彼を型に収めようとする事に何の意味が有りましょう。

 苦戦して苦戦して苦戦して勝つ。それが少年漫画のお約束である事を今更語ってどうする訳でも無いのですが、幾ら『ワンパターン』と言われようとも『引っ張り過ぎ』と言われようとも、我(々)が望むのは最強の主人公に依る一方的搾取では無く――勿論作品にも依りますが――逆境、苦難を乗り越えた上で手にする勝利のカタルシスなのではないでしょうか?

 以前も似た様な事を書いたなあとか思いつつ、予想も期待も裏切る『今週のバキ』更新。


10月8日(金) 面白かったですけどね。

 職場の環境変化で色々有って、家に着いたのが朝の4時30分。元々夜型の自分には問題が無かったのですが、他の―――特に上司の方々が25時を回った当たりから30分に1歳は確実に老けていくのが目に見える、というある意味壮絶な光景が繰り広げられていました。しかも朝まで居た人間のほぼ全員(自分含む)が明日も出勤という素敵カレンダー。3連休?そんなもの、公務員にでも喰わせておけば良いんですよ。


10月9日(土) レースは?

 一ヶ月休んだんだから2週分、否、最低でも1週は久しぶりにまともな絵で登場するんじゃあないかと思っていたのですが、まさか過去最低クラスの絵―――というか落書きで攻めてくるとは思いませんでした。いや、『HUNTER×HUNTER』の事なんですけどね。悪いのはアレを提出する富樫なのか、アレを受け取る編集なのか。アレを載せる編集なのか、アレを読む読者なのか。鶏が先か卵か先か。

 それに引き替え、きっちり2ヶ月休んできっちり連載を再開する荒木先生はどうですか。『もうレース関係無いよね』とか『ひょっとしてあの砂漠を越えた連中は立ち向かいまくりですか』とか色々な不安を込めつつも「それがルールだッ!」と言われれば素直に手に汗掻いちゃうから仕様が無いですね。そんな訳で、2ヶ月ぶりの『スティール・ボール・ラン』22話の話。

 やっぱりバラバラの実で元気だった我らがアナスイイケメン。血塗れなのは見なかった事に。で、早速オエコモバの能力分析とスタンド論理を披露するのは良いんですけど、本当に何なんでしょうね、あのカウボーイ。何故そんなにスタンドに詳しい。スタンド使いと戦った事でも有るんでしょうか。まァ、お陰で『立ち向かうものスタンド』の『ルール』として、

・スタンドとは精神エネルギー
・心の中に存在するかの様に見える
・本体が死ねば能力も消滅する

 の3つが判明。
 と言うか、幽波紋スタンドと一緒なんですけど。

 それは兎も角、件の爆弾魔が予想以上に饒舌なのが微妙に残念。前回の登場時の感じといい、今回の煙幕の中からの登場といい、静かな気違いを期待していたのですが。後半の顔付き(主に眼)にこそ変態のそれを内包し始めていましたが、全体的に『荒木敵』としてのエンターテイメント性に欠けている様に見えてしまいます。やはり、ネズミなんて使ってる暇が有ったら、「ひぃえぇぇえぇええッ!」とか叫びながら自分の皮膚をじゃんじゃん投げてこないと。大体、イケメンに毟られた皮膚はどうなったんですか。

 後、ジャイロの『最終奥義』の胡散臭さは最早スタンド級。そして、『ゾンビ馬』が『馬』以外―――詰まりはジャイロだのジョニーだのにも適用されそうな気がしてならない今日この頃です。


