5月1日(日)

飲酒メモ

本日の理由:近況確認と厄除け
本日の面々:Winter Arrowsの中の人と
本日の飲酒:ピーチサワー×2、カシスオレンジ×1 (許容量)

 震災から1ヶ月半が過ぎ、大半の居酒屋が営業を再開して来たものの、昨日の店や本日の店等、未だメニューが完全に戻っていないところも多い様です。
 それでもガスが来ていなかったり建物のダメージが大きかったりで再開出来ない店に比べればマシ、という実状なのが何ともかんとも。


5月2日(月)

独り言:『Office 2007』が使い辛い

 クライアントの都合により職場の『Microsoft Office』を2003から2007に入れ替えたのですが、ツールバーの変貌っぷりにショックを受けました。
 正確には、『ツールバー自体が無くなり、リボンと呼ばれる機能毎にまとまったタブが採用された』んですけど、これがまぁとても使い辛い。慣れの問題なんでしょうけど、何処に何が有るのか分からないので日常的にやっていた操作が出来ず、それに伴うストレスを生んでくれます。
 一般的に考えれば、『Office』の最も多い利用シーンは『業務』の筈なのに、こんなにガラッとレイアウトを変えて来る意味が分かりません。利用者の生産性が下がるだけじゃあないですか。せめてOSに載せている『クラシック表示』的な機能を持たせれば良いのに、それさえも無い徹底した気の効かなさが素敵に過ぎます。

 最終的にGoogle先生に助けを求め、『Office 2007 オールドスタイル メニュー アドイン』というフリーソフトを見付けたので問題は解決しましたけども、改めて操作感の大切なさを思い知りました。
 しかし……何れはリボンにも慣れておかないと駄目なんでしょうねえ。フリーソフトを入れる事の出来ない環境(人の端末、OJT等々)で作業する事も有るでしょうし。

余談

 慣れ不慣れ、でいうと一番厄介なのは日本語入力です。
 『ATOK』を入れる事による作業効率の上がり様は、論文として発表しても良いレベルに達する風な感じっぽい気がします。


5月3日(火)

夢メモ:HPが1桁になるあれ

 巨大な竜巻が3本位発生し、自分の方に迫って来るという厭な夢を見ました。
 以下、覚えている事のメモ。

  • 最初に居たのは恐らく職場
    • 外が突然暗くなったので外に出たところ、空が分厚い暗雲に覆われ、遠くで巨大な竜巻が発生しているのを目撃
      • 竜巻はアメリカのハリケーンでは無く、如何にも漫画的な細長いタイプ
      • サザエさんのEDに出て来る様な家が雲の直下で舞っていた為、自宅が心配になって戻る事に
  • 帰宅ルートは現実とまるで整合性が無く、謎の森を抜けたら近所の路地に辿り着いていた
    • 路地から見る竜巻がまるで巨人の様に見えたものの、数km先から動く様子が無かったので少し落ち着いて携帯電話で撮影
      • この時点で竜巻が2本か3本位になっていた
  • 竜巻が少しずつ動き出した為、走って自宅に向かうも、竜巻も同じ方向に動いている事に気付く
    • 矢印を進行方向とするとこんな感じ

          竜巻 → ↓
                       自宅
      ---------------------------------   --------
      路地  自分 →
      -----------------------------------------------
  • このままでは明らかに自分も家に巻き込まれるな、と思ったところで覚醒

 普段は何が原因で見たのか分からない夢ばかりですが、今回は数日前に見た竜巻のニュースや、昼頃に目撃した環水平アーク辺りが影響元と推測されます。
 せめて夢位は危機感の無いものを見たいのに、中々思う様にいかないものです。


5月4日(水)

独り言:中二病は浪漫

 PSNの情報流出事件で犯人の可能性が有るとされるハッカー集団の『Anonymous』ですが、Engadgetの記事を読んだところ、予想を遙かに上回る中二病っぷりに痺れました。
 その印象的な内容は以下の通りです。

  • 声明としてよく使うメッセージが『We are Legion我らはレギオン. 』
  • ハッカー集団とされているが、正体は言論やネットの自由等といった『漠然とした価値観を共有する緩やかな繋がり』
    • DDoS攻撃等のサイバーテロ以外にも、通信手段の支援やガイ・フォークスの仮面でデモといった活動も行っている
    • 構成員はその時々で掲示板やYouTubeの呼び掛けで集ったり、思想信条やノリと勢いで参加したりする
  • 大勢から成る軍団レギオンを名乗る通り、1人の指導者が居る訳では無い

