a 適当。

7月1日(水)

ゲーム:『Allison Road』13分のゲームプレイ―『P.T.』に影響された底の見えない恐怖

 『P.T.』の影響を受けたと言うより、『P.T.クローン』という感じですね。
 時代が時代なら『P.T. Like』なんてジャンルに括られそうな作品。

 今回の動画では、オリジナルを超える恐怖こそ無いものの、類似する不気味さを感じます。
 後半の血の演出や謎の化け物(?)とかは、これこそホラー!という気持ち悪さが有って良いです。
 但し、オリジナルが誇る精神がすり切れる様な恐怖感は薄め。『得体の知れない何かが居る』恐怖も良いのですが、『得体の知れない何かが在る』恐怖がもっともっと欲しい。

 しかし現時点で中々の完成度ですし、こういうノリが続くならば(追いかけっこや戦闘がメインにならないならば)クリアまで2〜3時間程度でも十分に楽しめそうな作品です。
 Windowsで発売する様なので、要マークですね。

今となっては分からない話

 以前小島監督は、『P.T.は本編と関係無い』と語っていましたが、実際はどんなゲームになる筈だったのでしょう。
 舞台が(サイレントヒル)になる以上、ずっと一人称視点というのもキツいでしょうし、かといって今まで通りのTPS的な作品で『P.T.』の空気感が出せるのかは疑問が残ります。
 町の探索は3人称で、家に入ると1人称視点でその家に纏わる何かを解いていく、とかでしょうか。

 コナミが残念な事をしてくれたお陰でお蔵入りなのが残念で仕方有りません。
 一度まとまった話を無かった事にする位なら、版権を小島監督に譲渡してくれませんかねえ。その後、クラウドファンディングとかしてくれれば、一気に資金も集まるでしょうに。


7月2日(木)

故障:SH-04A

 承前
 借りていた代替機に、『修理出来なかったので引き取りに来て下さい』とメールが届いて震撼。
 しゅ、修理出来ないって。何それ怖い。

 震えていても仕方無いので、仕事帰りにドコモショップに行って説明を受けた結果、『基盤が腐食しているから無理』という話でした。
 分解した時の写真も見せていただきましたが、それはそれは見事な腐食でございます。手遅れ感が満載。
 じゃあ基盤取り替えるとかすれば良いJAN?と思ったりしたものの、その時は何故か自分の中で『交換は修理じゃないのか?』と変な納得をしてしまった為、素直に修理は諦めました。スマホへの乗り換えも取り敢えず断りました。

 とは言え、電話が無いのはとても不便。
 会社から支給されているPHSが有るので、全く電話が出来ないという訳ではありませんが、それはそれコレはコレです。
 ここまで来たら『何処かで同じ機種を買えないか』と色々と調べたところ、SH-04Aの後継機種であるSH-03Bヤフオク!で11,000円だったので、即決で買ってしまいました。
 これで……これでまたキーボード付きのケータイが使える……!


7月3日(金)

ネットで発見:Windows10は7月29日の発売当日に全員に行き渡るわけではないと判明

 簡単にまとめると、

  • RTM版は大手メーカーが優先で、その直後にパッケージ版を販売
  • アップデートは互換性を確認出来たユーザーから順次
  • Technical Previewを入れたユーザーは最優先

 という内容。
 今日日、新OSを公開当日から実装したいCユーザーなんて人柱志願者位なものでしょうから特に問題は無いのですが、あれだけタスクバーにアップデート予約のアイコンを出して(そして説明ページでもリリースは7月29日と謳って)おきながら、必ずしも29日に手に入る訳じゃあない、というのは余計な誤解を招きそうです。
 特に『順次』の基準が分からないのが気になるところ。それって具体的にいつなんじゃ?と気にする人が相当数出て来るのかも知れませんね。


7月5日(日)

ゲーム:マイクラ新作『Minecraft:Story Mode』映像初公開

 ノリノリ過ぎて最早別ゲー感すら感じますけど、いよいよストーリーモードの全容が見えて来ました。
 目的の無いゲームに目的を求めるのはどうかと思いますが、これはこれで面白そうです。
 サンドボックスを最大限活用し、少量調達やキャンプ、道具や装備の作成を随時行いながら続ける旅――正に『冒険』そのものじゃあないですか。

 思うに、子供の頃に夢想していた『未来のRPG』というのは、こうした『ある一定の』リアリズムだった気がします。
 そういう妄想をさせる切っ掛けとなった国際RPGにはそんな要素が無く、海外のゲームの方がそっち方面に伸びているのが何とも不思議。
 『Assassin's Creed 4 BLACK FLAG』の冒険感なんかは国産RPGが辿るべき路線だったと思うんですけど、今は良くも悪くもシナリオとキャラに比重が偏り過ぎている嫌いが有りますね。


7月6日(月)

今週の暗殺教室:第146話 激戦の時間

今週の粗筋:
 カルマの作戦を踏まえて青組へと攻め込む中村達だったが、突如現れた渚が一気に4人を斬り捨てる。
 一方のカルマも忍び寄る前原を一蹴し、渚と1vs1の戦いに持ち込むのだった。

 渚君が遂に『死神』扱いされ始めた今日この頃。
 こんな状況でも尚、平然と皆の意識の外から攻撃して来る有様を見ていると、いわゆる『漫画的な暗殺者』としては殆ど完成形と言えます。
 既にプロに勝った事も有りますし、後は殺しの覚悟さえ決めれば、その時点で極めて高水準な暗殺者になれる筈です。その気になればハニートラップさえ出来そうですしねえ。