10月10日(日) 突発的ダウンとの戦い。

 職場の環境が変わり、早速自分のチーム用のサーバ再構築をしていたのですが、社内サーバのシステム変更でDNS登録が必要になっていた事に気付かず、永延名前解決出来ない理由を考え続けていました。『名前解決』の時点でDNSに気付きそうな物なのに、『まさかチーム内の全PCのhostsにIPアドレス登録させる訳にも行かないし』とかアナログ極まる事を考えていたり。馬鹿か。
 幸か不幸か――どっちかと言うと不幸ですが――今回のシステム変更で全PCのIPアドレス固定が決められたので、名前解決出来なくてもIPアドレスで周知してしまえば問題が無いと言えば無いのです。ただ、全PCのIPアドレス固定の不幸たる所以とでも言うか、以前使っていたサーバ用PCに割り当てるIPアドレスが払い出されなかった為(所詮チーム用だから)、自分の業務用端末をサーバ兼用にしなくてはいけなくなる羽目に。前向きに考えれば、『わー、保守管理し易いー』と言えなくもありませんが。


10月11日(月) ビリビリ。

 諸事情により正座で小一時間線香の香りを嗅いでいる事になったのですが、正座が10分で限界だった自分が少々意外でした。小学生の頃、習字を習っていた時期が有ったのですが、あの頃は1時間以上平気な顔で正座をしていれたんですけどね(何時の話だ)。やはり歳を取ると血の巡りが悪くなると言うか重くなっただけと言うか基本的に正座は遠慮の方向で生きていきたいところ。


10月12日(火) 備考欄に感想を書くタイプ。

 承前

 押井作品は何度も見てこそ、みたいなところが有り、『イノセンス』に関してもそういった感想を多く見掛けていたのですが、本当にその通りだという事を再認識。あの作品は何度も観た上で語る、或いは誰かと語らった後にまた観る、この単純な繰り返しを行う事で爆発的な拡がりを見せますね。別に語らう必要は無く、それは誰かの感想を観るだとか、誰かなりの解釈を知るだとかでも構わず、いずれにせよその『誰か』はオタクであればある程良い。尤も、オタク過ぎると「キム?二藤の部下?」なんて素っ頓狂と思わせて実は的を射た返答が戻ってくるので注意が必要ですが。
 幸い、自分の場合は職場に恐ろしい程この作品に入れ込んでいる同僚が居たお陰で、お互いに語らって新たな情報を得ては見直しを謀って愉しんでいます。キムの屋敷の話題で盛り上がれる辺り、駄目人間の香りが。

 ところで、公式サイトのキムの説明が面白過ぎて笑いしました。どう本に挟まっていたのかね。ん?


10月13日(水) 全般的に作業中の環境音として最適。

 『Devil May Cry オリジナル・サウンド・トラック』購入。送料・手数料込みで8715円。高ッ(まぁ、1と2セットな訳だし)!!
 と言うか注文から一ヶ月も経っていたのですっかり忘れていたので、8000円越えの代金の書かれた不在連絡票を見た時には何事かと悩んでしまいました。軽く『何かの詐欺?』とか頭を過ぎる辺り、小心者と言うか被害者意識が凄すぎると言うか。

 『Devil May Cry』の方は、アンジェロ戦の『Ultra Violet』2曲と伝説の魔剣士時の戦闘曲『S』、女性2人のテーマ『The theme of Eva』と『The theme of Trish』が良い(同じ旋律)。BGMを聴いていると、初代はつくづく傑作だったなあと思いますね。
 で、BGMを聴いているとつくづく中身はアレだったなあと思う2は、ダンテの後半用戦闘曲『Shoot the Works』が一番。と言うか、それを決め内で買った様な物なのですが。何と言うか、2は全般的にロック度(?)が上がった分、初代の重苦しさが無いのが気になりますね。その辺はやはり内容の所為なのかも知れませんけど。それは兎も角、あれだけダンテのキャラを改変しておきながら、平気な顔して『Dance with devils』とか『Jackpot!』とかそう言う曲名つけるのは止めて頂けると有り難い。2のダンテの素っ気なさの何処に『悪魔と踊る』余裕が有ったと言うんですかね。まして『ジャックポット』なんて一回も言わなかったじゃあないですかか。巫山戯てんのか(←八つ当たり)。
 かと言って、初代の様にDVDに未収録の曲名が全部投げやりなのもどうかと思ったり思わなかったり。