 まとめると、明文化されていない価値観を共有する個別の集団、という事ですよね。何それ、格好良い。指導者が居ない辺りも大変に格好良い。
 こういう面々を追い詰めてしまうと、ハブとなって思想を誘導するリーダーが出て来るに違い有りません。そして独立宣言をする訳ですよ。わぁ、格好良い。

演説

「聞け、Anonymous名も無き者達よ!我らレギオン!個が個のまま集い、世界を刷新していく者だ!」
「最早この会社はシステムとしての寿命を終えようとしている!」
「Linuxのサポート終了、ルートキー告訴、既知のセキュリティホール放置!」
「この会社が纏う怠慢を、集合体となりし個が祓うのだ!」
「目覚めろ!Anonymous名も無き者達よ!そして!レギオンの一部たれ!」

独り言:S.A.C.2nd GIGが初代S.A.C.に比べて微妙だった理由

 上記の話題で『個別の11人』や『招慰難民』を思い出したので、何と無く気の赴くままに書いてみます。
 何と無く気の赴くまま、っていつも通りなんですけどね。

 さて、攻殻機動隊S.A.C.に於いて2ndが初代を越える事が出来なかったのは、扱った『テーマ』の差によるものだろうと思っています。
 初代のテーマというのは極めて単純で、第1話で草薙素子が語った以下の台詞にそれが集約されていました。

「世の中に不満が有るなら自分を変えろ」「それが嫌なら耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ」

 『不満が有ったところで社会(=システム)は変わらないのだから、自分が適応するか黙ってなさい』と言い換える事の出来るこの言葉。
 一見すると社会(=秩序)を守る立場の者ならではの言葉にしか聞こえませんが、社会(=世の不正)に絶望した笑い男を中心に、キーパーソン達をこの言葉に集約させる様に動かす事で、作品のテーマがそれだったと理解出来る様に構成されています(最終話のラストでとある犯罪者が語った『曲がらねば世は渡れず』という言葉も、歪んではいるものの素子の思想の言い換えですしね)。そして最終的には、変わらない社会(=仕組み)の中でどう生きていくのか解決案も提示し、しっかりとそのテーマを完結させて物語が締め括られました。

 これに対し、2ndでは『公安9課を追い詰める』という制作サイドのテーマ以外に、視聴者に届くテーマが明示されていません。
 強いて言えば、都合の良い情報に流されるがままに動く人々を指して使われた『水は低きに流れ、人もまた低きに流れる』がそれに該当するのでしょうが、これは淡々と事象が描れたに過ぎず、『だから何なのか』が語られる事が無いのです。それ故『9課がヤバイ』以外の筋が無く、要所要所で熱いシーンや面白い構成をしているのに、画竜点睛を欠く結果に至っています。
 古今東西、『もやもやっとしたまま終わったけど面白い』作品なんてそうそう無く、この作品が初代に届かなかったのはそうした事に起因していると考える訳です。

 因みに、この差は『GHOST IN THE SHELL』と『イノセンス』の関係にも似ています。
 『童の時は童の如く』というテーマが見える前者に対し、『人形』や『引用』という制作サイドのテーマが目立って何がしたいのか分かり辛い後者みたいな。
 個人的には『イノセンス』は雰囲気を楽しむ映画として最高に好きですが、あの作品が綺麗にまとまっていたかと言うと、やはりもやもやっとした作品だったと思います。何せフェティシズムの極みみたいな作品ですし。

 色々書いてまとまりが付かなくなってきましたが、それぞれ同シリーズ内で比べると微妙でも、他作品と比べれば抜群に面白いのは確かです。
 書きながらもう一度観たくなってきました。


5月5日(木)

今週の範馬刃牙:第250話 史上最強の親子喧嘩

今週の粗筋:
フルコースを食べ終えた後、刃牙は敢えて母を殺した理由を父に問い掛ける。
刃牙の態度に怒りを覚えた勇次郎は、遂に『仕置き』という名の攻撃を繰り出すのだった。

 どうも地震のシーンが有るからの、4週間お休み=自粛だった様ですね。
 そう言えば幼年編でも対決の前に地震が有りましたっけ。件の3.11の最中も、勇次郎がパンチして止めてくれないかな、と思ったりしたものです。

