a 適当。

7月1日(土)

映画:ジュラシック・パーク (原題:Jurassic Park)

映画の粗筋:
 古生物学者のアランとエリー、そして数学者のイアンは、大富豪ジョン・ハモンドの依頼を受け、孤島に造られた『ジュラシック・パーク』を視察する。
 そこは、ハモンドが蘇らせた恐竜達が生息するテーマパークであり、アラン達は本物の恐竜との出会いに興奮しながらも、その危険性を感じていた。
 パークに否定的なアラン達に対し、安全性と夢を語り挽回を試みるハモンドだったが、産業スパイによりパークのシステムが全て落ちてしまったからさぁ大変。

 『ジュラシック・ワールド』を観る前の準備として視聴。
 感想。今観ても面白い家族向けパニック映画。75/100点。

 小学校も低学年の頃でしょうか、本作の上映当時は恐竜ブームだった気がします。或いは本作が火付け役になったのかな。
 様々な恐竜グッズや恐竜の玩具が発売され、自分も何だかよく分からない化石の玩具やら、ゼンマイで動く恐竜の卵(中から恐竜が出て来る)やらを親に買って貰った記憶が残っています。
 そんな時流なので、本作も劇場で観た様な気がするんですけど、『デブが悪い』と『肩にポンと置かれた手の先が無い』という2点しか覚えていなかったので、今回は比較的新鮮な気持ちで観る事が出来ました。

 で、新鮮な気持ちで観てみると、今更ながら本作はいわゆるパニック物だったのだな、と再認識。
 誤解を招きかねない表現ですけど、言っちゃえばとてつもない予算と時間を掛けて作られたサメ映画ですね。要は制作費が安いか高いか、サメが出るか恐竜が出るかの違い。

 前述の通り、例の手がもげてるシーン位しか記憶が無かったので、自分の中での本作は『恐竜ホラー』という謎ジャンルに括られていました。
 それ程あのシーンは子供心に衝撃的だったのですが、今観るとパニック映画の王道的展開ばかりなんですよね。
 恐竜に『わー可愛いー』とか『わー凄いー』とか思えるのは序盤だけで、中盤以降の恐竜は出現方法から殺害方法まで完全に一寸賢いサメ(ワープ機能常備)状態ですし――直接的なグロシーンこそ無いものの――守銭奴=死ぬ、戦闘力が高いプロ=死ぬ、1人で出て行った人=死ぬ、というお手本みたいな死亡フラグの雨霰です。

 ただ、そこは流石のスピルバーグと言うか、単に不安を煽るだけじゃなく、島の広大さだったり巨大な草食恐竜だったりで冒険心やわくわく感を募らせたり、一般的なパニック映画では悲鳴要員にとどまる子供達の成長を描いたりして、ファミリー向け娯楽に相応しい内容に仕上げているのが良いですね。
 見知った恐竜達が大暴れする映像なんてなんて、只それだけで恐竜が大好きな子供は大喜びでしょうし、その一方で産業スパイという現実的な脅威や、恐竜に塩基配列を投映する皮肉といった、大人向けの要素が有ったりするのも悪くありません。

 冷静に考えると、幾ら何でも施設やシステムの造りが杜撰過ぎるとか、職員の勤務態勢が雑過ぎるという粗も見えるんですけど、そうじゃないとドラマは生まれませんし、『開園前のテスト中』という免罪符も有りますからね。十分割り切れる範囲です。


7月2日(日)

映画:ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク (原題:The Lost World:Jurassic Park)

今週の粗筋:
 ジュラシック・パーク事件から2年。イアンはハモンドに呼ばれ、かつて恐竜を育てるのに使っていた島・サイトBの調査を依頼される。
 恐竜の危険性を知るイアンは依頼を断るが、恋人のサラが既に現地入りしている事を知り、急ぎハモンドが集めた仲間とサイトBへと向かうのだった。
 イアンはサイトBで無事にサラと再会するが、時同じくしてハモンドの後釜であるピーターが、恐竜ビジネスを再開する為にハンター達をサイトBに集め、島を荒らし始めたからさぁ大変。

 この映画は初見。
 感想。初代に勝てない続編の典型でした。70/100点。

 プロハンターという名の噛ませ犬が増えた他は、概ね前作と同じです。
 ハモンドの依頼で島へ→草食恐竜と触れ合い→トラブル発生→肉食恐竜に襲われる→救援を呼ぶ為の施設へ向かう→犠牲者多数→何とか脱出、という流れ。
 今回は脱出後にもう一騒動有ったりしますが、殆ど蛇足みたいなもので新鮮味が有りません。

 目新しさが無い所為なのか見せ方の問題なのか、前作と比べても強引で荒唐無稽な展開が増えたのが目に付く様になりました。
 その筆頭が新キャラのサラです。
 古生物学者にして、T-レックスの生態に造詣が深い……筈が、警戒を怠ってT-レックスの子供の治療に集中してみたり、仲間が決死の覚悟で行動した直後に無責任にはしゃいでみたり、かと思えば自分を棚に上げて神頼みしてみたり、血の付いたジャケットを着たままうろついてみたり、とパニック映画の子供枠みたいなトラブルメーカーっぷりを披露します。
 しかも、無垢な子供と違い『自分は詳しい』という無駄な自信を持っているから始末に負えない。自分が悪だと気付いていない本当の悪です。

 一応、サラとは別に子供枠が用意されていますが、前作の様な精神的な成長等は特に無く、後半の限定的な一場面で少し役に立った以外は、基本『怯え要員兼足手まとい』という、有り触れた役回りでした。
 その後半の立ち回りを評価してね、という事なのかも知れませんけど、直前までずっと怯えていたのに、これといったきっかけも無いまま突然活躍されても、『わぁ、成長したなあ!』とはならんですよね。『何だどうした急に』とはなるけれど。

 尚、上記で蛇足と書いた、T-レックスinサンディエゴについては、コメディとして観る分には面白いです。
 多分、制作側自身も、コメディ映画のノリで作ったんじゃないですかね。誰にも気付かれずに住宅街に辿り着くT-レックスとか、いつの間にか市街地に居るT-レックスとか、何となく喰われるワンちゃんとか、何となく喰われる人類とか、完全にサメ映画のノリですし。
 アレだけ『震動=T-レックスの前兆』を繰り返して来た割に、プールの水が一切揺れない手抜きっぷりとかもサメ映画っぽいと思いました。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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7月3日(月)

今週のONE PIECE:第870話 “訣別”

今週の粗筋:
 危機的状況に追い込まれたベッジは、大頭目を解除してシーザーの飛行能力で逃げる作戦を提案する。
 けじめを付ける為に、ジャッジはジェルマがベッジ達を守ると宣言し、ビッグ・マムに挑むが、ルフィとサンジも参戦してしまうのだった。

