3月1日(木)

今週の範馬刃牙:第290話 ドレス

今週の粗筋:
引き続き刃牙を振り回し続けた勇次郎は、『死ぬなよ』と告げて我が子をワゴン車に叩き付けるのだった。

 こういう展開を最近何処かで見たなあと思ったら、勇次郎が『生きろ』とか言って全力パンチこと鬼哭拳を刃牙に叩き込んだシーンだった事に気付きました。
 ええ、僅か7話位前の出来事にございます。

 この親子喧嘩に於ける鬼哭拳については、一撃必殺どころか連打した挙げ句に刃牙に余り効果が無かったという衝撃の結末によって大幅な魅力低下を招きましたが、少なくとも『息子の覚醒を確信して放った』という勇次郎なりの『父の愛情』を感じさせる熱さが有った訳です。それなのに、直後に繰り出した技でそっくりそのまま同じ事を繰り返されてしまったら、双方共に薄っぺらくなるだけですよね。おお、勿体ない、勿体ない。
 こうした繰り返し的なものがこの喧嘩は余りに多い様な気がして来たので、一寸これまでの内容をまとめてみました。

  • 母を殺した理由を問い掛ける、胸ぐらを掴む等して刃牙が勇次郎を挑発
  • 恫喝された上に尻を叩かれ勇次郎の凄さを実感
    • 凄さ実感:1回目
  • 急所を狙って来ない勇次郎に対し、これが『仕置き』だと認識
  • 父を超える子と、それを阻む父という構図が喜ばしいと感じる勇次郎
    • 勇次郎歓喜:1回目
  • 刃牙が奇襲を掛けるもびくともしない手応えに勇次郎の凄さを実感
    • 凄さ実感:2回目
  • カウンターを喰らって全身痙攣
  • 親子喧嘩だから急所は狙わないと決意
  • 急所など関係の無い強烈な攻撃の数々に勇次郎が凄いと実感
    • 凄さ実感:3回目
  • 勇次郎の鞭打を受けて戦うどころでは無い激痛を受ける
  • 鞭打を見舞うも一切痛がらない勇次郎が凄いと実感
    • 凄さ実感:4回目
  • 本気で戦う事を決意してファイティングポーズ
    • 本気を決意:1回目
  • 左ストレートにカウンターを喰らって手抜きがばれる
  • 勇次郎の懇願に対して本気で戦う事を決意し、ゴキブリタックルを披露
    • 本気を決意:2回目
    • 勇次郎歓喜:2回目
  • いつの間に集まったギャラリーに興醒めした勇次郎を挑発
  • ゴキブリタックルにカウンターを喰らい、これは『親子喧嘩どころではない』と本気で戦う事を決意
    • 本気を決意:3回目
  • ピクル来訪に気付いてTレックス拳を披露して勇次郎喜ぶ
    • 勇次郎歓喜:3回目
  • 0.5秒アタックで勇次郎からダウンを奪い勇次郎喜ぶ
    • 勇次郎歓喜:4回目
  • 勇次郎に無理矢理頭を撫でられて力の本質を理解
    • 凄さ実感:5回目
  • 撫でられついでにぼこぼこにされて立てない程大ダメージ
  • よーいドンで勝てないから策を弄すると宣言
    • 何が何でも勝つ宣言:1回目
  • 勇次郎のふざけた一撃に虎王カウンターを決め勇次郎喜ぶ
    • 勇次郎歓喜:5回目
  • 虎王の姿勢からアスファルト突き抜けるカウンターを喰らって勇次郎の凄さを実感
    • 凄さ実感:6回目
  • 手段を選ばずに勝ちいにくと宣言
    • 何が何でも勝つ宣言:2回目
  • 刃牙の強さを認めた勇次郎が、覚醒させる為に鬼哭拳を披露
    • 耐えろ宣言:1回目
  • 母の言葉を思い起こしつつも勇次郎の強さを実感
    • 凄さ実感:7回目
  • 『勝てない』とか『もう十分』とかぐだぐだ言い出す
  • 勇次郎にドレスで振り回され叩き付けられる
    • 耐えろ宣言:2回目

 確かに勇次郎は凄いし刃牙も凄いんですけど、何かアクションしては『やっぱり範馬勇次郎は凄い』、『息子の成長が喜ばしい』的なモノローグが入り、1つ技を披露しては最低2週に渡って解説を続ける有様はかなりアレです。定期的に『おお!』と思わせる展開が有るだけに勿体ない。
 世の中には歩みの遅さを指した『牛歩』という言葉が有りますが、この少し進んでは戻って同じ事を繰り返すという有様を指す的確な言葉も何かないものですかね。焼き直しは少し違いますし。

