1月1日(日)
謹賀新年
あけましておめでとう御座います。
2023年も弊サイトを宜しくお願いいたします。
今年の目標
書くだけ書いておけ。
- 趣味について
- 映画は1本/週のペースで60本/年を目標
- ゲームも新しくを5本は遊ぶ
- 年次有給休暇を1〜2日/月程度、計画的に取得する
- サイトについて
- 誤字・脱字・誤変換の撲滅キャンペーンの継続実施
2023年1月のまとめ
映画:シン・ウルトラマン
光の星からやって来たウルトラマンが地球の為に頑張る物語。
監督が描きたいであろうところはガッチリ描き、そうでもないところはパッパと流したり省略するハイテンポな作風が良いですね。『シン・ゴジラ』から更に思い切った感じ。個人的には好きです。
そして噂のメフィラスも凄く良かった。あの如何にも漫画的なキャラ立ちから繰り出される言動の数々が、本作をエンターテイメントたらしめていたと思います。MVPは完全に彼でしょうね。
個人的にはウルトラマンと戦う時の、『Round 1!』と聞こえてきそうな立会も好きでした。
好きと言えば、新解釈ゼットンも大好きです。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の第6使徒(旧ラミエル)の変貌っぷりを観た時の興奮を思い出すというか、発想の凄さ&物語的な絶望感&やり過ぎだ馬鹿(褒め言葉)というワルツで思わず笑顔になるやつ。
あのゼットンすら退ける上に、数十億の知的巨人兵器キャリアを要する星って、誰がそんなところに手を出したいと思うんだろう。あの星を狙うってチャレンジャー過ぎるでしょう。
そんなこんなで、賛否両論っぽい作品ですが自分は楽しめました。
主人公が主人公だけに、ゼットン撃破後のやり取りで『俺という観測者』を思い出したのも面白かったです。
映画:劇場版 呪術廻戦 0
非術師の抹殺を企む悪の呪術師と戦う術師達の物語。
凄い略し方だけれど、嘘は書いていません。口を慎みたまえ。
原作を読んでいるので、展開自体は既知。
アクションシーンの盛りっぷりが凄く、五条とのバトルシーンが追加された分だけミゲルがヤベェ奴になってて笑いました。マジ五条相手に10分ってどうなってるんだ。
後はそうですね、乙骨がちょいちょいシンジ君だなあと思ったのと、完全に展開が分かっていた筈の解呪シーンで泣けたり、夏油もある意味泣けたりしました。
ここで五条がしっかり後処理しておけば、本編はもう少し違った展開も有ったかも知れないけれど、あの過去エピソード読んだ後だとそんなの望むべくもないよなあと思っちゃいますね。仕方ない、全部羂索が悪い。
2023年2月のまとめ
ゲーム:Dead Space
連絡を絶った宇宙採掘星USGイシムラを修理する為、エンジニアのアイザックが乗り込む物語。
遂に出た初代のリメイク版。
この時をどんなに待ちわびた事でしょう。
今は仕事が繁忙なので、少しずつしか遊べていませんが、序盤だけでもう怖いし面白いです。
ちゃんとイシムラが原作のイメージを壊さず今風にリメイクされているだけで嬉しいのですが、アイザックさんが2以降と同じ様に喋っているのが衝撃的。
今からもう、終盤のあの展開どうするんだろうとワクワク感が止まりません。
ああ、早くもっと遊びたい、イシムラで遊びたい。
因みにこのリメイク版、PC版だけの発売となっちゃいましたが日本語字幕がデフォルトで入っています。
遂に公式で日本語版が出た、という事実が最高に嬉しいですね。是非2と3もお願いしたいです。
2023年3月のまとめ
映画:バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
アンブレラ社の陰謀を阻止する為、故郷に戻ったクレアが戦いに巻き込まれる物語。
内容的には、ゲーム版のリメイク版初代と2を足した舞台に、名前だけ同じ全然別のキャラクターを放り込んでゾンビと戦わせてみた。的な感じ。
洋館の雰囲気は原作に近くて良いんですけど、如何せんそこに行くまでがやたら長く、行ってからの展開が早いのが残念ポイント。
色々詰め込み過ぎちゃっている所為で、1つ1つのイベントと言うか要素が物凄く投げ遣りで適当に感じちゃうんですよね。友達扱いしておいて放置かぇ、とか。
もっと洋館のホラーに特化しちゃえば良かったのに、と思います。洋館の出来は本当に良いので。
キャラが別物なのは、良い意味でも悪い意味でも新鮮でしたね。
微妙に役に立たずジルにも振り向いてもらえないクリス、ウェスカーが好きなジル、根は悪くなさそうな小悪党のウェスカー、間抜け枠にされたレオン、物語開始以前に死んでるスペンサー。
ゲーム版を知っている人程、『何でそうなるの』と笑うか怒るかしそうな采配が色んな意味で面白いです。
特に善性を滲ませちゃうウェスカーは斬新でしたね。ギャップ萌えでも狙ってるのかよ、という。
一応、続編を匂わせる終わり方をしましたけど、続編が出るかは相当微妙だろうなあ……。
