10月1日(日) 多分大丈夫だと思いますが。

独り言

 巨人戦の視聴率低迷で日本テレビが大改革に着手だそうで。
 だから、野球なんか専用チャンネルに回して放送しなければ良いじゃない、って小学生の頃から言い続けて来たじゃあないですか。あ、小学生の頃は言い過ぎですけど、野球を放送するのを止めてとは言い続けて来たじゃあないですか。言ったところで届いてないでしょうけど、まあ兎に角言って来たじゃあないですか。それを無視するからこうなるんです。無関係ですけど。

 さて、野球には興味が欠片も無いのでどうだって良いとして、『番組の8割』を改変するという部分が若干引っ掛かります。ただでさえTVを観る事が殆ど無いのに、もしも『ガキの使い』が消されたりしたらどうすれば良いんですか。
 って、更にTVを観なくなるだけですけど、好きなバラエティを観て癒されている我が身は…我が身は…!


10月2日(月) 渺茫の腕の太さとか明らかに異常。

漫画:『エアマスター』27巻、28巻

 本誌で最終話まで読みましたが、単行本には書き下ろしが有るという事で。
 感想。ジュリエッタも崎山も願いが叶って良かったじゃないか(違)。

 まあ、『良かったじゃないか』と思ったのは本当で、最終的にジュリエッタがああいう形に落ち着いてかなりホッとしました。
 廃ビルの後半戦、『今からマキを殺すんだと思う』とか言い出したり『頑張りますから』とか泣き出したりした時は、本気で『うわっ』と思ったと言うか、何処でどうしてジュリエッタがこんなになってしまったのかと、何とも言えない厭な気分になりましたからね。渺茫戦終盤の『一撃だ』と、最終話でいつも通りの再登場といつも通りの退場姿を見た時の安堵感と言ったらもう。
 でも、ジュリエッタって確か偽名だったと思うんですけど、娘の名前はそれで良いんですかね?

 話は変わりますが――且つどうでも良い話ですが――この漫画の絵柄は15巻前後位の頃が一番好きです。
 作者の筋肉の描き方が変わったのか何なのか、後半になるに従って、やたら皆ムキムキ度が上がって行く訳ですが(特に渺茫のそれは群を抜いて)、余りにもムキムキのムチムチになり過ぎた所為で、後半のマキやカイ、皆口(姉)にまるで女性らしさが感じられないのです。確かに、一応は女性らしいラインではあるんですけど、胸が無ければ十分男で行けそうと言うか肉食そうと言うか。
 格闘家である以上筋肉が付くのは当然なんですけど、それにしても凄い勢いでつき過ぎです。ドーピング・コンソメ・スープを飲んだ訳で有るまいし…ハッ!!(違)


10月3日(火) トンペティまでポージングしてる素晴らしさ。

ゲーム:ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

 CM及びTrailer公開開始
 感想。あなたが神か。

 いやー、これは凄いわ。もうね、馬鹿が作ってるとしか思えません(褒め言葉)。
 どれ位馬鹿かと言うと、「人形の服をぬがせてやるぜッ!」の2人組とのケンカが有ったり、食屍鬼街のチンピラ共と向かって来るシーンがブラー効果付きで再現されてたり、ブラフォード戦でスピードワゴンが「あの髪!伸縮自在か!」とか合いの手を入れてたり、ツェペリが「パパウパウパウ」って言ってたり、「おれの名はペイジ」「ジョーンズ」「プラント」「ボーンナム」「血管針攻撃!」をやってたりする位馬鹿です。馬鹿ですね。馬鹿です。
 期待して良いんじゃあないですか、これ。期待しますよ。ここまで愛に満ち溢れていて面白くない訳が無い。
 面白くなかったら?そうですね、荒れます(だからどうした)。


10月4日(水) 欲しいには欲しいけど。

飲酒メモ

 約1ヶ月ぶりの飲酒。

本日の理由:特に理由無し。ノリと勢い。
本日の面々:K下氏
本日の飲酒:白桃おろしサワー×2 (許容量)

 K下氏から、2つの電気屋を行ったり来たりして折衝しまくり、パナソニック製の37インチプラズマTVを22万円(+17%ポイント還元)で購入した話を聞いて、人間何でも努力してみるものなのだな、と深く感歎しました。
 だからって自分もプラズマTVにそこまで気合いを入れるかというと別問題ですけど。


10月5日(木) あの先生は必ずその少し斜め上を行く。

今週の範馬刃牙:第41話 愛

 筋肉の御方の彼女は、略して筋女きんにょでは無く、略して肉女にくにょでした。

「なッ なんだーッ こいつは!」
「そいつがオリバ彼女「肉女マリア」本体か…」
「え!?」「オ オッ オエ〜ッ」
「こんなみにくい女に」「演出がくっついてシルエットと化し 美人に思わせていたとはなあ」「うかつだった まんまとだまされたなポルナレフ」

 別に騙されてません。
 あ、いや、騙されたか?

 ただの美人って事もあるまいとは思っていましたけど、まさかジャバが出て来るとは思いませんでした。筋肉の化身の恋人は贅肉の化身ってオチですか。思い付きそうで思い付かないネタでしたねえ。いやいや全く、本当にしてやられた。
 とは言え、(精神的)ショックが大きいのは確かですが、ある意味この選択は巧いのかも知れません。
 屡々、人は己に欠けている物を補完出来る存在を求めるもので、そういう観点で見れば体脂肪が殆ど無さそうなオリバがジャバを求めるのも、筋肉が殆ど無さそうなジャバがオリバを求めるのも当然で、超規格外の筋肉親父と超規格外の贅肉姐さんが出会った以上そこに愛が芽生えるのは必然と言える訳です。

 まとめ。
 ジャバはどうでも良いので、さっさとゲバルをジャガッタして刃牙vsオリバに移行すれば良いと思います。


10月6日(金) 爪黒板が今まで研究されていなかった事実にも驚愕。

雑談

 毎年毎年、馬鹿馬鹿しい事を賞している素敵制度の『イグ・ノーベル賞』ですが、今年も今年で受賞リストを見て噴き出しました。
 先ずはそのリストを下記に。

  • 鳥類学賞:頭を振り続ける啄木鳥は何故頭痛に見舞われないのか
  • 栄養学賞:フンコロガシの食嗜好について
  • 音響学賞:爪で黒板をひっかいた時に発生する音が嫌われる理由についての実験
  • 数学賞:グループ写真を撮る際、目を閉じた人が1人もいない写真を撮る為には、何枚撮影する必要があるか
  • 文学賞:必要性に関係無く用いられる学問的専門用語がもたらす影響について──不必要に長い単語の使用における問題
  • 医学賞:直腸刺激による、しつこく続くしゃっくりの停止
  • 物理学賞:乾燥スパゲティを曲げると、屡々2つ以上の部分に折れてしまうのは何故か
  • 化学賞:温度影響を受けるチェダーチーズの超音波速度
  • 生物学賞:マラリア媒介蚊のメスが、リンブルガー・チーズと人間の足の匂いを好む事