 ところで、刃牙は後何回『本気を出す』や『絶対勝つ宣言』を繰り返すのか気になります。
 そろそろどう転んでも勝てない事が分かった頃だと思うのですが……。


3月2日(金)

飲酒メモ

本日の理由:会社の慰労会
本日の面々:同僚70名
本日の飲酒:ビール×0.5 (許容量)


3月4日(日)

映画:キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー (原題:Captain America:The First Avenger)

今週の粗筋:
第二次世界大戦中のアメリカ。スティーブ・ロジャースは誰よりも強い愛国心と正義の心を持ちながらも、肉体の虚弱さ故に軍への入隊試験では不合格が続いていた。
そんな彼の素質を見抜いた戦略科学予備軍(S.S.R.)のアースキン博士は、自らが造った血清を用いた『スーパーソルジャー計画』の被験者としてスティーブを抜擢し、見事彼に強靱な肉体を与える事に成功する。
しかし、かつてアースキン博士の血清を奪ったナチスの将校ヨハン・シュミット率いる『ヒドラ』によりアースキン博士が殺害され、血清の製造法が永遠に失われてしまうのだった。
その上、シュミットはノルウェーで『オーディン』の強大な力を秘めた『コズミック・キューブ』の入手に成功し、ヒトラーすら裏切り世界を支配しようとしていたからさぁ大変。

 感想。アクションは渋くて良いものの、如何にも『Avengers』への繋ぎ的な作品。70/100点。

 悪い映画では無いのですが、他のアベンジャーズ作品と比較しても『作品として単体で完結していない』感が大きいです。
 大まかなプロットが『現代でキャップ発見→キャップ誕生から行方不明になるまでの経緯→現代でキャップ覚醒→今も世界が君を必要としている(続く)』な上に、物語の主軸になる『キャップ誕生から行方不明になるまでの経緯』に於いても、キャップが認められてから敵との直接対決までの間がダイジェストでまとめられている為、今一つ話に重みが感じられません。
 スピード感が有るのは良い事ですけど、『過去の出来事』を『ダイジェスト』にされると話にのめり込めないというか、前述の『繋ぎ感』が強くなってしまいます。

 但しキャップ誕生から軍に認められるまでの流れや、例のシールドだけで戦うアクションシーケンスは中々熱く、特に後者では脳内でVSシリーズの専用テーマを思い浮かべながらノリノリで観る事が出来ました。
 黙々と自慢の筋肉によるパンチ・キック・タックルで敵を薙ぎ倒し、時折シールドを投げ付けて吹き飛ばすそのスタイルは文字面から読み取れる様に『地味』なんですけど、地味だからこそ強さの重みを感じるんですよね。ああ、キャップは本当に怪力なのね、と。
 何と言うんでしょうか、『ひ弱な子が一瞬でムキムキマン!』の前提がそうである様に――或いはその名が示している様に――これがアメリカンヒーローだ!という事なんでしょう。

 重ねて書きますが、悪くはないですし退屈でもないです。でも中盤以降は没入感が損なわれる勿体ない作品、と結論付けます。
 少し……少し何かが変われば、物凄く面白い作品になった様な気がします。カタルシスなのか、丁寧さだったのか、それとも別の何かだったのか。う〜ん。

余談

 映像特典のコールソンが強盗と出会すエピソードが、短いながらも綺麗な起承転結でまとまっていて楽しかったです。85/100点。
 『○○の□□な1日』的な、脇役や敵役の本編とは異なる側面を描いた外伝的なショートエピソードは、独特のあっさり感や意外性が絡み合って不思議な面白さを生む事が多いですよね。シリーズ物にだけ許される特権でしょう。
 折角だからこの調子で、ブラックウィドウさんやホークアイのエピソードも創って欲しいものです。


3月5日(月)

今週のHUNTER×HUNTER:No.338 樹上

今週の粗筋:
ゴンはキルア・アルカとともに世界最大の樹『世界樹』の観光を楽しんだ後に、アルカと世界を旅して回ると言うキルアと分かれ一人ジンに会いに行く。
そして世界樹の頂上でジンとの再会を果たしたゴンは、『ジンが欲しいもの』と『この世界が更に大きな世界の一部に過ぎない』事を知るのだった。

