a 適当。

5月1日(火)

映画:ジャスティス・リーグ (原題:Justice League)

映画の粗筋:
 スーパーマンが去った世界に、人の絶望を感知し襲い掛かる謎の異星人が現れていた。
 ブルース・ウェインは世界を救う為、ダイアナと共に特殊能力を持つメタヒューマン達を捜し始める。
 だが、かつて人類や神々と敵対した『ステッペンウルフ』が現れ、地球を作り替える力を持つマザーボックスが奪われたからさぁ大変。

 感想。予想に反して小綺麗且つ大衆向けにまとまっていて面白い。80/100点。

 ぶっちゃけ、DCEUってMCUに比べて陰鬱なイメージが有るじゃないですか。
 まぁ、DCEUというより『マン・オブ・スティール』と『バットマンvsスーパーマン』が、なんですけど。

 個人的には両作品共とも大好きですが、万人ウケする映画だとはとても言えません。
 クリストファー・ノーランの『ダークナイト』三部作とは似て異なる、独特の重苦しさが有るんですよね。

 そもそも上記2作品を手掛けたザック・スナイダーは、主人公を『人間や社会に広がる闇を微力ながら照らす人』とした物語を描く傾向が強く、それを絵面や構図、暴力や空気感に反映させる為に、様々なディテールに拘りまくる職人タイプの監督です。
 『300』、『ウォッチメン』、『エンジェル・ウォーズ』――それぞれ、圧倒的な映像美で多くの人の目を引くけれど、ビジュアルに漂う闇を隠す気は全く無い。
 最初からファミリー向けなんて考えていない、と言わんばかりですし、実際そうなのでしょう。

 そんな訳で、今回もそうなるだろうと予想していた訳ですが、蓋を開けてみたら意外にもさっぱりしていたというか、普通にオールスターの面白アクション映画だった事に驚きました。
 いや、ところどころ、MCUには無いじめっとした外連味も有るんですけど、全体を通すと相当エンタメ寄りになっているなぁという印象。

 映像の派手さは言うに及ばず、この手のシナリオでお約束の仲間同士の確執をサクッと解決させたり、フラッシュをコメディリリーフに徹底させたり、変な捻りの無い勧善懲悪なシナリオにしていたり、なるべく視聴者にストレスをかけない様に気を遣っているのが凄く伝わって来る、
 尖った部分が無いだけに物足りなさも感じるものの、これならファミリーで観ても楽しめる内容でしょうね。
 ほんの少しだけ複雑な気分ですけど、DCEUも今後はこの路線で進むべきだと思います。

 尚、先のドゥームズディ戦でスーパーマンやワンダーウーマンの活躍を見てドン引きしていたブルースが、色々悩んだであろう末に出した結論が『俺の特技は金!』だったのと、脳筋のヴィランをもっと凄い脳筋が叩きのめすシーンは笑いを我慢出来ませんでした。
 特に後者はねえ。ワンダーウーマンより強くてフラッシュより速くてサイボーグより縦横無尽って、もう勝てるのバットマンの金だけじゃないか。
 あのヴィランは気の毒……気の毒だったね(カール・ベルモンド風に)。


5月3日(木)

映画:グレートウォール (原題:The Great Wall)

映画の粗筋:
 傭兵のウィリアムとトバールは、黒色火薬を求め宋を旅していたが、ある夜謎の怪物に遭遇する。
 辛くも怪物を退ける2人だったが、馬賊に追われ逃げ込んだ万里の長城で宋王朝の守護者『禁軍』に監禁されてしまう。
 偶然、禁軍に火薬が有る事を知り、火薬を持って脱出しようと考えるウィリアム達だったが、万里の長城には『饕餮(とうてつ)』と呼ばれる怪物達が迫っていたからさぁ大変。

 感想。馬鹿なんだろうなあと思って観たら馬鹿だった。70/100点。

 何かの映画の予告で観た時から思っていたんですけど、大前提が『実は万里の長城は怪物から人類を守る為に造ったものだった!』という代物ですから、きっと馬鹿な映画なんだろうとは思っていたんです。勿論、良い意味で。
 で、ワクワクしながら観たら安心の馬鹿っぷり。当然、良い意味で。

