12月1日(金) 惜しいと言うか勿体ない。

DVD消化月間:THE DA VINCI CODE

 言わずと知れたベストセラー作品の映画版。
 所感。聞いていた程酷くは無いけれど、やっぱり180分では無理。65/100点。

 早い展開はテンポが良いとも取れますけど、謎解きの余韻が無いとも緊張感に欠けるとも取れる訳で、『尺が足りない』の一言に尽きます。
 これでも良くまとめた方だとは思いますが、原作を読んでいるとどうしても物足りなさや不満は出て来てしまいますね。『シラスの描写少な過ぎるだろ』とか『ファーシュの動きが微妙過ぎ』とか『クリプテックス1つかよ』とか。
 そういった所に目を瞑るなら、シラス役のポール・ベタニーやティービング役のイアン・マッケランの演技、アナグラム解きや終盤の『欠けた球体』の謎解き、教会の荘厳さといった『文章では補完しきれない部分の映像化』は素晴らしい物だったと思います。
 演出も全般的には可も無く不可も無く程度ですけど、ラストのピラミッドに至るシーケンスに関してだけは、話の運びもBGMも良かったですし。原作では曖昧にしてた物を、わざわざ映像化しただけの事は有ったというか。

 ただ、映像化という点を持ち出すと、やはり『折角の映像化なんだから、120分ずつの2作品に分ければ良かったのに』と振り出しに戻ってしまいます。
 この作品を映画化するというだけで、それなりの資金は集まったと思うんですけどね。それとも、ネタ的に批判の多い作品でも有ったから、こっちが思ってる程予算が集まらなかったんでしょうか。何れにせよ惜しい話です。


12月2日(土) 本当にアクション一筋。

DVD消化月間:M:i:III

 トム・クルーズ主演の劇場版(正確にはリメイク版)『スパイ大作戦』の3作目。
 所感。2よりは面白いけど、1程では無い。けど娯楽作品としては十分及第。70/100点。

 『特殊工作員物』としてでは無く、勧善懲悪なハリウッド的娯楽作品として楽しむべき映画です。
 詰まりは、映画に対して『何も考えずに楽しむ娯楽性』を求めている人向けであって、『その理屈はおかしい』とか『ご都合主義』とか考えると負けます。従って、『彼女の為ならば謎の兵器を中国政府から強奪して武器証人に渡す事も躊躇わない、実名で仕事している秘密工作員』という言葉に突っ込みを入れるのも禁止です。…嗚呼、幾ら娯楽映画が好きでも、その点には、その点には突っ込みたい!

 さておき、前述で伝わる通りの分かり易いストーリー、一々派手で迫力の有るアクションシーン、トムのトムに依るトムの為の映像美等々、悪く言えば『アクションの合間に取って付けた様な話が有るだけ』なのに、アクションが良いから楽しめるという、ハリウッド映画の見本みたいな作りが実に良いです。
 特に橋での戦闘シーンは、緊張感と迫力を両立させていてディ・モールト良し。
 通常、戦闘における緊張感は『限定された空間』と『空気感等の細かな動き』が重要になって来るのですが、あれだけの広い空間と大雑把な攻撃の組み合わせで、あの緊張を生み出す演出は中々の物です。まぁ、何だかんだでトムは車の中に閉じ込められたり何だりで、ある種の限定空間の中に居たりもしましたけど。

 それと、このシリーズ恒例の『高いところからダイブ』ネタは、今回も『振り子』という形でパワーダウンする事無くやっていてんですけど、肝心の『潜入』を全部端折った事には驚きました。
 今回は、冒頭に犯人との駆け引きシーンを見せて、それからそこに至るまでのストーリーを描くという方法を採っていたので、あの潜入を省いたのには何かそこに繋がるトリックが有るものだとばかり思っていたんですよ。「偽物だった」というのは、そこに係ってくるのか、と。そうしたら、本当に何の関係も無く只省いただけという恐ろしいソリューション。
 しかし、物語全般に流れる『ノリと勢いでやっちまいますオーラ』を考えるとそれも仕様が無いかな、と思える程度の事ではありました。

 という事で、ぼーっとしながら観る事を推奨します。どうせ見終わった後には、すっきり感以外残らない映画なので。
 ハリウッドのこういうところが大好きです。


12月3日(日) ミッキー・ロークが素敵に無敵。

DVD消化月間:SIN CITY

 最近多い、アメコミ原作の映画。
 所感。原作への愛も伝わって来るし、モノクロ+一色の映像美も実に良い。70/100点。

 兎にも角にも、先ずは映像が凄い。
 1つ1つの絵その物を白黒でビシッと締めつつ、如何にも漫画的なアクションやカメラワークで魅せる映像から生まれる格好良さは、正にスタイリッシュその物です。
 そして、それを活かす様な主人公達3人の渋いモノローグ。
 一晩寝ただけの娼婦の仇を討つ為、馴染みの女が居る娼婦街を護る為、連続幼女暴行犯から少女を護る為、ただそれだけの理由で何れもが『罪の街SIN CITY』の権力に向かっていく、という構図から溢れる男臭さと来たら、もう、もう…たまりませんやね。

 昨日も書いた通り、何も考えずに済む映画も好きですけど、こういうダーティヒーローが活躍する映画も好きです。
 必ずしもその行動がハッピーエンドに繋がる訳では無いとしても、それが分かっていても尚、自分の信念の為に巨悪と戦う男の物語。良いじゃあないですか、熱いじゃあないですか。世の中に存在する『斃せばそれで終わり』では無い悪、飲み込めば良いだけのその悪に挑む事の格好良さは、やっぱりこういうむさ苦しい人達でないと発しきれません。

 作品としては、モノクロである事と良い、アクションシーンのグロっぽさと良い、完全に好き嫌いが別れると思いますけど、アメコミの感じが好きで、そして前述の様なオッサンが好きな人にはお勧めです。
 次回作も作成決定との事なので楽しみで仕方有りません。今度は劇場で観たいなあ。


12月4日(月) 突っ込み処が多いのも、また良し。

DVD消化月間:Sky High

 超能力者ヒーロー達の集う高校生活を描いた、日本では劇場未公開のファミリー向けアクションコメディ映画。
 所感。確かにご家族向けだけれど、押さえるべきポイントはきちんと押さえた良作。80/100点。

 ストーリーは至って単純。
 最強の怪力を誇る父と最速の飛行能力を有する母を両親に持ちながら、何の能力も開花させる事が出来なかった主人公が、ヒーロー達を育てる天空の高校『スカイ・ハイ』に入学し、様々な出来事を経て成長していく、という物語。
 如何にもご家族向けらしいベタな笑いやベタな友情、ベタな恋愛、出血の無いアクションと分かり易いサスペンスを主軸に、俗に言う『学園物』としての要素も堅実にこなしているので非常に見易く、それでいて単純な面白さが有ります。

 端的に言ってしまえば、『幼馴染みのヒロインが主人公に惚れているけど、主人公はそれに気付かず、才色兼備の生徒会長に一目惚れ』というお約束の構図や、『犯罪者だった父がヒーローだった主人公の父に逮捕されたが故に、主人公を敵対視するライバル』という分かり易い敵役、そして能力の質に依って『ヒーロー組(勝ち組)』と『サイドキック組(負け組)』を分けるという学校のシステムによって発生する『差別問題=不良のいじめっ子グループの台頭』といった、学校生活を舞台にするなら押さえて欲しい事をしっかりと押さえている訳です。これだけでも、好きな人には堪らないですよね。

 そんなお膳立ての整った中で繰り広げられる話なので、安定して楽しめるんですよ。
 全てが予定調和の中リハーサル通りなので、先が読めてしまうという難点は有りますが、その直球さもまた素直に受け止めようという気分にさせられました。
 ただ、確かに劇場で観るよりも自宅で観た方が良い――チープさも売りと言える様な――作風なので、日本で劇場公開しなかったという判断は正しかったと思います。