 父親として残念だった上、組織の長としても情けないところを披露していたジャッジですけど、一応は男として最低限の誇りは持っていた様で。
 結構この漫画は昔ながらの男らしさを美徳とするケースが多いので(ゾロや白ヒゲの背中に傷を付けないとか)、こういう一面が有ると、単に駄目なオッサンで終わらせるつもりは無いのだろうなあ、と邪推してしまいます。
 今回、ベッジも今まで以上に男を見せていましたしね。

 邪推と言えば。
 シーザーが『武装色が有るからガスは無駄』と嘆いていましたけど、彼はガス化して逃げるとかガスタネットで攻撃するよりも、単純に酸素濃度を下げるアレだけやっていた方が強いんですよね。
 対象が人間である以上、呼吸器系に作用する様な能力を持っていない限り、一呼吸で倒す事が出来ますし、この場で全てひっくり返す事も十分可能な筈です。
 こんな簡単な事に気付けないから、いつまで経ってもベガパンクに勝てないんですよ。まぁ、メタ的にそれやったら無敵過ぎるからやれないんでしょうけど。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.143 勝負してみようや!!乱波くん!!

今週の粗筋:
 ファットガムは逆転の機会を狙い乱波の攻撃を受け続けるが、その猛攻により文字通り手も足も出せずにいた。
 だが、心が折れたかに見えた切島が乱波の攻撃を引き受け、ファットガムが懇親の一撃を叩き込む準備が完了するのだった。

 デブキャラが全力を出すと痩せてイケメンになる、って誰が始めたパターンなんでしょうね。
 まさか『NARUTO』のチョージが初出という訳でも無いでしょうけど。
 いや、顔つきがシュッとするだけなら良く有るけれど、痩せるって実は稀なのか。

 凄い技を出すからカロリーを消費するってのは分かる。スゲー良く分かる。エネルギーは熱量だからな。
 カロリーを消費するから痩せるってのも分かる。モノスゲー良く分かる。7,000Kcal消費すれば1Kg減るからな。
 だが、イケメンにって部分はどういう事だあ〜っ!?
 皮がだるんだるんだろーよーッ!
 舐めやがってこの現象、超イラつくぜェ〜ッ!!

今週の鬼滅の刃:第68話 使い手

 やっぱりキレた我らが長男ですけど、『今俺がどれだけ打ちのめされてると思ってんだ』『この糞爺!!』は汎用性が高い素晴らしい台詞だなあと思いました。

カーヴァー「今度は俺達がこいつを終わらせないといけないんだ!エリーの為だ!良いな?分かったか!?」
アイザック「今俺がどれだけ打ちのめされてると思ってんだ」「この糞軍人!!」

 いや、彼が時折見せる口の悪さ、人間味が有って好きですよ。


7月7日(金)

ゲーム:ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承

 2年以上に渡ったVer.3のメインシナリオも、5日に公開された3.5後期で遂に完結。
 此処まで来てうっかりネタバレを喰らうのを避ける為、久し振りに徹夜してクリアしました。

 

 このタイミングであれこれ書くと、それこそネタバレになりそうなので避けますが、予想以上にシナリオやイベントのボリュームが有り、且つ出来もかなり良かったと思います。
 特に、カットシーンの気合いの入り方はこれまでで随一でしたし、これまでイメージの薄かった種族神の物語も綺麗に完結させたのも印象的でした。

 3.0で新大陸に行けないどころか、新型の敵すらが出て来ないとか、3.2の氷の領界が狭過ぎたとか、満を持して登場した学園のデザインがニッチ過ぎるとか、Ver.3は悪い意味で色々な事が有りましたけど、終わり良ければ全て良いと言える内容だったんじゃあないでしょうか。
 今後出るであろう4.xは3.xの悪かった点を見直し、良かった点を引き継いで欲しいものです。

余談:構成について

 後期のボス群は全て、ソロで常闇の聖戦に挑む時の下記構成で挑みました。

  • 自分
    • 占い師Lv96
      • 武器は片手剣で、防具は僧侶の装備を使い回して即死、麻痺、踊り、眠り、呪いの耐性持ち
      • タロットはエンゼルに太陽と審判、三悪魔に戦車×2と皇帝、後は死神2、塔4、力2、教皇2、節制1、女教皇2、運命2といった構成
        • 支援、回復寄りに立ち回りつつ、CTが溜まる度に3悪魔をサーチして、戦車で攻撃するスタイル
  • サポ
    • 戦士2名
      • 2名ともLvは97で、武器は両手剣、生存率を重視して致死ロザを装備、耐性は即死、眠り、麻痺、踊り、転び
      • 作戦は『ガンガンいこうぜ』
    • 僧侶1名
      • Lvは96で、即死、眠り、麻痺、踊り、転び、呪いの耐性持ち
      • 作戦は勿論『いのちをだいじに』

 これでラスボス以外は1回でクリアし、ラスボスも1回全滅してしまったものの、2回目で倒せました。
 尚、Lv99解放クエのボスもこの構成で問題無しです。
 占い師が居れば、大体何とかなるので楽です。


7月8日(土)

映画:ジュラシック・パークIII (原題:Jurassic Park III)

映画の粗筋:
 ジュラシック・パーク事件後、恐竜を嫌う様になっていたアランだったが、カービー夫妻からの研究費の援助を条件に、サイトBの空中旅行にガイド役として同行する事となった。
 だが、カービー夫妻の真の目的は、サイトBで行方不明になった息子のエリックを探す事であり、アランの心配を余所に飛行機を着陸させてしまう。
 挙げ句に、エリックを探す声に反応したスピノサウルスに飛行機が破壊され、自力で脱出しなければいけなくなったからさぁ大変。

 感想。翼竜が凄い。70/100点。

 概ね予想通りですけど、物語の大筋は驚く位前2作と同じです。
 金持ちの依頼で恐竜の島へ→草食恐竜を見付けて興奮→肉食恐竜登場でパニック→真っ先に武器と戦闘力を持つ人材が消失→犠牲者を出しつつ脱出ルートを探す、という黄金パターン。
 前作までとの違いは、翼竜に出番が回って来た事と、子供枠がとんでもなく有能だった、という事ですね。

 いや、今回の子供枠は本当に凄いんですよ。
 何せ着の身着のままでサイトBに着いた後、たった1人で2ヶ月間生き延びた、という驚異のサバイバルマスターですからね。
 しかも、『生き延びた』という説明だけで片付けたりせず、島に放置されていた催涙ガスや、植物を集めて作った迷彩、T-レックスの尿による簡易結界を使いこなし、ラプトルの群れから大人を救出せしめる大活躍っぷりまで披露します。
 両親が『あの子は頭が良い』とか言っていましたけど、もうそういう次元の話じゃあありません。この手の映画に出て来るキャラクターとしては、間違い無く最強クラスと言えるでしょう。