 断っておきますが、大まかなシナリオは普通に王道です。
 自分の為だけに生きて来た男が、誰かに為に尽くす人達との出逢いで精神的に成長し、最終的には信頼し合って敵を倒す、という物語。
 変に捻ったりせず、余所者は信頼出来ぬ→強いから認める→やっぱ信念違う奴は駄目だわ→でもお前嫌いじゃないわ、というテンプレート展開で話が進むので、『水戸黄門』的な安定感が有ります。
 じゃあ何が馬鹿かって、ビジュアル面が馬鹿なんですよ。

 一言で書くと、映像的なハッタリが酷い。無論、良い意味で。
 例えば、仲間の鼓舞と作戦伝達を兼ねる太鼓を『ヌンチャクで』叩きまくるお姉様方とか、投げ槍部隊と見せ掛けて『バンジージャンプで』竜騎士ごっこをする(そして喰われまくる)お姉様方とか、『ヤバい、饕餮チョー賢い!』とか驚いた直後に軽装で喪に服してみる兵隊達とか、マッチョマン達の努力によって稼働する回転ギロチンとか、マッチョマン達の努力によって稼働する投擲兵器とか、マッチョマン達の努力によって稼働するエレベーターとか。
 もっと、こう、有るだろ。それどう考えても非効率だろ。……と、いう事に全力投球する有様が、もうたまらなく馬鹿馬鹿しくて素晴らしい。
 効率とは関係無いけれど、単騎でも兵隊10人分位の戦力を持っていそうな饕餮が、『数万匹』単位で襲って来る辺りも色々振り切ってる感が有って実に良いですね。

 この感覚は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に似ています。
 惜しむらくは、敵が人外なのでヒャッハー要素が少ない事か。
 それでも、馬賊とか言うヒャッハー要員が、オチが読める面白球技を披露してくれる辺り、馬鹿映画としてやるべき事は理解されている気がしますが。

 後、ウィレム・デフォーが出て来たので、コイツ悪いんだろうなあと思ったら本当に悪かったのも良かったです。
 最近観た良いデフォーは『ジョン・ウィッグ』でしょうか。アレもまぁ、普段のデフォーの役回りが有ってこそ成立した様な気がしないでもない。


5月4日(金)

映画:キラー・エリート (原題:Killer Elite)

映画の粗筋:
 傭兵兼殺し屋だったダニー・ブライスは、仕事を捨て恋人との平穏な日々を過ごしていた。
 だが、仕事仲間だったハンターが人質され、その解放と引き替えにオマーンの族長の息子達の仇討ちを強要される。
 仕方無く仕事を受けるダニーだったが、ターゲットは全員SAS出身者だった上、秘密結社『フェザーメン』がダニー達の仕事を嗅ぎ付けたからさぁ大変。

 感想。いつものジェイソン・ステイサム。75/100点。

 冒頭から怪我をしたり『これは実話に基づく物語』と銘打たれたりする為、もしかしてジェイソンのステータスが下方修正されるのか?と思ったらいつも通りでした。
 だって、元凄腕の殺し屋ですし、銃でも素手でも強い上にパルクールも出来ますし、忍び込むなんてお手の物だし、尾行されても勘付けるし、敵がガチガチに練った作戦も出し抜けますし、美人にモテますし。
 うん、いつも通りだ。こんな奴が実在してたまるか。

 しかし、実話ネタの所為なのか監督の作風なのか、展開は物凄く地味です。
 パッケージ裏に『予想もしなかった事実とは!?』とか書かれていますが、『ですよねー』的な出来事しか起きませんし、暗躍が望まれた秘密結社『フェザーメン』も期待外れこの上無い。
 そもそもフェザーメンは、エージェントのスパイクと彼の部下が優秀なだけで、組織としての活動や手の広さが一切描かれないんですよねえ。物語でそこを秘密にしてどうする。

 ジェイソンの格闘シーンは良いですよ。特にクライヴ・オーウェンとの殴り合いや、椅子ダイブとかは見応えが有る。
 デ・ニーロの『デ・ニーロだから有能だろ』と見せ掛けて『コイツ無能じゃねえか』と思わせて『やっぱり有能じゃん!』な活躍も面白い。
 でもそれだけですね。一度観る分には良いけれど、また観たいと思える要素は全く無いです。


5月6日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

  • 内臓SSD:正常 30℃
  • 内臓HDD:正常 29℃
  • 外付HDD:正常 38℃

飲酒メモ

  • 本日の理由:札幌出張につき
  • 本日の面々:部下2名と 合計3名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×1