 さておき。
 60Pも有るなら30Pは食事シーンに費やすだろう、と思いきや存外にまともな流れでまともにぶつかり合いが始まりました。
 飽くまでも『仕置き』であるという事や、徳川の爺様の『天命』、烈のボクシング編といった放置要素も有る事から、今回も盛り上がりきらずに終わる可能性が大いに有ります。が、久し振りの真っ向勝負なのでテンションが少し上がって来ました。まさか、という事も有ります。何せ相手は板垣先生ですから。未解決部分は番外編に持っていったっておかしくない。

 問題なのは、刃牙の表情やモノローグを読む限り、互いの戦力差は幼年編の頃と大差無い――『範馬刃牙』序盤の刃牙とルミナ位に有りそうなところです。
 今回勇次郎が見舞った尻アタックと、刃牙がルミナを飛ばした時のそれとで、受けた側の感想が殆ど同じですからね。受け身を取れるだけ刃牙の方が上ですが、ルミナの上でも仕様がありません。勇次郎とせめて拮抗する位にならないと。


5月6日(金)

ゲーム:Ezio三部作の最終章となるシリーズ最新作『Assassin's Creed:Revelations』が発表

 嬉し過ぎて過呼吸に陥らんばかりの勢いです。
 これで!今年も!年末は暗殺三昧!!

 ……ところで、『Ezio三部作』っていつの間にそんな事に。『Assassin's Creed三部作』じゃあなかったですっけ……?


5月7日(土)

先々月と先月のSTEEL BALL RUN:#69 新たな世界 5、#70 幸福の行方

69話の粗筋:
『THE WORLD』の能力を見抜き5秒の距離から攻撃するジョニィと、『無限の回転』攻略の為に覚悟を決めて迎え撃つDio。
因縁の対決は、自らの右足を犠牲にして『無限の回転』をジョニィ自身に喰らわせたDioが勝利を収める。
そしてSBRレースでも優勝を果たしたDioは、大統領の遺言に従い地下シェルターに遺体を運び入れるのだった。

最終話の粗筋:
遺体を施錠しようとするDioの前に、ルーシー・スティールが現われる。
全てを知るスティール夫妻の殺害を決めるDioだったが、大統領の能力を知っていたルーシーは、列車で殺害されたDioの首を持って来ていた。『D4C』のルールによりDioは消滅し、SBRレースはポコロコの繰り上がり優勝で幕を閉じた。

全てが終わり、自由に歩ける様になったジョニィ・ジョースターは、ジャイロの遺体と共に彼の祖国へと向かうのだった。

 若干消化不良な点も有りましたが、青空にレースを思い返し『祈り』をささげるジョニィが幕を下ろすという締め括りは、一抹の切なさと後腐れの無い爽やかさを共存させる実に良い結末でした。
 何より、パラレルワールドとして第1部との綺麗な対比の構図が素晴らしい。かつては首だけで友人の肉体を奪ったディオが、今回は首だけを失って消滅するという最期に然り、以前は敵の遺体を船に持ち込んだジョースターが、今度は親友の遺体を船に乗せたという展開に然り。
 特にDioについては、誰も信じなかった彼が『信じるよ』と言った相手の能力で滅んだ皮肉も良かったですし、それ以上に『ジョースターの家系』と無縁な人物に『THE WORLD』ごと消滅させられたという演出に大きな意味が有った様に思えます。これまで常にジョースターの血統に影を落としてきた『DIOの因縁』も、これで完全に断たれたのではないでしょうか。『THE WORLD』を持った彼が出て来たのはただの読者サービスではなく、この結末の為だったんでしょうね。

 また、この最終回には次シリーズに跨りそうな幾つかの伏線が有るのもポイントです。
 遺体を施錠したのはルーシーだという点や、Dioやジャイロの遺体がどうなったか分からない事、加えてシェルターは『80年後』には開ける事が可能という置き土産も有ります。
 これらはこのまま放置する事も出来ますが、後々好き勝手に弄くり回すだけの余地を残しているのも確かです。例えば、ジャイロの遺体を捜していて、且つDioの遺体の最も側に居て、最終的にあの方の遺体を施錠出来る権利を持っていたルーシーならば遺体のすり替えも可能だったでしょうし、それぞれの遺体が在るべき場所に戻ったとして、遺体が奇跡を起こせる世界故に彼らの遺体が何らかの奇跡を起こす可能性も有ります。それらが新しいドラマに繋がる可能性は十分に有る訳です。
 尤も次はM県S市でお馴染みの我らが『杜王町』の出番らしいので、4部の様に『日常の隣に有る恐怖』のオムニバスシリーズになる可能性の方が高そうですけどね。あの町が舞台ならば、遺体が絡まなくても十分奇跡体験が出来るでしょうし。