 どれもこれも絶望的にどうだって良い話なんですけど、実はそのどうだって良い研究その物よりも、その研究に対する賞の選抜が明らかに間違ってる事実がツボに入りました。
 だって『爪で黒板』が音響学賞で、『グループ写真』が数学賞ですよ?挙げ句の果てに『乾燥スパゲティ』が物理学賞ですからね。間違って無い様にも思えますけど、明らかに間違ってます。そもそもこの賞自体が一部間違っているので仕様が無い事なんですけど、それにしても爪黒板が音響学て。

 閑話休題。

 個人的には、『何故人は足の小指を角にぶつけて痛がるのか』とか『後ろを振り向く時に肘を椅子ないし机にぶつけて手先が痺れる現象を防ぐ為には』とかが研究されれば、生物学賞が取れるんじゃないかと思うのですが如何でしょうか。


10月7日(土) 待ってられないんだぜ。

漫画:『ベルセルク』31巻

 中身は『雑魚が一杯で船まで行けません』から『雷親父とか使徒とか出て来て船まで行けません』まで。
 話進んでNEEEEEEEE!

 面白いんです。面白いんですけど、全く話が進まないので困ります。
 だって今回進捗が有った事と言えば、

  • ガッツのバーサーカーモードが発動しても、シールケの力である程度制御可能になった
  • マニ彦が波を喰らう度に魚を食べている
  • クシャーンがグリフィスと敵対関係にある事をガッツが知った

 位ですからね。
 うぼぁー、進んでNEEEEEEEE!

 面白いんです。面白いんですけど、こうも話が進まないと、その、三浦先生や我(々)が生きている間に話が完結するのか物凄く不安になって来ます。
 グリフィス打倒は疎か、未だ他のゴッドハンドの誰1人も斃しておらず、花吹雪く王に逢えるのすら何年後か分からない状態ですからね。やあ、本当にどうするんだろう。いざとなったらソードマスターヤマト的な終わらせ方をするんでしょうか。

ガッツ:
「チクショオオオオ!」
「くらえユービック!新必殺音速龍殺斬!」
ユービック:
「さあ来いガッツウウ!」「オレは実は1回斬られただけで死ぬぞオオ!」
「グアアアア!」「こ このザ・メガネと呼ばれるゴッドハンドのユービックが…こんな小僧に…」
「バ…バカなアアアアアア」
コンラッド:
「ユービックがやられたようだな」
ボイド:
「フフフ…奴はゴッドハンドの中でも最弱…」
スラン:
「人間ごときに負けるとは天使の面汚しよ…」
ガッツ:
「くらええええ!」
ゴッドハンド:
「グアアアアアア」
ガッツ:
「やった…」「ついにゴッドハンドを倒したぞ…」「これでグリフィスのいる領域への扉が開かれる」
グリフィス:
「よく来たなガッツ…」「待っていたぞ…」
ガッツ:
(こ…ここが理の外だったのか…)(感じる…グリフィスの気配を…!)
グリフィス:
「ガッツよ…戦う前に1つ言っておくことがある」「お前は私を倒すのに「喚び水の剣」が必要だと思っているようだが…」「別になくても倒せる!」
ガッツ:
「な…なんだって!?」
グリフィス:
「そして皆が疲れてきたので鷹の団は解散しておいた」「あとは私を倒すだけだなクックック…」
ガッツ:
「フ…上等だ…オレもひとつ言っておくことがある」「蝕でおかしくなったキャスカを戻す手段を捜していたような気がしていたが別にそんな事はなかったぜ!」
グリフィス:
「そうか」
ガッツ:
「ウオオオ いくぞオオオオ!」
グリフィス:
「さあ来いガッツ!」
ガッツの勇気が世界を救うと信じて…!

ご愛読ありがとうございました!

 クッ(←三浦先生の画力でこれをやられる様を想像した)。


10月8日(日) 撤退したり奇襲したりに使うアレ。

僕達及び彼等が見落としていた事 ―HELLSING―

 アンデルセンはあの護符移動を使えば、死の河の向こうに居るアーカードに直ぐ辿り着けたのでは。


10月9日(月) 春川教授に名台詞は期待出来なそうだなあ。

漫画:『魔人探偵 脳噛ネウロ』7巻

 中身は『弥子のクロスチョップ』から『春川教授の再登場』まで。
 前巻に引き続き、Xサイがメインの話の為、異常者も名台詞も特に無し。ギィ。

 何と言うか、安定期に入って来たイメージは有りますね。ネウロの弱体化という今後のテーマ然り、Xの「俺の仲間の1人がね」という『仲間が複数居る』事を思わせる伏線めいた台詞然り、そのX自身との決着もつけなかった事然り。未だあかねちゃんの謎も解いていないし、前にも増して今後への蓄えが出来て来た気がします。
 後は如何に安定して異常者を提供出来るか、ですけど、逆に『異常者を出さなくても面白い漫画』を目指していく可能性も有るのかな、と思いました。個人的には『異常者が出るし面白い漫画』を期待したいところですが。


10月10日(火) バベルの籠城は何時になったら観れるのか。

独り言

 ジャイアントロボ、TVアニメ化決定
 手放しで大はしゃぎしようと思ったのも束の間、『登場人物や世界観については新たなものが用意されている模様』という記事にダメージを受け、『地球の燃え尽きる日は新作アニメと直接の関連はなく、追ってワニブックスの『月刊コミックガム』でスタートするマンガが新作アニメに準拠』という記載で瀕死の重傷。

「嬉しい〜っ」「なんて嬉しいニュースなんだァ〜 こんなニュースは…」「はじめて見たァ〜」
ハッ
「ン!?」「あれ?…」「なんだ?おかしいぞ…」「『記事』のところがおかしいぞ…」「急におかしくなった」「このニュース 内容が…」
「ぜんぜん違うッ!」「はっ!!!!」
「なるほど うわはははははは」「これは完全新作でしたァぁぁぁいつの間にかぁぁぁー」