 子供がこんななので、今回は『子供の成長』が無く、代わりに両親が少し成長……と言うか、家族の絆を強めていく描写が入ります。
 ただ『親子の絆』というのは、前作でもT-レックスを交えてやっていたので、少し冗長に感じました。またやるの?みたいな。
 どうせなら、アランと彼の生徒による『科学の価値とエゴ』の方をもっと掘り下げれば良かったのに、と思うんですよねえ。
 結局、恐竜を復活させた事の社会的な是非について、物語の中で一切触れられていないのが気になります。本来はもっと論争だったり、或いはサイトBへの不法侵入だったりが一杯有っても良さそうなのに。

 とは言え、制作サイドもマンネリ感は感じていた様で、T-レックスの代わりにスピノサウルスをメインの敵としてみたり、これまで殆ど出番の無かった翼竜に暴れさせてみたり、ラプトルのコミュニケーション能力を深掘りしてみたり、そういう変化を折り込んでいる点は評価出来ます。
 特に、VFXの進歩で実現したであろう、複数の翼竜達が画面狭しと暴れ回る映像は、スピノサウルスによる巨体の圧迫感とはまた別の迫力が有って素晴らしかったです。
 スピノサウルスも『デカいから強い!』というシンプルな怖さが有るんですけど、それはT-レックスと恐怖の根源が一緒なので、実は今まで通りT-レックスだったとしても驚異は余り変わらなかった気がします。
 その点、空中から数と機動力を活かして攻めて来る翼竜は、目新しい分だけ印象に残りました。


7月9日(日)

映画:ジュラシック・ワールド (原題:Jurassic World)

映画の粗筋:
 ジェラシック・パークの事件から22年。マスラニ社が島を『ジェラシック・ワールド』として復活させ、毎日2万人以上の来客を誇るテーマパークとして成功させていた。
 マスラニ社は日々の研究、鍛錬により、遺伝子操作による新しい恐竜の創造や、ラプトルの調教等に一定の成果を挙げ、更なる収入増を図ろうとする。
 だが、遺伝子操作で生まれた最強の恐竜インドミナス・レックスが、管理者達を欺き脱走、島を蹂躙し始めたからさぁ大変。

 やっと追い付きました。
 感想。パニック映画と言うよりアクション映画。これはこれ嫌いじゃない。75/100点。

 これまでのシリーズとは異なり、物語は群像劇の呈を成している他、島からの脱出よりも、インドミナスとの対決が主軸となっています。
 対決が主軸である以上、これまでよりアクションシーンは多めで、前述の通りパニック映画としての側面は鳴りを潜め、良くも悪くもハリウッドの娯楽大作っぽさが増しているのが特徴です。
 が、そうなって来るのは中盤からで、ハッキリ言って前半はとても退屈でした。

 いえねー、『毎回同じパターンだ』と書きつつも、やはりこのシリーズに求めているのは、暴れ回る恐竜による地獄絵図な訳ですよ。
 島の描写や子供と草食恐竜との触れ合いは、その後の地獄との落差を描く為の前振りであり、要は前菜に過ぎません。
 ところが、本作はこの前菜すら用意せず、前半永延とパークの収支計画や人間関係についてばかり描写するのです。
 違う、そういうのは全く求めていない。いや、背景として重要なのも分かるけれど、そこはもっとシンプルで良い。

 しかし、少しだれて来た頃、インドミナスが解き放たれてからは、一気に面白くなります。
 人の手に依って『最強』になるべく生まれて来たインドミナスは、T-レックスよりも巨大で、ラプトルよりも賢く、迷彩能力を持ち、捕食を目的とせず楽しむ為に殺戮を繰り返すという化け物です。
 コイツだけでも大変なのに、前作で暴れ回った翼竜まで解放されて、島は一気にカオス状態に。
 この地獄をどう生き延びるのか、この化け物をどう倒すのか。大はしゃぎする恐竜や逃げ惑う人々を観ていると『そうそう、こういうので良いのよ』という気持ちにさせられます。

 余り多くは書けませんが、最終的に『ジェラシック・パーク vs インドミナス』という構図になるのも、中二心を刺激して素晴らしいです。
 やはりこのシリーズは、恐竜が活き活きと動いてこそ。
 劇中、何度か『ジェラシック・ワールドは、人が己の小ささを知る場所』という台詞が出ますけど、もう少しシナリオもその理念に則っていれば、より面白くなった様に思えます。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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7月10日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ116 珊瑚の孔雀副団長

今週の粗筋:
 強者の美しさに拘り、アスタを弱者として否定したキルシュに、ミモザは敵対心を燃やす。
 しかし当のキルシュは、マグナとソルに的確な指示を飛ばし、美しく敵を撃破するのだった。

 冒頭、シルヴァ系貴族の様な言動が見られたキルシュですが、蓋を開けてみればやっぱり悪人ではなさそうでした。
 むしろ、有能なお人好しという気配さえ感じますね。
 あの短期間で仲間の特性を見極め、ゴールまでの道程を作り上げる判断力と行動力は、間違い無くヴァーミリオンの系譜です。
 今回こそアスタの事を否定していたものの、実際に戦えばアッサリと認めてくれるんじゃあないですかねえ。そこはほら、ヴァーミリオンですし。

今週のONE PIECE:第871話 “がんばれシーザー!!”

今週の粗筋:
 ビッグ・マムに一撃を放ち、即脱出しようとするルフィ達だったが、ビッグ・マムや将星達に捕まってしまう。
 だが、玉手箱が爆発し、ホールケーキ城が大きく傾くのだった。

 玉手箱の爆弾が予想以上に凄い。最早、殺意しか感じないレベル。

 あの巨大な城を動かす程ですから、きっと箱に詰めれるだけの加薬を詰めたのでしょうね。
 仮に盗人が竜宮城内で中身を確認しようものなら、城諸共吹き飛ぶ量ですけど、そうまでして盗人を仕留めようという漆黒の意思は大した物です。
 無意識の内に、人間憎しの感情も加わったんですかねえ。

 ビッグ・マムの方は、圧倒的過ぎて『あ、これ負けイベントね』的な逆の安心感が生じてしまっていますが、ステューシーが実はCP-0でした、というネタが衝撃的でした。
 確かに彼女の表向きの職場は情報が集まり易い場所ですし、とても理に叶った潜入ですね。
 普通に飛ぶ指銃も使えている辺り、それなりに戦闘力も有るのでしょうし、こうした人材を各所に潜り込ませている世界政府の手の長さは、読者が考えている以上なのかも知れません。
 まぁ、その割にクロコダイルやらドフラミンゴやらに出し抜かれているのが残念ですが。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.144 烈怒頼雄斗 1

今週の粗筋:
 切島は、中学生時代に自身の個性を地味だと思いながらも、ヒーローになる事に憧れていた。
 だが、女性生徒達がピンチの際に動けなかった為、夢を諦めようとするのだった。

 あれ、ページ数が少ない?