 何はともあれ、余計な事を考えず気軽に楽しむ事が出来る作品でした。本当に良作という言葉がよく似合います。


12月5日(火) 冒頭の自己紹介のV連打が凄い。

DVD消化月間:V for Vendetta

 同名のコミックを、『MATRIX』のウォシャウスキー兄弟脚本で映画化した作品。
 所感。Vの変態っぷりと映像、脚本の組立が巧い。75/100点。

 物語は、核戦争や死に至るウイルスの汚染で混沌となったイギリスを独裁者がまとめあげ、全体主義国家とした近未来が舞台。1604年に、イギリス政府が行ったカトリック弾圧に反対する為にテロを策謀した英雄テロリストガイ・フォークスのマスクを被った主人公『V』が、全体主義を崩す為にテロ活動を行っていく、というのが粗筋。
 ただ物語の尺の殆どは――Vのアクションシーン等を除くと――Vの視点では無く、Vに救われたヒロインやVを追う警察サイド、そしてVのテロリズムを見る市民や対策を練る政府側の視点でまとめられていて、Vは様々な意味での『象徴』という扱いにされています。

 この映画の良さはそこに有って、主人公視点では無い物語進行で主人公を描いているが故に、主人公の変態性や神秘性、そして主人公の実行する『正義の在り方』を多方面からきっちりと描写されていた事に好感が持てました。
 『全体主義に反旗を翻すテロリスト』というと、ともすればハリウッドの十八番である勧善懲悪のヒーロー像が完成してしまうところですが、多くの視点からそれを描く事で、ちゃんとVがただのヒーローでは無い事を説明出来ているんですよね。
 娯楽映画ならば単純明快に『最強のヒーロー』でも構いませんが、この作品の場合は、飽くまでVは『大義名分を掲げただけのテロリスト』な訳ですし。

 また、演出についても素晴らしい物が多く、炎の中で雄叫びを上げるVと雨の中で嗤うヒロインといった対比のシーンと、終盤のフィンチ警視が物語の過去から未来までを見切り、それらのシーンが連なっていく中でVがドミノを倒す、というシーケンスが最高でした。
 決して動きで興奮する、という類の物では無いんですけど、今までの印象的だった画を次々に繋ぎ合わせ、そして11月5日の『約束』の完成を暗示するかの様にドミノがVの文字を描いていく…というあの一連の流れの持つ静かな盛り上がり方は、『THE DA VINCI CODE』のラストのピラミッドのシーン以上です。最後に描かれる『Vの正体』よりも、こっちの演出の方にグッと来ました。

 この映画は『何も考えずに観る』という物では無いですけど、それでもエンターテイメントとして十分に作り込んであると思います。
 但し、頻りに引き合いに出される『MATRIX』とは全く別ベクトルなので注意した方が良いです。集客の為に有名なタイトルを広告に持って来ているのでしょうが、あの路線とは全く異なるので、あれを求めていると失敗したと思うかも知れません。


12月6日(水) ひょっとして今までのQRコードも何かが?

漫画:『魔人探偵 脳噛ネウロ』9巻

 中身は『魔人と電人の対面』から『トラックと4WDと自転車のカーチェイス』まで。
 HAL編の勢い、未だ落ちず。

 前回も書きましたけど、この漫画の売りである異常な人物や台詞、構図等が無かったとしても、このHAL編は普通に面白いです。無論、朝永や江崎さんみたいな異常なキャラとか異常なモブ、自転車の追走シーンや銃犯罪部隊の登場シーン等々のインパクトはこの漫画だからこそ出来た気もしますけど。普通、銃犯罪のシーンでカーネル・サンダースにマシンガンは持たせないし、空き巣の説明で銃を装備したサンタを出したりはしません。

 余談ですが、ヒグチ(漢字が出ない)が乗っ取られた時のQRコードを何と無く読み込んでみたところ、『脳を捧げよ 従属せよ 私の名前は 電人HAL』と表示されました。う〜ん、芸が細かい。


12月7日(木) どっちにしてもあの動きは有り得ない。

今週の範馬刃牙:第50話 自由の国

 色々理由を付けて、結局は息子に会いに行きたいだけの我らが勇次郎。
 今までの数々の蛮勇を経て、遂に瞬間移動能力を体得された様で。いやいやいや、『様で。』じゃねえ。

「突っ込む前に言っておくッ!」「おれは今やつの動きをほんのちょっぴりだが体験した」
「い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが…」「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!「レッセンが 奴の前で大統領を窓の外に蹴落としたと思ったら いつのまにか大統領が窓の下で奴に捕まれていた」」
「な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも 何をされたのかわからなかった…」「頭がどうにかなにそうだった…叙述トリックだとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

 定例のポルナレフ引用をしながら、今回の勇次郎のアレは『実は瞬間移動じゃあ無くて、時間を止めただけ』かも知れないと思いました。それはそれで瞬間移動どころの騒ぎじゃない結論ですけど。

郭 海皇的瞬間移動講座

まばたきするより速く右足を動かす」
「続いて、瞬きするより速く左足を動かす」
「これを交互に繰り返せば、瞬きの間に移動する事――即ち、瞬間移動が可能となる」

「疑るかァ!!!」


12月8日(金) 映画のジャイアンは本当に良い奴。

DVD消化月間:ドラえもん のび太の恐竜2006

 言わずと知れた国民的アニメの劇場用1作目を、一新した声優さん達と今の技術でリメイク。
 所感。元が良いから悪い筈が無い。75/100点。

 番宣とか番組を変える時にチラッと観た時を除いて、新声優陣での『ドラえもん』を観るのは初めてだったんですけど、想像していたよりは違和感を感じる事も無く、意外とすんなりと受け入れて観る事が出来ました。クリカンには未だ馴れないのに、我ながら不思議。
 その一方で、やけに狭くなったのび太の部屋には多大な違和感を感じました。確かに、のび太の部屋は小学生の部屋にしては広かったですし、今回の部屋の方がリアリティを感じるんですけど、絵柄よりも声よりも、長年見続けて来た部屋が変わった衝撃が一番大きかったです。

 閑話休題。

 脚本は概ね原作のままでしたが、原作と比べると泣けるシーンというか、友情を意識させる様な演出面での変更が幾つか有った様に感じられました。例えば、ジャイアンのタケコプター故障をのび太が救うシーンや、ジャイアンがそんなのび太の為に苦難の道を選ぶ事を決意するシーン、終盤の別れのシーン等々がそうですね。
 特に後者2つが良く、ジャイアンの「俺が落ちそうな時、お前、俺の手離さなかったもんだ」ではジーンと来ましたし、のび太がタイムマシーンに駆け乗りながら「出せ!早く!急いで!」と泣きながら叫ぶシーンでは普通に泣いてしまいました(涙腺最弱)。
 あの別れのシーン、原作だと意外と淡泊なんですよね。皆ちょっと涙目になってる程度で、のび太以外は『わーい』とか言いながらタイムパトロールの船に走り込んだりしてるし。そこはもう一寸別れを惜しむべきでしょうに。
 また、原作だと皆結構普通にのび太の部屋に帰って来たシーンを、玄関につくまで皆の顔を見せない様に変えた演出も、良い変更だと思いました。無論、その後の皆の笑顔と、のび太の最後の一言から皆の成長っぷりを感じさせるのもベネ。

 作画レベルは総じて高く、笑い有り涙有りの脚本には文句の付け所も無く、予想以上の良作でした。
 強いて難を言えば、OP曲がいつものアレでは無かった事でしょうか。何が変わっても、ドラえもんの歌はアレじゃないと。