10月14日(木) 不思議の国のアリスが如く。

 小説や漫画、映画を観ていると『あれが伏線だったのか!』とか『この伏線回収は巧いな』と感心したり、逆に『あの伏線の回収出来てないじゃん』とか『ああ、これが伏線だとオチはああだろうな』と落胆する事も多いと思うのですが、こと板垣先生に関しては『伏線と思わせて伏線じゃなかった』のか『伏線だったけど回収諦めた』のか『伏線だったけど気が変わったのか』のか『思い付きで書いてるからそもそも伏線なんか1つも無い』のか判断に迷うから非常に困ります(呼吸)。

 それでも懲りずに読んでいる『今週のバキ』更新。


10月15日(金) 500MBは消しても問題なさげ。

 『そろそろアップグレード』の表記が出たっきり、いつアップグレードするのかさっぱり分からなかった『Hotmail』ですが、気付いたら宣言通りメールボックスの容量が250MBになっててビックリ。今まで常に80%越えでギリギリ感の有った使用状況が1%まで激減してくれたお陰で妙な安心感が(別に多用する訳でも無いのに)。
 最近こうしたフリーメールのパワーアップを彼方此方で見掛けますが、そんなにフリーメールの需要って高まっているのでしょうか。(少なくとも日本では)ブロードバンドの普及が進み、扱うファイルもがんがん大きくなってきたのは確かですが、普通に考えて250MBの容量を食い潰す程のメールのやり取りを行う、というのは個人では考え辛いのですが。メーリングリストへの参加や業務で利用するならそれも有り得るでしょうけど、そういった場合のメールってフリーメールで行いますかね。転送用?

 因みに、職場で利用しているメールの総容量が1GBを越してるのに気付いて笑ったのも今日の話です。アホか。


10月16日(土) 働き蜂の2割は常にサボる。

 帰宅してから24時頃まで仕事用の資料を作成し、25時過ぎ辺りから『ベルセルク』を読み始めたところ、気付いたら(日曜朝)6時。
 余りの馬鹿さ加減に我ながら言葉も無いのですが、翌日は翌日で仕事で6時30分には起きなければいけない事実も迫っていたりなんだりで、結局6時10分に布団に入って20分後の目覚ましで起きると言う余りの莫迦さ加減に我ながら言葉も無い。
 仕事を舐めている人間の良い見本が此処に。


10月17日(日) 1000匹の内の200匹、200匹の内の40匹、40匹の内の8匹。

 案の定、1日中眠くて仕様の無い1日。
 と言うか、一瞬たりとも眠気が取れないと言うのも久々でした。普通ならば腹痛の波の様に、眠い時と眠くない時の周期が有る筈なのですが、今日はそれが無し。常に瞼が重く眼が細くナチュラル・ハイ。しかも仕事用の資料も完成していなかった為、業務しつつ眠気と戦いつつ資料作成しつつ眠気と戦いつつという(個人的に)壮絶な1日に。


10月18日(月) 煙草持ってからのオエコモバは格好良過ぎ。

 『スティール・ボール・ラン』第23話の話。

 端的に突っ込ませて下さい。

・イケメン置いてけぼりかよ!
・水筒の中身多過ぎだろー!?
・あの蜂全部に触れたのー!?
・ジョニィの爪カッターはもう自在なんだ!?
・蜘蛛の糸太ェな〜!
・そりゃあ鉄の固まり叩き付けられたらああなるさ。
・鉄球増えとるー!!