 笑いたくなる位ショッキング。

 何でこんな訳の分からない事をするのか訳が分かりません。
 同名のOVAで未完のシリーズが有るにも関わらず、何故その続編を出さずに新作を出すのですか。REDのアレで高ぶったこの気持ちをどうしろと。せめて今川監修なら納得出来るのに、それも漫画版だけだなんて。
 まぁ、出たら観ますけど。多分。


10月11日(水) 立位置が変わりまくるのもおかしいけれど。

漫画:HELLSING

 あの漫画に関して、前々からおかしいおかしいと思っていた事が有るんです。
 それは、一人称やルビがコロコロ変わる事だとか、インテグラがファンブルケだったりファルブルケだったりウィンゲートだったりウィンゲーツだったりする事だとか、アーカードの髪型(特に後ろ)が長かったり短かったりする事だとかでは無く、アンデルセン神父初登場の事なんですよ。

 アンデルセン神父の初登場時と言えば、ベイドリックでの『1.婦警セラス銃剣バイヨネットブッ刺し→2.結界準備→3.階段から登場→4.我らは神の代理人』のアレなんですけど、この『1.婦警ブッ刺し→2.結界→3.登場』までの部分が謎に充ち満ちているのです。
 百聞は一見に及かずなので、下記に上の流れを図にした物を並べてみました。

1.婦警に銃剣ブッ刺し

2.結界準備

3.階段から登場(両手に血塗れの銃剣)

4.我らは神の代理人 神罰の地上代行者

 結論。
 銃剣の動きが明らかに異常。

 この図を見て貰えると分かって頂けると思いますが、アンデルセン神父は階段から銃剣を投げていたという事になります。
 両手が使えなかった事には目を瞑るとしても、婦警への攻撃及び結界準備の銃剣の軌道は無茶過ぎです。階段の、それも恐らく踊り場よりも上に居る状態から、婦警の首や腹部数カ所に向かって水平に銃剣を飛ばすのは普通に考えると不可能です。例の護符ワープを駆使して、DIO様張りのお茶目演出(ex.階段を登った筈が降りてる、車を出た筈が乗ってる)でもしたんでしょうかね。
 おかしい、絶対おかしい…。


10月12日(木) オリバのスーツ脱皮がクロスアウ的で素敵。

今週の範馬刃牙:第42話 刑務所

 筋肉の御方の恋人ことジャバは、ジャバよりもハット族的な肉体を有しておられると言うか、ジャバと言うより寧ろジョジョ5部のポルポに近い肉体美を誇っておられる所為か、単にジャバと呼称するのは失礼に値しそうな気がして来ました。官位を付けた方が良いかなあとか、二つ名を付けた方が良いかなあとか。

◇官位パターン

  • ジャバ・ザ・閣下
  • ジャバ・ザ・殿下
  • ジャバ・ザ・陛下
  • ジャバ・ザ・猊下
  • グレーター・ジャバ(偉大)
  • アーク・ジャバ(最上級)
  • プリンセス・ジャバ(蜜柑)

◇二つ名パターン

  • 肉世魔王ジャバ
  • 肉撃のジャバベルト
  • 肉昼のジャバ
  • ミート・ザ・ジャバ
  • 肉の鐘のジャバジョージ
  • 肉動たるジャバラザキ
  • 肉惑のジャバンテス
  • 肉馴染むジャバ
  • 肉系のジャバ
  • 素晴らしきニックカラルド

 素晴らしきニックカラルド(←気に入った)。
 よし、今日からお前はニックカラルドだ。素晴らしきニックカラルドだ。

 外伝のフババンゴ(仮)と同じ二つ名を持つ事になってしまったのは、運命としか言い様が無いですね。


10月13日(金) しかしまた随分遠い。

飲酒メモ

 変な時期ですが、友人の送別会に行って参りました。

本日の理由:T橋氏が15日から長野へ転勤する事になった為、その送別会として。
本日の面々:エロ原先輩、O太氏、T橋氏、H女史
本日の飲酒:カシスオレンジ×1 (許容量)

 T橋氏の部屋は仲間内の憩いの場として利用(≒占拠)していただけに、氏の転勤は『寂しい』以上の意味が有ったり無かったりします。これから、何処で遊べば良いというのですか(薄情)。


10月14日(土) 質より量か、量より質か。

独り言

 GoogleがYouTubeを16億5,000万ドルで買収

「買収 吸収は企業つわものの華」「ああやっぱり」「ならばそして」
「巨額を投じリソースを得た予想通りの企業おまえを」「邪推するのもまた消費者の華」

 という事で、まあ大方の予想通りの展開ですね。

 あのGoogle先生1日1億アクセスyoutubeを捨て置く筈が無いのです。まさか16億ドルとは思いもしませんでしたが。それジョジョ何冊買える額よ(A.約4億9500万冊 ※1ドル120円、単行本1冊400円で計算時)。
 そんな額を出す位なので、相応の旨味が有るという事なんでしょう、youtubeには。確かに、弊サイトでは(意図的に)扱ってはいませんが、最近は個人サイトやblogのネタとして、youtubeへのリンクを頻繁に見掛ける様になりましたし、何かを検索した時に引っ掛かって来る事も多くなりましたからね。そこにGoogleの検索結果とリンク出来れば、そして広告収入を得る事が出来るならば、それはとてもとても素敵な事なのでしょう。
 しかし、1日に1億アクセスとなったら、そのトラフィックってどんなものなんでしょうね。動画であるという事を考えると、スパムメールが目じゃ無さそうな気もするんですけど。


10月15日(日) 観るなら一気に観たい。

漫画:DEATH NOTE HOW TO READ 13

 この本自体は漫画という訳でも無いですけど、漫画ネタという事で。

 基本的に『DEATH NOTE』という作品の様々な設定や謎についての解説と、対談がぎっしりと敷き詰められた設定資料集みたいな物ですが、その中身がかなり濃いです。
 探偵Lの本名や各キャラの寿命を含めたプロフィール、4コマとか読み切りだった時の『DEATH NOTE』のみならず、タイトルの意味だとか作品の構想の話、インタビュー等々、本当に『DEATH NOTE』が好きだった人にはかなり良い内容だと思います。