5月9日(月)

飲酒メモ

本日の理由:新規業務のキックオフ
本日の面々:クライアントや同僚約20名
本日の飲酒:ビール×1、カシスソーダ×1、カシスウーロン×1 (許容量)

 GW明けの月曜から飲み会だなんて、ルール無用の残虐ファイトとしか言い様が有りません。まったく、お偉方の体力には恐れ入ります。


5月10日(火)

独り言:人間ドック結果発表

 承前
 今回は日帰りのドックだった為、郵送での結果発表です。封筒が妙に分厚かったので精密検査を要する項目が有るのかとどきどきしましたが、結論から言うと杞憂でした。

 内容を見ると、脂肪肝がいつの間にか治っていたり、血液・尿・内臓の殆どの値がより健康的な物になっていたりと概ね良好。体重も腹囲も減り、年々健康度が増している状況です。27歳の時の値より今の方が圧倒的に良いというのも微妙な気分ですけど、魚・野菜に覚醒したり末堂を見習って毎日10分正拳突きをやったりした甲斐が有ると思えば良いのでしょうね。
 ただ、脂肪肝と引き替えにさり気なく記載されていた『腎実質石灰化』が気になります。今のところ特に問題無しだそうですが、石灰化って普通に考えるとステータス異常ですよね。今後も特に問題無しなら良いんですけど……。


5月11日(水)

ゲーム:『ドラゴンクエスト25周年記念 FC&SFC I・II・III』記念特典付きで発売

 えっ。リメイクしたらしたで『またッスか』と突っ込むのでしょうが、だからと言ってそのまま出されても。
 どうせなら『ドラゴンクエストIX』のエンジンで出す位やっていただかないと。そのセットならば10,000円でもきっと買います。


5月12日(木)

今週の範馬刃牙:第251話 真・親子喧嘩

今週の粗筋:
出来の悪い倅に躾をほどこす勇次郎は、周囲の客に迷惑を掛けない様に、刃牙の頭を掴んだままホテルの外にダイブする。
クッション代わりに神崎首相の車を使う事でダメージを抑えた範馬親子だったが、刃牙は『動けないから起こして欲しい』と勇次郎に依頼。仕様が無く息子の手を掴んだ勇次郎に対し、刃牙は平手打ちの奇襲を決めるのだった。
しかし急所を外した攻撃に腹を立てた勇次郎が、刃牙が痙攣する程の平手打ちでカウンターを決めたからさぁ大変。

 良いですね。刃牙に全く勝つ見込みが無いものの、順調に親子対決が進んでおります。
 タイトルにも『真』が付いたりして、いよいよこの対峙がただでは済まない感じになって来ました。刃牙に全く勝つ見込みが無いものの。

 今週の展開を見る限り、この2人の戦力差は思った以上に離れているのかも知れません。
 この期に及んで、刃牙が勇次郎に攻撃を加えた際のイメージが『深刻且つ絶望的』と表現されたのもアレなのに、カウンターで一撃貰っただけで白目&手足ビクビクですからね。あの痙攣はピクル戦での投身自殺の時にすら見せなかったリアクションですし、よもや演技という事も無いでしょう。かつてコンマ2秒の失神で『2度殺された』と言われたのに、これでは何度殺されたのか数えられたものではありません。
 この『お仕置き』、親子喧嘩に至るにはまだまだ時間が掛かりそうです。


5月13日(金)

独り言:なおるよ!