 絵の質が回復したと思ったら、内容的な意味での連載終了を匂わす展開が来ましたね、これ。

 息子に自分の求めるものを語るジンの台詞が如何にもハンターっぽくて面白かっただけに、この唐突なグルメ界設定には我が目を疑いました。
 少年漫画に於ける唐突な大風呂敷程タチの悪いものは有りません。スケールの拡大に伴って既存の問題は些末なそれに変わり、その癖その大風呂敷を畳める目処が立たない。そして畳める目処が立たない事は、省略か放置に繋がります。
 省略する場合は『それから10年』や『年表』パターン、投げ出す場合は『俺達の戦いはこれからだ』もしくは『探求は終わらない』パターンですが、何れの場合にしてもこれまでの描写がどうでも良くなるのは請け合いです。

 キルアと分かれたゴンがコツコツと新世界に向けて頑張っていくエピソードを描くとも思えないですし、本当にこのまま終わってしまうか――良くても『第一部完』的な流れになるのは避けられそうに有りません。
 ここまでマクロな話をされた今になって、クラピカと蜘蛛の因縁なんていうミクロな話をしてもアレですよね。いや、本音はミクロでも構わないのでやって欲しいんですけども。

今週のONE PIECE:第658話 “ビスケットルーム”

今週の粗筋:
大きな子供達に助けを乞われたナミ達は、脱出よりも子供達の救助を優先する。
一方のルフィ達は『CC』と刻まれた子電伝虫を持ったケンタウロス達に襲われつつも、ブルックからの連絡でナミ達が捕われた事を知るのだった。
時同じ頃、ナミ達を監禁していた者達の首領と思しき『マスター』と呼ばれる存在が、スモーカー率いる海軍がパンクハザードに辿り着いた事を知り、毒ガスで海軍を追い払う様に指示を出す。
しかし有毒物質が無いからこそ『赤犬と青キジが決闘の舞台にパンクハザードを選んだ』事を知っていたスモーカーは、逆にこの島が怪しいと確信するのだった。

 あの島の炎と氷はベガパンクの実験に依存するとばかり思い込んでいましたが、そうですか、赤犬と青キジの所為ですか。
 間借りなりにも『世界政府』の一機関のトップを決めるのに『決闘』してみたり、島1つの生態系を壊して放置する事然り、つくづく海軍という組織の腐れっぷりが目立ちますね。
 あの狂人ジョーカーでさえ『殴り合い』を手段の1つとしてしか見ていなかったのに、海の平和を守る正義の集団が島がおかしくなる程殴り合って決着て。

 海軍はともあれ、パンクハザードについて。
 やはりベガパンクが何らかの失敗をした事が明かされましたが、それと件のドラゴンやハーピー、不思議なケンタウロスやナミ達を浚った組織に関係が有るのかは未だ見えて来ません。
 空想上の生物シリーズについては、実験の産物ともバラバラの実的な悪魔の実による産物とも取れますけど、現時点での当人達の様子を見る上では自身の身体に不満を持っている訳では無さそうです。
 また、ナミ達を浚った面々が『PH』と書かれた装備を持っていたのに対し、彼らが『CC』と書かれた子電伝虫を所有していた事を踏まえると、それぞれ別の組織という可能性が有ります。詰まりこのパンクハザード編(仮)に於けるプレイヤーは麦わらの一味とCC組、それにナミ達を揃ったPH組と海軍という最大4チームになり得るという訳ですね。それに+αで子供達と例の侍なので……今回はかなりメンバーが多いなあ。

 もし本当にCC組とPH組が別組織だとしたら、案外CC組かPH組のどちらかは麦わらの一味と組むんじゃあないかな、と思っていたりします。面白そうなのはCC組の方ですかね。逆にCC組とPH組が同一組織ならば、すったもんだで海軍と共闘するパターンでしょうか。
 仮に全員が敵だったとしても共闘したとしても、このプレイヤーの数を考えればこのシリーズも1年近くなるのは間違いないでしょうね。


3月6日(火)

ゲーム:『Assassin’s Creed III』正式発表

 ヒャッハー!
 この喜びを喩えるならば、核戦争後の世紀末で爺さんが水や種籾を持っているのを発見した時のそれに大変近いです。勿論自分がモヒカンだとして。
 これで謎の拳法家が通りかからなければ言う事が無いのですが、さて今回はどうなりますかね。


3月8日(木)

今週の範馬刃牙:第291話 力の形状

今週の粗筋:
勇次郎が我が子をワゴン車に叩き付けまくりました。

 え、あ、はい。

 ピラミッドが出て来なかっただけで、鬼哭拳の時と同じ流れですね。
 本当は鬼哭拳で刃牙が覚醒する筈だったのに、あそこで負けを認め始めちゃった為、ドレスで改めて同じ事をやっているという事なのでしょう。勇次郎も中々の苦労人です。

