6月11日(日)

映画:マグニフィセント・セブン (原題:The Magnificent Seven)

映画の粗筋:
 委任執行官サム・チザムは、賞金首を仕留めた道すがら、バーソロミュー・ボーグに夫の命と土地を奪われたエマ・カレンに出会い、ボーグへの復讐を依頼される。
 サムは彼女の依頼を引き受けると、志を共にする6人の仲間を集め、住民達と共にボーグを迎え撃つ準備を進めるのだった。
 だが、住民達に大きな戦力は期待出来ない上、ボーグは大群を引き連れて攻めて来たからさぁ大変。

 感想。無骨に見えて結構エンタメ寄りのアクション映画。80/100点。

 本作は、彼の有名な『荒野の7人』のリメイク版です。
 自分はオリジナル版を観た事が無いので(そのまた更にオリジナルの『7人の侍』も観た事が無い)、オリジナル版との比較等は出来ませんが、取り敢えず本作は予想以上に銃!火薬!ナイフ!銃!デンゼル・ワシントン!な映画でした。

 物語自体は、古典のリメイクなので勿論古典的。
 作業員を奴隷の如く扱う、土地を二束三文で買い叩く、教会を燃やす、見せしめに住民を殺す等々、絵に描いた様な悪事を働くボーグとその子分達を、正義に燃える7人がkill them allするだけです。
 小難しい謎や伏線は一切有りません。『わぁ、ボーグ悪いなまた!』からの『因果応報!』を楽しめば良いだけです。

 しかし、全てが古典的かと言うと、そこは今観ても楽しめる様な仕掛けが有ります。
 例えば無駄にキャラクターが濃い7人の侍。
 その顔ぶれは、黒人の委任執行官に、ギャンブル好きの二挺拳銃使い、『死の天使』と呼ばれるスナイパーと、東洋人のナイフ使い、メキシコ人の賞金首に、巨漢の斧使い、そして弓矢使いのネイティブ・アメリカンといった具合。
 マイノリティと言うかコミック的と言うか、それぞれが主役を張れそうな勢いです。

 そんな彼らの戦いは、セット&火薬&スタントマンのフル活用といった昔ながらのアクションで繰り広げられます。
 ガンガンと鳴り響く銃声、炸裂する大量のダイナマイト、バッキバキに壊される自宅や酒場、窓から吹っ飛んで来る死体、2階から落ちて来る死体。
 VFX全開だった『ドクター・ストレンジ』とは全くの正反対ですが、このハリウッド・ウェスタンとでも言うべき独特のアクションは、泥臭い重みが有って良かったです。

 但し、エンターテイメント寄りな作品の為か、ドラマとしての『深さ』は全くと言って良い程有りません。
 先述の仲間達にしても、命懸けの仕事を引き受ける動機が『声を掛けられたから乗りました』程度の薄さなので、彼らに絆が有るのか、また命を張る覚悟が有るのかも曖昧だったりします。
 尺の問題だと思いますけど、住民達との接点も訓練以外では殆ど無いので、最後まで彼らが命を賭ける理由がフワーッとしたままなのが気になりました。
 いや、正確には、1名だけ命を賭ける理由が明示されるのですが、それがまた色々と台無し感が有ってにんともかんとも。

 尚、主人公達の強さ(命中率・回避率・耐久力)が物語の都合で大きくブレるのも特徴的でした。
 ガン=カタをマスターしてるが如く、かなりの至近距離で複数人を相手に無双する事も有れば、どうでも良い攻撃を受けて退場したり、しこたま致命傷を喰らってもまだイケたりします。
 『アクションと台詞回しが面白ければそれで良いだろう、細けぇ事は気にすんな』、という事なのでしょうね。

 ところで、デンゼル・ワシントンなので、劇中何度もデンゼル・ワシントンの渋い顔アップ(無言)を観る事になります。
 何だろう、彼が出て来る映画はこれをしないと駄目な呪いにでも罹っているのかな。

備忘:本日のS.M.A.R.T.