 ファットのパンチが炸裂する、と見せかけて切島の過去エピソードに突入。
 こりゃあファットの一撃でも乱波を倒しきれず、切島が最後の一撃を撃ち込むパターンかな。

 さて、今に至るまで、切島本人はどうも硬化の個性が『シンプルだからこそ強い』と気付いていない様で、結果的にデクに近いコンプレックレスを抱いていた様です。
 自分の個性に自信が無い、でもヒーローになりたい、というのがデクとの共通点。但し、虐められていた訳では無い事、ピンチに動けなかった事、がデクとの差でしょうか。
 そして、この後者の事件が、決定的な自信喪失に繋がっている、と。

 実際問題として、一体どれ位の人が、自分の命を省みずに他者を救う事が出来るものなんでしょう。
 現実にもそういう事例は数多有りますけど、あれは一部の英雄による御業なのか、必要に迫られれば多くの人間が自然とやれる事なのか。
 自分ならどうかなぁ。やっぱり今回の切島君の様になってしまう気がする。

 こうして考えると、日常から虐められていた上、個性社会に於いて個性が無い、という性根が歪んでもおかしくない状態だったデクが、それでも尚ノータイムで駆け出したのは凄い事だと思わされますね。
 もう聖人か狂人の類いでしょう。聖人寄りの狂人でしょう。ナイトアイですら狂気扱いしていた位だし。


7月12日(水)

独り言:手描き風の美しいダンジョンマップを描けるソフト『Dungeon Builder』が登場

 あぁ、味わい深くて良いですねえ。
 何かコレで職場の再現とかしたくなる。

 最近は、こういうクリエーター支援ツール的な物が増えて、何と無く羨ましい気分になります。
 今も今で、時間が無いとは言わないけれど、やはり時間が膨大に有った学生時代にこそ、こういうのが欲しかったです。
 いや、今も今で作ろうと思えば作れる筈なんですけどね。相対的に時間が少ないし、何より気力が……。


7月14日(金)

飲酒メモ

  • 本日の理由:部下の慰労
  • 本日の面々:部下2名 合計3名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×1


7月15日(土)

映画:アサシン クリード (原題:Assassin's Creed)

映画の粗筋:
 殺人犯カラム・リンチは、死刑を執行された筈が、何故かアブスターゴ社の一室で目を覚ました。
 ソフィア・リッキン博士に『人類の暴力性』を排する計画への協力を求められたカラムは、先祖の記憶を追体験する装置・アニムスに接続される。
 そこでカラムは、アサシン教団のアギラールの記憶と繋がり『エデンの果実』を捜すが、アブスターゴ社の真の目的は『自由意志の淘汰』だったからさぁ大変。

 感想。色々説明不足だけれど、パルクールは凄い。75/100点。

 ゲームの『Assassin's Creed』をどう捉えるか、という話ですけど、『パルクールが面白いアクションゲーム』とした場合、本作は見事なまでにゲームに忠実な面白アクション映画です。
 アニムスに繋がれている間はド派手なパルクールの連続ですし、馬車の戦闘やキルストリーク、イーグル・ダイブといったお馴染みのアクションも結構再現されています。
 細かい所ですけど、人混みに紛れてターゲットに近付く時の動きまで完璧でした。手でぐいっと押しのける仕草や、ブレードを準備する仕草はゲームその物です。
 当然、衣装もアサシン教団のそれなので、良い意味でゲームのカットシーンやアクションシーンを観ている気分になれる事請け合いです。
 これらの事から、映像面では確かな満足感が得られました。

 一方、『アサシン教団とテンプル騎士団(アブスターゴ)の戦い』を主軸とした場合、本作は余りに説明不足と言えます。
 それは、アニムスやエデンの果実についての説明が少ない上、両者の因縁に関する言及が殆ど無いからです。

 先ず、教団も騎士団も『平和』を求めているのに、『自由』と『法』という根底の差が争いの理由になっている、という説明や描写に欠けています。
 その結果、『騎士団という悪を、教団という正義が止める』的な陳腐な対決になってしまっており、双方の魅力が殆ど感じられません。
 加えて、エデンの果実を含め、アーティファクトの説明や、歴代の権力者達が果実を持っていた、という『歴史の真実』ネタが殆ど無いのも、今一盛り上がりきれない要因となっています。

 また、ゲームの方の醍醐味には、『物語の意外性』という要素も有りました。
 例えば、アルタイルの真の敵がアレだったり、エツィオの『預言者』という役割がアレだったり、デズモンドが流入現象で覚醒したり、ルーシーがアレだったり。
 ターゲット殺害後の暗殺空間での会話や、グレイのパズル等から少しずつ真実が見えて来る、というあの謎解き感覚が一切無かったのは残念と言う他有りません。

 もしもシリーズ化するならば、今後は是非物語面の強化をお願いしたいですね。
 何なら、デズモンドとアルタイルの話をやってくれても良い。と言うかそれが良い。

余談:意外性について

 この映画も、他のメディアミックスと同じ『ゲーム版と同じ世界』と思っていたので、アライ・リッキンと直接対決が有ったのは意外でした。
 それまでは、デズモンドが捕まる前の話なんだろう、と信じて疑いませんでしたからねえ。『え、マジで!?』と正直ビックリ。


7月16日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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7月17日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ117 二人の空間魔法使い

今週の粗筋:
 アスタとマグナの活躍を見たフィンラルは、空間魔法で支援に徹してチームを勝利に導く。
 そして挑発的な言動を繰り返すランギルスに対し、宣戦布告するのだった。

 あら、もしかしてランギルスが一々フィンラルに突っかかるのは、歪んだエリート意識とかでは無く、『あの人』に関係する嫉妬でしょうか。
 『自分は超凄いのに、何故かあの人は兄さんばっかり見ててずるい!自分もっと頑張る。って言うか兄さん死ね』的な。
 やーだー、かーわーいーいー……なんて思う筈も無く。もしそうなら傍迷惑も良いところです。
 何だ、ダイヤモンドの貴族は馬鹿ばっかりなのか。

 それより、この流れはフィンラルの更なる掘り下げが来る前振りなんですかね。
 別にそれはそれで構わないんですけど、ゴードン先輩とかはいつになるんでしょう。特にゴードン先輩。存在感の割に放置プレイが長過ぎる。

今週のONE PIECE:第872話 “とろふわ”

今週の粗筋:
 ホールケーキ城の倒壊に紛れてルフィ達は難を逃れ、それぞれがビッグ・マムの縄張りからの脱出を図る。
 一方、シュトロイゼンの能力で助かったビッグ・マム達は、即座にルフィ達を追おうとするが、ビッグ・マムの食い患いが発病してしまうのだった。