 しかしこれだけ全力でやられて尚覚醒してパワーアップする様ならば、今までとは一転して勇次郎の方が息子に勝てる要素が無くなるかも知れません。
 アスファルトを砕く筋力を使って全力で殴り、振り回し、車に叩き付けても無事な訳ですから、もう斬り刻みでもしない限りダメージなんか与えられないのではないでしょうか。
 刃牙の強みは何と言ってもこの無限とさえ思える理不尽なスタミナなので、さっさと失神させないとじり貧で競り負ける羽目になります。まぁ、落雷に遭っても無事だった勇次郎もまた、スタミナはほぼ無限なんでしょうけどね。


3月11日(日)

独り言:あれから1年

 承前(当日のメモ半年後のまとめ)。

 多くの日本人に取って忘れられない日付になった3.11。あの震災から1年です。
 体感地震の無い日は1日も無く、震災に関するニュースが流れない日も1日も無く、そして復興が果たされる事もまた無い1年でした。
 在り来りではありますが、長かった様で一瞬でしたね。
 あの長く続いた揺れも、家族や友人を心配しながら歩いて帰った時の事も、部屋の惨状を見た時のショックも、電気が復活した後に知った津波被害への衝撃も、まるで先週の事の様に思い出せます。
 恐らくは、あの震源地からそう離れていない地域の人は皆同じでしょう。あの出来事は忘れようとして忘れられるものでは決して有りません。

 記憶から消える事が無い様に、あの震災は未だ続いています。
 余震も然りですが――政府による復興計画の目処は見えず、『絆』を謳っても瓦礫の受け入れは無く、未だ傷痕は生々しく残り、多くの人が苦しんでいるのが実状です。
 個人に出来る事には限りが有りますけど、1人1人が出来る範囲での『復興』を心掛けて実行していきたいものですね。それが生き残った我(々)が成すべき事なのでしょう。

 胡散臭い物言いかも知れませんが、1人でも多くの人が復興を意識して、1人でも多くの人に心の平穏が訪れる事を願います。
 そして亡くなった方へ心からの冥福と、被災された全ての方にお見舞い申し上げます。


3月12日(月)

今週のHUNTER×HUNTER:No.339 静寂

今週の粗筋:
『外』に行く為の道中を楽しんでいると言うジンは、ゴンに対しても道草を楽しむ様に告げる。
そして一晩に渡って親子水入らずの会話を楽しむのだった。

 絵的にも展開的にも持ち直しましたね。
 どうなる事かと思われた『外』は、ジンですら行っていない世界と位置付ける事で『新たな目的』にしたという事でしょう。
 グルメ界の様なインフレが起こる可能性が消えた訳では無く、何でも出来るナニカの扱いと同様に色々影を落としそうな気配も感じますが、先ずは今すぐどうこうするつもりでは無い事が分かって安心しました。

 安心したと言えば、久し振りに本編でクラピカが登場しましたね。
 礼拝堂と思しき場所で集めた同胞の目を見詰めているだけでしたが、あの様子だと未だ旅団に襲われてはいないのでしょう。
 この人も、ヨークシンの終盤で仲間の大切さを理解した割には、また元通りリベンジ街道まっしぐらっぽいのがアレですね。『冷静に見えて無鉄砲、頭が良いのに考え無し』とは良く言ったものです。

今週のONE PIECE:第659話 “胴体の話”

今週の粗筋:
燃える土地から極寒の土地への移動を開始したルフィ達は、ケンタウロスに『ボス』と呼ばれる者と遭遇する。
一方、遂にパンクハザードに上陸したスモーカー達は、海賊の心臓100個と引き替えに七武海となったトラファルガー・ローと出会すのだった。

 首だけの侍を見たナミが『バキーみたい』と言った時、『みたいという事はバキーじゃない→似た様な能力はロー→この島に居るのはローかも』と予測したのですが、まさか本当に出て来るとは思いませんでした。
 一見PH組と関わりが有る様にも見えますけど、ローが誰かと組むとも思えませんし、謎が謎を呼ぶ一方です。

 空想上の生物の姿で現われるCC組と、子供達を集めて何か実験をしている様なPH組、麦わらの一味を追って来たスモーカー率いる海軍に、王下七武海となったロー。先週の時点で既にプレイヤーが多いと思っていたのに、更に増えるとは中々面倒賑やかになって来ました。
 尾田先生の事なので、ちゃんと計画有っての事なのだろう(思い付きで出した訳では無い筈)という安心感は有りますけど、簡潔にして欲しいという願いも並列して有ります。