12月9日(土) アルフレッド・モリーナの中年っぷりが何より素敵。

DVD消化月間:Spider-Man 2

 今更ですが、友人宅で漫画を読みながら観ていた程度だったので改めて視聴しました。
 所感。VFXも脚本も良い感じ。70/100点。

 公開から2年経った今観ても見劣りしないVFXを用いた爽快感と疾走感溢れるアクションに、有り勝ちな、でも避けて通る事は出来ない『超人』だけの苦悩と、原作やアニメ版を観ている人間なら一寸嬉しくなる様な小ネタを乗せて描かれたヒーロー活劇。
 これも『Sky High』同様、要所要所でしっかりとやるべき事をやっていると感じる、非常に丁寧な作品です。

 確かにこれも『アクションを観て!』映画なんですけど、そのアクションが記号としてのみだけでは無く、脚本上での意味合いや話のアクセントとして機能しているのが素晴らしいです。
 単に派手なシーンのみを繋げる訳では無く、ピーターのシーンでトーンダウンをさせた後に一気に盛り上げてみたり、逆にスパイダーマンとして大活躍させた後に、ピーターの駄目っぷりを描写してみたり。ちゃんと物語の進行に合わせて緩急を付けているので、同じアクション主体のエンターテイメント映画でも、『M:i:III』とはまた趣の異なる楽しみ方が出来ました。

 次回作では遂にサンドマンやらヴェノムやらが出る様ですが、このパワーを観た限りだと期待しちゃって良いかな?と思っています。やあ、映画はシリーズ物の失敗が多いというのに、アメコミ系は巧い事いってますね(除:Daredevil)。


12月10日(日) 無線のノイズサーチをもう少しやって欲しかった。

DVD消化月間:SILENT HILL

 同名ホラーゲームシリーズの映画化作品。
 所感。恐いけど面白い、面白いけど恐い。75/100点。

 何を差し置いても、再現度の高さが凄まじいです、この映画。
 ストーリーはゲーム版の初代をベースにしているのですが、その脚本の流れは元より、サイレントヒルの町並みやクリーチャーの出現、BGMや効果音の使い方から空気感に至るまで、見事なまでに『サイレントヒル』です。見た目としてゲームを再現、とかでは無く、もう雰囲気がその物ズバリ『サイレントヒル』なんですよ。制作サイドは本当にゲーム版を愛していたんだろうなあ、と思いますね。
 尤も、その徹底した再現や、主人公のやけに高い環境への適応度が、映画を観ていると言うよりゲームのストーリーラインを追っているだけ、という感覚を呼んだりするんですけど、それは許容範囲内のレベルだったので良しとします。
 アクションに特化した映画版の『BIOHAZARD』もあれはあれで有りですけど、『ゲームの映画化』という点においてはこっちの方に軍配ですかね。

 そんなゲームの再現については別として、ホラー映画として観ても出来が良かったです。
 ホラー映画お得意の『唐突な音で驚かせるビックリ箱的な恐怖』を一切省き、唯々じとじととした動きを続けるカメラの映像や、霧と降りしきる灰に依る白のコントラストと、それに対比して錆と炎と闇が支配する黒のコントラストが生み出す陰惨な雰囲気、ゾンビとは一味違うクリーチャー達の不気味な描写等から、精神を引っ掻かれる様な恐怖を煽られる作りになっていいます。
 恐怖とは正にこれだ、と言わんばかりの静かな狂気と嫌悪感。驚いたりはしないし、悲鳴や声を出す事も有りませんが、確かな恐怖がそこに有る訳です。

 しかしながら、『恐怖』という部分をそんなストイックにやっているだけに、終盤のグロテスク火炙地獄とかグロテスク流血噴射とかグロテスク復讐開始(『出た…アレッサさんの1秒間に10回復讐発言』『ほ 本物だ』『ス スゲェ 俺達の行いが本物を地獄から呼び覚ましたんだ…』)とかはもっと巧く出来なかったのかな、と残念に思ったりはしましたね。別に殺さなくて良さそうな人までノリと勢いで殺してるっぽいし。
 想像の余地や含みを持たせた脚本が巧くいっているので、そこだけが一寸不満でした。

 題材が題材なので万人に薦める事の出来る映画では有りませんが、ゲーム版が大好きだった方、上記の様なホラー映画が好きな方ならば概ね満足出来る作品だと思います。


12月11日(月) ウンパ・ルンパが一際異常。

DVD消化月間:チャーリーとチョコレート工場

 イギリスで出版された同名の子供向け小説の映画化作品。実は映画化は2回目。
 所感。まさかこんな悪意に充ち満ちた工場の物語だとは思いませんでした。65/100点。

 世間がこの作品をどう観てどう評価しているのかは分かりませんが、個人的にはこの映画はジョニー・デップの人気や原色を用いたカラフルで面白げな工場の雰囲気、というオブラートで悪意と悪夢を包んだ、サイコ映画だと思いました。サイコと言っても、本格的に狂ってるという事では無く、正常では無い(=褒め言葉)という意味で。
 この物語の基本は、強欲で可愛げの無い子供達が相応の罰を受けていく、という絵本的な因果応報に有るのですが、その罰の与え方やそのシーンの構成が明らかに異常なんですよ。

 例えば、チョコ大好きの健康優良児がチョコの池に落ちるというアクシデントが有るんですが、この時落ちてしまった少年をチョコを吸引するUFO型の装置がチョコごと吸い上げるんです。そこまでは良いんですけど、その際に吸い上げる透明な管に健康優良児がつっかえてしまいます。で、どうするのかと思うと、同じ顔をした小人のオッサン達が集まって来て、チョコ塗れで身動きも取れず『助けてー』とかやってる少年の周りで、彼を馬鹿にする歌を歌い続けるという映像を見せつけられるのです。
 その映像の異常性と来たら、悪巫山戯ふざけを遙かに超えた悪意を感じるんですよ。『こうしたら面白いだろう』というジョークでは無く、『この子供にはこれが相応しい!』みたいな悪意。

 そうして工場に招かれた少年少女達が次々裁かれていくのですが、もうその全てが子供が観ればトラウマになってもおかしくない様な物ばかりでした。グロい訳では無いし、恐ろしい訳でも無いんですけど、それでもそこには確実な恐怖と悪意が潜んでる。
 ウォッカさんがジョニー・デップではなくアンソニー・ホプキンスだったら名実共にサイコ映画となっただろうなと思います。

 そんな訳で、内容的には子供向けなんでしょうけど、実際はそういう所に引っ掛かる大人向けと認識しました。そういう所に引っ掛かる大人は是非これを観て『うわ、酷ェ』と思って下さい。笑いながら。


12月12日(火) だから多く飲んだという訳では有りませんが。

仕事:岐阜出張

 業務の都合で、急遽岐阜への1泊2日が決定。
 よもや、先月行ったばかりの中部国際空港セントレアに1ヶ月もしない内に行く事になるなんて夢にも思いませんでした。思う方が不思議ですけど。

飲酒メモ

 出張と言えばお約束。

本日の理由:我らは出張である故に。
本日の面々:S部長代理、パートナー会社のK課長
本日の飲酒:生搾りグレープフルーツサワー×1、カシスオレンジ×4 (致死量超過)

 「岐阜駅前は何も無いし、人も居ないんですよ」なんて言われましたが、喩えでも揶揄でも無く本当に駅前に誰も居なかったので驚きました(19時30分頃)。工事中だったからなのか、時間帯が悪かったからなのか。

霧の岐阜駅。
ブレまくりの岐阜駅。

 因みに、飲酒代はK課長持ちで只でした。出張万歳。


12月13日(水) 12月が現場入りの時期なんですかね。

仕事:岐阜出張

 出張にはお土産が付き物――という事で、先月同様今回も中部国際空港セントレアでお土産を購入。
 先月は祝日だった所為か人がかなり多く、お土産選びにも食事にも頗る困りましたが、今回は平日だったのでゆっくりと色々見て回る事が出来ました。