 そんな渚君を『敵』に回して、漸く自身の苛立ちの正体に気付き始めたカルマ君。
 『あいつ』扱いしつつも、内心しっかり渚『君』呼びしている辺り、決して見下している訳でも無さそうですが、気持ちの整理は出来ていない様です。
 肉弾戦にならない限り、カルマ君が勝てるイメージが湧きませんが、何か秘策は有るのでしょうか。やっぱり相打ちか。

今週のONE PIECE:第792話 “土下座”

今週の粗筋:
 藤虎は部下達に、ドフラミンゴによる事件の顛末を近隣諸国に映像電伝虫で伝える様に指示する。
 そして、リク王の復帰に湧くドレスローザ国民の前で、今回の事件について『世界政府』に代わり謝罪し、土下座するのだった。

 ドフラミンゴとのやり取りでもそうでしたけど、藤寅の狸っぷりがまぁ凄いですね。
 彼の人格を考えると、恐らく本当にドレスローザ国民に申し訳なかったと考えているのでしょう。
 しかし、こうして『政府の代理(=政府の代表)として謝罪』する姿を中継したのは、彼自身の悲願――七武海制度の撤廃を実現させる為、という思惑による筈です。

 実際にドフラミンゴが起こしていた事件の大きさと、海軍大将による謝罪が世界に広まった以上、世界政府も海軍も取れる手が制限されます。
 スルーを決め込める様な規模の話では無いですし、ここで藤虎を否定したり解任したりすれば世界中から批難されるのは明白です。
 ドフラミンゴ個人の所為にするか、七武海制度の問題点を認めるか、いずれにしてもシビアな対応を行う他無いでしょう。

 もしルフィ達が暴れ出した時点でここまで計算していたとすれば、彼も大した器です。
 彼の正義が、赤犬と気が合うかは分かりませんけども。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.49 緑谷と死柄木

今週の粗筋:
 緑谷が少しずつO.F.A.を身に付けていく中、死柄木は取り敢えず目的の一致したステインを仲間に加える。
 だが、保須へと戻るステインを、仇討ちに燃える飯田が待ち受けるのだった。

 飯田君が完全に『漆黒の意志』に目覚めてしまった様子。
 これはリンゴォなら大いに喜ぶでしょうけど、ヒーローとしてはかなりNGです。『悪のカリスマ』呼ばわりされたカッチャンよりヴィラン顔ですもの。

 現場体験に行く時のデクのモノローグから、この後に何かしらの悲劇が有るのは確実ですけど、さてどうなるのでしょう。

  1. やっぱり返り討ち
  2. このまま道を踏み外す
  3. 先輩ヒーローが飯田君を庇ってリタイア

 彼が一番ダメージを受けそうなのは3.なんですよねえ。
 でも、周囲がダメージを受けるのは1.よりも2.です。ベストジーニストの『ヴィランもヒーローも表裏一体』という言葉も生きて来ますし。
 1.はそのまま過ぎるので、多分無いでしょう。

 それはさておき、お爺ちゃんと戦う我らがデク。
 今回はいつにも増して一々動きが格好良くて驚きました。溜めの動作から攻撃のアクションまで、構図も構えもディ・モールト素晴らしい。
 早く例の新型コスチュームで闘うところをみたいものです。


7月7日(火)

ゲーム:『RED ASH』はオープンワールド“的”な作品に

 あからさまな『RE DASH』なので今から楽しみで仕方無いのですが、やっぱり本音を書けば『DASH 3』が見たかったですねえ。
 いえ、あちらが完結した上でのこちらなら何もかもが良かったんですけど、何せロックがヘブン状態のまま放置されている訳ですし。
 続編を出す事を拒否する位なら、版権も手放せば良いのに、全くどこもかしこも……(ぐちぐち)。


7月8日(水)

飲酒メモ

  • 本日の理由:新部長との懇親会
  • 本日の面々:新部長及び同僚 合計9名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×1


7月11日(土)

ゲーム:ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承

 モンスターバトルロードに於けるスライムナイトのDPSが凄まじい事に気付き、自分の操作をスライムナイトに切り替えて半月足らず。
 漸く、バッジ300種類を集めた時に得られる称号『バッジキング』を取得しました。

     

 話には聞いていましたが、299種類から後1種類を手に入れるのがとんでもない苦行でしたね。
 ご多分に漏れず、『キングリザード』が全然出てくれないので、これの金が全然作れない。

 一応、ご存知無い方向けに、簡単にバトルロードの『バッジ』について以下の通りまとめます。

  • 前提
    • モンスターバトルロードは、自分が育てた仲間モンスター3種類+他の誰かが育てたモンスター1種類の4匹で戦闘するバトルコンテンツ
      • リーダーモンスターだけは自分で操作可能
      • 同じ種類のモンスターでパーティを構築する事は出来ない
      • 挑戦権は1日1回ずつ渡され、最大で300回まで溜める事が可能
  • バッジはバトルロード勝利時にランダムで1枚手に入る事が有る他、勝利時に得られる専用のコインと交換可能
    • バッジは手に入り易い順から銅・銀・金・光と種類が別れ、例えばスライムの銅バッジ×3はスライムの銀バッジ×1に交換する事が出来る
    • コインと交換出来るのは、ランダムで3種類のバッジが手に入る『バッジパック銅』と、必ず1枚は銀が手に入る『バッジパック銀』
  • バッジはモンスターに最大4枚まで装備可能で、それによりモンスターを強化可能