 設定資料集の中身を書くのもアレなので詳しくは書きませんが、個人的には『意味が有りそうで実は意味が無い事』が意外と多い事に驚きました。リンゴとか、最後の信者とか。それと、続編をやろうと思えばやれそうな『実は捜査本部に保管してあったノートは…』のくだりにも別の意味でびっくり。仮説というのは第三者がするから仮説なんであって、作者が言ったらそれ仮説じゃなくて真実じゃないですか。何言い出してるんですか、まったく。

 まあ、何だかんだ言っても『DEATH NOTE』という漫画は、名作と位置付けられる漫画だったのだな、と思い直しました。確かに2部(特に後半)はアレでしたけど、それでも毎週物凄く楽しみにしていたのは事実ですし、あんなに引き込まれる漫画もそうそう無いですからね。

 最近はアニメ化もされましたけど、この作品の楽しさの5割は『先が読めない楽しさ』に有ったと思うので、既に全て割れている今となっては『DEATH NOTE』の魅力が半減されているなあと思います。あのクオリティの高さは感歎に値しますが。
 そういう意味では、結末までの流れが原作と違う実写映画版の方にはその醍醐味が残ってますよね。結局前編公開時は映画館に行けなかったので、DVDが出揃った時にまとめて観てみようかと。


10月16日(月) 久しぶりに観てみたい。

漫画:『魔人探偵 脳噛ネウロ』8巻

 中身は『どーしても谷が越えられない望月社長』から『電人HALへの再挑戦』まで。
 家たん燃え〜。

 やぁ、びっくりする位面白いじゃあないですか、HAL編。
 今までのエピソードが面白くない訳じゃあ無いんですけど、このHAL編がずば抜けて話の展開が巧いのです。いつもの過剰な犯行描写や大胆なコマ割りはそのままに(ex.ビルたん燃え〜、自由落下口ナイフアタック、『急になんだ』の人々等)、早坂兄弟の再登場や武器取引の伏線回収、一度はネウロを退けてみせる強敵の登場等、如何にも少年漫画的な展開を繰り広げていく様は『面白い』としか言い様が有りません。

 反面、こんな規模の大きい犯罪と『謎』を出してしまうと、このHAL編が終わった後にどうするの?とも思ってしまうんですけどね。『ONE PIECE』の様に、このシリーズの中で次の次位の犯罪への伏線を張っておくとかやって頂ければ安心出来ますが、今のところ早坂兄弟以外にはその気配も無さそうですし。
 Xサイにしても、謎でネウロをおびき出す作戦は使ってしまった訳ですから、今後どう謎と絡ませて出して来るのか気になります。やっぱり笹塚刑事の過去の謎を引っ張り出して来るんですかねえ。

Xサイと言えば

 何と無く『X=笹塚刑事の妹』説が浮かびました。

笹塚刑事:
「Xは私の妹だ!」
ネウロ
「!?…笹塚、気でも触れたか!」

 ええ、『エスカフローネ』を思い出したからなんですけどね。


10月17日(火) あつい うま。

バイオハザード風日記

 10月11日

最近、微妙に風邪っぽい所為か、14、5時間勤務が続いている挙げ句、家でまで仕事をしないと業務に支障が出る様な日々が続いている所為か、身体が妙に怠く、食欲が無い。
今日も朝食は取ったが、昼以降は15時にうどんを食べた位で後は何も食べる気になれなかった。
『食欲の秋』と言い出した奴の顔が見てみたい。

 10月12日

先日倒れた同期の復活予定日が延期になったと聞かされる。これで益々仕事が増える、という訳だ。こんな光栄な事は無い。
食欲は未だ復活しない。昼はコンビニのサラダを食べ、夜はヨーグルトを1つ食べるだけで十分だった。
そもそも何故『食欲の秋』なのか。『読書の秋』だの『スポーツの秋』だの、何でもかんでも『秋』とつければ良いというものでは無い。ならば『ジョジョの奇妙な秋』でも良いと思う。

 10月14日

相変わらず業務量が多い。
かつて、毎日残業している上司に「死なないで下さいね」と言いながら、『自分は同じ立場になっても絶対に早く帰る』と思った事が有ったが、同じ立場に立った今、部下から「死なないで下さいね」と同じ事を言われ、結局同じ有様になっている事に気付く。また、『同じ』と4回も続けて書いてしまった事に気付く。
食欲は相変わらず無い。朝は食べれるが、昼以降はまるで何も食べる気がしない。今日は昼に炒飯を食べ、夜は何も食さなかった。
ふと、『残業の秋』という言葉が過ぎる。『仕事の秋』よりも重々しくて良い。

 10月15日

業務が減らない。
『職場は同僚と仕事出来る場所、家は音楽を聴きながら1人で仕事が出来る場所』と化している。
今日は昼は蕎麦を食べ、夜は熱いうどんとサラダを食べた。『麺類の秋』と名付ける事にする。

 10月16日

すき家に新メニュー『牛丼Light』が出た事を知る。
食欲の戻らない今の身にはぴったりのメニューだが、近所にも職場の近くにもすき家が無い。
仕様が無いのでなか卯にざるうどんを食べに行こうとしたが、なか卯が無くなっていた。ついでに近所の定食屋も無くなっていた。『消滅の秋』到来か。
夜はやはり熱いうどんを食べる。

 10月17日

仕事は減らず、食欲も戻らない。
体重が2kg減っていたが、元々太いので見た目に差が無いのが寂しい。
今日の夜は熱いうどんと梅干し1つだった。

ところでノンフィクションだけにオチが思い浮かばない。というか無い。
これぞ後に言う『ネタ切れの秋』である。


10月18日(水) 父ちゃん、母ちゃん、ロドリゲス。

独り言

 ミランカ内村さまぁ〜ずが出演する『内村さまぁ〜ず』の配信決定。タイトルまんまですね、この野郎。

 タイトルとメンバーから予想は出来ましたが、同番組は『テレビ番組「内村プロデュース」などを手がけたケイマックスとの共同制作』との事で、かつてHDDレコーダ内P録画以外に使っていなかった程(今はめちゃイケ専用状態)の内P好きにはたまらないニュースです。しかも『行き当たりばったりでゆるいテイストのロケに挑む』て、まんま内Pのスタンスですからね。面白くない筈が無い。
 出来れば早い段階でTIMとかふかわさんとかと合流して頂き、『もう何て言うかこの番組内Pそのものじゃねえの?』という様相にして欲しいです。番組の最後は言うまでも無く『今日の○○』。