た…建物の中に建物がッ! 11番ゲート前から。
やたら広い中部国際空港

 余談ですが、帰りの飛行機の揺れが激しく、複数回に渡って絶叫系アトラクション特有の『何か内臓がふわっと浮く感じ』を味わい、少々、というか結構厭な思いをしました。
 また、この時期は新人のキャビンアテンダントさんが現場投入される時期の様で、行きも帰りも離陸前の説明等について、メモをチラチラと見ながら行う初々しい姿を見る事が出来て大変微笑ましかったんですが、飛行機の揺れの説明も言葉に困りながら説明していたので、それまた少々厭な感じでした。


12月14日(木) 画面映えは素晴らしい。

DVD消化月間:AEON FLUX

 同名のアメリカ・アニメの映画化作品(最近そんなのばっかりだ)。
 所感。シャーリーズ・セロンを観る映画でした。70/100点。

 簡単に言えば、シャーリーズ・セロンのプロモーションビデオですね。シャーリーズ・セロンのスタイルの良さと、そのスタイルに肉付けされたアクションとコスプレを観る事が出来る映画。
 多くの言動が監視・管理される近未来の全体主義国家の中で、反政府組織に所属する主人公が議長暗殺を謀る物の、その中で政府が行ってる『管理』の本当の意味を知っていく――という物語が付いているのですが、正直その物語は平々凡々としていて意外性にも欠ける為、特筆すべき事が何も無いのです。設定その物は面白いので、もう少し時間を掛けて構想を練れば良かったのに、とは思いますけど。
 ガジェットにしてもそうで、主人公サイドも政府サイドも、色々と面白そうな小道具を持っているのに、それらの出番が1回位ずつしか無いんですよ。何かもっと応用を利かせた利用法を見せて欲しいな、という魅力を感じるのに、殆どが1回使って終わり。手を足に移植する程の技術力にしてもそうです。それが出来るなら、もっと奇抜な事も出来たんじゃないか、とか。

 詰まる話、全体的に描写不足なんですよね。劇中の世界にしても、人々の暮らしにしても、政府の管理についても。
 大多数の民間人がどう思っているか(民間人の総意が)分からないから、反政府組織の存在に説得力が無いし、世界観も風俗も分からないから、真相が分かった時の驚きも少ない。
 シャーリーズ・セロンを映したいのは分かりますけど、そっちに時間を割き過ぎです。どうせ尺が90分なんだから、30分足してもっと世界観を描けば良かったのに。

 しかし、(多分)この映画が目的としていたであろう『シャーリーズ・セロンの素敵アクション』はバッチリ撮れているので、そういった意味ではこの映画は成功と言えます。実際、彼女のアクションや立ち振る舞いの数々は良い画になっていましたから。
 彼女が好きならそれだけで高評価、彼女に興味が無いとB級のアクション映画、そんな感じです。 

独り言

 此処数ヶ月、ただでさえ睡眠時間が3、4時間しか確保出来ていないのに、この半月はDVD消化をその時間に割り当てているので、少々疲れが蓄積して来ました。睡眠時間位しか削れる時間が無いのでこれからもそうして行く他無いんですけど。

「勤務が業務時間を超越し人の子を玩ぶが理なら」
「人の子が娯楽をもって勤務に対峙するは因果」

 眠らなくても良い身体が欲しいです。眠れない身体では無く。


12月15日(金) エイトマン振り掛けの再来。

小話

「ああ、『時をかける少女』って『時かけ』って略すんですね」
「何か溶いてる最中みたいね」
「卵とかを」
「振り掛けにも似てるね」
「かけだけじゃないですか」
「十分じゃない」
「子供達が時ばっかりかけておかずを食べなくなった、と騒ぎに」
「時はかけ過ぎないでね、とCMが」
「ところで何の話題でしたっけ」
「卵かけご飯」


12月16日(土) ミラって聞くと『TWIN SIGNAL』を思い浮かべる頃が有ったなあ。

映画:BIOHAZARD:Extinction

 映画版『BIOHAZARD』の新スチール写真公開
 ミラが相変わらず凛々しく麗しい。って言うか、手に持ってるの銃じゃNEEEEEEEE!

 やはり今回もミラのアクションを楽しむ映画になりそうな気配を色濃く感じますね。このスチールを見るだけでも、両手のナイフを振り回してズバズバとクリーチャー共を斬って捨てるミラの姿が容易に想像出来ます。ハハ、何とファンタスティックな。
 前作に見られた『ゾンビ物じゃ無いッスよ、アクション物ッスよ』という割り切りが成功を収めたのも1つの要因なんでしょうが、考えてみればゲームの方もどんどんアクションゲーム化しているので、映画版がアクション映画と化すのも当然の流れなのかも知れません。
 しかし、リッカーも追跡者もやった今、今度はどんな敵を出して来るんでしょう。映画のオリジナルですかね。


12月17日(日) 最初の謎の部族のシーケンスは必要だったんですかね。

DVD消化月間:Pirates of the Caribbean -DEAD MAN'S CHEST-

 ディズニーの『カリブの海賊』の映画化作品第2章。
 所感。三部作の中継ぎって良くも悪くもこんな物。65/100点。

 前作と同じで、ジョニー・デップのインパクトと世界観の面白さとメインキャラ以外はどうだって良いや的な脚本と尺の長いアクションシーンが印象的な作りでした。と、書けば前作を観た方ならどんな感じが直ぐに分かって頂けると思います。観ていなくても前述の1文の通りなので、それを想像して貰えれば、それで問題有りません。
 この映画は三部作の中継ぎ作品という事で、ストーリーが完結せずに終わっているので、物語(映画単体)として見るとどうしても高く評価出来ないんですよね。だから面白いとか面白くない、といった結論も他の要素からしか言えないのです。そういう部分で考えると、最後の『意外な展開』含め『MATRIX RELOADED』とよく似ていると言えます。

 そういう事で、物語以外の部分で見ると、やっぱり目を引くのはジョニー・デップの演技であり、随分長く尺の取られたアクションシーンであり、世界観である訳ですが、それらについてはほぼ前作と同様か、物によっては前作の方が好みだったりするので、特筆して『良い』と思える箇所はそれ程有りませんでした。
 アクションに関しては、水車の上で戦うシーケンスは発想も映像も面白かったですけど、画的な凄さは前作の最終戦の方が良かったですし、ディズニー映画らしい細かいユーモアが鏤められているのは良いんですけど、それもいつも以上でもそれ以下でも無いレベルでしたし。

 前作が大好きだった人ならばもっと高く評価出来るかも知れないですけど、前作に対して『まぁ、面白いのでは?』程度に思っていた人には、極普通の続編物としてしか観る事が出来ないでしょう。
 シリーズとしての評価は最終作を観ない事には何とも言えませんが、少なくともこの作品については『まぁまぁ』の一言です。


12月18日(月) まさかこの漫画で泣く日が来ようとは。

漫画:魔人探偵 脳噛ネウロ

 この漫画初の長編だった『HAL編』が遂に完結。
 ぼろっぼろ泣きました。

 『ネウロ』については今までも散々『根本的には異常な部分を楽しむ漫画』と書いて来た通り、個人的にこの漫画に求めていたのは他の漫画とは一線を画す異端なキャラや表現だったんですよね。だから、HAL編に入ってからは少年漫画的で面白いとは思っていたし、今年最も――『DEATH NOTE』よりも『SBR』よりも――楽しく読んでいた漫画でしたけど、常にそういった部分への期待が有りました。
 ツェペリさん風に言えば、『ネウロは「気違い」の讃歌ッ!!ネウロのすばらしさは気違いのすばらしさ!!』という感じでしょうか。故に、我(々)は『急になんだバックドロップ』や『江崎ナイフダイビング』、『こーうっふく!』でケタケタとはしゃいだり、オズワルド突入からの一連の流れに熱くなりながら、HALの豹変を今か今かと待っていた訳です。