 ああ、流石に四皇の幹部達でも、あの高さから落ちたら死ぬ可能性が有るんですね。
 エニエス・ロビーでのウソップの事も有るし、この世界の人に高所ダメージは無いものだと思っていました。
 ぬん?じゃあ、何でウソップは大丈夫だったんだ、あれ。

 しかし、折角助かったのにビッグ・マムが発病するという不運。
 ルフィ達に取っては追い風と言えますけど、如何せん女に甘い上、料理に命を賭けるサンジが居るのが気掛かりです。
 サンジが何かの拍子……例えば、プリンの様子を気にしたりした際に、ビッグ・マムの状態を知ってしまったら、そのままケーキ作りに走ってしまう可能性は0じゃありません。
 或いはそれが切っ掛けで、今回に限り見逃して貰える可能性も有りそうですけど、あの怒り様だと望み薄ですよね。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.145 烈怒頼雄斗 2

今週の粗筋:
 ヒーローの道を諦めようとする切島だったが、憧れのヒーローの言葉を思い出し、改めて雄英を目指す覚悟を決める。
 そして、多くの特訓と勉強の末、雄英に入学し『後悔しないために』己の役割を果たすのだった。

 回想の芦戸さんが可愛い。
 後、ファットさんの攻撃格好良い。

 で、終わるのもアレなので。

 ファットの一撃がシールドすら破る威力だ、と分かっていても、笑みを浮かべて真っ正面から撃ち合おうとする乱波の潔さは、戦闘狂の矜恃が滲み出ていて良かったですね。
 いや、矜恃と言うよりは性質とかサガと言った方が良いでしょうか。恐らく社会的にはアレな人物なんでしょうけど、敵ながら天晴れと言いたくなる男です。

 それに対し、天蓋はこれまでの渋さから一転した慌てようだったので少しガッカリ。
 キャラ的には『見事』とか言って散って欲しいんですけどねえ。来週、何かしら補完が入れば良いのですが、あの吹き飛びっぷりだと難しいかな。


7月18日(火)

ゲーム:『鉄拳7』、ギース・ハワードを追加する第2弾DLCのロングPVが公開t

 わお、ギース!

 ギース、格好良いですよね。
 実質的に世界の大半を支配しているシャドルーのベガや、天帝ギルよりも圧倒的に支配者としての格は下の筈なのに、キャラとしての格は上に思える魅力が有ります。
 やはりアレですかね、日本文化の勘違いっぷりとか、『んんんんんー、許るさーん』とか、ネタ要素が有るのも良いんですかね。

 ところで。

ギース・ハワードは株式会社SNKの人気格闘ゲーム『THE KING OF FIGHTERS』や『餓狼伝説』シリーズを初めとした作品に登場する、悪のカリスマとして圧倒的な存在感を放つキャラクターです。

 そこはさ、『餓狼伝説』が先じゃあないのかね。

余談

 度々書いていますが、高校生位までは大のSNK好きで、当時出るSNKの格闘ゲームは全部ゲーセンやNEO-GEO-CDで遊んでいました。
 コンシューマ向けの移植版も買ったりしていたので、NEO-GEO、SFCGGの『餓狼伝説SP』、GBの『KOF'96』、NEO-GEO-CDの餓狼シリーズ、PSの『RB餓狼伝説SP DM』とかで『持ってるハード全部でギースの曲が聴ける!』とかはしゃいだりしたものです。

 因みにギースの曲は、『餓狼SP』アレンジ盤の『ギースにしょうが』が一番好きでした。
 盛り上がっていくところのピアノの旋律がまた良いんですよ。

ゲーム:『ストリートファイターV』、日本でのアビゲイル参戦は7月26日

 こっちはアビゲイルか。

 これまた懐かしくて良いんですけど、BGMが派手にアレンジされ過ぎてて、もう少し原曲寄りの方が良かったなあ……と言うか、コイツこんな上半身でしたっけ?
 『SFV』の全体的な太ましさは好みなんですが、アビゲイルはやり過ぎ感を感じます。まぁ確かにインパクトは凄いけれど。

 この数年、『ファイルファイト』のキャラも大分リメイクされたし、ここらで『ファイナルファイト』自体を3Dリメイクしてくれませんかねえ。出たら絶対買うけどなあ。


7月20日(木)

飲酒メモ

  • 本日の理由:息抜き
  • 本日の面々:同僚3名と 合計4名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×2、りんごサワー×1、バナナミルク×2

 飲み過ぎました。頭が痛い。


7月22日(土)

映画:ホット・ファズ ―俺たちスーパーポリスメン!― (原題:Hot Fuzz)

映画の粗筋:
 ロンドン警察のニコラス・エンジェルは、その優秀な能力と融通の利かない性格を上司や同僚に疎まれ、田舎町・サンドフォードに飛ばされてしまう。
 だが、平穏なサンドフォードの暮らしでも、肩の力を抜けないニコラスは周囲に馴染めず、1人浮いた存在となっていた。
 そんなある日、人が死ぬ事件が相次いだ事から、ニコラスは徹底的な捜査をしようとするが、何故かどの事件も『事故』として片付けられてしまうからさぁ大変。

 感想。これは良い馬鹿映画。80/100点。

 本作は『ショーン・オブ・ザ・デッド』メンバーによる警察モノの映画です。
 基本はあのノリなので、計算され尽くした馬鹿っぽさがそこかしこに鏤められています。
 経歴紹介で一々ポーズを決めるニコラスや、絵に描いた様な駄目上司達、呑気な同僚達に緩い事件、無駄にグロい死体に馬鹿馬鹿しい真相、そして有り得ないシチュエーションでの派手な銃撃戦等々。
 頭が悪い風に装いつつも、密かに、しかし確実に伏線や狂気を織り込んでいくバランス取りが実に見事です。

 そう、本作は一見するとコメディで、実際しっかり観てもコメディなんですが、『コメディなんで馬鹿やって笑わせます』にとどまらず、警察モノの基本をしっかりと押さえているのが素晴らしい。
 でこぼこコンビが信頼を深めていく様子や、違和感と伏線の積み重ねによる真実への到達、犯人との激しい銃撃戦に、事件を経て変わる人々等、王道と言える要素は欠かさず丁寧に描いています。
 その描写が一々ギャグだったり、斜めから馬鹿にした感じだったりするんですけど、それがまた良いんですよね。突っ込み不在のまま、物語だけ淡々と進んでいく感じがとても良い。

 個人的に一番印象に残った台詞は『言う通りに』でした。
 同じ台詞を違うシチュエーションで使う、というのはハリウッド映画で屡々見られる手法で、概ね格好良いシーンに付き物ですが、この映画がやるとハリウッドへの皮肉に見えるのが面白いです。
 『君らこーゆーのがええやんな?』みたいな。いや、斜めに受け取り過ぎかも知れないんですけど。