 要するに、入手手段が全てランダムという訳です。
 しかもランダムと言っても、どうも故意に確率が制限されているらしく、特定のバッジが全然出ないという在り来たりな現象が発生しています。
 それが前述の『キングリザード全然出ない問題』です。これがまぁ出ない。本当に出ない。

 仕様が無いので、キングリザード以外の金をコンプリートした上で、光バッジを1枚作る事にしたのですが、それでも相当掛かりました。
 具体的に書くと、ラスト1種類になってから開けたバッジパック銅の数が100を超えた位です。これがガチャ地獄なんですねえ。課金は発生しないけれど。

 しかし苦労しただけあって入手の喜びも一入。新しい立ちポーズも手に入り、疲れた甲斐も有りました。


7月12日(日)

映画:グランド・イリュージョン (原題:Now You See Me)

映画の粗筋:
 それぞれ非凡な才能を持った4人の男女が、謎の人物の導きによりマジシャンチーム『フォー・ホースメン』を結成した。
 彼らがラスベガスで行った『パリの銀行から金を盗む』ショーの謎と、次なる犯罪を阻止する為にFBIとインターポールが捜査に乗り出すが、フォー・フォースメンの犯罪を証明する事が出来ない。
 仕様が無く、マジックの種明かしを生業とするサディアス・ブラッドリーに協力を仰ぐ警察だったが、フォー・ホースメンの『作戦』は最終段階へと向かっていたからさぁ大変。

 何かの映画を観に行った時の宣伝で気になったまま失念していたのですが、唐突に思い出して買って来ました。
 感想。観た後に一切何も残らない映画(褒め言葉)。80/100点。

 粗筋で分かる様に、クライム(犯罪)物というよりは完全なケイパー(金庫破り)物ですね。
 イメージ的には『オーシャンズ11』とか『60セカンズ』的な感じで、何と無く知的な犯人達が何と無くダサい警察を手玉に取る様を楽しむ映画です。
 整合性やら『騙しのネタ』そのものに注視し過ぎると肩透かしを喰らいますが、『犯人があの手この手で警察を上回る』様子を楽しむ分には大変良く出来ています。

 詰まりは、純粋なエンターテイメント作品という訳です。
 マジックがテーマになっているだけあって、全体的なおしゃれ感や小気味よさは特筆ものですが、肝心のマジックは殆ど魔法&SFな感じなので、リアル感はまるで有りません。
 本物のマジックを観る時と同様、『よーし種を探しちゃうぞ』なんて見方をすると全く楽しめないので(何せその種自体がトンデモですし)、ボケーッと観るのが一番です。
 そうしてボケーッと観ていれば、派手なマジックに格闘戦、カーチェイスに火薬、台詞遊びにどんでん返しといった、ハリウッドの十八番要素を丸々楽しむ事が出来ます。深みが無い分、広く浅く楽しめるエンターテイメントの鑑です。

 なんて書くと薄っぺらい映画に思えるでしょうが、実際に深く追求する様な作品では無いと断言します。
 実は前述の『言葉遊び』というか――『ミスディレクション』や『助手』、原題の『Now You See Me』を台詞的にも脚本的にも極めて巧く使っていたりするんですけどね。肝心のマジックがアレなのが玉に瑕。
 トンデモだからこそ楽しめる作風ですし、取り敢えず楽しい映画が観たい、という人にはオススメの作品と言えます。


7月13日(月)

訃報:任天堂の岩田聡社長がご逝去

 出張先で聞いたのですが、とんでもない衝撃を受けました。
 ただただ冥福を祈ります。

追憶

 幼少の時分から任天堂には私生活でお世話になっていますが、以前仕事でも任天堂とお付き合いをした事が有ります。
 現場向けのホットラインを用意してくれなかった事に少なからずイラッとしたのですが、発売前のWiiDSを送ってくれて、その全く新しいプレイフィールには驚かされたものです(熱い掌返し)。

 結果的にWii Uは微妙な感じになってしまいましたけど、飽くまで『ゲームは遊びであり玩具』という思想で独自路線をひた走るスタンスは、きっと岩田社長だったからこそ出来たんじゃあないでしょうか。
 きっと岩田社長自身も、楽しみながら歩み続けて来た道なのだと思います。
 どうか向こうでも、楽しんでいられます様に。

飲酒メモ

  • 本日の理由:業務
  • 本日の面々:クライアントや上司、同僚、提携先のメンバー等 合計60名
  • 本日の飲酒:ビール×1

 飲んでる場合じゃあないのよ。


7月14日(火)

今週の暗殺教室:第147話 舞台の時間

今週の粗筋:
 1年生の頃からカルマに憧れを抱いていた渚と、渚に油断出来ない何かを感じていたカルマ。
 お互いが勝利欲と征服欲を満たす為、ナイフによる近接勝負を始めるのだった。

 昔の渚君がどう見てもヒロイン。
 アレに対して征服欲って、カルマ君どういう事とですか。

 お互いが仲よさそうなのに妙に余所余所しくもあった理由が判明しました。
 妙な因縁が有ったりとか、性格的に合わないという事では無く、如何にも中学生らしい感情に基づいていた様なので、変にドロドロする事も無さそうです。
 こういう設定というか描写が巧いですね、この漫画。