5月7日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ155 オマエには負けない

今週の粗筋:
 ユノはエルフの力を得ながらも、魂は元の状態を保っていた。
 『仲間』を連れ戻す為にユノの魂を消そうとするエルフ達だったが、アスタとユノは連携してエルフの魔法を撃破するのだった。

 また下書き!
 う〜む、こうも下書きが続くと少し休んでいただいても良いのでは、と思っちゃいますねえ。
 『ワールドトリガー』の様に、無理が祟って無期限休載になるのが一番恐ろしいですし。
 いっそ『ONE PIECE』みたいに、どの漫画も4週に1回は休んで良い制度とか導入すれば良いんじゃないかな。読者的にはアレですけども。

 本編について。
 まぁ、うん、はい。ユノ強いねー、という事で。
 今回はいつもの『揃うと強い』というお話だったので、特にコメントは無いです。

今週のONE PIECE:第903話 “5番目の皇帝”

今週の粗筋:
 無事にビッグ・マムのナワ張りから脱したルフィは、モルガンズの記事により『5番目の皇帝』と呼ばれ、懸賞金も15億まで跳ね上がるのだった。

 遂にルフィも15億、そしてモルガンズの贔屓が有るとは言え『皇帝』扱いですよ。
 これは『最悪の世代』の中でも頭1つ以上抜けた、と言えるでしょうね。
 何だろう、ルフィもここまで来たのかあ、という感慨が凄い。
 そして、サンジがジェルマ装備を手に入れていたり、ナミがゼウスをゲットしていたり、一味の強化もしっかり進んでいますし、着実に話が進んでいる感がします。

 来週からはワノ国と世界会議を同時展開でしょうか。
 個人的には、少しワノ国は置いておいて世界会議で世情説明や物語の根幹に触れる話をして欲しいのですが、そうするとゾロ達の放置期間が延びますし、流石にワノ国もやるんですかね。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.181 誰が為

今週の粗筋:
 異変に気付き駆け付けたハウンドドックは、デクとジェントルの申告から状況を察し、ジェントルを警察に連れて行く事で場を収める。
 デクは何とか本番に間に合い、壊理の笑顔を見る事が出来るのだった。

 意外と物分かりが良いというか男気が有るというか、理性的だったハウンドドック先生に驚き。
 そりゃあ最高峰と言われる学校の教師兼ヒーローな訳ですし、これ位の度量も有って然るべきなんでしょうけど、こんなにしっかりした対応の出来る人が、何でマイクを持った時はあんな感じだったんでしょうね。緊張するとああなるのか。

 そして、そんな大人達の協力も得て文化祭は継続、見事にエリちゃんの笑顔を見るに至りました。
 うん、とても良い笑顔でしたね。頑張った甲斐は有った。
 後はデモンストレーション中に、今回の戦いの影響による体力切れとかが無い事を祈るばかりです。

飲酒メモ

  • 本日の理由:札幌出張につき
  • 本日の面々:会社の面々 合計5名
  • 本日の飲酒:カシスグレープフルーツ×1


5月10日(木)

ゲーム:『NEOGEO mini』発表!名作・傑作タイトルを40作品内蔵したSNKブランド40周年記念ゲーム機

 あ!これ欲しい!これ買う!(断言)


5月11日(金)

ゲーム:『LA-MULANA 2』ティザーサイト公開

 遂にこの時が来た!!
 延期延期の繰り返しで、今年中も危ういんじゃあないかと思っていたのですが、今度こそ発売してくれそうです。
 あぁ、もう今から夏が楽しみだ。


5月12日(土)

映画:オリエント急行殺人事件 (原題:Murder on the Orient Express)

映画の粗筋:
 ある事件の依頼を受けた探偵エルキュール・ポワロは、休暇を兼ねてカレー行きのオリエント急行に乗車した。
 だが、その列車の中で富豪エドワード・ラチェットが殺害されてしまう。
 オリエント急行の責任者であり、旧知の仲でもあるブークの依頼で調査を始めるポワロだったが、乗客全員にアリバイが有ったからさぁ大変。

 感想。原作が面白いから無難に面白い映画。70/100点。

 無難。そうですね、その一言に尽きるかな。
 例によって特に根拠の無い憶測ですが、『オリエント急行』の真犯人を知らずにこの映画を観る人の割合は、『ザ・ワールド』の正体を知らずにアニメ版『ジョジョ』を観た人の割合に近いと思っています。
 詰まりは、圧倒的に少数派であろう、と。何せ原作が有名ですし、映像化も何度もされていますしね。