漫画:今週の『BLEACH』

 相変わらず新章導入時は楽しいな、と思いながら読んでいたところですが、今週の後半はアランカルの時と同じ過ぎて一寸笑いました。
 恐らくあの報告のくだりは久保先生が格好良いと考えるテンプレートなのでしょう。連続してやるのはどうかと思いますが、確かにインパクトは有ります。

 『BLEACH』に於ける展開の遅さや薄さ、ワンパターンっぷりは屡々バキと並べて愚痴って来ましたけど、それもこの千年血戦編で最後かと思うと一抹の寂しさを覚えます。
 最終章の文字を見た時に確信しましたが、何だかんだ言って弊サイトも『BLEACH』の中二病センスが大好きなんですね。無駄なお洒落も無意味な詠唱もインパクト重視で後先を考えない展開も、『どうすれば格好良いのか』を追求する中二病センスの帰結であり、そのセンスこそ少年漫画の根幹であるべきだと思うのです。
 1話毎の内容が薄い点だけはアレですけど、それすらも前述のセンスと相まってネタに昇華出来るのがこの作品の良い所なのでしょう。終わってしまうのは残念でなりません。


3月14日(水)

飲酒メモ

本日の理由:来客の懇親会
本日の面々:同僚及び来客約20名
本日の飲酒:ビール×1 (許容量)

 久し振りに営業系のチームと飲みましたが、内勤組とは質の異なる勢いを感じました。
 外回りをする上では、肉体的にも精神的にもパワフルである事が必要なのでしょう。やぁ……企画系で良かった。


3月15日(木)

今週の範馬刃牙:第292話 信頼の礎

今週の粗筋:
勇次郎に振り回されながらも全ての攻撃を防御していた刃牙は、体勢を立て直すと勇次郎の手に何かを渡すのだった。

 ワゴン車にぶつけられる衝撃を全て防いでいたから無事でした、という理屈は良く分かります。
 今週久し振りに出て来た例の崖の修行(いつの間にか勇次郎に突き落とされた事になっていましたが)と比較すれば、これ位の事は出来て当然です。勇次郎の振り回す力と自由落下とでは速度が比べものにならないという見方も有りますけど、ぶつけられるまでの間隔自体が高速という訳でも無さそうですし、ピクルの攻撃を見切った刃牙ならば必要最小限の動きで致命傷を避ける位は訳も無いでしょう。
 しかし、レッドアウトが発生する程頭部に血が集まった影響が一切無いというのは流石に不思議過ぎます。ワゴン車の衝撃とか以前に、本来は体内のダメージが凄いのではないでしょうか。

 今回の様な、数ページに渡る解説付きのダメージを負っても直後には回復するという事象がバキでは散見されますが、流れ的に意味の無いダメージ描写は省いてしまうとか、そもそも効果無しと割り切ってしまった方が良い様な気がしています。
 その辺り『BLEACH』は分かってますよね。効果の無い攻撃はダメージを負ったり痛がったりする事無く、掻き消す・弾く・びくともしない等の演出で『効いていない』事が一目で分かる様になっていますから。バキはさも深刻なダメージを負ったかの様な演出をしておきながら、全く意味無し・フォロー無しを繰り返してしまうのが問題です。
 地下トーナメントの頃は黒帯やチューブ等を縛り付けるといった応急処置描写が有ったのに、特に説明も無く回復する様になったのはいつの頃からでしょう。やはりアライJr.の辺りですかねえ。


3月17日(土)

映画:インクレディブル・ハルク (現代:The Incredible Hulk)

映画の粗筋:
兵士強化計画の一環としてガンマ線の研究を行っていたブルース・バナーは、実験の失敗により感情の抑制が効かない緑色の巨人に変貌を遂げ、恋人のベティ・ロスや軍関係者に死傷者を出してしまう。
ブラジルに逃亡したブルースは怒り等による心拍数の上昇が巨人に変身するトリガーである事を悟り、感情のコントロールを学びながら、Mr.Blueと名乗る科学者と接触して身体を治す方法を探っていた。
しかしアメリカ陸軍は兵士強化計画の続行を目的に、ブルースを捕獲する為の精鋭部隊を組織していたからさぁ大変。

 以前アン・リー版を観たのでこちらも観たつもりになってました。棚の掃除をして良かった。
 感想。『デカくて速くて強ければ負けない』を体現するパワフルアクションが良い映画。75/100点。