 突っ込み終わり。

 オエコモバの思考の素晴らしいところは、『相手の能力を把握した上で、地の利を活かして戦おう』とするその姿勢です。何度も言う様に、ジョジョという漫画におけるスタンドバトルでは、自分の能力の理解と相手の能力の理解、そして場所や環境を踏まえた上での発想が物を言う。だから『知る事が勝つ事の近道』である事を理解しているオエコモバは素晴らしい。自分が触れた物を爆弾にする事が出来る、その単純な原則を基に水筒や煙草の作戦を閃く機転は実に素晴らしい。ただ、相手が悪かった訳ですが。

 それにしても、やはり『SBR』はレースあってこそ、と再認識させられましたね。先のブンブーン一家戦やオエコモバ前哨戦が詰まらなかった訳ではありませんが、走りながらの戦闘が面白過ぎる。前方から飛来する『蜂』と後方から迫り来る『水の爆弾』、それを切り抜けた後の『煙草』といったくだりに見られる展開の二転三転っぷりときたら、馬の疾走感と相成ってそれはもう凄い事に(抽象的)。SBRの素晴らしさはレースの素晴らしさ、と世界が一周する前のツェペリさんも仰っております。

 ところで、最後のページの『スティール・ボール・ラン … おわり』という文字と、『HUNTER×HUNTER』の手抜きの究極系が気になるのですが。まァ、今回のSBRは特別読み切りだから良いとして(本当かい?)、富樫のあれはアレ過ぎるでしょうに。載ってるから良いとすべきなのか…すべきなのか?


10月19日(火) 動機無き者。

 会社で利用している業務用端末の『Donut RAPT』が、やたら頻繁に数瞬だけ固まるなあと思っていたのですが、『状態をDefault.dfgに定期的に保存』が働いていた所為である事が判明。しかも1分間隔。その定期的保存の度に止まっていた訳ですね。家では同じ設定でも問題無かったので(Windows98の頃から)気付くのが遅れてしまいました。
 その問題が解決したのは良いのですが、今度はCPUパワーを90%以上食い潰している為、他のアプリケーションの挙動に影響を与えている事も判明。判明、と言うかこれは随分前から気付いていたのですが、業務の都合上常に20個近くのタブを開いているのが原因なのは明確だった為、余り解決策を考えていなかったと言うか、解決策=ブラウザ交換だから面倒臭がっていたと言うか。しかし、今月から自分の業務用端末がチーム内のサーバ機兼用になっているので面倒と切り捨てる訳にもいかず、Default.dfgの問題が解決したところでブラウザを交換する事に。
 で、交換したのは『Donut L』で結局Donutなのですが、これが快適で一気にCPUの利用率が5%程度まで低下。幾ら何でも効果覿面過ぎる気もしますが、利用率なんて低ければ低い程それに越した事も無いので、暫くはこれで様子を見る事に。
 因みに以前は『MOZILLA』系だったのですが、業務で使う必要の有る社内系のページが巧く動かなかったのでそのまま封印。IE以外のプラットフォームを考えて作成するWEBコンテンツの何と少なき事よ。


10月20日(水) 手元に置いたまま我慢出来るかも問題。

 祝・『Half-Life 2』発売日確定
 開発が遅れたりソースコードが盗まれたりSteamとValveでくだらない喧嘩やってたりで随分長い事待たされましたが、漸く形が見えてきて大はしゃぎ。VGAが未だGeforce4Tiのままなのでインストールはしないでしょうが、躊躇せず発売日に購入させて頂きます。下手したらVGAごと買ってきます。
 重要なのは、XGAで平均30〜40、SGAで40fps以上の動作を確約出来る性能を持ったVGAのスペックが分からないところです。AGPの6600GT待ち(出るの?)か6800無印を買うが無難そうですが、今までの経緯から考えればATIの方がnVIDIAより良い数値を出す事は予想出来る訳で。一々ドライバクリーナでnVIDIAのドライバを消すのが面倒で。
 結局のところ、発売後一週間各所の動作レビューを見るFPSの通例行事を行うのが一番手っ取り早いのですが。