 当然そんな事は制作サイドも前提にしている筈で、それでも敢えて今『オリエント急行』を映像化する以上、何かしら『独自性』が付随されるのだろうと思っていました。
 例えばWarnerの『シャーロック・ホームズ』がエンターテイメント性に全振りした様に、BBCの『シャーロック』が現在を舞台にした様に。

 で、結論ですが、本作に目立った独自性は有りませんでした。
 兎に角普通。極々普通のオリエント急行。目新しい要素一切無し。
 『現在の豪華キャストでお送りするオリエント急行』以上でも以下でも無い。

 要するに完全なる肩すかしだった訳ですけど、決して詰まらない映画ではありませんでした。
 むしろ、変に冒険していない分、純粋にオリエント急行を楽しめたと言える。
 まぁ、そもそもポワロ自体が変人ですし、オリエント急行のネタも(当時としては)結構反則気味なので、尖った新要素を詰め込んでカオスな仕上がりにするより、普通に原作を再現した方が面白くまとまるのは明白です。

 実際、本作は地味ですけど古典的なミステリとしても、新生ポワロの物語としても結構綺麗にまとまっています。
 オリエント急行に乗る前までにポワロの人となりをほぼ完璧に説明し、オリエント急行に乗車後は乗客の紹介→事件→推理→真相到達と流れる様に進んでいく。
 そして、単に『殺人事件の真相を暴く』だけに留まらず、ポワロの持つ善悪二元論や価値観に変化が生じていく描写に力を入れているのがとても良い。

 個人的には、冒頭のエルサレムで見せた謎の先読み能力を全編通して使いまくって欲しかったんですけど、一先ずこれはこれで新生ポワロのスタートラインとしては及第なのかな、と納得する事にしました。
 エンドロール前のやり取りの通り、次は『ナイルに死す』をやるみたいなので、+α要素は次に期待、という事で。


5月13日(日)

備忘:本日のS.M.A.R.T.

  • 内臓SSD:正常 30℃
  • 内臓HDD:正常 29℃
  • 外付HDD:正常 39℃


5月14日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ156 本来の姿 本来の力

今週の粗筋:
 同胞が倒される姿を見てリヒトは、新たな剣とアスタの宿魔の剣を使いアスタ達を追い詰める。
 だがアスタとユノはお互いを信じた連係攻撃で、リヒトに隙を作るのだった。

 ここで3本目の剣ですか。
 1本目の反射、2本目の吸収の時点で既にトンデモ性能なのに、新たな剣が有する能力は一体なんでしょう。
 強制的に属性を変えるとか、攻撃属性を回復属性にしちゃうとかの『変換』系か、或いは斬った相手を強制的に沈黙に出来るとか?
 最近、マナゾーンが流行り始めたので、人間と魔力の繋がりを絶つとかも有るかも知れませんね。あ、でもそれなら今回使ったか。

 どうでも良いんですけど、『ここでアスタが限界を越えて来る』が熱い台詞の筈なのに、何故かメタ的に見えて笑っちゃいました。駄目な読者だ。

今週のONE PIECE:第904話 “革命軍全軍隊長登場”

今週の粗筋:
 ルルシア王国を襲う海賊・桃ひげの前に、革命軍の軍隊長4人が揃う。
 彼らは民衆と共に桃ひげを一蹴すると、天竜人と敵対する為にドラゴンやサボの待つカマバッカ王国へと向かうのだった。

 革命軍の幹部達が顔見せ。
 その、何と言うか、こう言うと失礼かも知れませんけど、『噛ませ犬』臭が凄いですね?
 ベロ・ベティの能力なんか、強過ぎて黒ひげに奪われる前提としか思えないんですけど。
 まぁ、裸に直接ネクタイとジャケット、という変態ファッションが素敵なので嫌いじゃありませんけどね?

 それにしても、これまでも絵面の凄いオカマが登場するケースが多い漫画では有りましたけど、モーリーは一際凄いですね。デザインも凄いし台詞も凄い。
 アレは絶対キレると怖い喋り方するタイプのオカマだわ。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.182 垂れ流せ!文化祭!