 帰宅途中位から脂汗を掻く程の猛烈な胃痛――喩えるならば胃の中で『真サム』のシャルロットがスプラッシュファーントを繰り返している感じ――に襲われたのですが、眠って起きたら嘘の様に治っていました。
 PCも挙動がおかしくなった時は再起動すれば大概解決するものですけど、人間も似た様なものなのかも知れませんね。困ったら水分を取って眠れば治るよ!と。震災直後はそもそも眠れなかったので治りようも無かった訳ですが、それはまた別の物語。

結局貴方はナコルル派なんですかシャルロット派なんですか

 春麗派です。


5月14日(土)

雑談:漸く片付けが全部終了

 承前
 実は前回の2枚目、カーテンの向こう側は手付かずの楽園だったのですが、手当たり次第に物を捨てまくって漸く綺麗にする事が出来ました。
 という事で記念に撮影。

 
 

 『所持しておくメリットが、保管に要する容積を下回った物は全て捨てる』セオリーで色々捨てた事について、正直今になって勿体ないと思ったりもしています。
 しかし今後も揺れる可能性が有る以上、実用性を優先して割り切っていかないといけません。揺れなければそれが一番良いのですが。


5月15日(日)

独り言:まさかの

 保険の方に自宅の調査をして貰った結果、『半壊』認定を受けました。
 それなりの保険金が出る事になった訳ですが……半壊、ですか。……何でしょう、この複雑な気持ち。


5月16日(月)

今週のONE PIECE:第624話 “オトヒメ王妃”

今週の粗筋:
タイガー亡き後も海賊として戦い続けたジンベエだったが、世界政府の恩赦と魚人の立場回復を目的に七武海加入を決意する。
その選択と恩赦によるアーロンの解放、そしてジンベエとアーロンの決別により、『タイヨウの海賊団』は3つの派閥に別れる事となるのだった。
同じ頃、魚人島に天竜人を乗せた巨大難破船が入国を求めて来たからさぁ大変。

 『七武海加盟と引き替えにイーストブルーにアーロンを解き放った』と言われていたジンベエですが、事実は『恩赦で自由になったアーロンを止める事が出来なかった』が正解だった様です。
 タイガーの死の真相と同じで、『多くは違わんが』というパターンですね。アーロンの解放が加盟の条件では無かったものの、傍目に見れば『ジンベエが七武海になったからアーロンが自由になった』訳で、それを『引き替え』と言っても間違いは有りません。それに、アーロンがやろうとしている事を少なからず予想していながら、それを止めきれなかったジンベエに大きな責任が有るのも確かです。

 勿論、本来アーロンを止める立場の海軍が何の役にも立たなかった事も問題でしょう。私腹を肥やす為にアーロンの悪事を見過ごした海軍第16支部の非道さは、差別とはまた異なる人間の暗黒面を持っています。
 魚人を差別するのも人間ならば、利益の為に魚人の悪事に目を瞑るのもまた人間。本作では人間の邪悪さを象徴する存在として『天竜人』が描かれている訳ですが、そうでなくても人間の悪事は枚挙に暇が有りません。特定の誰かが悪いのでは無く、誰しもが悪になる可能性を強く秘めているのが問題なのです。

 オトヒメ王妃の――異常なまでに稚拙な手段は兎も角――信念や、タイガーが言っていた様な『次世代に託す』という方法ならば差別を解決出来る可能性は有ります。差別の歴史を知っている者が居なくなれば、今よりはマシになるでしょう。
 それでも、見た目の違いを気にする卑屈で邪悪な人間の人間性をどうにかしないと、何れまた同じ過ちを繰り返してしまいそうですが。


5月19日(木)

今週の範馬刃牙:第252話 仕置き

今週の粗筋:
親子喧嘩である以上、急所を狙わない。
同じ思考の元で戦う2人だが、戦闘力だけは大人と赤子程離れているからさぁ大変。

 攻撃を尽く潰され、軽い拳骨一発でふらつくダメージを喰らい、蹴りで数メートルは飛ばされる我らが範馬刃牙。
 やっぱり幼年編の時より距離が広がっていますよね、これ。急所を狙ってないから勝てないとか、そういう次元の話じゃあありません。単純に力量が違い過ぎる。

 しかし勝てるかどうかは別として、これまでの戦いや葛藤を経て『自分達の戦いは親子喧嘩なんだ』『親子喧嘩だから急所は狙わないんだ』という結論を導き出した刃牙には感嘆します。
 『地上最強の生物』という二つ名を持ち、その名を聞けば誰もが恐れる『オーガ』という規格外の存在。母を殺めた憎い仇。それでもそれが父親である以上、刃牙はどこまでも息子であろうとしているのです。この刃牙の『答え』は、良い意味で読者の想定を超えるものではないでしょうか。勝てるかどうかは別として。