10月21日(木) 介護。

 その意外の可能性は如何に多きかな。我これを予想せんとすれどもその可能性は沙よりも多し。

 『今週のバキ』更新。


10月22日(金) 後2巻は殴り合いする気配

 『NARUTO』24巻購入。410円。

 ここ数巻同じ事を書いていますが、相変わらず永延殴り合っていました。そろそろ『少年漫画だから』で済まされない空気。
 それでも若干話は進んで、ゲジマユが復活したり音の5人衆が(揃って下忍に)敗れたりサスケが動き出したりナルトに追いつかれたりしてました(本当に若干過ぎる)。
 と言うか、ゲジマユ。『実は酔拳の天才でした』という後付臭が漂いまくる設定を持って復活したのは良いんですけど、『努力の天才』の設定はどうしたんでしょうか。彼は天賦の才を持たないが故に努力の天才として修行の日々を過ごしていたんじゃなかったでしたっけ。幾ら限定条件下とは言え、(しかも勝たせる訳でも無いのに)意味不明の設定を付け足した意味が見えてきません。少年漫画だから良いんですかね。


10月23日(土) やはり奇跡的なリンクアップなのか。

 以前買ったWeb Caster 600MN』に付属していたスプリッタがELECOMラインセパレータ内蔵型でした。棚の片づけをしている時に判明。どうせNTT品なら同梱物も変わらないだろうと、以前利用していたモデムを600MNに挿げ替えただけだったので全然気付きませんでした。流石はYahoo!Auction品、思わぬ処で思わぬ事が有るものだ。
 とは言え、FAXに不具合が起きているでも無く、VoIPを利用するでも無く、余り意味が無いと言えば意味が無いのですが。試しに取り替えてみたところ、下りリンク速度が約80kbps上昇したのですが、これくらい誤差の範囲っぽいので何とも言えず。そんな事より、スプリッタの交換中に我が家が戻り配線になっている事に今更気付いたりした方が収穫だった気が。何の収穫かは兎も角。


10月24日(日) 20代後半に思われる日々。

 髪を切って職場に赴いたところ、『さっぱりした』『短くなった』『爽やかになった』『2歳若返った』等のお声を頂いたのですが、2歳若返って尚『実年齢には見えない』と言われる複雑な想いと来たら。まァ、老けて見える人は実年齢が見た目年齢に追いついた後も、それ以上老けて見える事が少ないと言いますから。本当か。そんな事より、老ける老ける書いてたら気が滅入ってきた。


10月25日(月) フィクション。

 昔々、ある南の島に大変情緒的な王が居た。
 妃は優しさと慈愛に満ち溢れていたが、朝日の後に起き夕方前には寝てしまう女性だった。
 そんな2人を見て育った為か、王子は自分に素直で腕白な子に育っていった。

 ある日、その王子のお目付役に呼ばれた従者が、自らの担当する子について王に訊ねた。
「王様。貴方のご子息は大変な学校嫌いで、風が吹いたら遅刻して雨が降ったら休学してしまうと聞き及んでおります」
 王はこう答えた。
「風が吹く中時間通りに、或いは雨が降る中時間通りに登校してまで学ぶ程、この国では学問は重要では無い。何せ覚える事が少なくとも良い様に、この国の住人の名を皆同じにした位なのだから」
 王の答えを聞いた従者は、暫し黙って何かを考えた後、こう訊ねた。
「しかし王様。ご子息はこの宮殿にお住いで、学校もこの宮殿の中に有る。風も雨も影響無いのでは?」

 お絵描きチャットで落書きしながら、こんな話を思い付いた。オチは無い。


10月26日(火) 非可逆への渇望。

 昼・ファミレスカレー、夜・自宅カレー、朝・残りカレー、昼・トンカツ屋カレー、夜・残りカレーと(意図的に)カレー5コンボを決めてみる。特に意味も利益も無いどうでも良い試みですが、中学生の時分『カレーだけ有れば生きていける。自分は飽きない』とか、ある種マニュアル通りとも言える発想を持っていた事を思い出しました。結論:毎回味が違っても飽きる物は飽きる。