10月19日(木) ちゃんと4回言ってから、『掟』の裏に気付く優等生ジョニィ。

今週の範馬刃牙:第43話 小さな動作と大きな意志

 ゲバルの指の力が強いのがどうとか、筋肉の御方の力も凄いとかお互いそんな褒め合いをしてましたけど、一番凄いのはゲバルとオリバが引っ張り合っても破れる事の無かったゲバルのバンダナだなと思いました。何その無駄に丈夫な生地。

 後、アッパーを喰らったオリバ先生の表情の可愛らしさは異常。

今月のSTEEL BALL RUN:#19 黄金長方形

 はい、一言で書きます。『凄ェ』。

 今月の展開には心の底から驚歎しました。それはもう、本当に心の奥底から。
 大分前から『荒木先生は展開の為ならば躊躇無くリソースを使い切る事が出来る人だ』という事を認識していましたし、それなりに理解もしていたつもりでしたが、今回のこのリソースの切りっぷりは完全に予想外です。と言うか、砂男とヒガシカタを同時に(別々の切り口で)切って来るなんて、誰が予想出来ましょうか。寧ろ出来てたまるか!(逆ギレ)

 確かに現在のスコアを考えると、何らかの形で砂男及びヒガシカタにはご退場頂いた方が都合が良い訳ですが、普通に考えると此処でこの2人を失うのは余りに痛過ぎます。
 ポジティブな見方をすれば、未だ2人とも退場が確定したとは名言されていないので今後の展開次第では…、と言えない事も無いのですが、今の状況からそんなリカバリが効くとも思えないんですよね。ホット・パンツが参戦すれば一寸は変わるかな?

 ホット・パンツと言えば、頻りに回復目当てでホット・パンツを求めているジョニィが気になりましたが、今回みたいな傷だったらゾンビ馬の方が良いんじゃないの?と思ったり思わなかったりしました。肉スプレーは傷の穴を埋めるのには良いでしょうけど、縫合ならばあの不思議糸の方が便利そうに感じるんですけどね。


10月20日(金) じゃあフォーグラーは誰なんだろう。

今月のバキ外伝 疵顔スカーフェイス:第21撃 本番(其の壱)

 人が慎ましくメイド喫茶でパフェを食べてる最中に、突然チビのオカマが出て来てグダグダ口上を述べ始めたらカチンと来ちゃうよネ!って感じで、まだ喋ってる最中のフババンゴ(仮)を普通に殴り飛ばす花山先生に燃え。
 中々少年漫画的じゃあ無くて面白いです。否、花山先生的で良いと言うべきか、普通この手の『敵の演説』って無意味に最後まで聞いてから反論するなり殴るなりするのが常套なのに、そんなお約束にお構い無く『邪魔だから殴る』という花山先生の姿勢が大層素敵です。ええ、これこそ正に花山先生的。

 フババンゴ(仮)については、花山に顔面を殴られても「…イテテ…」で済むという強烈なタフネスに一寸期待感を見出しましたけど、相変わらず何の説明も無く明らかに世界観の違う完全催眠を使っているのが解せません。
 お前、何で『素晴らしき』の二つ名を与えたか覚えてないだろ?(伝わってる筈が無い)

今月のジャイアントロボ:第2話 誕生編2・重撃!九大天王

 九大天王に引き続き、マレーネ・デートリッヒ、マリア・カラス、グレタ・ガルボの爆撃機トリオに、不乱拳博士withブラックオックス(×3)、そして我らが知多星は呉学人まで全員悪党面で結集だなんて、もう…もう、『興奮するじゃないのォォォ!!』『どれだけ私のツボを心得ているのよォ!!』とさっちゃん風に叫びたくなる気分です。いや、凄過ぎですからね、実際。

 ただしかし残念な事に、今月の話を読む限りではこの驚愕の展開は『セルバンデスの幻惑』説よりも『OVAのパラレルワールド』説の方が濃厚の様です。バビル二世準拠になったグレタ・ガルボ然り、不乱拳博士然り、命と引き替えだった筈のビッグパン・パンチを普通に撃つ中条長官然り、歴史を含めた設定が余りにもOVA版とは違い過ぎます。
 激しく熱い展開とは言え、正式な続編を望む身としてはちょっぴりでも残念という感が有る事は否めません。それを補って余り有る展開が繰り広げられてはいますけど。

 熱いと言えば、大作を護る為に命を張るセルバンデスが格好良過ぎます。どう見たって彼が正義の味方じゃあないですか。
 対する九大天王以下警察連合メンバーは、幾ら『GR計画阻止』という使命が有るとは言え、1人の少年を笑いながら殺そうとするその有様は悪以外の何者でもありません。揃いも揃ってにたにた笑って子供1人を狙い撃ちって、何この善意の欠片も無い集団。
 漸く起動したジャイアントロボに頑張って欲しいところですが、初陣の相手がその悪意の権化とも言える九大天王というのはまた何とも絶望的な話です。水滸伝メンバー位は瞬殺出来そうな気もしますが。


10月21日(土) 気になる。

小話

namcoのCMが前から気になるんですよ」
「何のCM?」
「いえ、namco全般なんですけどね。namcoのCMって、CMの最後に子供達の『ナムコ!』って声が出るんですよ」
「出るね」
「アレなんですけどね、どう収録したのかなって」
「どうって?」
「だって、ただ『ナムコ!』って叫ぶだけじゃないですか。それだけの為に、子供を何人も集めたんですかね」
「さあ」
「子供達を集めてスタジオに言って、ただ『ナムコ!』って叫ばせたんですかね」
「さあ」
「そんな数分の仕事でギャラは出たんですかね」
「さあ」


10月22日(日) 尚、転載時は挨拶等は省かせて頂いてます。

回答:色々

 最近メールフォームも掲示板も中々確認する暇が無く、レスが遅れている状況が続いていて大変申し訳御座いません。
 という事で、本日は幾つかメールフォームから転載可能で頂いていたご意見・ご感想にレスさせて頂きます。

匿名希望さん:
10月7日
のソードマスターガッツに笑わせていただきました。
でもあれではクシャーンも髑髏の王様の問題も解決していませんので、解決策を考えてください。

 ヒュー、やっちゃったぜ。
 まあその辺は、グリフィスに『そして鬱陶しくなって来たのでクシャーンは滅ぼしておいた』とか、ガッツに『髑髏の騎士の正体が気になっていた気がしていたが別にそんな事はなかったぜ!』とか言わせれば良いんじゃあないでしょうか。

 という事で、次いきます。

オリバの彼女にショックさん:
アニメ版のギャグマンガ日和でもソードマスターヤマトをやっていましたが、もう観ましたか?