 でも『銃を使えば暗殺派が納得しない』という理屈は兎も角、これは逆に救出派が納得しないとは考えなかったのでしょうか。
 何だかそれだけがストンと落ちません。

今週のONE PIECE:第793話 “虎と犬”

今週の粗筋:
 ドフラミンゴの七武海脱退を誤報とした事についてサカズキが五老星に問い詰めていた頃、ルフィ達がそのドフラミンゴを討ち取った報告が入る。
 藤虎が土下座した事を知ったサカズキは、海軍本部の面子が潰された事に立腹し、藤虎に対しルフィとローを倒すまで海軍基地に入れない事を宣言するのだった。

 お待ちかねの世界情勢コーナー。わー。ドンドンドンパフパフパフ。

  • 麦わらの一味は、ドレスローザ王宮に匿う事に
  • ドフラミンゴの七武海脱退→誤報は、五老星の『上』の指示によるもの
    • 五老星も『最高』権力では無い
  • サカズキは『海軍本部』の面子は重視しているが、天竜人の言いなりでは無い
    • 文字通り自分の『正義』に忠実
  • クザンは黒ひげに加担している
  • ボニーは逃亡生活中
  • ウルージさんは空島で誰かと遭遇
  • カポネはビッグ・マム傘下?でシーザー捕獲作戦実行中
  • キッド達はシャンクス狙い
  • ドレークはカイドウ傘下

 今回も色々な新情報が盛り沢山でした。
 中でも目立ったのは、五老星でも天竜人には逆らえないっぽい、という事実でしょうか。
 赤犬に対して海軍本部元帥の面子など取るに足らないと言っていましたけど、彼ら自身も名ばかりの最高権力だとすれば取るに足らない存在です。
 何せ、でっかくて偉そうなだけの偉くないお爺ちゃん達ですよ。うわ、取るに足らない。

 それに対し、赤犬にしても藤虎にしても、相手の権力を気にせず言いたい事を言うのは渋くて良いですね。
 読者や藤虎目線で言えばエゴの塊に見える赤犬も、一応は筋を通そうとしている点は好感が持てます。それ自体がエゴだとしても。
 幾ら役員でも、経営層に『お前間違ってるから二度とすんな』なんて言える人物はそうそう居ないですからねえ。少しシビれて憧れます。

少し改変すれば経営会議でもご利用可能です

  • 今後も似た様な事をされたら、私が主任として格好つきませんので、二度とやらないでください。
  • 早い話が皆さんも無視されたんじゃあないですか?株主に。
  • 潰れて困るツラなら仕舞っておけば良いじゃあないですか。

 言えんね。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.50 ぶっ殺す

今週の粗筋:
 緑谷は様々な経験を積む為に、グラントリノと新幹線で渋谷へと向かうが、保須付近で新型の脳無と遭遇する。
 同じ頃、複数の脳無が事件を起こす中でステインを発見した飯田は、自らを『インゲニウム』と名乗り宣戦布告するのだった。

 一体何事でしょうね、この盛り上がり。
 緑谷&グラントリノ、飯田君とステイン、そして死柄木&複数の脳無と、保須に事態が集約していく様が実に良い。
 今回でもう50話になりますけど、今のところ『今後が不安』になる様なエピソードが一切無いのは凄い事です。

 本編のお話。
 例の表情からしてネメシスモード全開と思われた飯田君ですが、ステインに対する『止めに来た』『おまえを倒す』といった台詞を見る限り、ヒーローとしての領分を超える気は無い様に見受けられます。
 しかし、拳を振るわせていたり目がアレだったりタイトルがコレだったりするので、内心どう考えているのかは定かではありませんね。
 あの悪い顔で『始末する!』のままなのかも知れませんし、そうは言っても兄の矜持で私怨を克服しようと努力しているのかも知れません。
 どちらにしてもステインに勝てる見込みが無いのが困ったところ。

 対するステインさんは、『本物のヒーローを求める(=本物以外を間引く)』という行動理念に一点の迷い無し。
 初登場時は会話も出来なさそうなヤバいオーラを感じましたが、実際は別の方向でのヤバいキャラでした。
 フィクションに於ける『狂人』は大きく2種類、歪んだ信念なり正義なりを抱くタイプと、ただ単に狂っているだけというタイプに分けられますが、ステインさんは完全に前者です。
 狂ってはいるけれど自己の正義に対して真摯であり、しかもそれが世界の為だと思っているから始末が悪い。説得も無駄でしょうし、むしろ変な説得力さえ感じさせます。
 『復讐』という、ある種の『自己満足』の為に動いている飯田君とは、正に対比となる存在なのかも知れません。

 もう1人の狂人・死柄木は、ステインとは逆の狂人、詰まり『単に狂っているだけ』だと受け止めています。
 彼は只単に狂っているからこそ、ステインの求める『世界の為の英雄』になるであろうデクの対比にはピッタリです。
 得てしてこうした純粋な狂人は、王道を無視した大惨事を引き起こして伝説になる可能性が有るのですが(例:クソアーメン、ジョーカー)、気に入らないという理由だけで脳無を連れて来る行動力を見る限り、今後の活躍にも色々期待出来ます。
 中途半端に大人になったりしないで、彼はこのまま――『先生』達の思惑すら超えた気違いとして暴れ回って欲しいですね。


7月16日(木)