 結果として、我(々)の望んだHALの豹変は果たされず、弥子の言う『くだらないけど、否定出来ない犯行理由』もいつもの様な異常な物では無い実に人間らしい物である事が判明したのですが、そこに感じたのは良い意味での『裏切り』でした。
 極めて簡単な言い方をしてしまうと、『普通に面白かった』んですよ。豹変が無くても、異常者が出なくても。

 此処までコツコツと作り上げて来た春川教授とHALというキャラクターが有ったからこそ、痛烈なまでに感情移入出来る過去と、それに起因する否定出来ない犯行動機。
 オズワルド突入からパスワード解除、教授の過去が語られるまでの展開・演出も素晴らしいとしか言い様の無い出来でしたけど、今週の『こんな近くに!!→0→消去しました。→弥子の涙』の流れはそれらを上回って素晴らしかったです。冒頭で書いた様に、ボロボロ涙を流して泣きました(涙腺最弱)。
 漫画で此処まで泣いたのは、『ダイの大冒険』のハドラーの最期以来です。…ハドラーて。

 それにしても、此処まで『HAL編』が面白いと、『もう次が無いのでは』とか『そろそろ終わるのでは』という思いが尚更強くなってしまいますね。
 未だ伏線は残っているし、今週冒頭の『まさか…人為的なものじゃ』も伏線として怪しい気もするんですが、余りにも巧く、そして綺麗にまとまってしまいましたから。第1話でネウロが口にしていた『貴様は泣くのではなく笑うべきだ』を持って来た辺りも、そんなネガティブな思いを増長させます。
 或いはインターバルとして適当な短編を挟んだ後で、Xサイとの決着をつけて終わり、というのも綺麗で良いかも知れませんけど、この漫画を失うのは寂しいので避けたいところです。


12月19日(火) 耳をどうやって使い切るのか、もポイントなのか。

今月のSTEEL BALL RUN:#21 湖畔のルール

 来ましたね、殴り合いでは解決しないスタンドバトル。
 特殊な条件の中で、持てる能力と知恵を絞り出さなければ生き延びる事の出来ない荒木飛呂彦の世界。

「出て行くのは自由」「でもパパとママに「正直に言え」と言いつけられているから」「キチッと断っておきますが…」
「今 この泉で手に入れたものは「全て」…」「日暮れ時刻まで…いいですか?ハッキリと言っておきます」
「全部使い切らなくてはいけません」「いいですね?日が沈むまでですからね」

「それがキマリなの…いつ 誰が決めたかは知らないけれど」

 童話の様に正直者は得をする、と見せ掛けてこの仕打ち。
 サンドマンとのバトル以外は何も描かれる事無く終わっていた5th.Stageといい、最近のSBRはレースのシーケンスが少な過ぎるのでは?という思いも有るんですけど、信者であるところの我(々)がこんなに美味しそうなネタに飛びつかない筈が無く、HALの謎を眼前にしたネウロ宜しく『素晴らしい…』と涎を垂らしてしまう今日この頃です。
 やっぱり良いですね、荒木漫画の謎解きと、一定条件下での戦い。
 1人1芸の能力を駆使して戦う能力バトルも今となっては少年漫画のスタンダードになって来ていますが、こういう理不尽に強いられるルールの下での駆け引きは荒木先生の独壇場だと思います。

 そして、ラストに出て来た11人の謎の敵。
 後ろ姿しか描かれていないのに、その後ろ姿から感じる不気味さとヤバさと来たらもう。11頭の馬の走行リズムが全く同じという設定も凄いのに、英単語のビッシリ敷き詰められた髪に、眠っている赤ちゃんの様な人面疽付きですよ。何だか分からんが兎に角ヤバイ、というヤバさを感じます。
 このヤバさの二重奏、今後どうなっていくのか非常に楽しみです。
 『ジャイロ達日暮れまで使い切れない→順番待ち→11人日暮れまで使い切れない→全員解放』が一番有り得そうなパターンですけど。


12月20日(水) エピソードのボス、という訳では無かったからかも知れない。

漫画:『ONE PIECE』第44巻

 中身は『ロビンやっと解放』から『メリーはとても幸せでした』まで。
 メリーが普通にエニエス・ロビーに来た時には『何この有り得ない展開』と白けたのに、「おれ”舵ヘタだからよー!!お前を氷山にぶつけたりよー!!」「帆も破った事あるしよー!!」「ゾロもサンジもアホだから”色んなモン壊すしよ!!」の辺りで涙。単純過ぎて厭になります。

 さておき、このエニエス・ロビー編で少し気になった事が有るので、以下に台詞を引用します。

「…しかし我々は「CP9」」「存在するハズのない9番目の「CP」」「ある“特権”を持っている為…世の明るみには出られない」
「――あくまで“正義”の名のもとにですが…」「我々は…政府に対して非協力的な「市民」への…」
「「殺し」を」「許可されている」
(36巻 ルッチ)

「忘れてくれるな CP9とは政府の暗躍機関」「1000人の命を救う為に100人の死が必要ならば」「我々は迷わずその場で100人殺してみせる」「真の正義にゃ非常さも必要なのさ」
(42巻 スパンダム)

「背中にいくつもの砲弾の跡を持つ少年は13歳にして」「「CP9」の諜報部員」「“闇の正義”を天職とする」
(44巻 バスターコールの中将)

「「世界政府」の志向を邪魔するあの女は」「地の果てまでも追って俺が消し去る…!!!」「“闇の正義”の名のもとに!!!」
(44巻 ロブ・ルッチ)

 読んで頂いて分かる通り、これらの台詞はCP9の特異性を語った物です。
 詰まりは『CP9は目的の為なら殺しも辞さない特殊な機関』であり、それ故にCP9の掲げる正義は『闇の正義』であるという説明ですね。
 しかしながら、これに対して以下の様な台詞(シーン)も有ります。

「やるんなら徹底的にだ…!!!」
「万が一あの船に学者が一人でも潜んでいたら」「今回の犠牲の全てがムダになる…!!」「“悪”は可能性から根絶やしにせねばならん!!!」
(41巻 サカズキ)

『現状把握不要!!“司法の島”エニエス・ロビーその全てを破壊せよ!!!』
(44巻 バスターコール)

「全艦砲手 第4号艦へ照準を合わせろ」「5秒後に一勢砲撃」
「な…中将殿ご冗談を!!味方が千人も乗っております!!」
(中将発砲)
「うわッ!!」「ああァ!!ぎゃああ〜!!」
「一瞬の気の迷いで」「取り逃がした凶悪犯から」「おめェ…未来を守れるのか?」
(44巻 バスターコールの中将とその部下のやり取り)

 これらの台詞から読み取れるのは、『悪を倒す為ならば=正義を貫く為ならば、一切の犠牲も厭わない』という海軍の姿勢であり、海軍は暗躍機関と何も変わらないという事が分かります。と言うより、暗躍機関が海軍と変わらないと言うべきでしょうか。
 要するに、世界政府の根本的な姿勢が『正義の為の犠牲は当然』という事なのでしょう。バスターコールというシステム然り、CP9然り、歴史を調べる事に対する処罰然り。正に11巻の海軍が口にしていた『絶対的正義』その物ですね。
 こういう正義の在り方を見ていると、この漫画も結構深いなあ、と思ったりします。

 とは言え、海軍の連中が『ロブ・ルッチ』という名前を聞いて怯える描写を見た時には、『え、暗躍機関の方々は普通に本名で暗躍してたの?』と余りの安易さに驚いたりしましたが。13歳にして伝説を築いた闇のエージェントが、そのままの名前で世界一の造船会社に勤務って。
 それと、周りが散々煽っていた割に、最後の最後まで『ルッチが強い』事に対する説得力も――そもそも『ルッチが強い』という事に対する実感すら湧かないまま、いつも通り勢いだけで決着が付いていた事には、若干の不満が残りました。アーロンとかクロコダイルの方が強そうだったとでも言うか。見た目の所為ですかね。