今週の粗筋:
 A組のダンスは成功を収め、壊理はオーバーホールの呪いから放たれた様な笑顔を見せるのだった。

 このタイミングでこの漫画まで下書き。
 よりにもよってダンスの本番でやっちゃいますか。休め……良いから、休め……ッッ。

 どうでも良いんですけど、エリちゃんの笑顔可愛いなあと思いつつ、オーバーホールの呪いがダークシャドウに見えて笑っちゃいました。駄目な読者だ。


5月15日(火)

ゲーム:初代『GUILTY GEAR』がPS4、Switch、Steamで配信決定

 あら、懐かしい。
 大学生の頃、戦友が『お勧めのゲームが有る』と貸してくれて、大分ハマりましたっけ。

 戦友はミリアが自分のタイプだと想定していた様ですが、自分はぶっちぎりで梅喧が好きでした。
 あの殺意全振りでお洒落さ皆無なストイックさが好きだったので、X以降の梅喧のデザイン変更はショックでしたねえ。何あのキューティクルな髪。

 格ゲーに飽きた事で『XX』を最後に、このシリーズを遊ぶのをやめたんですけど、もう『あの男』は出て来たのでしょうか。
 一応の話が完結しているなら、シリーズを一気に遊んでみるのも悪くないかも知れないなあ。

飲酒メモ

  • 本日の理由:札幌出張につき
  • 本日の面々:協力会社の方達と 合計4名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×1

 最近、札幌出張が続いています。恐らく来月も2回は行く事になるでしょう。

 別に出張自体が嫌という事は……まぁ、有るんですけど、特に札幌出張だと、仙台→仙台空港間、千歳空港→札幌間と、駅と空港がそれぞれ離れているのが面倒なんですよねえ。
 空港から中心街まで地下鉄2〜3駅位の福岡は便利で良かったなあ。


5月16日(水)

独り言:海外ソニーがPS Vita向けパッケージ版ソフトの生産を2018年度で終了

 あら、そろそろ『Vita』も終了でしょうか。
 NGPの頃はあんなに夢一杯な感じだったのに、結局『PS2や3のゲームが手軽に移植出来て何処でも遊べる』という強みは発揮されないままでしたね。
 もしあれが実現出来ていたら、こうはならなかったんじゃあないでしょうか。PS2って結構な資産が有った筈ですし。
 仮に、また携帯ハードを出すつもりが有るならば、過去資産の有効活用を検討いただきたいものです。


5月19日(土)

映画:エージェント・ウルトラ (原題:American Ultra)

映画の粗筋:
 妄想と落書きしか取り柄の無い駄目人間マイク・ハウエルは、恋人のフィービーに頼り続ける毎日を過ごしていた。
 ある日、プロポーズする為にハワイ旅行を計画するが、空港でパニック障害を起こして計画を潰してしまう。
 仕様が無く悪友が用意した花火で盛り上がろうとするマイクだったが、彼の前に謎の殺し屋達が現れたからさぁ大変。

 感想。詰まらなくはないけど、思っていたのとは何か違う。65/100点。

 邦題でネタが割れている通り、本作は『平凡な主人公が実は凄腕のエージェントだった』というパターンの映画です。
 ハリウッド映画ではよく有るネタですね。
 ただ、主人公のマイクはエージェントしての記憶を失っている為、『一般人を演じている』のではなく『本当に一般人として生活している』というのがユニークな点と言えます。
 いや、一般人というと語弊が有って、正確には『注意力が散漫で無気力でドジな上に麻薬中毒者』という割と本格的な駄目人間だったりするのですが。

 さて、この『割と本格的』というキーワードが、本作の『何か違う』感の正体だと思っています。
 何せ日本の配給会社は、本作に『おバカでキュートなラブ・アクション』という謳い文句を掲げているものの、『おバカ』要素は殆ど無く、『キュート』要素に至ってはほぼ皆無ですからね。
 デートムービー向けの緩いジョークと、多少のブラックユーモアに溢れる映画を想定していたのに、マイクは割と本格的な駄目人間だし、敵は割と本格的に人を殺しまくるし、覚醒マイクは割と本格的に暴力装置と化す始末。
 ラブ・アクションとは一体。

 観る人が観れば『1人では生きていけなそうなジェシー・アイゼンバーグがマジキュート』なのかも知れないけれど、普通に観る分には『ジェシーの狂気と暴力が両方備わり最強に見える』だけです。
 個人的には、『バットマンvsスーパーマン』以来、ジェシー・アイゼンバーグの『アレ、この人マジモンじゃねえ?』と錯覚しちゃう狂人芸が大好きなので、それを存分に味わえただけで満足しているのですが、あれってやっぱり『おバカ』とは違うんですよね。