今週の刃牙道:第69話 「300点」

 本部株ストップ高。

 刃牙の総合的な戦闘能力の高さは明かですけど、何処かこういう油断しているところ有りますよね。ズールやスペック、柳から何も学んでいない。
 言動も相変わらずふわっふわで『その肉体で、その技術で』と本部本人をDISった直後に、『許さないのは自分を守護ると言った事』と論点が変わっていたりしますし、どうも地に足が着いていない感じがします。
 そういう未熟さなり、対武器なりを学ぶ為に本部のところへ来たのでしょうに、『本部なら武器を使っても勝てる』と高を括ってどうする。

 彼に昔の様な謙虚さと一貫性が戻って来れば魅力が増す筈なので、今回の件で反省してくれれば良いですね。


7月17日(金)

独り言:新型iPod touch登場

 あらやだ。
 この3連休中にMVNO契約とセットで何か端末(ZenFone辺り)を買おうかと思ったのですが、何だか良いタイミングで発表されました。
 手持ちのiPod touchで発生していたバッテリー切れ問題も解決出来ますし丁度良いです。

 という事で、特に迷わず128GB版を公式サイトで購入。
 今のiPod touchと同程度使うのであれば、いっそ容量は大きい方が良いだろうと判断しました。
 到着は7月25日予定。楽しみに待つ事にします。

 これで、『外でのネット』環境は微妙になってしましましたけど、最近は出張も減りましたし、本当に必要になった時にモバイルルーターとMVNOを準備すれば良いや、と割り切りました。


7月18日(土)

映画:崖っぷちの男 (原題:Man on a Ledge)

映画の粗筋:
 4,000万ドルのダイヤを盗んだ罪で逮捕されたN.Y.P.D.のニック・キャシディは、同僚の計らいで父の葬儀に出た際、警官から銃を奪って逃亡する。
 その後、NYの高層ホテルで飛び降り自殺を図り、交渉役として女性刑事リディア・マーサーを呼び自らの無実を訴えるのだった。
 NYの民衆や警官達が彼の動向に釘付けになる中、彼は己の無実を証明する為の作戦を密かに実行するが、彼を嵌めた黒幕がその動きに勘付いたからさぁ大変。

 これも、予告編で気になっていた映画。
 感想。プロットは良いしスリル感も有るけれど、それだけ。75/100点。

 最初にお断りしておきますが、詰まらないと感じた訳では有りません。むしろ面白かったです。
 ただ、出オチとでも言えば良いのでしょうか。タイトルにもなっている崖っぷち感全開の中盤までがピークで、後半のアクションパートには蛇足感を覚えました。
 何の証拠も無いんですけど、『自殺するかどうか分からない中で悪巧みする男ってどうよ』的な閃きが先行して創られた映画なんじゃあないでしょうか。
 『自殺』が焦点になる中盤までのスリル感が丁寧に描かれる一方で、終盤の展開にデウス・エクス・マキナ的な強引さを感じたのはその所為じゃあないかと考える所存です。

 サスペンスという観点では、ネタもシナリオも凄く練られると思うんですよ。
 登場人物達の性格や必然性も巧いし、ハリウッドらしい大雑把な家族愛&勧善懲悪&許された展開も悪くない。
 中弛みしそうになると、ジェネシス・ロドリゲスのセクシーカットで場面を引き締めるのも美事ですし、微妙に頼り無い弟の奮闘も自殺とは別の意味でハラハラさせられます。
 でも色々引っ張る割には肝心な部分が淡泊だったりするので、もう一歩煮え切らない造りなのが何だか惜しいのです。

 痛快さや綿密さには欠けますけど、出オチのハラハラ感は凄まじいので、『軽いサスペンスを観たい』時には及第な映画と言えます。
 後、ジェネシス・ロドリゲスのセクシーc(以下省略)。


7月19日(日)

独り言:HTP-S333が逝ったかも

 今月は溜まっている映画を消費しようと思った矢先なのに、ホームシアターシステムのHTP-S333が反抗期モードに突入。
 具体的には、

  • 勝手に再起動を繰り返す
    • TVモード時は問題が無く、HDMIモードで且つPS3に電源を入れている場合のみ
    • HDMI連動を切っても特に効果無し
    • 暫く電源を切ってても特に効果無し

 という感じです。
 その気になればPCでも映画は観れますが、折角なので5.1chサウンド&プロジェクター環境で満喫したい訳ですよ。それを何たる不始末。
 しかもサポートセンターは日曜祝日休みという悲しい状況で打つ手が無いと有様。

 どの道故障だと思うので当面は利用出来ないのでしょう。夏期休暇に入る前には直しておかないとなあ。


7月20日(月)

今週の暗殺教室:第148話 過程の時間

今週の粗筋:
 渚とカルマは、互いに完全勝利を目指して殺り合うのだった。

 これまでの傾向から1週間でケリを付けるかと思いきや、意外と良い所で引きましたね。
 でもこれ、殆どただの喧嘩ですやん。普通に骨折とか内臓にダメージがいっても良いレベル。

 近接戦闘となれば、案の定カルマ君が圧倒的に優勢な様で、クラップスタナーも防がれたとあっては渚君の勝ち目が見えません。
 しかしあのスタン封じは、どういう仕組みなんですかね。今までの描写からすると、技の発動と同時に気絶するイメージだったので、喰らってからリアクションでは間に合わない気がします。
 最初からずっと舌を甘噛みしていて、いざという時にだけ噛むのでしょうか。でもそれだと顔面に攻撃を喰らった時に噛みかねないですよね。
 使った状態が状態だけに、スタナーが不完全だったとか?う〜む、分からない。