 またソードマスターネタですか。
 チャットでも冬。さんに『あのネタは分からないですよ』とか突っ込まれましたが、何だかんだ言って結構皆知ってるんだなと思いました。実際は、冬。さんのご指摘通り、余り通じないだろうなあと思っていたのですが。
 さておき、アニメ版のソードマスターも勿論観ました。
 テンポの良さが素敵なあのアニメらしく、原作以上に物凄い事になってて大笑いしました。エンドロールに合わせるセンスも最高ですが、あの台詞の端折り方は余りにも酷過ぎますよね(褒め言葉)。
 因みに、ギャグマンガ日和2については、12話全部が終わった頃に改めて感想を書くつもりです。

 さて、最後いきます。

オリバはデブ専じゃなくて宇宙人専さん:
しょーさんはオリバの彼女を見てどう思いましたか?
私は前の日記で書かれていた「人類じゃないものを彼女と呼んでるんだよ」説を推したくなりました。
仰るとおり彼女はジャバ・ザ・ハットです。人類じゃありません。

 前の方と同一の方ですよね。
 個人的にはほぼ同意見ですが、初見の感想は、『何で『筋肉の凄い女性を描きたくなったんだよ派』が浮かんだのに『贅肉の凄い(以下略)』を思い付く事が出来なかったんだろう』、という無意味で無駄な後悔が先行しました。実は一寸考えれば気付いてもおかしくないオチだったのに。

 ところで、数ヶ月前から、通常掲示板の方を廃止して、ご意見・ご感想はメールフォームオンリーにしようかな、と考えております。ただそうすると、今まで以上にリアルタイム性が無くなるなと――正に今の様に――思うので、迷っている最中です。
 俗に言うblog形式に移行するという選択も有るんですけど、それは今のところ殆ど無い可能性として考えています。今更感が有るし、ローカルで管理しきれなくなりますし。
 さて、どうしたものかな。


10月23日(月) 既に馬鹿映画の予感。

映画:DEAD OR ALIVE

 United International Picturesで公開されている実写版『DEAD OR ALIVE』のスチール写真のチョイスが馬鹿過ぎ(大きいのはこちら)。

 そもそも我(々)は、モーフィアス(ハゲ)とかザ・ブライド(五点掌爆心拳)とかトラビス(セガール)とかお蓮・石井(ヤッチマイナ)とかエル・ドライバー(メモ女)とかビル(ドキッ!弟の他は好みの女だらけの暗殺団・首領)とか、何かが致命的に間違っている外国人が日本刀を振り回す映画が大好きな訳ですが、この写真はよりにもよって主要メンバーと思われる5人――しかも全員女性――が刀を構えているという素敵なまでに馬鹿馬鹿しい構図が完成してしまっており、それは我(々)に言わせれば最早何かの宗教画と言っても差し支えない状態なのです。差し支え有りますけど。

 もう、絶対狙ってやってるとしか思えません。一部人間の脳に直接訴える為にこれを撮り、これを公開している以外に可能性が感じられないのですよ。そうでなければこんなシーンを撮る筈が無い。
 現にこちとらもう観る気満々ですよ。ゲームの方は30分位しかやった事が無いのにも関わらず。

 って言うかナンですか、ひょっとしてゲームでもこんなに馬鹿っぽく日本刀を振り回したりする訳ですか?そんなの見掛けた覚えが無いんですけど。ひょっとして映画監督のオリジナル発想?コーリー・ユン…恐ろしい子…!


10月24日(火) 有り得ないんだぜ。

独り言

 ビックカメラでMNP開始記念式典、予想GUYも登場
 余りにどうでも良い見出しに大笑い。

 いや、実際登場したんでしょう、予想GUYが。写真にも写っていますし。
 でもこっちが問いたいのはそういう事じゃあ無くて、何さらっとSoftbankのイメージキャラみたいになってんの、と。間違ってはいないけれど間違っていると言うか、周囲がそれを当然として認めている状況が何かツボです。だって明らかに浮いてますもの、予想GUY。

 閑話休題。

 番号ポータビリティもキャリアの優劣の変更にも全く全然これっぱかしも興味は有りませんが、これで孫社長が予想GUYじゃあ無くてキャメロン・ディアスを引き連れて来ていたら凄かったのになあと思いました。最近のSoftbankのCMは、『Walk This Way』が流れるキャメロン・ディアスの物になっていましたし(あのCM幾ら掛かったのやら)、その縁とかで。
 だって本当にキャメロンを連れて来てたら、何かもう決定的な『他社とは違うんだぜ感』を出せますよね。良くも悪くも。いや、同業他社には嫌味にしか見えないか。


10月25日(水) 自己ベストは確か148とかそんなもん。

飲酒メモ

 どうも季節外れの送別会が続いております。

本日の理由:S賀氏が福島に行く事になるとの事で、その送別会として。
本日の面々:S木氏、S賀氏、S岡氏、H氏
本日の飲酒:グレープフルーツサワー×2 (許容量)

 飲んだ後、2年位ぶりにボウリングで遊んで来ました。
 2ゲームやって、1ゲーム目のスコアが81、2ゲーム目のスコアが102。『久しぶりだったから』にしても今一な結果で少しガッカリ。でもたまにやってみると、存外に面白いなと思いました。酒を飲んだ後にやるのは如何な物かな、とも思いましたが。

 後、『S賀氏が福島に行く事になる』と聞いていたのに、顔を合わせてみたら「行くかどうか実は未だ分からない」とか言われて驚きました。曰く「時間の流れと共に色々動いてんだよ」との事。OK、そりゃそうだ。でも、それじゃあ今日は何の集会よ(A.特に何でも無い)。