 因みに…と言うか、更にどうでも良い事なのですが、実はカレーを食べる事が出来る様になったのは小学校2年生の頃です。食わず嫌いについては以前も書いた通りですが、小学生の頃は今思い出しても本当に何を食べていたのだろう、という位嫌いな物が多く、カレーも意味無く嫌いだったんですよ。食べて嫌いになった訳じゃあ無いから意味が無く嫌いだった(偏食だった割に、人参やピーマンは平気だった)。
 食べる様になったきっかけは―――何故か今でもハッキリ覚えているのですが―――4時間目が体育で、ドッジボールをした日でした。くたくたになるまでボールを投げ合って、皆が体育着のまま給食の時間になった時の事です。恐らくはしゃぎ回って空腹になっていたのでしょう、どんなに親や教師に勧められても拒絶していたカレーを何となく食べてみたんですね。そこで「う…うみゃあぁAAAaaaaAAッッ!」→「カレー大好きDEATH!」みたいな分かり易い展開に。
 懐かしい話です。他人にはどうでも良い事でしょうが。と言うか自分でもどうでも良い事ですが。


10月27日(水) 言う暇が有るのだから。

 風邪―――なのか何なのか、最近微熱が続いていたのですが、此処に来て薬を飲んでも37℃後半固定になってしまったので会社を休みました。無念さを感じながらも、前の会社と違って「自分は39℃でも出勤してたから、若い君達なら確実に大丈夫」とか言い出すアレ気味な上司が居なくて本当に良かった、という安心感も。
 そんなこんなで1日中寝ていたのですが、ロクでも無い夢ばかり見たり(素知らぬ顔で同僚の蕎麦つゆに餃子を漬けて食べてみて嘆かれる、木の上からコアラが永延スパナを投げ付けてくる等)、目が覚めてはコパンのCMソングが頭を離れなかったり、TVの上に置いておいたのを忘れて眼鏡捜しに彷徨ってみたり、詰まり何だかロクでも無い1日でした。
 まァ、『ロクでも無い』と言っている内は未だ大丈夫なんですけど(どっちだ)。


10月28日(木) 学生時代なら即買いですが。

 PSP値段確定。高ッ。
 いや、此処は『この機能スペックでこの値段!?』とか言うべきなのかも知れませんが、今のところ『気晴らしにレースゲームをする』程度の事しか求めていないハードなのでこの値段はちょっと高いですね。ソフト1本を合わせて買うと3万円になってしまう訳ですし。OS無しのベアボーンPCが買えてしまう値段じゃあないですか。
 対するNINTENDO DSが15000円というのもPSPが高いと思わされる要因の1つですね。マリオ64と合わせて2万円で済むのは魅力的です。って言うか、『携帯ゲーム機でマリオ64』という事実が素晴らし過ぎる。やはり『気晴らしに』感は有りますが、あの傑作が気晴らしに出来るなんて素敵な時代が来たものです(無論、そこに焦点を当てるならばPSPも素敵マシンなのですが、気晴らしと割り切るには初期費用が高いのが難点)。DSにはひょっとして『時のオカリナ』も出るんじゃないか?と密かな期待。

 とか現実逃避をしながら『今週のバキ』更新。


10月29日(金) 仲間内用。

 今までやろうやろうと思って後回しにしていた自分サーバのDynamicDNSサービスをやっと登録。これでリンクダウンやルータフリーズの度にグローバルIPが切り替わってリンクの修正をしていた煩わしい日々から解放。面倒な事を回避する為の行動を面倒がって面倒な事を続けてきたとはこれ如何に。タコに。ワニに。
 さておき、これで後は光回線と余っているパーツ+αで適当なマシンさえ組めれば環境が整うのですが、今度は『面倒さ』では無く『資金的』な問題が敵になってくるのが重要で(特に回線の方)。未だ道程は遠い。


10月30日(土) DVD版買う気満々だったんですけど?