 あ、敵は『おバカ』というか、完全に馬鹿でした。


5月20日(日)

映画:デンジャラス・バディ (原題:The Heat)

映画の粗筋:
 有能だが傲慢で一言多いFBI捜査官のサラ・アッシュバーンは、その性格が災いして昇進の機会を失っていた。
 そんなある日、ボストンで暗躍する麻薬組織の捜査の結果次第で昇進を考える、という指示がくだる。
 だが、ボストンで待っていたのは、全く正反対の性格の地元の女刑事シャノン・マリンズとの共同捜査だったからさぁ大変。

 感想。そうそう、こういうのが観たかった。75/100点。

 これまたよく有る『性格が正反対の主人公達によるバディ・アクション』です。
 この手の映画のテンプレートである、価値観の違いによる衝突→互いの長所に感心→少し歩み寄った頃に喧嘩→単独行動に戻るも片方がピンチ→相棒が駆けつけ共闘、という展開をそのままなぞっています。
 主人公コンビも、優秀だけど捜査以外はポンコツな非リア充のサラと、粗暴で下品だけど勘と行動力に優れ交友関係も(ある意味)広いメリッサ、という王道っぷり。
 こうまでリハーサル通りだとフェアじゃないというか、最早『水戸黄門』レベルとさえ言える。だが、それが良い。

 観て来た様に次の展開が読めちゃうのに、サンドラ・ブロックとメリッサ・マッカーシーの掛け合いがパワフルで、視聴者をグイグイと牽引してくれる訳です。
 前述の通り、展開もキャラのタイプも有り体だけれど、サンドラの突き抜けた非リア度や、メリッサのやり過ぎなブラックユーモアが面白く、事件を中心に2人が動くのではなく、2人を中心に事件が動く感が有ってとても良い。
 昨日の『エージェント・ウルトラ』も、こういうノリを期待していたんだよなあ。

 ところで、一番笑ったのは映像特典のNG集でした。
 アレね、普段のサンドラ・ブロックって結構下ネタ全開なのね。

余談

 邦題は、サンドラ・ブロック繋がりで『デンジャラス・ビューティー』から取ったんですかね。
 劇中の言動を活かすなら原題の方が良い筈なんですが……邦題のセンスの無さは明らかに異常。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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5月21日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ157 滅亡か救国か

今週の粗筋:
 リヒトの攻撃で外まで吹き飛ばされたアスタ達は、ゾラやノエル達と再会する。
 ノゼルの治癒道具で回復した一行は、クローバー王国に向かったリヒト達を追うのだった。

 気絶してても触ろうものなら殺されそうな姐御レオンマジ姐御。本当に規格外過ぎるだろあの人。

 さて、アスタはドサクサに紛れて3本目の剣をゲットしました。
 が、『ドサクサに紛れて』なのかが気になるところ。
 アスタが剣を持った時、リヒト様がそれを見るコマが有ってから攻撃しているんですよね。
 『あ、剣取られちゃったからこっちで攻撃するか』とも取れるけど、『剣を取ったのを確認したから、取り敢えず退場させよう』とも取れる。

 仮に意図的に剣を渡したとしたら、何の意図が有っての事でしょう。
 本当は自分、またはエルフの復讐を止めたいと思っている?或いは、本当の戦いに向けての保険?
 2本目の時も3本目の時もネロが出て来ているので、ネロが何かを握っているのでしょうが、ネロがエルフ側か否かで大きく話は変わりそうです。
 そもそもあのグリモワールの悪魔や、3つ目の悪魔をエルフ達は使役『出来ていた』のカシラ?

今週の僕のヒーローアカデミア:No.183 終日!!文化祭!!