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6月12日(月)

今週のブラック・クローバー:ページ113 魔晶石破壊バトルトーナメント

今週の粗筋:
 1回戦が始まって早々、アスタ達は敵の猛攻に遭う。
 反撃を試みるアスタとミモザだったが、ザクス(仮)の自己中心的な言動に振り回されるのだった。

 いやいやいや……いやいやいや。
 あの場に紫苑の団員は1人もおらんのかえ。
 他の団員は兎も角、紫苑の団員が副団長を知らないのはアレでしょ。と言うか、もう、アレでしょ。

 幸い、魔法帝は気付いている上で放置している様なので、他国のスパイというオチは無さそうですけど、これが普通にスパイだったら魔眼の本拠地に攻め込むどころでは有りません。
 でもまぁ……うん、その可能性を否定出来ないクローバー王国ってどうなんでしょうねえ。

今週のONE PIECE:第868話 “KXランチャー”

今週の粗筋:
 カルメルが行方不明になる現場を見ていたシュトロイゼンは、シャーロットと共に後のビッグ・マム海賊団を築き上げる。
 そして今、暴走したビッグ・マムによりランチャーと鏡は破壊され、ルフィ達はベッジの砦に避難するのだった。

 わぉ、やっぱり普通にカルメル達を食べたんかぇ、ビッグ・マム。
 それを見て面白いと思えるシュトロイゼンが結構怖い。ククククの実は便利そうで良いけれど。

 さて、早めに回想も終わりカメラは混迷のお茶会へ。
 作戦失敗は予想通りですけど、ここでベッジの出して来た奥の手が如何にもな尾田先生デザインで比較的好みです。
 でもきっと壊されちゃうんでしょうねえ。勿体ないなあ。


6月13日(火)

E3 2017の話題:6月13日分

 2017年もE3のシーズン到来。
 いつも通り、4Gamer.netGame*Sparkの記事にリンクしつつ、思った事等を思ったまま書いていきます。

 例年に比較すると、『マジで!?』と驚く様な弾に欠けた印象が有ります。
 映像面では『DRAGON BALL FighterZ』がぶっちぎりでしたけどね。アレで2D風格闘ゲームと言うんだから凄いなあ。


6月14日(水)

E3 2017の話題:6月14日分

 引き続きE3のお話。

 『マリオ』ですねえ。多分買うと思います。いい歳ですけど。面白そうなものを面白がる人間で居たい。


6月17日(土)

映画:オブリビオン (Oblivion)

映画の粗筋:
 時は2077年。月を破壊した異星人『スカヴ』による侵略を退け60年経っていたが、核兵器と天変地異で荒廃した地上に生物は住めず、人類は土星の衛星タイタンへ移住していた。
 そんな中、ドローンの修理とスカヴの監視を任務として地球に残されたジャックとヴィクトリアは、任期終了の間近に宇宙船が墜落するのを目撃する。
 本部の命令を無視して墜落現場へ向かったジャックだったが、そこから予想だにしない出来事に巻き込まれ始めるからさぁ大変。

 感想。特定の場所のビジュアルが鮮明に頭に残る。75/100点。

 任務の邪魔という理由で記憶を消された2人の男女が、人類の去った地球で異星人を監視していたら予想外の事態が起きたでござる、というSF作品。
 SFとしては極めて凡庸で、何処かで観た様な設定やシーンがひたすら続く印象を受けました。
 その為、結構序盤の方から物語の核心に察しが付いちゃいますし、最後まで『これは予想外!』という展開も無しです。
 この作品ならでは、というガジェットも無いので、そういった意味では期待外れだったと言わざるを得ません。

 しかしながら、映像――と言うか、空間の描写が非常に美しく、それについては素直に魅入りました。
 荒廃した地上の対比として描かれる、シンプルでSFチックな天空の監視所。その監視所の更に対比として登場する、湖畔の荒ら屋。
 機能美だけを突き詰めたストイックな監視所と、趣味だけを求めた腕白な荒ら屋は、それぞれ全く別種なのに等しく男心をくすぐる美しさが有ります。
 取り分け前者の、何も無い部屋にたゆたう空模様が反映されていく映像美は圧巻です。あのシーンだけ……いや、あの建物だけをずっと観ていたい。

 個人的には、この映画はアレを観れただけでもBlu-ray代の元が取れたと思っています。
 あの監視所をVRでウォークスルーさせてくれるアプリとか出たら、5,000円でも買っちゃう領域です。それ程綺麗。
 無論、あの荒ら屋も『男の子』的な浪漫が有って良いんですけどね。でも監視所が有ってこその対比としての浪漫だと思うのよ。

 それと、ヴィクトリア役のアンドレア・ライズボローが見せた『何と無く』不安を感じさせる存在感も素晴らしかったです。
 ジャックをどう思っているか、最後までその本音が分からないあの感じ。
 写真のシーンを観る限り、きっと『そう』なんでしょうけど、そこまで視聴者に確信を持たせない絶妙な演技はいぶし銀と言えるのではないでしょうか。
 トム・クルーズは安定してトム・クルーズでしたからね。比較的、固い方のトム・クルーズでしたけど。

 ああ、あの監視所を思い出していたら、猛烈に掃除欲求が高まって来ました。
 明日は大掃除しよう。


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