今週のONE PIECE:第794話 “サボの冒険”

今週の粗筋:
 キュロスの家で眠りに就いたルフィを見ながら、サボはゾロとフランキー、ロビンにルフィとの関係を語る。
 そしてルフィをよろしく頼むと言い残し、『CP0』から逃れる為にドレスローザを去るのだった。

 エースと同じ事を言うサボさんマジ兄貴。

 少し、整合性が微妙だなーと思うところは有るのです。
 記憶喪失だった事自体は、これまでの事と辻褄は合うものの、『家に帰りたくない』思いは有るけど兄弟については一切覚えていなかった事とか、エースが捕まったニュースや処刑されるというニュースには反応しなかったのに、何で殺された結果にだけ反応したの、とか。
 でもそんな事がどうでも良くなる位、ルフィとの再会シーンや別れシーンにじんと来ました。
 良い兄貴ですよね、実際。要件人間なので、微妙に付き合い辛い一面も有りそうだけど。

 後、泣いてるコアラが可愛かったです。何あの小動物。可愛い。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.51 だめだやめとけ飯田くん

今週の粗筋:
 保須に現れた脳無達に戦慄を覚える緑谷だったが、そこに飯田が居ない事に違和感を抱く。
 その意味に瞬時に気付いた緑谷は、ステインにとどめを刺されようとしていた飯田の元へ駆け付けるのだった。

 見開きで暴れる脳無達の絶望感も凄まじいですけど、ヒーローだという事を忘れていたヒーローことエンデヴァーさんが来た様なので安心感も凄まじいですね。何せNo.2ですし。
 今少しグラントリノの活躍を見たかった気もしますが、こうなると俄然エンデヴァー無双も見たくなります。
 少年漫画にせよゲームにせよ、『炎』は属性攻撃の初級的な扱いだったり、雑魚散らしや壁等の舞台装置的な扱いを受ける事が少なくないので、ここらで是非とも強い炎を見せて頂きたいです。焔の錬金術師クラスのガチなやつを。

 ともあれ完全に予想外だったエンデヴァーの参戦。
 考えてもみれば、ヒーロー見習いの飯田君ですらステインの再来を予期出来た訳ですから、真面目なヒーローならばステインが再び保須に来る事位は読めて当然と言えます。
 もしかすると他にも有名なヒーロー達が来ているのかも知れません。現場体験の生徒達も何名かが集合する可能性が有りますね。

 そんなヒーロー達から狙われるステインと相対した飯田君。
 何だかんだで『ぶっ殺す』が本音だった様で、ステインさんにヒーローの在り方について諭される始末です。
 これは痛い。もう精神的に痛い。
 犯罪者に正論を言われた挙げ句、それでも尚毅然として反論した矢先に、正論通りのヒーロー(仮)が参上仕った訳ですからね。立つ瀬が無いとは正にこの事。
 これでちゃんと反省出来るか否かが、彼の今後のヒーロー像に大きな影響を与える事でしょう。

 で。
 覚え立てのフルカウル三角跳びスマッシュで参戦したデクの格好良さが異常。ビックリする位の主人公ですね、これ。
 自らを省みず他を救い出し、そして己の為に力を振るわないその様はヒーローの中のヒーロー、男の中の男です。
 しかし、それでステインに勝てるかは別のお話。

 USJでの一件を反省しているならば一旦退却すべきですが、もしステインに火が付いているならば見逃す筈が有りません。
 まして、デクはステインが求めるヒーローそのものですからね。『ヒーローは強さも必要』という理屈で絡まれる可能性の方が高そうです。
 一番有り得るのは、他ヒーローの乱入により戦闘は一回仕切り直し、でもステインに『気になる存在』としてマークされる、という感じでしょうか。
 そうなると、益々飯田君の立場がアレですけど……まぁ、彼に必要なのは強さよりも先ず反省という事で。


7月21日(火)

独り言:不倫・浮気サイトがハッキングされ個人情報3700万人分がダダ漏れに

 これは怖い。
 登録している=不倫・浮気している訳ですから、ここに情報が有るという事はそれだけでアレですよね。
 不備を訴えようにも訴えた時点で不倫・浮気がバレますし、ここから漏れた情報はスパム業者に悪用されるどころか、脅迫ネタとして使われかねません。含まれる情報次第ではかなり恥ずかしい思いもする事でしょう。
 折角だから、これで何か面白事件が起き(削除)


7月23日(木)

今週の刃牙道:第70話 武芸百般

 んん〜?
 地下闘技場の観客は『特別なルートで選ばれた秘密を守れるお客ばかり』という設定でしたよね。何をあっさり秘密ばらしてるんでしょう。
 『死者が出た』事に引いたのかも知れませんけど、明らかに今までも死人の1人や2人出ているでしょうに。独歩は紅葉が居たから蘇生出来ただけで、観客の前で片眼を飛ばされた上で殺されてるし、天内も死んだとしか思えない有様だった筈です。
 幾ら何でも雑過ぎるというか、地下闘技場の基本設定だけは守らないといけないと思うのですよ。この漫画の根幹じゃあないですか。

 でも、刃牙は少し反省した様で良かったです。
 死刑囚編でこのエピソードやって欲しかった気もしますが。


7月24日(金)