10月26日(木) 何かと引き合いに出される貴族達。

今週の範馬刃牙:第44話 超雄と超雄

 今までの勢いも何処へやら、実は相当小物だったベストパイレ〜ェェツ・純ゲバル。
 あれだけ勇気だ何だと啖呵切っておきながら、『まともに戦ったら勝てないから、ルールで縛ってどうにかしよう』なんて発想しか出来ない辺り駄目過ぎます。挙げ句にその策も今一で、あまつさえドリアン紛いの髭目潰しまで使い始める始末。もう駄目も駄目駄目、そんな小っさな勝利を収めたところで誰も認めはしないのですよ。
 一方の筋肉の御方と来たらどうですか。真正面から純の攻撃を受けて立ち、それどころか古の貴族達のテーブルマナーに倣って親指と小指でハンケチを掴む余裕っぷりですよ。凄いやオリバ、凄いや筋肉の王様。とっとと物理的グラビジャの類でゲバルをベッシャアして下さい。
 それと話は変わりますが、オリバもゲバルも古の貴族達に詳し過ぎ。


10月27日(金) ディオモードは未だ解禁ならず。

ゲーム:ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド

 買います買います言って結局買わない事が多い最近ですけど、これは買いました。買わない道理が無い。
 感想。思っていたよりと言うか案の定と言うか、色んな意味で物凄く駄目な作品でした。

 いや、正直思っていたよりもマニアックな作りだったので驚いたんですよ。
 怪人ドゥービーだとか『血管針攻撃!』だとかを出すのは勿論の事、ジョースター邸での警官隊やアダムスさんを出して来るそのチョイスっぷり、2周目から『何をするんだァーッ!』を『何をするだァーッ!』に変えてみるその馬鹿っぷりは、原作への愛が無ければ成し得なかった偉業と言えるでしょう。
 戦闘におけるポージングシステムの妙や、原作に倣った各キャラのモーション(ツェペリさんの足の裏ガード等)も思っていたより良い感じでした。
 このしょー、開発陣の原作への愛…認めよう!!売りのポージングでパワーアップする思いつき、すばらしいものがあった事も認めよう!!
 だが!バンダイイ!余りにもアクションパートが酷過ぎるッ!そこにシビれる!頭来るゥ!

 アクションパートに関して簡単に書くと、3Dアクションというジャンルが確立していない頃の3Dアクションゲームをやっている気分になる様な出来でした。
 攻撃判定がいい加減で間合いも分かり辛く、ターゲット機能は無いも同然でカメラアングルは最悪、『防御して待ち→反撃→防御して待ち』か『痺れさせて攻撃→ポージング→痺れさせて攻撃』の2パターン以外に攻略法が見出せない適当過ぎるゲームバランス等々、どれを取っても今この時期に出るゲームとは思えません。
 加えて言えば、難易度設定が無かったり、ボタンコンフィグがタイトル画面から入れるオプションからしか出来なかったり(ゲーム中、ポーズをかけてもオプションが開けない)、ゲームとしての基本もなっていませんでした。何を考えているのやら。
 善意を込めて言えば『大味』、率直に言えば『レベルが低い』という感じですね。

 さて、それでは恒例の色々思った事。

◇褒めポイント

  • 1話から最終話まで大筋原作通り。どうでも良いバトルまで再現されてます。ジョジョvs人形のあそこを調べたい悪ガキ2人とか、槍を持ったジョジョvs警官ゾンビ&ディオとか。
  • ポリゴンデモの出来が大変素敵。『こいつはくせえッー!』とか、メメタアとか、パンの数とか。
  • ダイアーさんの十時空烈刃クロススプリットアタック炸裂時に、ちゃんとスピードワゴンが「やった!ジョースターさんに試した時は(以下略)」とか言い出した時はかなり笑いました。何秒の出来事よ、それ。
  • Extraバトルのキャラチョイスが明らかに異常。東洋の神秘中国拳法の使い手でジョジョと戦ったり、警官ゾンビでジョジョ(E:槍)と戦ったり、逆に警官でディオ&警官ゾンビと戦ったり。何でこんなのも操作出来んの?ってキャラが使えるのは実に良い。
  • そして、波紋の使い手はジョジョ以外も全員ポージング可能。ツェペリのおっさんも。ダイアーさんも。ストレイツォも。老師トンペティでさえも。
  • 爺が素敵ポーズを取って強くなるゲーム。うわ。
  • って言うか、ダイアーさんが馬鹿過ぎる。もう一々『かかったな!』とか『アホが!』とか『我が名はダイアー!』とか言うのが面白くて仕方無い。制作者の『わざと』感が伝わって来て実に良いです。
  • MVP?勿論ダイアーさんに決まってるじゃあないですか。

◇不満ポイント

  • 前述の通り、アクションパートが酷い。特に前半の波紋が使えない状態の時。今時のゲームとは思えない。
  • 操作感は結構良いんですけど、如何せん先に挙げた問題が引っ掛かります。CPUアルゴリズムも相当悪いですし。
  • 後、Extraバトルのキャラステータス設定が明らかに異常。特に、雑魚キャラのステータス。
  • キャラによっては、□を連打するだけのコンボでも、途中――って言うか2発目からガードされたり避けられたりする仕様は普通有り得ません。数十回攻撃を当てないと勝てないのに、自分は4、5回撫でられると死んだりとか。いじめっ子vsジョジョとか、プラントvsジョジョ&スピードワゴンとかは苦行の域。
  • 実はポリゴンデモは重要なシーンだけで、基本的には1枚絵の紙芝居でストーリーが進行するという驚愕の事実。何処の黄金の旋風
  • ダニーの焼死イベントや、私の赤ちゃんイベント、スティクス神父イベントは無し。ポリゴンデモで『あたしィィィの赤ちゃあァァァん!』観たかったなあ。

 結論。
 ジョジョが好きで好きで仕方無いジョジョ好きは買うべき。人よりやや好きという人は、多分近い内に値崩れするので、それを待って買うと良いでしょう。余り興味の無い人は手を出さなくて良いと思います。そんな出来です。


10月28日(土) メガドラ作品も有れば尚良かった。

独り言

 2007年3月末で『なつゲーサービス終了
 そ、そんな。申し込んだらUSBのゲームパッドが貰えるキャンペーンの時に申し込んで、それっきりだったと言うのにそんな!(←最低)

 さておき、ブラウザ上で合法的に懐かしいゲームを遊んだり対戦したり、それ専用のコミュニティページまで作れる『なつゲー』は、サービスとして結構目の付け所が良いと思っていたのですが、こうなってしまったところを見ると採算は合わなかったのかも知れないですね。何時まで経ってもスクリーンセーバーも増えなかったですし。無関係ですけど。
 ひょっとしたら、対戦やハイスコア競争、ページ作成等といった競い合うコミュニティ要素を意識し過ぎたのも問題だったのかも知れません。セーブ機能も持たせてRPGをガンガン出せば、また違った可能性も見出す事が出来た様にも思えます。古いRPGの情報共有コミュニティというのも中々良いじゃあないですか。Google先生に訊けば分かる情報ばかりだったとしても。
 何れにせよ、それなりに面白いサービスだと思っていたので、少々残念です。パッドを貰ってそれっきりの身で言えた事では有りませんが。


10月29日(日) こんなに水が!髪を洗えるくらい!