7月23日(日)

映画:シン・ゴジラ

映画の粗筋:
 11月3日、東京湾で謎の水蒸気が噴出し、アクアラインでも崩落事故が発生した。
 日本政府は不確定な情報を避け、海底火山か熱水噴出孔による事故と発表しようとするが、巨大生物の尾が姿を見せた事から事態は一変する。
 生物学者の推測から、『巨大生物は存在しているが上陸しない』と報道発表するものの、巨大生物は蒲田から上陸、東京を荒らし始めたからさぁ大変。

 感想。噂通りの面白さ。何これ。95/100点。

 やぁ、面白かった。本当に面白かった。
 本作は所謂『平成ゴジラ』的な『ゴジラが他の怪獣とバトルする』作品ではなく、唯々純粋に歩く災厄としてのゴジラと日本との戦いに特化した作品なんですけど、ゴジラという驚異に対する絶望感と、ゴジラという災厄に立ち向かう日本政府の男前っぷりが兎に角凄いんです。

 先ず日本政府が凄い。凄く男前。
 序盤は無駄を省いた無駄な会議シーンの雨霰で、臆病で無能なイメージを散々植え付けられるものの、一度『国と国民を護る』と決意してからのそれぞれの覚悟が格好良いの何のって。

 あんなに頼りなさそうだった官僚達が、団結して知恵を持ち寄り、未知の災厄を駆逐しようと努力する様は少年漫画的な熱さが有ります。
 その一方で、あくまで動くのは会議や法整備等は行った後、といったリアル寄りな要素・制限が有るのがまた面白い。
 同じく、政府が臨時で設置した対策本部は『奇人変人の集まりだが、それぞれ能力は高い』と存在自体が漫画っぽいものの、その活動は徹夜のマンパワー&コネで頑張る、と結構地味なのが現実的で良かったです。

 対するゴジラ。
 これがまぁ、本当に絶望の塊の様な存在で。

 最初に上陸した時のゴジラについては、一部で『可愛い』という表現もされている様ですが(何の前情報も無しに観たので、自分は不気味で仕方無かった)、実際はその時から一貫して何を目的に動いているか分からないのが怖いんですよね。
 結構序盤に『台風や地震じゃないから楽』『生物だから止められる』という言葉が出るものの、歩みを止める術が無く、歩いた後には瓦礫しか残らない、という有様は台風や地震と同意です。
 しかも、ただ歩き回るだけで十分驚異なのに、本気モードに投入してからは、一瞬で東京を火の海にする始末ですよ。
 見せ場で炎は吐くんだろうなぁ、と予想していましたけど、あの破壊力と拡散性は完全に想定外で、思わず『おぉ』と溜め息をついてしまいました。

 そうですねぇ、エヴァも無ければNERVも無いのに『ヱヴァンゲリヲン』のラミエルが来ちゃった絶望感とでも言いましょうか。
 人間の武力は現代科学準拠の自衛隊しか無い上、その自衛隊の配備すらままならない状況なのに、何か良く分からないのが首都に陣取ってレーザーをぶっ放しまくってるという地獄絵図。
 映画とは言え、『わはは、こりゃもう無理だわ』と笑うしかない状況でした。
 アレを直に見て、それでも尚立ち向かおうと言うのだから、本作の日本政府と対策本部の尊さは相当なモノです。

 しかし、だからこそ、その絶望を乗り越えた先に有るゴジラとの最終決戦が馬鹿みたいに熱い。
 電車、ビル、ミサイル、無人機、そして人、ありとあらゆる手段で悪夢を終わらせようとする人間に対し、土壇場で新しい技まで披露して応戦するゴジラ。
 それまで『対ゴジラのシミュレート』に徹していたのもあって、日米合同でリソースをぶっ込みまくる物量作戦がまーた盛り上がる盛り上がる。
 群像劇と少年漫画的要素の組み合わせが本当に巧く、観終わった後には充実感しか残っていませんでした。

 これまでのシリーズとは余りに作風が異なる為、全く合わない!という人も居るのでしょうが、個人的には大満足です。
 高評価だと聞いていたので、『言い過ぎじゃないのお?』と斜に構えていたのが恥ずかしい気分。

余談

 自衛隊にピエール瀧が居たので、『SIREN2』の三沢三等陸佐を思い出してしまいました。
 ゴージラ君、一緒に遊びましょう!

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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7月24日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ118 魔導士X

今週の粗筋:
 『水色の幻鹿』の評価を上げる為に選抜試験に潜り込んでいたリルは、全属性を再現出来る絵画魔法で相手チームを蹴散らすのだった。

 ザクスの潜り込みっぷりも大概でしたけど、普通に偽名での参加自体OKだったんですねえ。
 もうザルとかいう領域じゃあ無いな、これ。

 魔法帝を始め、手練れが揃っている以上、仮に魔眼が入り込んでも悪さは出来ない、と考えているのかも知れませんけど、何も『悪さ』というのは暴力行為に限りません。
 情報収集だって、その情報の使い方次第では十分な悪さになります。

 今回の試験では人材のスペックや魔法について見たい放題ですし、何なら個々人のマナを収集する的な事も出来そうです。
 この調子では、魔眼に攻め込むどころか、塩を送る結果になるんじゃあないですかねえ。

今週のONE PIECE:第873話 “八方塞菓子”

今週の粗筋:
op  ビッグ・マムの食べわずらいに苦慮したペロスペローは、ルフィ達がケーキを持っていると告げる。
 その言葉を聞いたビッグ・マムは、瞬く間にルフィ達に追い付いてしまうのだった。

 追い付くんかえ!?
 こりゃあ、隙を突いて逃げるどころの話じゃあなくなりましたね。
 仕切り直しは許さないという事なんでしょうけど、正面から戦って勝てる相手でも無いですし、どうするんでしょう。
 やはりアレか、サンジが料理して何とかするパターンなのか。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.146 出航

今週の粗筋:
 切島を認めた乱波は、切島と再戦する為にファット達を医務室へ連れて行く。
 一方オーバーホールは、ヴィラン連合からの出向しているトゥワイスとトガに、警察を押さえる様に指示するのだった。

 乱波君が良いキャラしてる。
 ガキと言いかけて、男と言い直す辺り、彼もまた男ですね。狂ってはいるけれど。

 そして、狂っているトゥワイスとトガもここから参戦。
 出向組という言い方からすると、何らかの形でヴィラン連合と八斎会の協力関係が成立した様です。
 恐らく、八斎会は例の薬やプランを連合に差し出し、連合は人員を貸し出した、といったところでしょう。

 自慢げに『プラン』を語ったオーバーホールですし、死柄木も敢えて『使い甲斐』の有る人材を出していたとしたら、皮肉が利いていて面白い話です。
 何れにせよ、あの2人をただの時間稼ぎに使う辺りオーバーホールも高が知れた感が有りますけど。