5月20日(金)

今月のジョジョリオン:#001 「壁の目」の男

今月の粗筋:
3月11日の震災で大きな傷を受けたM県S市の杜王町。
そこでは、震災当日の深夜に出現した『壁の目』と呼ばれる謎の『壁』の隆起が問題となっていた。

ある日、『壁の目』の近くで幼馴染みの『東方常秀』から隠れていた『広瀬康穂』は、裸のまま土砂に埋まっていた記憶喪失の『男』と出会った。
首の付け根に星形の痣と、歯形の様な傷痕を持ったその男を助ける康穂だったが、康穂に一方的な想いを寄せていた常秀は男が彼女を襲ったと誤解し、石を持って男に襲い掛かる。だが、男の不思議な力が常秀の視力を奪ったからさぁ大変。

 これは『呪い』を解く物語――というモノローグが綴られるジョジョ第8部『ジョジョリオン』が遂に開始しました。
 M県S市が舞台という事で、早速震災ネタを折り込んで来た先生のチャレンジ精神は流石です。詰まりは、あれ以降に考えたネタという訳ですよね。構想とか大丈夫なんでしょうか。

 閑話休題。
 今回はプロローグといったところで情報量は抑え目でしたが、それでも幾つか妄想のし甲斐が有る点は有りました。

  • 壁の目
    • 『悪魔の手のひら』的な物?
  • 男の星形の痣
    • ジョースターの血統?
  • 土砂に閉じ込められていたという状況
    • 大統領の末路が連想される
      • 『呪い』とは『無限の回転』の事?
  • 男の股間に有るらしい4つの睾丸
    • 結局余り触れられないまま忘れ去られそうな予感

 中でも重要そうなのは、星形の痣と『呪い』というキーワードですね。
 これまでは黄金の意志の象徴でもあったジョースターの血統が、このシリーズでは『呪い』の象徴になっているのだとしたら、それは何とも面白そうです。

 ただ、杜王町が舞台ならば主軸としてその『呪い』の話が有りつつも、第4部の様な日常に絡む事件を折り込みながら進むスタイルを希望します。
 杜王町に似合うのは、DIOや大統領の様な『ボス』クラスの敵が持つ野望では無く、『少しアレな一般人』の願望が生み出す事件ですからね。日常を過ごす多くの人に取って、『世界を狙う悪党』よりも『性癖の為に人を殺す殺人者』の方が圧倒的に怖いものです。


5月22日(日)

メール回答

 承前
 マイ癒し空間の写真に対するリアクションをいただきました。

名前:なし
本文:シンプルだからルンバが活躍しそうで羨ましいです。(略)
ちょっと殺風景なのでポスターとか貼ったらどうでしょう。しょーさんなら洋ゲーとか筋肉とか。血や炎の赤が良いアクセントになるはずです。


名前:通りすがる
本文:淡泊っすねwwいやいい意味でww


名前:ぽ。
本文:フィギュアもポスターもない・・だと・・?
実用性がないのは承知ですが有れば色々捗りますよ?まず見た目に潤います。次に見て楽しめます。・・嫁に捨てられる前に私も片付けしようかな・・

 血でアクセントて。
 以前同僚から『独房みたい』と言われた事が有りますが、そんなにそんなですかね。部屋公開系のまとめブログを見たりすると、未だ物が有る方じゃあないかと。
 まぁ、インテリアはもう少しどうにかした方が良いと思いますが……。センスが無いにも程が有る。

 シンプルとか淡泊というのは正に目指すところで、個人的にはもっと目に入る物を減らしたい(捨てたり収納したりして)と考えています。
 何と言うか、小綺麗にしたいと言うのでは無く、自室からは『雑多』な要素を可能な限り取り除きたいのです。アニメ版『DEATH NOTE』に於ける魅上照の部屋くらい何も無い感じが理想。

 手が届く範囲に物が無い部屋というのはある種の機能性には欠けますけど、気が散らないですし、何より掃除し易いというメリットが有ります。一々物を退けて掃除するのは面倒で仕方無い。
 いずれもう少し簡素化が進んだ時にはまた記念撮影してみます。余り変わらない予想もしつつ。