12月21日(木) 本当に刃牙は要らない子。

今週の範馬刃牙:第51話 刃牙

 タイトルが『刃牙』なのに、刃牙の出番無し。
 おまえ何やってるんだ板垣先生ーッ。中身はともかく理由わけを言えーッ。

 と書きつつ、別に理由に興味は無いので本題。
 今週は『ゲバル覚醒の回』とでも言わんばかりに彼の戦う理由とその強さの源が描かれ、更にはオリバとゲバルの温度の結構高い掛け合いが見れたので、久しぶりに面白いと思いました。主人公無視ですけど。
 ただ1つだけ気になるのは、『やっぱりあの壷意味無かったんだ』という事。
 試合開始前からチラつかせ、嵐の中で一晩立っていた少年のエピソードまで持ち出して来た割に、結局は戦う寸前に一寸使っただけで終わり、というのは余りにお粗末です。今回の展開も嫌いでは有りませんが、此処でこそあの壷を使えば良かったのに。


12月22日(金) アンジーが素敵。

DVD消化月間:Mr. & Mrs.Smith

 奥様の名前はジェーン。そして、旦那様の名前はジョン。余り普通では無い2人は一寸妙な恋をし、それなりに普通の結婚をしました。でも唯一つ大きく違っていたのは、奥様も旦那様も敵対する暗殺組織のエージェントだったのです。
 所感。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの競演を楽しむ(だけの)映画。65/100点。

 所謂『ハリウッド的』な映画です。どうしようも無い位中身は無いけれど、その代わりアクションシーンには気合いを入れたんで気楽に観てけれ、というタイプ。
 主演がそれぞれ男性俳優、女性俳優としてのトップレベルの2人なので、その2人の演技とアクション面の演出で大してだれる事無く観れるんですけど、それ以上でもそれ以下でも無いですね。素直に『これはアクションコメディなんだ』と割り切る必要が有ると言うか、それ以上を求めると、余りにも余りなご都合主義っぷりや展開への突っ込みの数々が湧いて出て来るだけです。

 そういう映画は好きなんですけど、この映画の場合は今一徹し切れていないのが見て取れるのが気になりました。
 要は、純粋なアクション映画にしてはアクションパートがお気楽過ぎるし(終盤の包囲網脱出は明らかにコメディ)、アクションコメディ映画にしてはコメディ要素が少ない。この映画の場合、あのエンディングを目指すならばもう一寸コメディ色を強めた方が良かったと思います。家に戻ってからの殺し合い然り、カーチェイス然り。或いは、もっと全編に渡って夫婦喧嘩でも良かったかも知れませんね。お互いの組織を利用してまで相手を殺ろうとする夫婦、みたいな。

 そんな中途半端さが気になりはしましたけど、やはりあの2人の存在感と演技力は素晴らしいので、その勢いだけでも楽しむ事は出来ます。もし続編が有るなら、今度こそコメディ色全開で来る事を希望します。


12月23日(土) 中条長官の口調がおかしい。

今月のバキ外伝 疵顔スカーフェイス:第23撃 G.Mグランドマスター

 フババンゴ(仮)は実はマスター国松の師匠で、通称グランドマスターでした。とさ。
 演出の所為か、今一盛り上がりに欠けるネタ晴らしだったので何ともリアクションに困ります。寧ろ、サプレッサーを付けてるのに野外にまで『ドウッ』とやたら大きな音を響かせる銃が気になって仕方有りません。何あの駄目サプレッサー。

今月のジャイアントロボ:第4話 誕生編4・破滅への輝き

 ジャイアントロボが発する光が全てのエネルギーを奪って爆発させる『アンチエネルギー・システム』で10年前にジャイアントロボはこのシステムで世界を破壊しかけた事を知ってショックを受けてる横でセルバンテスおじさんがこのシステムを利用して世界をBF団の物にする予定だった事を知った瞬間にジャイアントロボが暴走してセルバンテスおじさんを潰してショックを受けてる最中に父親が現れてジャイアントロボを止めるには操縦権を放棄するキーワードを言えば良いと教えてくれたけどそのキーワードを覚えていない事にショックを受けていたら実は生きていた中条長官が突然父親を刺してショックを受けた物の実は父親はセルバンテスおじさんが化けていただけでセルバンテスおじさんは大作から操縦権を奪おうとしていた事を中条長官から聞いてショックを受けたところに衝撃のアルベルトが来襲してショックを受けた草間大作と、ジャイアントロボに搭載されている全てのエネルギーを奪って爆発させる『アンチエネルギー・システム』を利用して世界をBF団の物にする予定だったのに大作の『父を護れ』という命令の遂行に世界警察連合の殲滅だけでは納得しなかったジャイアントロボに潰されてしまってショックを受けていた大作に草間博士の姿に化けてロボを止める為に操縦権を放棄する為のキーワードを言えば良いと伝えてみた物の大作はそのキーワードを忘れていたばかりか実は生きていた中条長官に眩惑を見破られて刀で突かれたり銃で撃たれたりして絶体絶命だった所に盟友・衝撃のアルベルトが現れて九死に一生を得たセルバンテスおじさんの影で、デッドコースター的な不運に見舞われていた不乱拳博士に同情の念を禁じ得ませんでした。


12月24日(日) 馬鹿騒ぎに教皇も怒っておいでだぞ。

飲酒メモ

 年を忘れる季節です。

本日の理由:仲間内での忘年会
本日の面々:エロス先輩、O田氏、Y女史、H女史
本日の飲酒:白桃おろしサワー×2 (許容範囲)

 メリー…何?


12月25日(月) 村人多いなあ。

DVD消化月間:THE VILLAGE

 公式ページが見付からなかったので、Yahoo!映画ページにリンク。
 『シックスセンス』や『アンブレイカブル』で一躍有名になったシャマラン監督映画。怪我をした友人に薬を買う為に、決しては村から出てはいけないという掟を破ってしまい、恐ろしい事が起きたり起きなかったり…、という物語。
 所感。全編通して何か地味。55/100点。

 言ってしまえばいつもの『最後のオチでビックリ』タイプなんですが、そうであってそうでない、と言うのがこの映画の特徴です。
 『最後でビックリ』として観ると、そのオチが『シックスセンス』以上に分かり易い挙げ句に、そのネタ晴らしへの過程も――意図的になのか――やけに地味で衝撃に欠けます。そのオチもそれに伴う設定も悪くないとは思うんですけど、それをばらす事自体には大したインパクトが無い。かと言って、そのオチ抜きでは成り立たない脚本なので、必然的にそのオチの印象が重要になって来る、そんなジレンマが付きまといます。

 そもそも、無駄に音で驚かせるホラー的な手法を使ってみたり、微妙にサスペンス的な演出を出してみたり、恋愛を描きたいのかそうじゃないのかハッキリしない中途半端な作風なんですよ。
 各々の感情や世界観の描写が非常に細かい点には好感が持てるんですが、オチ含め大筋の面が半端なので、今一感情移入出来ないのです。前述の通り、設定とかはそれなりに気に入ったので、どうも勿体ない感じがしました。


12月26日(火) 映像は良いと思うけれど。

DVD消化月間:BRAVE STORY

 宮部みゆき原作のファンタジー仕様サスペンス小説を映画化作品。
 所感。万人向けにしたと言うか、原作のダークな部分が削られまくってました。55/100点。

 もう何を端折ったの端折らないの、という話題は書いても仕様が無いので端折りますが、物の見事に子供向けにされたな、という印象を受けました。その事に起因する衝撃は悪い意味で大きかったのですが、ミツルが随分と分かり易いライバルキャラになっていた点だけは評価したいと思います(妹とミツルの最後のアレは勿論マイナス)。
 この端折り方とストーリーの変更点から鑑みるに、先に書いた通りこの作品の対象が子供であろう事は分かるんですけど、それにしても全体的に駆け足過ぎて抑揚に欠ける為、その子供達が楽しめるかも一寸微妙な感じしました。
 映像も良いし、音楽も悪く無いんですが、永延小エピソードが連続して続く様な作風なので『此処が見所!』みたいな特筆すべきポイントが無く、また肝心の『勇気』の描写も殆ど無いのです。アニメとして綺麗だけど、物語として何がしたいのかが分からない。売れた小説を映像化すれば無難に稼げるだろう、位の安易な企画で映画化したとしか感じられないのです。