 大分前から買い換え宣言をしていたPCモニタ(19インチCRT)を新調しました。2万1400円。
 最初にこれを買うべき筈だったのに、HDDレコーダだのUSBメモリだの『ついで』の物ばかり先に買ってしまい、結局5ヶ月も先延ばしになってました。まぁ、そのついでだった物達が重宝しているのも確かですけど。

 閑話休題。

 現在、1152×864(中途半端)、リフレッシュレート75Hzで動作中。
 大きい事は良い事だ、が正直な感想ですが、元々発色にもガタが来ていたモニタが新しくなった事も有り、唯々発色のパワーアップっぷりにウププッてな笑いが腹の底からラッキーって感じで込み上がって来ます。絵を描く時やDVDを観る時も大分違いますけど、やっぱFPSをプレイした時の差が凄過ぎますね。Geforce6600GTのAGP版も出そうな勢いですし、自分の進む道の先には『Half-Life2』しかないという気が。
 ところでこれを書きながら『Half-Life2』の公式サイトが有る事に気付いたのですが、コレクターズエディション(DVD版)が英語版しか無い様な書き方がされている様に見えるのですが、目の錯覚でしょうか。いやいや、まさかそんな。まさかそんな。


10月31日(日) 褒め言葉の嵐。

 おお…おお…一度は発売日リストから消え去った『レッド・デッド・リボルバー』が復活!おお、神よ!
 って、これって『Rockstar Games』が発売元だったんですか?てっきりCAPCOM純正だと思っていたのですが。2002年に公開されていた公式ページからDLしたムービー(BGMが色んな意味で素敵)にもロックスターの名前が見当たらないし。どうなんでしょう。
 それにしても、CAPCOMには『MAN HUNT』を日本語化する気配が全く感じられないのが気に入らない。話題作―――と言うか、有る程度確実に売れる物しか手を付けない当たり前過ぎる姿勢がアレです。『SINGLES』にオリジナルキャラとかやってるZOOを見習え(求めるだけ無駄)。
 とは言え『MAN HUNT』なんて好き好んで出しそうなのは初代GTAに目を付けた素敵メーカ・ZOOと、『ビキニカラテ』だの『POSTAL』だのを全力投球してくる素敵メーカ・マイクロマウスくらいなものでしょうね。普通のメーカは普通あんな物出さない。

 話が逸れますが、『SINGLES』の購買層は3Dのお姉さん達にドキドキしたい層じゃあなくて、『ビキニカラテ』を喜び勇んで買う様な層とほぼ重なると思います。詰まりは、『ネタ』に投資出来る人間専用。馬鹿専用とも言う(褒め言葉)。

「最も恐るべきネタゲーとは何か分かるかね」
「……洋ゲー」
「そうだ。その通りだよ、我らの好物洋ゲーだよ。では何故洋ゲーはそれ程までに恐ろしい?洋ゲーは弱点だらけだ。初心者を嫌い正常者を嫌いパッチやドライバはレジストリを焼く。CPU・メモリ・VGA、機能の低いPCでは動けず、大衆に目を背け反響に耳を背け殆どの洋ゲーはWindowsでしか動けず、確実な購買層は唯一ツ、何処かが違うPC野郎だけ。それでも洋ゲーは無敵のネタゲーと呼ばれる。何故だか分かるかな?」
「…無駄にパワフルな事?」
「それは決定的じゃない」
「ネジが外れている事?」
「少々役不足だ。外れている物はそれに限らん」
「1GBじゃ収まらない?」
「それは確かに恐るべき事だ。だがネタか、とは少し違う。もっともっともっともっと単純な事だ」
「………馬鹿?」
「そうだ。洋ゲーはとっても馬鹿なんだよ。仕様、開発コンセプト、画面、動作環境、etc、etc。しかし最も恐るべきはその単純な発想…『馬鹿さ加減』だ。ユーザ達を易々と火に寄る蛾の様に惹き付ける。そしてたちの悪い事にメーカ達はその馬鹿っぷりを自覚している。奇跡では無く、彼らの理知を持って馬鹿な物を生み出す『暴君』だ。洋ゲーのインストールは終わりを意味する。いいかね洋ゲーとは単純発想から生まれる『ネタ』なのだ。これを馬鹿と言わず何を言うのか」

 今更言う事でも無いんですが、弊HPの日記は話半分に読んで下さい。


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