余談

 震災を受けて食玩の類を全て捨てた訳ですが、猫目リンクのフィギュアが出る様な事が有れば即買ってしまう自信が有ります。
 こうしたブレっぷりが理想と現実の差に繋がってしまうのでしょうね。


5月23日(月)

今週のONE PIECE:第625話 “受け継がない意志”

今週の粗筋:
解放された魚人の奴隷達を連れ戻す為に魚人島へやって来た天竜人・ミョスガルド聖。しかし、その過酷な船路でクルーは全員死亡し、彼もまた深手を負っていた。
奴隷時代の復讐を果たそうとする魚人達からミョスガルド聖を庇うオトヒメだったが、逆にミョスガルド聖に銃を突き付けられしまう。その惨事を目の当たりにしたしらほし姫は謎の能力で海王類を召喚し、ミョスガルド聖を失神させるのだった。
数週間後、人間との共存を望むオトヒメは一命を取り留めたミョスガルド聖と共に地上へ向かい、彼の説得に成功したからさぁ大変。

 しらほし姫がまさかのいやぼーん。
 別に居る意味が無いんじゃあないかと思っていたバンダー・デッケンにも、それなりに登場の必然性が有る様ですね。余計話がややこしくなりそうな感も有りますけど。

 久し振りの新顔登場となる天竜人の方は、相も変わらないゲスなので安心しました。
 もう彼らは顔からして違いますものね。ゴア王国のアレな貴族達と同じで、世界中から憎まれたくて仕方無いといった風貌。こうも徹底的に『最低な連中』として描かれると、清々しささえ感じます。
 確か天竜人は『20人の王達の末裔』という設定だったと思いますが、チャルロス聖やミョスガルド聖とその父親の顔立ちを見る限り、その20名の中に余程アレな造形の王が居たのでしょう。

 閑話休題。
 今回のタイトルは少し深いですね。これまで幾度か出た『受け継がれる意志』というフレーズを逆にするセンスが好きです。
 これには『人間への怒りや恨みを後生に残さない』というオトヒメやタイガーの信念(=意志)と、そうした『意志を受け継がない』という二つの意味が有るのだろうと受け取っています。
 前者を体現するのがジンベエ、後者がホーディ。道徳的に正しいのはジンベエなんですが、ミョスガルド聖を見ているとホーディが間違っていると言えないのが困ったものです。オトヒメがどんなに根気強く頑張ろうと、あんなのが1人来ただけで子供達の人間に対する意識は決まってしまうでしょう。世界一のゴミとは言い得て妙です。


5月24日(火)

PC不具合:『N10Jb』が勝手にスタンバイモード突入

 日課となっている睡眠前のニコ動視聴中、2回も続けてスタンバイモードに突入するという現象が発生しました。
 我らがGoogle先生曰く、『N10Jb』では既知の不具合だそうです。内容を簡単にまとめると、

  • 前提1:GPUモード(Gefordce105M)利用
  • 前提2:冷却ファンはCPUが熱を出さないと動かない
  • 結果:GPUにのみ負担が掛かる状況では、CPUが冷たいのでファンが回らず、熱暴走でスタンバイモードへ
  • 余談:メーカーは特に対応せず

 というロジックの模様。
 最近のFLASHはGPU支援に対応しているので、その影響でGPU負荷が高まって熱暴走しているのかも知れませんね。

 取り敢えずは『N10Jb』を置いている2つの台に隙間を開けて、PCの両端だけを台に乗せて熱が籠もらない様にしてみました。
 これから暑くなって来る上に節電もしなければならない中、このままでは非常にアレでアレな感じです。ここはGPUモードを切って出張用のネットブックと割り切り、新たなPCを買うという選択も有るのかも知れません。
 いえ、震災後の衝動買いハリケーンが続いている訳では無いですよ。来月ボーナスが出るからですね、募金は募金で続けるとして、何か好きな物も買いたい的なですね(以下省略)


5月26日(木)

今週の範馬刃牙:第253話 超えられぬ父

今週の粗筋:
勇次郎の生物の域を超えた運動能力に危機感を抱いた総理は、陸上自衛隊第一空挺師団に出動要請を下す。
それだけの力を持つ父を超えねばならない刃牙だったが、躾の一環として繰り出された『鞭打』の一撃で闘うどころでは無い激痛を受けたからさぁ大変。