 どうせやるなら12話か24話構成にして、低学年向けの朝とか夕方の時間枠でやるなり、深夜枠できっちりと原作通りにやるなりすれば良かったと思うんですけど、『リスクとコストは小さい方が良い』セオリー(別名ボーン一家理論)でこんな事になってしまったんでしょうか。
 『模倣犯』と比べれば宮部みゆき原作に対する侮辱度は低いと思いますけど、やるからには原作を大切にし、変な妥協等をせずにやって頂きたい物です。


12月27日(水) 子供じゃないから関係無いですけど。

DVD消化月間:Cars

 3DCG映画作成の大手・ピクサーの最新作。車が擬人化された――と言うか、生き物が全て車な世界の物語。
 所感。映像も演出も脚本も車への拘りも実に素晴らしい。80/100点。

 流石はピクサーという映像美と小ネタ(車の細かな描写)への気合いの入れ方も特筆モノですが、何より脚本が面白いです。
 天才であったが故に勝利に溺れ、孤独である事にさえ気付かなかった我が儘な主人公が、人々との触れ合いの中で『大切な物』に気付く、というベタベタな話。ベタベタなだけに、そのベタなポイントをきっちりと押さえているのが本当に良く分かります。
 先ず最初はレースの迫力を以て世界観に引き込み、主人公の捻れっぷりを端的に描く事でこちらに認識させ、徐々に成長していく主人公を描写していき、そして最後のレースではそれまでの伏線を回収と同時に涙腺を刺激する事を忘れない、正に映画のお手本の様な丁寧な作り。本当にピクサーは安心して観る事が出来ます。

 但し、今回はどちらかと言うと『大人向き』という感は有りました。
 車ネタにしても、舞台となった街の歴史描写にしても、子供が観ても今一分からないのではないかと。教訓の折り込まれた物語なので、そう言う面では子供に見せても良いかも知れませんが。


12月28日(木) 忘年会は面白かったですよ。

飲酒メモ

 続・年を忘れる季節です。

本日の理由:第2回・仲間内での忘年会
本日の面々:O田氏、I君、Y女史
本日の飲酒:ビール×2 (臨界点)

 今年は普通に今日28日が仕事納めだったんですけど、その仕事納めの今日が今月で1番忙しく、休憩にすら行けない有様だったというのは、無念以外の何物でも有りません。終わり良ければ全て良しというのに、その終わりがこんなだなんて。


12月29日(金) 購入する事よりも、置き場所の問題が大きい。

衝動買いハリケーン

 後述する誕生日会用のグッズを買いにヨドバシに行ってみたところ、普通に『Wii』が平積みにされていたので、ノリと勢いで『ゼルダの伝説 -トワイライトプリンセス-』と一緒に衝動買いしてしまいました。あっちゃあ。
 今は未だ他にやる事が有るので開封していませんが、これを買ってしまったとなると、いよいよ大きいTVが必要になってくるなあと思いました。流石に14インチでは厳しそうですし。

 という事で、こないだ出たボーナスで『今度こそ薄型TVを買うぞ大作戦』を立案する事にします。先ずは綿密な値段調査と機能調査、そして部屋のレイアウトの変更と――うわあ、面倒臭い(←またもや頓挫する可能性大)。

飲酒メモ

 続続・年を忘れる季節です。

本日の理由:職場の小規模での誕生日会と忘年会
本日の面々(一次会):H先輩、H氏、S女史、H女史、M浦(M)女史
本日の飲酒(一次会):カシスオレンジ×3 (許容量)
本日の面々(二次会):H先輩、H氏、S女史、H女史、M浦(M)女史
本日の飲酒(二次会):カシスオレンジ×3 (致死量超過)

 誕生日にプレゼントを頂いたメンバーの内2名が12月の誕生日だったので、今回はそのお返しも兼ねての集まりでした(残りの1名は先月誕生日だった為、その時にお返し済み)。またネタとしか思えない様な物の数々が集まった訳ですが、今回は自分の物では無いので写真の掲載は控えます。残念無念。


12月30日(土) 『Wii』で遊ぼうものなら悪化しそう。

飲酒メモ

 続続続・年を忘れる季節です。

本日の理由:職場の小規模での忘年会
本日の面々(一次会):H先輩、K氏、Y下氏、O氏、H田氏、E藤女史、O女史、S田女史、H原女史、M浦(C)女史
本日の飲酒(一次会):オレンジサワー×4 (致死量)
本日の面々(二次会):H先輩、K氏、H田氏、O女史、M浦女史
本日の飲酒(二次会):カシスオレンジ×3 (致死量超過)

 今日は、普段から『大人しいけど絶対色々引き出し持ってるよ』と囁かれていたH田氏の多くの引き出しっぷりを楽しめたり、M浦女史の予想以上の秋葉っぷりが炸裂したり、K氏のカラオケのカバーの広さ(アニメ、特撮モノを制覇)に唖然としたり、何だか色々と楽しめた1日でした。
 と言うか2日連続でカラオケに行ってタンバリンを振り回していた所為で、両腕がパンパンになってしまいました。行き馴れていない(と言うか嫌い)な物には行く物じゃあ無いなあと思ったり思わなかったり。


12月31日(日) 良いお年を。

2006年を振り返る

 2006年はどんな年だったかと振り返ると、唯々『忙しい年だった』の一言に尽きます。
 それは単純に『仕事が』という事なんですけど、兎に角今年は――特に6月以降、社内での立場が一寸変わってからと言うもの、連日残業三昧+家でも業務という日々が続き、中々趣味に時間を割く事が出来なかったのが精神的に痛かったです。
 しかしながら、その職場は同僚やチームに恵まれていたし、プライベート面でも色々有って結構幸せだったので、概ね良い1年を過ごす事が出来たと思います。

 という事で、これ以上振り返る事も無いので、恒例の自分ランキングに行きますよ。

2006年の自分ランキング:ゲーム編

 『ジョジョ』はそれなりに原作への愛を感じて楽しめましたけど、今時のゲームとは思えない駄目操作感と駄目調整に起因して次点、『FF12』はグラフィックと中盤までのシナリオは好きでしたが、中盤以降のデウス・エクス・マキナっぷりの酷さで3位、有終の美を飾った『Xenosaga』が『DMC3 SE』を抑えて1位。
 今年は、未開封の『ゼルダの伝説 -トワイライトプリンセス-』を除くとこれしか買っていないので、これが順当なところではないかと。

 いや、本当に『Xenosaga』の面白さには良い方向に予想を裏切られました。前作が悪夢の様な出来だっただけに正直不安――と言うよりも絶望視していたので、ああも綺麗に伏線を回収してくれた事に対しては感激さえ覚えております。この勢いに乗って『Xenogears』を(以下略)

 それに対して、何と無く買った『FF12』の伏線の放置っぷりと来たらもう。
 結局、神に近い存在として出て来たオキューリアとの決着は何も付かず、ロザリアとの戦争も描かれる事無く、『龍虎の拳 外伝』のワイラー的な『何か邪魔なムキムキ親父』を斃して終わるという唐突なラストには閉口してしまいました。いやいやいや、バハムート突入ってあれ中盤の山場じゃないの?と、エンドロールを観ながら唖然としていたのも今は昔です。
 今考えると、『FF12』は隠しボスの攻略の際に放置プレイを推奨する仕様になっている辺り、『放置』に拘った作品だったのかも知れませんね。そんな筈無いと書いてる側から思いましたけど。