今週の鬼滅の刃:第71話 遊郭潜入大作戦

 宇髄さんのキャラがメキメキ立って来たところで、やっぱり善逸が一番面白いという黄金パターン。
 今週のアレは煽りに使えそうで良いですよね。

「そういう妄想をしてらっしゃるんでしょ?」

 煽り以外で使う機会無さそうですけど、煽りにはピッタリだ。


7月28日(金)

ゲーム:零 〜濡鴉ノ巫女〜

ゲームの粗筋:
 想いが残る品や写真を元に、行方が分からなくなった品や人物を追う『影見』。
 骨董店を営む黒澤密花は、『影見』の力である行方不明者を捜していたが、自身もまた行方不明となってしまう。
 密花の店で働いていた不来方夕莉は、密花を探す為に日上山へと赴くが、日上山は特殊な信仰の根付いた霊場で、死ぬ者が立ち入る場所と言い伝えられていたからさぁ大変。

 『DQ11』が来る前に1つ位積みゲーを消化しよう、と思い1ヶ月位かけてクリアしました。
 感想。くどいけど、面白い、くどいけど、泣ける。88/100点。

 少し書き出しに困ったんですけど、良くも悪くも『零』です。すっごく『零』。
 主要人物は美男美形揃いだし、女幽霊は巨乳ばかりだし、儀式は失敗してるし、ラスボスは凄く可哀相だし、EDに入るとボロボロ泣ける、という『零』の王道スタイル。
 特に巫女はねえ。初代を遊んだ時は霧絵さんより可哀相な人なんか居るのだろうか、と思ったのに『刺青ノ聲』の零華さんがそれを更新し、流石にあれ以上は無いだろうと思ったら、今回の逢世さんが結構な勢いで抜き去った感が有ります。
 美人度という点では、未だ『月蝕の仮面』の朔夜さんがトップなんですけどね。朔夜さんはホントに美人。

 話を戻します。
 ハードがWii Uになった事で、映像が過去シリーズより格段に綺麗になった他、タブコンを射影機としてフル活用する様になったのが特徴ですが、個人的には『Devil May Cry』の様なミッション性になったのが最も大きな変更点だと思っています。
 ミッション毎にアイテムが支給される他、ポイントが許す範囲で買い足す事も出来ますし、クリアしたミッションを任意に挑戦出来る為、幽霊の撮影やアイテム回収が格段に便利になりました。
 その一方、今回はオートセーブが搭載された事で、ED分岐直前のセーブデータを残したり出来ず、全EDを確認する為には結局周回が求められるというオチが待っています。嗚呼、何だかメンドイ。

 何を隠そう、この『何だかメンドイ』感が、本作の唯一にして絶対的な不満です。

 本作は、密花を追う夕莉、日上山の秘密を追う蓮と累、そして母・深紅を追う深羽という3チームの主人公が登場しますが、基本は揃って『(目的)を追って日上山に登り、(目的)を見付けるか疲れるかして帰還→見付けた(目的)が行方不明になるorそもそも(目的)を見付けてないのでまた山に登る(ミッション開始)』を何度も繰り返す事になります。
 単調にならない様に、という配慮なのか、『Five Nights at Freddy's』を彷彿とさせる『骨董店に遊びに来る幽霊を見張れ』ミッションも何回か入りますけど、基本は『山に登っては戻って』の繰り返しに加え、やっと見付けた目的をすぐに失うパターンが連続するので、時折『何してるんだっけ』という徒労感を感じました。
 と言うか『生きて戻れない』って何だ。

 そして、主人公が3チーム居る為なのか見落とし防止なのか、日記や書物に同じ様な推察や結論が書かれているケースも多く、新しいメモを見付けたのに情報は既知という事も少なくありません。
 また、雑魚幽霊の種類やモーションが少なく、序盤に出て来る幽霊が終盤まで出ずっぱりなのも、新鮮味が無く面倒感を助長させます。
 中盤に差し掛かる位から、皆大好き八尺様が登場したりもするんですけど、物語的な関連性は殆ど無いので、付け焼き刃な印象を受けました。

 ……と、不満を先に書きましたが、許容出来る程度の不満です。
 登場人物のデザインの良さは言うまでも無く、廃屋や日本家屋、洞窟等の他、鬱蒼とした山道に嚴島神社っぽい参道等、和風ホラー全開なシチュエーションはどれも素晴らしい。
 設定の作り込みが巧いのも相変わらずで、日上山に根付く特殊な死生観や儀式は、気味が悪くも妙なリアリティが有ったり、巫女の悲劇にいつもの麻生博士、といったお約束要素も山盛りです。

 購入したまま2年以上も寝かせていたのが勿体ない……けれど、取り敢えずちゃんと夏にホラーを満喫したから良しって事でさ。
 いや、全然夏らしくない天候が続いているんですけども。

余談 その1

 今回も初代主人公の深紅が登場したのは良いんですけど……いや、ねぇ。いい加減制作陣も深紅を幸せにしてあげなはれ、と心底思いました。
 『刺青ノ聲』のアレで吹っ切れた事にすれば良かったじゃあないの。一体彼女に何の恨みが有るんだ。

余談 その2

 累君は公式では性別不明って事になってたんですね。劇中、露骨に確定させた様に思ったのですが。
 まぁ、どっちにせよ、逢瀬さんが言う『呪い』の真実が分かる方のEDでは、逢世さんの魂が救われたと解釈しています。あのED、良いですよね。


7月29日(土)

ゲーム:ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

 当初計画通り、3DS版を購入しました。
 PS4版の画面にも惹かれたけれど、アレはきっとWindowsかSwitchにも来てくれるし、3DS版の『過去シリーズの世界に行ける』システムは捨て難い。
 というかそもそもPS4を持っていないので、選択の余地は無かったんですけども。

 取り敢えず今日は、最初の仲間が加入するところまで3Dモードをメインに遊びました。
 プレイフィールは『DQ9』の正当進化形といったところでしょうか。
 3Dとは言え、普段の視点は俯瞰に近く、視点をくるくると回しながら散策する作風なので、『DQ10』やPS4版とは全くの別物です。
 ゲームをする分には十分だけれど、『絶景を楽しむ』という楽しみ方には向きません。

 ただ、カットシーン等では意外な程キャラもカメラも良く動き、大分気合いが入っている印象を受けました。
 3DS触るのが久しぶりだったのも有るのか、『あれ、このハードってこんなに出来たっけ』と少し関心したり。

 一方、2Dモードは、マップチップの描き込みが何か物足りなかったり、モンスターがアニメーションしない等、一寸パワー不足な印象です。
 何て言うんでしょうね、SFC版のDQ3を期待していたけれど、実際はDQ5位だったでござる的な。
 勿論DQ5も悪くは無いんですが、今出して来るからにはDQ3レベルにして欲しかったのが本音です。