ゲーム:北斗の拳ONLINE

 公式サイトが公開されてました。
 と言っても、観れるのは未だ1分程度のTrailerだけですけど。
 感想。余りインフォメーションが無いので何とも言えず。ただ、荒廃感の強い背景は良し。

 幾度か書いている通り、熱心な『北斗の拳』好きの我(々)がこのゲームに求めているのは、北斗の伝承者になる事では無く、ひ弱い村人となってモヒカンに怯えながら暮らす事とか、ひ弱い村人となってモヒカンに理不尽に蹂躙される事とか、ひ弱い村人となって健気にもモヒカンに向かっていって村ごと焼き尽くされる事とか、屈強なモヒカンマッチョとなって徒党を組んでひ弱い村人に対し悪事の限りを尽くす事とか、屈強なモヒカンマッチョとなって徒党を組んで北斗の伝承者に挑んで返り討ちにされる事とか、屈強なモヒカンマッチョになって徒党を組んでより強い悪の親玉に仕えてあっさり切り捨てられたりする事等々であって、要約すると死に際の台詞に代表される『如何に駄目な生き様を魅せるか』こそが目的なんですよね。その手段をこのゲームに求めている訳で、開発陣がそれを把握しているかどうかが問題だと思うんですよ、このしょーは。

 その辺、悪そうな連中ばかりが行き交うシーンを観た時は『分かってるな』と一寸期待したのですが、『救世主を目指せ』という煽りを出す辺りに引っ掛かりを感じたのも事実です。
 原作のキャラが出るのも良い、原作の奥義が出るのも良い、でも我(々)が求めている手段と目的だけは忘れないで頂きたい。世の中には、ひ弱い村人となって震えながらも屈強な悪党にショットガンを突き付けたいユーザも居れば、その村人に対し、身体に撒いたダイナマイトを見せ付けながら『はあっ!はははは〜!!』『どうするババァ 撃て!撃ってみろぉハハハァ〜!!』と叫びたいユーザも居るし、そして原作を無視して躊躇せず引き金を引くひ弱い村人を演じたいユーザだって居るのです。って言うか、このゲームに興味の有るユーザの大半はそれ位狂ってると思って間違い無いでしょう。

 後、個人的にはステータスに『飢え』と『水』の項目は必須だと考えています。無論、どっちも無くなると死亡。
 だからユーザ達は食物と水を常に求めるんですが、勿論あの世界なのでどっちも極端に少ない訳ですよ。
 食物は畑を耕したり家畜を飼ったりして自給自足する事が出来るんですけど、それを奪う事も出来る。そうすると、自給自足側は生産した食物を担保に用心棒(無闇に強いNPC)とかを雇い、略奪者側は徒党を組んで襲う、という北斗な構図が完成します。また、一寸間違うと徒党を組んで大きな農園を作るモヒカン達という素敵な画も出来たり出来なかったりする訳です。NPCじゃなくてPCが用心棒家業を行い、信用を得た頃に突然裏切ってみたりとか。「雇い主?多くくれる方に決まってるじゃねえか!」って。わあ、最高。
 水システムが有るならば、アイテムとして『バスタブ』は絶対必要ですね。皆が今日を生きる為に必要な2500ミリリットルの水を得る為に井戸に並んでいる側で、モヒカン達を護衛に侍らせながらバスタブに150リットルの水を入れて「やっぱり1日2回は入らないとな!」とか言うの。わあ、最高。

 このゲームが気になって仕方無いユーザの大半はこれ位普通に望んでると思って間違い無いので、制作者側は大変だなと思いました。一寸捻った位では納得しませんよ、我(々)は。


10月30日(月) 気温の低い時期で良かった。

不具合メモ:CPUファン

 不具合と言うより故障なんですけど、愛用していたCoolerMasterのCPUファンが物凄い轟音を出し始めたので取っ払う羽目になりました。
 前からもたまに異音は発していた物の、その都度取り外して掃除していれば直ったのに、今回は掃除しても全く効果無し。耐えるとかそういう問題では無い位けたたましい音を発し続けるので、応急処置としてヒートシンクを残したままCPUファンと側面ケースを外し、扇風機(三洋製EF-30A)で風を送る事にしました。

こんな状態。
足下が微妙に寒いです。

 仕様が無いので新しいファンを購入しようと思ったのですが、勤務先の先輩が『ソケA用のなら余ってる』との事だったので、それを頂ける事になりました。いやあ、ツいてる――って根本的にはツいてないか。


10月31日(火) それは何時でも荒唐無稽。

夢メモ

 『バビル2世』を読んだ影響か、街中に砂嵐が発生して大弱り、という内容の夢を見ました。読んだ影響『か』って、疑う余地無く読んだ影響なんでしょうけど。
 以下、忘れない内にメモ。

  • 職場で仕事をしていると、昼間なのに外が暗い事に気付く。
  • で、窓から外を見ると、空に黒い雲が広がっていて、遙か向こうの街中に大きな竜巻が。
  • 元々街中に有る筈の職場がかなりいい加減な場所(何処かの山の上)に有ったのに、夢なので『おかしい』とは思いもせず。
  • ビル内放送で、竜巻は砂嵐で、当たると即死レベルの砂粒がその編を舞っている事が知らされる。
  • そりゃあマッハで砂粒が舞ってたら蜂の巣になるよね、と冗談を言い合う同僚達。
  • 突然窓が割れて、皆一斉に回避行動(無敵)を取りながら、防火壁に護られた部屋に移動。
  • しかし、部屋の中にはプチ砂嵐が。
  • 但し、プチ砂嵐は移動しないので、その攻撃判定の及ばないところに立っていれば平気という事が判明。
  • 砂嵐は大体6時間で消えるから、それまで我慢すれば良い、という結論が出て皆で我慢する事に。
  • そこで目が醒める。

 回避行動とか当たり判定の辺りに、中途半端にアクションゲームの影響が出ていて困ります。
 これはあれか、『ファントムブラッド』の所為か。


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