 言わずと知れたアメコミ原作映画の1つであり、『アベンジャーズ』作品の1つでもあります。
 前述のアン・リー版と大きく異なるのは、『アベンジャーズ』を前提としている為にS.H.I.E.L.D.やニック・フューリーの名前が出る他、トニー・スタークことロバート・ダウニー・Jrが出演したりします(ブルース役のノートンは『アベンジャーズ』で降板しちゃっていますが)。また、今後の伏線としてサミュエルのリーダー化を匂わすシーンが有る等、随所にシリーズ化を思わせる要素が有るのが特徴です。
 脚本的に言えば、ヴィラン――と言うよりライバルとしてブロンスキー(アボミネーション)が出て来る為、アクション映画としての構成が非常に分かり易くなっています。アン・リー版の真っ正面から兵器に挑むハルクも中々でしたけど、やっぱり『人間や車を軽々しく薙ぎ払いながら殴り合うハルクとアボミネーション』という構図の方が、映像的な迫力も物語の締まりもくっきりとするのではないでしょうか。

 ハルクのパワー以外はこれといって目新しい要素の無い物語ではありますが、奇をてらわず純粋に『ハルクのパワー』を描ききる事に成功していますし、ヒーローものの映画としては十分及第と言える作品でした。


3月18日(日)

漫画:今回の『ムダヅモ無き改革』

 ラスボスこと第93代日本国内閣総理大臣・鳩山ユキヲの余りと言えば余りなアレっぷりに大笑いしました。
 全く『意』を感じさせない眼もフラットウッズ・モンスター的なデザインも酷いものですが、黙ってタイゾーを見据えるコマや、理解不能な行動の数々によるインパクトは生中なものでは有りません。

 流石にここまでやると大和田先生が訴えられないか不安になって来ます。同じ『狂っている』にしても、ジョーカーの様な狂気では無く単なる気違いですものね、これ。
 でもやってしまった以上はこの路線で突っ走って欲しいものです。ちゃぶ台返しを披露した以上、次は腹案作戦とかで。


3月19日(月)

今週のHUNTER×HUNTER:No.340 特命

今週の粗筋:
人類最大禁忌とされる『外』の世界こと『暗黒大陸』。近代5大陸V5によって不可侵条約が結ばれているにも関わらず、突如カキン帝国が暗黒大陸の探検隊を組織する事、その隊長としてネテロ会長の息子を名乗る『ビヨンド=ネテロ』を擁立した事を宣言するのだった。
ビヨンドの剛胆な演説に十二支んですらもネテロ会長の姿を重ね心を揺れ動かされる中、ネテロから十二支んに対し『息子を名乗る者が現われたら揃って見ろ』と指示されたDVDが遺されていた事が発覚する。しかしそのDVDを観る前に、V5からハンター協会に対し『ビヨンドをハントせよ』と特命が下されたからさぁ大変。

 そして長期休載へ。

 やぁ、実に少年漫画じゃあないですか。
 未知への挑戦も、圧倒的だった存在の家族の出現やその敵対なんて少年漫画に於ける浪漫の極みです。
 あれだけ強かったメルエムや『外』の存在を出してしまって今後どうするの?という疑問に対して、これ以上分かり易い回答は無いでしょう。

 しかも良い意味で混迷する要素が多いのも魅力的です。
 ビヨンドのネテロ会長を彷彿とさせるカリスマ性然り、少なからず十二支んがそれに惹かれている事然り、ジンとパリスが揃って十二支んを脱退した上、パリスが既にビヨンドと接触済みだったりする事然り。
 単に強かったり戦い辛かったりする相手が出て来たというだけでは無く、事態はよりややこしくて面倒です。しかしこの漫画はその面倒さが面白さに直結するから待つだけの甲斐が有ります。

 今度は1年待つのか数ヶ月で済むか分かりませんが、年甲斐も無くわくわくしながら待つ事にしましょう。
 嗚呼、続きが気になる気になる。

今週のONE PIECE:第660話 “王下七武海”トラファルガー・ロー

今週の粗筋:
研究所の開示を求めるスモーカーに『自分以外は誰も居ない』とローが答えた矢先、研究所から脱出して来たナミや子供達と鉢合わせしてしまう。
再び逃げ出したナミ達を追おうとする海軍だったが、ローが謎の能力で川底ごと軍艦を持ち上げ立ち塞がるのだった。

 ローのリアクションを見る限り、麦わらの一味が居る事は本当に想定外だった様です。
 その上で海軍に対して『この島から出さない』と宣言したのは、麦わらの一味を匿っていると思われた事に対してでは無く、子供達を見られたからと考えるのが妥当でしょうか。
 彼が例の『マスター』とどう繋がっているのか分かりませんけど、子供を使った何らかの実験をしていた可能性は非常に高そうです。