今週の粗筋:
 文化祭は無事に終了し、それぞれがそれぞれの思い出を胸に刻む。
 そして警察で取り調べを受けるジェントルは、刑事とのやり取りで人生をやり直せる事に気付くのだった。

 これにて文化祭編、終了。
 ジェントルという面白キャラばかりが目立っていましたが、終わってみれば幾つものテーマや材料を無理無く消化した良いエピソードでした。

  • A組と他クラスとの確執の解消
  • 耳郎ちゃんの掘り下げ
  • 緑谷君の強化(遠距離攻撃獲得)
  • ヒーロー落伍の闇と、『誰が為』というヒーローの本質
  • エリちゃんの救済
  • 青山君の『サプライズ』の活用

 ハウンドドック先生が今週も男気と正論を見せていたり、警察が存外頼れる存在だったりしたのも好印象です。あのゴリラは良いゴリラ。


5月23日(水)

飲酒メモ

  • 本日の理由:歓迎会
  • 本日の面々:上司や同僚 合計約20名
  • 本日の飲酒:カシスバナナ×1


5月24日(木)

ゲーム:Bloodstained:Curse of the Moon

 『Bloodstained』のBackerなので、追加負担無しで貰えました。

 

 最早、完膚無きまでにデビル城ですね。

 

 未だ1面しかクリアしていませんけど、見た目どころかプレイフィールも完全にデビル城です。
 それだけに面白い。凄く良い。

 感想は全面クリア後に改めて。


5月26日(土)

映画:ワイルドカード (原題:Wild Card)

映画の粗筋:
 ラスベガスで『付添人』として日々を過ごすニック・ワイルドは、いつの日か町を出て悠々と過ごす事を夢見ていた。
 だが、元恋人のホリーがマフィアに暴行された事を知り、嫌々ながらも彼女の復讐に手を貸してしまったからさぁ大変。

 感想。ジェイソン・ステイサムの日常。65/100点。

 テンプレ通りのジェイソン・ステイサム。
 元軍人、凄腕、無口、顔が広い、モテる、といったいつものタグが付く感じ。
 今回はアルコール中毒且つギャンブル中毒、という駄目要素も付いていますが、まぁ一寸したケチが付くのも彼らしいですよね。
 こうして考えると、『SPY』のジェイソンはつくづく破格だったのだなあ。あのジェイソンを世に広める為に『SPY』は続編を出すべき。

 さておき、本作はいつものジェイソンがいつも通り無敵なだけなので、取り立てて目新しい内容は有りません。
 強いて挙げれば、元カノがマフィアに復讐するシーンが、男としては相当な戦慄する内容だったので、思わず身体が強張った位ですね。
 きっと観ているのが女性ならば、元カノが暴行されるシーンの方が戦慄モノだったんでしょうけど。
 何にせよ、性的暴行というのは決して許されない行いですな。

 尚、見せ場の筈のアクションシーンは結構少なめで、漆黒の意思を以て戦うシーンは最終盤にチョロっと入る程度だったのがとても残念。
 どうせなら、サイラスとの絡みをもっと増やして、バディモノに仕上がた方が化けたんじゃないですかねえ。現場のニックと裏方のサイラスという感じで。
 そしてサイラスの資金で、頑丈なアーマーとか車を手に入れたジェイソンが自警団活動を(以下省略)


5月27日(日)

映画:ピクセル (原題:Pixels)

映画の粗筋:
 1982年、NASAは地球外生命体へ地球の文化を伝える為に、ゲーム大会の映像を収録したビデオを宇宙へと打ち上げた。
 時は経ち2015年、『ギャラガ』を模した未確認飛行物体がグアムの米軍基地を攻撃、破壊してしまう。
 地球の危機を察したアメリカ大統領は、1982年のゲーム大会で活躍した友人達と共に対策を検討するが、謎の敵はタージマハルをも破壊し、次のターゲットはN.Y.だと宣言したからさぁ大変。

 感想。意外と面白い。75/100点。

 端的にまとめると、不思議な力で実体化したギャラガやパックマン等が襲って来る映画です。
 お話は危機感の無い『インディペンデンス・ディ』といったところ。

 題材はオッサン向けではあるものの、完全に子供向けの映画です。
 徹頭徹尾ご都合主義全開で、説得力や整合性なんて存在せず、紆余曲折を経て最終的には皆がハッピーになる映画。
 『くだらない』と言えばそれまでなんですが、最初からそういう映画だと分かって観る分には大変面白い。

 まぁ、序盤はネタ振りに終始している所為で、結構退屈だったんですけどね。
 いざ戦闘が始まってからは、内容的にもビジュアル的にも馬鹿っぽさが全面に押し出されていて堪らない。
 だって『パックマン』の生みの親の岩谷徹氏が、敵対パックマンを前に『本当は優しい良い子なんだ!』から『このビッチをブッ殺せ!』と即オチ2コマを披露したりする始末ですからね。これが下らない馬鹿映画じゃないなら何なんだ。