 しかし2Dはカメラの回転等が無い分、宝箱やアイテムが見付け易いというメリットが有り、町の散策は圧倒的に楽です。
 ダンジョンも2Dの方が色々と発見し易いものの、2Dはエンカウントがランダムになるので、面倒な敵を回避したり出来ないというデメリットが有ります。
 この辺は、システム含めて古き良き2Dの頃を再現、という事なのでしょうね。

 閑話休題。
 未だ3時間遊んだ程度ではありますが、今は『ああ、ちゃんとしたドラクエだ』という安心感を得たのが一番大きいです。
 面白いか否かはこれから判断していく事になるでしょうけど、一先ず『ドラクエをしてる』感が有るのが嬉しい。

 後は、装備画面もアナログパッドで操作出来たらディ・モールト良かったんだけどなあ。何で装備だけ十字キーオンリーにしたんだろう。


7月30日(日)

映画:レヴェナント:蘇えりし者 (原題:The Revenant)

映画の粗筋:
 南北戦争最中の1823年。アメリカ北西部で、白人の毛皮ハンター達が先住民の襲撃を受け、大多数の人員や毛皮を失い撤退を余儀なくされる。
 毛皮ハンターの一員だったヒュー・グラスは、先住民の攻撃を避ける為に極寒の山を越える道を選んだものの、偵察中に熊に襲われて重傷を負ってしまう。
 グラスの回復を待つとリスクが増える、と考えたフィッツジェラルドはグラスを殺そうとするが、それを目撃した彼の息子・ホークを殺してしまったからさぁ大変。

 感想。観る映画を間違えた感。65/100点。

 Blu-rayが安かったのと、ディカプリオがアカデミー賞を取った作品、という事で観たのですが、正直なところ自分には内容が高尚過ぎて、楽しめませんでした。
 まぁ、観る前から概ね予想は出来ていたんですけども。自分がアカデミー賞の映画を観るなんて、チェーン店の牛丼が好きな癖に、料亭の懐石料理を頼んじゃう様な物なので。

 さておき、本作は実話をモチーフにした作品で、ディカプリオが自分を見捨てた(実話)上に息子を殺した(フィクション)トム・ハーディに復讐する、という内容です。
 さぞや血生臭い復讐劇になるのかと思いきや、上映時間の大多数を占めるのは、ディカプリオによる雪国サバイバルだったりします。
 木とか動物の骨等を杖や寄せ木代わりにしたり、枯れ草と火薬で傷口を燃やして塞いだり、生肉生魚をもしゃもしゃ食べたり、動物の中で暖を取ったり。
 生傷だらけの痛々しい身体を引き摺って、台詞らしい台詞も無いまま色々な危機に立ち向かっていくディカプリを観続ける、そんな映画です。

 この雪国サバイバル、どうも既視感が有るなあ、と思いながら観ていたのですが、動物の中に入るシーンで『あ、ゴールデンカムイか』と気付きました。
 熊さんにディカプリオがフルボッコにされるシーンでも『やっぱ熊は強いな。凄いな。ゴールデンカムイでも凄かったもんな』と思ったんですけど――あ、となると終始『ゴールデンカムイ』だった訳か。

 流石に『ゴールデンカムイ』と違ってギャグ描写は全く無いんですけど、内容が壮絶過ぎる所為で逆にギャグみたいに感じちゃうシーンは何度か有りました。
 端的に書くと、幾ら何でもディカプリオが強靱過ぎて、一々『えっ、嘘でしょ』と現実に戻っちゃうんです。

 熊に襲われ重傷→何とか助かる、までは分かる。
 しかしその後、雪山で数時間寝てたけど大丈夫→ほぼ白骨化した動物の死肉を食うけど大丈夫→雪山の川で数時間流されるけど大丈夫→身体が腐りかけるけど大丈夫→崖から転落するけど大丈夫等々、そこは人間としてどうなんだレベルの出来事が幾つも起きます。
 もう執念とか奇跡とかじゃあ片付かないレベル。監禁先でアークリアクターを作った社長も驚く程の超人っぷりです。

 その一方、前述の通りほぼ台詞が無い事や、相手が自然という事も有って、ピンチな状況が連続する割には盛り上がりはとても薄く、クライマックスの殺し合いも画的にはかなり地味でした。
 『雪国の魅せ方』は凄いんですけど、前半の熊さん襲来シーンを除いて『ここが見せ場』みたいなシーンが皆無なんですよね。
 この辺が懐石料理の所以というか……淡々とした作風が好きな人達なら存分に楽しめるのかも知れませんが、自分は熊さんとのバトルシーン以外は何も刺さりませんでした。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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7月31日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ119 もっと

今週の粗筋:
 クラウスとハイテンションな性格のブーリと組んだラックは、コンビネーションを意識しつつ、強化した魔法で相手を倒すのだった。

 う〜む、ラックの評価が中級並というのはこれ如何に。タコに。ワニに。

 ラックが一皮むけてより強くなっている、というのはその通りなんですけど、その前からロータスおじさんと渡り合えていた訳ですし、てっきり上級クラスなんだと思っていましたよ。
 そもそも、黒の暴牛自体『粗暴だからマイナス評価されている』団なので、実際のランクより実力が高いのは当たり前ですし。
 まぁ、でもこれまで認められていなかった面々が、堂々と認められる様になって来たのは喜ばしい事なのかな。

 ところでブーリのモデルは渡辺直美ですかね。
 カズレーザーと良い、無理なくこの世界風のデザインにする感じが良いですねえ。
 折角だからダンスが得意とかいう設定も入れて欲しい。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.147 トゥガイス!!

今週の粗筋:
 薬のブーストも限界に近付いていた入中は、力業でデク達を押し潰そうとする。
 消耗戦を強いられる両者だったが、トゥワイスとトガの到着により均衡が崩れるのだった。

 裸になるトガちゃんに、即布を巻き付けるイレイザーに、それでもやっぱり裸になるトガちゃん。
 何だトガちゃんはアレか、変態なのか。

 個性的に裸の方が都合が良いのかも、と思ったのですが、ケイミーから戻るシーンを見ると、着衣のままでも変身出来るっぽいんですよね。
 なのに何故わざわざ裸になんねん、と。そうか、変態だからか、と。
 いや、実際問題、変態だとは思うんですけどねえ。周囲の命に影響が出るレベルの変態だからヤバい。

 ところで死柄木は、緑谷へのインタビュー後にシミュレーションゲーム的な考え方を得ていた割に、将棋は一切知らなかったんですね。
 『手に入れた駒の有効利用』も爆豪の時にやろうとしていましたし、先週の予想通り、実はオーバーホールを馬鹿にしてるだけだったりするのでしょうか。


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