 それと気に掛かるのは、研究所の内部に有った氷漬けの遺体(?)です。
 見る限りでは揃って横縞の囚人服を着ている様に見受けられます。となると、実験用に死刑囚を使っていたのか、あの時インペルダウンから脱走したメンバーなのか――もし後者ならば、ルフィと一緒に脱走した(その後バギー一味に加わった)面々なのか、黒ひげが解き放ったLv.6なのかで話が大きく変わりそうです。
 恐らくは青キジと赤犬の喧嘩に巻き込まれたのでしょうが、もし彼らがローが心臓を抜いた100人で、且つLv.6の囚人達だったとすればローの思惑は何処に有るのでしょうね。子供達と無関係とも思えませんが、さて。


3月22日(木)

今週の範馬刃牙:第293話 父への贈り物プレゼント

今週の粗筋:
ドレスを喰らいながらも車のパーツで人形を組み立てる程の余裕を持っていた刃牙は、唐突に『父から勝利を受け取った』と宣言すると一方的な反撃を開始するのだった。

 何がきっかけになったのか良く分かりませんが、兎に角刃牙は勇次郎ご自慢のドレスで回復した上に、謎の覚醒までしてしまいました。
 一瞬キングクリムゾンでも喰らったのかと思って扉から読み直してみましたけど、刃牙が急に強くなった事実に間違いは無い様です。
 やあ……もう本当に良く分からねえわ、これ。

 鬼哭拳全力パンチの焼き直しという話は捨て置いて、ドレスを喰らった衝撃(=致命傷を受けた結果)で覚醒するとかなら未だ分かります。火事場の馬鹿力的な『危機に瀕してリミッターが解除される=範馬の一族を危機に瀕するにはドレスや鬼哭拳が必要だった』という解釈が出来ますし。
 しかしドレスで特にダメージを受けていなかったばかりか、回復した上に強くなってますからね。適当なカウンターで全身痙攣してた刃牙が、勇次郎の膂力で振り回されて無事な道理からもう理解出来ないのに、更に突然のパワーアップですよ。全く微塵にも理解出来ない。モブの『教育だからッ!』という弁明で納得しろという事なのでしょうか。

 少し落ち着いて考えてみると、単に刃牙の覚醒のきっかけは翌週持ち越しになっただけ、という可能性も残されています。
 無意味だと思われた鬼哭拳が実はきっかけになっていた(鬼哭拳→瀕死で覚醒→反撃しようとしたところに勇一郎が邪魔しに来た)、という事だって有り得る筈です。
 また、この急展開はかつての加藤vsドリアンやオリバ先生vsゲバルの様な『都合の良い幻覚』というだけの話かも知れません。我(々)の知っている刃牙は鬼哭拳を喰らった時既に致命傷を受けていて、御先祖様が見えた辺りから現実と黄泉の狭間で気持ちの良い幻覚を見ているだけという事も考えられます。
 自戒を込めて――良く分からないけれど何か強くなった、と決めつけてしまわず、冷静に来週を待つ事にしましょう。きっと何かしら回答が有る筈です。


3月23日(金)

雑談:ベクターで不正アクセスによる個人情報流出の可能性

 何でも3月19日〜21日に不正アクセスが有ったそうで。

不正アクセスされた個人情報を保持するサーバには、当時、最大で26万1,161件の個人情報が蓄積されており、その一部にはクレジットカードの情報も含まれております。最悪の場合、この全情報が流出した可能性があります。

 おお、恐ろしい。この『最悪の場合』は本当に最悪ですね。
 まるで他人事の様に書いていますけど、『ESET Smart Security』を買う時にVectorを利用したので全く他人事では無いんですよねえ、残念な事に。

 最も悪いのは不正アクセスする側の人間なので、単に『Vectorが悪い』とか言うつもりは毛頭無いのですが、対象となり得る全ユーザーにメールで通達する等のアクションは行うべきだったと考えます。そういう対応の遅れが、会社としての姿勢を問われて云々かんぬん。
 まぁクレジットカード情報さえ流出していなければそれで良いんですけど、先ずはなるべく早めに調査結果が欲しいところです。


3月26日(月)

今週のONE PIECE:第661話 “追剥の出る湖”

今週の粗筋:
ワニのケンタウロス『ボス』の策略で凍る湖に沈められたルフィ達だったが、ブルックの助太刀により形勢逆転に成功する。
一方のナミ達は、『オペオペの実』を食べた改造自在人間・ローの能力により、それぞれの精神と肉体を入れ替えられてしまう。
海軍をも攻撃するローにスモーカーとたしぎが挑むが、ローの攻撃でたしぎの身体も斬られてしまうのだった。