 こっちの総理はそれなりの判断力と決断力を有している様ですね。
 召喚された第一空挺師団がどうなるかまでは見越せていないにせよ、『これはヤバイ』という状況に際して即断で一手を打つ姿勢は評価出来ます。
 ただ、これで漫画的には『第一空挺師団到着→親子喧嘩はまた後日』というパターンになる気配が濃厚になってしまいました。どうせそうするなら、今回のエピソードで『真・親子喧嘩』なんてタイトルを付けなければ良かったのに。

 さりとて、現状が『親子喧嘩』かと言えばそれは実に微妙な問題です。
 何せ、今週の展開を含めこれは誰がどう見ても勇次郎の勇次郎による勇次郎の為の一方的な『仕置き』ですからね。刃牙がやったのは不意打ち&罵倒だけで、その唯一の攻撃である不意打ちでも勇次郎にダメージを与える事が出来ず、むしろ自身が絶望感を抱いただけ――って、タイトル通り父を超えられる要素がまるで見えません。
 オリバやピクルとの戦いで経験を積んだ今も尚これだけの戦力差が有る事を踏まえると、先述の第一空挺師団の乱入で喧嘩が御開になったとして、後日仕切り直しても同じ様な展開になるだけですよね。第一空挺師団のスーパー兵器で勇次郎に大打撃を与える、とかそんなイベントが有ればまた別の話ですが。

飲酒メモ

本日の理由:勤務先の懇親会
本日の面々:同僚ら約40名
本日の飲酒:ビール×1、カシスグレープフルーツ×2 (許容量)


5月27日(金)

ゲーム:『Assassin's Creed:Revelations』のムービー、アートワークを公開

 フックブレード格好悪ッ。
 例の両手でザクザクが出来なそうじゃないですか、これ。掻きむしり専門そうじゃないですか、これ。こんなのが似合うのは海賊位な物でしょう。

 キルストリークや暗殺時のアクション次第で化けるのかも知れませんが、現時点での印象は大変に悪いです。
 ロープ移動による高速化は面白そうなんですけど、何もアサシンブレードと換装する必要は無かったんじゃあないでしょうか。この移動方法をデズモンドも使う前提だったりするんですかねえ。


5月28日(土)

飲酒メモ

本日の理由:友人からの誘い
本日の面々:友人ら3名
本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×3 (許容量)


5月30日(月)

今週のONE PIECE:第626話 “ネプチューン3兄弟”

今週の粗筋:
『署名の意見に賛同する』という天竜人の一筆を手に入れたオトヒメ。彼女の熱意と天竜人の後押しに多くの者が賛同し、国中から署名が集まる日々が続いた。
そんなある日、突如署名箱から火の手が上がる。兵達が署名を守る為に奔走する中、オトヒメが何者かに狙撃されてしまったからさぁ大変。

 あの天竜人がオトヒメの説得に耳を貸すとも思えませんし、この事件の黒幕は天竜人っぽいですねえ。煩わしいor再度の奴隷奪還(orじゃなくてandか)を目的に、取り敢えず適当な約束をしてオトヒメを解放、而して署名が集まったら燃やして無かった事にしてしまえ、という感じで。実行犯は使い捨ての海賊かサイファーポール辺りが妥当でしょうか。
 この流れはアーロンがナミに対して行った仕打ちと同じです。金を持ってくれば村を返すと嘯いて、実際は集まった金を海軍に押収させて無かった事にするというルール無用の残虐ファイト。麦わらの一味観点での魚人アーロンが犯した最大の罪を、人間の方が先に行っていたというのは一寸した皮肉ですね。

 その後この事件の真相が明らかになったかは分かりませんが、犯人が天竜人だったとして、魚人達がその事実を知ってしまえば人間と歩み寄るのはかなり難しそうです。
 国民に愛を説き国民に愛されたオトヒメならば、それでも尚諦めはしなかいのでしょうが、そのオトヒメが奪われた訳ですからね。国民総オトヒメ化と言うか、本当の意味でオトヒメの信念が国民に伝播していなければ無理な話でしょう。仮に伝播していた所で、人間サイドが何も変わっていないという壁が有ります。
 実はコアラが革命軍に入り、そうした人間サイドの価値観を変えている最中――といった要素でもあれば、少しは希望の光が見えるかも知れません。即効性の無い話ですが、元々オトヒメやタイガーの理想も『次世代』に有ったのですし、次世代に