 映像的にも存外頑張っていて、N.Y.中を駆け回る巨大パックマンや、町中にゲームキャラが溢れかえるクライマックス、8bit風エンドロール等、1980年代のゲーム好きには見所が沢山有ります。
 自分は少し世代がズレているのですが、それでも当時ファミコンやアーケードゲームに感じたワクワク感をちょっぴり思い出しました。
 やー、街中に8bitキャラが溢れるなんて、夢が有って良いなぁ。

 そう夢。『実体化』の何と夢の有る事か。
 お春さんかジルさんかトリッシュさん実体化せんかねえ。『聖剣』初代仕様のラビでも良い。
 あ、でも、本作のリサみたな実体化が良いのであって、『ボヘミアン・ラプソディー』みたいなのは遠慮します。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

  • 内臓SSD:正常 30℃
  • 内臓HDD:正常 29℃
  • 外付HDD:正常 38℃


5月28日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ158 最果ての村の命

今週の粗筋:
 王都を目指すアスタは故郷のハージ村が襲われている事に気付き、ユノと救出に向かう。
 そして間一髪のところでシスターの窮地を救うのだった。

 シスターの言葉も、ギリギリ駆け付けるアスタ達もベッタベタだけど良いですねえ。
 それに、アスタの事だけでなく、ノエルの事も認める発言をするノゼル兄様も良い。
 これで来週、あのテキトーなエルフをスパッと一蹴してくれるとカタルシスが有ってディ・モールト良いんだけどなあ。

今週のONE PIECE:第905話 “美しい世界”

今週の粗筋:
 世界会議に向け、各国の王達が続々と集まる。
 そんな中、聖地マリージョアには藤虎が、そしてゴア国王ステリーの傍らには兵士に扮したサボが入り込んでいるのだった。

 ステリーが思ったより小物っぽい描写で意外。
 しかもあのドジッぷりは、スパンダムに通じるレベルです。
 いつぞやシルエットだけで再登場した時は、ゲスさと共に威圧感みたいなものも有った様に感じたのですが、権威という衣しか能が無いという事なのでしょう。
 でもこういう小物がトリックスターになるのがこの漫画だからなあ。主にしらぼし姫の扱い辺りが心配だなあ。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.184 ヒーロービルボードチャートJP

今週の粗筋:
 エリを雄英で預かる事になったその日、W.W.プッシーキャッツがA組寮へ復帰の挨拶に訪れる。
 彼女らが復帰を決める切っ掛けとなったヒーロービルボードチャートJPで、オールマイト不在後初めてのランキングが発表されるのだった。

 単行本のオマケでも描かれていましたけど、私服マンダレイの破壊力よ。
 ラグドールも可愛いけれど、マンダレイが麗し過ぎて、他の事が結構どうでも良い感じです。どうでも良い感じです(大事な事なので2回)。

 と書きつつ、新しいヒーロー番付は中々興味津々でした。
 やたらと渋いヨロイムシャ、何が凄いのか良く分からないウォッシュ、またセクシー系なミルコ、デザインが格好良いホークスに、綺麗になったエンデヴァー。

 こういう強キャラが一気に出て来るのって盛り上がりますよね。
 まぁ、何れも強そうなだけに(ウォッシュ以外)、まーた連合の噛ませ犬にされそうな気配が凄いんですけども。
 特にエンデヴァーは綺麗になればなる程、死亡フラグとイコールに見えちゃいますし。
 果たして、この中でちゃんとした見せ場が描かれるのは何人なんでしょう。


5月31日(水)

ゲーム:Bethesda Softworksの新作は『Fallout 76』

 Wow、『Fallout』の新作来t……76!?
 という感じで、衝撃的な告知を出したBethesda。
 やぁ、これは楽しみですねえ。4もちゃんと終わっていないのがアレだけれども。

 ところで、つい最近も『Take Me Home Country Roads』聴いたばかりだなぁともやもや思っていたのですが、仕事中唐突に『あ、キングスマンか』と気付きました。
 何と言うか、こういう自分から見て偶然連続する事って有りますよね。
 直近だと、『キングスマン』で縄無双していたペドロ・パスカルが『グレートウォール』で斧無双していたりとか、『エージェント・ウルトラ』でCIA役だったトニー・ヘイルが『デンジャラス・バディ』で買春やってたりとか、特に意図していないのに連続して同じ俳優さんを見掛けたりする。
 別にだからどう、という話では無いんですけども。


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