 遂に『死の外科医』たる所以を披露したトラファルガー・ロー。
 手術室に見立てたサークル内の空間を支配し、身体の入れ替えから所有物の強奪まで自由自在に執刀する様は余りにも圧倒的というか、殆ど反則の領域です。
 スモーカーの台詞からすると、ある程度の覇気さえ有していれば執刀に対抗出来る様ですけど、たしぎが本当に斬られたと仮定する限り、名無しの海兵ならば幾ら束になろうが文字通り一瞬で壊滅の憂き目に遭う事でしょう。
 サークルの範囲の広さも相当なものですし、もしもローがあのマリンフォード頂上戦争に参戦していれば、単独で戦局を大きく動かしたに違い有りません。いやはや、反則にも程が有る能力です。

 ところで『ボス』ですが、アレはどう見ても我らが茶ひげさんですよね。
 一発屋で終わるには余りにも惜しいキャラでしたけど、こういう形で出て来るとは思いもしませんでした。
 やぁ、良い感じのイロモノになってくれましたねえ。重畳、重畳。


3月27日(火)

ゲーム:『Assassin's Creed III』最新エンジンは2000体のキャラクターを表示可能

 そしてWii U版ではタブレットでAnimusを操作出来るそうです。
 観光やショーンの説明を楽しむ目的だと、Wii U版が存外に便利かも知れませんね。

 しかし1画面で最大2,000と来ましたか。
 恐らく、というか間違い無くその2,000のキャラクターはローポリゴンなんでしょうけど、それでも本当にフレームレートが担保出来るものなのでしょうか。
 『AnvilNext Engineは1画面で2,000体同時表示可能』なだけで、既存のコンソールでは表示出来てないとかそんなオチが有る様な気もしています。
 まぁ『ASSASSIN'S CREED:Revelations』の手配システムみたいなテンポを損ねる仕様さえ入っていなければ間違い無く面白いでしょうから、心配する必要なんてないんでしょうけど、前述の手配システムの様に変な方向に向かわないかだけが心配です。『目立つ行動を起こすと2,000人のミニ戦争開始』とか、そういう仕様にならなければ良いのですが。


3月29日(木)

今週の範馬刃牙:第294話 ある男の憂鬱

今週の粗筋:
覚醒した刃牙の攻撃を受けながら、勇次郎は『自分が強過ぎて手こずった事が無い』自らの悲劇を思い浮かべる。
最強であるが故の悩みを、5人の死刑囚達が望んだ『敗北を知りたい』という言葉にオーバーラップさせる勇次郎に、刃牙は全力で金的攻撃を加えるのだった。

 刃牙覚醒の謎は解けませんでしたが、かつて勇次郎が死刑囚脱獄のニュースを聞いて口走った『100年かかってもワカりゃしねェよFBIごときにゃな』の謎が解けました。
 あの時勇次郎が言ったのは、『無関係な者同士がある日突然意思の統一をみると言うことが有り得るのか』という問に対する回答では無く、『5人の死刑囚が何故東京へ』という根本的な疑問に対する理解だったのですね。
 地下トーナメントを制した刃牙という『最強』の存在が生まれた以上、(自分達なりに)頂に至ったと考える死刑囚達が『敗北』を求めて東京に集うのは必然であり、その道理を理解出来るのは同じく頂点に居る自分だけである、と。
 コレクターが己のコレクションを自慢する仲間を欲する様に、強者は自分と釣り合う強者を求めるのが摂理という訳です。

 この自らが優秀過ぎて虚しい、という考えは『うしおととら』の秋葉流を思い出しますね。

『「努力」なんてねえ。「達成感」なんぞ感じねえ。負けねえ。悔しいこともねえ。』『嬉しさもねえ。思い切り何かをすることもねえ。何故ならオレは、何でもできるから。何でもできるからオレは――』
「人生ってやつを…………」「楽しんじゃいけねえのさ。」

 ただ傍目に見た勇次郎と秋葉流の差は、秋葉は飽くまでも自分より強い相手に巡り会えたのに対し、勇次郎は主人公補正で弱体化させられている感が(今のところ)強いという事です。
 早急な刃牙覚醒の理由説明を望みます。


3月30日(金)

飲酒メモ

本日の理由:同僚の壮行会
本日の面々:職場の面々約30名
本日の飲酒:ビール×1、グレープフルーツサワー×1 (許容量)