何で誰も彼も、初代に余計な要素を追加したがるのでしょうね。素直に洋館ホラーから化け物退治を経由して脱出で良いじゃない。そして夢で終わらせないすれば良いじゃない。
映画:パンダコパンダ
女の子が、言語を解するパンダ親子と家族になる物語。
妻が好きな映画という事で一緒に観ました。
最初に書くと、大変後悔しています。自分に合わなかったという意味では無く、これをTVシリーズだと思い込んで観てしまった事にです。
この作品、そもそものテーマに加え昔の作品という事もあってか、人も常識も滅茶苦茶に平和でおおらかで、良い意味で子供っぽい『楽しい世界』が描かれているんですよね。
それはご都合主義とか楽観的とか、そういう大人の目線を持ち出すべきではない絵本的な日常です。
自分は最初、この作品が最低でも24話とか有るTVシリーズだと思い込んでいた為、『まだまだ沢山エピソードは有るし』と普段の映画を観る時程は集中せず観ていた為、まさかの2作品で終了という事実に衝撃を受けました。
お陰で『この愛おしい世界をもう楽しめないの?』という喪失感の凄い事凄い事。パンダコパンダロスです。
小さい頃、『ツインシグナル』の第1巻を読み終わった時も似た様な感じになったっけなあ。
この町の出来事をもっと見せて!ちびシグナルをもっと見せて!と。三つ子の魂百までも。
映画:ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
ティ・チャラを失ったワカンダに、ヴィヴラニウムを求める世界と地上征服を目論む海底王国が迫り来る物語。
タイトルが発表された時の期待を超える内容では無かったかな、というのが素直な感想。
ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマン追悼作品としては悪くないんでしょうけれど、MCUとして観るとこれといって見どころも盛り上がるところも無かったな、と。
リアルと言えばリアルなんですが、シュリが感情的過ぎて、良いシーンでも悪いシーンでも『フォーエバー!』が響かないんですよね。いや、君さっきまでさ、……えぇ?みたいな。
お母様が前作の事まで引っ張り出して来てキレ散らかすリアルさは好きなんですけど、この差は何だろうなあ。
本作で一番面白かったのは上記のお母様ブチギレシーンと、幻影でかつての王が現れるシーンでした。
個人的に彼の事は高く評価していて(やった事とやろうとした事は駄目だけれど)、『実は生きていた彼があの夕日で改心して次期王になる』展開を望んでいた程でした。
シュリはなあ……王の器では無いよ。
映画:ONE PIECE FILM RED
ルフィの幼馴染でシャンクスの娘だった歌姫が歌いまくる物語。
この映画にハマる人が大勢居るのも分かりましたが、自分は全く合いませんでした。
そういう設定だから必然なんでしょうけど、歌が多過ぎるし1曲1曲が長過ぎる。
少し会話→歌開始→少し会話→歌開始という感じで歌いまくる上、1回歌い始めると最後まで歌うのが悪い意味で衝撃的でした。サビまでとかじゃく、マジで最後まで歌うんかぇ!?と。
自分は地上波で流されるCM付きの映画を除き、映画を観る時の姿勢として『視聴中は一切他の事をせずにスクリーン(or 画面)に集中する』事を心掛けて来たのですが、今回だけはスマホ弄りながらじゃないと無理でした。
詰まらないという話ではなく、『合わなかった』という話です。歌が好きだったり気にならない人には面白い作品なんだ考えます。
そんな自分でも、終盤の魔王戦は『これ映画でやって良かったの?』という位に盛り上がって楽しかったです。
尤も、唐突に出て来たルフィの幼馴染より、この期に及んで悪魔の実でも空想科学でも動植物の変異でもない、『魔王』とかいう完全に新しい概念がヌルッと出て来たのには大層驚きましたけども。
ONE PIECE世界は、どこまでが常識と許容されていて、どこから仮想扱いなのか未だに良く分からないですね。
ゲーム:Dead Space
Impossibleまでクリアしました。
いやはや、面白かった。もう本当に満足した、という一言に付きます。
他作品を持ち出すのもアレですけど、『BIO HAZARD RE:2』並に素晴らしいリメイクでしたね。
原作の体験を損なう事なく強化された映像と表現力、深掘りされたキャラクター達やその関係性、巧いアレンジで見直しや補完されたセリフや各種イベント等々。
ユーザーが『リメイク』に求めるものを、高い品質でまとめて提供された感が最高です。
ホラーTPSとしての面白さは言わずもがな。
暗い・狭い・汚いの三拍子が揃ったイシムラで、空気と音と演出の三拍子が揃った恐怖感と、グロい・強い・殺意の三拍子が揃ったネクロモーフが襲撃して来る訳ですよ。
そんな次々起こる恐怖やトラブルに、多種多様な武器とアイディアで対応していくのがディ・モールト良い。
参考までに、オリジナル版との違いをネタバレにならない範囲で軽く紹介しておきます。