夢メモ:甘く見ている

 本当ならば悪夢になり得る悪夢じゃない夢を見ました。

  • 出張で同僚と東京に行っている、という設定
    • しかし同僚は東京ドームで自分は港区、と何故かそれぞれが別の場所に居る状況
  • 経緯は不明だが、東京ドームに核ミサイルが2つ飛んで来る事が判明
    • 同僚に連絡し、東京から出る手順について相談していた矢先に核ミサイルが着弾
    • 特に電子機器が壊れる事も、港区まで被害が及ぶ事も無く、同僚も『シェルターに居たから平気』との事
      • 東京ドーム位の施設になれば、核にも耐えるシェルター位準備している、という謎理論に納得する残念な自分
    • 東京ドーム付近以外は特に混乱も起きていない様なので、取り敢えず東京から離れる事に
  • 東京駅で待ち合わせる様に同僚に提案するが、『東京駅は人が多い』という理由で、東京ドームと港区と東京駅の中間に有る『篠崎駅』集合と決まる
    • 篠崎駅の場所が完全に現実と異なっているのに、夢だから簡単に納得
      • それどころか『そう言えば東京ドームは篠崎だしね』なんて意味不明な事を言い出す始末
      • 到底2年前に水道橋で暮らしていたとは思えない
  • 電話を切った後、篠崎駅が何線に有るか分からず、色々な駅構内を走って探し回る事に
    • 地図が使えるMVNO端末を契約しておけば良かった、とここだけリアルな後悔
    • 駅構内はそれ程混雑しておらず、『流石東京は核ミサイル位気にしないな』と有り得ない事を考える
  • その後、迷子になって駅の地図を凝視している最中に覚醒

 おかしな事だらけなんですけどね。全く気付けない。少しもおかしいと疑えない。


7月25日(土)

独り言:映画を観るのに一苦労

 承前
 ホームシアターが使えなくても、やっぱり映画は観たい。という事で、PCで観る事にしました。が。
 これがまた、微妙に難儀する羽目に遭ったので、その内容を残しておきます。

  • 風呂上がりにどうしても映画が観たくなり、PCで観る事を決意。
    • PCにBlu-rayを入れるがWMPでもMedia Player Classic Home Cinemaでも再生出来ず。
      • Blu-rayにはAACS(セキュリティ)が有る事を思い出し、専用ソフトを入れないといけないと気付く。
      • 正月のHDD故障騒ぎでPCを再構築した際、『PCでは映画を観ないだろう』と考えて意図的に導入しなかった筈。
    • ここまでで10分位。
  • ドライブに付属して来た『PowerDVD 10』をインストールし、再生しようとするもエラー表示で再生出来ず。
    • エラーは『引き続きこのコンテンツを再生するには、CyberLink PowerDVDをアップデートする必要があります』という内容。
    • アップデートを促されてアップデートすると『アップデートが完了』と出るのに、再生しようとすると再び同じエラーを出すという無限ループって怖くね?状態。
  • アップデートが余りにも早くて胡散臭いので、手動でアップデートチェックをしたところ、パッチを落とせる専用サイトに接続。
    • 100MB以上のパッチDLが始まり、『ああ、自動アップデートが罠というパターンか』と納得し、落としたパッチを適用。
      • しかしまたしても『引き続きこのコンテンツを再生するには〜』と表示されて衝撃。
  • 再度手動でアップデートしようとすると、今度はさっきとは別のパッチサイトが開き、再びパッチのDLを開始。
    • 『あ、これ最新パッチ1つでOKじゃなく、順番に全部当てないと駄目なパターンか』と納得。
      • いや、全然納得したくないソリューションなんだけれど。
  • という事で、順番に120MB→140MB→1MB→137MB→7MBと合計5回のパッチDLを行い、都度都度数分かけてインストールを繰り返し。
    • 漸く例のエラーが出ない様になるまで、50分が経過。
  • この時点で変な疲労感を覚え、映画の視聴は翌日行う事に変更。

 やった事はインストール&アップデート&アップデート&アップデートだけですが、無駄に時間が掛かって疲れました。
 今時まとめてパッチを落とせないなんてあんまりです。まぁ、ソフト自体古いからアレなんですけども。


7月26日(日)

映画:イコライザー (原題:The Equalizer)

映画の粗筋:
 ホームセンターで働くロバート・マッコールは、行き付けのカフェで毎日顔を合わせていた娼婦・テリーが、怪我をして入院した事を知る。
 彼女を傷付けたマフィアに対し、ロバートは金でテリーの自由を保証する様に提案するが拒否された上、更にテリーを傷付ける発言をされた事から、やむなく彼らを皆殺しにしてしまうのだった。
 報復の為、マフィアがロバートを捜し始めるが、ロバートもまた身に降り掛かる火の粉は徹底的に払うタイプだったからさぁ大変。

 感想。観易いパニッシャー。90/100点。

 粗筋の時点で大分アレですけど、要するに『善良な市民を装った絶対殺すマンが悪人を絶対殺すのを楽しむ映画』です。
 ハリウッドが大好きな勧善懲悪モノであり、アメリカが大好きな強さ=ジャスティスであり、主人公はただひたすらに悪即斬し続けます。
 この映画の素晴らしさはただ一転、その悪即斬の美事さです。