2006年の自分ランキング:漫画編

 今年も色々と漫画を読みましたが、ベストは上記4作品です。

 特に『ネウロ』と『SBR』に出て来た敵役達の格好良さと来たら、近年稀に見る名キャラ揃いでしたね。
 『SBR』では『男の世界』を掲げるリンゴォ・ロードアゲインの生き様に震え、忠誠の為に死も欲望も超越したブラックモアに感歎し、『ネウロ』の『HAL編』では孤高の天才として描かれ続けた春川教授の意外で切ない過去と犯行動機、そしてその最期に涙したのが記憶に新しいです。

 彼等のポイントは、何れもが『1エピソードに登場する敵役』に過ぎないという事ですね。レギュラーキャラでは無く、物語の大ボスという訳でも無い。だからこそ、薄れる事の無い魅力を有していたのでしょう。

 名キャラという点では、『DEATH NOTE』のジェバンニもある意味凄まじいインパクトを残してくれましたけど、それはまた別の物語。

2006年の自分ランキング:映画編

 殆どは今月消化したDVDですけど、今年観た映画のランキングはこんな感じ。

 『Sky High』は純粋にシナリオが面白く、『V for Vendetta』は演出が良く、『SILENT HILL』はホラーの表現が巧く、『CUBE ZERO』はシリーズの謎がある程度解けたし何よりジャックスさんが気違いで素敵だった、という所でそれぞれ評価。
 今年も映画館に全然行けなかったので、来年こそは行きたいところです。

2006年の自分ランキング:名台詞編

 これはランキングでは無いですけど、心に残った名台詞を引用します。
 一応、未単行本化部分のネタバレはしない台詞を選んでいますが、それでも気になる方は読み飛ばして下さい。

  • 「むむっ そうだとするといよいよロプロスくさいな」
    (バビル2世:ヨミ)
  • 「ジェバンニが一晩でやってくれました」
    DEATH NOTE:ニア)
  • 「しかしジェバンニは「間に合う」と即答してくれました」
    DEATH NOTE:ニア)
  • 「1人でも多くの女の乳をもむため!」
    (BLUE DORAGON ラルΩグルド:ラル)
  • 「俺の様な化け物は」「人間でいる事にいられなかった弱い化け物は」「人間に倒されなければならないんだ!!」
    (HELLSING:アーカード)
  • 「これを突き刺す事でそうなれるのなら」「そうしよう」「そうあれかしアーメン
    (HELLSING:アレクサンド・アンデルセン)
  • 「人は泣いて涙が枯れて果てるから」「鬼になり化物になり」「成って果てるのだ」「ならば笑え」「傲岸に不遜に笑え いつもの様に」
    (HELLSING:アレクサンド・アンデルセン)
  • お嬢さんフロイラインなどと言って悪かった」「二度と言うまい」「貴方は今ようやく私の敵になった」「倒すべき強大な勢力の」「私の大事ないとしい宿敵となった」「運命がカードをまぜた」「来たまえ」「勝負コールだ」
    (HELLSING:少佐)
  • 「ようこそ…」「『男の世界』へ…」
    STEEL BALL RUN:リンゴォ・ロードアゲイン)
  • 「この寿命が尽きるまでッ!」「うおぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉおぉ」「全身全霊をつくりましょうッ!!」
    STEEL BALL RUN:ブラックモア)
  • 「呪われろッ!おまえらは皆ッ!」
    STEEL BALL RUN:ブラックモア)
  • 『権左衛門の嗚咽は』『人間の声からはほど遠いものであった』
    (シグルイ:ナレーション)
  • 「オレは音楽に感謝している ミュージシャンにならなければ 猟奇的殺人者になっていたから…」
    (デトロイト・メタル・シティ:ヨハネ・クラウザー2世)
  • 「君が必要と判断した時にはくだすがいい」「最終指令ラストオーダーを!!」
    (銃夢 Last Order:アーサー・ファレル)
  • 「必要な時には下すがいい」「最終指令ラストオーダーを」
    (銃夢 Last Order:カエルラ・サングウィス)
  • 「イヤだ」
    (銃夢 Last Order:ガリィ)
  • 「旦那には千年経ってもわからねえだろうさ…」「朝生まれて夕方に死ぬ虫ケラの願いがわからねえようにな」
    (銃夢 Last Order:ピング・ウー)
  • 「期待外れだヤコよ」「貴様の日付はいつになったら変わるのだ?」
    ネウロ:脳噛ネウロ)
  • 『英語は!!』『言語ではない!!』『高校の英語は…』『ただの暗記だ!!』『日常会話に役立つかなんてクソの価値にもなりゃしねェ!!』『その場しのぎにしこたま単語を憶え込ませる教師こそが優秀なのさ!!』
    ネウロ:藤原万次郎)
  • 「知能を創り出すという事は…」「生物そのものを創り出す事に似る」「双方とも0から創る事は至難の極みだ」「今の技術ではアメーバ1匹創る事もできないし…」「プログラムした人工知能ではチェスに勝つので精一杯だ」
    ネウロ:春川英輔)
  • 「私が刺し貫いた春川教授の遺体でも…」「砂場と同じ事をしたわ」「そしたら!!」「メチャクチャ興奮したわ」
    ネウロ:江崎志帆)
  • 「かまってほしくてさあ!!」「天気とか成績とか」「どんなにくだらなくてもいい…」「現実の話がしたくてさあ!!」「それが悪い事かよ!!」「そう思う事が犯罪かよ!!」「だったら」「だったら人間全員犯罪者じゃねーかッ!!」
    ネウロ:ヒグチ結也)
  • 『0と1』『死と生』『隣り合っている筈の両者の距離が…』『何故こんなにも遠いのだ』
    ネウロ:春川英輔)
  • 「馬鹿げた話だろう?」「君でさえ簡単に導き出せる結論に…」「天才である私が」「春川が」「どうしても辿りつきたくなかったのだ」「シェークスピアを見たこともない男が」「猫をキーボードの上で歩き回らせ」「いつか偶然にもシェークスピアの戯曲を書き上げるのをまっている」「…そんな無駄な挑戦だ」
    ネウロ:HAL)
  • 『こんな…』『こんな近くに!!』
    ネウロ:HAL)
  • 「忘れるなヤコ」「貴様も何一つ忘れるな」「我が輩の挑発も拷問も」「アヤやHALに流した涙も全部忘れるな」「忘れなければ貴様は再び進化ができる」
    ネウロ:脳噛ネウロ)

 個人的嗜好により、『ネウロ』が多めになっていますが、悪しからず。これでも削っ(削除)

2006年の自分ランキング:飲酒編

 今こそ『飲酒メモ』が役に立つ時!

  • 1位:カシスオレンジ × 37
  • 2位:白桃おろしサワー × 29
  • 3位:カシスグレープフルーツ × 16
  • 4位:ビール × 7
  • 5位:グレープフルーツサワー × 4
  • 6位:オレンジサワー × 4
  • 7位:りんごおろしサワー × 2
  • 8位:青リンゴサワー × 1
  • 9位:カルピスサワー × 1
  • 10位:レモンサワー × 1
  • 11位:シャンパン × 0.5
  • 12位:日本酒 × 1口

 という事で、今年摂取したお酒は合計102.5杯+1口でした。
 大変お子様的なラインナップばかり揃っている様に見えますが、これでも大分飲める様になったなあと思います。相変わらずビールは苦いし、日本酒は辛いしで苦手ですが、カシスオレンジさえ有ればやっていけますよ。多分。

デウス・エクス・マキナ

 まとめきれなくなったので、今年もデウス・エクス・マキナで締め。
 今年も1年間、お付き合い頂き有り難う御座いました。来年も宜しくお願い致します。