もし購入を迷っている方が居れば、参考にしてみてください。
- アイザックさんを含めて全員顔立ちが変更。
- 特に顕著なのはジョンストンで、顔立ちどころか性別も男性から女性に変更。
- カイン博士もダイエットとアンチエイジングに成功した感。
- アイザックさんが2以降と同じく喋る様になり、能動的にあれこれ提案・実行するシナリオに変更。
- お使い感が減り、アイザックさんの頼もしさがアップ。
- チームで連携して行動している感もアップ。
- 一方で指示役だったハモンドは出番が減り、支援役のケンドラのセリフが大幅に増加。
- お陰で後々の展開が……
- チェンは違う意味で出番が増えて、違う意味で大活躍。
- ジェイコブ・テンプルとエリザベス・クロスの出番も大幅にアップ。
- エリザとは会話まで出来るよ!
- 映像ログでニコールの即席を追える様になり、彼女の行動やマーサーの悪行を追体験可能に。
- ノード部屋がノード無しで入れる様に変更。
- 無重力空間が2以降の操作に変わり、使い辛かったグラビティジャンプは廃止に。
- 唐揚君(弾正)とガーディアンの叫び声が、少し大人しめなものに声変わり。
- ADSキャノン(イシムラシューティング)が大幅に刷新され、遊び易いシステムに変更。
- ヴァラーの放射性物質除去イベントが、核弾頭除去に変更。
- 終盤のマグロ運送が手動キネシスからほぼオートに変更。
- 終盤の『ニコールがそんな状況だったのに誰が操作してたの?』問題がキレイに解決。
- 殆どのキャラが退場シーンに変更や追加有り。
- 裏切者が、一寸したシーンやセリフが追加された影響でザマーミロ感が無くなって辛い……
- 何だかんだで死地を生き抜く中でお互い絆されてたんじゃないかな感。
- 2周目でコレクターアイテムを全部集めると、まさかのifエンドが追加。
- もっと色んなED追加してくれて良いのよ。
こんな感じで、原作に準拠しつつもポジティブな方向に結構変わっています。
TPS的には、無重力空間とADSキャノンの見直しが凄く良かったですね。
シナリオ的には、アイザックさんが喋る事によるドラマの追加が見事でした。
喋らないからこその、原作のあのネタバラシも印象的でしたが、喋っていても十分面白い。
本作とRE:2はゲームリメイクのお手本として、広くゲーム業界に浸透するべきですね。
こういうので良い、じゃなく、こういうのが良いのよ、こういうのが。
日記ログ
2004年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2005年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2006年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2007年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2009年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2011年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2012年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2013年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2014年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2015年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2016年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2017年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2018年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2019年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2020年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2021年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2022年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2023年:1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月