 主人公は絶対無敵の必殺仕事人なので、ターゲッティングした敵は逃しません。
 下品なマフィアもケチな強盗も悪徳警官も、彼に『あ、コイツ悪い事しているな』と認識されたが最後、謎の行動力で追い詰められ、一寸した交渉の後に肉体言語で問題解決されちゃいます。
 この際の暴力っぷりが半端無く、手元に有る色々なアイテムを駆使して刺殺に銃殺、撲殺に爆殺を一切の躊躇を見せずに行うのです。
 何が気持ち良いって、この『迷いの無さ』が素晴らしい。徹頭徹尾迷いませんからね、悪人を殺す事を。
 その上、ただでさえ本人が漆黒の意志だだ漏れなのに、彼の協力者も全力で彼をサポートする始末です。『悪人を殺す?良いね、You殺しちゃいなよ!』という具合に。

 可哀想なのはこんなのに狙われる敵の皆様で、あの手この手でDieされるばかりか、いわゆる0コマ敗北までされちゃいます。
 幾ら主人公が強いとは言え、これ見よがしに現れた中堅的な敵が戦うシーンすら無く負けるなんて誰が想像出来ますか。
 『ページめくったら死んでた』みたいな展開がこの手の映画で観れるとは想像もしなかったので、思わず笑ってしまいました。

 とは言え、圧倒的に主人公だけが強い映画かというとそうでも無く、ライバルに当たるマフィアの始末屋・ニコライも中々の魅力を持っています。
 鋭い直感と狂気的な暴力を基に、少しずつロバートに近付いて来る威圧感はかなりのものです。相手がロバートでなければもっと善戦出来た事でしょう。

 ロバートはその謎めいた過去に所以するのか、色々と深い台詞を言ってたりもするのですが、結局のところ本作の魅力は台詞の深みではなく、圧倒的正義による悪人退治に帰結します。
 超強い主人公が超悪い悪人を超やっつける。分かり易くて最高に素敵です。


7月27日(月)

今週の暗殺教室:第149話 結果の時間

今週の粗筋:
 ナイフを囮に格闘技で戦いを挑んだ渚に対し、カルマは自分の負けを宣言する。
 こうして勝負は『殺さない派』に軍配が上がり、鳥間に与えられた1ヶ月をリミットに『殺せんせーを助ける手段』を模索する事になるのだった。

 ナイフを投げた上に抱き着いて殺気も無い、とコンボが続いたのでまたキスでもするのかと思いましたよ、一瞬。
 カルマ君が謎の性癖に目覚めたらどうするのかと。まぁそんな事は無かったぜなんで良かったのですが。

 渚君とカルマ君の決着という意味でも、E組の今後という意味でも綺麗な終わり方だったと思う反面、ここで鳥間が期限を決めたのが少し唐突で驚きました。
 確かに期限を決めずにだらだらやって良い話じゃあ無いですし、この勝負の前にそんな提案をするタイミングも無かったとは思うのですが、そんな折衷案有りなら最初からそれにしても良かったのでは、と。
 まぁ、今回は喧嘩そのものに価値が有ったので良いんですけどねえ。微妙に釈然としない。

今週の僕のヒーローアカデミア:No.52 ヒーロー殺しステインVS雄英生徒

今週の粗筋:
 飯田を助ける為に現れた緑谷は、フルカウルを駆使した戦いでステイン相手に善戦するが、ステインの個性により身体の自由を奪われてしまう。
 その隙にステインが飯田を殺そうとした瞬間、密かに緑谷が呼んでいた轟が参戦するのだった。

 案の定デクを気に入るステインさん。
 彼の理念は、飽くまでも『己の理想』にそぐわないヒーローを消す事なので、相手が理想通りのヒーローならば殺しはしない訳ですね。
 流石はオールマイトが言うところの『思想犯』に該当するヴィラン、一切のブレが有りません。

 そして、いつの間にか炎を解禁していた轟君。
 体育祭終了後、母親と再会した結果は『和解』だったという事なのでしょうか。
 真っ先に現れた点からするとエンデヴァーの事務所に行ったのも確定っぽいですし、決勝戦こそあんな結果でしたが、色々乗り越えて成長したと思われます。
 氷だけでもアレだけ無双した彼が本気で戦った場合、本物のヴィラン相手にどこまで通じるか楽しみです。

今週のワールドトリガー:第110話 “東 春秋”

 唯我の馬鹿キャラっぷりも良かったんですけど、二ノ宮隊のスーツに笑いました。
 何ですかねあのホスト軍団。幾ら動き易いトリオン体だとは言え、スーツで戦うんですか、あの人達。馬鹿過ぎるでしょう、良い意味で。
 早く戦う様が見たいので次回に期待。

 後、風間さんがチョコを食べる姿を笑顔で見守る加古さんが素敵でした。
 この漫画の女性キャラは、独特の魅力が有って良いですね。


7月28日(火)

ゲーム:『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』はPS4と3DSとNX向けで開発

 これはまた予想外のプラットフォーム。
 最新の技術や美麗な画像はPS4で、手軽さと販売数は3DSで、という感じでしょうか。
 それぞれのニーズを考えると実は最適解なのかも知れませんけど、開発の苦労が凄そうですね。

 他の記事を見る限り、PS4は『Unreal Engine 4』を採用している様なので、いずれWindowsにも来そうな気がしています。
 となると、わざわざPS4を購入するよりは、3DSをやりつつWindows版のリリースを待つというのが個人的な最適解になりそうです。

 もう少しPS4に独占タイトルが集まれば、PS4購入の決意も出来るんですけどねえ。まだ弱い。


7月29日(水)

飲酒メモ

  • 本日の理由:息抜き
  • 本日の面々:部下6名と 合計7名
  • 本日の飲酒:カシスオレンジ×1


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